JP2000216684A - デ―タ伝送装置及び方法 - Google Patents

デ―タ伝送装置及び方法

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JP2000216684A
JP2000216684A JP1408699A JP1408699A JP2000216684A JP 2000216684 A JP2000216684 A JP 2000216684A JP 1408699 A JP1408699 A JP 1408699A JP 1408699 A JP1408699 A JP 1408699A JP 2000216684 A JP2000216684 A JP 2000216684A
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、衛星を使った音楽配信システムを構
築する際に素材登録の作業効率高め、保有効率を高め、
拡張性に富んだデータ伝送装置及び方法を提供する。 【解決手段】 例えばテープストリーマのデータ保存部
405にPCMディジタルデータで記憶させておく。放
送に必要なPCMディジタルデータを例えば保有サーバ
404のハードディスクのデータ記憶部406に記憶さ
せておく。予め保有サーバ404のデータ記憶部406
からデータ変換部402にPCMデータを転送し、デー
タ変換部402でPCMデータをMUSICAM形式や
ARAC形式のデータに変換し、この変換されたデータ
をデータ記憶部406に返す。ディジタルデータの送出
を行なう前に、データ記憶部406からのMUSICA
MやATRAC形式のデータをデータ送出部407に送
り、データ送出部407によりディジタルデータを送出
する。放送終了後、データ記憶部406のデータは削除
し、データ保存部405にPCMディジタルデータで保
存しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同期型放送サー
ビスにより音楽データを衛星を用いて配信するような放
送システムに用いて好適なデータ伝送装置及び方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送は地上波を伝送媒体と
して始まり、その後、ケーブル、衛星とその伝送媒体を
広げている。また、その変調方式は長い間アナログ方式
で行われている。しかし、近年、MPEG(Moving Pic
ture Experts Group)方式を代表とするディジタル方式
の帯域圧縮技術が確立したことから、テレビジョン放送
は、衛星、ケーブル、地上波、全ての伝送媒体において
ディジタル方式に変わろうとしている。アナログ方式の
テレビジョン放送においても帯域圧縮技術と組み合わせ
ることにより伝送効率を上げることが試みられたが、広
く普及していない。それに比べてディジタル方式のテレ
ビジョン放送における帯域圧縮技術は、非常に高い伝送
効率を得ることが可能になったため、近年、急速に発展
してきている。
【0003】1つの例として衛星テレビジョン放送があ
げられる。一般的な放送衛星、通信衛星の1トランスポ
ンダ(中継器)の伝送帯域は27MHzである。このト
ランスポンダでSDTV(Standard Definition TV)をア
ナログのFM変調で伝送する場合は実用的には1つのテ
レビジョン放送しか中継できない。しかし、同じ27M
Hzの伝送帯域をもつトランスポンダでディジタルのQ
PSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調で伝送
する場合は、制御符号等の冗長分を差し引いても、情報
伝送可能な容量は約24Mbps(回線設計により異な
る)確保できる。このため、SDTVをMPEG2方式
によるディジタルで4Mbpsに圧縮した場合は、6チ
ャンネルのテレビジョン放送を中継することができる。
【0004】また、ディジタル方式の音楽信号も、同様
に、帯域圧縮技術と組み合わせることでより高い伝送効
率が得られる。このため、ディジタル方式を用いると、
音楽放送も同様に効率的に行える。同じ衛星帯域を使っ
て24Mbpsの情報伝送容量で、音声をMPEG(こ
の場合、MPEG1 Layer 2 = MUSICAM 以下、MUSICAM 方式
と呼ぶ)を使って192kbpsに圧縮した場合には1
トランスポンダで125チャンネルの音声放送を中継す
ることができる。
【0005】さらに、ディジタル方式においてはエラー
訂正技術を組み合わせることによって、伝送路における
歪みの影響を殆ど受けずに忠実に送信側の品質が伝達さ
れる長所がある。
【0006】このように帯域圧縮技術、エラー訂正技術
と組み合わせたディジタル放送が主流となる中で、映
像、音声以外のディジタルデータを放送することによっ
て新しい放送サービスの形態を創造することができるよ
うになってきている。1つは独立型データ放送と呼び、
例えばパソコンのゲームのプログラムを放送するといっ
たもので、データのみを放送するものである。もう1つ
は映像番組、もしくは音楽番組とデータ放送がリンクし
た同期型データ放送である。この同期型データ放送はM
HEG(Multimedia and Hyper Information Coding Ex
perts Gruop )方式を代表とするGUI(Graphics Use
r Interface )を提供する技術を使い、映像もしくは音
楽番組を視聴しながら、そのサービスに同期したデータ
を放送するものである。
【0007】このような同期型データ放送のサービスと
して本願出願人はEBSサービスを提案している。な
お、音楽データを電子的に配信するシステムを総称して
EMD(Electric Music Distribution) サービスと呼
び、その放送システムをEBS(EMD Broadcasting Syst
em) と呼ぶ。EBSサービスの概要は図5に示す通りで
ある。
【0008】これは衛星を使った音楽配信チャンネルで
テレビを見ながら、音楽をダウンロードして購入するこ
とができるものである。まず、受信機(IRD:Integra
tedReceiver Decoder)でこのEMDチャンネルを選択
すると図5のように映像が現れる。501に示した画面
の一部分に映像(動画像)が映し出され、その廻りの部
分502にMHEGを使ったGUI画面(一般的には静
止画像)が現れる。この画面501の映像をメイン映像
と言う。この新しいサービスを受けることのできない従
来のIRDではこの画面501部分のみが画面に映し出
される。この時の再生音声はメイン映像に付随する音声
であり、メイン音声という。このMHEGによるGUI
画面には、この時IRDにより購入可能な10曲の音楽
のリスト503が表示される。さらに、これらの音楽毎
の画像、歌詞、その他テキストによる情報504が表示
される。
【0009】視聴者はこの番組を見ながら、購入するこ
とができる音楽の情報を知る。一般的にはメイン映像番
組はこの売りに出される音楽に関係している場合が多
く、例えばEPG(Electric Program Guide)の番組枠で
1時間の「今週のベスト20曲」となっており、前半の
30分間で今週のベスト20位から11位の10曲を紹
介し、後半30分間今週のベスト10位から1位を紹介
している。視聴者はこのメイン映像を見て、購入したい
音楽を試聴することができる。それはGUIのその音楽
に該当する場所をIRDのポインタで指し示すことによ
ってIRDでその音楽が再生され、ある一定時間の試聴
が可能である。さらにこの試聴期間中に音楽と同時にダ
ウンロードすることができる。画像、歌詞、テキストデ
ータも表示される。音楽の購入(ダウンロード)は、図
5中、ボタン505をクリックすることによって行われ
る。
【0010】音楽の購入(ダウンロード)には2つの方
法がある。1つは音楽を実時間でアナログ端子、もしく
はPCM(Pulse Code Modulation)のディジタル端子
を使ってテープレコーダやDAT(Digital Audio Tape
Recoder)、MD(Mini Disc )等の録音機器に録音す
る場合である。この場合の音楽の購入(ダウンロード)
手順は以下のようになる。
【0011】1.録音機器をIRDに接続し、録音スタ
ンバイ状態で待つ。
【0012】2.IRDのGUI画面で購入手続きをす
る。
【0013】3.IRDのGUI画面にて音楽が始まる
までのタイミングを知る。
【0014】4.そのタイミングを見ながら音楽の始ま
る直前で録音機器を録音状態にする。
【0015】このようにアナログ端子叉はPCMのディ
ジタル端子を使って記録を行う場合、一般的には通常の
録音機器で録音することを前提とするので、実時間(4
分の音楽は4分間)かけて録音する。倍速ダビング機能
をもつ録音機器にダウンロードする場合は倍速度(4分
の音楽は2分間)で録音させることも可能である。
【0016】もう1つの方法は互いの制御可能なインタ
フェース、例えばIEEE−P1394規格のインタフ
ェース端子を持つ記録機器(この場合、MD等の音楽機
器に限らずPC等の装置でも良い)にダウンロードする
場合である。この場合の音楽の購入(ダウンロード)手
順は以下のようになる。
【0017】1.記録機器をIRDに接続し、記録スタ
ンバイ状態で待つ。
【0018】2.IRDのGUI画面で購入手続きをす
る。
【0019】3.記録のタイミングはこのインタフェー
スで自動的に記録される。
【0020】この方法の特徴は音楽をベースバンドに復
号することなく、記録先のデータ形式に合わせてダウン
ロードすることができることであり、さらにデータとし
て送ることによって音楽の実時間に関係しない伝送速度
でダウンロードすることが可能である。例えばMDの記
録方式であるATRAC(Adaptive Transform Acousti
c Coding)記録方式データを復号せずに、このままAT
RACデータをダウンロードする。データ伝送速度は約
4倍速(4分の音楽は1分間)であり、短時間で音楽の
購入が可能である。
【0021】同時に音楽ダウンロードに付随してJPE
G(Joint Photographic Experts Group)による画像
や、歌詞、テキストデータもダウンロードする。また、
これらの音楽以外のデータは全て音楽に同期したタイミ
ング信号を持ち、音楽に合わせてプレゼンテーションで
きるようになっている。その1例は歌詞であり、その文
字が音楽に合わせて表示できるようになっている。
【0022】図6はEMDサービスのコンポーネント構
造を示したものてある。図6に示すように、EMDサー
ビスにはメインサービスとサブサービスという概念が存
在する。メインサービスは4つのコンポーネント(TV
映像、TV音声、GUI用MHEGデータ、予約用MH
EGデータ)から成り、IRDのリモコンからチャンネ
ル番号を直接入力することで選曲が可能となる。
【0023】4つのコンポーネントはまとめて1つのE
CM(Entitlement Control Message )で括られてお
り、視聴形態はFLAT契約とされている。イベントの
単位はEPGの単位と同一で、この例では1時間であ
る。1時間の内、前半と後半のようにGUI用MHEG
の表示内容を変えることも可能であるが、メインサービ
スのイベントIDの変化はしない。予約用MHEGデー
タは今後1週間以内に放送される予定の楽曲を購入予約
するためのGUIを提供する。表示内容は1日1回更新
する。
【0024】サブサービスは楽曲ダウンロード用のサー
ビスで、例えば最大10サービスとされている。視聴者
からは直接見えない隠れたサービスでEPGにもNIT
(Network Information Table )にもこのサービスID
はのらない。また、IRDのリモコンからダイレクトに
選曲することもできない。
【0025】図7に示すように、サブサービスのコンポ
ーネント構成やPID(Packet ID)は、SMT(Sub-P
rogram MapTable)というPMT(Program MapTable)
と同じ形式のテーブルに記述されている。SMTのPI
Dは、メインサービスのPMT内のlinkage _descript
or( ) で記述されている。
【0026】サブサービスに属するコンポーネントは以
下の3 つである。
【0027】1.MPEG Audioデータ(楽曲試
聴/購入用。1倍速。) 2.ATRACデータ(楽曲ダウンロード用。4倍
速。) 3.音声付加情報 MPEGオーディオデータとATRACデータとはまと
めて1つのECMで括られており、視聴形態はIPPV
(Impulse Pay Per View)契約とされている。ECMの
単位はEPGの単位(1時間)ではなく、例えばそれを
前半・後半の2つに分けた単位(この場合30分)とする
ことも可能である。音声付加情報に関しては、ノンスク
ランブルとされている。音声付加情報には曲の経過時間
に関する情報が流れており、購入する以前この時間情報
が読み取れようにするためである。
【0028】図6に示すように、1 イベント内では同じ
曲が繰り返し流されている。サブサービスの数は例えば
最大10個とされているので、1 イベント内に流せる曲
数は最大10曲である。従って1イベント(1時間)で
は20曲流せることになる。
【0029】一度購入するとそのイベント内(この場合
30分間)は鍵が開き続けるので、1 曲の料金で同じ曲
を何度もダウンロードできてしまう。そこで、同じ曲は
1度しかダウンロードできないような機能を受信機に盛
り込んでいる。
【0030】上述のように衛星を使って音楽データを配
信するようなサービスでは、音楽素材はそのままでは情
報量が多いため、MUSICAM方式で圧縮される。ま
た、ダウンロード用の音楽データはATRAC方式で圧
縮される。
【0031】このように音楽データを圧縮して送信する
システムは、従来、音楽素材のデータを圧縮して保有サ
ーバに送り、保有サーバからのデータを転送系のシステ
ムに転送している。また、この音楽データを保存する場
合にはデータが圧縮された形で保存されている。
【0032】つまり、図8は、このようなシステムを実
現する場合の従来の音楽放送システムの編成系のサブシ
ステムの構成を示すものである。図8の編成系サブシス
テムにおいて、番組編成端末601で作成された編成表
ファイルは、ネットワーク609を通じて、保有サーバ
605に送られると共に、素材登録/検聴端末602、
データ送出部607へ送られる。
【0033】編成上必要な音楽情報は素材登録/検聴端
末602が編成表から素材収録候補をリストアップし、
素材登録を行う。素材登録とは素材再生装置603であ
るCDプレイヤーから音を再生し、高能率符号化復号化
装置604によって例えばMUSICAM形式に変換す
る。変換されたMUSICAM形式ファイルは素材登録
/検聴端末602のローカルディスクに一旦蓄積され
る。その後、このMUSICAM形式ファイルは保有サ
ーバ605へ転送される。
【0034】保有サーバ605へ送られたMUSICA
M形式ファイルはデータ保有部606に保存される。そ
の後、素材登録/検聴端末602のローカルディスクに
データ保有部606に保有されたMUSICAM形式フ
ァイルをロードし、高能率符号化復号化装置602によ
って音楽を再生して、取り込まれたMUSICAM形式
ファイルに異常がないかどうか、また音楽前後の無音時
間が適切かどうかなどの検査(音源検聴)を行う。音楽
の前後が切れていたり、音のレベルを変える等の不都合
が生じた場合はもう一度、前述の素材登録作業をやり直
す。
【0035】この一連の素材登録にはCDプレイヤーか
ら実時間をかけて音楽を再生しながら素材登録/検聴端
末602のローカルディスクに蓄積し、その後、ネット
ワーク609を通じて保有サーバ605のデータ保有部
606に一旦保有し、さらに、ネットワーク609を通
じて素材登録/検聴端末602のローカルディスクに戻
し、高能率符号化復号化装置604によって実時間かけ
て音楽を再生して検聴を行う。このように素材登録には
膨大な時間がかかる。
【0036】この検聴を終え、チェック済みのMUSI
CAM形式ファイルは再びデータ保有部606へ送られ
る。データ保有部606は保有サーバ605に接続され
たハードディスク装置であり、可能な限り保有をし続け
る。そのために限られた蓄積部に多くの音楽コンテンツ
を保有しておく場合に音楽情報の性質を利用した高能率
符号化方式で変換しておくことが有利であり、しかも、
送出形式と同じ形式で蓄積しておくことが望ましい。
【0037】例えば、5分間の音楽の場合、PCMファ
イルでの情報量は 44.1kHz ×2(channel)×16(bit) ×60(sec) ×5(min)÷
8(bit)=52.92Mbyte であり、MUSICAM形式で256kbpsに高能率
符号化変換すると、 256kbps ×60(sec) ×5(min)÷8(bit)=9.6Mbyte となり、約1/6の蓄積効率が得られる。
【0038】データ送出部607は放送の例えば3日前
になって編成表にある3日先の音楽素材を検出し、ネッ
トワーク609を通じて保有サーバ605のデータ保有
部606に蓄積されているMUSICAM形式データフ
ァイルをデータ送出部607内のローカル蓄積部にコピ
ーする。データ送出サーバ607は放送の3日前にこの
操作を完了しているので、データ送出部507内の送出
サーバはローカル蓄積部から送出に必要なMUSICA
M形式データファイルを適時読み出して、MPEG2シ
ステムズで規定されているPES化、TSパケット化、
多重化等の処理を行い、出力部608より送出する。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来で
は、保有サーバ605のデータ保有部606に音楽素材
のデータを圧縮して保有している。このような従来の構
成では、以下のような問題がある。
【0040】音楽を再生しながらの登録作業を行ない、
これをMUSICM形式に圧縮して保有サーバに送るた
め、音楽の頭出し、レベルの調整など事前準備に手間が
かかる。
【0041】実時間をかけて素材登録をする必要があ
り、一旦ローカルディスクに蓄積した後、ネットワーク
を通じて保有サーバへ転送していたために時間がかか
る。
【0042】また、保存されたデータ再利用する際に
は、検聴作業のために保有サーバからネットワークを通
じて一旦ローカルディスクにMUSICAMのデータ蓄
積した後これをPCMデータに変換して音楽を再生する
必要があるために時間がかかる。これら登録・ 検聴作業
には熟練者でも5分間の音楽として準備に5分間、素材
登録に5分間、ネットワークによる転送に往復5分間、
検聴作業に5分間として20分間は要している。
【0043】また、同じ音楽であってもN(Nは整数)
種類の送出形式(例えば256kbps,192kbps,128kbps 等送
出レートが異なる) があるシステムでは、素材登録、検
聴はそれぞれ行う必要がある。このために作業時間はN
倍必要である(登録作業時間の問題)。
【0044】また、このようにN種類の送出形式を必要
とするシステムでは保有サーバのデータ保有部の保有容
量はそれぞれの送出形式分を確保しておかねばならず、
多くの容量を必要とする。圧縮して保有効率を上げても
N種類分のファイル保有が必要となる(保有容量の問
題)。
【0045】さらに、今度の技術進歩により、例えばさ
らに高能率な符号化方式が実現された場合の送出方式の
変更や追加に関しては対応が困難である(システムの拡
張性の問題)。
【0046】したがって、この発明の目的は、素材登録
の作業効率高め、保有効率を高め、拡張性に富んだデー
タ伝送装置及び方法を提供することにある。
【0047】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1の形式
によりディジタルデータを保存しておくディジタルデー
タ保存手段と、送出するディジタルデータを記憶してお
くディジタルデータ記憶手段と、第1の形式のディジタ
ルデータを圧縮して第2の形式のディジタルデータに変
換するデータ変換手段と、ディジタルデータの送出を行
なうデータ送出手段とを備え、送出するディジタルデー
タを第1の形式でディジタルデータ保存手段に保存させ
ると共に、送出するディジタルデータをディジタルデー
タ記憶手段に第1の形式で記憶させ、予め第1の形式の
送出するディジタルデータをディジタルデータ記憶手段
からデータ変換手段に送り、データ変換手段で送出する
ディジタルデータを第2の形式のディジタルデータに変
換して、ディジタルデータ記憶手段に返し、ディジタル
データの送出を行なう前に、第2の形式のディジタルデ
ータとされた送出するディジタルデータをディジタルデ
ータ記憶手段からデータ送出手段に送り、データ送出手
段により第2の形式のディジタルデータを送出するよう
にしたデータ送出装置である。
【0048】保有サーバにはPCMデータで音楽素材デ
ータを送れば良いので、登録作業を行なう際に音楽の頭
出し、レベルの調整など簡単である。
【0049】前もって保有サーバからPCMデータをデ
ータ変換部に送り、保有サーバからデータ送出部に圧縮
されたデータを送り、保有サーバが転送を制御している
ので、転送の時間が少なくてすむ。
【0050】また、データ保存部にはPCMデータで音
楽データが保存されるため、この音楽データを再利用が
簡単である。
【0051】また、PCMデータで音楽データが保存さ
れるため、複数種類の送出形式があるシステムでも、素
材登録や検聴は一回で良く、登録作業が簡単である。
【0052】また、PCMデータが音楽データが保存さ
れ、データ変換部を複数の圧縮方式に対応させること
で、複数の種類の送出形式を必要とするシステムでも、
簡単に対応できる。
【0053】今後の技術進歩により、例えばさらに高能
率な符号化方式が実現された場合にも、データ変換装置
を交換するだけで対応できる。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用
されたEBSシステム100の構成を示すものである。
この発明が適用されたEBSシステム100は、アーカ
イブサブシステム、保有系サブシステム、音源変換サブ
システム、送出系サブシステム、監視系サブシステム、
アラーム系サブシステム、編成系サブシステム、業務系
サブシステム、GUI系サブシステムからなるサブシス
テムから構成されている。
【0055】図1において、101はアーカイブサブシ
ステムを実現するためのものである。アーカイブシステ
ム101は、PCM音楽データを大容量保管するための
システムである。これは複数本のカセットテープにディ
ジタル記録するテープ媒体を物理的にカートで管理する
記録装置101aと、その大容量のファイルを階層化管
理するソフトウェアを起動する階層化管理サーバ101
bから成る。
【0056】アーカイブサブシステム101の総記録容
量は例えば5.4テラバイトで、完全2重記録すること
でユーザ記録容量は2.7テラバイトである。2重記録
の目的は万一記録媒体(テープ)が破損した場合でも、
もう1本の記録媒体で修復を可能とするためである。将
来カートを増設することにより容量拡張が可能である。
16ビット、48kHzサンプリング、5分間のステレ
オ音楽の場合、1曲当りの情報量は 16(bit) ×48(kHz) ×2(ch)×60(sec) ×5(mi
n) ÷8(bit) =57.6(Mbyte) 2.7(Tbyte) ÷57.6(Mbyte) =46,875
(曲) 約5万曲格納できる容量である。
【0057】階層管理サーバ101bの階層化管理ソフ
トウェアは大多数のファイルを効率良く管理するもので
ある。上述のように5万曲ものファイルをアクセスする
には、使用頻度が高い可能性のあるファイルは階層化管
理サーバ101bのローカルディスク上に残しておき高
アクセス性を得る。逆に使用頻度の低いファイルは記録
装置101bのテープに記録し、階層管理サーバ101
bのローカルディスクからは削除する。テープの管理に
ついても設定条件に応じてテープドライブからカート上
の格納位置を制御する。
【0058】102は保有系サブシステムを構成する保
有サーバである。保有サーバ102は、番組送出に必要
な編成表、及び音楽素材PCMデータ、音楽素材MUS
ICAM形式データ、音楽素材ATRAC形式データ、
MHEGデータを、当日を含む未来約1週間分をハード
ディスクに保有する。放送終了後にMUSICAM、A
TRAC、MHEGデータは削除され、PCMデータは
アーカイブシステム101に保存された後に、保有サー
バ102のハードディスクから削除される。アーカイブ
システム101に転送されたPCMデータは後に再利用
が可能である。
【0059】保有サーバ102は停止すると音楽素材の
登録業務が停止し、送出系処理についても音源変換処理
が停止、番組変更ができなくなる等影響が大きいために
ハードウェアはクラスタによる2重化をしている。保有
サーバ102のハード障害時には数分以内に自動的に予
備系サーバに切り替わる。ハードディスクは信頼性確保
のためにRAID(Redundant Array of Inexpensive D
isc )構造をとっている。
【0060】アーカイブシステム101は大規模装置で
あるために2重化対応はされていない。記録装置101
aが故障、又は階層化管理サーバ101bがハードウェ
ア異常でダウンした場合は、復旧に時間がかかる。この
ためにアーカイブシステム101が長時間停止状態にあ
っても番組送出、編成・登録業務に支障を来さないため
に保有サーバ102で約一週間の運用が可能な構成にな
っている。
【0061】103はデータ変換サブシステムを構成す
るデータ変換装置である。このデータ変換装置103は
ATRAC/MUSICAMエンコーダである。データ
変換装置103は、SCH LAN131を介して送ら
れてくる保有サーバ102からの指示により、保有サー
バ102上にあるPCMデータファイルを入力とし、A
TRAC形式データとMUSICAM形式データに変換
して保有サーバ102に出力する。データ変換装置10
3において必要とされるエンコーダ台数は、エンコーダ
の変換速度と、放送する音楽素材の量によって決定され
る。この例では5台構成である。保有サーバ102とデ
ータ変換装置103のATRAC/MUSICAMエン
コーダは1:5の関係となり、変換処理の順番管理、及
びATRAC/MUSICAMエンコーダの状態管理は
保有サーバ102で行われる。
【0062】104a、104bは映像エンコーダ、1
06a、106bはMUSICAM音声送出サーバ、1
08a、108b〜112a、112bはATRACデ
ータ送出サーバ、118a、118bはMHEGデータ
送出サーバ、120a、120bは1次多重化装置、1
22a、122bはエンコーダ及び多重化装置コントロ
ーラ、123a、123bはPTS同期化装置である。
これらは送出系サブシステムを構成している。
【0063】映像エンコーダ104a、104bは、受
託放送事業者140内のカート装置170により送り出
されたメイン映像・音声をエンコードする。エンコーダ
の制御パラメータは以下の通りである。
【0064】 音声モード(STEREO/BILINGAL ) イベント単位 ビットレート イベント単位。
【0065】映像エンコーダ104a、104bは現
用、待機独立で稼動しており、ハードウェアの障害時、
定期メンテナンスのための点検時など切替え装置105
で即時に切替えが可能である。
【0066】MUSICAM音声送出サーバ106a、
106bは、保有サーバ102から編成データとMUS
ICAM形式音声データをSCH LAN131を介し
て取得してMUSICAM音声送出サーバ106a、1
06b内のソフトウェアによりPES(Program Elemen
tary Stream)化、TS(Transport Stream)パケット
化して10系統分多重、及び頭出しを行うための時間情
報の音声付加情報パケットを多重してTS出力I/Fボ
ードによりTSパケットストリーム(ASI:Asynchro
nous Serial Interface )で出力する。
【0067】MUSICAN音声送出サーバ106a、
106bのハードディスクには当日分を含む未来3日分
の編成・送出データを格納しておくことで、万一保有サ
ーバ102がダウンしても3日間は送出が保証される。
保有サーバ102がダウンした場合は編成からの変更情
報は伝わらない。MUSICAM音声送出サーバ106
a、106bは現用、待機独立で稼動しており、ハード
ウェアの障害時、定期メンテナンスのための点検時など
切替え装置107で即時に切替えが可能である。
【0068】ATRACデータ送出サーバ108a、1
08b〜112a、112bは、保有サーバ102から
編成データとMDダウンロード用のATRAC形式音声
データを取得してデータを送出サーバ内108a、10
8b〜112a、112bのソフトウェアによりPES
化、TSパケット化して2系統分多重して4倍速でTS
出力I/FボードによりTSパケット(ASI)で出力
する。この例においてはATRACデータ送出サーバ1
08a、108b〜112a、112bを使用して10
系統のTSパケットストリームを得ている。
【0069】ATRACデータ送出サーバ108a、1
08b〜112a、112bのハードディスクには当日
分を含む未来3日分の編成・送出データを格納しておく
ことで、万一保有サーバ102がダウンしても3日間は
送出が保証される。保有サーバ102がダウンした場合
は編成からの変更情報は伝わらない。ATRACデータ
送出サーバ108a、108b〜112a、112bは
現用、待機独立で稼動しており、ハードウェアの障害
時、定期メンテナンスのための点検時なそれぞれの切替
え装置113〜117で即時に切替えが可能である。
【0070】MHEGデータ送出サーバ118a、11
8bは、保有サーバ102からSCH LAN131を
介して編成データとMHEG送出データを取得して送出
サーバ内のソフトウェアによりDSM−CC(Digital
Strage Media-Command and Control)形式処理、TSパ
ケット化して所定速度にてTS出力I/Fボードにより
TSパケットストリーム(ASI)で出力する。MHE
Gデータはメイン映像用GUIのためのコンテンツMH
EGデータと、1週間分の予約を行うための予約用MH
EGデータがあり、夫々異なる制御を行うためにTS出
力I/FボードによるTSパケットストリーム(AS
I)は2系統出力する。
【0071】MHEGデータ送出サーバ108a、10
8bのハードディスクには当日分を含む未来3日分の編
成・送出データを格納しておくことで、万一保有サーバ
102がダウンしても3日間は送出が保証される。保有
サーバ102がダウンした場合は編成からの変更情報は
伝わらない。MHEGデータ送出サーバ118a、11
8bは現用、待機独立で稼動しており、ハードウェアの
障害時、定期メンテナンスのための点検時など切替え装
置119x、119yで即時に切替えが可能である。
【0072】1次多重化装置120a、120bは、有
限である受託放送事業者140内の2次多重化装置18
0の入力ポートにインターフェースする信号を物理的に
1系統のASI信号にする目的で、映像エンコーダ10
4a、104b、MUSICAM音声送出サーバ106
a、106b、ATRACデータ送出サーバ108a、
108b〜112a、112b、MHEGデータ送出サ
ーバ118a、118bの出力を1系統のトランスポー
トストリームに多重するものである。この多重化された
信号は切替え装置121、分配器(図示せず)を経由し
て、受託放送事業者140の2次多重化装置180に供
給される。1次多重化装置120a、120bは現用、
待機独立で稼動しており、ハードウェアの障害時、定期
メンテナンスのための点検時など切替え装置121で即
時に切替えが可能である。
【0073】コントローラ122a及び122bは、映
像エンコーダ104a、104b及び1次多重化装置1
20a、120bを制御するものであり、1次多重化装
置120a、120bの初期設定と映像エンコーダ10
4a、104bの音声モードをイベント単位で制御、及
び映像エンコーダ104a、104b、1次多重化装置
120a、120bのアラーム収集等を行う。
【0074】PTS同期化装置123a及び123bは
映像とMUSICAM音声との同期化を行うためにPT
S(Program Time Stamp)値を付け替えるものである。
IRD内のMPEGデコーダは1つのSTC(System Ti
me Clock) で動作する。このため、映像エンコーダ10
4a、104bで多重化されたメイン映像ストリームを
デコードしながら、MUSICAM音声送出サーバ10
6a、106bで多重化された視聴用音声ストリームを
同時にデコードするためにはPTS値を同期化する必要
がある。そこで、PTS同期化装置123a、123b
において映像エンコーダ104a、104bで作成され
たPCR(Program Clock Reference )値を読みとり、
MUSICAM送出サーバ106a、106bで作成さ
れたPTS値をそれに対応したPTS値に付替える。P
TS同期化装置123a、123bは現用、待機独立で
稼動しており、ハードウェアの障害時、定期メンテナン
スのための点検時などはEMCによる1次多重化装置1
20a、120bの入力ポートの制御によって、即時に
切替えが可能である。
【0075】各出力切替え装置105、107、11
3、114、115、116、117、119x 、11
9y 、121は、映像エンコーダ104a、104b、
MUSICAM音声送出サーバ106a、106b、A
TRACデータ送出サーバ108a、108b〜112
a、112b、MHEGデータ送出サーバ118a、1
18b、1次多重装置120a、120bをそれぞれ現
用、待機のTS(ASI)出力とで切替えるものであ
る。これらの切替え装置105、107、113、11
4、115、116、117、119x 、119y 、1
21のハードウェアはリレーによるトグル単純切替え
で、電源が落ちても接点は保持されている。筐体は電源
が2重化され十分信頼性が高いことから、筐体、スイッ
チ回路の2重化は行っていない。制御はSWO(スイッ
チオーバー)制御装置(SOC)の接点インタフェース
により制御される。緊急時には切替え機の全面パネルで
直接切り替えることも可能である。
【0076】124a及び124bはトランスポートス
トリームモニタ装置であり、トランスポートストリーム
モニタ装置124a及び124bは監視系サブシステム
を構成している。EBSシステム100で送出するメイ
ンの映像、音声、およびMUSICAM方式の送出サー
バの出力はデコードすることにより監視が可能である。
しかし、EBSシステム100で送出するATRAC、
MHEGデータ等、視覚的、聴覚的に監視できないコン
テンツについてはトランスポートストリーム(TS)レ
ベルの監視が必要となる。
【0077】そこでトランスポートストリームモニタ装
置124a及び124bにて以下の項目をリアルタイム
に同時監視する。
【0078】・メイン映像、映像、音声、およびMUS
ICAM方式の送出サーバ出力のデコード ・TSパケット連続性(Continuity Counter)のチェック
及びアラームの通告 ・パケット通過(送出)間隔のチェック及びアラームの
通告 ・セクションCRCのチェック及びアラームの通告。
【0079】なお、監視系のサブシステム、アラーム系
サブシステムについては、後に詳述する。
【0080】150は編成サーバ、152は番組編成端
末、153はCD素材管理端末、154はVTR素材管
理端末、155〜157は音源検聴端末、158はAT
RAC/MUSICAM視聴端末、159はOAモニタ
端末である。これらは、編成系サブシステムを構成して
いる。
【0081】編成サーバ150は、全ての編成情報を1
つのデータベースで一元管理する。編成サーバ150が
BDPS(Broadcast Data Processing System)ファイル
をTrunk LAN133を経由して受託放送事業者
140内の設備NMD(Network Management Database
)151にインタフェースする。尚、インタフェース
ファイルは以下の通りである。
【0082】・サービス情報ファイル(Service Informa
tion File) ・イベント情報ファイル(Event Information File) ・運行データファイル(Scheduling File) 。
【0083】編成サーバ150は停止すると番組編成、
素材登録などの重要機能が停止し、制作業務に与える影
響が多大なこと、外部とインタフェースが多く、外部か
らは1つのマシンに見えていることが望ましいために、
ハードウェアはクラスタによる2重化をしている。編成
サーバ150のハード障害時には数分以内に自動的に予
備系サーバに切り替わる。ハードディスクは信頼性確保
のためにRAID構造としている。
【0084】番組編成端末152は、メインサービス
(メイン映像)については従来の受信機でも受信が可能
であり、また他のサービス(チャンネル)と同等の扱い
となっている。NMD(Network Management Databas
e)インタフェースは受託放送事業者140内のBDP
Sと全く同じ形式である。サブサービスについては従来
の受信機では受信できず、メインサービスの付随である
ことからEPG情報は登録されない。CA(Condition
Access)情報についてはメインサービス、サブサービス
ともに設定される。
【0085】各サービスのコンポーネント、サービスモ
ードは以下の通りである。
【0086】・メインサービス:FLAT契約 Video1,Audio1,Data1(MHEG data for GUI),Data1(MHEG
for Scheduling) ・サブサービス#1〜#10:IPPV契約 Audio1(MUSICAM),Data1(ATRAC),Data2(Audio Informati
on) 。
【0087】CD素材管理端末153はCD素材を管理
する端末である。ここでCDの媒体管理を行ない、楽曲
単位にタイトル、アーティスト、歌詞等、楽曲に付随す
る情報が入力され、データベース登録が行なわれる。ま
た、JPEG形式の画像の登録も同時に行われる。さら
に帳票プリンタ、バーコードプリンタ等周辺機器が備え
られる。
【0088】VTR素材管理端末154はVTRの素材
を管理する端末である。ここでVTRの媒体管理を行
い、映像素材に関する情報のデータベース登録が行われ
る。さらに、帳票プリンタ、バーコードプリンタ、VT
R、TVモニタ等周辺機器が備えられる。
【0089】音源検聴端末155〜157はPCM音源
収録機能、PCM音源検聴機能、歌詞タイミング入力機
能、音源調整入力機能をもつ。音源検聴端末155、1
56はこれらの機能のうちPCM音源収録機能、PCM
音源検聴機能、歌詞タイミング入力機能をもつ。音源検
聴端末155は遮音された検聴ブース内にあり、高性能
な音響設備を備えている。音源検聴端末156は通常の
オフィス空間に配置され、簡易的な作業を行うことに適
している。音源検聴端末157は、特別な音源検聴端末
で、音源調整入力機能を含む全ての機能を有して、検聴
ブース内にあり、高性能な音響設備を備えている。
【0090】音源検聴端末155〜157では放送に必
要な楽曲を検索し、該当するCDから外付けCD−RO
MドライブによりPCMデータを端末の内部ハードディ
スクに音を再生することなくデータとして高速に取り込
む。そして、一旦端末のハードディスクに格納されたP
CM音楽データをSCH LAN131を介して保有サ
ーバ102に転送する(PCM音源収録機能)。
【0091】また、ライブ収録音楽の拍手など音源によ
っては曲の切れ目がない楽曲や極端に音レベルが異な
り、他の音楽と整合が悪い音楽楽曲についてはCDプレ
ーヤーで一旦音を再生しミキサー等で加工した後にPC
Mデータを実時間かけて取り込む。この作業は特別な音
源検聴端末157で行う(音源調整入力機能)。
【0092】PCM音源収録作業により保有サーバ10
2に格納されたPCM音楽データはエラーを起こしてデ
ータが正確に取り込まれていない可能性や、CD版のセ
ットミスも考えられる。そこで、端末内部のハードディ
スクに転送して音を再生して正しく入力されたかどうか
実時間をかけて検査する(PCM音源検聴機能)。
【0093】これらの音源検聴端末155〜157によ
り検聴済みのPCM音楽データのみが送出系でATRA
C/MUSICAM形式のデータに変換され放送するこ
とができる。また、音源検聴端末155〜157には、
CD素材管理作業により編成サーバ150に格納された
歌詞データに楽曲に合わせたタイミングが入力される
(歌詞タイミング入力機能)。
【0094】ATRAC/MUSICAM試聴端末15
8は、放送前後にATRAC/MUSICAM形式に変
換後のデータに異常があると推測された場合に、保有サ
ーバ102がデータを削除する以前であれば、該当する
ATRAC或いはMUSICAM形式データを保有サー
バ102から端末に転送して音を再生する機能する。さ
らにATRACデータはMDにコピーする機能を有す
る。
【0095】OAモニタ端末159は、ATRAC/M
USICAMデータの進行スケジュールを表示するため
の装置で、端末がもつ時刻情報に合わせてプレゼンテー
ションする。
【0096】160は課金サーバである。課金サーバ1
60は業務処理系サブシステムを構成している。音楽コ
ンテンツはCAシステムによるIPPV(Impulse buy P
ay Per View)によって販売されている。これはIRDの
ICカードにViewLog(VL)が記録され、受託
放送事業者140内SMS(Subscriber Management Sys
tem)161によって収集することによって顧客から料金
を回収する。しかし、VLにはカードIDとサービスI
D、イベントIDのみの情報しかないために著作権者と
のリンクができない。そこでSMS161からVLを入
手してサービスID、イベントIDと著作権者とのリン
クをEBS内課金サーバ160にて行う。
【0097】162はMHEG管理サーバ、164はM
HEGオーサリング端末、165は映像入力端末であ
る。MHEG管理サーバ162、MHEGオーサリング
端末164及び映像入力端末165によりGUI系サブ
システムが構成される。
【0098】MHEG管理サーバ162は、GUI構築
系サブシステムを構成している。EBSシステム100
ではIRDのGUIを構成するMHEGは大体の基本型
をテンプレートとして予め作成されていることを前提と
している。このテンプレートは外部の委託業者からルー
タ163経由で、MHEG LAN132を通じて納入
され、一旦、このMHEG管理サーバ162に入る。ま
た、編成サーバ150からプログラム編成に必要な情報
とMHEGを利用してダウンロードするコンテンツが入
力され、MHEG管理サーバ162内でテンプレートと
リンクされる。具体的にプログラム編成に必要な情報と
は1つには音楽のタイトルであり、テンプレートの穴空
きの部分にリンクされる。またコンテンツの1つはJP
EG画像であり、MHEGでリンクするディレクトリに
配置される。
【0099】MHEGオーサリング端末164は、MH
EG管理サーバ162によりテンプレートの穴空き部分
に情報が埋められた後に、最終的デザインを加工した
り、確認する機能を持つ。例えばタイトル部分に穴が空
いており、そこに情報としてタイトルがリンクされてい
るが、デザイン的にはその部分が考慮されていない。そ
こで画像加工ツール等を用いて周辺部分を考慮したデザ
インを行う。
【0100】MHEGで映像とリンクしたデザインを行
う場合にコンピュータ上にメイン映像を取り込む必要が
ある。フルの動画を取り込む必要はなく、一般的にはメ
モリを削減するために解像度とフレーム周波数は低いも
ので良い。映像入力端末165は、この機能を持つ。さ
らに、最終的にできあがったMHEGデータをメイン映
像と合わせて確認する機能を持つ。
【0101】図2は、監視系サブシステム及びアラーム
系サブシステムの詳細を示すものである。図2中の番号
は第1図中の番号と合致している。
【0102】図2において、映像のベースバンド信号
は、シリアルディジタルインタフェース(SDI)によ
り伝送され、SDI分配器215によって3分配され
る。そのうちの2系統は、映像エンコーダ104a及び
104bのそれぞれに入力される。
【0103】映像エンコーダ104a及び104bのそ
れぞれの出力はASIの3系統である。そのうち第1系
統の出力を切替え装置105に供給し、第2系統の出力
を信号チェック用のパッチ201に供給し、第3系統の
出力をエンコーダモニタ装置202a、202bに供給
している。第2図中、信号の接続線はラベルで示してい
る。
【0104】MUSICAM音声送出サーバ106a、
106bの出力はASIの2系統である。第1系統の出
力を切替え装置107に供給し、第2系統の出力を信号
チェック用のパッチ201に供給している。PTS同期
化装置123a、123bは、出力I/Fボードに27
MHzのクロックを入力している。
【0105】ATRACデータ送出サーバ108a、1
08b〜112a、112bの出力はASIの2系統で
ある。第1系統の出力をそれぞれの切替え装置113〜
117に供給し、第2系統の出力を信号チェック用のパ
ッチ201に供給している。
【0106】MHEGデータ送出サーバ118a、11
8bの出力はASIの4系統である。第1系統の出力を
切替え装置119xに、第2系統の出力を切り替え装置
119yに、第3系統、第4系統の出力を信号チェック
用のパッチ201に供給している。第1系統及び、第3
系統はメイン映像用GUIのためのコンテンツMHEG
データのTSパケットストリームを出力し、第2系統、
第4系統は1週間分の予約を行うための予約用MHEG
データのTSパケットストリームを出力している。
【0107】1次多重化装置120a、120bの出力
はASIの2系統である。第1系統を切替え装置120
a、120bに供給し、第2系統をTSモニタ装置12
4a、124bに供給している。
【0108】203は衛星受信アンテナ、204はIF
信号分配器である。124cもトランスポートストリー
ムモニタ装置(TSモニタ)であるが、この装置は衛星
からの受信のMUSICAM音声をモニタする。
【0109】トランスポートストリームモニタ装置12
4cは、例えば10系統の音声を同時にデコードして切
替え卓215に供給する。切替え卓215ではその衛星
折り返しの音声信号(On Air Sub Audio)を出力して、音
声ピークレベル表示装置216aで10系統のピークレ
ベルを表示させる。
【0110】受信機(IRD)205でデコード映像は
モニタテレビ212に映し出され、その音声は切替え卓
215に供給される。一方、トランスポートストリーム
モニタ装置124a、124bは、メイン映像の音声と
サブサービスの音声11系統の音声を同時にデコードし
て215の切替え卓に供給する。
【0111】切替え卓215ではその1次多重化装置1
20a及び120bの音声信号(MUX-A,B out Audio)を
出力して、ピークレベル表示装置216a、216bで
夫々11系統の音声ピークレベルを表示させる。
【0112】また、切替え卓215にはEBSシステム
100に入力されたベースバンドSDI信号(モニタテ
レビ209の音声出力)、エンコーダモニタ装置202
a及び202bでデコードされた音声信号が供給され
る。
【0113】切替え卓215ではこれらの信号と受信機
205でデコードされた音声、トランスポートモニタ装
置124a、124bでそれぞれデコードされたメイン
音声信号(Main Audio with Video) の6系統を出力して
ピークレベル表示装置220で夫々6系統の音声ピーク
レベルを表示させる。
【0114】また、切替え卓215で供給された任意の
映像を選択して波形モニタ218に表示させ、また供給
された任意の音声を選択してX−Yモニタ219に表示
させると同時にスピーカ217で音声をモニタできる。
【0115】TSモニタ装置124a及び124bで再
生されるメイン映像信号は1次多重装置出力確認映像と
して、それぞれモニタテレビ211、214に映し出さ
れる。
【0116】TSモニタ装置124a、124bの制御
及びアラームの通告はAlarmLAN250を通じて
行われる。モニタ個所は1次多重化装置の現用、予備出
力と受信電波の3個所である。
【0117】206a及び206bはTSストレージャ
装置である。万一ストリームに障害が生じた場合、事実
確認及び解析が必要となる。そのために現用系1次多重
化装置120a及び120bの出力を分配器208で分
配されたトランスポートストリームを常にストレージす
る。
【0118】207a及び207bはTSストレージャ
装置206a及び206bのそれぞれに供給された大容
量のハードディスクにエンドレスで記録して障害が生じ
た前後数十分間のストレージを行う。現用で2台並列設
置してデータのバックアップ装置への抽出に利用する。
【0119】202a及び202bはエンコーダモニタ
装置である。エンコーダモニタ装置202a、202b
は、映像エンコーダ104a、104bのTS(AS
I)出力を入力して映像、音声をデコードするエンコー
ダモニタ装置である。エンコーダモニタ装置202aで
デコードされた映像はモニタテレビ210に映し出さ
れ、エンコーダモニタ装置202bでデコードされた映
像はモニタテレビ213に映し出される。一方、入力さ
れた映像のベースバンド信号は、分配器215を通り、
直接モニタテレビ209に映し出される。これらの映像
を比較することにより、映像エンコーダ104a、10
4bの障害かどうか切り分けができる。
【0120】221はSWO(Switch Over Controlle
r)制御装置である。SWO制御装置221で、TSの
各種切替え装置を制御する。内蔵インタフェースボード
と外部の接点ボックス(図示せず)により切替え機のリ
レー接点を制御し、また切替え装置の状態を取得する。
さらにオーディオモニタルームのメイン映像監視モニタ
テレビタリーを制御する。これらの切替え指示、状態監
視はAlarmLAN250により制御される。
【0121】222はアラームリダンダント制御装置、
223はアラームリダンダント端末)である。EBS内
全てのアラームはAlarm LAN250を経由し、
アラームリダンダント制御装置222にて収集される。
アラームリダンダント端末223はアラームリダンダン
ト制御装置222により収集されたデータをグラフィク
ス処理して大画面高精細ディスプレイ224に表示す
る。また障害状態に応じてスピーカ225にて警告音を
出す。
【0122】226はネットワーク監視端末で、SNM
P(Simple Network Management Protocol)によるネッ
トワーク監視を行い、表示装置227に表示する。
【0123】228はEBS全体のメンテナンス端末で
各装置にログインが可能である。229はその表示装置
である。
【0124】図3は受託放送事業者140内のシステム
を詳細に示したものである。受託放送事業者140とE
BS100とは、NMDインターフェースIF1と、ベ
ースバンドインターフェースIF2と、トランスポート
インターフェースIF3とで接続されている。
【0125】NMDインタフェースIF1は、EBSシ
ステム100と受託放送事業者140との間でファイル
の転送を行うインターフェースである。EBSシステム
100内の編成サーバ150がEMD専用BDPS(Bro
adcasting Data ProcessingSystem) の役割を成し、E
BSシステム100内の保有サーバ102を一旦経由し
てから受託放送事業者140のNMD151に以下のフ
ァイルをTrunkLAN103を介してインタフェー
スする。なお、ファイル形式、通信仕様は受託放送事業
者内のBDPSと同じものとされている。
【0126】受託放送事業者140内のPGS LAN
350を経由して、EMD用エンコーダチェーン305
が接続される。エンコーダチェーン305内のPGS
(Program Guide System)305―1でスケジュール、
EPG、コンディショナルアクセス(CA)情報が生成
される。エンコーダチェーン305内のSRC(Sub Re
dundant Controller)305―2でアラームが収集され
る。エンコーダチェーン305内のEPG−FC305
―3で、EPGの送出が行なわれる。
【0127】エンコーダチェーン305内のMCS(Mu
ltiplexer Controller System)305―4で2次多重
化装置305―5a、305−5bが制御される。2次
多重化装置305−5、305−5b内でPSI、EP
G情報及び、ECMが生成され、番組選択、コンディシ
ョナルアクセス制御を行われ、EMM発生装置(図示せ
ず)によって顧客の管理が行われる。
【0128】ベースバンドインタフェースIF2は、ベ
ースバンドの映像及び音声信号を送るものである。メイ
ン映像・音声は、受託放送事業者140のカート装置1
70により送り出され、EBSシステム100へは1系
統のSDI信号で送られる。EBSシステム100側の
SDI分配器215により必要な系統数に分配されて映
像エンコーダ104a及び104bに入力される。
【0129】トランスポートストリームインタフェース
IF3は、TS信号を伝送するものである。映像エンコ
ーダ104a、104b、MUSICAM音声送出サー
バ106a、106b、ATRACデータ送出サーバ1
08a、108b〜112a、112b、MHEG送出
サーバ118a、118b、PTS同期化装置123
a、123bの出力は1次多重化装置120a、120
bにより多重化されて、1本のTS(ASI)信号とな
る。トランスポートストリームインターフェースIF3
からは、監視設備301にて監視され正常なTSを切替
え装置121にて選択して1系統のTSパケットが出力
される。このTSパケットは、受託放送事業者140側
で必要な系統数に分配して使用する。
【0130】受託放送事業者140側ではTS(AS
I)分配器304によって6系統に分配する。分配され
たTS信号はEMD用エンコーダチェーン305内の現
用、予備の2次多重化装置305―5a、305−5b
に供給されると共に、グローバルリダンダントチェーン
(#1)306内の現用、予備の2次多重化装置306
―5、306−5b、グローバルリダンダントチェーン
(#2)307内の現用、予備の2次多重化装置307
―5a、305−5bに供給される。
【0131】グローバルリダンダントチェーン306内
のPGS306―1でスケジュール、EPG、コンディ
ショナルアクセス(CA)情報が生成される。グローバ
ルリダンダントチェーン内のSRC306―2でアラー
ムが収集される。EPG−FC306―3でEPGの送
出が行なわれる。306―4は2次多重化装置を制御す
るMCSである。306―6はECSで、映像エンコー
ダ306−7を制御する。グローバルリダンダントチェ
ーンはこのEMD放送以外のサービスの待機系としての
働きがあるため、チェーン内にこれらECS、映像エン
コーダが必要となる。
【0132】上述のEBS100のシステムを使って、
以下のようにして音楽配信の放送が行われる。
【0133】図1において、番組編成端末152により
番組編成が行われ、楽曲情報や編成データが編成サーバ
150に転送される。編成サーバ150は、楽曲情報及
び編成データを保有し、放送前の指定された日までにイ
ンタフェースファイルを受託放送事業者140のNMD
151に転送する。
【0134】CD素材管理端末153、VTR素材管理
端末154により曲一般情報、画像情報、歌詞情報の登
録、管理が行われる。また、編成サーバ150からMH
EG管理サーバ162にはMHEGで使用するコンテン
ツが転送される。
【0135】MHEG管理サーバ162ではMHEGテ
ンプレート委託業者よりMHEGテンプレートを受け、
コンテンツとの付け合わせを行う。その後、MHEGオ
ーサリング端末162にてMHEGのオーサリングを行
い、またメインの映像を取り込み番組の事前送出確認を
行う。
【0136】編成サーバ150からの編成表は、SCH
LAN131を介して保有サーバ102へ送られる。
編成表にある音楽素材については、音源検聴端末155
〜157により、PCMの素材登録、歌詞タイミング登
録が行われ、さらに検聴が行われる。
【0137】保有サーバ102はこの編成表を元にデー
タ変換装置103にPCMデータを送り、このPCMデ
ータをMUSICAM形式、ATRAC形式データに変
換するように制御する。
【0138】保有サーバ102には編成表や音楽データ
等の番組データが例えば1週間分保有される。放送の終
了したPCM音楽データは、アーカイブシステム101
に転送される。アーカイブシステム101はPCM音楽
データが大容量階層化管理して記録しておく。
【0139】映像エンコーダ104a、104bには、
受託放送事業者140のカート170から映像信号が送
られる。映像エンコーダ104a、104bで、この映
像信号がエンコードされる。
【0140】MUSICAM送出システム106a、1
06b、ATRAC送出システム108a、108b〜
112a、112bには、保有サーバ102から編成表
が送られる。この編成表の内容に従って、MUSICA
Mデータの多重/送出、音声付加データの多重/送出、
ATRACデータの多重/送出が行われる。
【0141】映像エンコーダ104a、104bと、M
USICAM送出サーバからの音声信号TSパケットの
PTSは、PTS同期化装置123a、123bによっ
て同期化される。
【0142】また、MHEGデータ送出サーバ118
a、118bに、保有サーバ102から編成表が送られ
る。MHEGデータ送出サーバ118a、118bは、
編成表を受け取ると、その内容に従ってパケットの多
重、DSM−CC方式送出を行う。
【0143】各送出サーバ108a、108b〜112
a、112b、118a、118b、PTS同期化装置
123a、123bの出力は1次多重化装置120a、
120bにより多重化され、受託放送事業者のエンコー
ダチェーンにインタフェースされる。
【0144】また、TSモニタ124a、124bでE
BSシステム100から送信されるトランスポートスト
リームがモニタされる。これとともに、受信機205
(図2)で送信信号が受信され、このTSがTSモニタ
124cでモニタされる。
【0145】EBSシステム100の映像についてはモ
ニタテレビ209〜214でモニタできる。また、各音
声信号は、切り替え卓215で切り替えて、音声ピーク
レベル表示装置216a〜216c、220で視覚的に
モニタできる。また、この音声をスピーカ217により
直接聴くことができる。
【0146】また、EBS100内のアラームは、アラ
ームリダンダント端末223に収集される。障害が発生
すると、ディスプレイ224にアラームが表示され、ス
ピーカ225から警告音が発生される。
【0147】なお、この例ではデータ送出部として、M
PEG2システムズで規定されている種々のパケット
化、多重化等の処理をすることで説明しているが、イン
ターネットやコンピュータLANによりパケット化、多
重化を行わずそのままファイルとして送出しても構わな
い。
【0148】また、この例では伝送媒体として衛星を使
用したが、地上波、ケーブルなど他の伝送媒体でも適用
することが可能であることは言うまでもない。
【0149】更に、この例ではGUI構築にMHEG技
術を例にとって説明したが、HTML、ATVEFな
等、他のGUI構築技術を適用しても構わないし、GU
Iを放送システムから送らず、受信機側でGUIを構築
する、もしくはGUIを持たないボタン等単純な構成に
しても構わない。
【0150】この例ではテレビジョン映像に音楽をデー
タとしてダウンロードする映像同期型データ放送システ
ムを述べたが、音楽に画像をデータとしてダウンロード
する等、音楽同期型データ放送であっても、さらにダウ
ンロードするデータは映像、画像、テキスト、プログラ
ムあらゆるコンテンツであっても、コンテンツが圧縮/
非圧縮、変換/非変換などデータ形式にとらわれずに容
易に適用することが可能であることは言うまでもない。
【0151】上述のように、この発明が適用されたEB
Sシステム100では、データ変換部103がSCH
LAN131上に設けられており、このデータ変換部1
03でPCMデータをMUSICAM形式、ATRAC
形式に変換している。このとき、保有サーバ102は、
放送に必要な分のPCMデータをデータ変換部103で
変換し、保有サーバ102のデータ記憶部に記憶し、放
送が終了したら、保有サーバ102のハードディスク上
から削除し、必要に応じて、アーカイブシステム101
に保存する音楽データを保存している。このように、P
CMの音楽データを保存しているため、新たなPCM形
式データの登録作業は必要がなく、検聴作業も必要とし
ない。また、PCMデータはそのままモニタできるた
め、レベル調整等の音源の調整が簡単に行なえる。
【0152】つまり、図4は上述のEBSシステム10
0の編成系サブシステムを示したものである。図4にお
いて、編成系サブシステム401の編成端末401−1
で作成された編成表ファイルは、ネットワーク403通
じて保有サーバ404、データ送出部407に送られ
る。
【0153】なお、編成端末401−1は図1における
番組編成サーバ150、番組編成端末152に対応し、
音源検調端末401−2は音源検調査端末155〜15
7に対応し、保有サーバ404は保有サーバ102に対
応し、データ送出部407はMUSICAM音声送出サ
ーバ106a、106b、ATRACデータ送出サーバ
108a、108b〜112a、112bに対応してい
る。
【0154】さらに、編成端末401−1から送出に必
要な音楽情報がCDからCD−ROM再生装置によりダ
イレクトに取り出され、PCM形式ファイルとして保有
サーバ404へ転送される。このPCM形式のデータは
データ記憶部406に記憶されると共に、データ保存部
405に記憶される。
【0155】データ記憶部406は高速アクセス可能な
ハードディスク装置からなるものであり、例えば保有サ
ーバ404のハードディスク装置である。データ保存部
405は長時間記録可能な例えばテープストリーマであ
り、図1におけるアーカイブシステム101のテープス
トリーマ装置に対応している。このように、保有サーバ
404に対して2つのデータ記憶装置があり、一方のデ
ータ記憶部406は例えば高速アクセス可能で、他方の
データ保存部405は長時間記録が可能である。
【0156】これら記憶、保存されているPCMファイ
ルは編成系サブシステム401によってデータベース化
され管理されている。このように編成表にある放送素材
は保有サーバ404の管理下にある。
【0157】保有サーバ404に送られたPCM形式フ
ァイルは保有サーバ404のハードディスク上のデータ
記憶部406に蓄積される。その後、音源検聴端末40
1−2(図1における音源検査端末155〜157に対
応する)にデータ記憶部406に蓄積されたPCM形式
ファイルがロードされ、CDから取り込まれたPCM形
式ファイルに異常がないかどうか、また音楽前後の無音
時間が適切かどうかなどの検査(音源検聴)が行なわれ
る。場合によっては音のレベルを変える等のPCM形式
データの加工が行なわれる。この検聴作業は実時間かけ
て行なわれる。
【0158】編成表により放送が近づいた放送素材は保
有サーバ404のデータ記憶部406からネットワーク
403(図1におけるSCH LAN132に対応す
る)を通じてデータ変換部402へ送られる。データ変
換部402は音楽PCMファイルを入力とし、それをM
USICAM形式とATRAC形式のファイルに変換す
る。これらの形式は音楽情報の性質を利用した高能率符
号化方式で変換するものである。
【0159】例えば、5分間の音楽の場合、PCMファ
イルでの情報量は 44.1kHz ×2(channel)×16(bit) ×60(sec) ×5(min)÷
8(bit)=52.92Mbyte であり、MUSICAM形式で256kbpsに高能率
符号化変換すると、 256kbps ×60(sec) ×5(min)÷8(bit)=9.6Mbyte であり、ATRAC形式で256kbpsに高能率符号
化変換すると、 256kbps ×60(sec) ×5(min)÷8(bit)=9.6Mbyte となる。
【0160】データ変換部402で変換されたMUSI
CAM形式、ATRAC形式データファイルはいずれも
ネットワーク403を通じて保有サーバ404のデータ
記憶部406に蓄積される。この変換作業は、例えば放
送の3日より前に編成表にある全ての音楽素材が変換完
了するように保有サーバ404がこれらのジョブを管理
する。
【0161】データ送出部407は放送の例えば3日前
になって編成表にある3日先の音楽素材を検出し、ネッ
トワーク403を通じて保有サーバ404のデータ記憶
部406に蓄積されているMUSICAM形式、ATR
AC形式データファイルをデータ送出部内のローカル蓄
積部にコピーする。データ送出部407は放送の3日前
にこの操作を完了しているので、データ送出部407内
の送出サーバはローカル蓄積部から送出に必要なMUS
ICAM形式、ATRAC形式データファイルを適時読
み出して、MPEG2システムズで規定されているPE
S化、TSパケット化、多重化等の処理を行い、出力部
408より送出する。
【0162】データ送出部407内のローカル蓄積部は
当日を含む3日先分の送出に必要なMUSICAM形
式、ATRAC形式データファイル格納容量しかなく、
送出が終了次第、今後3日間に送出予定のないMUSI
CAM形式、ATRAC形式データファイルは直ちに削
除される。送出が終了したファイルであっても今後3日
間に送出予定があるファイルについては削除されない。
【0163】一方、保有サーバ404側でも同様な管理
が行われる。データ記憶部406は当日を含む約7日先
分の放送に必要なPCM形式、MUSICAM形式、A
TRAC形式データファイルを格納しておく。放送が終
了次第、今後約7日間に放送予定のないPCM形式、M
USICAM形式、ATRAC形式データファイルは直
ちに削除される。放送が終了したファイルであっても今
後約7日間に放送予定があるファイルについては削除さ
れない。
【0164】放送が終了し、今後約7日間に放送予定の
ないPCM形式ファイルはデータ記憶部406からは削
除されるが、データ保存部405には保存されている。
【0165】未来、同楽曲を放送する編成が成された場
合は、編成サブシステム401内のデータベースによ
り、その音楽がデータ保存部405に存在していること
が分かり、新たなPCM形式データの登録作業は必要が
なく、検聴作業も必要としなく、また、レベル調整等の
音源の調整が簡単に行なえる。
【0166】このようにデータ保有部405、データ記
憶部406には、PCMデータが記憶される。PCMデ
ータは圧縮されていないため、圧縮して記憶装置に記憶
する場合に比べてデータ量が多くなる。しかしながら、
この例では、データ保存部405のデータを高速で読み
出す必要がないため、データ保存部405はとしてはハ
ードディスクを用いる必要はなく、テープストリーマが
使用できる。したがって、結果的には大容量のハードデ
ィスク装置を容易する必要がなくなり、かえってコスト
ダウンが図れる。
【0167】なお、上述の例では音楽をコンテンツとす
る送信システムであるが、これは音楽のコンテンツに限
定されるものではなく、映像やデータを送る場合も同様
適用できる。
【0168】例えば、動画データをMPEG方式で圧縮
して伝送する場合には、データ変換部402は動画デー
タをMPEG方式で圧縮するMPEGエンコーダとな
る。また、静止画データをJPEG方式で圧縮して伝送
する場合には、データ変換部402は静止画データをJ
PEG方式で圧縮するJPEGエンコーダとなる。
【0169】そして、データ保存部405、データ記憶
部406に動画データ又は静止画データが送られ、動画
データ又は静止画データがデータ保存部405及びデー
タ記憶部406に記憶される。それから、保有サーバ4
04の制御により、放送に必要な分の動画データ又は静
止画データがデータ記憶部404からデータ変換部40
2に送られ、データ変換部402でMPEG方式やJP
EG方式により圧縮がなされ、圧縮された動画データ又
は静止画データがデータ記憶部406に戻される。
【0170】放送が開始する前に、データ記憶部406
からデータ送出部407に圧縮された動画データ又は静
止画データが送られ、データ送出部407からMPEG
方式で圧縮された静止画データ又はJPEG方式で圧縮
された静止画データが送出される。放送が終了したら、
データ記憶部406のデータが削除され、データ保存部
405に圧縮前の動画データ又は静止画データが保存さ
れる。
【0171】同様に、アプリケーションソフトウェア等
のバイナリデータやテキストデータを送信する場合に
は、データ変換装置402は実行可能なバイナリデータ
やテキストデータをLHZ方式やZIP方式で圧縮する
エンコーダとなり、前述と同様にしてデータが送出され
る。
【0172】
【発明の効果】この発明によれば、保有サーバにはPC
Mデータで音楽素材データを送れば良いので、音楽の頭
出し、レベルの調整など簡単である。
【0173】また、前もって保有サーバからPCMデー
タをデータ変換部に送り、保有サーバからデータ送出部
に圧縮されたデータを送り、保有サーバが転送を制御し
ているので、転送の時間が少なくてすむ。
【0174】また、データ保存部405にはPCMデー
タで音楽データが保存されるため、この音楽データを再
利用が簡単である。
【0175】また、PCMデータで音楽データが保存さ
れるため、複数種類の送出形式があるシステムでも、素
材登録や検聴は一回で良く、登録作業が簡単である。
【0176】また、PCMデータが音楽データが保存さ
れるため、複数の種類の送出形式を必要とするシステム
でも、簡単に対応できる。
【0177】今度の技術進歩により、例えばさらに高能
率な符号化方式が実現された場合にも、データ変換装置
を交換するだけで対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたEBSシステムの構成を
示すブロック図である。
【図2】この発明が適用されたEBSシステムにおける
監視、アラーム系の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明が適用されたEBSシステムと受託放
送事業者間のシステムの構成を示すブロック図である。
【図4】この発明が適用されたEBSシステムの編成系
サブシステムの構成を示すブロック図である。
【図5】EMDサービスの形態の説明に用いる略線図で
ある。
【図6】EMDサービスのコンポーネント構造を示すタ
イミング図である。
【図7】PMTとSMTの関係を示す略線図である。
【図8】従来の編成系サブシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101・・・アーカイブシステム,102・・・保有サ
ーバ,103・・・データ変換装置,104a,104
b・・・映像エンコーダ,106a,106b・・・M
USICAM音声送出サーバ,108a,108b〜1
12a,112b・・・ATRACデータ送出サーバ,
118a,118b・・・MHEGデータ送出サーバ,
150・・・編成サーバ,155〜157・・・音源検
査端末,162・・・MHEG管理サーバ,164・・
・MHEGオーサリング端末,401・・・編成系サブ
システム,402・・・データ変換部,404・・・保
有サーバ,405・・・データ保有部,406・・・デ
ータ記憶部,407・・・データ送出部

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の形式によりディジタルデータを保
    存しておくディジタルデータ保存手段と、 送出するディジタルデータを記憶しておくディジタルデ
    ータ記憶手段と、 上記第1の形式のディジタルデータを圧縮して第2の形
    式のディジタルデータに変換するデータ変換手段と、 ディジタルデータの送出を行なうデータ送出手段とを備
    え、 上記送出するディジタルデータを上記第1の形式で上記
    ディジタルデータ保存手段に保存すると共に、上記送出
    するディジタルデータを上記ディジタルデータ記憶手段
    に上記第1の形式で記憶させ、 予め上記第1の形式の上記送出するディジタルデータを
    上記ディジタルデータ記憶手段から上記データ変換手段
    に送り、上記データ変換手段で上記送出するディジタル
    データを上記第2の形式のディジタルデータに変換し
    て、上記ディジタルデータ記憶手段に返し、 上記ディジタルデータの送出を行なう前に、上記第2の
    形式のディジタルデータとされた上記送出するディジタ
    ルデータを上記ディジタルデータ記憶手段から上記デー
    タ送出手段に送り、 上記データ送出手段により第2の形式のディジタルデー
    タを送出するようにしたデータ送出装置。
  2. 【請求項2】 更に、上記ディジタルデータの送出後
    に、上記ディジタルデータ記憶手段のデータを削除し、
    上記ディジタルデータ保存手段に上記送出したディジタ
    ルデータを上記第1の形式で保存しておくようにした請
    求項1に記載のデータ送出装置。
  3. 【請求項3】 上記ディジタルデータ記憶手段は高速ア
    クセス可能な記憶装置から構成され、上記ディジタルデ
    ータ保存手段は大容量記憶装置から構成される請求項1
    に記載のデータ送出装置。
  4. 【請求項4】 上記ディジタルデータ記憶手段はハード
    ディスクドライブ装置であり、上記ディジタルデータ保
    存手段はテープストリーム装置である請求項3に記載の
    データ送出装置。
  5. 【請求項5】 上記データ変換手段は、上記第1の形式
    のディジタルデータを2種類以上の圧縮方式で圧縮する
    ようにした請求項1に記載のデータ送出装置。
  6. 【請求項6】 上記データ変換手段は、上記第1の形式
    のディジタルデータを、MPEGオーディオ形式とAT
    RAC形式に圧縮するようにした請求項5に記載のデー
    タ送出装置。
  7. 【請求項7】 上記第1の形式のディジタルデータはP
    CMオーディオデータであり、上記第2の形式のディジ
    タルデータはMPEGオーディオデータである請求項1
    に記載のデータ送出装置。
  8. 【請求項8】 上記第1の形式のディジタルデータはP
    CMオーディオデータであり、上記第2の形式のディジ
    タルデータはATRACオーディオデータである請求項
    1に記載のデータ送出装置。
  9. 【請求項9】 上記第1の形式のディジタルデータは動
    画像データであり、上記第2の形式のディジタルデータ
    はMPEGビデオデータである請求項1に記載のデータ
    送出装置。
  10. 【請求項10】 上記第1の形式のディジタルデータは
    静止画像データであり、上記第2の形式のディジタルデ
    ータはJPEGビデオデータである請求項1に記載のデ
    ータ送出装置。
  11. 【請求項11】 上記第1の形式のディジタルデータは
    実行可能なバイナリデータであり、上記第2の形式のデ
    ィジタルデータはZIP形式のデータである請求項1に
    記載のデータ送出装置。
  12. 【請求項12】 上記第1の形式のディジタルデータは
    実行可能なバイナリデータであり、上記第2の形式のデ
    ィジタルデータはLZH形式のデータである請求項1に
    記載のデータ送出装置。
  13. 【請求項13】 上記第1の形式のディジタルデータは
    テキストデータであり、上記第2の形式のディジタルデ
    ータはZIP形式のデータである請求項1に記載のデー
    タ送出装置。
  14. 【請求項14】 上記第1の形式のディジタルデータは
    テキストデータであり、上記第2の形式のディジタルデ
    ータはLZH形式のデータである請求項1に記載のデー
    タ送出装置。
  15. 【請求項15】 送出するディジタルデータを上記第1
    の形式でディジタルデータ保存手段に保存すると共に、
    上記送出するディジタルデータをディジタルデータ記憶
    手段に上記第1の形式で記憶させ、 予め上記第1の形式の上記送出するディジタルデータを
    上記ディジタルデータ記憶手段から上記データ変換手段
    に送り、データ変換手段で上記送出するディジタルデー
    タを上記第2の形式のディジタルデータに変換して、上
    記ディジタルデータ記憶手段に返し、 上記ディジタルデータの送出を行なう前に、上記第2の
    形式のディジタルデータとされた上記送出するディジタ
    ルデータを上記ディジタルデータ記憶手段からデータ送
    出手段に送り、 上記データ送出手段により第2の形式のディジタルデー
    タを送出するようにしたデータ送出方法。
  16. 【請求項16】 更に、上記ディジタルデータの送出後
    に、上記ディジタルデータ記憶手段のデータを削除し、
    上記ディジタルデータ保存手段に上記送出したディジタ
    ルデータを上記第1の形式で保存しておくようにした請
    求項15に記載のデータ送出方法。
  17. 【請求項17】 上記データ変換手段で、上記第1の形
    式のディジタルデータを2種類以上の圧縮方式で圧縮す
    るようにした請求項15に記載のデータ送出方法。
  18. 【請求項18】 上記データ変換手段で、上記第1の形
    式のディジタルデータを、MPEGオーディオ形式とA
    TRAC形式に圧縮するようにした請求項17に記載の
    データ送出方法。
  19. 【請求項19】 上記第1の形式のディジタルデータは
    PCMオーディオデータであり、上記第2の形式のディ
    ジタルデータはMPEGオーディオデータである請求項
    15に記載のデータ送出方法。
  20. 【請求項20】 上記第1の形式のディジタルデータは
    PCMオーディオデータであり、上記第2の形式のディ
    ジタルデータはATRACオーディオデータである請求
    項15に記載のデータ送出方法。
  21. 【請求項21】 上記第1の形式のディジタルデータは
    動画像データであり、上記第2の形式のディジタルデー
    タはMPEGビデオデータである請求項15に記載のデ
    ータ送出方法。
  22. 【請求項22】 上記第1の形式のディジタルデータは
    静止画像データであり、上記第2の形式のディジタルデ
    ータはJPEGビデオデータである請求項15に記載の
    データ送出方法。
  23. 【請求項23】 上記第1の形式のディジタルデータは
    実行可能なバイナリデータであり、上記第2の形式のデ
    ィジタルデータはZIP形式のデータである請求項15
    に記載のデータ送出方法。
  24. 【請求項24】 上記第1の形式のディジタルデータは
    実行可能なバイナリデータであり、上記第2の形式のデ
    ィジタルデータはLZH形式のデータである請求項15
    に記載のデータ送出方法。
  25. 【請求項25】 上記第1の形式のディジタルデータは
    テキストデータであり、上記第2の形式のディジタルデ
    ータはZIP形式のデータである請求項15に記載のデ
    ータ送出方法。
  26. 【請求項26】 上記第1の形式のディジタルデータは
    テキストデータであり、上記第2の形式のディジタルデ
    ータはLZH形式のデータである請求項15に記載のデ
    ータ送出方法。
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