JP2000206265A - 電磁検出装置、電磁検出方法および埋蔵構造物 - Google Patents

電磁検出装置、電磁検出方法および埋蔵構造物

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JP2000206265A
JP2000206265A JP11376332A JP37633299A JP2000206265A JP 2000206265 A JP2000206265 A JP 2000206265A JP 11376332 A JP11376332 A JP 11376332A JP 37633299 A JP37633299 A JP 37633299A JP 2000206265 A JP2000206265 A JP 2000206265A
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mhz
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electromagnetic radiation
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Dominique Vitou
ヴィトゥー ドミニク
Jean-Marie Poignon
マリー ポワニョン ジャン
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Nortene SA
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】少なくとも一部が導電体により構成されている
検出可能な要素を含む埋蔵された構造を検出するための
電磁検出装置を提供する。 【解決手段】少なくとも部分的に導電体で構成された検
出可能な要素を含む警告網、管状鞘または管などの埋蔵
された構造を検出するための電磁検出装置において、送
信アンテナ8を有し、10MHzよりも高い、好ましく
は70MHzよりも高い周波数帯域において電磁放射を
地中に送信するように構成されていて、前記導電体が送
信周波数に同調されている送信機5と、前記送信アンテ
ナから分離された受信アンテナ9を有し、前記埋蔵され
た構造1から反射された電磁放射を受信するように構成
された受信機6と、を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁検出装置および
その実施方法に関する。
【0002】
【従来技術】地中にさまざまな配管を埋設する時、プラ
スチック材料のカラー・シートから構成される警告網を
設置することが知られている。このような警告網は、そ
の後の掘り起こし作業の際に配管の存在を示すために、
上記配管からある距離上に埋設される。
【0003】間違いまたは事故のどんな危険をも回避す
るために、掘り起こし作業開始前にこのような警告網の
存在を検出できることが好ましい。
【0004】この目的のために、電磁検出装置により検
出できる1または複数の要素を用いることによる多くの
解決が既に提案されている。上記要素は警告網のプラス
チック材料シートに固着される。すなわち、プラスチッ
ク材料シートに連続した導電線を固定することが知られ
ている。
【0005】検出時に線に発電機を、直接にまたは誘導
結合のいずれかにより、接続することにより信号を線内
に注入する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような導
電線の使用は、完全に満足というわけではない。という
のは、支線接続が行われた後に、電気的連続性を再構築
する必要のために警告網の部分を取り替えることはより
困難だからである。
【0007】これに加えて、このような線は干渉電流を
伝えることができる。
【0008】また、フランス特許出願FR−A−2 5
31 234には、プラスチック材料シートをキャパシ
ターが使用される共鳴回路に接続する提案がなされてい
る。しかし、それゆえに相対的に高価である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも一
部が導電体により構成されている検出可能な要素を含む
埋蔵された構造を検出するための電磁検出装置を提供す
る。
【0010】この装置は、送信アンテナを有し、10M
Hz以上の周波数帯域内、好ましくは70MHz以上
の、電磁放射を地中に送信するように構成され、上記導
電体が送信周波数に同調されている送信機と、送信アン
テナからは分離された受信アンテナを有し、上記埋蔵構
造から反射された電磁放射を受信するように構成された
受信機と、を有する。
【0011】好ましくは、送信および受信アンテナはハ
ウジングの中に配置されて、電磁波が地中へおよび地中
から通過できるようになっていて、アンテナを外部環境
から隔離するためのシールドの役割を果たしていて、ま
た好ましくはアンテナはハウジング内で垂直な金属板で
分離されていてアンテナ間の結合を制限する。
【0012】例えば、アンテナは送信される放射波の波
長の4分の1に実質的に相当する長さの二つの平行な線
(ストランド)からなる。上記線(ストランド)は半波
長だけ互いに分離されている。結合を制限する金属板が
線(ストランド)の中間に置かれている。下側に開き、
高さが送信される放射波の約4分の1波長の金属かごの
底面に上記線(ストランド)は配置されている。
【0013】実施例においては、検出装置はさらに、埋
蔵された構造により反射された電磁放射に依存する信号
を、送信機により送信された電磁放射に依存する参照信
号の関数として処理するための同期復調器を有する。
【0014】好ましくは、検出装置は参照信号を送信機
から受信機に送るためのリンク手段を有する。
【0015】リンク手段は、ケーブルにより構成するこ
とができる。
【0016】実施例において、送信機は10MHzから
2000MHz帯域内を、そして好ましくは70MHz
から500MHz帯域内を周波数走査して、送信するよ
うに構成されている。
【0017】別の実施例では、送信機は10MHzから
2000MHz帯域内を、そして好ましくは70MHz
から500MHz帯域内の1または複数の固定周波数
を、送信し、埋蔵された構造は土地の誘電率の異なる値
について上記周波数にそれぞれ実質的に同調された検出
可能な要素を有する。
【0018】本発明は、また地中に埋められた構造を検
出する方法を提供する。上記構造は検出可能な要素を含
み、検出は電磁検出装置により行われる。
【0019】この検出方法は、送信機により地中に埋め
られた構造へ高周波電磁放射を送信し、送信アンテナか
ら分離された受信アンテナを持つ受信機により上記構造
により反射された電磁放射を受信し、上記構造が現実に
存在するかどうかを決定するため、送信機により送信さ
れた電磁放射を表す参照信号の関数として、埋められた
構造により反射された電磁放射を表す信号を処理し、送
信機により送信された電磁放射は、周波数が可変であっ
て、上記検出可能な要素の少なくともいくつかは送信機
により走査される送信周波数の一つに同調されていて、
および/または固定周波数であって、検出可能な要素
は、構造が埋められる可能性のある土地のもっともあり
ふれた種類を代表する土地の誘電率の異なる値に対し
て、送信機の送信周波数に同調するように選択される。
【0020】地中に送信される電磁放射は、直線的にま
たは円形に分極することができる。好ましくは、地中に
送信される電磁放射は10MHzから2000MHz主
端数帯域、好ましくは70MHzから500MHz周波
数帯域にある。
【0021】本発明はまた、警告網、管状の鞘、または
管のような埋蔵するための構造を提供する。そして、上
記検出方法を実施するための検出可能な要素を含む。
【0022】本発明はまた、プラスチック材料のシート
を含むタイプの警告網とそのシートに固着される要素を
提供する。その要素は、電磁波送信機を有する検出装置
により遠隔的に検出可能である。警告網は、上記検出可
能な要素が送信機の送信周波数に同調された導電体によ
り少なくとも一部が構成されていることに特徴を有す
る。
【0023】本発明はまた、電磁波送信機を持つ検出装
置により遠隔的に検出可能な要素を含む管状の鞘または
管を提供する。上記鞘または管は、検出可能な要素が送
信機の送信周波数に同調された導電体により少なくとも
一部が構成されているという特徴を有する。
【0024】上記検出可能な要素は、導電線、好ましく
はそれ自身が低コストの非磁性線、の部分により構成す
ることができる。
【0025】検出可能な要素はまた、金属から作られた
導電性シートから、または例えば導電性ペイントを用い
て構成することができる。
【0026】検出可能な要素の不連続性は、埋められた
構造の部分を置き換える際の電気的連続性を再構成する
必要性を回避でき、また構造が干渉電流を運搬すること
も無い。
【0027】一実施例において、検出可能な要素は、送
信機の所与の送信周波数および所与の土地の誘電率に対
して上記電磁波の地中における波長の半分に実質的に相
当する長さである。
【0028】一実施例において、検出可能な要素は、構
造に沿ってグループとして配置されている。いずれのグ
ループの要素は、それぞれ所与の土地の誘電率に対して
送信機の同じ送信周波数に実質的に同調されている。同
調可能な要素の各グループは2つないしはそれ以上の要
素を含むことができる。
【0029】好ましくは、構造は、検出可能な要素の所
与のグループ内に、少なくとも1対の同じ長さの検出可
能な要素を持つ。
【0030】これは、受信機への電磁波の戻りを改良
し、従って局所化を容易にすることができる。
【0031】特別な実施例において、構造は検出可能な
要素の所与のグループ内に異なった長さの導電線の部分
を有する。この長さは、送信機の所与の送信周波数と構
造が埋められる可能性のある、例えば、乾いた砂、表
土、湿った粘土など、異なる種類を代表する土地の異な
る誘電率の値に対して、地中における電磁波の半波長に
実質的に相当する。
【0032】好ましくは、検出可能な要素の長さは5セ
ンチから50センチの範囲のである。さらに好ましく
は、10センチから45センチの範囲である。
【0033】本発明によれば、製造するのに高価でな
く、そして取り扱うに容易なほど十分に小さいサイズの
相対的に指向性のあるアンテナを用いた検出装置を用い
て容易に検出できる、警告網、管状鞘または管が利用で
きる。
【0034】これに加えて、本発明によれば、電気的連
続性を再構築する必要が無いので、管状の鞘または管の
警告網を容易に取り替えられる。
【0035】これに加えて、使用される周波数の範囲の
ため及び使用される検出原理のため、管状の鞘のまたは
管の警告網の近くにある金属の大きな質量の存在は、検
出の邪魔にならない。
【0036】本発明の他の特徴および効果は、添付され
た図面を参照しながら、以下の本発明の非限定的な実施
例の詳細な記述から明らかになる。
【0037】
【実施例】図1に示す警告網1は、従来方法の押出しに
より作られたプラスチック材料のシート2と、例えば銅
の非磁性導電線の部分によりこの例では構成されている
非磁性要素とを共に含む。
【0038】シート2の一般的構造は、孔を有し、中央
の広いストリップ15上に検出可能な要素5がプラスチ
ック材料を局所的に溶かすことで固定されている。
【0039】シート2の開口または網は、本発明の限界
を超えることなくさまざまな異なった形状をとることが
できる。
【0040】図1の実施例において、導電線部分は、線
形で、シート2の長手方向軸と整列していて、お互いに
一列に配されている。
【0041】警告網1は、図2に示すように、地中に深
さd、例えば約1メータ(m)、でケーブルまたはパイ
プなどのある埋蔵構造物上に一定距離離れて、埋められ
るように設計されている。
【0042】遠隔的に警告網1の存在を検出するため
に、地表から電磁放射を送信するための送信機と、以下
にその機能が詳述されるケーブル7により送信機5に接
続された受信機6とを含む検出装置が用いられる。
【0043】送信機5は、円形に分極したアンテナ8を
有する。そして、受信機はアンテナ9を持つ。アンテナ
8および9間には、図示の例では、約2mないし3mの
水平距離xがある。
【0044】アンテナ8および9間の間隔は、地表によ
り反射される電磁波の影響を減少することを可能にす
る。
【0045】使用されるアンテナ8および9は、サイズ
が相対的に小さく、以下に詳細に説明されるように使用
される所与の周波数帯域で良い指向性を持つ。
【0046】図3は、送信機5の一般的構造を示し、例
えばバリキヤップ・ダイオードにより調整可能な周波数
の発信器10と、発信器を制御する回路11と、発振器
10からの信号を増幅するための高周波増幅器12とを
有し、増幅器12は最初にアンテナ8に接続されてお
り、次に参照信号Rを注入するためにケーブル7に接続
されている。
【0047】図4は、受信機6の一般的構造を示し、こ
の受信機はアンテナ9により受信される信号とケーブル
7を介して送信機から来る参照信号Rの両方を受信する
アナログ同期復調器13を含む。
【0048】同期復調器13は、また参照信号Rを受信
する処理回路14に接続されている。説明する例では、
送信機5は100MHzないし105MHz帯域内を送
信し、0.5MHzの増加でもって周波数走査または
「掃引」をする。
【0049】検出可能な要素3の長さは、警告網が埋め
込まれる土地の所与の性質に対して、要素が送信機5の
送信周波数に同調するよう、選択されている。
【0050】説明する例では、検出可能な要素3の長さ
は50cm、すなわち、9に等しい誘電率を持つ土地に
対して、送信機5により地中に送信される電磁放射の考
慮されている周波数の範囲内で、約半波長にあたる。
【0051】土地の誘電率は、非常に大きな範囲で変化
することができる。このため、検出可能な要素3の長さ
は、所与の範囲で周波数が走査されると、その範囲内の
ある周波数に対して共鳴が発生するように選択されてい
る。
【0052】処理回路14は、検出可能な要素の上記共
鳴を検出するように構成されている。そして、警告網が
検出された時にユーザに音または光を出してそれを知ら
せるように構成されている。
【0053】図5に示される例においては、プラスチッ
ク材料のシートは、中央ストリップ15に加えて、2つ
の側ストリップ16を有する。そして、検出可能な要素
3が、中央ストリップ15と側ストリップ16に交互に
配置されている。
【0054】検出可能な要素5の配列は、好ましくは警
告網の所与のタイプに特定して選択される。例えば、警
告網がガス・パイプの存在を示すように設計される。
【0055】他のタイプのパイプについては、異なる電
磁的なサインを得て、警告網の異なるタイプを識別でき
るようにするため、網を構成するプラスチック材料のシ
ート上の検出可能な要素の分布が異なるようにする。
【0056】図1ないし図5の実施例において、地中へ
の送信は変化する周波数で実行される。そして、検出可
能な要素の長さは、所与の土地の誘電率に対して、送信
機により走査される周波数の一つに同調するように、選
ばれている。
【0057】以下に説明される図6ないし図8の実施例
において、地中への送信は固定された周波数で行われ、
検出可能な要素はそれらのいくつかが、網が埋蔵された
土地の所与の誘電率に対して、送信機の送信周波数に同
調するように構成されている。
【0058】図6は網1‘を示し、図1を参照して説明
されたストリップ15よりも広い中央ストリップ19を
含む。この中央ストリップ19上には検出可能な要素が
グループ20で配置されている。この例では、全ての検
出可能な要素が中央ストリップに位置している。しか
し、変形例としては、検出可能な要素の一部が中央スト
リップ上に位置し、一方、残りが上述した側ストリップ
16と同様な側ストリップ上に配置される。
【0059】所与のグループ20内の検出可能な要素
は、異なった長さの複数の導電線部分から構成される。
より詳細には、各グループ20は、平行な線の3対2
1、22および23を含み、いずれの対の線は同じ長さ
である。最も短い線23が中心に置かれ、一方、最も長
い線21がストリップ19の端の近くに配置されてい
る。例えば、線21間の間隔は20cmの大きさであ
る。
【0060】網1‘を検出するために、図7に示される
送信機5’が使用される。この送信機は上記の送信機5
とは周波数制御発振器10が固定された送信周波数、例
えば、130MHz、の発振器30に置き換えられてい
る点で異なる。
【0061】説明される実施例においては、線21は4
0cm長であり、線22は28cm長であり、線23は
22cm長である。
【0062】検出可能な要素の連続するグループは、約
1m間隔で離れている。
【0063】図8は、周波数の関数として、異なる長さ
の三つの検出可能な要素により受信された電力を示す。
【0064】より詳細には、曲線Aは相対誘電率が10
に等しい地中の線21により受信される電力を表す。曲
線Aは相対誘電率が20に等しい地中の線22により受
信される電力を表す。そして、曲線Cは相対誘電率が3
0に等しい地中の線23により受信される電力を表す。
【0065】図8を参照すると、所与の送信周波数F0
に対して、検出可能な要素のグループ20を作る線の対
の一つは、地中の相対的誘電率の値に関係無く、実質的
に最大の電力を受信する。
【0066】これは、検出可能な要素のグループ20を
具備する網は、それが埋められる土地の性質に関係無く
検出できることを可能にする。
【0067】例えば、130MHzに等しい送信周波数
に対して、線21の長さl1を30cmに等しく選択で
き、線22の長さl2を21cmに等しく選択でき、線
23の長さl3を17cmに等しく選択することができ
る。
【0068】検出可能な要素の幅は、1mmから10m
mの範囲に存在し、例えば好ましくは、約2mmないし
3mmである。
【0069】図9は、送信アンテナ8および受信アンテ
ナ9が配される態様をしめす。この配置は当然に例示で
あり、他の配置も本発明の限界を超えることなく満足を
与えることができる。
【0070】送信および受信アンテナは、送信機により
送信される放射の波長の4分の1の大きさに相当する長
さをそれぞれ持つ、2本の平行な金属線(ストランド)
から構成される。
【0071】これらの金属線(ストランド)は、それら
の真中でそれぞれの支持棒32および33に固定され
る。これら支持棒は、送信アンテナ8への送信機の信号
を伝える役割および受信機へ受信アンテナ9により受信
された信号を伝える役割を有する。
【0072】線(ストランド)8および9は金属かご3
4の中に収納される。金属かごは直方体ブロックの形状
でその底面を介して開く、検出時に外部環境からの影響
を制限するためのシールドを構成する。
【0073】アンテナ8および9は、アンテナ間の結合
を制限する役割を果たす垂直金属板35のいずれかの側
面で、かご34内において離間されている。
【0074】この金属板は、アンテナ8および9のそれ
ぞれから、送信される放射の4分の1波長に等しい距離
に位置している。
【0075】金属かごの高さは、4分の1波長である。
【0076】検出可能な要素は、ポリオレフィンのフイ
ルムにより保護できる。
【0077】変形の実施例(図示しない)においては、
検出可能な要素は金属化ペイントの小片の形で構成でき
る。
【0078】本発明の限界を超えることなく、直線の導
電線部分を使用する代わりに、共鳴に適したいづれかの
幾何学的形状を有する線を使用することが可能である。
例えば、線の長さと螺旋のパラメータを指向性と探され
る電磁的署名の関数として選択される螺旋形がある。
【0079】また、たとえば十字形または梯子形の検出
可能な要素を使用することができる。検出可能な要素の
特別なパターンでの配置は、長さが相対的に短いという
事実により容易に作れることが観察される。
【0080】図10は、図6を参照して説明した要素2
1、22および23に類似する検出可能な要素41、4
2および43のグループ40を構成する導電ペイントに
よる小片をその外表面に有するプラスチック材料の管1
“を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を構成する警告網の概略平
面図。
【図2】図1の警告網がどのように検出できるかを示す
図。
【図3】図1の網を検出するために用いられる送信機の
一般的な構造を示すブロック図。
【図4】受信機の一般的な構造を示すブロック図。
【図5】図1の警告網の変形実施例を示す概略平面図。
【図6】本発明の第2実施例を構成する警告網の概略平
面図。
【図7】図6の網を検出するのに用いられる送信機の一
般的構造を示すブロック図。
【図8】図6のさまざまな検出可能な要素により受信さ
れた電力を送信周波数の関数として示すグラフ。
【図9】送信および受信アンテナがどのように構成され
ているかを示す図。
【図10】検出可能な要素を含む管の概略斜視図。
【符号の説明】
1 構造 2 シート 3 検出可能な要素 5 送信機 6 受信機 8 送信アンテナ 9 受信アンテナ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも部分的に導電体で構成された検
    出可能な要素を含む警告網、管状鞘または管などの埋蔵
    された構造を検出するための電磁検出装置において、送
    信アンテナ(8)を有し、10MHzよりも高い、好ま
    しくは70MHzよりも高い周波数帯域において電磁放
    射を地中に送信するように構成されていて、前記導電体
    が送信周波数に同調されている、送信機(5)と、前記
    送信アンテナから分離された受信アンテナ(9)を有
    し、前記埋蔵された構造(1;1‘;1“)から反射さ
    れた電磁放射を受信するように構成された受信機(6)
    と、を有することを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】送信機から受信機へ参照信号(R)を伝達
    するためのリンク手段(7)を含むことを特徴とする請
    求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】送信機が、10MHzから2000MHz
    帯域内、好ましくは70MHzから500MH帯域内を
    周波数走査して送信するように構成されていることを特
    徴とする請求項1または2記載の装置。
  4. 【請求項4】送信機が、10MHzから2000MHz
    帯域内、好ましくは70MHzから500MHz帯域内
    の一つまたは複数の固定周波数で送信するように構成さ
    れていて、検出可能な要素が土地の誘電率の異なる値に
    対して、実質的にそれぞれ前記の周波数に同調されてい
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の装
    置。
  5. 【請求項5】送信および受信アンテナ(8、9)が、電
    磁波を地中へ送信または地中から受信するようになって
    いて、そしてアンテナを外部環境から隔離する役割を有
    するシールドを構成するハウジング(34)内に配置さ
    れていて、前記アンテナは好ましくはハウジング内でア
    ンテナ間の結合を制限する垂直金属板(35)により分
    離されていることを特徴とする請求項1から4のいずれ
    か記載の装置。
  6. 【請求項6】前記アンテナが、送信される放射波の波長
    の4分の1に実質的に相当する長さの二つの平行な線か
    ら構成され、前記線は半波長だけ互いに分離されてお
    り、結合を制限する金属板が線の中間に置かれおり、下
    側に開き、高さが送信される放射波の約4分の1波長の
    金属かごの底面に前記線が配置されていることを特徴と
    する請求項1から5のいずれか記載の装置。
  7. 【請求項7】地中に埋められた警告網、管または管状鞘
    などの構造を検出する方法であって、前記構造が検出可
    能な要素(3)を含み、検出が電磁検出装置によって実
    行される方法において、送信機(5)により高周波電磁
    放射を埋められた構造(1;1‘;1“)へ向かって地
    中に送信し;送信アンテナ(8)から分離された受信ア
    ンテナ(9)を持つ受信機(6)により前記構造から反
    射された電磁放射を受信し;埋められた構造により反射
    された電磁放射を表す信号を、送信機から送信された電
    磁放射を表す参照信号(R)の関数として、前記構造が
    現実に存在するかどうかを決定するために処理する;各
    ステップを有し、前記送信機により送信された電磁放射
    の周波数が可変で、少なくともいくつかの前記検出可能
    な要素(3)が、送信機により走査される送信周波数の
    一つに同調されている、および/または;前記送信機に
    より送信された電磁放射が固定周波数で、検出可能な要
    素が構造が埋められる可能性のある土地の最もありふれ
    た種類を代表する土地の誘電率の異なる値に対して、送
    信機の送信周波数に同調するように選ばれている、こと
    を特徴とする方法。
  8. 【請求項8】地中への電磁放射が、10MHzから20
    0MHzの周波数帯域、好ましくは70MHzから50
    0MHzの周波数帯域にあることを特徴とする請求項7
    記載の方法。
  9. 【請求項9】警告網、管または管状鞘などの埋めるため
    の構造であって、電磁波送信機を含む検出装置により遠
    隔的に検出可能な要素を含んだ構造において、前記検出
    可能な要素が、少なくとも一部が送信機の送信周波数に
    同調された導電体により構成されていることを特徴とす
    る構造。
  10. 【請求項10】前記構造が、プラスチック材料のシート
    (2)を含む警告網により構成され、前記検出可能な要
    素が前記シートに固定されていることを特徴とする請求
    項9記載の構造。
  11. 【請求項11】前記検出可能な要素(3;21;22;
    23)が導電線、好ましくは、非磁性線、の部分から構
    成されていることを特徴とする請求項9または10記載
    の構造。
  12. 【請求項12】導電線の前記部分は、螺旋形、十字形、
    または梯子形であることを特徴とする請求項11記載の
    構造。
  13. 【請求項13】前記検出可能な要素は、導電性シートか
    ら構成されていることを特徴とする請求項9または10
    記載の構造。
  14. 【請求項14】前記検出可能な要素(3;21;22;
    23)の長さは、送信機の所与の送信周波数および所与
    の土地の誘電率に対して地中における電磁波の半波長に
    実質的に相当することを特徴とする請求項9から13の
    いずれか記載の構造。
  15. 【請求項15】前記検出可能な要素(3;21;22;
    23)の長さは、5cmないし50cmの範囲、好まし
    くは、10cmないし45cmの範囲にあることを特徴
    とする請求項9から14のいずれか記載の構造。
  16. 【請求項16】前記検出可能な要素が複数の要素のグル
    ープ(20)により構成され、いずれのグループ(2
    0;40)の要素(21,22,23;41,42,4
    3)は、所与の土地の誘電率に対して同じ送信周波数に
    それぞれ実質的に同調されていることを特徴とする請求
    項9から15のいずれか記載の構造。
  17. 【請求項17】前記検出可能な要素の各グループ(2
    0;40)は、2つまたはそれ以上の要素を含むことを
    特徴とする請求項9から16のいずれか記載の構造。
  18. 【請求項18】前記検出可能な要素のいずれのグループ
    (20;40)内の少なくとも1対の検出可能な要素
    (21,22,23;41,42,43)は、同じ長さ
    を持つことを特徴とする請求項16から18のいずれか
    記載の構造。
  19. 【請求項19】前記検出可能な要素の所与のグループは
    その内に異なる長さの導電線の部分を有し、その長さ
    は、構造が埋められる可能性がある土地の異なる種類を
    代表する、土地の誘電率の異なる値に対して、送信機の
    所与の送信周波数の電磁波の地中の半波長に実質的に相
    当することを特徴とする請求項16から18のいずれか
    記載の構造。
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