JP2000216677A - アナログ入力タ―ミナル装置,アナログ出力タ―ミナル装置,アナログ入力タ―ミナル装置の信号処理方法,アナログ出力タ―ミナル装置の信号処理方法および調整ツ―ル - Google Patents

アナログ入力タ―ミナル装置,アナログ出力タ―ミナル装置,アナログ入力タ―ミナル装置の信号処理方法,アナログ出力タ―ミナル装置の信号処理方法および調整ツ―ル

Info

Publication number
JP2000216677A
JP2000216677A JP1471399A JP1471399A JP2000216677A JP 2000216677 A JP2000216677 A JP 2000216677A JP 1471399 A JP1471399 A JP 1471399A JP 1471399 A JP1471399 A JP 1471399A JP 2000216677 A JP2000216677 A JP 2000216677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analog
digital signal
calibration value
value
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1471399A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kasai
隆志 笠井
Toshiyuki Kojima
俊之 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP1471399A priority Critical patent/JP2000216677A/ja
Publication of JP2000216677A publication Critical patent/JP2000216677A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ出力装置から誤差のある電圧(電
流)のアナログ信号を受けても、この誤差を補正しデジ
タル値を出力して、ユーザがプログラムを修正しないよ
うにしたアナログ入力ターミナル装置を提供する。 【解決手段】 アナログ入力回路部10aは、入力可能
なチャネル数が4チャネルのものであって、アナログ出
力装置200から入力されたアナログ信号xをAD変換
部10bに出力する。AD変換部10bは、アナログ入
力回路部10bからアナログ信号xを受けると、生カウ
ント値Aと呼ばれるデジタル値に変換し、これをCPU
部10cに出力するようになっている。CPU部10c
は、AD変換部10bから入力された生カウント値A
を、EEPROM140に記憶されている後述する校正
値α,および調整値βに基づき、0〜6000の範囲に
正規化されたデジタル信号Xを親局300に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ出力装置
から入力されたアナログ信号を、所定の範囲に正規化し
たデジタル信号に変換するアナログ入力ターミナル装置
に関する。
【0002】また、本発明は、所定の範囲に正規化した
デジタル信号をアナログ信号に変換するアナログ出力タ
ーミナル装置に関する。
【0003】
【従来の技術】(1)従来、アナログ入力ターミナル装
置10は、図11に示すように、FAネットワーク60
0に接続されており、リニアセンサ等のアナログ出力装
置200から例えばレンジ範囲が0〜5V中に有する電
圧値(電流値)のアナログ信号xを受けると、このアナ
ログ信号xを0〜6000の範囲に正規化したデジタル
信号Xに変換し、この変換した信号Xを、ネットワーク
60を介して通信制御装置としての親局300に出力す
るようになっている。
【0004】上述した従来のアナログ入力ターミナル装
置10では、アナログ出力装置50から入力されたアナ
ログ信号xを、0〜6000の範囲に正規化されたデジ
タル信号Xを出力するものであるが、ユーザに出荷され
る際にその校正を一度行なうのみである。
【0005】なお、従来のアナログ入力ターミナル装置
10は、その校正した情報すなわち校正値を、装置10
内に有するEEPROM(図示せず)に記憶させてユー
ザに出荷されている。
【0006】しかしながら、実際にアナログ入力ターミ
ナル装置10をFAシステムに稼動させると、装置10
は、アナログ出力装置200から、例えば、電圧5Vの
電圧を受けるべきときに、5.1Vの誤差のある電圧を
受けてしまう場合がある。
【0007】このような場合には、アナログ入力ターミ
ナル装置10から出力されるデジタル信号Xは、例え出
荷時においてEEPROMに記憶されている校正値をも
とにして、正確なデジタル信号Xを出力することができ
なくなる。
【0008】そこで、従来、コントローラ400が正常
に稼動させるために、ユーザは次のような処理を行なっ
ている。
【0009】すなわち、ユーザは、例えば基準下限値の
電圧が0Vで、かつ基準上限値の電圧が5Vの場合、ア
ナログ出力装置200が0Vを出力したとき、親局30
0が受けるデジタル信号Xと、アナログ出力装置200
が5Vを出力したとき、親局300が受けるデジタル信
号Xとを計測し、この計測値をもとにして、ラダープロ
グラムを修正するようにしている。
【0010】なお、アナログ出力装置200が上述した
ように誤差ある電圧を出力する理由としては、機器メ
ーカの違いによる微妙な出力電圧の相違、長年使用し
た結果の出力電圧のズレ等が考えられる。
【0011】(2)従来、アナログ出力ターミナル装置
11は、図12に示すように、FAネットワーク600
に接続されており、通信制御装置としての親局20を介
してプログラマブルコントローラ400で0〜6000
の範囲に正規化されたデジタル信号Xを受けると、この
デジタル信号Xを予め設定されたレンジ範囲例えば0V
〜5Vのアナログ信号xに変換し、これをアナログ入力
装置210に出力するようになっている。
【0012】上述した従来のアナログ出力ターミナル装
置11では、アナログ入力ターミナル10とは反対に、
親局300から入力された0〜6000の範囲に正規化
されたデジタル信号Xを、アナログ信号xに変換して出
力するものであるが、ユーザに出荷される際にその校正
を一度行なうのみである。
【0013】なお、この従来のアナログ出力ターミナル
装置11についても、アナログ入力ターミナル装置10
と同様、校正した情報すなわち校正値を、装置11内に
有するEEPROM(図示せず)に記憶させてユーザに
出荷されている。
【0014】しかしながら、アナログ出力ターミナル装
置11を実際にFAシステムに稼動させると、装置11
が例え正確なアナログ信号xをアナログ入力装置210
に出力しても、この信号xを受けたアナログ入力装置2
10が誤差をもって電圧を認識する場合がある。
【0015】例えば電圧0Vのアナログ信号xを受けた
のに、アナログ入力装置210が0.1Vの電圧と認識
してしまう場合である。
【0016】このような場合には、プログラマブルコン
トローラ400から出力されたデジタル信号Xがアナロ
グ入力装置210に反映されなくなるので、そこで、従
来、コントローラ40が正常に稼動させるために、ユー
ザは次のような処理を行なっている。
【0017】すなわち、ユーザは、アナログ入力装置2
10が例えば0Vおよび5Vを計測するときの、プログ
ラマブルコントローラ400が出力した正規化したデジ
タル信号Xを前もって計測しておき、これらの計測値を
もとにして、ラダープログラムを修正するようにしてい
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来のアナログ入力タ
ーミナル装置10およびアナログ出力ターミナル装置1
1は、上述したように、ユーザに出荷するとき1度の
み、機器を校正し、この校正した校正値をEEPROM
等に記憶させて出荷している。
【0019】その後、ユーザがこれらの装置10、11
をFAシステムにおいて稼動させた際に、アナログ出力
装置200またはアナログ入力装置210の電圧(電
流)レベルの微妙な相違がある場合には、これらの装置
200,210の電圧レベルに合わせたデジタル信号X
を測定し、測定した値に合わせてラダープログラムを修
正する必要があるという問題点があった。
【0020】なお、アナログ入力ターミナル装置10お
よびアナログ出力ターミナル装置11は、ユーザに納入
してしまうと、ユーザでは校正を行うことができないの
で、返品されてしまう。
【0021】そこで、本発明は上述の問題点に鑑み、ア
ナログ出力装置から誤差のある電圧(電流)のアナログ
信号を受けても、この誤差を補正したデジタル値を出力
して、ユーザがプログラムを修正しないようにしたアナ
ログ入力ターミナル装置を提供することを目的とする。
【0022】また、本発明は、アナログ入力装置が認識
する電圧(電流)に誤差がある場合でも、この誤差を補
正したアナログ信号を出力して、ユーザがプログラムを
修正しないようにしたアナログ出力ターミナル装置を提
供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、入力されたアナログ信号
を所定範囲に正規化したデジタル信号に変換するための
校正値を予め記憶する校正値記憶手段を備えるアナログ
入力ターミナル装置において、入力する電圧または電流
レベルにおいて誤差を有する場合に、この電圧または電
流レベルの誤差分を前記校正値に対して調整する調整値
を記憶する調整値記憶手段と、入力されたアナログ信号
を、デジタル信号に変換するデジタル信号変換手段と、
このデジタル信号変換手段で変換されたデジタル信号
を、前記校正値記憶手段に記憶されている校正値と、前
記調整値記憶手段で記憶されている調整値に基づき、所
定の範囲に正規化したデジタル信号に変換する正規化手
段とを具備するようにする。
【0024】特に、前記正規化手段は、前記校正値記憶
手段で記憶されている校正値に前記調整値記憶手段で記
憶されている調整値を加算した値に基づき、前記デジタ
ル信号変換手段で変換したデジタル信号を所定範囲に正
規化したデジタル信号に変換するようにする。
【0025】また、前記アナログ出力装置から受けた基
準電圧のアナログ信号を前記デジタル信号変換手段で変
換して出力されたデジタル信号値と、前記校正値との差
分値を調整値とするようにする。
【0026】請求項2記載の発明は、所定範囲に正規化
されたデジタル信号を所定のレンジのアナログ信号に変
換するための校正値を予め記憶する校正値記憶手段を備
えるアナログ出力ターミナル装置において、入力する電
圧または電流レベルにおいて誤差を有する場合に、この
電圧または電流レベルの誤差分を前記校正値に対して調
整する調整値を記憶する調整値記憶手段と、入力された
前記所定範囲に正規化されたデジタル信号を、前記校正
値記憶手段に記憶されている校正値と、前記調整値記憶
手段で記憶されている調整値に基づき、所定レンジのデ
ジタル信号に変換するレンジ変換手段と、このレンジ変
換手段で変換された所定レンジのデジタル信号をアナロ
グ信号に変換して出力するアナログ変換手段とを具備す
るようにする。
【0027】特に、前記レンジ変換手段は、前記校正値
記憶手段で記憶されている校正値に前記調整値記憶手段
で記憶されている調整値を加算した値に基づき、前記デ
ジタル信号変換手段で変換したデジタル信号を所定範囲
にレンジのデジタル信号に変換するようにする。
【0028】また、前記アナログ入力装置が受信したア
ナログ信号が基準電圧と認識したとき、前記校正値に基
づき位置前記レンジ変換手段が出力したデジタル信号
と、前記校正値との差分を調整値とするようにする。
【0029】請求項3記載の発明は、入力されたアナロ
グ信号を所定範囲に正規化したデジタル信号に変換する
ための校正値を予め記憶する校正値記憶手段を備えるア
ナログ入力ターミナル装置の信号処理方法において、入
力する電圧または電流レベルにおいて誤差を有する場合
に、この電圧または電流レベルの誤差分を前記校正値に
対して調整する調整値を記憶手段に記憶する調整値記憶
工程と、入力されたアナログ信号を、デジタル信号に変
換するデジタル信号変換工程と、このデジタル信号変換
手段で変換されたデジタル信号を、前記校正値記憶手段
に記憶されている校正値と、前記記憶手段で記憶されて
いる調整値に基づき、所定の範囲に正規化したデジタル
信号に変換する正規化工程とを有するようにする。
【0030】請求項4記載の発明は、所定範囲に正規化
されたデジタル信号を所定のレンジのアナログ信号に変
換するための校正値を予め記憶する校正値記憶手段を備
えるアナログ出力ターミナル装置の信号処理方法におい
て、入力する電圧または電流レベルにおいて誤差を有す
る場合に、この電圧または電流レベルの誤差分を前記校
正値に対して調整する調整値を記憶手段に記憶する調整
値記憶工程と、入力された前記所定範囲に正規化された
デジタル信号を、校正地記憶手段に記憶されている校正
値と、前記記憶手段に記憶されている調整値に基づき、
所定レンジのデジタル信号に変換するレンジ変換工程
と、このレンジ変換工程で変換された所定レンジのデジ
タル信号をアナログ信号に変換して出力するアナログ変
換工程とを有するようにする。
【0031】請求項5記載の発明は、請求項2記載のア
ナログ出力ターミナル装置の調整を行う調整ツールであ
って、前記アナログ出力ターミナル装置に対して、基準
電圧に応じた電圧または基準電流に応じた電流を出力す
るようにする。
【0032】本発明では、実際に稼働した際に、正規化
手段が変換されたデジタル信号を、校正値記憶手段に記
憶されている校正値と、調整値記憶手段で記憶されてい
る調整値に基づき、所定の範囲に正規化したデジタル信
号に変換するので、本発明の装置に接続されている装
置、例えばアナログ出力装置の電圧または電流の誤差分
を吸収することができる。
【0033】また、本発明は、実際に稼働した際に、レ
ンジ変換手段が入力された所定範囲に正規化されたデジ
タル信号を、校正値と、調整値に基づき、所定レンジの
デジタル信号に変換するので、本発明の装置に接続され
ている装置、例えばアナログ入力装置の電圧または電流
の誤差分を吸収することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るアナログ入力
ターミナル装置およびアナログターミナル出力装置の実
施形態を、図面を参照して説明する。
【0035】<アナログ入力ターミナル装置の実施形態
>図1は本発明に係るアナログ入力ターミナル装置の使
用態様を示すブロック図であり、図2は本発明に係るア
ナログ入力ターミナル装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0036】この実施形態のアナログ入力ターミナル装
置10は、図1に示すように、FAネットワーク600
に接続されており、リニアセンサ等のアナログ出力装置
200から例えばレンジ範囲が0〜5V中に有する電圧
値(電流値)のアナログ信号xを受けると、このアナロ
グ信号xを0〜6000の範囲に正規化したデジタル信
号Xに変換し、この変換した信号Xを、ネットワーク6
0を介して通信制御装置としての親局300に出力する
ようになっている。
【0037】なお、親局300は、アナログ入力ターミ
ナル装置1から受けた0〜6000の範囲に正規化され
たデジタル信号Xをプログラマブルコントローラ400
に出力しており、プログラマブルコントローラ400
は、受けたデジタル信号Xに基づき、所定の処理を実行
している。
【0038】また、パソコン500は、FAネットワー
ク600に接続されており、アナログ入力ターミナル装
置10に対して、設定を変更したり、後述する調整値β
を設定させるコマンドを出力するようになっている。
【0039】この実施形態のアナログ入力ターミナル装
置10は、図2に示すように、アナログ入力回路部11
0aと、AD変換部10bと、CPU部10cと、EE
PROM10dと、RAM10eを備えて構成されてい
る。
【0040】アナログ入力回路部10aは、入力可能な
チャネル数が4チャネルのものであって、アナログ出力
装置200から入力されたアナログ信号xをAD変換部
10bに出力するようになっている。
【0041】AD変換部10bは、アナログ入力回路部
10bからアナログ信号xを受けると、生カウント値A
と呼ばれるデジタル値に変換し、これをCPU部10c
に出力するようになっている。
【0042】CPU部10cは、AD変換部10bから
入力された生カウント値Aを、EEPROM140に記
憶されている後述する校正値α,および調整値βに基づ
き、0〜6000の範囲に正規化されたデジタル信号X
を親局300に出力するようになっている。
【0043】EEPROM10dは、校正値αおよび調
整値βを記憶するものである。
【0044】RAM10eは、CPU部10cが校正値
αおよび調整値βを迅速に読み出し得るように、EEP
ROM10dに記憶されている校正値αおよび調整値β
を記憶するものである。
【0045】ここで、校正値αと調整値βについて説明
する。
【0046】1)校正値αについて 校正値αは、AD変換部10bから入力された生カウン
ト値を、0〜6000の範囲に正規化するための情報で
あって、下限校正値α1および上限校正値α2の1組か
らなる値である。
【0047】その下限校正値α1は、アナログ入力回路
部10aに下側基準電圧として0Vのアナログ信号xが
入力されたとき、AD変換部10bから出力された生カ
ウント値A1である。
【0048】一方、上限校正値α2は、アナログ入力回
路部10aに上側基準電圧として5Vのアナログ信号x
が入力されたときのAD変換部10bから出力された生
カウント値A2である。
【0049】これらの組(α1、α2)の値でなる校正
値αは、この実施形態のアナログ入力ターミナル装置1
0をユーザに出荷するに際して、測定されEEPROM
10dに記憶されるが、ユーザにおいては変更されるこ
とはない。
【0050】2)調整値βについて 調整値βは、校正値αを調整する値であって、アナログ
出力装置200から誤差を有する電圧(電流)を有する
アナログ信号を受けても、親局300に対して0〜60
00の範囲に正規化されたデジタル値を出力するため情
報であって、下限調整値β1および上限調整値β2の1
組からなる値である。
【0051】下限調整値β1は、図3に示すように、ア
ナログ出力装置200から下側基準電圧としての0Vの
アナログ信号xが入力されたとき、AD変換部10bか
ら出力される生カウント値B1と、前記校正値の下限校
正値α1の差(α1−B1)である。
【0052】上限調整値β2は、図3に示すように、ア
ナログ出力装置200から下側基準電圧としての5Vの
アナログ信号xが入力されたとき、AD変換部10bか
ら出力される生カウント値B2と、前記校正値の上限校
正値α2の差(α2−B2)である。
【0053】続いて、この実施形態のアナログ入力ター
ミナル装置10の調整処理、すなわち前記調整値αをE
PPROM10dに記憶させる処理を、図4のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0054】ユーザは、パソコン500の表示画面を校
正値の調整用の画面に変更する(図5(a)参照)、そ
の画面上に有する校正値の調整ボタン部510を押下す
る(ステップn1)。
【0055】すると、パソコン500は、アナログ入力
ターミナル装置10に対して調整モードに移行させる調
整モード移行コマンドを出力する。
【0056】アナログ入力ターミナル装置10は、パソ
コン500から調整モード移行コマンドを受けると、調
整モードに移行する(ステップn9)。
【0057】次に、ユーザは、校正値の調整画面をパソ
コンに表示させ(図5(b)参照)、この画面上に有す
る入力チャネル選択ボタン520と、レンジ選択ボタン
部530を押下する(ステップn2)。
【0058】すると、パソコン500は、レンジ変更コ
マンドをアナログ入力ターミナル装置10に出力する。
【0059】アナログ入力ターミナル装置10は、指定
されたチャネルを指定されたレンジに変更する(ステッ
プn10)。
【0060】ユーザは、EPPROM10dに記憶され
ている調整値をクリアしたと判断した場合には(ステッ
プn3)、前記校正値の調整画面中の『クリア』(戻
す)ボタン540を押下する(ステップn8)。
【0061】すると、パソコン500は、パソコン50
0は、調整値消去コマンドをアナログ入力ターミナル装
置10に出力する。
【0062】アナログ入力ターミナル装置10は、パソ
コン500から調整値消去コマンドが入力したか否かを
判断しているが(ステップn11)、調整値消去コマン
ドを受けたと判断した場合には(ステップn11;
Y)、EEPROM10dに記憶されている調整値βを
消去し(ステップn14)、処理を終了する。
【0063】一方、アナログ入力ターミナル装置10
は、パソコン500から調整値消去コマンドを受けてい
なと判断した場合には(ステップn11;N)、その後
のコマンドが入るまで待機する。
【0064】ユーザは、調整値をクリアするのでなく、
調整値をEEPROM10dに記憶させたいと判断した
場合には(ステップn3)、アナログ出力装置200か
らこの装置10に対して0ボルトの下側の基準電圧のア
ナログ信号xを出力させる(ステップn4)。
【0065】その後、ユーザは、前記校正値の調整画面
中の記憶(下)ボタン部550を押下する(ステップn
5)(図5(b)参照)。
【0066】すると、パソコン500は、下限調整値記
憶コマンドをアナログ入力ターミナル装置10に出力す
る。
【0067】アナログ入力ターミナル装置10は、下限
調整値記憶コマンドを受けると、アナログ出力装置20
0から出力された0Vの電圧を有するアナログ信号xに
対する生カウント値B1と、EPPROM10dに記憶
されている下限校正値α1との差(α1−B1)を下限
調整値β1として、これをEPPROM10dに記憶す
る(ステップn12)。
【0068】次に、ユーザは、アナログ出力装置200
からこの装置10に対して5ボルトの上側の基準電圧の
アナログ信号xを出力させる(ステップn6)。
【0069】その後、ユーザは、前記校正値の調整画面
中の記憶(上)ボタン部560を押下する(ステップn
7)(図5(b)参照)。
【0070】すると、パソコン500は、上限調整値記
憶コマンドをアナログ入力ターミナル装置10に出力す
る。
【0071】アナログ入力ターミナル装置10は、上限
調整値記憶コマンドを受けると、アナログ出力装置20
0から出力された5Vの電圧を有するアナログ信号xに
対する生カウント値B2と、EPPROM10dに記憶
されている上限校正値α2との差(α2−B2)を上限
調整値β2として、これをEPPROM10dに記憶す
し(ステップn13)、処理を終了する。
【0072】次に、アナログ入力ターミナル装置10が
行なう正規化処理の一例を、具体的に説明する。
【0073】ここで、EEPROM10dに記憶されて
いる校正値αとしての下限校正値α1を100に、上限
校正値α2を15000とし、また、それに対する調整
値βとして下限調整値β1を50に、上限調整値β1を
1000とする。
【0074】いま、CPU部10cに対してAD変換部
10bから12000という生カウント値Bが入力され
た場合には、CPU部10cは、次のようにして親局3
00に対して調整されたデジタル値Xを出力する。
【0075】すなわち、CPU部10cは、RAM10
eに記憶されている校正値α(下限校正値100,上限
校正値15000)と、調整値β(下限調整値50,上
限調整値1000)とを読み出し、校正値αと調整値β
とを加算した値、すなわち調整値βを加味した校正値α
(150,16000)を算出する。
【0076】CPU部10cは、この校正値α(15
0,16000)をもとにして、12000という生カ
ウント値を正規化すると、4486のでデジタル値Xを
親局300に出力する。
【0077】X={6000/(16000−15
0)}*(12000−150)=4486
【0078】この実施形態のアナログ入力ターミナル装
置10では、実際に稼働した際に、CPU部10cが変
換された生カウント値を、RAM10eに記憶されてい
る校正値と調整値とに基づき、0〜6000の範囲に正
規化したデジタル信号Xに変換するので、アナログ出力
装置200から誤差のある電圧(電流)のアナログ信号
を受けても、ユーザがプログラムを修正しないようにす
ることができる。
【0079】また、この実施形態のアナログ入力ターミ
ナル装置10で、パソコン500の指示のもと、調整を
行うことができる。
【0080】上述したアナログ入力ターミナル装置10
は、親局300に0〜6000の範囲に正規化されたデ
ジタル値Xを出力するために、EEPROM10dに校
正値αとして、上述した下限校正値α1と上限校正値α
2との組からなり、また、調整値βも下限校正値α1と
上限校正値α2とに対する下限調整値β1,上限調整値
β2の組からなっているが、これに代えて、図6に示す
ように、校正値αとして0Vにおける生カウント値A1
と、読み出される生カウント値の傾きとの組からなり、
また、その調整値βも校正値αを構成する0Vにおける
生カウント値A1の差と、読み出される生カウント値の
傾きの差の組であってもよい。
【0081】<アナログ出力ターミナル装置の実施形態
>図7は本発明に係るアナログ出力ターミナル装置の使
用態様を示すブロック図であり、図8は本発明に係るア
ナログ出力ターミナル装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0082】この実施形態のアナログ出力ターミナル装
置11は、図7に示すように、FAネットワーク600
に接続されており、通信制御装置としての親局20を介
してプログラマブルコントローラ400で0〜6000
の範囲に正規化されたでデジタル値Xを受けると、この
デジタル信号Xを予め設定されたレンジ範囲例えば0V
〜5Vのアナログ信号xに変換し、これをアナログ入力
装置210に出力するようになっている。
【0083】なお、パソコン500は、アナログ出力タ
ーミナル装置11に対して、設定を変更したり、後述す
る調整値βを設定させるコマンドを出力するようになっ
ている。
【0084】この実施形態のアナログ出力ターミナル装
置11は、図8に示すように、アナログ出力回路部11
aと、DA変換部11bと、CPU部11cと、EEP
ROM11dと、RAM11eを備えて構成されてい
る。
【0085】アナログ出力回路部11aは、出力可能な
チャネル数が4チャネルのものであって、DA変換部1
1bから入力されたアナログ信号xをアナログ入力装置
210に出力するようになっている。
【0086】DA変換部11bは、CPU部11cから
出力されたデジタル信号でなる生カウント値を受ける
と、このカウント値をアナログ信号xに変換し、これを
アナログ出力回路部11aに出力するようになってい
る。
【0087】CPU部11cは、親局300から0〜6
000の範囲に正規化されたデジタル信号Xを、RAM
11eに記憶されている校正値α,および調整値βに基
づき、所定のレンジにおけるデジタル信号からなる生カ
ウント値に変換し、これをDA変換部11bに出力する
ようになっている。
【0088】EEPROM11dは、校正値αおよび調
整値βを記憶するものである。
【0089】RAM11eは、CPU部11cが校正値
αおよび調整値βを迅速に読み出し得るように、EEP
ROM11dに記憶されている校正値αおよび調整値β
を記憶するものである。
【0090】ここで、校正値αと調整値βについて説明
する。
【0091】1)校正値αについて 校正値αは、親局300から入力された0〜6000の
範囲内に正規化されたデジタル信号Xを、所定のチャネ
ルおよびレンジに対する生カウント値に変換するための
情報であって、下限校正値α1および上限校正値α2の
1組からなる値である。
【0092】下限校正値α1は、アナログ出力回路部1
1aに下側基準電圧として0Vのアナログ信号xが出力
されたとき、DA変換部11bに入力された生カウント
値A1である。
【0093】一方、上限校正値α2は、アナログ出力回
路部11aに上側基準電圧として5Vのアナログ信号x
が出力されたとき、DA変換部11bに入力された生カ
ウント値A2である。
【0094】これらの組(α1、α2)の値でなる校正
値αは、この実施形態のアナログ出力ターミナル装置1
1をユーザに出荷するに際して、測定されEEPROM
10dに記憶されるが、ユーザにおいては変更されるこ
とはない。
【0095】2)調整値βについて 調整値βは、校正値αを調整する値であって、下限調整
値β1および上限調整値β2の1組からなる値である。
【0096】下限調整値β1は、アナログ入力装置21
0がアナログ出力ターミナル装置11から受けたアナロ
グ信号xを0Vであると認識するとき、アナログ出力タ
ーミナル装置11内のDA変換部11bに出力する生カ
ウント値B1と、前記校正値の下限校正値α1の差(α
1−B1)である。
【0097】上限調整値β2は、アナログ入力装置21
0がアナログ出力ターミナル装置11から受けたアナロ
グ信号xが5Vであると認識するとき、アナログ出力タ
ーミナル装置11内のDA変換部11bに出力する生カ
ウント値B2と、前記校正値の下限校正値α2の差(α
2−B2)である。
【0098】続いて、この実施形態のアナログ出力ター
ミナル装置11の調整実施処理、すなわち前記調整値α
をEPPROM11dに記憶させる処理を、図9のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0099】ユーザは、パソコン500の表示画面を校
正値の調整用の画面に変更する(図10(a)参照)、
その画面上に有する校正値の調整ボタン部510を押下
する(ステップn15)。
【0100】すると、パソコン500は、アナログ出力
ターミナル装置11に対して調整モードに移行させる調
整モード移行コマンドを出力する。
【0101】アナログ出力ターミナル装置11は、パソ
コン500から調整モード移行コマンドを受けると、調
整モードに移行する(ステップn23)。
【0102】次に、ユーザは、校正値の調整画面をパソ
コンに表示させ(図10(b)参照)、この画面上に有
する入力チャネル選択ボタン520と、レンジ選択ボタ
ン部530を押下する(ステップn16)。
【0103】すると、パソコン500は、レンジ変更コ
マンドをアナログ出力ターミナル装置11に出力する。
【0104】アナログ出力ターミナル装置11は、指定
されたチャネルを指定されたレンジに変更する(ステッ
プn24)。
【0105】ユーザは、EPPROM10dに記憶され
ている調整値をクリアしたと判断した場合には(ステッ
プn17)、前記校正値の調整画面中の『クリア』(戻
す)ボタン540を押下する(ステップn22)。
【0106】すると、パソコン500は、パソコン50
0は、調整値消去コマンドをアナログ出力ターミナル装
置11に出力する。
【0107】アナログ出力ターミナル装置11は、パソ
コン500から調整値消去コマンドが入力したか否かを
判断しているが(ステップn25)、調整値消去コマン
ドを受けたと判断した場合には(ステップn25;
Y)、EEPROM10dに記憶されている調整値βを
消去し(ステップn30)、処理を終了する。
【0108】一方、アナログ出力ターミナル装置11
は、パソコン500から調整値消去コマンドを受けてい
なと判断した場合には(ステップn25;N)、その後
のコマンドが入るまで待機する。
【0109】ユーザが調整値をクリアするのでなく、調
整値をEEPROM10dに記憶させたいと判断した場
合には(ステップn17;n)、パソコン500は、校
正値の調整画面(図10(b)参照)に有する電圧変更
ボタン570がユーザにより調整して押下されることに
より、最終的に、アナログ出力装置210が0Vの電圧
と認識する分のデジタル信号Xをアナログ出力ターミナ
ル装置11に出力する(ステップn18)。
【0110】その後、パソコン500は、アナログ出力
ターミナル装置11に対して出力更新コマンドを出力す
る。
【0111】すると、アナログ出力ターミナル装置11
は、指定された生カウントに従いアナログ信号xをアナ
ログ入力装置210に出力する(ステップn26)。
【0112】次に、ユーザは、前記校正値の調整画面中
の記憶(下)ボタン部550を押下する(ステップn1
9)(図10(b)参照)。
【0113】すると、パソコン500は、下限調整値記
憶コマンドをアナログ入力ターミナル装置10に出力す
る。
【0114】アナログ出力ターミナル装置11は、下限
調整値記憶コマンドを受けると、アナログ出力装置20
0が0Vの電圧と認識したアナログ信号xに対する生カ
ウント値B1と、EPPROM10dに記憶されている
下限校正値α1との差(α1−B1)を下限調整値β1
として、これをEPPROM10dに記憶する(ステッ
プn27)。
【0115】次に、パソコン500は、校正値の調整画
面(図10(b)参照)に有する電圧変更ボタン570
がユーザにより調整して押下されることにより、最終的
に、アナログ出力装置210が5Vの電圧と認識する分
のデジタル信号Xをアナログ出力ターミナル装置11に
出力する(ステップn20)。
【0116】その後、パソコン500は、アナログ出力
ターミナル装置11に対して出力更新コマンドを出力す
る。
【0117】すると、アナログ出力ターミナル装置11
は、指定された生カウントに従いアナログ信号xをアナ
ログ入力装置210に出力する(ステップn28)。
【0118】次に、ユーザは、前記校正値の調整画面中
の記憶(上)ボタン部550を押下する(ステップn2
1)(図10(b)参照)。
【0119】すると、パソコン500は、上限調整値記
憶コマンドをアナログ入力ターミナル装置10に出力す
る。
【0120】アナログ出力ターミナル装置11は、上限
調整値記憶コマンドを受けると、アナログ出力装置20
0が5Vの電圧と認識したアナログ信号xに対する生カ
ウント値B2と、EPPROM11dに記憶されている
上限校正値α2との差(α2−B2)を上限調整値β2
として、これをEPPROM11dに記憶し(ステップ
n29)、処理を終了する。
【0121】この実施形態のアナログ出力ターミナル装
置11では、実際に稼働した際に、CPU部11cが入
力された所定範囲に正規化されたデジタル信号を、校正
値と、調整値に基づき、所定レンジのデジタル信号に変
換するので、装置に接続されているアナログ入力装置2
10の電圧または電流の誤差分を吸収することができ
る。
【0122】従って、アナログ出力装置から誤差のある
電圧(電流)のアナログ信号を受けても、この誤差を補
正したデジタル値を出力して、ユーザがプログラムを修
正しないようすることができる。
【0123】また、この実施形態のアナログ出力ターミ
ナル装置11では、パソコン500のボタンの押下で、
パソコン500から調整用の下側基準電圧と上側基準電
圧の印加を受けることができるので、ユーザにとって校
正値の調整を簡単に行うことができる。
【0124】
【発明の効果】以上本発明によれば、次のような効果を
有する。
【0125】(1)請求項1,3記載の発明によれば、
実際に稼働した際に、変換されたデジタル信号を、校正
値記憶手段に記憶されている校正値と、調整値記憶手段
で記憶されている調整値に基づき、所定の範囲に正規化
したデジタル信号に変換することにより、本発明の装置
に接続されている装置、例えばアナログ出力装置の電圧
または電流の誤差分を吸収することができるので、アナ
ログ出力装置から誤差のある電圧(電流)のアナログ信
号を受けても、ユーザがプログラムを修正しなくてもよ
い。
【0126】(2)請求項2,4記載の発明によれば、
実際に稼働した際に、入力された所定範囲に正規化され
たデジタル信号を、校正値と、調整値に基づき、所定レ
ンジのデジタル信号に変換することにより、本発明の装
置に接続されている装置、例えばアナログ入力装置の電
圧または電流の誤差分を吸収することができる。
【0127】従って、アナログ出力装置から誤差のある
電圧(電流)のアナログ信号を受けても、ユーザがプロ
グラムを修正しなくてもよい。
【0128】(3)請求項5記載の発明によれば、アナ
ログ出力ターミナル装置に対して基準電圧に応じた電圧
を出力するので、ユーザにとってアナログ出力ターミナ
ル装を校正値の調整を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアナログ入力ターミナル装置の使
用態様を説明する説明図。
【図2】本発明に係るアナログ入力ターミナル装置の一
実施形態の構成を示すブロック図。
【図3】調整値を算出する際の基準電圧とその生カウン
ト値の関係を示した図。
【図4】この実施形態のアナログ入力ターミナル装置の
調整処理を示すフローチャート。
【図5】この実施形態のアナログ入力ターミナル装置の
調整処理を説明する際に用いられるパソコンの表示画面
についての説明図。
【図6】他の校正値と調整値とを説明する説明図。
【図7】本発明に係るアナログ出力ターミナル装置の使
用態様を説明する説明図。
【図8】本発明に係るアナログ出力ターミナル装置の一
実施形態の構成を示すブロック図。
【図9】この実施形態のアナログ出力ターミナル装置の
調整処理を示すフローチャート。
【図10】この実施形態のアナログ出力ターミナル装置
の調整処理を説明する際に用いられるパソコンの表示画
面についての説明図。
【図11】従来のアナログ入力ターミナル装置の使用態
様を示すブロック図。
【図12】従来のアナログ出力ターミナル装置の使用態
様を示すブロック図。
【符号の説明】
10 アナログ入力ターミナル装置 10a アナログ入力回路部 10b AD変換部 10c CPU部 10d EEPROM 10e RAM 11 アナログ出力ターミナル装置 11a アナログ出力回路部 11b DA変換部 11c CPU部 11d EEPROM 11e RAM 200 アナログ出力装置 210 アナログ入力装置 300 親局 400 プログラマブルコントローラ 500 パーソナルコンピュータ(パソコン) 600 FAネットワーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたアナログ信号を所定範囲に正
    規化したデジタル信号に変換するための校正値を予め記
    憶する校正値記憶手段を備えるアナログ入力ターミナル
    装置において、 入力する電圧または電流レベルにおいて誤差を有する場
    合に、この電圧または電流レベルの誤差分を前記校正値
    に対して調整する調整値を記憶する調整値記憶手段と、 入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するデジ
    タル信号変換手段と、 このデジタル信号変換手段で変換されたデジタル信号
    を、前記校正値記憶手段に記憶されている校正値と、前
    記調整値記憶手段で記憶されている調整値に基づき、所
    定の範囲に正規化したデジタル信号に変換する正規化手
    段とを具備することを特徴とするアナログ入力ターミナ
    ル装置。
  2. 【請求項2】 所定範囲に正規化されたデジタル信号を
    所定のレンジのアナログ信号に変換するための校正値を
    予め記憶する校正値記憶手段を備えるアナログ出力ター
    ミナル装置において、 入力する電圧または電流レベルにおいて誤差を有する場
    合に、この電圧または電流レベルの誤差分を前記校正値
    に対して調整する調整値を記憶する調整値記憶手段と、 入力された前記所定範囲に正規化されたデジタル信号
    を、前記校正値記憶手段に記憶されている校正値と、前
    記調整値記憶手段で記憶されている調整値に基づき、所
    定レンジのデジタル信号に変換するレンジ変換手段と、 このレンジ変換手段で変換された所定レンジのデジタル
    信号をアナログ信号に変換して出力するアナログ変換手
    段とを具備することを特徴とするアナログ出力ターミナ
    ル装置。
  3. 【請求項3】 入力されたアナログ信号を所定範囲に正
    規化したデジタル信号に変換するための校正値を予め記
    憶する校正値記憶手段を備えるアナログ入力ターミナル
    装置の信号処理方法において、 入力する電圧または電流レベルにおいて誤差を有する場
    合に、この電圧または電流レベルの誤差分を前記校正値
    に対して調整する調整値を記憶手段に記憶する調整値記
    憶工程と、 入力されたアナログ信号を、デジタル信号に変換するデ
    ジタル信号変換工程と、 このデジタル信号変換手段で変換されたデジタル信号
    を、前記校正値記憶手段に記憶されている校正値と、前
    記記憶手段で記憶されている調整値に基づき、所定の範
    囲に正規化したデジタル信号に変換する正規化工程とを
    有することを特徴とするアナログ入力ターミナル装置の
    信号処理方法。
  4. 【請求項4】 所定範囲に正規化されたデジタル信号を
    所定のレンジのアナログ信号に変換するための校正値を
    予め記憶する校正値記憶手段を備えるアナログ出力ター
    ミナル装置の信号処理方法において、 入力する電圧または電流レベルにおいて誤差を有する場
    合に、この電圧または電流レベルの誤差分を前記校正値
    に対して調整する調整値を記憶手段に記憶する調整値記
    憶工程と、 入力された前記所定範囲に正規化されたデジタル信号
    を、校正地記憶手段に記憶されている校正値と、前記記
    憶手段に記憶されている調整値に基づき、所定レンジの
    デジタル信号に変換するレンジ変換工程と、 このレンジ変換工程で変換された所定レンジのデジタル
    信号をアナログ信号に変換して出力するアナログ変換工
    程とを有することを特徴とするアナログ出力ターミナル
    装置の信号処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のアナログ出力ターミナル
    装置の調整を行う調整ツールであって前記アナログ出力
    ターミナル装置に対して、基準電圧に応じた電圧または
    基準電流に応じた電流を出力することを特徴とする調整
    ツール。
JP1471399A 1999-01-22 1999-01-22 アナログ入力タ―ミナル装置,アナログ出力タ―ミナル装置,アナログ入力タ―ミナル装置の信号処理方法,アナログ出力タ―ミナル装置の信号処理方法および調整ツ―ル Withdrawn JP2000216677A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1471399A JP2000216677A (ja) 1999-01-22 1999-01-22 アナログ入力タ―ミナル装置,アナログ出力タ―ミナル装置,アナログ入力タ―ミナル装置の信号処理方法,アナログ出力タ―ミナル装置の信号処理方法および調整ツ―ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1471399A JP2000216677A (ja) 1999-01-22 1999-01-22 アナログ入力タ―ミナル装置,アナログ出力タ―ミナル装置,アナログ入力タ―ミナル装置の信号処理方法,アナログ出力タ―ミナル装置の信号処理方法および調整ツ―ル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000216677A true JP2000216677A (ja) 2000-08-04

Family

ID=11868799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1471399A Withdrawn JP2000216677A (ja) 1999-01-22 1999-01-22 アナログ入力タ―ミナル装置,アナログ出力タ―ミナル装置,アナログ入力タ―ミナル装置の信号処理方法,アナログ出力タ―ミナル装置の信号処理方法および調整ツ―ル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000216677A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011193071A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Fuji Electric Co Ltd アナログ入力二重化装置およびアナログ入力二重化方法
JP2012120229A (ja) * 2012-01-30 2012-06-21 Denso Corp 半導体集積回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011193071A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Fuji Electric Co Ltd アナログ入力二重化装置およびアナログ入力二重化方法
JP2012120229A (ja) * 2012-01-30 2012-06-21 Denso Corp 半導体集積回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7463674B2 (en) Tables for determining the signal strength of a received signal in a fibre optics transceiver
JP4393873B2 (ja) 送信器
US20170115670A1 (en) Apparatus, system and method of mass flow controlling for use in integrated gas delivery system
JP2008507183A (ja) 2つの伝送経路により伝送された2つの信号の間の遅延の測定システム
CN110617916A (zh) 一种气压传感器的校准方法及装置
CN111157081B (zh) 一种电子式燃气表的校准方法
US10939095B2 (en) Display system for calibrating a displayed image by using a calibration device
JP2000216677A (ja) アナログ入力タ―ミナル装置,アナログ出力タ―ミナル装置,アナログ入力タ―ミナル装置の信号処理方法,アナログ出力タ―ミナル装置の信号処理方法および調整ツ―ル
US10823623B2 (en) System and method for modeling and correcting frequency of quartz crystal oscillator
KR101597116B1 (ko) 출력 방식의 변환이 가능한 캘리브레이션 압력센서 모듈
JP2002337705A (ja) パワーステアリングシステム
CN114636484B (zh) 数字温度传感器、芯片温度检测系统和芯片温度检测方法
JP2006325014A (ja) テレビジョン受像機およびホワイトバランス調整方法
JP4775704B2 (ja) 測定装置、測定装置の校正方法
JP3705019B2 (ja) 計測装置
JP2005164406A (ja) デジタル圧力計
CN113588128A (zh) 用于校准至少一个电子温度传感器的方法
CN111220179A (zh) 一种光学导航敏感器的惯性基准时空精确对准方法
KR20070063241A (ko) 주파수 보정장치 및 그 보정장치를 이용한 주파수 보정방법
JP4645083B2 (ja) 校正システム
US20080231390A1 (en) Matching impedance method, impedance matching circuit, and personal computer employing the impedance matching circuit
JP2005252794A (ja) 入力信号補正方法及び入力信号補正装置
CN117275429A (zh) 显示设备伽玛电压控制方法、装置、显示设备及存储介质
KR101742424B1 (ko) Plc 아날로그 입력 모듈의 ad 컨버터 입력 범위 자동 설정 방법 및 그 plc 아날로그 입력 모듈
JP2007295438A (ja) 自動レベル制御装置及び方法並びに自動レベル制御装置を有する基地局

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060404