JP2000207179A - 分散システムにおけるアプリケ―ション管理方式 - Google Patents

分散システムにおけるアプリケ―ション管理方式

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JP2000207179A
JP2000207179A JP11010227A JP1022799A JP2000207179A JP 2000207179 A JP2000207179 A JP 2000207179A JP 11010227 A JP11010227 A JP 11010227A JP 1022799 A JP1022799 A JP 1022799A JP 2000207179 A JP2000207179 A JP 2000207179A
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Katsumi Takano
克己 高野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が意識することないクライアント環境
のインストール、バージョンアップ作業の自動実行およ
びアプリケーション情報の一元管理を実現すること。 【解決手段】 アプリケーション3aの実行時に、あら
かじめクライアント機器3上に設定してあるバージョン
チェックプログラム3cが実行され、サーバ機器2で管
理されている環境ファイルマスタ2bとの比較を行い、
最新アプリケーション2aでないものが前記クライアン
ト機器3上に存在した場合、前記サーバ機器2上の最新
アプリケーション2aのダウンロード処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散システムでの
アプリケーション管理を容易にする分散システムにおけ
るアプリケーション管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】企業のシステム基盤の中核を担っていた
メインフレームのダウンサイジング化、ネットワークイ
ンフラ基盤であるLAN,WANの普及に伴い、システ
ムは分散アプリケーションとして構築される局面が増大
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】分散システムの構築は
実現化工数の低減化を可能とし、かつ機能面のカスタマ
イズを柔軟に実施できる特徴がある反面、利用者端末
(クライアント)のインストール環境の複雑さを招き、
結果として分散システム全体の運用コストはメインフレ
ームのそれより増大したのではと言われ始めている。こ
のような現状の中でシステムが稼動し運用するフェーズ
においていかに少ないトラブルでかつ運用コストの低減
化を可能にするかが課題となっている。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、本発明の目的は、複雑化している
クライアント環境のインストール、バージョンアップ作
業の利用者が意識することない自動実行およびアプリケ
ーション情報の一元管理の両面を実現できる分散システ
ムにおけるアプリケーション管理方式を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る分散システ
ムにおけるアプリケーション管理方式は、インストール
されたアプリケーションが起動することによるデータの
参照、更新、削除等の処理実行時に、サーバ上に実装さ
れたデータベースにアプリケーション管理についての処
理を要求し、該実行結果を取得し表示するクライアント
と、あらかじめ前記クライアント上に設定され、前記ア
プリケーションの実行時に当該アプリケーションのバー
ジョンチェックを実行するバージョンチェックプログラ
ムと、前記サーバにおいて管理されている最新アプリケ
ーションおよび環境ファイルマスタと、該環境ファイル
マスタと前記バージョンチェックプログラムによりチェ
ックされた前記アプリケーションのバージョンとをもと
に、前記最新アプリケーションでないものが前記クライ
アント上に存在した場合、前記サーバ上の前記最新アプ
リケーションのダウンロード処理を実行するダウンロー
ド処理実行手段とを備えたダウンロード処理実行手段と
を備えたことを特徴とする。
【0006】本発明の分散システムにおけるアプリケー
ション管理方式は、クライアント上のアプリケーション
実行時に、あらかじめ前記クライアント上に設定してあ
るバージョンチェックプログラムが実行され、サーバ上
で管理されている環境ファイルマスタと前記バージョン
チェックプログラムによる前記アプリケーションのバー
ジョンチェック結果が比較され、この結果、最新のアプ
リケーションでないものが前記クライアント上に存在し
た場合、前記サーバ上の最新のアプリケーションのダウ
ンロード処理が実行され、アプリケーションの最新チェ
ック処理をすべてのアプリケーションについて常に最新
の状態で前記クライアントから実行することを可能にす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて説明する。本実施の形態の分散システムにおけるア
プリケーション管理方式では、LAN(Local A
rea Network)またはWAN(Wide A
reaNetwork)で構成されているネットワーク
基盤上の分散システムは、クライアント機器にインスト
ールされたアプリケーションが起動することにより実行
される。
【0008】そして、データの参照、更新、削除等の処
理時に、サーバ機器上に実装されたデータベースに処理
を要求し、実行結果をクライアント機器が取得し表示す
る。前記アプリケーションの実行時に、あらかじめ前記
クライアント機器上に設定してあるバージョンチェック
プログラムが実行され、前記サーバ機器で管理されてい
る環境ファイルマスタとの比較を行う。最新のアプリケ
ーションでないものが前記クライアント機器上に存在し
た場合、前記サーバ機器上の最新のアプリケーションの
ダウンロード処理が実行される。
【0009】このように本実施の形態は、アプリケーシ
ョンの最新チェック処理をすべてのアプリケーションに
ついて常に最新の状態で前記クライアント機器から実行
することを可能にするのもであり、前記クライアント機
器側からの実行時に前記サーバ機器上で管理されたアプ
リケーションの最新情報を取得する処理方式を提供する
ものである。
【0010】また、本実施の形態は、サーバ機器上で最
新アプリケーション、クライアント環境情報を一元管理
することで、クライアント機器の存在を管理することな
く前記クライアント機器のアプリケーションのバージョ
ンを常に最新のものに維持することが出来る仕組を提供
するものである。
【0011】図1は、本実施の形態の分散システムにお
けるアプリケーション管理方式の説明のためのシステム
構成図であり、LANまたはWANで構成されているネ
ットワーク基盤1、図示していないCPU,メモリ,デ
ィスク装置,ディスプレイ装置,キーボード装置などを
実装したサーバ機器2(ダウンロード処理実行手段)、
CPU,メモリ,ディスク装置,ディスプレイ装置,キ
ーボード装置などを実装したクライアント機器3とから
構成されている。サーバ機器2では、最新アプリケーシ
ョン2aおよび環境ファイルマスタ2bを管理してい
る。クライアント機器3には、アプリケーション3aと
環境ファイル3bとバージョンチェックプログラム3c
が設定されている。
【0012】なお、図2に本実施の形態におけるサーバ
機器2およびクライアント機器3と、前記サーバ機器2
およびクライアント機器3における各手段と各機能の関
係を示す。図2に示すようにサーバ機器2は、アプリケ
ーション実行手段21、アプリケーション管理手段2
2、アプリケーション環境管理手段23を含む。クライ
アント機器3は、アプリケーション実行手段31、クラ
イアントアプリケーション管理手段32、クライアント
アプリケーション環境管理手段33、最新情報チェック
手段34を含む。アプリケーション実行手段21は、表
示結果取得送信機能211,更新結果送信機能212,
削除結果送信機能213を有する。アプリケーション実
行手段31はクライアント機器3のディスプレイ上への
データ表示機能311、クライアント機器3のキーボー
ド装置からのデータ入力機能312、また、表示データ
のサーバ機器2への表示データ要求/取得機能313、
表示データのサーバ機器2への更新要求機能314、表
示データのサーバ機器2へ削除要求機能315を有す
る。これら実行手段は、アプリケーション3aをサブシ
ステムS1,S2、・・・SN別に各機能を3S11,
3S12・・・3S1N’、3S21,3S22・・・
3S2N’、3SN1,3SN2・・・3SNN’’’
を最小単位とするアプリケーションにより実現する。な
お、アプリケーション3aのこれら構成を図3に示す。
【0013】サーバ機器2のアプリケーション実行手段
21はサーバ機器2上のデータベースへの処理を実行す
る。このアプリケーション実行手段21は、アプリケー
ション実行手段31の機能である表示データのサーバ機
器2への表示データ要求/取得機能313に対し、取得
した要求内容をデータベースに要求し、結果を取得し、
その内容をクライアント機器3に送信する表示結果取得
送信機能211を有している。また、表示データのサー
バ機器2への更新要求機能314に対する、取得した要
求内容をデータベースに要求し、結果を取得し、その内
容をクライアント機器3に送信する更新結果送信機能2
12を有している。また、表示データのサーバ機器2へ
削除要求機能315に対する、データベースに削除要求
し、結果を取得し、その内容をクライアント機器3に送
信する削除結果送信機能213を有している。
【0014】アプリケーション管理手段22は、サーバ
機器2のディスク上を管理場所とし、クライアント機器
3にて稼動するアプリケーション3aの最新アプリケー
ション2aおよび環境ファイルマスタ2bを格納する。
なお、これら格納場所はそれぞれ区分けされる。最新ア
プリケーション2aはサブシステム別に、サブシステム
S1はサーバ機器2上で格納場所2S1、サブシステム
S2はサーバ機器2上で格納場所2S2・・・、サブシ
ステムSNはサーバ機器2上で格納場所2SNに格納さ
れる。また、サブシステムS1は2S11,2S12・
・・2S1N、サブシステムS2は2S21,2S22
・・・2S2N’’、サブシステムSNは2SN1,2
SN2・・・2SNN’’’を最小単位とするアプリケ
ーションで構成される。なお、これら最新アプリケーシ
ョン2aの構成を図4に示す。また、環境ファイルマス
タ2bは格納場所220に格納する。
【0015】アプリケーション環境管理手段23は、サ
ーバ機器2上の格納場所220に格納された環境ファイ
ルマスタ2bにて実現される。また環境ファイルマスタ
2bは、環境ファイルマスタ2bのバージョン情報22
1、環境ファイルマスタ2bの格納場所220に関する
情報222、サブシステムS1,S2・・・SNのサー
バ機器2上の格納場所情報B231,B232・・・B
23N、サブシステムS1,S2・・・SNの起動アプ
リケーション情報B241,B242・・・B24N
と、サブシステムS1のアプリケーション情報B251
1,B2512・・・B251N’およびアプリケーシ
ョンのバージョン情報B2611,B2612・・・B
261N’、サブシステムS2のアプリケーション情報
B2521,B2522・・・B252N’’およびア
プリケーションのバージョン情報B2621,B262
2・・・B262N’’、・・・サブシステムSNのア
プリケーション情報B25N1,B25N2・・・B2
5NN’’’およびアプリケーションのバージョン情報
B26N1,B26N2・・・B26NN’’’を有す
る。
【0016】クライアントアプリケーション管理手段3
2は、クライアント機器3のディスク上を管理場所と
し、稼動するアプリケーション3a、環境ファイル3
b、バージョンチェックプログラム3cを格納する。格
納場所はそれぞれ区分けされる。アプリケーション3a
は、サブシステム別にサブシステムS1はクライアント
機器3上の格納場所3S1、サブシステムS2はクライ
アント機器3上の格納場所3S2、・・・、サブシステ
ムSNはクライアント機器3上の格納場所3SNに格納
される。そして、サブシステムS1は図3に示すように
3S11,3S12・・・3S1N、サブシステムS2
は3S21,3S22・・・3S2N’’、サブシステ
ムSNは3SN1,3S1N・・3SNN’’’を最小
単位とするアプリケーションで構成される。環境ファイ
ル3bは格納場所320に格納する。バージョンチェッ
クプログラム3cは格納場所330に格納する。
【0017】クライアントアプリケーション環境管理手
段33は、クライアント機器3上の格納場所320に格
納された環境ファイル3bにて実現される。環境ファイ
ル3bはそのバージョン情報C21、環境ファイル3b
の格納場所320に関する情報C22、サブシステムS
1,S2・・・SNのクライアント機器3上の格納場所
情報C231,C232・・・C23N、サブシステム
S1,S2・・・SNの起動アプリケーション情報C2
41,C242・・・C24N、サブシステムS1のア
プリケーション情報C2511,C2512・・・C2
51N’およびアプリケーションのバージョン情報C2
611,C2612・・・C261N’、サブシステム
S2のアプリケーション情報C2521,C2522・
・・C252N’’およびアプリケーションのバージョ
ン情報C2621,C2622・・・C262N’’、
・・・、サブシステムSNのアプリケーション情報C2
5N1,C25N2・・・C25NN’’’およびアプ
リケーションのバージョン情報C26N1,C26N2
・・・C26NN’’’を有している。
【0018】最新情報チェック手段34は、バージョン
チェックプログラム3cが実行時の機能である。環境フ
ァイル3bと環境ファイルマスタ2bの読込機能34
1、環境ファイル3bのバージョン情報C21、環境フ
ァイルマスタ2bのバージョン情報B21を比較する機
能342、環境ファイルマスタ2bを環境ファイル3b
にコピーするファイルのコピー機能343、サブシステ
ムS1の環境ファイルマスタ2b上のアプリケーション
情報B2511,B2512・・・B251N’と環境
ファイル3b上のアプリケーション情報C2511,C
2512・・・C251N’およびアプリケーションの
バージョン情報B2611,B2612・・・B261
N’と環境ファイル3b上のアプリケーション情報C2
611,C2612・・・C261N’を比較する比較
機能344、アプリケーション2S11,2S12・・
・2S1N、アプリケーション2S21,2S22・・
・2S2N’’、アプリケーション2SN1,2S1N
・・・2SNN’’’をアプリケーション3S11,3
S12・・・3S1N、アプリケーション3S21,3
S22・・・3S2N’’、アプリケーション3SN
1,3S1N・・・3SNN’’’にコピーする機能3
45を有している。
【0019】次に、動作について説明する。図5および
図6は、本実施の形態の分散システムにおけるアプリケ
ーション管理方式の動作を示すフローチャートであり、
以下、このフローチャートを参照して全体の動作につい
て説明する。先ず、利用者がシステムを起動したときの
処理の流れについて図5に示すフローチャートを参照し
て説明する。最初に利用者からのアプリケーション起動
指示が実行され、前記アプリケーションが起動される
(ステップS1)。これはあらかじめクライアント機器
3上に用意されたサブシステム別のアイコンより起動し
たいものを選択し、クリックすることにより実現化す
る。次に、起動した前記アプリケーションのサブシステ
ムコードSXを取得する(ステップS2)。次に、前記
ステップS2で取得したサブシステムコードSXをパラ
メータとしてバージョンチェックプログラム3cを起動
する(ステップS3)。この処理において図6のフロー
チャートに示す処理が開始される。詳細については後述
する。最後に、サブシステムコードSXに対応するサブ
システムの起動アプリケーション情報C24Xで指定さ
れたアプリケーション3SXXを起動する(ステップS
4)。
【0020】次に、図5のステップS3で示すバージョ
ンチェックプログラム3cが起動したときの処理の流れ
を図6に示すフローチャートを参照して説明する。先
ず、クライアント機器3上の環境ファイル3bのファイ
ルのバージョン情報C21、サブシステムコードSXに
対応するアプリケーション情報C25X1,C25X2
・・・C25XN’およびアプリケーションのバージョ
ン情報C26X1,C26X2・・・C26XN’を読
み込む(ステップS11)。
【0021】次に、サーバ機器2上の環境ファイルマス
タ2bのファイルのバージョン情報B21、サブシステ
ムコードSXに対応するアプリケーション情報B25X
1,B25X2・・・B25XN’およびアプリケーシ
ョンのバージョン情報B26X1,B26X2・・・B
26XN’を読み込む(ステップS12)。次に、ステ
ップS11,ステップS12で取得したファイルのバー
ション情報C21とバーション情報B21を比較する。
この結果、内容が同値であった場合、環境ファイルマス
タ2bと環境ファイル3bの内容は等しいと判断する。
一方、内容が同値でない場合、環境ファイルマスタ2b
の情報のいずれかに変更が発生したと判断される。この
場合、環境ファイルマスタ2bを正とする(ステップS
13)。
【0022】前記ステップS13の環境ファイルマスタ
2bと環境ファイル3bの内容が同値でない場合、環境
ファイルマスタ2bが最新の情報を保有しているため、
そのファイルを環境ファイル3bに上書きコピーする
(ステップS14)。
【0023】次に、ステップS11およびステップS1
2で取得したアプリケーション情報B25X1とC25
XX’(X’は1〜N’)を比較し同値であるものを探
す(ステップS15)。この結果、同値なものが見つか
った場合、アプリケーションのバージョン情報B26X
1とC26XX’を比較する(ステップS17)。同値
であれば該当のアプリケーション情報およびバージョン
情報に関し環境ファイルマスタ2bと環境ファイル3b
の内容は等しい。すなわちバージョンは最新の状態であ
ると判断される。同値でない場合、環境ファイルマスタ
2bが最新の情報を保有しているため、そのファイルの
情報よりバージョン情報B26X1に該当するアプリケ
ーションをバージョン情報C26XX’に該当するアプ
リケーションに上書きコピーする(ステップS16)。
【0024】さらに、アプリケーション情報B25X1
に同値なアプリケーションが見つからないままステップ
S18が終了した場合、バージョン情報B26X1に該
当するアプリケーションは今回初めてリリースされたア
プリケーション情報と判断されそのファイルの情報より
バージョン情報B26X1に該当するアプリケーション
をバージョン情報C26XX’に該当するアプリケーシ
ョンにコピーする(ステップS16)。
【0025】同様にしてアプリケーション情報B25X
2とアプリケーション情報C25XX’(X’は1〜
N’)を比較し同値なものを探す(ステップS15)。
同値なものが見つかった場合、アプリケーションのバー
ジョン情報B26X2とバージョン情報C26XX’を
比較する(ステップS17)。同値であれば該当のアプ
リケーション情報およびバージョン情報に関し環境ファ
イルマスタ2bと環境ファイル3bの内容は等しい。す
なわちバージョンは最新の状態であると判断される。ま
た、同値でない場合、環境ファイルマスタ2bが最新の
情報を保有しているため、そのファイルの情報よりバー
ジョン情報B26X2のアプリケーションをバージョン
情報C26XX’のアプリケーションに上書きコピーす
る(ステップS16)。
【0026】さらに、アプリケーション情報B25X2
に同値なアプリケーションが見つからないままステップ
S18が終了した場合、バージョン情報B26X2のア
プリケーションは今回初めてリリースされたアプリケー
ション情報と判断されそのファイルの情報より該当のバ
ージョン情報B26X2のアプリケーションをバージョ
ン情報C26XX’に該当するアプリケーションへコピ
ーする(ステップS16)。
【0027】このような処理を環境ファイルマスタ2b
上にて管理されているのすべてのアプリケーションB2
5XN’まで繰り返す(ステップS15〜ステップS1
8)。
【0028】従って、本実施の形態によれば、クライア
ントの存在を管理することなく、サーバ機器2上で最新
のアプリケーション3a、クライアントの環境ファイル
3bを一元管理することが可能になり、クライアント機
器3のアプリケーションのバージョンを常に最新にする
ことが出来る。これによりクライアントアプリケーショ
ンのバージョンアップや新規クライアント機器導入など
のシステム運用コストの低減化が可能となる。また、ク
ライアント機器3のアプリケーションのバージョンアッ
プを利用者のクライアントアプリケーション起動時に自
動実行できるため、最新のアプリケーションを配布する
際のシステム運用コストの低減化、およびアプリケーシ
ョンバージョンの不一致によるシステム障害を未然に防
止することが可能になる。
【0029】次に、この分散システムにおけるアプリケ
ーション管理方式の追加構成要素として、分散システム
のクライアント環境に必要な管理要素について説明す
る。環境ファイルマスタ2bの管理情報として、データ
ベース接続記述情報B271、データベース接続ユーザ
情報B281、データベース接続パスワード情報B29
1を追加する。同様に環境ファイル3bの管理情報とし
て、データベース接続記述情報C271、データベース
接続ユーザ情報C281、データベース接続パスワード
情報C291を追加する。
【0030】これによりアプリケーション3aによるサ
ーバ機器2上のデータベースへの接続を利用者が意識し
なくとも可能になる。また、セキュリティ上、データベ
ース接続パスワード情報B291を変更しても、利用者
は全く無意識のうちに、データベース接続パスワード情
報C291にコピーされ利用可能となる。
【0031】また、アプリケーション3aが複数の異な
る利用者もしくは複数の異なるデータベースを用いて処
理するシステムの場合でも、環境ファイルマスタ2bの
管理情報として、データベース接続記述情報B272、
データベース接続ユーザ情報B282、データベース接
続パスワード情報B292を追加し、同様に環境ファイ
ル3bの管理情報として、データベース接続記述情報C
272、データベース接続ユーザ情報C282、データ
ベース接続パスワード情報C292を追加することによ
って実現できる。
【0032】さらに、環境ファイルマスタ2bの管理情
報として、ツール起動情報B29を追加する。同様に環
境ファイル3bの管理情報として、ツール起動情報C2
9を追加する。これによりアプリケーションC1から、
ツールを起動する場合の指定を行うことが可能となる。
【0033】表計算ソフトウェアなどをアプリケーショ
ン3aから起動する際のそのインストール先を指定する
場合に利用可能である。
【0034】また、表計算ソフトウェアなどで参照する
シート、生成したシート、また加工したデータをテキス
ト形式にて保管する場合などにおいて、それが定型業務
であれば利用者はそのファイル名を意識する必要がな
い。それらを管理することを可能とするために環境ファ
イルマスタ2bの管理情報として、ファイル名情報B2
AN(Nは任意)を追加する。同様に環境ファイル3b
の管理情報として、ファイル名情報C2AN(Nは任
意)を追加する。
【0035】以上のような追加応用の例があるが、これ
らの詳細について図7,図8,図9のフローチャートを
参照して説明する。いずれも先のバージョンチェックプ
ログラム3c内の処理の追加のフロチャートとして応用
可能である。
【0036】最初に、図7に示すフローチャートついて
説明する。先ず、環境ファイルマスタ2bのデータベー
ス接続記述情報B27Xについて処理を繰り返す(ステ
ップS21)。処理は環境ファイルマスタ2bのデータ
ベース接続記述情報B27X、データベース接続ユーザ
情報B28X、データベース接続パスワード情報B29
Xと環境ファイル3bのデータベース接続記述情報C2
7X、データベース接続ユーザ情報C28X、データベ
ース接続パスワード情報C29Xのそれぞれを比較し
(ステップS22)、いずれかに不一致があった場合、
データベース接続記述情報B27Xをデータベース接続
記述情報C27Xに、データベース接続ユーザ情報B2
8Xをデータベース接続ユーザ情報C28Xに、データ
ベース接続パスワード情報B29Xをデータベース接続
パスワード情報C29Xにそれぞれ情報を上書きする
(ステップS24)。そして、この処理をすべてのデー
タベース記述情報(B271〜B27N)について処理
する(ステップS23)。
【0037】次に、図8に示すフローチャートについて
説明する。環境ファイルマスタ2bのツール起動情報B
29が存在し、かつ環境ファイル3bのツール起動情報
C29が存在する場合、おのおのを比較する(ステップ
S31)。この結果、異なる場合にはツール起動情報C
29の内容をツール起動情報B29の内容に書き換える
(ステップS32)。また、ステップS31において環
境ファイル2bのツール起動情報C29が存在しない場
合、ステップS32でツール起動情報B29の内容にて
追記する。
【0038】次に、図9に示すフローチャートについて
説明する。環境ファイルマスタ2bのファイル名情報B
2ANが存在し、かつ環境ファイル3bのファイル名情
報C2ANが存在する場合、おのおのを比較する(ステ
ップS41。この結果、異なる場合、ファイル名情報C
2ANの内容をファイル名情報B2ANの内容に書き換
える(ステップS42)。また、ステップS41におい
て環境ファイル3bのファイル名情報C2ANが存在し
ない場合、ステップS42でファイル名情報B2ANの
内容にて追記する。
【0039】以上のように、本実施の形態によれば、ア
プリケーション3aによるサーバ機器2上のデータベー
スへの接続が利用者は意識しなくとも可能になり、ま
た、セキュリティ上、データベース接続パスワード情報
B291を変更しても、利用者にとって全く無意識のう
ちに、データベース接続パスワード情報C291にコピ
ーされ利用可能となる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、サーバ
機器上で最新のアプリケーション,クライアント環境フ
ァイルの一元管理が、クライアントの存在を管理するこ
となく可能になり、クライアント機器のアプリケーショ
ンのバージョンを常に最新にすることが出来、クライア
ントアプリケーションのバージョンアップや新規クライ
アント機器導入などのシステム運用コストの低減化が可
能となる効果がある。
【0041】また、本発明によれば、クライアント機器
のアプリケーションのバージョンアップを利用者のクラ
イアントアプリケーション起動時に自動実行できるた
め、最新のアプリケーションを配布する際のシステム運
用コストの低減化、および、アプリケーションバージョ
ンの不一致によるシステム障害の未然防止が可能になる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の分散システムにおける
アプリケーション管理方式の説明のためのシステム構成
図である。
【図2】 本発明の実施の形態におけるサーバ機器およ
びクライアント機器と、前記サーバ機器およびクライア
ント機器における各手段と各機能の関係を示す説明図で
ある。
【図3】 本発明の実施の形態におけるクライアント機
器上のアプリケーションを示す説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態におけるサーバ機器上の
最新アプリケーションを示す説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態の分散システムにおける
アプリケーション管理方式の動作を示すフローチャート
である。
【図6】 本発明の実施の形態の分散システムにおける
アプリケーション管理方式の動作を示すフローチャート
である。
【図7】 本発明の実施の形態の分散システムにおける
アプリケーション管理方式の追加応用例を示すフローチ
ャートである。
【図8】 本発明の実施の形態の分散システムにおける
アプリケーション管理方式の追加応用例を示すフローチ
ャートである。
【図9】 本発明の実施の形態の分散システムにおける
アプリケーション管理方式の追加応用例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
2……サーバ機器(ダウンロード処理実行手段)、2a
……最新アプリケーション、2b……環境ファイルマス
タ、3……クライアント機器、3a……アプリケーショ
ン、3b……環境ファイル、3c……バージョンチェッ
クプログラム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストールされたアプリケーションが
    起動することによるデータの参照、更新、削除等の処理
    実行時に、サーバ上に実装されたデータベースにアプリ
    ケーション管理についての処理を要求し、該実行結果を
    取得し表示するクライアントと、 あらかじめ前記クライアント上に設定され、前記アプリ
    ケーションの実行時に当該アプリケーションのバージョ
    ンチェックを実行するバージョンチェックプログラム
    と、 前記サーバにおいて管理されている最新アプリケーショ
    ンおよび環境ファイルマスタと、 該環境ファイルマスタと前記バージョンチェックプログ
    ラムによりチェックされた前記アプリケーションのバー
    ジョンとをもとに、前記最新アプリケーションでないも
    のが前記クライアント上に存在した場合、前記サーバ上
    の前記最新アプリケーションのダウンロード処理を実行
    するダウンロード処理実行手段と、 を備えたことを特徴とする分散システムにおけるアプリ
    ケーション管理方式。
  2. 【請求項2】 前記サーバは、クライアントの最新アプ
    リケーション、クライアント環境情報を一元管理するこ
    とを特徴とする請求項1記載の分散システムにおけるア
    プリケーション管理方式。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1170195A2 (en) 2000-07-07 2002-01-09 Nissan Motor Company, Limited Lane following vehicle control
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