JP2000207880A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2000207880A
JP2000207880A JP11007988A JP798899A JP2000207880A JP 2000207880 A JP2000207880 A JP 2000207880A JP 11007988 A JP11007988 A JP 11007988A JP 798899 A JP798899 A JP 798899A JP 2000207880 A JP2000207880 A JP 2000207880A
Authority
JP
Japan
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shutter
tray
pickup
focus lens
disk device
Prior art date
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Pending
Application number
JP11007988A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Yoshimura
浩昌 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP11007988A priority Critical patent/JP2000207880A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピックアップのフォーカスレンズに発生した
結露の早期除去が可能で、他の装置を隣接配置しても問
題にならないディスク装置を提供する。 【解決手段】 ピックアップ10のフォーカスレンズ1
1に結露が発生した時に、スロット口4のシャッタ6が
開成するため、大量の空気Aがケース2内に取り入れら
れるため、ケース2内の空気の流れが増大する。従っ
て、フォーカスレンズ11に発生した結露も短時間で除
去される。また、ケース2の上面や側面に通気孔を形成
する必要がないため、他の装置を隣接配置しても問題な
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ピックアップの
フォーカスレンズに発生した結露の早期除去が可能なデ
ィスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD、MD、LD等の光ディスクを再生
録音するためのディスク装置は、光ディスクのデジタル
信号としての光ビームをピックアップで読み取って再生
したり、光ビームをピックアップのレンズで収束して光
ディスクに照射して記録させたりすることができる(類
似技術として、特開平1−192027号公報参照)。
この種のディスク装置は、家庭で使用される場合にはそ
れほど問題にならないが、例えば、自動車に搭載したよ
うな場合には、環境の温度差が激しいため、ピックアッ
プのフォーカスレンズに結露が発生することがある。フ
ォーカスレンズに結露が生じると、光ディスクの信号が
正確に読み取れなくなる。
【0003】そのため、ディスク装置のケースの後面に
は、ファンを有する排気口が形成されていると共に、ケ
ースの上面や側面には、複数の通気孔が形成されてい
る。従って、フォーカスレンズに結露が生じて、信号を
正確に読み取れなくなった場合には、ファンを回して、
空気を通気孔からケース内に取り入れ、ケースの内部に
空気の流れをつくって、フォーカスレンズ表面の結露を
除去するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ケース
の上面や側面に形成した通気孔から空気をケース内に取
り入れる構造のため、ケース内での空気の流れが弱く、
フォーカスレンズの結露を除去するのに時間がかかる。
しかも、通気孔がケースの上面や側面に形成されている
ため、ディスク装置の上方や側方に別の装置が隣接して
配置されたような場合は、通気孔が別の装置により塞が
れることになり、結露の除去に要する時間が更に長くな
ってしまう。
【0005】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、ピックアップのフォーカスレ
ンズに発生した結露の早期除去が可能で、他の装置を隣
接配置しても問題にならないディスク装置を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ケースの一方側に光ディスクを出し入れするための開閉
自在なシャッタを有するスロット口が設けられ、他方側
にファンを有する排気口が設けられ、ケースの内部に光
ディスクを回転自在に保持するトレイが設けられ、該ト
レイの下方にフォーカスレンズを有するピックアップが
設けられたディスク装置であって、前記ピックアップの
フォーカスレンズに結露が発生した時に、スロット口の
シャッタが開成する。
【0007】請求項1記載の発明によれば、ピックアッ
プのフォーカスレンズに結露が発生した時に、スロット
口のシャッタが開成するため、大量の空気がケース内に
取り入れられるため、ケース内の空気の流れが増大す
る。従って、フォーカスレンズに発生した結露も短時間
で除去される。また、ケースの上面や側面に通気孔を形
成する必要がないため、他の装置を隣接配置しても問題
ない。
【0008】請求項2記載の発明は、ピックアップが光
ディスクの信号を正常に読み取れなくなったことを、フ
ォーカスレンズで結露が発生したこととして検出する。
【0009】請求項2記載の発明によれば、ピックアッ
プが光ディスクの信号を正常に読み取れなくなったこと
を、フォーカスレンズで結露が発生したこととして検出
するため、結露検出器の形成が容易である。
【0010】請求項3記載の発明は、トレイが、スロッ
ト口と略同じ高さの上方位置から、ピックアップに接近
した下方位置まで上下動自在で、シャッタの開成時に
は、トレイが上方位置にある。
【0011】請求項3記載の発明によれば、シャッタの
開成時には、トレイが上方位置になるため、トレイとピ
ックアップとの間に広い空気の通路が形成され、そこを
大量の空気が流れるため、結露の除去を更に短時間で行
うことができる。
【0012】請求項4記載の発明は、シャッタが上端ヒ
ンジを中心に開閉自在で、ケース内部にシャッタの上端
ヒンジ付近を押して開成させる作動体を水平移動自在に
設け、トレイと作動体との間に、トレイの上昇力を作動
体のシャッタ側への移動力に変換する動力変換機構を設
けた。
【0013】請求項4記載の発明によれば、トレイの上
昇力を利用してシャッタを開成させることができるた
め、シャッタを開成させるための専用のアクチュエータ
を必要としない。
【0014】
【発明の効果】ピックアップのフォーカスレンズに結露
が発生した時に、スロット口のシャッタが開成するた
め、大量の空気がケース内に取り入れられるため、ケー
ス内の空気の流れが増大する。従って、フォーカスレン
ズに発生した結露も短時間で除去される。また、ケース
の上面や側面に通気孔を形成する必要がないため、他の
装置を隣接配置しても問題ない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1〜図3に基づいて説明する。尚、図中のY方向を
前後方向として説明する。
【0016】この実施形態のディスク装置1は、自動車
に搭載された再生専用のMD装置である。符号2はケー
スで、前面には「光ディスク」としてのMD3を出し入
れするためのスロット口4が形成されている。このスロ
ット口4には、上端ヒンジ5を中心に開閉自在なシャッ
タ6が設けられている。このシャッタ6の上端ヒンジ5
には、図示せぬスプリングが設けられており、スロット
口4を閉じた状態が保持されるようになっている。ケー
ス2の後面には、排気口7が形成されており、この排気
口7には、ファン8が設けられている。このファン8
は、ディスク装置1の電源を入れた時から常時回転して
いる。
【0017】ケース2の内部には、MD3(の中のディ
スク)を回転自在に保持するトレイ9が設けられてい
る。トレイ9の下方には、MD3のデジタル信号を読み
取るためのピックアップ10が設けられている。このピ
ックアップ10の上端には、フォーカスレンズ11が取
付けられている。
【0018】MD3を保持しているトレイ9は、図示せ
ぬアクチュエータにより、スロット口4と同じ上方位置
から、ピックアップ10に接近した下方位置まで上下動
自在に支持されている。トレイ9が上方位置にある時
は、MD3を出し入れする時で、下方位置にある時は、
MD3を再生する時である。すなわち、上方位置にある
トレイ9に対してMD3をスロット口4から挿入する
と、MD3は、トレイ9に保持された後、再生のために
自動的に下方位置に下がる。MD3を再生した後に、イ
ジェクトスイッチを押すと、トレイ9が上方位置まで持
ち上げられ、MD3がトレイ9から自動的に押し出され
て、スロット口4から排出される。
【0019】このようなトレイ9の上下動と、スロット
口4のシャッタ6の開閉は、連動している。すなわち、
ケース2の上部には、前後方向に水平移動自在な作動体
12が設けられている。この作動体12の前端は、シャ
ッタ6の上端ヒンジ5付近に近接しており、後端は、水
平なラックギア13になっている。また、トレイ9に
は、垂直なラックギア14が形成されており、この垂直
なラックギア14と、前記水平なラックギア13との間
に、互いに係合した上下一対のピニオンギア15、16
が、対応するラックギア13、14に係合した状態で設
けられている。この実施形態では、これらのラックギア
13、14とピニオンギア15、16により「動力変換
機構」が形成されている。
【0020】従って、トレイ9が上昇すると、その上昇
力が作動体12に伝達され、該作動体12が前側へ水平
移動し、その作動体12の前端がシャッタ6の上端ヒン
ジ5付近を押して、そのシャッタ6を開成させる(図2
参照)。このように、トレイ9を上昇させた際には、シ
ャッタ6が必ず開成状態となるため、MD3の出し入れ
を行うことができる。更に、トレイ9の上昇力を利用し
てシャッタ6を開成させることができるため、シャッタ
6を開成させるための専用のアクチュエータを必要とし
ない。
【0021】尚、この実施形態のディスク装置1では、
イジェクトボタンを押すと、トレイ9が上昇し、シャッ
タ6が開いて、MD3が押し出されるが、ピックアップ
10に接続された結露検出器17からの信号により、M
D3を押し出さずに、シャッタ6を開けた状態で止めて
おくことができる。結露検出器17は、ピックアップ1
0の光ビームを読み取るためのシステム中に設定された
もので、ピックアップ10がMD3の信号を正常に読み
取れなくなったことを、フォーカスレンズ11で結露が
発生したこととして検出するようになっている。そし
て、この状態を検出した時に、前述の如く、トレイ9を
上昇させて、シャッタ6を開いた状態にする(MD3
は、押し出さない)。シャッタ6を開くことにより、ス
ロット口4から大量の空気Aをケース2内に取り入れる
ことができるため、この実施形態のケース2には、上面
や側面に従来のような通気孔を形成する必要がない。そ
のため、ディスク装置1に対して他の装置を隣接配置し
ても問題ない。
【0022】次に、この実施形態の作動フローを図3に
基づいて説明する。まず、フローをスタートした後(ス
テップS1)、ピックアップ10で信号が正常に読める
かどうかを結露検出器17で判断する(ステップS
2)。正常に読める場合は、ピックアップ10のフォー
カスレンズ11に結露がないため、そのままMD3を再
生し(ステップS3)、再生後に終了する(ステップS
4)。
【0023】MD3の信号が正常に読み取れない場合
は、トレイ9を上昇させて、シャッタ6を開き、図2の
状態にする(ステップS5)。すると、スロット口4か
ら大量の空気Aがケース2内に取り入れられると共に、
トレイ9とピックアップ10との間に広い空気Aの通路
が形成されため、そこに大きな空気Aの流れが形成さ
れ、フォーカスレンズ11の結露の除去を短時間で行う
ことができる。結露の除去が完全に終了するまでの間
は、MD3の代わりにラジオがONになる(ステップS
6)。つまり、MD3再生時は、ラジオは、自動OFF
状態になっていため、結露除去の間にラジオを聞けるよ
うにした。そして、一定時間経過に、ディスク装置1を
図1の状態に戻し、ピックアップ10でMD3の信号を
再度読み取ってみる(ステップS7)。読み取れれば、
MD3を再生し、読み取れなければステップS5からフ
ローを繰り返す。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッタを閉じた状態を示すディスク装置の概
略断面図。
【図2】シャッタを開いた状態を示すディスク装置の概
略断面図。
【図3】ディスク装置の作動フローを示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 ディスク装置 2 ケース 3 MD(光ディスク) 4 スロット口 5 上端ヒンジ 6 シャッタ 7 排気口 8 ファン 9 トレイ 10 ピックアップ 11 フォーカスレンズ 12 作動体 17 結露検出器 A 空気 Y 前後方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの一方側に光ディスクを出し入れ
    するための開閉自在なシャッタを有するスロット口が設
    けられ、他方側にファンを有する排気口が設けられ、ケ
    ースの内部に光ディスクを回転自在に保持するトレイが
    設けられ、該トレイの下方にフォーカスレンズを有する
    ピックアップが設けられたディスク装置であって、 前記ピックアップのフォーカスレンズに結露が発生した
    時に、スロット口のシャッタが開成することを特徴とす
    るディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスク装置であって、 ピックアップが光ディスクの信号を正常に読み取れなく
    なったことを、フォーカスレンズで結露が発生したこと
    として検出することを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のディスク装
    置であって、 トレイが、スロット口と略同じ高さの上方位置から、ピ
    ックアップに接近した下方位置まで上下動自在で、シャ
    ッタの開成時には、トレイが上方位置にあることを特徴
    とするディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のディスク装置であって、 シャッタが上端ヒンジを中心に開閉自在で、ケース内部
    にシャッタの上端ヒンジ付近を押して開成させる作動体
    を水平移動自在に設け、トレイと作動体との間に、トレ
    イの上昇力を作動体のシャッタ側への移動力に変換する
    動力変換機構を設けたことを特徴とするディスク装置。
JP11007988A 1999-01-14 1999-01-14 ディスク装置 Pending JP2000207880A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1319067C (zh) * 2003-10-27 2007-05-30 三洋电机株式会社 光盘机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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