JP2000206657A - 発色現像用組成物 - Google Patents

発色現像用組成物

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JP2000206657A
JP2000206657A JP11368999A JP36899999A JP2000206657A JP 2000206657 A JP2000206657 A JP 2000206657A JP 11368999 A JP11368999 A JP 11368999A JP 36899999 A JP36899999 A JP 36899999A JP 2000206657 A JP2000206657 A JP 2000206657A
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Hugh G Mcguckin
ジー.マクガッキン ヒュー
John S Badger
エス.バドガー ジョン
Frank A Pettrone
エー.ペトロン フランク
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タールの形成が抑制される写真発色現像用組
成物を提供すること。 【解決手段】 a)少なくとも0.005モル/リット
ルの発色現像主薬;及びb)少なくとも0.005g/
リットルのフルオロアルキルポリエチレンオキシアルコ
ール、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコー
ル、有機リン酸エステルの遊離酸又はそれらの塩及びポ
リエチレンオキシド(20)ソルビタンモノオレエート
からなる群から選ばれるタール防止剤を含む写真発色現
像用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真発色現像用組
成物及びカラー写真ハロゲン化銀材料の処理、特にカラ
ー映画フィルムの処理におけるそれらの使用に関する。
より詳細には、本発明は、写真処理の間のタールの形成
を抑制する特定の添加剤を含む写真発色現像用組成物に
関する。これらの組成物及び方法は写真分野で有用であ
る。
【0002】
【従来の技術】写真処理における基本的な工程に発色現
像工程と脱銀工程が含まれる。発色現像工程において、
例えばカラー写真フィルム(映画用フィルムを含む)及
びカラー写真ペーパー等のカラー写真材料を処理して望
ましいカラー画像を提供するために写真発色現像用組成
物が使用される。そのような組成物は、カラー写真材料
中の適切なカラー形成カプラーと反応して望ましい染料
を形成する発色現像主薬[例えば4−アミノ−3−メチ
ル−N−(β−メタンスルホンアミドエチル)アニリン
及び他のp−フェニレンジアミン]を還元剤として概し
て含む。しかしながら、そのような発色現像主薬は溶解
した酸素による酸化を受けやすい。ゆえに、発色現像主
薬の酸化状態を保存し、それにより有用な発色現像液の
活性を維持するために、発色現像液組成物に酸化防止剤
を通常含める。
【0003】産業界で懸案となっている1つの問題は発
色現像用組成物中又は発色現像用組成物に帰因する「タ
ール」の形成である。タールは、映画用プリントフィル
ムに付随する「高分子の酸化された現像液」(米国特許
第5,786,134号参照)の堆積物として及び米国
特許第4,414,307号に記載されているようなベ
ンジルアルコールの不適切な溶解又は混合の結果生じる
ものとして様々に定義されてきた。基本的に、この望ま
しくない物質は発色現像主薬の分解生成物のようであ
る。処理された写真材料に対するタールの効果は画像の
鮮鋭性を失わせるということである。これは、映画用フ
ィルムが大きなスクリーンに映写される場合に特に顕著
になる。さらに、写真現像処理所におけるタールの蓄積
の影響としては、例えばフィルター及び配管を目詰まり
させること並びに処理タンクを汚すことが挙げられ、し
ばしば清浄化のためのダウンタイムが必要となる。従っ
て、タールの削減は、写真産業があらゆるタイプ及び大
きさのカラー画像の画質を改良しようと努力して絶えず
追い求めている1つの目標である。
【0004】産業界は種々の手法でこのタールの形成に
関する問題に取り組んできた。この問題に対する1つの
解決法はたんに処理液を頻繁に取り替えることにある。
従って、写真処理作業者は、タールをもたらす望ましく
ない副生成物を除去してより退屈な清浄化作業を避けら
れるようにしばしば発色現像液を廃棄する。これは時間
及び労働力、ダウンタイム並びに処理液の費用の点で多
大な損失をもたらすであろう。
【0005】産業界の写真処理に関する創造力に富む者
が、発色現像用組成物を調節することによってそれらの
消費者がこれらの作業を行う必要性をなくそうと試みて
きた。例えば、米国特許第4,882,264号には、
発色現像用組成物中に2種以上の発色現像主薬を組み合
わせて使用することが記載されている。米国特許第5,
786,134号は、映画用フィルム中の保護オーバー
コートを変えることに関するものである。タールの形成
を抑制すると考えられている発色現像用組成物への添加
剤としては、例えば米国特許第4,252,892号に
記載されているようなポリ(アルキレンイミン)と米国
特許第4,414,307号に記載されているようなベ
ンジルアルコールに対して可溶化作用のある化合物が挙
げられる。さらに、米国特許第5,279,930号及
び第5,578,430号に記載されているようにカラ
ーペーパー現像用組成物中にスルホン化ポリスチレン
(VERSA TL71又はTL73として商業的に入手可能)が存在
するとタールの形成が抑えられることが長年にわたって
知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】タールの形成に関わる
問題に向けた幾つかの解決法がこれまで産業界で提案さ
れてきたが、費用のかかるダウンタイム又は清浄化作
業、特に映画用フィルムの処理の際に費用のかかるダウ
ンタイム又は清浄化作業を顧客に負わせないように問題
を解決する費用のかからない手段を見いだすことが依然
として必要である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、 a)少なくとも0.005モル/リットルの発色現像主
薬;及び b)少なくとも0.005g/リットルのフルオロアル
キルポリエチレンオキシアルコール、ポリビニルアルコ
ール、ポリエチレングリコール、有機リン酸エステルの
遊離酸又はそれらの塩及びポリエチレンオキシド(2
0)ソルビタンモノオレエートからなる群から選ばれる
タール防止剤;を含む写真発色現像用組成物により解消
される。
【0008】さらに本発明は、 A)像様露光されたカラー写真ハロゲン化銀要素を上記
の発色現像用組成物によりカラー現像すること;及び B)前記発色現像されたカラー写真ハロゲン化銀要素を
脱銀すること;を含むカラー写真画像を提供する方法を
提供する。
【0009】本発明の発色現像主薬は、ブリーチ定着用
組成物、漂白用組成物、定着用組成物又は最終リンス若
しくは安定化用組成物等の1種以上の他の写真処理用組
成物、又は発色現像に必要な他の組成物(すなわち、さ
らなる発色現像用「パート」)を含むキットのパートと
して提供できる。
【0010】本発明の発色現像用組成物は、長期間使用
後でもタールを形成しにくく、特にカラー映画用フィル
ムの処理の間にタールを形成しにくい。タールを形成し
にくいという利点は先の説明から明らかで、すなわち処
理タンク及び配管を清浄化するためのダウンタイムが少
なく、不用になる処理用組成物が少なく、高品質のカラ
ー画像が得られる。
【0011】これらの利点は、特定のタール防止剤を発
色現像用組成物又は発色現像液を調製するために使用さ
れる「パート」に含めることにより達成される。幾つか
の種類の材料、すなわち上記の特定の種類の化合物がこ
れらのタール防止剤に該当する。この種類の材料には、
ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、特定
の非イオンフルオロ界面活性剤、有機リン酸エステルの
遊離酸又は塩及びポリエチレンオキシドソルビタン誘導
体が含まれる。これらの材料を以下でさらに詳述する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の発色現像用組成物は以下
で規定する1種以上のタール防止剤を含む。この発色現
像用組成物は以下で規定する1種以上の発色現像主薬も
含む。この組成物は、発色現像に必要な全ての構成成分
を含むか、又は結局は混合されて発色現像液を形成する
複数の「パート」のうちの1つの「パート」であること
ができる。従って、処理に使用される発色現像液にター
ル防止剤を多くの方式で含めることができる。溶液を配
合するために使用される「パート」のうちの1つにター
ル防止剤を含めるか、又は写真処理の前又は間に発色現
像液にタール防止剤を直接加えることができる。
【0013】本発明において有用なタール防止剤は幾つ
かの種類の材料、すなわちポリビニルアルコール、特定
の非イオンフルオロ界面活性剤、錯体有機リン酸エステ
ルの遊離酸又はナトリウム塩、及びポリエチレンオキシ
ドソルビタン誘導体から選ばれる。
【0014】非イオンフルオロ界面活性剤は、例えばZO
NYL FSO (DuPont)として多くの供給元から購入でき
る。当業者は他の類似化合物を容易に理解するであろ
う。
【0015】有機リン酸エステルの遊離酸又はナトリウ
ム塩若しくは他の塩は、KLEARFAC AA270界面活性剤(BA
SF Corporation)及びRHODAFAC LO-529 (Rhone-Poulen
c )等の種々の市販の界面活性剤として容易に入手でき
る。当業者はこの種に属する他の有用な化合物を容易に
理解するであろう。
【0016】ポリエチレンオキシドソルビタン誘導体も
よく知られており、例えばTWEEN 80界面活性剤(ICI Su
rfactants )として入手できる。当業者は他の類似の有
用な材料を容易に理解するであろう。
【0017】有用なポリエチレングリコールは、水溶液
(例えば発色現像液)に可溶又は分散可能であるととも
にそれらの環境中で分散剤として作用するように適切な
分子量を有するべきである。有用なポリエチレングリコ
ールはCARBOWAX350 (UnionCarbide )として入手可能
であるが、当業者はその他のものを容易に理解するであ
ろう。
【0018】上記タール防止剤を単独で又は混合物で発
色現像用組成物に使用することができる。タール防止剤
は少なくとも0.005g/リットル、好ましくは約
0.01〜約5g/リットルの量で組成物中に存在す
る。各個々のタール防止剤の最適な量は、当業者による
常套的実験から容易に決定でき、特に以下の実施例を参
照して容易に決定できる。
【0019】発色現像主薬が酸化するのを防止するため
に、1種以上の酸化防止剤又は保恒剤を発色現像用組成
物に含める。この目的のために使用される常用のサルフ
ァイトに加えて、多くの種類の有用な有機酸化防止剤が
公知であり、限定するわけではないが、そのようなもの
としては、ヒドロキシルアミン(及びその誘導体)、ヒ
ドラジン、ヒドラジド、アミノ酸、アスコルビン酸(及
びその誘導体)、ヒドロキサム酸、アミノケトン、モノ
及びポリサッカリド、モノ及びポリアミン、第4級アン
モニウム塩、ニトロキシラジカル、アルコール、及びオ
キシムが挙げられる。1,4−シクロヘキサジオンも酸
化防止剤として有用である。所望であれば、同じ種類又
は異なる種類の酸化防止剤に属する化合物の混合物も使
用できる。
【0020】幾つかの有用な有機酸化防止剤は、例えば
米国特許第4,892,804号、米国特許第4,87
6,174号、米国特許第5,354,646号、米国
特許第5,660,974号及び米国特許第5,64
6,327号に記載されているようなヒドロキシルアミ
ン誘導体である。これらの酸化防止剤の多くは一方又は
両方のアルキル基上に1つ以上の置換基を有するモノ及
びジアルキルヒドロキシルアミンである。特に有用なア
ルキル置換基としては、スルホ、カルボキシ、アミノ、
スルホンアミド、カルボンアミド、ホスホノ、ヒドロキ
シ及び他の可溶化性の置換基が含まれる。
【0021】より好ましくは、上記ヒドロキシルアミン
誘導体は、1つ以上のアルキル基上に1つ以上のヒドロ
キシ置換基を有するモノ又はジアルキルヒドロキシルア
ミンであることができる。このタイプの代表的な化合物
は例えば米国特許第5,709,982号明細書に記載
されているもので、下記構造式Iにより表される。
【0022】
【化1】
【0023】式中、Rは水素、炭素原子数1〜10の置
換若しくは非置換アルキル基(好ましくは炭素原子数1
〜7、分枝又は線状)、炭素原子数1〜10の置換若し
くは非置換ハロアルキル基(好ましくは炭素原子数1〜
3で1又2個の塩素原子を有する)、炭素原子数1〜1
0の置換若しくは非置換ヒドロキシアルキル基(好まし
くは炭素原子数1〜3)、炭素原子数5〜10の置換若
しくは非置換シクロアルキル基(好ましくはシクロヘキ
シル)、又は芳香核中に6〜10個の炭素原子を有する
置換若しくは非置換アリール基(好ましくはフェニル)
である。
【0024】X1 は−C(OH)R2 CHR1 −であ
り、X2 は−CHR1 C(OH)R2−(式中、R1
びR2 は独立に水素、ヒドロキシ、炭素原子数1若しく
は2の置換若しくは非置換アルキル基、炭素原子数1若
しくは2の置換若しくは非置換ヒドロキシアルキル基で
あるか、又はR1 とR2 が一緒になって置換若しくは非
置換5〜8員飽和若しくは不飽和炭素環式環構造を形成
するのに必要な炭素原子を表す。Yは炭素原子数が少な
くとも4の置換又は非置換アルキレン基であり、かつ鎖
内に偶数の炭素原子を有するか、又はYは脂肪族基が鎖
内に少なくとも4個の炭素原子を有することを条件とし
て全炭素数が偶数である置換若しくは非置換二価脂肪族
基である。
【0025】有機酸化防止剤を規定するそのような基に
存在する置換基は、その化合物の性能又は発色現像用組
成物の光化学的性能を妨害しない任意の基であることが
できる。
【0026】また、構造Iにおいて、m、n及びpは独
立に0又は1である。m及びnのそれぞれが1であり、
pが0であることが好ましい。
【0027】具体的な二置換ヒドロキシルアミン酸化防
止剤としては、限定するわけではないが、N,N−ビス
(2,3−ジヒドロキシプロピル)ヒドロキシルアミ
ン、N,N−ビス(2−メチル−2,3−ジヒドロキシ
プロピル)ヒドロキシルアミン及びN,N−ビス(1−
ヒドロキシメチル−2−ヒドロキシ−3−フェニルプロ
ピル)ヒドロキシルアミンが挙げられる。最初に挙げた
化合物が好ましい。
【0028】サルファイト又は有機酸化防止剤は、概し
て、少なくとも0.005モル/リットル、好ましくは
少なくとも0.02モル/リットルの量で本発明の発色
現像用組成物に含められる。概して、サルファイト又は
有機過酸化物は2モル/リットルまで、好ましくは1モ
ル/リットルまで組成物に含められる。
【0029】本発明の発色現像用組成物が水溶液の形態
にある場合には、当業者が容易に理解するであろう量の
1種以上の弱塩基若しくは強塩基(例えば水酸化物)又
は緩衝剤の添加により提供されるようなそのpHは概し
て約9〜約13(好ましくは約9〜約12)である。特
に有用な緩衝剤としては、限定するわけではないが、カ
ーボネート、ボレート、テトラボレート、ホスフェー
ト、グリシン塩、ロイシン塩、バリン塩、プロリン塩、
アラニン塩、アミノ酪酸塩、リシン塩、グアニン塩及び
ヒドロキシベンゾエートが挙げられる。
【0030】本発明の現像用組成物は1種以上の発色現
像主薬を含む。これには何百通りもの可能な態様があ
る。そのような材料としては、限定するわけではない
が、当該技術分野で良く知られているアミノフェノー
ル、p−フェニレンジアミン(特に、N,N−ジアルキ
ル−p−フェニレンジアミン)等が挙げられる。例え
ば、ヨーロッパ特許出願公開第0 434 097 号及び第0 53
0 921 号明細書を参照されたい。発色現像主薬が当該技
術分野で公知であるような水への可溶化作用をもつ基を
1個以上有することが有用な場合がある。そのような物
質のさらに詳細な点は、Research Disclosure, publica
tion 38957, 第592 〜639 頁(1996年9月)にある。Re
search Disclosure はKenneth Mason Publications Lt
d. (Dudley House, 12 North Street, Emsworth, Hamp
shire PO10 7DQ England )の刊行物である(Emsworth
Design Inc., 121 West 19th Street, New York, N.Y.
10011からも入手できる)。この文献を以下で「Researc
h Disclosure 」と呼ぶ。
【0031】好ましい発色現像主薬としては、限定する
わけではないが、N,N−ジエチル−p−フェニレンジ
アミンスルフェート(KODAK 発色現像主薬CD-2)、4−
アミノ−3−メチル−N−(2−メタンスルホンアミド
エチル)アニリンスルフェート、4−(N−エチル−N
−β−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルアニリン
スルフェート(KODAK 発色現像主薬CD-4)、p−ヒドロ
キシエチルエチルアミノアニリンスルフェート、4−
(N−エチル−N−2−メタンスルホニルアミノエチ
ル)−2−メチルフェニレンジアミンセスキスルフェー
ト(KODAK 発色現像主薬CD-3)、4−(N−エチル−N
−2−メタンスルホニルアミノエチル)−2−メチルフ
ェニレンジアミンセスキスルフェート、及び当業者であ
れば容易に理解されるその他のものが挙げられる。本発
明の実施化において最初に挙げた発色現像主薬が最も好
ましい。
【0032】発色現像主薬は概して現像用組成物中に少
なくとも0.005モル/リットル、好ましくは少なく
とも0.01モル/リットルの量で存在する。概してそ
のような化合物は1モル/リットルまでの量、好ましく
は0.5モル/リットルまでの量で存在する。
【0033】現像用組成物は、そのような組成物に通常
使用される種々の添加剤のうちの一種以上も含むことが
でき、そのような添加剤としては、当業者が容易に理解
するであろうアルカリ金属ハロゲン化物(例えば、塩化
カリウム、臭化カリウム、臭化ナトリウム及びヨウ化ナ
トリウム)、緩衝剤(上記の通り)、カブリ防止剤、現
像促進剤、光学的増白剤(例えばトリアジニルスチルベ
ン)、湿潤剤、汚染抑制剤、界面活性剤、脱泡剤、並び
に水溶性又は水分散性カラーカプラーが挙げられる(例
えば、上記のReseach Disclosure、米国特許第5,73
8,979号及び第4,814,260号明細書を参照
されたい)。そのような添加剤の量も当該技術分野で良
く知られている。好ましい発色現像用組成物を実施例1
〜3で後述する。
【0034】本発明の発色現像用組成物は、支持体と1
層以上のハロゲン化銀エマルジョン層を含む像様露光さ
れたカラー写真ハロゲン化銀要素であって、前記ハロゲ
ン化銀エマルジョン層が像様分布の現像可能なハロゲン
化銀エマルジョン粒子を含むものの発色現像を提供する
という有用性がある。本発明を使用して種々のタイプの
エマルジョンを含む種々のタイプの写真要素(カラーフ
ィルム及びカラーペーパー並びにカラー映画用フィル
ム)を処理できる。要素のタイプは当該技術分野で良く
知られている(上記Research Disclosure 参照)。特
に、本発明を使用して、「高塩化物」タイプ及び「低塩
化物」タイプのエマルジョン並びにいわゆる平板状粒子
のエマルジョン等のあらゆるタイプのエマルジョンの写
真カラーペーパーを処理することができる。カラーリバ
ーサルフィルム及びペーパーのカラーリバーサル処理に
本発明の発色現像用組成物を使用することもできる。
【0035】写真カラーペーパー中の高塩化物(全銀を
基準にして塩化物が70モル%を超え、好ましくは90
モル%を超える)エマルジョンを処理するのに本発明は
特に有用である。そのようなカラーペーパーは、1層以
上のエマルジョン層にコーティングされた銀を任意の有
用な量で有することができ、ある態様では、本発明によ
り低銀(すなわち、銀が1平方メートル当たり約0.7
g未満)要素が処理される。写真要素を構成する層は、
種々のゼラチン及び他のコロイド材料等の当該技術分野
で公知であるような任意の有用なバインダー材料又はビ
ヒクルを有することができる。
【0036】本発明は、限定するわけではないが米国特
許第5,786,134号明細書に記載されているもの
等のカラー映画用フィルム(例えば映画用カラーネガフ
ィルム、中間フィルム及びプリントフィルム)を処理す
るのに特に有用である。
【0037】像様露光された写真ハロゲン化銀の発色現
像は、望ましいカラー及び銀像を生成するように適切な
時間及び温度条件下、適切な処理装置で本発明の発色現
像用組成物に要素を接触させることにより行われる。次
に、限定するわけではないが1回以上の現像停止、漂
白、定着、漂白/定着、洗浄(又はリンス)、安定化及
び乾燥工程等の慣用的な手順を当該技術分野で知られて
いるような任意の特定の望ましい順序で用いてさらなる
処理工程を行うことができる。有用な処理工程、それに
対して有用な条件及び材料は、カラーネガフィルムのた
めの従来のKODAKプロセスC-41処理、カラーペーパーの
処理のための従来のKODAK プロセスRA-4、カラーリバー
サルフィルムの処理のための従来のKODAK プロセスE-6
(例えばResearch Disclosure 参照)、及びカラー映画
用フィルムのための従来のKODAK プロセスECN-2 及びEC
P-2B等の種々の処理プロトコールに関して良く知られて
いる。
【0038】要素の構造及び成分に関するより詳細な点
並びに種々のタイプの要素を処理するための適切な方法
は上記のResearch Disclosure に記載されている。
【0039】概して発色現像に続き、適切な銀漂白剤及
び定着剤を使用して漂白及び定着工程又は漂白/定着工
程が行われる。過酸化水素及び他の過酸化合物、過硫酸
塩、過ヨウ素酸塩、及び鉄(III) イオンの塩又はポリカ
ルボン酸キレート化配位子との錯体等の多数の漂白剤が
当該技術分野で公知である。特に有用なキレート化配位
子としては、例えば上記Research Disclosure 、米国特
許第5,582,958号及び米国特許第5,753,
423号に記載されているエチレンジアミン四酢酸等を
包含する常用のポリアミノポリカルボン酸が挙げられ
る。生分解性キレート化配位子は環境に及ぼす影響が少
ないことから生分解性キレート化配位子も望ましい。有
用な生分解性キレート化配位子としては、限定するわけ
ではないが、イミノ二酢酸又はアルキルイミノ二酢酸
(例えばメチルイミノ二酢酸)、エチレンジアミン二コ
ハク酸及びヨーロッパ特許出願公開第0 532 003 号に記
載されているような類似化合物、並びにエチレンジアミ
ンモノコハク酸及び米国特許第5,691,120号に
記載されているような類似化合物が挙げられる。定着等
の工程にチオスルフェート及びチオシアネートのような
常用の定着剤を使用することができる。
【0040】本発明の各処理工程に使用される処理時間
及び温度は概して当該技術分野で慣用的に使用されてい
るものである。例えば、発色現像は約20〜約60℃の
温度で概して行われる。全発色現像時間は10分間以
内、好ましくは450秒間未満であることができる。写
真カラーペーパーの処理に50秒間以内の全現像時間が
概して使用され、好ましくは35秒間未満の全現像時間
が使用される。
【0041】使用の間又は使用に先立って適切に稀釈で
きる濃縮1パート型のすぐ使用できる水性発色現像用組
成物として本発明の発色現像用組成物を配合できる。さ
らに、処理タンク液若しくは補充液又はこれらの両方と
して本発明の発色現像用組成物を使用できる。
【0042】本発明の一態様において、発色現像用組成
物は、1種以上の他の写真処理用組成物(乾式又は液
体)を含む場合のある写真処理用化学キットにおける1
つの化学配合物(乾式又は液体)である。前記1種以上
の他の写真処理用組成物としては、限定するわけではな
いが、写真漂白用組成物、写真漂白/定着用組成物、写
真定着用組成物、及び写真安定化用又は最終リンス組成
物が挙げられる。さらに、本発明の発色現像用組成物
は、発色現像液を調製するように構成された2つ以上の
パートからなるキットの1つのパートであることができ
る。そのようなさらなる組成物を濃縮溶液若しくは使用
強度溶液で配合しても乾燥形態(例えば粉末、顆粒又は
錠剤)で提供してもよい。
【0043】
【実施例】本発明の実施態様を例示するために実施例を
以下に示すが、これらの実施例は本発明を限定するもの
では決してない。特に断らないかぎり百分率は重量百分
率で表されている。
【0044】実施例1:タール防止剤のタール形成評価 評価試験の間にタール形成に関して幾つかの水性発色現
像用組成物を評価した。これらの組成物は以下のように
調製した。
【0045】タール防止剤を含まずにKODAK 発色現像剤
CD-2を含み、カラー映画用プリントフィルムの処理に産
業界において現在使用されている慣用的なKODAK プロセ
スECP-2B発色現像液に配合の点で非常に類似する対照A
組成物を調製した。
【0046】常用のVERSA TL-73 スルホン化ポリスチレ
ン(0.83g/リットル、30%溶液、National Sta
rch )を対照A組成物の試料に加えることにより対照B
組成物を調製した。
【0047】組成物A〜Dは、タールの形成を調節する
ことに有効であることが見いだされた種々のタール防止
剤を含む本発明の代表例である。組成物Aは、ZONYL FS
O 非イオン界面活性剤(0.05g/リットル、50%
溶液)を対照A組成物の試料に加えることにより調製し
た。組成物Bは、KLEARFAC AA270アニオン界面活性剤
(0.2g/リットル)を対照A組成物の試料に加える
ことにより調製した。組成物Cは、CARBOWAX 350ポリエ
チレングリコール(0.2g/リットル)を対照A組成
物の試料に加えることにより調製した。組成物Dは、TW
EEN 80非イオン界面活性剤(0.2g/リットル)を対
照A組成物に加えることにより調製した。
【0048】以下のようにしてこれらの組成物を評価し
た:80mlの調製されたばかりの発色現像用組成物
(対照A)をガラス容器に入れた。次にタール防止剤を
加え、室温で開放状態で少なくとも11日間静置した。
定期的に組成物を観察するとともに、インキュベーショ
ン期間の最後に組成物を観察した。
【0049】11日間後、対照A及びB組成物におい
て、組成物の表面にかなりの量の不連続な油状の膜が観
察され、ガラス容器の底部にはKODAK 発色現像主薬CD-2
の分解によるタール形成を示唆する油状沈澱物が観察さ
れた。対照的に、タール防止剤を含む組成物A〜D(本
発明)では表面にほとんど又は全く油状の膜が観察され
なかった。組成物A及びBは、表面に油状の膜が観察さ
れなかった点で最良の組成物であった一方で、組成物C
では表面に若干不連続な油状の膜が観察された。組成物
Dでは表面により不連続性の低い油状膜が観察され、最
小量の油状沈澱物が底部に観察された。すなわち、組成
物A〜Dに加えられたタール防止剤は試験中のタール形
成を抑制するか又はなくした。
【0050】さらに、11日間後、対照組成物はかなり
黒ずんでいた一方で、本発明の組成物A〜Dの黒ずみ及
び濁りはより少なかった。
【0051】実施例2:発色現像用組成物におけるター
ル防止剤のさらなる評価 実施例1に記載の5種の発色現像用組成物とさらなる組
成物E(0.2g/リットルのポリビニルアルコールを
試料対照A組成物に加えることにより調製)を同様に調
製し、そして各組成物の50mlだけを3日間インキュ
ベートしたことを除いて同様に評価した。これは、組成
物の容量がより少ないために発色現像主薬の分解がより
起こりやすいことから、より厳しい試験であることを意
味する。ポリビニルアルコールの平均分子量は93,4
00であった。
【0052】実施例1に記載した結果と同様に対照A組
成物は許容可能ではなく、組成物A〜Dは実施例1に記
載したものと同様の結果を示した。組成物Eでは、その
表面に油状の膜が全く観察されなかったが、溶液に若干
の濁りが観察された。すなわち、ポリビニルアルコール
及び4種の添加された界面活性剤はインキュベーション
期間の間のタール形成を抑制するか又はなくした。
【0053】実施例3:発色現像用組成物の静置試験及
び評価 実施例1の手順を幾つかの発色現像用組成物に対して繰
り返した。組成物B,B’及びB”は全て添加剤KLEARF
AC AA270アニオン界面活性剤を含んでいた。組成物F,
F’及びF”は全て添加剤RHODAFAC LO-529 アニオン界
面活性剤を含んでいた。3日間のインキューベーション
後、組成物は以下の表Iに示されているようなタール汚
染を示した。
【0054】
【表1】
【0055】本発明の組成物の全てが低いタール汚染を
示し、特に高いタール防止剤濃度で低いタール汚染を示
した。ある添加剤RHODAFAC LO-529 は、全ての試験濃度
で汚染を示さなかった。
【0056】実施例4:改良された発色現像用組成物を
使用する写真処理 上記組成物Aのような発色現像用組成物を使用する常用
のシネ型スプロケット駆動式高速写真現像機を使用して
常用のEASTMAN EXR カラープリントフィルム2386の試料
を処理した。この処理方法で使用した発色現像液にター
ル防止剤を加えることによりタールの形成が有効に制御
されたことが確認された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク エー.ペトロン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14626, ロチェスター,ポーラ レッド レーン 72

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)少なくとも0.005モル/リット
    ルの発色現像主薬;及び b)少なくとも0.005g/リットルの、フルオロア
    ルキルポリエチレンオキシアルコール、ポリビニルアル
    コール、ポリエチレングリコール、有機リン酸エステル
    の遊離酸又はそれらの塩及びポリエチレンオキシド(2
    0)ソルビタンモノオレエートからなる群から選ばれる
    タール防止剤;を含む写真発色現像用組成物。
  2. 【請求項2】 前記発色現像主薬が約0.01〜約1モ
    ル/リットルの濃度で存在し、前記組成物が約0.00
    5〜約1モル/リットルの濃度でサルファイト又は有機
    酸化防止剤をさらに含む請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 a)請求項1又は2に記載の発色現像用
    組成物;及び b)1つ又はそれ以上のさらなる写真処理用組成物;を
    含む写真処理用キット。
  4. 【請求項4】 A)像様露光されたカラー写真ハロゲン
    化銀要素を請求項1又は2に記載の発色現像用組成物に
    接触させること;及び B)前記発色現像されたカラー写真ハロゲン化銀要素を
    脱銀すること;を含む写真画像を提供する方法。
  5. 【請求項5】 前記ハロゲン化銀要素がカラー映画用フ
    ィルムであり、発色現像が少なくとも15秒間行われる
    請求項4記載の方法。
JP11368999A 1998-12-31 1999-12-27 発色現像用組成物 Pending JP2000206657A (ja)

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