JP2000213956A - 差動変圧器 - Google Patents

差動変圧器

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JP2000213956A JP11018275A JP1827599A JP2000213956A JP 2000213956 A JP2000213956 A JP 2000213956A JP 11018275 A JP11018275 A JP 11018275A JP 1827599 A JP1827599 A JP 1827599A JP 2000213956 A JP2000213956 A JP 2000213956A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 差動変圧器の磁芯と駆動軸との結合強度を増
大させる。 【課題手段】 差動変圧器の可動磁芯24が、磁芯25
に該磁芯を駆動するための駆動軸26を摩擦圧接により
突合わせ結合して構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、差動変圧器に関す
るものであり、特に可動磁芯として、磁芯にこれを駆動
するための非磁性体材料の駆動軸を摩擦圧接により突合
わせ結合して構成された駆動軸付き磁芯を使用した差動
変圧器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】差動変圧器は磁芯の変位量に応じて1対
の2次コイルに誘起した電圧の差を取出し、この差電圧
から上記測定すべき変位量を検出あるいは制御するため
に使用される。この差動変圧器は、激しい振動あるいは
往復運動を伴う例えばプレス機械や採石機械等における
位置の測定、制御に使用されることもあれば、高度の信
頼性が要求される発電プラント、化学プラントあるいは
航空機の位置制御機用センサーとして使用されることも
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2(a)は、差動変
圧器の磁芯と、これを駆動するための駆動軸とを結合す
るための従来の一結合方法を示したもので、パーマロイ
(商品名)のようなニッケル基磁性体からなる磁芯1に
雌ねじを切り、ステンレス鋼のような非磁性体の駆動軸
2の上記磁芯1に結合される側の一端部を小径にしてそ
の部分に雄ねじを切り、駆動軸2のネジ部3を磁芯1に
ネジ込むことにより両者を結合したものである。図2
(b)は、磁芯と駆動軸とを結合する従来の他の結合方
法を示すもので、同様にパーマロイ(商品名)のような
ニッケル基磁性体からなる磁芯6に貫通孔9を形成し、
ステンレス鋼のような非磁性体の駆動軸7の結合部8を
上記貫通孔9を貫通するように小径に加工してその先端
10に雄ネジを形成し、上記結合部8を磁芯6の貫通孔
9に挿入して先端10にナット11を螺合することによ
り、上記磁芯6と駆動軸7とを結合したものである。
【0004】ところで、断面が円形の所謂丸棒の場合、
曲げ応力σはモーメントMに比例し、断面係数Zに反比
例する。なわわち、 σ=k・M/Z で表わされる。 ここで、k:比例定数 M:結合面の曲げモーメント Z:断面係数で、丸棒の場合、その直径をdとすると、
πd3 /32になる。
【0005】図2(a)に示すネジによる結合で、磁芯
1および駆動軸2の直径を例えば6mm、ネジ部3の呼
び径をM4、谷部の直径を3.2mmとした場合、上記
の断面係数Zは、磁芯1および駆動軸2の本来の断面係
数の(3.2/6)3 倍、すなわち約0.15倍にな
る。このため、上記ネジ谷部の曲げ応力σは断面係数Z
に反比例することから約6.7倍に増大し、上記ネジ谷
部の強度が著しく低下する。またネジ切り加工により磁
芯1の磁気特性が変化するため、ネジ切り加工後に磁気
特性の変化を補償するための焼鈍を行う必要があるが、
焼鈍により機械的強度、特に硬度および引張り強さが焼
鈍前の60乃至70%に低下する。このため、図2
(a)に示した従来の結合方法による駆動軸付き磁芯を
使用した差動変圧器を激しい振動や往復運動を伴う各種
の計測装置や制御装置のセンサーとして使用すると、ネ
ジ部3の結合端部4近くの特にネジの谷部で簡単に折損
する可能性がある。
【0006】図2(a)に示す磁芯1と駆動軸2とのネ
ジ結合において、両者の結合端部4に有機接着剤を塗布
することも行われたが、これは専らネジ結合の緩み止め
を目的としたもので、強度の向上は望めない。上記ネジ
結合に加えて結合部4に銀ロウ等による硬ロウ付けを併
用する方法も採られたが、硬ロウ付けを行った場合の結
合強度はネジ結合のみの場合の1.5乃至2倍程度しか
増大せず、特に軸に直角方向の振動や衝撃に対して弱
い。上記結合端部4に硬ロウ付けの代わりにアルゴン溶
接を施すと、かなりの結合強度が得られるが、溶接時の
高熱により上記結合端部4から周囲に溶解が拡がり、磁
芯2の形状、磁気特性の変化が大きく、差動変圧器全体
の電気的特性が大きく変化し、ばらつきも大きくなり、
実用上問題があった。
【0007】図2(b)に示す従来の他の結合方法にお
いても、図2(a)の結合方法と同様な問題がある。図
2(b)に示す結合方法において、磁芯6および駆動軸
7の直径を6mmとし、小径の結合部8の直径を4mm
とした場合、上記小径の結合部8の断面係数Zは、磁芯
6および駆動軸7の本来の断面係数の(4/6)3 倍、
すなわち約0.3倍になる。このため、結合部12の曲
げ応力σは断面係数Zに反比例して約3.3倍になる。
また磁芯6に貫通孔9を形成した後の焼鈍処理により機
械的強度、特に硬度および引張り強さが焼鈍前の60乃
至70%に低下し、結合端部12のコーナー部13の強
度が著しく低下して、この部分で折損し易いという問題
がある。結合端部12に有機接着剤を塗布する方法、結
合端部12に硬ロウ付けを施す方法を併用しても、十分
な結合強度が得られず、さらに結合端部12にアルゴン
溶接を施す方法を適用すると、結合部の結合強度は増大
するが、溶接時の高熱により磁芯2の形状、磁気特性が
大きく変化して初期の電気的特性を得ることができない
という問題があった。
【0008】磁芯と駆動軸とを結合する従来のさらに他
の方法として、ネジ結合を使用せずに、磁芯と駆動軸と
を直接銀ロウのような硬ロウで突合わせ結合する方法、
TIG溶接(ガスシールド非消耗電極式アーク溶接)、
MIG(不活性ガスシールド消耗電極式アーク溶接)等
により突合わせ結合する方法も試みられたが、前者の硬
ロウを使用する方法では、硬ロウとして磁芯母材よりも
低溶融点のものを使用する必要があり、結合強度が弱
く、激しい振動や往復運動、あるいは軸に直行する方向
の加重に対して弱いという問題があった。後者の溶接に
よる方法は、図2(a)、(b)の結合方法で溶接を併
用した場合と同様に、溶接時の高熱により結合面から周
辺に磁芯の溶解が拡がり、磁芯および駆動軸の形状変化
が大きく、磁芯の磁気特性、差動変圧器の電気的特性も
大きく変化するため、実用上問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁芯とこれを
駆動する駆動軸とを摩擦圧接により突合わせ状態で強固
に結合したもので、結合部の機械的強度が極めて大で、
激しい振動や往復運動を伴う計測装置や制御装置のセン
サーとして安心して使用することができ、また磁気特
性、電気的特性の変化、ばらつきも少なく、設計通りの
精度の高い特性をもった差動変圧器を得ることができる
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明による差動変圧器の
実施の形態を示す。同図で、例えば非磁性体のステンレ
ス鋼製ボビン20に1次コイル21と1対の2次コイル
22とが巻回されている。コイル21、22はは同じく
非磁性体のステンレス鋼製のケース23で覆われてい
る。24は本発明による可動磁芯で、例えばパーマロイ
(商品名)のようなニッケル基磁性体からなり、焼鈍の
ような熱処理を行っていない磁芯25に非磁性体の例え
ばステンレス鋼製の駆動軸25を摩擦圧接により突合わ
せ状態で結合して構成されている。
【0011】上記のように、磁芯25にステンレス鋼製
の駆動軸26を摩擦圧接により突合わせ状態で結合して
構成された駆動軸付き磁芯24は、後述の実験結果から
明らかなように、結合部の機械的強度が図2に示すよう
な従来のネジ結合によるものに比して大であり、また圧
接時の発熱は磁芯25と駆動軸26の結合界面付近だけ
に局限されるので、圧接時の発熱による機械的強度の低
下は殆どなく、磁気特性の低下あるいは変化も殆どなか
った。
【0012】さらに、本発明による駆動軸付き磁芯24
は、磁気的特性のばらつきが非常に小さく、設計通りの
特性の製品を得ることができ、互換性に優れ、磁芯25
の変位量と出力値との直線性がよく、出力感度のばらつ
きも小さい差動変圧器を得ることができた。
【0013】本発明による駆動軸付き磁芯、図2(a)
に示す従来のネジ結合による駆動軸付き磁芯の各々につ
いて引っ張り強度試験を行った。図3は引っ張り強度試
験を行うために加工された試験用駆動軸付き磁芯の試験
片で、JIS14A号に加工した。同図で30は本発明
で使用される磁芯と同じニッケル基磁性体で作られた磁
芯、31は同じく本発明で使用される駆動軸と同じ非磁
性体のステンレス鋼で作られた駆動軸で、それぞれの端
部32、33は試験機のチャックに取り付けるために直
径が10mmの円柱状に形成されている。磁芯30と駆
動軸32の結合部34における断面の直径は8mmのも
のと6mmのものを準備した。磁芯30は未焼鈍とし
た。
【0014】結合部34の結合形態としては、本発明に
よる摩擦圧接による突合わせ結合によるもの、図2
(a)のネジ結合で、その結合端部に有機接着剤を塗布
したもの、同じく図2(a)のネジ結合で、その結合端
部に銀ロウ付けを施したもで、直径が上記の8mm、6
mmのものについて10本づつ準備した。ネジ結合部の
ネジの呼び径はM4とした。
【0015】結合面の直径が6mm、8mmのものにつ
いて、それぞれの結合形式の各10本の試験片の引っ張
り強度の平均値を表1に示す。表1から明らかなよう
に、直径が6mmのもの、8mmのもののいずれにおい
ても本発明による摩擦圧接による突合わせ結合によるも
のはネジ結合によるものよりも大きな引っ張り強度が得
られることが判った。なお、本発明によるものは、引っ
張り強度試験において磁芯30と駆動軸31の結合部3
4では分離せず、引っ張り強度は磁芯30または駆動軸
31自体の強度で決定された。
【0016】
【表1】
【0017】次に、本発明の駆動軸付き磁芯、図2
(a)に示す従来の結合方法による駆動軸付き磁芯の各
々について図4に概略的に示す曲げ試験機による曲げ試
験を行った。引っ張り強度試験と同様に本発明で使用さ
れる磁芯と同じニッケル基磁性体で作られた磁芯40、
同じく本発明で使用される駆動軸と同じ非磁性体のステ
ンレス鋼で作られた駆動軸41で、両者の結合部44に
おける断面の直径が8mmのものと6mmのものについ
て、結合部44の結合形態が、本発明による摩擦圧接に
よる突合わせ結合によるもの、図2(a)のネジ結合
で、その結合端部に有機接着剤を塗布したもの、同じく
図2(a)のネジ結合で、その結合端部に銀ロウ付けを
施したものを、試験片としてそれぞれ10本づつ準備し
た。ネジ結合のネジの呼び径はM4とした。磁芯40は
未焼鈍とした。
【0018】図4に示す曲げ試験機35は、上面に90
°の開き角をなす溝状の受け面37が形成された曲げ受
けベース36と、この受け面37に向けて試験片を押し
下げるための押圧器38とからなり、押圧器38とし
て、その先端部の丸みが5R(半径5mm)、厚さが1
0mm、幅が50mmのものを使用した。磁芯40と駆
動軸41とを結合した試験片45を、その結合部44が
溝37の中央に位置するようにベース36上に載置し、
押圧機38を押し下げて、結合部44の下側に亀裂が生
ずるか否か、生じた場合は上記結合部44の下側に0.
5mmの幅の亀裂が生じたときの軸方向と水平との間の
角度を測定した。
【0019】曲げ試験の結果を表2に示す。表2から明
らかなように、ネジ結合に有機接着剤を塗布した試験片
では、断面の直径が6mmの試験片では8°の角度で結
合部44に0.5mmの幅の亀裂が生じ、直径が8mm
試験片では5.5°の角度で0.5mmの幅の亀裂が生
じた。ネジ結合に銀ロウ付けを施したものでは、断面の
直径が6mmの試験片では17.0°の角度で結合部4
4に0.5mmの幅の亀裂が生じ、直径が8mmの試験
片では13.5°の角度で0.5mmの幅の亀裂が生じ
た。これに対して圧接接合による本発明の駆動軸付き磁
芯の試験片では、直径が6mm、8mmの両方とも図の
ように90°まで曲げても全く亀裂は生じなかった。
【0020】
【表2】
【0021】以上の2つの試験結果から磁芯と駆動軸と
を摩擦圧接により突合わせ結合して構成された本発明に
よる駆動軸付き磁芯は、機械的強度が優れ、激しい強い
振動や往復運動を伴う装置に使用しても、折損のような
故障がなく、高い信頼性が得られることが判った。
【0022】次に本発明による駆動軸付き磁芯を使用し
た差動変圧器と図2(a)に示す従来のネジ結合を採用
した駆動軸付き磁芯を使用した差動変圧器の電気的特性
の比較試験を行った。表3は磁芯の変位量に対する各変
位位置における差動変圧器の出力値の偏差、つまり出力
値の直線性を試験した結果を示す。本発明の突合わせ摩
擦接合による断面の直径が6mmの駆動軸付き磁芯を1
0本、図2(a)の従来のネジ結合で、その結合端部に
有機接着剤を塗布したものと、銀ロウ付けを施したもの
で、断面の直径が6mmの駆動軸付き磁芯をそれぞれ1
0本づつの合計30本を試料として準備して、各試料に
ついて直線性の試験を行った。ネジ結合の場合は、通常
ネジを切った後焼鈍を行うが、本発明の駆動軸付き可動
磁芯は焼鈍を行わないので、同一条件で比較を行うため
に従来のネジ結合によるものも焼鈍を行わなかった。ネ
ジ結合のネジの呼び径はM4とした。
【0023】試験は次の条件で行った。 励磁電圧 2.5ボルト 周波数 5KHz 周囲温度 20℃ 湿度 58% 磁芯の変位 5mm間隔で±25mmの範囲 許容出力誤差(偏差) ±1%以内
【0024】次の表3に示す値は各変位位置(±5m
m、±10mm、・・・)における各10本づつの試料
の内の最大の出力値誤差(偏差)の値を呈したものをピ
ックアップして示したもので、いずれの駆動軸付き磁芯
を使用した場合も出力偏差の最大値は±1%以内の許容
誤差範囲内におさまっていることが判った。出力値(ボ
ルト)の偏差は式(1)にって表わされる。
【0025】
【数1】 理想値=(−25mmの点の出力値) +(+25mmの点の
出力値)を2で除した値を各点の偏位量(%)に応じて
比例配分した値(ボルト) 各点の出力値=磁芯の各変位点(±5mm、±10m
m、・・・)における出力値(ボルト)
【0026】
【表3】
【0027】次の表4は、前述の出力値誤差(偏差)の
測定に使用した合計30本の駆動軸付き磁芯のそれぞれ
について、設計基準感度に対する感度差を測定したもの
である。感度差は、磁芯の最大偏位量を+25mm、−
25mmとし、各試料について+25mmの位置と−2
5mmの位置における各出力値の平均値V(ボルト)を
25mmで除して単位偏位量(1mm)当たりの出力値
(感度)(V/mm)を求め、この単位偏位量当たりの
出力値(感度)と上記設計基準感度(V/mm)との差
の割合として測定した。
【0028】感度差の測定は次の条件で行った。 励磁電圧 2.5ボルト 周波数 5KHz 周囲温度 20℃ 湿度 58% 磁芯の測定変位位置 +25mmおよび−25mm
【0029】
【表4】
【0030】感度差は式(2)によって表わされる。
【数2】
【0031】表4から明らかなように、図2(a)のネ
ジ結合に有機接着剤を施したものでは、試料2が正方向
の最大の感度差+0.67%を示し、試料7が負方向の
最大の感度差−0.36%を示した。ネジ結合に銀ロウ
付けを併用したものでは、感度差はいずれも負方向で、
試料1が最大の感度差−3.12%を示した。これに対
して本発明の試料では、試料2が−0.14%の感度差
を示し、最大感度差は試料9の+0.61%で、最大感
度差の点でも本発明の駆動軸付き磁芯は従来のものに比
して平均して優れていることが判った。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明による磁芯に駆動
軸を摩擦圧接により突合わせ結合して構成された駆動軸
付き磁芯は、機械的強度が極めて大であるから、激しい
振動や往復運動を伴うプレス機械や採石機械等の位置計
測装置、制御装置で使用される差動変圧器にも安心して
使用することができる。また、本発明による駆動軸付き
磁芯を使用した差動変圧器は、磁芯の各変位位置におけ
る出力値誤差(偏差)、基準感度に対する感度差共従来
の駆動軸付き磁芯に比して概して小さく、発電プラン
ト、化学プラント等のサーボ弁の制御、航空機の位置制
御センサー等、精密で信頼性を要する用途にも安心して
使用することができ、また特性のばらつきが小さいこと
から互換性の点でも優れているという効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】可動磁芯として本発明の駆動軸付き磁芯を使用
した差動変圧器の概略構成図である。
【図2】(a)は従来の磁芯と駆動軸との結合形態の1
例を示す概略図である。(b)は従来の磁芯と駆動軸と
の結合形態の他の例を示す概略図である。
【図3】駆動軸付き磁芯の引っ張り強度試験を行うため
の駆動軸付き磁芯の試験片の構成を示す概略図である。
【図4】駆動軸付き磁芯の曲げ試験を行う方法を説明す
る概略図である。
【符号の説明】
21 1次コイル 22 2次コイル 24 駆動軸付き磁芯 25 磁芯 26 駆動軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次コイルおよび2次コイルと、可動磁
    芯とを含み、上記可動磁芯が、磁芯に非磁性体材料の駆
    動軸を摩擦圧接により突合わせ結合して構成された駆動
    軸付き磁芯であることを特徴とする差動変圧器。
  2. 【請求項2】 磁芯がニッケル基磁性体により構成さ
    れ、駆動軸が非磁性体のステンレス鋼により構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の差動変圧器。
  3. 【請求項3】 磁芯は未焼鈍であることを特徴とする請
    求項1または2に記載の差動変圧器。
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Cited By (5)

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