JP2000209294A - 振幅位相変調信号を供給するための回路と方法 - Google Patents

振幅位相変調信号を供給するための回路と方法

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JP2000209294A JP11368112A JP36811299A JP2000209294A JP 2000209294 A JP2000209294 A JP 2000209294A JP 11368112 A JP11368112 A JP 11368112A JP 36811299 A JP36811299 A JP 36811299A JP 2000209294 A JP2000209294 A JP 2000209294A
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グハルプレイ ランジット
Abdellatif Bellaouar
ベラオウアル アブデラティフ
Mohammad Khatibzadeh
クハティブザデ モハマド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振幅位相変調のための効率の良い送信アーキ
テクチャを提供する。 【解決手段】 第1の入力端子(422)と第2の入力
端子(404)と第1の出力端子(408)とを有する
第1の増幅回路(406)を含む回路が提供される。該
第2の入力端子は位相変調信号を受信するように接続さ
れている。第2の増幅回路(420)は第3の入力端子
(416)と第4の入力端子(418)と第2の出力端
子(422)とを有する。該第4の入力端子は振幅信号
を受信するように接続されている。サンプル回路(41
0,414)が該第1の出力端子と該第3の入力端子と
の間に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信システム用のR
F電力伝送に関するものであり、特に振幅位相変調のた
めの新しい送信機アーキテクチャに関するものである。
【0002】
【従来の技術】GMSK(Gaussian Mean Shift Keyin
g)のような前世代の変調方式が人気があったのは、そ
れらによれば振幅変調の包絡線が一定であるからであ
る。振幅変調包絡線が一定であるおかげで、RF電力増
幅器の非線形でそのうえ電力効率のよい動作が可能であ
った。しかしながら、QAM(直交振幅変調)のような
無線応用における現在の変調方式では、記号の伝送効率
を最大にするために振幅位相変調信号を送信することが
できる送信機が要求される。これらの振幅位相変調方式
用の電力増幅器は、変調の狭帯域特性を保つために線形
動作を必要とする。たとえば、A級電力増幅器の線形動
作は狭帯域変調特性を保つ。しかしながら、A級増幅器
の休止時の電力消費は極めて不利である。AB級、B
級、C級増幅器のような代替増幅器を設計すればもっと
電力効率が良いが、非線形動作が振幅位相変調方式にそ
れらを使うことの妨げとなる。
【0003】この問題は既にサンドストロム(L.Sundst
rom)らにより次の文献で論じられている。「RF電力
増幅器用ディジタル・プレディストーション線形化器の
量子化分析と設計(Quantitization Analysis and Desi
gn of a Digital Predistortion Linearizer for RF Po
wer Amplifiers)」(IEEE Trans. on Veh. Tech.,第4
5巻、4号、707ページ(1996年11月)。その
図3に示すように、サンドストロムらはディジタル信号
プロセッサ回路(DSP)302を用い、ルックアップ
テーブル320を利用してベースバンド源信号300を
プレディストーションすることを開示した。それからこ
のプレディストーションされたベースバンド信号はディ
ジタル・アナログ・コンバータ(DAC)304と直交
変調器回路306に加えられる。それからプレディスト
ーションされた位相変調信号は非線形の電力増幅回路3
08に加えられる。サンドストロムらは更に、改良され
た専用DSPによりプレディストーション方式の効率が
大幅に改良されたと述べている。しかしながら、改良さ
れたプレディストーション方式でもまだルックアップテ
ーブル320を常に更新する必要があった。この更新を
行うには直交復調器314がRFサンプル312を受信
して、それをリード300の信号源と比較するのであっ
た。そのうえ、専用DSPを使うことで設計のコストが
かさみ、回路がより複雑になった。
【0004】RF電力伝送のさらなる改良がアービン
(G.Irvine)らにより次の文献に開示された。「ディジ
タル移動電話用アップコンバージョン・ループ送信機集
積回路(An Up-Conversion Loop Transmitter IC for Di
gital Mobile Telephones)」(IEEE Proc. of the ISSC
C,SP23.1号、364頁 (1998年))。その図1に
示すように、アービンらはアップコンバージョン・ルー
プ送信機すなわち送信ループ102を用い、リード10
0の位相信号を変調して、位相変調出力信号をリード1
04に出力した。この送信ループ回路は電力増幅器10
6を直接駆動する位相ロックループとして働き、それに
よってノイズフロアを下げて、高価な二重フィルタとド
ライバ段を除いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の送信ループ
回路(図2)はデバイダR202カウンタとデバイダN
204カウンタとの比により決まるRF周波数を作る。
デバイダRカウンタはリード200の基準周波数を分割
する。デバイダNカウンタはミクサ回路214によりダ
ウンコンバートされたサンプル周波数を分割する。Iと
Q変調器に起因する位相検出器回路206の入力におけ
る位相シフトは、大きさが等しく位相が逆のVCO21
2のサンプルをフィードバックすることにより消され
る。位相検出器回路206は分割された周波数を比較し
て修正信号を出力し、それがループフィルタリングされ
てVCO212に加えられる。アービンらは、この回路
は他の技術よりも振幅変調が低いという利点を有するの
で、電力増幅器は圧縮により近く動作することができる
と言っている。しかしながら、この回路の主な不利点は
直接接続が位相変調を提供することができるだけだとい
うことである。送信ループ回路のRF出力は一定の振幅
を有する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の問題は第1の入力
端子と第2の入力端子と第1の出力端子とを有する第1
の増幅回路を含む回路によって解決される。第2の入力
端子は位相変調信号を受信するように接続されている。
第2の増幅回路が第3の入力端子と第4の入力端子と第
2の出力端子とを有する。第4の入力端子は振幅信号を
受信するように接続されている。サンプル回路が第1の
出力端子と第3の入力端子との間に接続されている。本
発明は電力増幅器の振幅位相変調を提供するものであ
る。変調の狭帯域特性と妥協することなく、非線形の電
力増幅動作が可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明について、図面を参照
して説明する。図4を参照すると、本発明による振幅位
相変調電力増幅回路の一実施例のブロック図がある。こ
の回路では電力増幅回路406に送信ループ回路402
が接続されている。減衰器408と包絡線検波器回路4
14とを含むサンプル回路が電力増幅回路の出力端子4
08と増幅器回路420の入力端子416との間に接続
されている。増幅器回路420は高利得の演算増幅器で
あることが好ましい。演算増幅器420の入力端子41
8は振幅情報信号を受信するように接続されている。演
算増幅器420の出力端子422は電力増幅器回路の電
源入力端子に接続されている。
【0008】動作時には、この回路は位相信号をリード
400で受信する。送信ループ回路402はこの位相情
報信号を位相変調して、位相変調されたRF出力信号を
リード404に出力する。電力増幅回路406は位相変
調されたRF出力信号を受け取って、RF出力信号をリ
ード408に出力する。減衰器410はこのRF出力信
号の減衰したサンプルをリード412に出力する。包絡
線検出器回路414は包絡線の振幅を検出して、対応す
る振幅サンプル信号をリード416に出力する。増幅回
路420はリード416上のこの振幅サンプル信号を受
けてリード418の振幅情報信号と比較し、電力増幅回
路406の電源入力端子に出力信号を供給する。この構
成はRF出力信号の振幅位相変調をリード408に供給
するのに非常に有利である。減衰器410と包絡線検出
器414とにより構成されるサンプル回路は増幅器回路
420と共に負のフィードバックループを構成し、電力
増幅回路406の電力を調整する。こうして、リード4
08のRF出力信号はリード418の低周波振幅入力信
号を追跡する。したがって、この負のフィードバックル
ープは電力増幅器のひずみを大幅に減少させる低周波ト
ラッキングループである。リード408のRF出力信号
は従来のやり方より低コストでかつ回路が複雑でなくて
線形化が実現されている。
【0009】図5は本発明による振幅位相変調電力増幅
器の別の実施例のブロック図である。この回路ではリミ
ッタ回路が振幅位相変調された中間周波数(IF)信号
をリード500で受信する。送信ループ回路402はリ
ミッタ回路502と電力増幅回路406との間に接続さ
れている。方向性結合器508、ダウンコンバータ51
6,帯域フィルタ518,包絡線検出器414を含むサ
ンプル回路が、電力増幅回路の出力端子408と増幅器
回路420の入力端子418との間に接続されている。
包絡線検出器回路530がリード500と増幅器回路4
20の入力端子418との間に接続されている。増幅器
回路420の出力端子422は電力増幅回路の電源入力
端子に接続されている。
【0010】動作時に、リミッタ回路502はリード5
00のIF信号を一定振幅の位相変調信号に変換し、そ
れによってIF信号から振幅成分を除去する。送信ルー
プ回路402はこのIF信号を位相変調して、リード4
04にRF出力信号として出力する。電力増幅回路40
6は位相変調RF出力信号を受信して、リード408に
RF出力信号を出力する。方向性結合器508は電力増
幅器の出力とリード408、およびリード512のRF
出力信号の減衰サンプル間をしっかりと結合している。
この方向性結合器はアンテナ510からはいる帯域内信
号を抑制するのに有利である。ミクサ回路516はリー
ド514の局部発振器信号LOを用いてリード512の
RFサンプルをIF信号周波数にダウンコンバートす
る。包絡線検出器回路414は帯域フィルタ回路518
から出力される包絡線の振幅を検出して、リード416
に対応する振幅サンプル信号を出力する。増幅器回路4
20はリード416のこの振幅サンプル信号を受けて、
包絡線検出器回路530からリード418に供給される
IF振幅信号と比較する。増幅器回路420は電力増幅
回路406の電源入力端子422に出力信号を供給す
る。この構成はリード500のRF入力信号に対して図
4の実施例と同じ利点を提供する。負のフィードバック
ループは電力増幅回路406の電力を調整して、ひずみ
を大幅に減少させる。
【0011】図6は本発明による振幅位相変調電力増幅
器の更に別の実施例のブロック図である。この実施例が
前の実施例と違う点は、ベースバンドプロセッサ回路6
00から直接振幅と位相の情報を生じることである。し
たがって信号経路はIF変調器の部分を避けている。こ
の回路ではディジタル・アナログ・コンバータ616が
ベースバンドプロセッサからリード614にディジタル
位相情報を受信するように接続されている。送信ループ
回路402がディジタル・アナログ・コンバータ616
と電力増幅回路406との間に接続されている。方向性
結合器508と包絡線検出器回路414とを含むサンプ
ル回路が電力増幅回路420の出力端子408と増幅器
回路420の入力端子416との間に接続されている。
別のディジタル・アナログ・コンバータ604がベース
バンドプロセッサからリード602に供給されたディジ
タル振幅情報を受信するように接続されている。アップ
コンバータ回路608がディジタル・アナログ・コンバ
ータ回路604と別の包絡線検出器回路530とを接続
している。包絡線検出器回路530は増幅器回路420
の入力端子418に接続されている。増幅器回路420
の出力端子422は電力増幅回路406の電源入力端子
に接続されている。
【0012】動作時、ベースバンドプロセッサ回路60
0はディジタルの振幅と位相の情報をそれぞれリード6
02と614に出力する。それぞれ式[1]と[2]で与えら
れるこの振幅と位相の情報は、データの記号の実数部と
虚数部とに対応するIチャネルとQチャネルとから導か
れる。
【0013】
【数1】
【0014】
【数2】
【0015】ディジタル・アナログ・コンバータ616
はリード614のディジタル形式の位相情報をリード6
18のアナログ形式の位相情報に変換する。送信ループ
回路402はこのアナログ位相信号を位相変調して、リ
ード404にRF出力信号を供給する。電力増幅回路4
06は位相変調されたRF信号を受信して、RF出力信
号をリード408に出力する。方向性結合器508は電
力増幅器の出力とリード408、およびリード512の
RF出力信号の減衰サンプル間をしっかりと結合する。
包絡線検出器回路414はリード512のRF出力サン
プル信号から包絡線の振幅を検出して、リード416に
対応する振幅サンプル信号を出力する。ディジタル・ア
ナログ・コンバータ回路604はリード602のディジ
タル形式の振幅情報をリード606のアナログ形式の振
幅情報に変換する。アップコンバータ回路は610の局
部発振器信号LOを受信して、アナログ振幅信号をリー
ド612のRF周波数に変換する。この局部発振器信号
LOは好都合のことに送信ループ回路402から導かれ
る固定周波数振幅信号である。こうして、リード612
のRF周波数はリード404のRF周波数を追跡する。
包絡線検出器回路530はリード612のRF振幅信号
を受信してリード418に対応する振幅信号を出力す
る。増幅器回路420はリード416と418にそれぞ
れの振幅信号を受信して、電力増幅回路406の電源入
力端子422に出力信号を供給する。この構成は前の実
施例と同じ利点を提供する。しかしながら、振幅情報と
位相情報とはベースバンドプロセッサ回路から直接とら
れ、それによってIF変調器信号の経路を避けている。
リード606の振幅情報を直接使わないでアップコンバ
ータ回路608が含まれているので、包絡線検出器回路
530の非線形性と包絡線検出器回路414の非線形性
とが整合するであろう。
【0016】図7は本発明による振幅位相変調電力増幅
器の第4の実施例のブロック図である。この実施例では
図6の実施例で述べたように、ベースバンドプロセッサ
回路600から直接振幅と位相の情報が供給される。し
たがって信号経路はIF変調器部分を避けている。位相
信号経路も図6の実施例で述べたのと同じである。減衰
器407,ミクサ回路516,アンチ・エイリアシング
・フィルタ710,アナログ・ディジタル・コンバータ
706を含むサンプル回路が電力増幅回路の出力端子4
08とベースバンドプロセッサ回路600の入力端子7
00との間に接続されている。ディジタル・アナログ・
コンバータ704がリード702でサンプル回路から供
給されるディジタル振幅情報と、リード602に供給さ
れる振幅情報とを受信するように接続されている。ディ
ジタル・アナログ・コンバータ704の出力リード42
2は電力増幅回路の電源入力端子に接続されている。
【0017】位相情報信号路の動作は図6の実施例で説
明したのと同じである。減衰器407はリード512に
減衰RFサンプル信号を供給する。ミクサ回路516は
このRFサンプルとリード514のRF送信周波数を有
する局部発振器信号LOとを受信する。ミクサ回路51
6はビート周波数をリード712に供給する。これはア
ンチ・エイリアシング・フィルタ710により高周波成
分を除かれて、アナログ・ディジタル・コンバータ回路
706に加えられる。アナログ・ディジタル・コンバー
タ回路706はこのディジタル形式のフィードバックサ
ンプル信号をリード700でベースバンドプロセッサ回
路600に加える。ベースバンドプロセッサ回路の中の
ディジタルフィルタが更にフィルタリングを行って、こ
のフィードバックサンプル信号をリード702に供給す
る。ディジタルフィルタはアンチ・エイリアシング・フ
ィルタ710と共にアンテナ510が拾うかもしれない
疑似帯域外信号を除去する。ベースバンドプロセッサ回
路600はリード602に式[1]に示す振幅信号を供給
する。ディジタル・アナログ・コンバータ回路704は
リード702のディジタル振幅フィードバック信号をリ
ード602に供給されている振幅信号と比較して、電力
増幅回路406の電源入力端子422に出力信号を供給
する。この構成は前の実施例と同じ利点を提供する。振
幅と位相情報とはベースバンドプロセッサ回路から直接
とられ、それによってIF変調器信号の経路を避けてい
る。しかしながら、ミクサ回路516は図6の実施例の
ようにベースバンド振幅信号をアップコンバートするの
ではなく、リード512のRF出力信号サンプルをダウ
ンコンバートする。
【0018】以上説明した実施例の送信機のアーキテク
チャは従来技術の回路より勝れた注目すべき利点がいく
つかある。第1に、電力増幅器は線形性の性能を保ちな
がら圧縮モード、すなわち非線形モードで使うことがで
きる。したがって、電力増幅器の休止時電力が大幅に減
少する。第2に、VCOの消費電力が高いので、送信ル
ープ回路は低ノイズフロアを有する。したがって、受信
帯域のノイズを抑制するために電力増幅器の前に帯域フ
ィルタを設ける必要がない。第3に、このアーキテクチ
ャを1個の集積回路に組み込むことができる。第四に、
基地局の変調コードが知られているので、CDMAシス
テムにおける他の送信機との干渉をベースバンドプロセ
ッサ回路により最少化することができる。
【0019】以上好ましい実施例を参照しながら本発明
を詳細に説明したが、この説明は例示にすぎず、限定的
な意味を持たないことを理解されたい。たとえば、リー
ド422の電源入力端子は、電源の端子と電力増幅回路
406との間に低インピーダンスのドライブ回路を設け
てそれに置き換えてもよい。この低インピーダンスのド
ライブ回路はたとえば、当業者に周知のエミッタフォロ
アまたはソースフォロアでよい。更に、図7の実施例に
おける供給された振幅信号とフィードバック振幅信号と
の非相関性をベースバンドプロセッサ回路で処理する必
要はない。このような非相関性は後で拡散信号間で処理
すればよい。その結果得られた誤差信号は電力増幅回路
の電源入力端子を駆動するのに使用することができる。
【0020】本発明の発明思想は移動通信システム内の
回路のみならず移動通信システムに組み込むことができ
る。この説明を参照した当業者には本発明の実施例の詳
細におけるいくつもの変更例が明らかであろう。そのよ
うな変更や追加の実施例は本発明の範囲内にあると考え
ている。
【0021】以上の説明に関して、更に以下の項を開示
する。 (1)第1の入力端子と第2の入力端子と第1の出力端
子とを有し、第2の入力端子は位相変調信号を受信する
ように接続されている第1の増幅回路と、第3の入力端
子と第4の入力端子と第2の出力端子とを有し、第4の
入力端子は振幅変調信号を受信するように接続されてい
る第2の増幅回路と、該第1の出力端子と該第3の入力
端子との間に接続されているサンプル回路と、を含む回
路。 (2)第1項記載の回路において、第1の入力端子は電
源端子である、回路。 (3)第1項記載の回路において、前記第1の増幅回路
は前記第1の出力端子に振幅位相変調信号を供給するよ
うに構成されている電力増幅器である、回路。 (4)第1項記載の回路において、前記第2の増幅回路
は前記第1の出力端子から出力されるフィードバック信
号を前記第3の入力端子で受信し、前記第4の入力端子
で振幅信号を受信するように接続されている、回路。 (5)第1項記載の回路において、更に送信ループ回路
を含み、該ループ回路は位相信号を受信するように接続
されているループ入力端子と、前記第2の入力端子に接
続されているループ出力端子とを有し、該ループ出力端
子に前記位相変調信号を供給する、回路。 (6)第1項記載の回路において前記サンプル回路は、
前記第1の出力端子と前記第3の入力端子との間に接続
されている第1の包絡線検出器回路を含む、回路。 (7)第6項記載の回路において、前記サンプル回路は
前記第1の出力端子と前記第1の包絡線検出器回路との
間に接続されている減衰器を更に含み、該減衰器は前記
第1の出力端子に出力される信号の減衰サンプルを前記
第1の包絡線検出器回路に加えるように構成されてい
る、回路。 (8)第6項記載の回路において、前記サンプル回路は
前記第1の出力端子に接続されている第1の入力端子と
前記第1の包絡線検出器回路に接続されているサンプル
端子とを有する方向性結合器を更に含み、該方向性結合
器は前記第1の出力端子に出力される信号の減衰サンプ
ルを前記サンプル端子に供給する、回路。 (9)第8項記載の回路において、前記サンプル回路は
前記サンプル端子に接続されているコンバータと、前記
コンバータと前記第1の包絡線検出器回路との間に接続
されているフィルタ回路とを更に含む回路。 (10)第8項記載の回路において、前記振幅信号と位
相信号とを供給するように構成されているプロセッサ回
路と、前記位相信号を受信するように接続されているル
ープ入力端子と、前記第2の出力端子に接続されている
ループ出力端子とを有し、該ループ出力端子に前記位相
変調信号を供給する送信ループ回路と、を更に含む回
路。 (11)第10項記載の回路において、前記プロセッサ
回路と前記第4の入力端子との間に接続されていて、前
記プロセッサ回路から供給されるディジタル形式の前記
振幅信号を受信して、アナログ形式の振幅信号を出力す
る第1のディジタル・アナログ・コンバータ回路と、前
記プロセッサ回路と前記ループ入力端子との間に接続さ
れていて、前記プロセッサ回路から供給されるディジタ
ル形式の前記位相信号を受信して、アナログ形式の位相
信号を出力する第2のディジタル・アナログ・コンバー
タ回路と、を更に含む回路。 (12)第11項記載の回路において、前記第1のディ
ジタル・アナログ・コンバータ回路に接続されているコ
ンバータ回路と、該コンバータ回路と前記第4の入力端
子との間に接続されている第2の包絡線検出器回路と、
を更に含む回路。
【0022】(13)第1の入力端子と第2の入力端子
と第1の出力端子とを有し、該第1の入力端子は振幅信
号を受信し、該第2の入力端子は位相信号を受信するよ
うに接続されている第1の増幅回路と、該第1の入力端
子に接続されている第2の出力端子と、該第2の入力端
子に接続されている第3の出力端子と、該第1の出力端
子に接続されている第3の入力端子とを有するプロセッ
サ回路と、を含む回路。 (14)第13項記載の回路において、前記第1の入力
端子は電源端子である、回路。 (15)第13項記載の回路において、前記第1の増幅
回路は前記第1の出力端子に振幅位相変調信号を供給す
るように構成されている電力増幅器である、回路。 (16)第13項記載の回路において、前記第1の出力
端子と前記第3の入力端子との間に接続されているアナ
ログ・ディジタル・コンバータと、前記第2の出力端子
と前記第1の入力端子との間に接続されている第1のデ
ィジタル・アナログ・コンバータと、前記第3の出力端
子と前記第2の入力端子との間に接続されている第2の
ディジタル・アナログ・コンバータと、を更に含む回
路。 (17)第16項記載の回路において、前記第2のディ
ジタル・アナログ・コンバータと前記第2の入力端子と
の間に接続されているループ入力端子を有する送信ルー
プ回路を更に含む回路。 (18)第17項記載の回路において、前記アナログ・
ディジタル・コンバータと前記第1の出力端子との間に
接続されているミクサ回路と、前記アナログ・ディジタ
ル・コンバータと前記ミクサ回路との間に接続されてい
るフィルタ回路と、を更に含む回路。
【0023】(19)振幅信号を供給するステップと、
位相信号を供給するステップと、該振幅信号を電力増幅
回路の第1の入力端子に加えるステップと、該位相信号
を該電力増幅回路の第2の入力端子に加えるステップ
と、該電力増幅回路の出力端子に振幅位相変調信号を供
給するステップと、を含む振幅位相変調信号の供給方
法。 (20)第19項記載の方法において、振幅位相変調信
号を送信アンテナに加えるステップを更に含む、振幅位
相変調信号の供給方法。 (21)第19項記載の方法において、振幅基準信号を
供給するステップと、前記振幅位相変調信号から振幅サ
ンプル信号を作るステップと、前記振幅基準信号と前記
振幅サンプル信号とを比較するステップと、比較ステッ
プの結果に応じて前記振幅信号を生成するステップと、
を更に含む、振幅位相変調信号の供給方法。 (22)第1の入力端子422と第2の入力端子404
と第1の出力端子408とを有する第1の増幅回路40
6を含む回路が提供される。該第2の入力端子は位相変
調信号を受信するように接続されている。第2の増幅回
路420は第3の入力端子416と第4の入力端子41
8と第2の出力端子422とを有する。該第4の入力端
子は振幅信号を受信するように接続されている。サンプ
ル回路410,414が該第1の出力端子と該第3の入
力端子との間に接続されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による送信ループ回路と電力増幅回路
の簡略化したブロック図。
【図2】従来技術による図1の送信ループ回路のブロッ
ク図。
【図3】従来技術によるRF電力増幅器用ディジタル・
プレディストーション線形化器のブロック図。
【図4】本発明による振幅位相変調電力増幅器の一実施
例のブロック図。
【図5】本発明による振幅位相変調電力増幅器の別の実
施例のブロック図。
【図6】本発明による振幅位相変調電力増幅器の更に別
の実施例のブロック図。
【図7】本発明による振幅位相変調電力増幅器の更に別
の実施例のブロック図。
【符号の説明】
402 送信ループ回路 406 電力増幅器 410 減衰器 414、530 包絡線検出器 420 増幅器 502 リミッタ 508 方向性結合器 516 ミクサ 518,710 フィルタ 600 プロセッサ 604,616、704 ディジタル・アナログ・コン
バータ 608 アップコンバータ 706 アナログ・ディジタル・コンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モハマド クハティブザデ アメリカ合衆国 テキサス、プラノ、ウェ ムブリイ コート 7405

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の入力端子と第2の入力端子と第1
    の出力端子とを有し、第2の入力端子は位相変調信号を
    受信するように接続されている第1の増幅回路と、 第3の入力端子と第4の入力端子と第2の出力端子とを
    有し、第4の入力端子は振幅変調信号を受信するように
    接続されている第2の増幅回路と、 該第1の出力端子と該第3の入力端子との間に接続され
    ているサンプル回路と、を含む回路。
  2. 【請求項2】 振幅信号を供給するステップと、 位相信号を供給するステップと、 該振幅信号を電力増幅回路の第1の入力端子に加えるス
    テップと、 該位相信号を該電力増幅回路の第2の入力端子に加える
    ステップと、 該電力増幅回路の出力端子に振幅位相変調信号を供給す
    るステップと、を含む振幅位相変調信号の供給方法。
JP11368112A 1998-12-30 1999-12-24 振幅位相変調信号を供給するための回路と方法 Pending JP2000209294A (ja)

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