JP2000213830A - 冷凍サイクル用のドライヤ - Google Patents

冷凍サイクル用のドライヤ

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JP2000213830A
JP2000213830A JP11014166A JP1416699A JP2000213830A JP 2000213830 A JP2000213830 A JP 2000213830A JP 11014166 A JP11014166 A JP 11014166A JP 1416699 A JP1416699 A JP 1416699A JP 2000213830 A JP2000213830 A JP 2000213830A
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JP
Japan
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dryer
shaped filter
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bag
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JP11014166A
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English (en)
Inventor
Yasuhito Takeda
泰仁 武田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B43/00Arrangements for separating or purifying gases or liquids; Arrangements for vaporising the residuum of liquid refrigerant, e.g. by heat
    • F25B43/003Filters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍サイクルにおいてスラッジが大量に発生
した場合でも、フィルタが全体的に目詰まりを起こすま
での猶予期間を延期化する。それでいて、ドライヤ本体
の大径化は避ける。 【解決手段】 ドライヤ本体10内に装着するフィルタ
11として、その全長がドライヤ本体10の全長との比
較において相対的に長い細長い袋状に成形されたものを
用い、フィルタの有効面積を従来の皿状フィルタに比べ
て充分に大きくしてある。袋状フィルタ11内に乾燥剤
12を充填し、袋状フィルタ11の開口側を有孔キャッ
プ部材13に加締めて一体化してある。その袋状フィル
タ11がドライヤ本体10に挿入され、有孔キャップ部
材13がドライヤ本体10に圧入されて固定され、袋状
フィルタ11とドライヤ本体10の内周面との間に冷媒
流路14を確保している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫などにおけ
る冷凍サイクル中に介挿されて、冷媒に含まれる水分を
吸着するための乾燥剤とスラッジ・異物を捕捉するため
のフィルタとが外殻をなすドライヤ本体に内蔵された構
成のドライヤにかかわり、特にはスラッジに起因する目
詰まりの対策技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の冷凍サイクル用のドライヤ
Bの構造を示す断面図である。図4において、符号の2
0はドライヤ本体、21は金網を利用したフィルタ、2
2はフィルタホルダー、23は乾燥剤、24はパンチン
グメタルである。フィルタ21は皿状に形成され、その
開口側がフィルタホルダー22に加締められている。皿
状フィルタ21を取り付けたフィルタホルダー22がド
ライヤ本体20内において冷媒出口20b側に圧入され
固定されている。また、パンチングメタル24がドライ
ヤ本体20内において冷媒入口20a側に圧入され固定
されている。そして、フィルタ21とパンチングメタル
24との間においてドライヤ本体20内に乾燥剤23が
充填されている。
【0003】このドライヤBに対してその冷媒入口20
aから流入した冷媒はパンチングメタル24の小孔を通
って乾燥剤23を通過し、その間に冷媒に含まれている
水分が乾燥剤23に吸着され、さらに皿状フィルタ21
を通過するときに冷媒に含まれている異物が皿状フィル
タ21によって捕捉される。その結果として、冷媒出口
20bから流出していく冷媒は水分や異物が除去されて
浄化された状態となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術に
は次のような問題点がある。冷凍サイクルにおいて圧縮
機内で冷媒が圧縮されるときに、局部的な温度上昇によ
り冷媒が分解され冷凍機油と反応するとスラッジ(汚染
物)が発生することがある。スラッジは冷媒とともにド
ライヤB内に流入し、皿状フィルタ21によって捕捉さ
れるが、スラッジの発生量が大きくなるほど皿状フィル
タ21に堆積するスラッジの量が多くなる。従来のドラ
イヤにおいては、皿状フィルタ21はその皿状という形
態のために、その有効面積はドライヤ本体21の断面積
よりやや大きい程度の比較的小さな面積となっている。
そのため、スラッジが大量に発生した場合には、皿状フ
ィルタ21の目詰まりを引き起こす原因となりやすい。
一つひとつのスラッジはフィルタの局部において捕捉さ
れ、その部分においては目詰まりとなる。フィルタの有
効面積が小さいと、フィルタ全領域に対する局部的な目
詰まり領域の割合が相対的に大きい。フィルタの有効面
積が小さいので、局部的な目詰まりがフィルタ全体へ広
がる速度が速く、全体的な目詰まりに至るまでの猶予期
間が短い。目詰まりの状況が進行するにつれて、冷媒の
スムーズな流れが阻害されるに至る。つまりは、スラッ
ジ・異物のトータルな捕捉量が少なく、ドライヤの寿命
が短くなるという問題がある。
【0005】ドライヤ本体の径を大きくすれば、皿状の
フィルタを用いるにしても、皿状フィルタの有効面積を
大きくすることが可能となり、目詰まり状態になるまで
の猶予期間を延期することができる。しかし、冷凍サイ
クルを利用する冷蔵庫などの機器においては省スペース
が技術傾向となっており、フィルタ有効面積の増大のた
めにドライヤを大径化することはこの技術傾向に反する
ことになる。
【0006】本発明は上記した課題の解決を図るべく創
作したものであって、大径化を抑制しつつスラッジ・異
物の目詰まり現象の発生をできるだけ延期化することつ
まりドライヤの寿命を長くすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわる請求項
1の冷凍サイクル用のドライヤは、冷媒に含まれている
水分を吸着するための乾燥剤とスラッジ・異物を捕捉す
るためのフィルタとが外殻をなすドライヤ本体に内蔵さ
れたものであって、フィルタとしてドライヤ本体に沿っ
て細長い袋状のフィルタを用いて、この細長い袋状フィ
ルタをドライヤ本体内に挿入した状態でこの袋状フィル
タとドライヤ本体の内周面との間に冷媒の流路を確保し
た構造となしたものである。この構成によると、ドライ
ヤ本体の全長に対する細長い袋状フィルタの長さの割合
が従来の技術の場合の皿状フィルタに比べると相対的に
大きなものとなり、ドライヤ本体内周面との間に流路を
確保していることとも相まってフィルタの有効面積を従
来の技術に比べて充分に大きなものとなしている。つま
り、冷凍サイクルにおいて発生したスラッジ(汚染物)
の捕捉に寄与する有効面積が充分に大きいので、捕捉し
たスラッジによってフィルタが局部的に詰まっても、そ
れは局部でのことであってフィルタ全体への広がりは直
ちには進行しない。全体的な目詰まりに至るまでの猶予
期間を長く確保する。それまでは冷媒の流れが良好に確
保されるためスラッジ・異物を効率良く捕捉でき、ま
た、スラッジ・異物のトータルな捕捉量が大きなものと
なる。すなわち、スラッジが大量に発生した場合でも、
フィルタの全体的な目詰まりすなわちドライヤの閉塞は
生じにくいものとなり、ドライヤとしての寿命が長くな
る。それでいて、ドライヤ本体の径を殊更に大きくする
必要がない。
【0008】請求項2の冷凍サイクル用のドライヤは、
上記請求項1において、袋状フィルタに乾燥剤を充填し
てこの袋状フィルタの開口側をパンチングメタルなどの
有孔キャップ部材で加締めるなどして閉じ、その有孔キ
ャップ部材をドライヤ本体に圧入した構成となしてあ
る。この構成によると、従来の技術のフィルタホルダー
に相当するものが省略されたことになり、袋状フィルタ
を直接に有孔キャップ部材に一体化してあるので、ドラ
イヤ本体に対する圧入工程が1回でよくなる。
【0009】請求項3の冷凍サイクル用のドライヤは、
上記請求項1において、袋状フィルタの開口側をリング
状のフィルタホルダーに加締めなどで一体化して、この
フィルタホルダーをドライヤ本体に圧入し、乾燥剤を充
填した上で、フィルタホルダーの後方において乾燥剤の
こぼれ出し防止のためのパンチングメタルなどの有孔キ
ャップ部材をドライヤ本体に圧入した構成となしてあ
る。この構成を部品点数面・組み付け工数面から見ると
従来の技術の場合と同じとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかわる冷凍サイ
クル用のドライヤの実施の形態を図面に基づいて詳細に
説明する。
【0011】ドライヤの具体的構造について説明する前
に、図3を用いてドライヤが介挿される冷凍サイクルに
ついて説明する。図3は冷凍サイクルの概略構成図であ
る。冷媒の循環方向を矢印で示してある。圧縮機1によ
って圧縮されて高温・高圧となった冷媒ガスは凝縮器2
によって放熱し、中温・高圧の液冷媒となる。この液冷
媒はドライヤAを通過した後に膨張機構であるキャピラ
リチューブ3において減圧され、蒸発器4において蒸発
して低温・低圧の冷媒ガスとなる。この冷媒ガスを圧縮
機1が吸入して再度圧縮することにより冷凍サイクルが
形成される。ドライヤAは、冷凍サイクル内の異物や水
分のほか、冷媒・冷凍機油の高温化や化学反応によって
発生したスラッジ(汚染物)を吸着・捕捉する。
【0012】〔実施の形態1〕図1は実施の形態1のド
ライヤAの構造を示す断面図である。図1に示すよう
に、外殻をなすほぼ円筒状のドライヤ本体10内に装着
すべきフィルタ11として、金網を利用してドライヤ本
体10の内径よりも小径の細長い袋状(有底筒状)に成
形されたものを用いている。この細長い袋状フィルタ1
1におけるドライヤ本体10の冷媒出口10b側に位置
する底部は半球殻状となっている。袋状フィルタ11内
に乾燥剤12が充填された状態で、袋状フィルタ11の
開口側がパンチングメタルなどの有孔キャップ部材13
に加締めによって一体化されている。図では、袋状フィ
ルタ11を構成する金網のメッシュ、乾燥剤12を示す
粒および有孔キャップ部材13の小孔が部分的に図示さ
れているが、メッシュは全体にわたるものであり、乾燥
剤12は袋状フィルタ11の全体にわたって充満して充
填され、また小孔は均一ピッチで全体にわたって形成さ
れているものである。なお、袋状フィルタ11を構成し
ている金網は1cm2 当たり100メッシュ程度として
あり、有孔キャップ部材13の小孔の径は乾燥剤12が
こぼれ出さないように0.8mm程度としてある。もっ
とも、このような数値は単なる例示にすぎず、仕様に応
じて適宜に変更してよいことはいうまでもない。乾燥剤
12を充填し有孔キャップ部材13で閉じられた細長い
袋状フィルタ11がドライヤ本体10に挿入され、有孔
キャップ部材13がドライヤ本体10の内周面に圧入さ
れて固定されている。この挿入と圧入が行われた段階で
ドライヤ本体10における冷媒入口10a側および冷媒
出口10b側が絞り成形されてドライヤAが構成されて
いる。
【0013】このような構成のドライヤAにおいては、
フィルタ11は細長い袋状に形成されていて、この細長
い袋状フィルタ11の全長はドライヤ本体10の全長と
の比較において相対的に長いものとなっている。前述の
ように、図示例のものでは7〜8割もある。この袋状フ
ィルタ11の有効面積は従来の技術における皿状フィル
タに比べて充分に大きなものとなっている。その有効面
積は、冷媒出口10b側の半球殻状の部分だけでなく、
ドライヤ本体10の内周面に対向する筒状部分をも含む
大きなものである。この筒状部分を有効面積とするため
に、フィルタ11を細長い袋状にするとともに、筒状部
分とドライヤ本体10の内周面との間に筒状の冷媒流路
14を確保している。
【0014】次に、上記のように構成された実施の形態
1のドライヤAの動作を説明する。図3に示す凝縮器2
からの液冷媒がドライヤAに対してその冷媒入口10a
から流入する。流入した冷媒は有孔キャップ部材13の
小孔を通って袋状フィルタ11内の乾燥剤12の微小隙
間を流動し、乾燥剤12との接触により冷媒に含まれて
いる水分が乾燥剤12に吸着される。乾燥剤12を通過
する冷媒の一部は筒状の冷媒流路14に出て冷媒出口1
0bへと至る。また、冷媒の別の一部は袋状フィルタ1
1の先端側から冷媒出口10bへと至る。いずれも細か
いメッシュの袋状フィルタ11を通るので、冷媒に含ま
れているスラッジ・異物が袋状フィルタ11によって捕
捉される。したがって、冷媒出口10bから流出してい
く冷媒は水分やスラッジ・異物が除去されて浄化された
状態となって、図3に示す蒸発器4へと流れていく。
【0015】細長い袋状フィルタ11の全長はドライヤ
本体10の全長との比較において相対的に長いものであ
り(図示のものでは7〜8割ある)、袋状フィルタ11
の有効面積が充分に大きなものとなっているので、冷凍
サイクルにおいて異常反応によりスラッジ(汚染物)が
大量に発生した場合でも、袋状フィルタ11の目詰まり
すなわちドライヤAの閉塞は生じにくい。つまり、スラ
ッジは袋状フィルタ11のメッシュに捕捉されるが、そ
の捕捉に寄与する有効面積が充分に大きいので、捕捉し
たスラッジによってメッシュが局部的に詰まっても、そ
れは局部でのことであって袋状フィルタ11全体の目詰
まりとはならない。メッシュの局部的な詰まりが累積す
ることで袋状フィルタ11全体の目詰まりに至るであろ
うが、有効面積が充分に大きいのでそのような全体的な
目詰まりに至るまでの猶予期間が充分に長くなるのであ
る。全体的な目詰まりに至るまでは、ドライヤA内での
冷媒の流れが良好に確保されるためスラッジ・異物を効
率良く捕捉することができ、また、スラッジ・異物のト
ータルな捕捉量が非常に大きなものとなる。すなわち、
ドライヤAとしての寿命が長いのである。それでいて、
ドライヤ本体10の径については、これを殊更に大きく
しているものではなく、冷凍サイクルを利用する冷蔵庫
などの機器における現行の技術傾向である省スペースの
面で有利なものとなる。
【0016】部品点数面・組み付け工数面で考察する
と、図4に示す従来の技術の場合にはフィルタホルダー
22の圧入とパンチングメタル24の圧入の工程が2回
必要であったのに対して、本実施の形態1においては、
フィルタホルダー22に相当するものがなく、袋状フィ
ルタ11を直接に有孔キャップ部材13と一体化してあ
るので、ドライヤ本体10に対する圧入工程を1回で済
ませることができる。
【0017】〔実施の形態2〕本発明の実施の形態2
は、細長い袋状フィルタと有孔キャップ部材とを別体に
したものである。図2は実施の形態2のドライヤAの構
造を示す断面図である。細長い袋状フィルタ11の開口
側がリング状のフィルタホルダー15に加締めによって
一体化されている。このフィルタホルダー15は、その
前端側も後端側も開口している。フィルタホルダー15
に取り付けられた細長い袋状フィルタ11がドライヤ本
体10に挿入され、フィルタホルダー15がドライヤ本
体10に圧入されて固定されている。さらに、袋状フィ
ルタ11に乾燥剤12が充填されている。乾燥剤12は
フィルタホルダー15の後方においてもドライヤ本体1
0に充填されている。そして、有孔キャップ部材13が
ドライヤ本体10に圧入されて固定されている。このよ
うな挿入と圧入が行われた段階でドライヤ本体10にお
ける冷媒入口10a側および冷媒出口10b側が絞り成
形されてドライヤAが構成されている。図では、袋状フ
ィルタ11を構成する金網のメッシュ、乾燥剤12を示
す粒および有孔キャップ部材13の小孔が部分的に図示
されているが、メッシュは全体にわたるものであり、乾
燥剤12は袋状フィルタ11の全体にわたるとともに有
孔キャップ部材13に接する箇所まで充満して充填さ
れ、また小孔は均一ピッチで全体にわたって形成されて
いるものである。
【0018】本実施の形態2のドライヤAにおいては、
その細長い袋状フィルタ11の有効面積は実施の形態1
よりも小さくなっているが、それでも、従来の技術にお
ける皿状フィルタに比べて充分に大きなものとなってい
る。すなわち、袋状フィルタ11における冷媒出口10
b側の半球殻状の部分だけでなく、ドライヤ本体10の
内周面に対向する筒状部分をも含む大きな有効面積とな
っている。符号の14は袋状フィルタ11の筒状部分と
ドライヤ本体10の内周面との間の筒状の冷媒流路であ
る。その他の事項で実施の形態1について述べた任意の
事項は本実施の形態2にも該当するものとする。
【0019】実施の形態2のドライヤAの動作は実施の
形態1の場合と実質的に同様であり、袋状フィルタ11
の有効面積が充分に大きなものとなっているので、冷凍
サイクルにおいてスラッジが大量に発生した場合でも、
長期間にわたってドライヤA内での冷媒の流れが良好に
確保され、スラッジ・異物を効率良く捕捉することがで
き、袋状フィルタ11の目詰まりすなわちドライヤAの
閉塞を生じにくいものにすることができる。また、ドラ
イヤ本体10の径を殊更に大きくしなくてもよいものと
なっている。
【0020】部品点数面・組み付け工数面で考察する
と、図4に示す従来の技術の場合と同じであり、従来の
技術と同様の工程をもってドライヤAを製作することが
可能となっている。
【0021】
【発明の効果】冷凍サイクル用のドライヤについての請
求項1の発明によれば、フィルタを細長い袋状にし、ド
ライヤ本体の内周面との間に冷媒の流路を確保してフィ
ルタの有効面積を充分に大きなものとなしてあるので、
冷凍サイクルにおいてスラッジが大量に発生した場合で
も、全体的な目詰まりに至るまでの猶予期間を長く確保
でき、スラッジ・異物の効率良い捕捉を維持してそのト
ータルな捕捉量を増大でき、しかも、ドライヤ本体の径
を殊更に大きくする必要がなくて、冷蔵庫などの冷凍サ
イクルを利用する機器における技術傾向としての省スペ
ース面も有利に展開することができる。
【0022】請求項2の発明によれば、乾燥剤のこぼれ
出しを防止する有孔キャップ部材をもって、ドライヤ本
体との間に流路を確保する状態で細長い袋状フィルタを
ドライヤ本体内に固定する部品を兼ねさせており、従来
の技術の場合におけるフィルタホルダーに相当するもの
を省略してあるので、ドライヤ本体に対する圧入工程を
1回で済ませることができる。
【0023】請求項3の発明によれば、フィルタを細長
い袋状フィルタとすることを除いては、部品点数面・組
み付け工数面から見て従来の技術の場合と同じであるの
で、従来の技術と同様な工程をもってドライヤを製作す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の冷凍サイクル用のド
ライヤの構造を示す断面図
【図2】 本発明の実施の形態2の冷凍サイクル用のド
ライヤの構造を示す断面図
【図3】 ドライヤが介挿される冷凍サイクルの概略構
成図
【図4】 従来の技術における冷凍サイクル用のドライ
ヤの構造を示す断面図
【符号の説明】
A…ドライヤ、1…圧縮機、2…凝縮器、3…キャピラ
リチューブ、4…蒸発器、10…ドライヤ本体、10a
…冷媒入口、10b…冷媒出口、11…細長い袋状フィ
ルタ、12…乾燥剤、13…有孔キャップ部材(パンチ
ングメタル)、14…筒状流路、15…フィルタホルダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライヤ本体の内部に乾燥剤とともに挿
    入されるフィルタが細長い袋状のフィルタに構成され、
    この袋状フィルタとドライヤ本体の内周面との間に流路
    が確保されている冷凍サイクル用のドライヤ。
  2. 【請求項2】 乾燥剤が充填された袋状フィルタの開口
    側が有孔キャップ部材に一体化され、有孔キャップ部材
    がドライヤ本体に圧入されている請求項1に記載の冷凍
    サイクル用のドライヤ。
  3. 【請求項3】 袋状フィルタの開口側がリング状のフィ
    ルタホルダーに一体化され、フィルタホルダーがドライ
    ヤ本体に圧入され、フィルタホルダーの後方で有孔キャ
    ップ部材がドライヤ本体に圧入され、袋状フィルタ内お
    よびフィルタホルダーから有孔キャップ部材にかけて乾
    燥剤が充填されている請求項1に記載の冷凍サイクル用
    のドライヤ。
JP11014166A 1999-01-22 1999-01-22 冷凍サイクル用のドライヤ Pending JP2000213830A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1342965A1 (en) * 2002-03-06 2003-09-10 Stanhope Products Company Integrated condenser-receiver desiccant bag and associated filter cap
JP2008025931A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Sanyo Electric Co Ltd 冷蔵庫
JPWO2014203355A1 (ja) * 2013-06-19 2017-02-23 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置
WO2017122517A1 (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 旭硝子株式会社 冷凍サイクル装置及び熱サイクルシステム

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