JP2000210332A - 着用物品 - Google Patents
着用物品Info
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- JP2000210332A JP2000210332A JP11169764A JP16976499A JP2000210332A JP 2000210332 A JP2000210332 A JP 2000210332A JP 11169764 A JP11169764 A JP 11169764A JP 16976499 A JP16976499 A JP 16976499A JP 2000210332 A JP2000210332 A JP 2000210332A
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- sheet
- top sheet
- wearing article
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で着用物品の耐久性及び作業性を
向上させる。 【解決手段】 人体に当接する内面側に位置するトップ
シート１と、外面側に位置するバックシート２とを有す
る着用物品において、着用物品の一端部に、この着用物
品の一端部、例えば背部４Ａ等を他端部、例えば腹部４
Ｂに着脱可能に結合するための係止部５が設けられた機
械式面ファスナ６を配設してトップシート１とバックシ
ート２との間に固定するとともに、着用物品の他端部
に、上記係止部が係合されるターゲットテープ７等の被
係止部を設け、かつトップシート１またはバックシート
２の一方に、上記機械式面ファスナ６の係止部５を外部
に露出させるための開口部９を形成した。
向上させる。 【解決手段】 人体に当接する内面側に位置するトップ
シート１と、外面側に位置するバックシート２とを有す
る着用物品において、着用物品の一端部に、この着用物
品の一端部、例えば背部４Ａ等を他端部、例えば腹部４
Ｂに着脱可能に結合するための係止部５が設けられた機
械式面ファスナ６を配設してトップシート１とバックシ
ート２との間に固定するとともに、着用物品の他端部
に、上記係止部が係合されるターゲットテープ７等の被
係止部を設け、かつトップシート１またはバックシート
２の一方に、上記機械式面ファスナ６の係止部５を外部
に露出させるための開口部９を形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体に当接する内
面側に位置するトップシートと、外面側に位置するバッ
クシートとを有する使い捨ておむつもしくは男性用失禁
パッド等の使い捨て着用物品またはおむつカバー等から
なる着用物品に関するものである。
面側に位置するトップシートと、外面側に位置するバッ
クシートとを有する使い捨ておむつもしくは男性用失禁
パッド等の使い捨て着用物品またはおむつカバー等から
なる着用物品に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば特公平８−２３６５号公報
に示されるように、紙おむつ本体の腹部外面または背部
の一方の両側方部にフックを有するシートを、他方にフ
ック受けを有するシートを取り付け、上記フックとフッ
ク受けとの重ね合わせ絡み合いにより紙おむつを被着用
者に着脱自在に装着させるようにした紙おむつにおい
て、上記シートの一部をおむつ本体の外側方に延在させ
るとともに、この延在部の内面側にフックまたはフック
受けからなる固定部を設け、紙おむつの未使用時に、上
記延在部を紙おむつ本体の内面に仮止めするように構成
することにより、上記フックを有するシートが遊離状態
となるのを防止することが行われている。
に示されるように、紙おむつ本体の腹部外面または背部
の一方の両側方部にフックを有するシートを、他方にフ
ック受けを有するシートを取り付け、上記フックとフッ
ク受けとの重ね合わせ絡み合いにより紙おむつを被着用
者に着脱自在に装着させるようにした紙おむつにおい
て、上記シートの一部をおむつ本体の外側方に延在させ
るとともに、この延在部の内面側にフックまたはフック
受けからなる固定部を設け、紙おむつの未使用時に、上
記延在部を紙おむつ本体の内面に仮止めするように構成
することにより、上記フックを有するシートが遊離状態
となるのを防止することが行われている。
【０００３】上記使い捨ておむつは、例えば図１０に示
すように、おむつ本体の腹部外面に、接着もしくは縫合
する等により固着された多数のループ３５ａを有する絡
み受けシート（フック受けシート）３５と、おむつ本体
の背部から左右両側方に延在された一対の絡みシート
（フックシート）３６とを有し、この絡みシート３６の
基材３６ａには、多数のフック片３６ｂが設けられてな
る固定部３６Ｂが接着剤３７Ａ，３７Ｂにより固着され
ている。
すように、おむつ本体の腹部外面に、接着もしくは縫合
する等により固着された多数のループ３５ａを有する絡
み受けシート（フック受けシート）３５と、おむつ本体
の背部から左右両側方に延在された一対の絡みシート
（フックシート）３６とを有し、この絡みシート３６の
基材３６ａには、多数のフック片３６ｂが設けられてな
る固定部３６Ｂが接着剤３７Ａ，３７Ｂにより固着され
ている。
【０００４】そして、上記使い捨ておむつは、非使用時
に、おむつ本体から左右両側方に延設された絡みシート
３６が遊離状態となるのを防止するため、図１０の仮想
線で示すように、おむつ本体の内方側に絡みシート３６
を折り返して、上記フック片３６ｂを透液性シート３１
の不織布面に絡み付けるとともに、上記絡みシート３６
の先端部に設けられた接着剤３６Ｃ１，３６Ｃ２を透液
性シート３１の不織布面に接着した状態で、荷造り及び
出荷されるように構成されている。
に、おむつ本体から左右両側方に延設された絡みシート
３６が遊離状態となるのを防止するため、図１０の仮想
線で示すように、おむつ本体の内方側に絡みシート３６
を折り返して、上記フック片３６ｂを透液性シート３１
の不織布面に絡み付けるとともに、上記絡みシート３６
の先端部に設けられた接着剤３６Ｃ１，３６Ｃ２を透液
性シート３１の不織布面に接着した状態で、荷造り及び
出荷されるように構成されている。
【０００５】また、上記使い捨ておむつを装着する際に
は、絡みシート３６の先端部をつまんで透液性シート３
１から剥離した後、おむつ本体の腹部側に固定された絡
み受けシート３５上に上記絡みシート３６，３６を重ね
ることにより、この絡みシート３６に固着された固定部
３６Ｂのフック片３６ｂを、上記受けシート３５のルー
プ３５ａに絡みつかせて、おむつ本体の腹部と背部とを
結合するようになっている。
は、絡みシート３６の先端部をつまんで透液性シート３
１から剥離した後、おむつ本体の腹部側に固定された絡
み受けシート３５上に上記絡みシート３６，３６を重ね
ることにより、この絡みシート３６に固着された固定部
３６Ｂのフック片３６ｂを、上記受けシート３５のルー
プ３５ａに絡みつかせて、おむつ本体の腹部と背部とを
結合するようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記のように基材３６
ａに多数のフック片３６ｂを有する機械式面ファスナか
らなる固定部３６Ｂが固着された絡みシート３６を、お
むつ本体から左右両側方に延在させてなる使い捨ておむ
つでは、その非使用時に、上記絡みシート３６が邪魔に
ならないようにおむつ本体の内方側に絡みシート３６を
重ねて仮止めする必要があるとともに、使い捨ておむつ
の装着時に、上記絡みシート３６の仮止め部を剥離した
後、おむつ本体の腹部側に固定された絡み受けシート３
５に上記固定部３６Ｂを係合する必要があるため、これ
らの作業が煩雑であるという問題がある。
ａに多数のフック片３６ｂを有する機械式面ファスナか
らなる固定部３６Ｂが固着された絡みシート３６を、お
むつ本体から左右両側方に延在させてなる使い捨ておむ
つでは、その非使用時に、上記絡みシート３６が邪魔に
ならないようにおむつ本体の内方側に絡みシート３６を
重ねて仮止めする必要があるとともに、使い捨ておむつ
の装着時に、上記絡みシート３６の仮止め部を剥離した
後、おむつ本体の腹部側に固定された絡み受けシート３
５に上記固定部３６Ｂを係合する必要があるため、これ
らの作業が煩雑であるという問題がある。
【０００７】また、おむつ本体を構成する透液性シート
３１と不透液性シート３２との間に、上記絡みシート３
６を構成するベース３６Ａの基端部を介在させて接着剤
３７Ａ，３７Ｂにより固定するとともに、このベース３
６Ａに上記固定部３６Ｂを接着剤３７Ａ，３７Ｂにより
固定するように構成されているため、構造が複雑で製造
コストが高いとともに、おむつ本体に接着された上記ベ
ース３６Ａの基端部及び絡みシート３６に接着された固
定部３６Ｂの基材３６ａが剥離し易く、耐久性が不十分
であるという問題があった。
３１と不透液性シート３２との間に、上記絡みシート３
６を構成するベース３６Ａの基端部を介在させて接着剤
３７Ａ，３７Ｂにより固定するとともに、このベース３
６Ａに上記固定部３６Ｂを接着剤３７Ａ，３７Ｂにより
固定するように構成されているため、構造が複雑で製造
コストが高いとともに、おむつ本体に接着された上記ベ
ース３６Ａの基端部及び絡みシート３６に接着された固
定部３６Ｂの基材３６ａが剥離し易く、耐久性が不十分
であるという問題があった。
【０００８】本発明は、このような事情に鑑み、簡単な
構成で優れた耐久性及び作業性を有する使い捨ておむつ
等の着用物品を提供するものである。
構成で優れた耐久性及び作業性を有する使い捨ておむつ
等の着用物品を提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
人体に当接する内面側に位置するトップシートと、外面
側に位置するバックシートとを有する着用物品におい
て、着用物品の一端部に、この着用物品の一端部を他端
部に着脱可能に結合するための係止部が設けられた機械
式面ファスナを配設してトップシートとバックシートと
の間に固定するとともに、着用物品の他端部に、上記係
止部が係合される被係止部を設け、かつトップシートま
たはバックシートの一方に、上記機械式面ファスナの係
止部を外部に露出させるための開口部を形成したもので
ある。
人体に当接する内面側に位置するトップシートと、外面
側に位置するバックシートとを有する着用物品におい
て、着用物品の一端部に、この着用物品の一端部を他端
部に着脱可能に結合するための係止部が設けられた機械
式面ファスナを配設してトップシートとバックシートと
の間に固定するとともに、着用物品の他端部に、上記係
止部が係合される被係止部を設け、かつトップシートま
たはバックシートの一方に、上記機械式面ファスナの係
止部を外部に露出させるための開口部を形成したもので
ある。
【００１０】上記構成によれば、着用物品の一端部にお
けるトップシートとバックシートとの間に機械式面ファ
スナが配設されることにより安定した状態で固定される
とともに、上記トップシートまたはバックシートの一方
に形成された開口部から外部に露出した上記機械式面フ
ァスナの係止部が、着用物品の他端部に設けられた被係
止部に係合されることにより、着用物品の両端部が互い
に着脱可能に結合される。
けるトップシートとバックシートとの間に機械式面ファ
スナが配設されることにより安定した状態で固定される
とともに、上記トップシートまたはバックシートの一方
に形成された開口部から外部に露出した上記機械式面フ
ァスナの係止部が、着用物品の他端部に設けられた被係
止部に係合されることにより、着用物品の両端部が互い
に着脱可能に結合される。
【００１１】請求項２に係る発明は、トップシートに、
機械式面ファスナの係止部を外部に露出させるための開
口部を形成した請求項１記載の着用物品において、バッ
クシートの外面に、上記係止部の被係止部となるターゲ
ットテープを取り付けたものである。
機械式面ファスナの係止部を外部に露出させるための開
口部を形成した請求項１記載の着用物品において、バッ
クシートの外面に、上記係止部の被係止部となるターゲ
ットテープを取り付けたものである。
【００１２】上記構成によれば、トップシートに形成さ
れた開口部から外部に露出した上記機械式面ファスナの
係止部が、着用部品のバックシートに取り付けられたタ
ーゲットテープの被係止部に係合されることにより、着
用部品の両端部が互いに着脱可能に結合される。
れた開口部から外部に露出した上記機械式面ファスナの
係止部が、着用部品のバックシートに取り付けられたタ
ーゲットテープの被係止部に係合されることにより、着
用部品の両端部が互いに着脱可能に結合される。
【００１３】請求項３に係る発明は、バックシートに、
機械式面ファスナの係止部を外部に露出させるための開
口部を形成した請求項１記載の着用物品において、トッ
プシートに不織布面を設け、この不織布面によって上記
係止部の被係止部を構成したものである。
機械式面ファスナの係止部を外部に露出させるための開
口部を形成した請求項１記載の着用物品において、トッ
プシートに不織布面を設け、この不織布面によって上記
係止部の被係止部を構成したものである。
【００１４】上記構成によれば、バックシートに形成さ
れた開口部から外部に露出した上記機械式面ファスナの
係止部が、トップシートの不織布面からなる被係止部に
係合されることにより、着用部品の両端部が互いに着脱
可能に結合される。
れた開口部から外部に露出した上記機械式面ファスナの
係止部が、トップシートの不織布面からなる被係止部に
係合されることにより、着用部品の両端部が互いに着脱
可能に結合される。
【００１５】請求項４に係る発明は、人体に当接する内
面側に位置するトップシートと、外面側に位置するバッ
クシートとを有する着用物品において、着用物品の一端
部に、この着用物品の一端部を他端部に着脱可能に結合
するための係止部が設けられた機械式面ファスナを配設
するとともに、着用物品の他端部に、上記係止部が係合
される被係止部を有するターゲットテープを配設してト
ップシートとバックシートとの間に固定し、かつトップ
シートまたはバックシートの一方に、上記ターゲットテ
ープの被係止部を外部に露出させるための開口部を形成
したものである。
面側に位置するトップシートと、外面側に位置するバッ
クシートとを有する着用物品において、着用物品の一端
部に、この着用物品の一端部を他端部に着脱可能に結合
するための係止部が設けられた機械式面ファスナを配設
するとともに、着用物品の他端部に、上記係止部が係合
される被係止部を有するターゲットテープを配設してト
ップシートとバックシートとの間に固定し、かつトップ
シートまたはバックシートの一方に、上記ターゲットテ
ープの被係止部を外部に露出させるための開口部を形成
したものである。
【００１６】上記構成によれば、着用物品の一端部にお
けるトップシートとバックシートとの間にターゲットテ
ープが配設されることにより安定した状態で固定される
とともに、上記トップシートまたはバックシートの一方
に形成された開口部から外部に露出した上記ターゲット
テープの被係止部と、着用物品の他端部に設けられた機
械式面ファスナの係止部とが係合されることにより、着
用物品の両端部が互いに着脱可能に結合される。
けるトップシートとバックシートとの間にターゲットテ
ープが配設されることにより安定した状態で固定される
とともに、上記トップシートまたはバックシートの一方
に形成された開口部から外部に露出した上記ターゲット
テープの被係止部と、着用物品の他端部に設けられた機
械式面ファスナの係止部とが係合されることにより、着
用物品の両端部が互いに着脱可能に結合される。
【００１７】
【発明の実施の形態】図１は、本発明に係る着用物品の
実施形態を示している。この着用物品は、人体に当接す
る内面側に位置するトップシート１と、外面側に位置す
るバックシート２との間に吸収体３が配設されたおむつ
本体４を有し、このおむつ本体４の背部４Ａ側には、お
むつ本体４の背部４Ａと腹部４Ｂとを着脱可能に結合す
るための係止部５を有する左右一対の機械式面ファスナ
６，６が配設されるとともに、おむつ本体４の腹部４Ｂ
側には、上記係止部５の被係止部となるターゲットテー
プ７が取り付けられている。
実施形態を示している。この着用物品は、人体に当接す
る内面側に位置するトップシート１と、外面側に位置す
るバックシート２との間に吸収体３が配設されたおむつ
本体４を有し、このおむつ本体４の背部４Ａ側には、お
むつ本体４の背部４Ａと腹部４Ｂとを着脱可能に結合す
るための係止部５を有する左右一対の機械式面ファスナ
６，６が配設されるとともに、おむつ本体４の腹部４Ｂ
側には、上記係止部５の被係止部となるターゲットテー
プ７が取り付けられている。
【００１８】上記トップシート１は、不織布や孔明きフ
ィルム等の透液性シートによって形成され、その上面に
は左右一対の立上りギャザーが必要に応じて取り付けら
れるようになっている。また、上記バックシート２は、
プラスチックフィルム等の不透液性シートによって形成
されている。上記吸収体３は、主に粉砕パルプ繊維と高
吸水性樹脂粉末との混合物がティッシュ等で包まれる等
によって形成されている。
ィルム等の透液性シートによって形成され、その上面に
は左右一対の立上りギャザーが必要に応じて取り付けら
れるようになっている。また、上記バックシート２は、
プラスチックフィルム等の不透液性シートによって形成
されている。上記吸収体３は、主に粉砕パルプ繊維と高
吸水性樹脂粉末との混合物がティッシュ等で包まれる等
によって形成されている。
【００１９】そして、上記トップシート１とバックシー
ト２との間に、上記吸収体３が配設されるとともに、図
示を省略した線状弾性体が必要に応じて配設された状態
で、上記両シート１，２が接着剤等により互いに固着さ
れることにより、上記おむつ本体４が構成されている。
ト２との間に、上記吸収体３が配設されるとともに、図
示を省略した線状弾性体が必要に応じて配設された状態
で、上記両シート１，２が接着剤等により互いに固着さ
れることにより、上記おむつ本体４が構成されている。
【００２０】また、上記おむつ本体４の長手方向の両端
部、つまり上記背部４Ａ及び腹部４Ｂ側の端部には、左
右両側方に突出する側方部４ａ，４ｂがそれぞれ設けら
れることにより、おむつ本体４の全体形状が略砂時計状
に形成されている。そして、おむつ本体４の背部４Ａ側
に位置する左右両側方部４ａ，４ｂに上記機械式面ファ
スナ６が配設されている。
部、つまり上記背部４Ａ及び腹部４Ｂ側の端部には、左
右両側方に突出する側方部４ａ，４ｂがそれぞれ設けら
れることにより、おむつ本体４の全体形状が略砂時計状
に形成されている。そして、おむつ本体４の背部４Ａ側
に位置する左右両側方部４ａ，４ｂに上記機械式面ファ
スナ６が配設されている。
【００２１】この機械式面ファスナ６は、図２に示すよ
うに、所定の長さを有するテープ状の取付部８と、この
取付部８の長手方向の中央部に突設された多数のフック
部材またはきのこ状部材等からなる係止部５とよって構
成されている。そして、上記機械式面ファスナ６は、ト
ップシート１とバックシート２との間に配設されるとと
もに、トップシート１に形成された開口部９を介して上
記係止部５が外部に露出した状態で、上記取付部７の左
右両側部の上面が接着剤１０によってトップシート１の
下面に接着されることにより、トップシート１とバック
シート２との間に固定されている。
うに、所定の長さを有するテープ状の取付部８と、この
取付部８の長手方向の中央部に突設された多数のフック
部材またはきのこ状部材等からなる係止部５とよって構
成されている。そして、上記機械式面ファスナ６は、ト
ップシート１とバックシート２との間に配設されるとと
もに、トップシート１に形成された開口部９を介して上
記係止部５が外部に露出した状態で、上記取付部７の左
右両側部の上面が接着剤１０によってトップシート１の
下面に接着されることにより、トップシート１とバック
シート２との間に固定されている。
【００２２】上記ターゲットテープ７は、ループ状の繊
維を有する不織布または編み地等によって形成され、お
むつ本体４の腹部４Ａ側においてその幅方向に伸びるよ
うにバックシート２に接着されている。なお、上記ター
ゲットテープ７の設置範囲をおむつ本体４の左右両側部
４ａ，４ｂに限定した構造としてもよい。
維を有する不織布または編み地等によって形成され、お
むつ本体４の腹部４Ａ側においてその幅方向に伸びるよ
うにバックシート２に接着されている。なお、上記ター
ゲットテープ７の設置範囲をおむつ本体４の左右両側部
４ａ，４ｂに限定した構造としてもよい。
【００２３】上記使い捨ておむつからなる着用物品を製
造するには、例えば図３に示すように、図示を省略した
原反ローラから繰り出されたトップシート１の連続体
を、穴明け用のカッター装置１１の設置部に供給し、こ
のカッター装置１１によりトップシート１の所定位置に
上記開口部９を形成する。次いで上記トップシート１の
端部をシールするための接着剤を塗布する第１接着剤塗
布装置１２の設置部と、トップシート１の長手方向に沿
ってバックシート２を接着するための複数列の接着剤を
連続して塗布する第２接着剤塗布装置１３の設置部と、
上記開口部９の左右両側方部に機械式面ファスナ６を固
定するための接着剤１０を塗布する第３接着剤塗布装置
１４の設置部とに、上記トップシート１の連続体を順次
供給してトップシート１の所定位置に接着剤を塗布す
る。
造するには、例えば図３に示すように、図示を省略した
原反ローラから繰り出されたトップシート１の連続体
を、穴明け用のカッター装置１１の設置部に供給し、こ
のカッター装置１１によりトップシート１の所定位置に
上記開口部９を形成する。次いで上記トップシート１の
端部をシールするための接着剤を塗布する第１接着剤塗
布装置１２の設置部と、トップシート１の長手方向に沿
ってバックシート２を接着するための複数列の接着剤を
連続して塗布する第２接着剤塗布装置１３の設置部と、
上記開口部９の左右両側方部に機械式面ファスナ６を固
定するための接着剤１０を塗布する第３接着剤塗布装置
１４の設置部とに、上記トップシート１の連続体を順次
供給してトップシート１の所定位置に接着剤を塗布す
る。
【００２４】その後、上記トップシート１の連続体を面
ファスナ供給装置１５の設置部に搬送し、この面ファス
ナ供給装置１５から供給された機械式面ファスナ６を上
記トップシート１上に位置決めした状態で載置する。す
なわち、面ファスナ供給装置１５の搬送コンベア１６に
より、図４に示すように、中央部に上記係止部５が連続
して設けられた機械式面ファスナ６の連続体６ａを、カ
ッター装置１７の設置部に搬送し、このカッター装置１
７により上記機械式面ファスナ６の連続体６ａを切断し
て所定幅の機械式面ファスナ６を形成した後、吸引手段
を有する吸着ローラ１８により、切断後の上記機械式面
ファスナ６を吸着しつつ、上記トップシート１上の所定
位置に搬送して載置する。
ファスナ供給装置１５の設置部に搬送し、この面ファス
ナ供給装置１５から供給された機械式面ファスナ６を上
記トップシート１上に位置決めした状態で載置する。す
なわち、面ファスナ供給装置１５の搬送コンベア１６に
より、図４に示すように、中央部に上記係止部５が連続
して設けられた機械式面ファスナ６の連続体６ａを、カ
ッター装置１７の設置部に搬送し、このカッター装置１
７により上記機械式面ファスナ６の連続体６ａを切断し
て所定幅の機械式面ファスナ６を形成した後、吸引手段
を有する吸着ローラ１８により、切断後の上記機械式面
ファスナ６を吸着しつつ、上記トップシート１上の所定
位置に搬送して載置する。
【００２５】そして、トップシート１に形成された開口
部９から上記係止部５を外部に露出させた状態で、上記
取付部８の左右両側端部を接着剤１０によってトップシ
ート１の裏面に接着した後、このトップシート１の連続
体を接着装置２０の設置部に搬送する。
部９から上記係止部５を外部に露出させた状態で、上記
取付部８の左右両側端部を接着剤１０によってトップシ
ート１の裏面に接着した後、このトップシート１の連続
体を接着装置２０の設置部に搬送する。
【００２６】また、図示を省略した原反ロールから繰り
出されたバックシート２の連続体を、吸収体供給装置２
１の設置部に搬送し、この吸収体供給装置２１から供給
された吸収体３を上記バックシート２上に位置決めした
状態で載置した後、この吸収体３とともに上記バックシ
ート２の連続体を、上記接着装置２０の設置部に搬送す
る。そして、この接着装置２０に配設された上下の挟持
ローラで上記トップシート１とバックシート２とを挟持
する等により、トップシート１とバックシート２とを上
記各接着剤によって接着した後、図外のカッター装置の
設置部に上記トップシート１及びバックシート２の連続
体を搬送して、カッター装置により切断することによ
り、図１に示すような使い捨ておむつからなる着用物品
を形成する。
出されたバックシート２の連続体を、吸収体供給装置２
１の設置部に搬送し、この吸収体供給装置２１から供給
された吸収体３を上記バックシート２上に位置決めした
状態で載置した後、この吸収体３とともに上記バックシ
ート２の連続体を、上記接着装置２０の設置部に搬送す
る。そして、この接着装置２０に配設された上下の挟持
ローラで上記トップシート１とバックシート２とを挟持
する等により、トップシート１とバックシート２とを上
記各接着剤によって接着した後、図外のカッター装置の
設置部に上記トップシート１及びバックシート２の連続
体を搬送して、カッター装置により切断することによ
り、図１に示すような使い捨ておむつからなる着用物品
を形成する。
【００２７】上記のようにおむつ本体４の背部４Ａの左
右両側方部４ａ，４ｂに、おむつ本体４の背部４Ａと腹
部４Ｂとを着脱可能に結合するための係止部５が設けら
れた機械式面ファスナ６を配設してトップシート１とバ
ックシート２との間に固定するように構成したため、簡
単な構成で機械式面ファスナ６を安定して取り付けるこ
とが可能であり、製造コストを低減化することができる
とともに、耐久性を向上させることができる。すなわ
ち、図１０に示すように、多数のフック片３６ｂが設け
られた機械式面ファスナからなる固定部３６Ｂが接着剤
３７Ａ，３７Ｂにより固着された絡みシート３６を、お
むつ本体の左右両側方に接着するように構成された従来
例に比べ、上記機械式面ファスナ６の取付構造を簡略化
することができるとともに、この機械式面ファスナ６の
取付状態を安定して維持することができる。
右両側方部４ａ，４ｂに、おむつ本体４の背部４Ａと腹
部４Ｂとを着脱可能に結合するための係止部５が設けら
れた機械式面ファスナ６を配設してトップシート１とバ
ックシート２との間に固定するように構成したため、簡
単な構成で機械式面ファスナ６を安定して取り付けるこ
とが可能であり、製造コストを低減化することができる
とともに、耐久性を向上させることができる。すなわ
ち、図１０に示すように、多数のフック片３６ｂが設け
られた機械式面ファスナからなる固定部３６Ｂが接着剤
３７Ａ，３７Ｂにより固着された絡みシート３６を、お
むつ本体の左右両側方に接着するように構成された従来
例に比べ、上記機械式面ファスナ６の取付構造を簡略化
することができるとともに、この機械式面ファスナ６の
取付状態を安定して維持することができる。
【００２８】また、使い捨ておむつの非使用時には、上
記機械式面ファスナ６の設置部がおむつ本体４から遊離
する等の問題が生じることはない。したがって、上記図
１０に示す従来例のように、機械式面ファスナからなる
固定部３６Ｂが設けられた絡みシート３６を、おむつ本
体の内方側に折り返して、上記フック片３６ｂを透液性
シート３１の不織布面に絡み付けるとともに、絡みシー
ト３６の先端部に設けられた接着剤３６Ｃ１，３６Ｃ２
を透液性シート３１の不織布面に接着して仮止めする等
の繁雑な作業を要することなく、上記使い捨ておむつの
搬送作業及び保管作業等を容易に行うことができる。
記機械式面ファスナ６の設置部がおむつ本体４から遊離
する等の問題が生じることはない。したがって、上記図
１０に示す従来例のように、機械式面ファスナからなる
固定部３６Ｂが設けられた絡みシート３６を、おむつ本
体の内方側に折り返して、上記フック片３６ｂを透液性
シート３１の不織布面に絡み付けるとともに、絡みシー
ト３６の先端部に設けられた接着剤３６Ｃ１，３６Ｃ２
を透液性シート３１の不織布面に接着して仮止めする等
の繁雑な作業を要することなく、上記使い捨ておむつの
搬送作業及び保管作業等を容易に行うことができる。
【００２９】しかも、上記使い捨ておむつからなる着用
物品の使用時には、トップシート１に形成された開口部
９から外部に露出した上記機械式面ファスナ６の係止部
５を、おむつ本体４の腹部４Ｂに設けられた上記ターゲ
ットテープ７からなる被係止部に係合するだけで、おむ
つ本体４の背部４Ａと腹部４Ｂとを着脱可能に結合する
ことができるため、上記着用物品を容易に装着すること
ができる。
物品の使用時には、トップシート１に形成された開口部
９から外部に露出した上記機械式面ファスナ６の係止部
５を、おむつ本体４の腹部４Ｂに設けられた上記ターゲ
ットテープ７からなる被係止部に係合するだけで、おむ
つ本体４の背部４Ａと腹部４Ｂとを着脱可能に結合する
ことができるため、上記着用物品を容易に装着すること
ができる。
【００３０】そして、上記機械式面ファスナ６の係止部
５をターゲットテープ７から離脱させることにより、お
むつ本体４の背部４Ａと腹部４Ｂとの結合状態を容易に
解除することができるため、上記装着作業のやり直しま
たはおむつの内部の確認作業等を繰り返し行うことが可
能である。また、上記ターゲットテープ７から機械式面
ファスナ６の係止部５を離脱させる際に、この機械式面
ファスナ６がおむつ本体４から剥離するという事態の発
生を効果的に防止することができる。
５をターゲットテープ７から離脱させることにより、お
むつ本体４の背部４Ａと腹部４Ｂとの結合状態を容易に
解除することができるため、上記装着作業のやり直しま
たはおむつの内部の確認作業等を繰り返し行うことが可
能である。また、上記ターゲットテープ７から機械式面
ファスナ６の係止部５を離脱させる際に、この機械式面
ファスナ６がおむつ本体４から剥離するという事態の発
生を効果的に防止することができる。
【００３１】なお、上記実施形態では、機械式面ファス
ナ６の係止部５を外部に露出させるための開口部９をト
ップシート１に形成した例について説明したが、図５に
示すように、バックシート２に上記開口部９を形成し、
この開口部９から上記係止部５をおむつ本体４の外面側
に露出させるように構成してもよい。このように構成し
た場合、トップシート１の不織布面を上記係止部５の被
係止部として利用することができるため、上記ターゲッ
トテープ７を省略できるという利点がある。
ナ６の係止部５を外部に露出させるための開口部９をト
ップシート１に形成した例について説明したが、図５に
示すように、バックシート２に上記開口部９を形成し、
この開口部９から上記係止部５をおむつ本体４の外面側
に露出させるように構成してもよい。このように構成し
た場合、トップシート１の不織布面を上記係止部５の被
係止部として利用することができるため、上記ターゲッ
トテープ７を省略できるという利点がある。
【００３２】また、上記機械式面ファスナ６をおむつ本
体４の背部４Ａ側に設けてなる上記各実施形態に代え、
おむつ本体４の腹部４Ｂ側に上記機械式面ファスナ６を
設けるとともに、おむつ本体４の背部４Ａ側にターゲッ
トテープ７等からなる被係止部を設けた構造としてもよ
い。
体４の背部４Ａ側に設けてなる上記各実施形態に代え、
おむつ本体４の腹部４Ｂ側に上記機械式面ファスナ６を
設けるとともに、おむつ本体４の背部４Ａ側にターゲッ
トテープ７等からなる被係止部を設けた構造としてもよ
い。
【００３３】また、上記開口部９をトップシート１等に
形成する際に、図６に示すように、トップシート１の外
側方部を内方側に折り曲げた状態で、Ｕ字状の刃部を有
するカッター（図示せず）により上記折り曲げ部分を切
除することにより、上記係止部５に対応した大きさの開
口部９を形成するように構成してもよい。
形成する際に、図６に示すように、トップシート１の外
側方部を内方側に折り曲げた状態で、Ｕ字状の刃部を有
するカッター（図示せず）により上記折り曲げ部分を切
除することにより、上記係止部５に対応した大きさの開
口部９を形成するように構成してもよい。
【００３４】なお、上記取付部７の左右両側部の上面を
接着剤１０によってトップシート１の下面に接着してな
る上記実施形態に代え、上記取付部７の下面をバックシ
ート２の上面等に接着した構造とすることもできるが、
この場合には、上記トップシート１に形成された開口部
９の設置位置と、上記バックシート２に接着剤を介して
取り付けられる機械式面ファスナ６の取付部とを位置合
わせすることが困難であるため、上記取付部７の左右両
側部の上面を接着剤１０によってトップシート１の下面
等に接着した構造とすることが好ましい。
接着剤１０によってトップシート１の下面に接着してな
る上記実施形態に代え、上記取付部７の下面をバックシ
ート２の上面等に接着した構造とすることもできるが、
この場合には、上記トップシート１に形成された開口部
９の設置位置と、上記バックシート２に接着剤を介して
取り付けられる機械式面ファスナ６の取付部とを位置合
わせすることが困難であるため、上記取付部７の左右両
側部の上面を接着剤１０によってトップシート１の下面
等に接着した構造とすることが好ましい。
【００３５】また、図７に示すように、上記機械式面フ
ァスナ６に、係止部５の外周部を囲繞するシート状の取
付部２７が設けた構造とし、この取付部２７を接着剤に
よって上記開口部９の外周部に接着するように構成して
もよい。このように構成した場合には、トップシート１
の下面等に対して上記係止部５の外周部全域を固定する
ことができるため、機械式面ファスナ６の取り付け状態
を、さらに安定させることができる。
ァスナ６に、係止部５の外周部を囲繞するシート状の取
付部２７が設けた構造とし、この取付部２７を接着剤に
よって上記開口部９の外周部に接着するように構成して
もよい。このように構成した場合には、トップシート１
の下面等に対して上記係止部５の外周部全域を固定する
ことができるため、機械式面ファスナ６の取り付け状態
を、さらに安定させることができる。
【００３６】上記トップシート１とバックシート２との
間に機械式面ファスナ６を配設してなる上記実施形態に
代え、機械式面ファスナ６の係止部５が係合される被係
止部を有するターゲットテープ７を、トップシート１と
バックシート２との間に配設して固定し、かつトップシ
ート１またはバックシート２の一方に、上記ターゲット
テープ７の被係止部を外部に露出させるための開口部９
を形成した構造としてもよい。
間に機械式面ファスナ６を配設してなる上記実施形態に
代え、機械式面ファスナ６の係止部５が係合される被係
止部を有するターゲットテープ７を、トップシート１と
バックシート２との間に配設して固定し、かつトップシ
ート１またはバックシート２の一方に、上記ターゲット
テープ７の被係止部を外部に露出させるための開口部９
を形成した構造としてもよい。
【００３７】例えば、図８に示すように、おむつ本体４
の背部４Ａ側の左右両側部に位置するトップシート１と
バックシート２との間にターゲットテープ７を配設して
固定するとともに、このターゲットテープ７の被係止
部、つまりループ状の繊維を有する不織布面等を外部に
露出させるための開口部９を上記トップシート１に形成
し、おむつ本体４の腹部４Ｂ側に位置するバックシート
２の左右両側部に機械式面ファスナ６を固定することに
より、その係止部５と上記ターゲットテープ７の被係止
部とを係合するように構成してもよい。
の背部４Ａ側の左右両側部に位置するトップシート１と
バックシート２との間にターゲットテープ７を配設して
固定するとともに、このターゲットテープ７の被係止
部、つまりループ状の繊維を有する不織布面等を外部に
露出させるための開口部９を上記トップシート１に形成
し、おむつ本体４の腹部４Ｂ側に位置するバックシート
２の左右両側部に機械式面ファスナ６を固定することに
より、その係止部５と上記ターゲットテープ７の被係止
部とを係合するように構成してもよい。
【００３８】また、図９に示すように、おむつ本体４の
腹部４Ｂ側の左右両側部に位置するトップシート１とバ
ックシート２との間にターゲットテープ７を配設して固
定するとともに、このターゲットテープ７の係止部を外
部に露出させるための開口部９を上記バックシート２に
形成し、おむつ本体４の背部４Ａ側に位置するトップシ
ート１の左右両側部に機械式面ファスナ６を固定するこ
とにより、その係止部５と上記ターゲットテープ７の被
係止部とを係合するように構成してもよい。
腹部４Ｂ側の左右両側部に位置するトップシート１とバ
ックシート２との間にターゲットテープ７を配設して固
定するとともに、このターゲットテープ７の係止部を外
部に露出させるための開口部９を上記バックシート２に
形成し、おむつ本体４の背部４Ａ側に位置するトップシ
ート１の左右両側部に機械式面ファスナ６を固定するこ
とにより、その係止部５と上記ターゲットテープ７の被
係止部とを係合するように構成してもよい。
【００３９】上記実施形態では、使い捨ておむつに本発
明を適用した例について説明したが、これに限られず、
男性用失禁パッド等またはおむつカバー等についても本
発明の構成を採用可能である。
明を適用した例について説明したが、これに限られず、
男性用失禁パッド等またはおむつカバー等についても本
発明の構成を採用可能である。
【００４０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、人体に
当接する内面側に位置するトップシートと、外面側に位
置するバックシートとを有する着用物品において、着用
物品の一端部に、この着用物品の一端部を他端部に着脱
可能に結合するための係止部が設けられた機械式面ファ
スナを配設してトップシートとバックシートとの間に固
定するとともに、着用物品の他端部に、上記係止部が係
合される被係止部を設け、かつトップシートまたはバッ
クシートの一方に、上記機械式面ファスナの係止部を外
部に露出させるための開口部を形成したため、簡単な構
成で上記トップシートとバックシートとよって機械式面
ファスナを挟持した状態で安定して固定することが可能
であり、製造コストを低減化することができるととも
に、耐久性を向上させることができるという利点があ
る。
当接する内面側に位置するトップシートと、外面側に位
置するバックシートとを有する着用物品において、着用
物品の一端部に、この着用物品の一端部を他端部に着脱
可能に結合するための係止部が設けられた機械式面ファ
スナを配設してトップシートとバックシートとの間に固
定するとともに、着用物品の他端部に、上記係止部が係
合される被係止部を設け、かつトップシートまたはバッ
クシートの一方に、上記機械式面ファスナの係止部を外
部に露出させるための開口部を形成したため、簡単な構
成で上記トップシートとバックシートとよって機械式面
ファスナを挟持した状態で安定して固定することが可能
であり、製造コストを低減化することができるととも
に、耐久性を向上させることができるという利点があ
る。
【００４１】また、本発明は、上記着用物品の一端部
に、この着用物品の一端部を他端部に着脱可能に結合す
るための係止部が設けられた機械式面ファスナを配設す
るとともに、着用物品の他端部に、上記係止部が係合さ
れる被係止部を有するターゲットテープを配設してトッ
プシートとバックシートとの間に固定し、かつトップシ
ートまたはバックシートの一方に、上記ターゲットテー
プの被係止部を外部に露出させるための開口部を形成し
たため、簡単な構成で上記トップシートとバックシート
とよってターゲットテープを挟持した状態で安定して固
定することが可能であるという利点がある。
に、この着用物品の一端部を他端部に着脱可能に結合す
るための係止部が設けられた機械式面ファスナを配設す
るとともに、着用物品の他端部に、上記係止部が係合さ
れる被係止部を有するターゲットテープを配設してトッ
プシートとバックシートとの間に固定し、かつトップシ
ートまたはバックシートの一方に、上記ターゲットテー
プの被係止部を外部に露出させるための開口部を形成し
たため、簡単な構成で上記トップシートとバックシート
とよってターゲットテープを挟持した状態で安定して固
定することが可能であるという利点がある。
【図１】本発明に係る着用物品の実施形態を示す説明図
である。
である。
【図２】機械式面ファスナの取付部の構造を示す断面図
である。
である。
【図３】上記着用物品の製造装置の具体的構造を示す説
明図である。
明図である。
【図４】機械式面ファスナの供給装置の具体的構造を示
す平面図である。
す平面図である。
【図５】本発明に係る着用物品の別の実施形態を示す説
明図である。
明図である。
【図６】開口部の形成方法を示す説明図である。
【図７】本発明に係る着用物品のさらに別の実施形態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図８】本発明に係る着用物品のさらに別の実施形態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図９】本発明に係る着用物品のさらに別の実施形態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図１０】使い捨ておむつからなる着用物品の従来例を
示す断面図である。
示す断面図である。
１ トップシート ２ バックシート ３ 吸収体 ４ おむつ本体 ５ 係止部 ６ 機械式面ファスナ ７ ターゲットテープ ９ 開口部
Claims (4)
- 【請求項１】 人体に当接する内面側に位置するトップ
シートと、外面側に位置するバックシートとを有する着
用物品において、着用物品の一端部に、この着用物品の
一端部を他端部に着脱可能に結合するための係止部が設
けられた機械式面ファスナを配設してトップシートとバ
ックシートとの間に固定するとともに、着用物品の他端
部に、上記係止部が係合される被係止部を設け、かつト
ップシートまたはバックシートの一方に、上記機械式面
ファスナの係止部を外部に露出させるための開口部を形
成したことを特徴とする着用物品。 - 【請求項２】 トップシートに、機械式面ファスナの係
止部を外部に露出させるための開口部を形成した請求項
１記載の着用物品において、上記係止部の被係止部とな
るターゲットテープをバックシートの外面に取り付けた
ことを特徴とする着用物品。 - 【請求項３】 バックシートに、機械式面ファスナの係
止部を外部に露出させるための開口部を形成した請求項
１記載の着用物品において、トップシートに不織布面を
設け、この不織布面によって上記係止部の被係止部を構
成したことを特徴とする着用物品。 - 【請求項４】 人体に当接する内面側に位置するトップ
シートと、外面側に位置するバックシートとを有する着
用物品において、着用物品の一端部に、この着用物品の
一端部を他端部に着脱可能に結合するための係止部が設
けられた機械式面ファスナを配設するとともに、着用物
品の他端部に、上記係止部が係合される被係止部を有す
るターゲットテープを配設してトップシートとバックシ
ートとの間に固定し、かつトップシートまたはバックシ
ートの一方に、上記ターゲットテープの被係止部を外部
に露出させるための開口部を形成したことを特徴とする
着用物品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11169764A JP2000210332A (ja) | 1998-11-17 | 1999-06-16 | 着用物品 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32640398 | 1998-11-17 | ||
| JP10-326403 | 1998-11-17 | ||
| JP11169764A JP2000210332A (ja) | 1998-11-17 | 1999-06-16 | 着用物品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000210332A true JP2000210332A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=26493008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11169764A Withdrawn JP2000210332A (ja) | 1998-11-17 | 1999-06-16 | 着用物品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000210332A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003003962A1 (en) * | 2001-07-05 | 2003-01-16 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Embedded mechanical fastener |
| JP2010082132A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Daio Paper Corp | 紙おむつ |
| US9072630B2 (en) | 2011-10-05 | 2015-07-07 | Sca Hygiene Products Ab | Method of applying structural elements to an absorbent article |
-
1999
- 1999-06-16 JP JP11169764A patent/JP2000210332A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003003962A1 (en) * | 2001-07-05 | 2003-01-16 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Embedded mechanical fastener |
| US6730069B2 (en) | 2001-07-05 | 2004-05-04 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Cloth-like mechanical fastener |
| KR100951203B1 (ko) * | 2001-07-05 | 2010-04-05 | 킴벌리-클라크 월드와이드, 인크. | 매립된 기계식 체결구 |
| JP2010082132A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Daio Paper Corp | 紙おむつ |
| US9072630B2 (en) | 2011-10-05 | 2015-07-07 | Sca Hygiene Products Ab | Method of applying structural elements to an absorbent article |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060613 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070330 |