JP2000206292A - レ―ザ除染装置の制御方法及びレ―ザ除染装置 - Google Patents

レ―ザ除染装置の制御方法及びレ―ザ除染装置

Info

Publication number
JP2000206292A
JP2000206292A JP11008819A JP881999A JP2000206292A JP 2000206292 A JP2000206292 A JP 2000206292A JP 11008819 A JP11008819 A JP 11008819A JP 881999 A JP881999 A JP 881999A JP 2000206292 A JP2000206292 A JP 2000206292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decontamination
laser
decontaminated
target
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11008819A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Fujima
正博 藤間
Naoto Uetake
直人 植竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11008819A priority Critical patent/JP2000206292A/ja
Publication of JP2000206292A publication Critical patent/JP2000206292A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】除染対象物にレーザを照射して除染対象物を取
り除くレーザ除染装置において、除染対象物の除去が完
了した後の不必要なレーザ光照射を防止して、除染対象
物の取り除きを短時間でしかも確実に高効率で行うこと
ができる。 【解決手段】反射光強度または発光強度より除染完了を
判定と除染装置ヘッドの移動機構を動作させる制御装置
を装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、母材表面に付着し
た除染対象物を取り除くレーザ除染装置に係り、原子力
発電所や放射性物質を取り扱う施設等において、母材表
面に付着した除染対象物の取り除きを短時間で確実に高
効率で行い、しかも母材への不必要なレーザ光照射を防
止して母材の健全性を維持するとともに、除染対象物の
拡散を防止するのに好適な方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原子炉配管内部の除染対象物の除
染には化学除染法が用いられてきた。化学除染法は除染
液を配管内部に流し除染するもので、広い領域での均一
な除染対象物の除染には適しているが以下の欠点もあ
る。(1)除染廃液が大量に発生する。(2)不均一な
除染対象物の除染時には、除染対象物が厚い領域には除
染対象物の残存が、また除染対象物が薄い領域には除染
対象物がすぐに無くなり母材の健全性の劣化等が生じ
る。(3),(2)の理由により局所的に除染対象物が厚
くなった場所への適用は困難。
【0003】近年、こられ欠点を補うためにレーザを用
いたレーザ除染装置の研究開発が盛んに実施されてきて
いるが実用化,製品化には至っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年実施され
てきているレーザ除染装置の研究開発はまだ初期段階で
あり、除染特性等が調べられているにとどまっている。
これを工学的に実現するには母材表面に付着した除染対
象物の取り除きを短時間で確実に高効率で行い、しかも
母材への不必要なレーザ光照射を防止して母材の健全性
を維持することが必要である。除染対象物の取り除きが
終わった後にレーザを照射し続けると、母材表面が露出
して、その表面が活性化していたり、母材の構成元素が
流出して母材の耐食性能の劣化が生じるため、除染対象
物の取り除きが終わった後には不必要なレーザ光を照射
してはいけない。また、除染時の除染対象物の拡散を防
止することが必要である。
【0005】従って、本発明が解決しようとする課題
は、母材表面に付着した除染対象物の取り除きを短時間
で確実に高効率で行い、しかも母材への不必要なレーザ
光照射を防止して母材の健全性を維持するとともに、除
染時の除染対象物の拡散を防止する方法及び装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、レーザ光の反射率は酸化物である除染対象物より金
属表面を持つ母材の方が高い点に着目し、除染対象物の
除染完了をレーザが除染対象物および母材から反射され
るレーザ光の反射光を測定する検出装置を設けて反射光
強度、および反射光強度の時間変化より除染完了を判定
(母材表面に除染対象物が付着している時はレーザ光の
反射率は低いが、除染対象物が取り除かれると母材表面
が表れるため反射率は高くなる。即ち、除染対象物と母
材のレーザ光の反射率の違いによる反射光強度の変化で
除染完了を判定する)し、照射場所を移動することで母
材表面に付着した除染対象物の取り除きを短時間で確実
に高効率で行い、しかも母材への不必要なレーザ光照射
を防止して母材の健全性を維持することができる。
【0007】同様に、除染対象物の除染完了をレーザが
除染対象物に照射されたときに、放出される除染対象物
の構成元素や除染対象物固有の発光の強度、および発光
強度の時間変化より除染完了を判定(除染対象物が取り
除かれて、レーザ照射時の除染対象物の構成元素や除染
対象物固有の発光が無くなった時点を除染完了と判定す
る)し、照射場所を移動することで、母材表面に付着し
た除染対象物の取り除きを短時間で確実に高効率で行
い、しかも母材への不必要なレーザ光照射を防止して母
材の健全性を維持することができる。
【0008】除染時の除染対象物の拡散を防止は、上で
述べた除染完了を判定して、照射場所を移動させる機能
を持ち、大気中または液体中でレーザ照射する場合は除
染領域であるレーザ照射領域周辺に除染対象物拡散防止
フードを装備すると共に、その除染対象物拡散防止フー
ド内部に気体または液体を流して除染対象物を回収する
ことで達成できる。
【0009】即ち、レーザを除染対象物に照射する。除
染対象物および母材から反射されるレーザ光の反射光を
測定する検出装置を設けて反射光強度および反射光強度
の時間変化を測定する。母材表面に除染対象物が付着し
ている時はレーザ光の反射率は低いが、除染対象物が取
り除かれると母材表面が表れるため反射率は高くなる。
即ち、除染対象物と母材のレーザ光の反射率の違いによ
る反射光強度の変化を測定することで除染完了を判定す
ることができる。反射光強度の信号を制御システムに取
り込み、除染完了を判定する。除染完了が確認できた
後、制御システムは移動機構に移動機構制御信号を送
り、移動機構を移動させレーザ照射場所である除染領域
を移動させる。これにより除染対象物の除去が完了した
後の不必要なレーザ光照射を防止することができ、除染
対象物の取り除きを短時間でしかも確実に高効率で行う
ことができ、また母材への不必要なレーザ光照射の防止
により母材の健全性を維持することができる。
【0010】レーザを除染対象物に照射する。除染対象
物に照射されたときに放出される除染対象物の構成元素
や除染対象物固有の発光の強度を測定する検出装置を設
けて発光強度および発光強度の時間変化を測定する。母
材表面に除染対象物が付着している時はレーザ照射時に
除染対象物の構成元素や除染対象物固有の発光が放出さ
れ、除染対象物が取り除かれるとこの発光は無くなる。
即ち、レーザ照射時の除染対象物固有の発光の有無で除
染完了を判定することができる。発光強度の信号を制御
システムに取り込み、除染完了を判定する。除染完了が
確認できた後、制御システムは移動機構に移動機構制御
信号を送り、移動機構を移動させレーザ照射場所である
除染領域を移動させる。これにより除染対象物の除去が
完了した後の不必要なレーザ光照射を防止することがで
き、除染対象物の取り除きを短時間でしかも確実に高効
率で行うことができ、また母材への不必要なレーザ光照
射の防止により母材の健全性を維持することができる。
【0011】除染時の除染対象物の拡散を防止に関して
は、除染装置ヘッドの前面に除染対象物拡散防止フード
を装備して、この除染対象物拡散防止フード内部に気体
または液体を流がすとともに、この気体または液体とこ
れらに混在する除染された除染対象物の破片を回収する
機構により、除染された除染対象物を回収することがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1を用
いて詳細に説明する。除染作業を開始するとき、作業者
は制御システム1の開始スイッチを入れて運転を始め
る。制御システム1はレーザ運転信号2を除染用レーザ
装置3に送り、除染用レーザ装置3を動作させる。除染
用レーザ装置3から放出されるパルスの除染用レーザ光
4は光ファイバー5を用いて除染装置ヘッド6に伝送さ
れ光ファイバー5の出口より放出される。放出された除
染用レーザ光4は光学レンズ7で集光され光学窓8を通
して母材9に付着した除染対象物10に照射する。除染
用レーザ光4が照射された除染対象物10の表面ではブ
レークダウン・発熱・衝撃波等が起こり除染用レーザ光
4の照射パルス数の増加に伴い除染対象物は徐々に除去
されていく。
【0013】さらに除染用レーザ光4の照射パルス数を
増加させると除染用レーザ光4の照射領域では除染対象
物10が完全に除去されて母材表面が表れてくる。例え
ば原子炉配管内部の除染では除染対象物10はNiFe
24やFe34等の酸化物であり光の吸収率は高く、光
の反射率は低い。これに対し母材9はSUS等の金属材
料であるためその表面の光の吸収率は低く、光の反射率
は高い。除染用レーザ光4の照射領域から反射される除
染用レーザ光の反射光11は光学窓8を通して光学レン
ズ12で光ファイバー13の入口端面に集光して光ファ
イバー13で伝送して分光器14に入射させる。分光器
14で除染用レーザ光の波長を選択して、この波長の光
のみを透過させてフォトマル15で検出する。
【0014】フォトマル15の出力信号である反射光強
度信号16を制御システム1に取り込み、制御システム
1の内部で、反射光強度と予め設定した設定値を比較し
て、反射光強度が設定値より弱いときには除染対象物1
0はまだ母材9の表面に付着していると判定され、レー
ザ照射を継続させる。この後、反射光強度が設定値より
強いときには除染対象物10は完全に除去されたと判定
され、移動機構制御信号17を移動機構18に送り、レ
ーザ照射場所である除染領域を移動させる。これにより
除染対象物の除去が完了した後の不必要なレーザ光照射
を防止することができ、除染対象物の取り除きを短時間
でしかも確実に高効率で行うことができ、また母材への
不必要なレーザ光照射の防止により母材の健全性を維持
することができる。
【0015】次に、本発明の別の実施例を図2を用いて
詳細に説明する。除染作業を開始するとき、作業者は制
御システム1の開始スイッチを入れて運転を始める。制
御システム1はレーザ運転信号2を除染用レーザ装置3
に送り、除染用レーザ装置3を動作させる。除染用レー
ザ装置3から放出されるパルスの除染用レーザ光4は光
ファイバー5を用いて除染装置ヘッド6に伝送され光フ
ァイバー5の出口より放出される。放出された除染用レ
ーザ光4は光学レンズ7で集光され光学窓8を通して母
材9に付着した除染対象物10に照射する。
【0016】除染用レーザ光4が照射された除染対象物
10の表面ではブレークダウン・発熱・衝撃波等が起こ
り除染用レーザ光4の照射パルス数の増加に伴い除染対
象物は徐々に除去されていく。さらに除染用レーザ光4
の照射パルス数を増加させると除染用レーザ光4の照射
領域では除染対象物10が完全に除去されて母材表面が
表れてくる。例えば原子炉配管内部の除染では除染対象
物10はNiFe24やFe34等の酸化物であり、こ
れら除染対象物10に除染用レーザ光4を照射すると除
染対象物の構成元素であるOやFe等の元素や除染対象
物10の固有の波長の光(発光19)を放出する。除染
対象物10に除染用レーザ光4を照射したときのレーザ
光の吸収率は高いため発光19の強度は強い。
【0017】これに対し母材9はSUS等の金属材料で
あるため、その表面の光反射率は高く、光エネルギーは
吸収されにくいため、発光19の強度は弱い。除染対象
物10に除染用レーザ光4を照射すると、OやFe等の
元素や除染対象物10の固有の波長の発光19は光学窓
8を通して光学レンズ12で光ファイバー13の入口端
面に集光して、光ファイバー13で伝送して分光器14
に入射させる。
【0018】分光器14で除染対象物10の有無を判定
するためのOやFe等の元素、または除染対象物10の
固有の波長の発光19を選択して、この波長の光のみを
透過させてフォトマル15で検出する。フォトマル15
の出力信号である発光強度信号20を制御システム1に
取り込み、制御システム1の内部で、発光強度と予め設
定した設定値を比較して、発光強度が設定値より強いと
きには除染対象物10はまだ母材9の表面に付着してい
ると判定され、レーザ照射を継続させる。この後、発光
強度が設定値より弱いときには除染対象物10は完全に
除去されたと判定され、移動機構制御信号17を移動機
構18に送り、レーザ照射場所である除染領域を移動さ
せる。これにより除染対象物の除去が完了した後の不必
要なレーザ光照射を防止することができ、除染対象物の
取り除きを短時間でしかも確実に高効率で行うことがで
き、また母材への不必要なレーザ光照射の防止により母
材の健全性を維持することができる。
【0019】次に、本発明の水中でのレーザ除染におけ
る除染対象物の拡散防止に関する実施例を図3を用いて
詳細に説明する。除染装置ヘッドの先端に除染対象物拡
散防止フード21を装備して、この内部に液体注入用ポ
ンプ22により液体23(例えば、水など)を注入し
て、レーザによって除染された除染対象物の破片を流
し、除染対象物の破片が混在した液体23を液体および
除染対象物回収装置24で吸引する。これによりレーザ
除染の際に取り除かれた除染対象物の破片が外部に拡散
するのを防止できる。ここで、除染用レーザ光4の照射
や除染完了の判定方法および制御方法等は図1の実施例
と全く同じである。
【0020】次に、本発明の大気中でのレーザ除染にお
ける除染対象物の拡散防止に関する実施例を図4を用い
て詳細に説明する。除染装置ヘッドの先端に除染対象物
拡散防止フード21を装備して、この内部に気体注入用
ポンプ25により気体26(例えば、空気など)を注入
してレーザによって除染された除染対象物の破片を流
し、除染対象物の破片が混在した気体26を気体および
除染対象物回収装置27で吸引する。これによりレーザ
除染の際に取り除かれた除染対象物の破片が外部に拡散
するのを防止できる。ここで、除染用レーザ光4の照射
や除染完了の判定方法および制御方法等は図1の実施例
と全く同じである。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、レーザを用いた除染対
象物の除染において、除染対象物の除去が完了した後の
不必要なレーザ光照射を防止することができ、除染対象
物の取り除きを短時間でしかも確実に高効率で行うこと
ができ、また母材への不必要なレーザ光照射の防止によ
り母材の健全性を維持することができる。
【0022】また、レーザ除染の際に取り除かれた除染
対象物の破片を回収することで、除染対象物の破片が外
部に拡散するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるレーザ除染装置の構成を
示す図。
【図2】本発明の別の実施例であるレーザ除染装置の構
成を示す図。
【図3】本発明の別の実施例である水中でのレーザ除染
における除染対象物拡散防止装置の構成を示す図。
【図4】本発明の別の実施例である大気中でのレーザ除
染における除染対象物拡散防止装置の構成を示す図。
【符号の説明】
1…制御システム、2…レーザ運転信号、3…除染用レ
ーザ装置、4…除染用レーザ光、5,13…光ファイバ
ー、6…除染装置ヘッド、7,12…光学レンズ、8…
光学窓、9…母材、10…除染対象物、11…反射光、
14…分光器、15…フォトマル、16…反射光強度信
号、17…動機構制御信号、18…移動機構、19…発
光、20…発光強度信号、21…除染対象物拡散防止フ
ード、22…液体注入用ポンプ、23…液体、24…液
体および除染対象物回収装置、25…気体注入用ポン
プ、26…気体、27…気体および除染対象物回収装
置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】除染対象物にレーザを照射して除染対象物
    を取り除くレーザ除染装置において、レーザ光の反射率
    は酸化物である除染対象物より金属表面を持つ母材の方
    が高い点に着目し、除染対象物の除染完了を除染対象物
    および母材から反射されるレーザ光の反射光強度、およ
    び反射光強度の時間変化より除染完了を判定(母材表面
    に除染対象物が付着している時はレーザ光の反射率は低
    いが、除染対象物が取り除かれると母材表面が表れるた
    め反射率は高くなる。即ち、除染対象物と母材のレーザ
    光の反射率の違いによる反射光強度の変化で除染完了を
    判定する)し、照射場所を移動することを特徴とするレ
    ーザ除染装置の制御方法。
  2. 【請求項2】除染対象物にレーザを照射して除染対象物
    を取り除くレーザ除染装置において、除染対象物の除染
    完了をレーザが除染対象物に照射されたときに放出され
    る除染対象物の構成元素や除染対象物固有の発光の強度
    および発光強度の時間変化より除染完了を判定(除染対
    象物が取り除かれて、レーザ照射時の除染対象物の構成
    元素や除染対象物固有の発光が無くなった時点を除染完
    了と判定する)し、照射場所を移動することを特徴とす
    るレーザ除染装置の制御方法。
  3. 【請求項3】除染対象物にレーザを照射して除染対象物
    を取り除くレーザ除染装置において、除染対象物の除染
    完了をレーザが除染対象物および母材から反射されるレ
    ーザ光の反射光強度、またはレーザが除染対象物に照射
    されたときに放出される除染対象物の構成元素や除染対
    象物固有の発光の強度より除染完了を判定し、照射場所
    を移動する機能を持ち、また水中でレーザ照射する場合
    は除染領域であるレーザ照射領域周辺に除染対象物拡散
    防止フードを装備すると共に、その除染対象物拡散防止
    フード内部に液体を注入する機構と、注入された液体と
    除染対象物の破片を吸引する液体および除染対象物回収
    装置を持ち、除染対象物を回収することを特徴とするレ
    ーザ除染装置の制御方法。
  4. 【請求項4】除染対象物にレーザを照射して除染対象物
    を取り除くレーザ除染装置において、除染対象物の除染
    完了をレーザが除染対象物、および母材から反射される
    レーザ光の反射光強度、またはレーザが除染対象物に照
    射されたときに放出される除染対象物の構成元素や除染
    対象物固有の発光の強度より除染完了を判定し、照射場
    所を移動する機能を持ち、また大気中でレーザ照射する
    場合は除染領域であるレーザ照射領域周辺に除染対象物
    拡散防止フードを装備すると共に、その除染対象物拡散
    防止フード内部に気体を注入する機構と、注入された気
    体と除染対象物の破片を吸引する気体および除染対象物
    回収装置を持ち、除染対象物を回収することを特徴とす
    るレーザ除染装置の制御方法。
  5. 【請求項5】除染対象物にレーザを照射して除染対象物
    を取り除くレーザ除染装置において、除染対象物または
    母材から反射されるレーザ光の反射光強度の測定装置を
    持ち、除染完了を判定する機構をもつことを特徴とする
    レーザ除染装置。
  6. 【請求項6】除染対象物にレーザを照射して除染対象物
    を取り除くレーザ除染装置において、レーザが除染対象
    物に照射されたときに放出される除染対象物の構成元素
    や除染対象物固有の発光の強度の測定装置を持ち、除染
    完了を判定する機構をもつことを特徴とするレーザ除染
    装置。
  7. 【請求項7】除染対象物にレーザを照射して除染対象物
    を取り除くレーザ除染装置において、除染対象物または
    母材から反射されるレーザ光の反射光強度、またはレー
    ザが除染対象物に照射されたときに放出される除染対象
    物の構成元素や除染対象物固有の発光の強度の測定装置
    を持ち、除染完了を判定する機構をもつと共に、水中で
    レーザ照射する場合は除染領域であるレーザ照射領域周
    辺に除染対象物拡散防止フードを装備すると共に、その
    除染対象物拡散防止フード内部に液体を注入する機構
    と、注入された液体と除染対象物の破片を吸引する液体
    および除染対象物回収装置を装備することを特徴とする
    レーザ除染装置。
  8. 【請求項8】除染対象物にレーザを照射して除染対象物
    を取り除くレーザ除染装置において、除染対象物または
    母材から反射されるレーザ光の反射光強度またはレーザ
    が除染対象物に照射されたときに放出される除染対象物
    の構成元素や除染対象物固有の発光の強度の測定装置を
    持ち、除染完了を判定する機構をもつと共に、大気中で
    レーザ照射する場合は除染領域であるレーザ照射領域周
    辺に除染対象物拡散防止フードを装備するとともに、そ
    の除染対象物拡散防止フード内部に気体を注入する機構
    と、注入された気体と除染対象物の破片を吸引する気体
    および除染対象物回収装置を装備することを特徴とする
    レーザ除染装置。
JP11008819A 1999-01-18 1999-01-18 レ―ザ除染装置の制御方法及びレ―ザ除染装置 Pending JP2000206292A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11008819A JP2000206292A (ja) 1999-01-18 1999-01-18 レ―ザ除染装置の制御方法及びレ―ザ除染装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11008819A JP2000206292A (ja) 1999-01-18 1999-01-18 レ―ザ除染装置の制御方法及びレ―ザ除染装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000206292A true JP2000206292A (ja) 2000-07-28

Family

ID=11703428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11008819A Pending JP2000206292A (ja) 1999-01-18 1999-01-18 レ―ザ除染装置の制御方法及びレ―ザ除染装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000206292A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011102812A (ja) * 2011-01-20 2011-05-26 Japan Atomic Energy Agency 放射性同位元素に汚染された表面近傍部位を非熱的レーザー剥離により再溶融無く、再拡散無く、且つ再汚染無く除染する方法とその装置
KR101187649B1 (ko) 2010-11-30 2012-10-09 한국수력원자력 주식회사 광용발 제염 노즐 원격 제어 장치, 방법 및 이를 이용한 시스템
KR101341309B1 (ko) * 2012-06-18 2013-12-12 한국수력원자력 주식회사 3차원 오염표면 제염에 효과적인 광용발 제염노즐
JP2017154176A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 三菱重工業株式会社 レーザ表面加工装置
JP2020165837A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 三菱重工業株式会社 除染装置および方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101187649B1 (ko) 2010-11-30 2012-10-09 한국수력원자력 주식회사 광용발 제염 노즐 원격 제어 장치, 방법 및 이를 이용한 시스템
JP2011102812A (ja) * 2011-01-20 2011-05-26 Japan Atomic Energy Agency 放射性同位元素に汚染された表面近傍部位を非熱的レーザー剥離により再溶融無く、再拡散無く、且つ再汚染無く除染する方法とその装置
KR101341309B1 (ko) * 2012-06-18 2013-12-12 한국수력원자력 주식회사 3차원 오염표면 제염에 효과적인 광용발 제염노즐
JP2017154176A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 三菱重工業株式会社 レーザ表面加工装置
JP2020165837A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 三菱重工業株式会社 除染装置および方法
JP7285116B2 (ja) 2019-03-29 2023-06-01 三菱重工業株式会社 除染装置および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5610356B2 (ja) レーザー除染装置
Delaporte et al. Dry excimer laser cleaning applied to nuclear decontamination
EP0091646A1 (en) Laser decontamination method
AU752430B2 (en) Process and apparatus for monitoring surface laser cleaning
US5780806A (en) Laser ablation system, and method of decontaminating surfaces
EP0642846B1 (fr) Procédé et dispositif de décontamination contrÔlé de surface par laser
JP2005235959A5 (ja)
ZA200807439B (en) Device and method for the treatment and/or decontamination of surfaces
CA1258973A (en) Method for detecting fingerprints using a laser and an apparatus therefor
WO2014144981A1 (en) High power laser systems and methods for mercury, heavy metal and hazardous material removal
US20080121248A1 (en) Laser Decontamination of the Surface of a Profiled Part
JP2000206292A (ja) レ―ザ除染装置の制御方法及びレ―ザ除染装置
WO2019196217A1 (zh) 用于核电站构件放射性去污的复合激光去污装置及方法
JP6682272B2 (ja) レーザー駆動の熱水処理
JP2615362B2 (ja) レーザによる表面付着物の除去方法及び装置
JP7088492B2 (ja) レーザー除染装置、レーザー除染システム及びレーザー除染方法
Widdowson et al. Detritiation of JET tiles by laser cleaning
Gao et al. Experimental simulation of radioactive decontamination with Excimer laser
Milijanic et al. Possibilities of a metal surface radioactive decontamination using a pulsed CO2 laser
CN114131211B (zh) 激光去污与切割复合系统及激光去污与切割方法
JP3272293B2 (ja) 非接触型表面汚染検査装置および方法
FR2774801A1 (fr) Procede et installation de decontamination de crayons de combustible nucleaire au moyen d'un faisceau laser
BE1026814B1 (nl) Lasergebaseerde behandeling van oppervlakken
JP2022550787A (ja) 液体媒体中でのレーザー照射を用いたガスを含有する金属部品の除染方法
JPH0829586A (ja) 使用済燃料の統合処理装置