JP2000217930A - 手持ち導子とこれを用いた低周波治療器 - Google Patents

手持ち導子とこれを用いた低周波治療器

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JP2000217930A
JP2000217930A JP11021394A JP2139499A JP2000217930A JP 2000217930 A JP2000217930 A JP 2000217930A JP 11021394 A JP11021394 A JP 11021394A JP 2139499 A JP2139499 A JP 2139499A JP 2000217930 A JP2000217930 A JP 2000217930A
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Japan
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electrode
low
hand
held
grip
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JP11021394A
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English (en)
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Takeshi Yasushiro
武 保城
Susumu Nagayasu
進 長安
Kijuro Tanida
亀寿郎 谷田
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LONG KK
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
LONG KK
Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者が簡単に患部に移動させることができる
電極部を有し、かつ患部への押圧力を自由に調節するこ
とができる手持ち導子とこれを用いた低周波治療器を提
供する。 【解決手段】 低周波電流によって生体に刺激を与える
低周波治療器1に使用される手持ち導子2であり、棒状
体を湾曲して釣針形状にした手持ち電極器具5と、その
先端に装着して患部に接触させる電極部6と、根元部に
は患者自身により該電極部6の患部への押圧力を変える
ことができるようにした把持部7を設けた構成からな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は手持ち導子とこれ
を用いた低周波治療器に関し、より詳しくは低周波通電
によって生体に刺激を与え麻痺や疼痛に治療に効果のあ
る低周波治療器に接続する手持ち導子であり、患者が簡
単に患部に移動させる電極部と、患部への押圧力を変え
ることができる手持ち導子とこれを用いた低周波治療器
に関する。
【0002】
【従来の技術】低周波電流によって生体に刺激を与え、
麻痺や疼痛に治療効果を示すものとして低周波治療器が
知られいる。ここで使用される電極は治療法により導電
性平板電極、湿性平板電極、SSP電極(Silver
Spike Point Electrode)と言
われている銀メッキしたスパイク状の三角円錐形電極、
また鍼電極等が知られている。
【0003】従来の治療法では、通電する前に予めこれ
らの各種電極を治療患部に吸引、粘着、またはシ−ルで
固定し、患者の反応の確かめながら通電し、徐々に出力
を増加させ、患者の指定した出力に調節して治療をして
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通電
後、治療患部を若干変動して欲しい場合があっても、電
極が治療患部に吸引、粘着、またはシ−ルで固定されて
いるところから、患者の意思により自由に電極を移動さ
せることが出来なかった。また、刺激に慣れて物足りな
くなり、患者自身が出力を上げたい場合、また逆に通電
後、時間の経過により生体が通電しやすくなって刺激を
強く感じ、患者自身が出力を下げたいと感じたときに
も、同様に電極を移動させることが出来なかった。これ
らの要求に対処するためには、低周波治療器側で調節し
なければならなかった。
【0005】本発明はこのような問題点を改善するもの
であり、患者が簡単に患部に移動させることができる電
極部を有し、かつ患部への押圧力を自由に調節すること
ができる手持ち導子とこれを用いた低周波治療器を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本願の請求項1記
載に発明は、低周波電流によって生体に刺激を与える低
周波治療器に使用される手持ち導子であり、棒状体を湾
曲して釣針形状にした手持ち電極器具と、その先端に装
着して患部に接触させる電極部と、根元部には患者自身
により該電極部の患部への押圧力を変えることができる
ようにした把持部を設けた低周波治療器の手持ち導子で
あり、上記釣針形状にした電極器具の先端に装着した電
極部を患者自身によりその患部に自由に接触させること
ができ、また患者自身により患部への押圧力を自由に調
節することができる。
【0007】本願の請求項2記載に発明は、把持部には
感圧導電ゴムを介在させ、把持部のグリップ力を調節す
ることにより電極部への通電量を制御した低周波治療器
の手持ち導子にあり、患者自身が把持部のグリップ力を
調節することにより電極部への通電量を調節して刺激感
を変えることができる。
【0008】本願の請求項3記載に発明は、低周波電流
によって生体に刺激を与える刺激器とこれに接続した導
子からなる低周波治療器において、上記刺激器に接続さ
れる導子の一つに、棒状体を湾曲して釣針形状にした手
持ち電極器具と、その先端に装着して患部に接触させる
電極部と、根元部には患者自身により該電極部の患部へ
の押圧力を変えることができるようにした把持部を設け
た手持ち導子を用いた低周波治療器にあり、上記釣針形
状にした電極器具の先端に装着した電極部を患者自身に
よりその患部に自由に接触させることができ、また患者
自身により患部への押圧力を自由に調節することができ
る。
【0009】本願の請求項4記載に発明は、手持ち導子
の把持部には、感圧導電ゴムを介在させ、把持部のグリ
ップ力を調節することにより電極部への通電量を制御し
た低周波治療器にあり、患者自身が把持部のグリップ力
を調節することにより電極部への通電量を調節して刺激
感を変えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る手持ち導子を
用いた低周波治療器の全体図であり、図2は手持ち導子
の把持部の断面図である。低周波電流によって生体に刺
激を与える低周波治療器1は、一定電流で高負荷パルス
と低負荷パルスとを交換するパルスを発生する刺激器4
の手持ち導子2を、他方に導電性平板電極、湿性平板電
極、SSP電極から選ばれる導子3をリード線を介して
それぞれ接続している。この導子3については、特に限
定されるものでは必要はなく、例えば導電性平板電極と
しては、天然ゴム、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブ
タジエン共重合ゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、
EPDM、水素化ニトリルゴム、シリコンゴムなどのゴ
ムにカ−ボンブラック、グラファイト、金属粉末などの
導電性粉末物、オイル等を分散させ硫黄加硫、パーオキ
サイド架橋したものである。
【0011】上記手持ち導子2は棒状筒体を湾曲して釣
針形状にした手持ち電極器具5と、その先端に装着して
患部に接触させる電極部6と、そして根元部には患者自
身により該電極部6の患部への押圧力を変えることがで
きるようにした把持部7を備えている。上記手持ち電極
器具2はその棒状筒体の中に刺激器4に接続された導線
8を入れ、その端部を電極部6に接続している。
【0012】電極部6は、例えば導電性平板電極が好ま
しく、天然ゴム、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタ
ジエン共重合ゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、E
PDM、水素化ニトリルゴム、シリコンゴムなどのゴム
にカ−ボンブラック、グラファイト、金属粉末などの導
電性粉末物、オイル等を分散させ硫黄加硫、パーオキサ
イド架橋したものが使用される。
【0013】一方、把持部7は患者自身が握りしめ、そ
のグリップ力によって低周波治療器1からの通電量を調
節できる。このため、把持部7は、図2に示すように、
球体状の非導電性のポリエチレン、ポリプロピレン、ナ
イロンなどの合成樹脂、繊維状物からなる保護材10の
内部に導線8に接続された感圧導電性ゴム11を内包固
定している。球体状の保護材10は先部が割れて分離し
ており、患者のグリップ力で感圧導電性ゴム11を変形
させて通電量を調節可能にしている。しかし、上記把持
部7には感圧導電性ゴム11を介在する必要はなく、単
に保護材10だけでもよい。
【0014】上記の感圧導電性ゴム11は、天然ゴム、
ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン共重合ゴ
ム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、EPDM、水素化
ニトリルゴム、シリコンゴムなどのゴムにカ−ボンブラ
ック、グラファイト、金属粉末などの導電性粉末物を均
一に分散させたものであり、押圧力や引張力の大きさに
より電気抵抗値が変化するものであればよい。また、感
圧導電性ゴム11は発砲体であってもよい。
【0015】しかして、患者が上記手持ち導子2を使用
する場合、まず導子3を所定の場所にしっかりと粘着固
定した後、手持ち導子2の把持部7を持って先端に装着
した電極部6を患部に接触させるが、このとき手持ち導
子2が特有の釣針形状になっているために、患者自身に
より電極部6の患部への押圧力を自由に調節することが
でき、また電極部6を自由に移動させることもできる。
更に、把持部7に感圧導電ゴム11が介在している場合
には、図2の矢印に示すように患者自身により把持部を
変形してグリップ力を調節することにより感圧導電ゴム
11の電気抵抗値を任意に変えることができ、これによ
り電極部6への通電量を制御した低周波治療器の手持ち
導子2にすることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本願の請求項1および3記
載の発明は、棒状体を湾曲して釣針形状にした手持ち電
極器具と、その先端に装着して患部に接触させる電極部
と、根元部には患者自身により該電極部の患部への押圧
力を変えることができるようにした把持部を設けた低周
波治療器の手持ち導子とこれを用いた低周波治療器であ
り、上記釣針形状にした電極器具の先端に装着した電極
部を患者自身によりその患部に自由に接触させることが
でき、また患者自身により患部への押圧力を自由に調節
することができる効果がある。
【0017】また、本願の請求項2および4記載の発明
は、把持部には感圧導電ゴムを介在させ、把持部のグリ
ップ力を調節することにより電極部への通電量を制御し
た低周波治療器の手持ち導子これを用いた低周波治療器
であり、患者自身が把持部のグリップ力を調節すること
により電極部への通電量を調節して刺激感を変えること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手持ち導子を用いた低周波治療器
の全体図である。
【図2】図1における手持ち導子の把持部の拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 低周波治療器 2 手持ち導子 3 導子 4 刺激器 5 手持ち電極器具 6 電極部 7 把持部 8 導線 10 保護材 11 感圧導電性ゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷田 亀寿郎 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内 Fターム(参考) 4C053 BB01 BB22 BB23 BB36 JJ01 JJ06 JJ08 JJ14 JJ22 JJ24 JJ27

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低周波電流によって生体に刺激を与える
    低周波治療器に使用される手持ち導子であり、棒状体を
    湾曲して釣針形状にした手持ち電極器具と、その先端に
    装着して患部に接触させる電極部と、根元部には患者自
    身により該電極部の患部への押圧力を変えることができ
    るようにした把持部を設けたことを特徴とする低周波治
    療器の手持ち導子。
  2. 【請求項2】 把持部には感圧導電ゴムを介在させ、把
    持部のグリップ力を調節することにより電極部への通電
    量を制御した請求項1記載の低周波治療器の手持ち導
    子。
  3. 【請求項3】 低周波電流によって生体に刺激を与える
    刺激器とこれに接続した導子からなる低周波治療器にお
    いて、上記刺激器に接続される導子の一つに、棒状体を
    湾曲して釣針形状にした手持ち電極器具と、その先端に
    装着して患部に接触させる電極部と、根元部には患者自
    身により該電極部の患部への押圧力を変えることができ
    るようにした把持部を設けた手持ち導子を用いたことを
    特徴とする低周波治療器。
  4. 【請求項4】 手持ち導子の把持部には、感圧導電ゴム
    を介在させ、把持部のグリップ力を調節することにより
    電極部への通電量を制御した請求項3記載の低周波治療
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2459773A (en) * 2008-05-06 2009-11-11 Nat Ct For Pelvic Pain Res Dev J-shaped electrode for applying pressure point therapy and electrotherapy to the pelvic floor
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