JP2000206048A - ラマン分光用プロ―ブ - Google Patents
ラマン分光用プロ―ブInfo
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Abstract
くなるようなラマン分光用プローブを提供すること 【解決手段】 純石英製のコア2とその周囲を包むクリ
ッド3からなるファイバ本体4の出射側とする端部に、
ファイバ出力部6を設ける。このファイバ出力部のコア
5は、石英に所定のGeO2が決まった濃度でコア全体
にドープされたものなので、ファイバ出力部はラマン分
光用プローブの出射側の先端の加工が容易なファイバと
なる。つまり、コア5の一端部5aは露出していて、さ
らに、一端部5aは根元から先端に向けてだんだん細く
尖っていく形状を容易にできる。そして、このプローブ
中に導入されたレーザー光によってプローブから発光す
るラマン光及び蛍光は、ファイバ出力部6の部分からだ
けに抑えられる。
Description
光計に用いられるラマン分光用プローブに関するもの
で、より具体的にはプローブに用いるファイバ構造の改
良に関する。
散乱光を測定するラマン分光計に用いられるラマン分光
用プローブは、石英ファイバを用いて構成される。この
プローブは、励起レーザー光の導入のために使用され
る。そして、プローブの先端径は、励起レーザー光の波
長よりも小さくする必要があるので、2〜3nmとな
る。一方、コア径は3〜8μmとなる。従って、石英フ
ァイバのコアの先端を先細り状に尖らせる必要がある。
ーザーやヒーターなどでファイバを加熱して引っ張る方
法や、選択エッチングにより故意に溶かし残しを作るこ
とにより尖らせる方法等が適用される。但し、上記のよ
うに先端径が2〜3nmというように非常に微小に加工
するためには、純粋石英でコアを形成した一般的なファ
イバを用いることはできない。従って、コア全体にGe
O2を予めドープした特殊なファイバを用いるしかなか
った。
た従来のコアにGeO2を予めドープしたファイバから
なるラマン分光用プローブでは、以下のような問題を有
する。すなわち、導入された励起レーザー光によってフ
ァイバ自身がラマン光を発してしまう。その結果、目的
とする物質のラマンスペクトルにファイバ自身のラマン
光が重複して測定結果に表れてしまい、シリコンをはじ
めとする半導体表面から出るラマン光の分析の著しい妨
げとなる。
には、以下のような問題もある。すなわち、試料から散
乱されるラマン光以外の発光(蛍光・りん光・その他の
発光)による妨害は、しばしばラマンスペクトルの測定
を不可能にしてしまうほど重大な妨害である。従って、
蛍光による妨害を除去してラマンスペクトルを測定する
技術の開発も長年にわたってラマン分光法の最重要な課
題の1つとなっている。
も、ファイバに導入された励起レーザー光によって、ラ
マン光と同様にファイバ自身から蛍光が発せられてい
る。そこで、ファイバ自身から発生するラマン光の抑制
に関する解決手段としては、従来では、ファイバのコア
となる軸の中心部からコア周辺に向かうに従ってドープ
するGeO2の濃度が薄くなっていくようなファイバが
使われたりしていた。
プされるGeO2の濃度が違うようなファイバは特注品
なので、コスト的に高くついてしまう。さらに、コアの
周辺部のGeO2の濃度を薄くするといっても、ファイ
バ全長にわたってGeO2がドープされるので、GeO
2の使用量は増え、ファイバ自身のラマン光発生および
蛍光発生を効果的に抑制することができなかった。
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、光源からのレーザー光により、ファイバ自身からラ
マン光および蛍光が発生しにくくなるような安価なラマ
ン分光用プローブを提供することにある。
ために、本発明に係るラマン分光用プローブでは石英製
のコアからなるファイバ本体の端部に、少なくともその
ファイバ本体のコアを覆うような出力部を取り付ける。
そして、その出力部は、前記コアの延長線上の先端が露
出するとともに尖らせた形状を有するように構成した
(請求項1)。
の先端を露出させるとともに先細り状にする必要があ
る。そして、係る加工を純粋な石英製のコアを持つファ
イバに対して行うことが難しい。そこで、係る加工が可
能な出力部を別途設け、それをファイバ本体に取り付け
ることにより、製造を容易に行うことができる。
るファイバ本体のコアは純粋な石英製のコアにしておけ
るので、ファイバ本体からは光源に用いる励起レーザー
光が通過しても、ラマン光および蛍光が発せられること
がなくなる。
に用いた励起レーザー光がこの出力部を通過すること
で、ラマン光等が発生することがあるが、いずれにして
も出力部の寸法を小さくすることができるので、プロー
ブ全体から発せられるラマン光は、出力部からの発光分
だけにすることができ、ごくわずかなものとなる。前記
出力部は、各種の構成をとることができるが一例とし
て、石英に不純物をドープした部材で構成することがで
きる(請求項2)。
出力部を構成することで、出力部の形状を以下のような
簡単な形にしておける。つまり、出力部は、少なくとも
ファイバ本体の出射側のコア表面を覆っていればよい。
そして、出力部の先端は通常のラマン分光用プローブの
出射側の先端と同様に尖っているようにする。
をベースにしているので、加工した出力部を後からファ
イバ本体に接着しても、ファイバ本体に入力された光が
出力部に移行する過程で起こる光量の損失はとても少な
いものとなる。
部に直接作っても良い。つまり、半導体の積層法を転用
してファイバ本体の端部にスパッタ等で積層して作って
も、出力部とファイバ本体の繋ぎ目で起こる光の伝播過
程での損失はほとんど起こらない。
本体にスパッタで形成できるほどの短い長さである。従
って、出力部とファイバ本体の接点は、少なくともファ
イバ本体のコアが全て覆われていれば、それ以外の部分
を出力部が覆っていてもいなくても、ファイバ本体に集
光された光はほとんど損失することなしに出力部の光の
出口から出射される。なお、出力部とファイバ本体の接
点がファイバ本体の端面全てに及んでいる例を本発明に
係る第2の実施の形態に示し、上記接点をコアの部分だ
けになるよう構成したものが本発明に係る第3の実施の
形態として示している。
主として、出力部を先に作ってからファイバ本体に繋ぐ
のか、それとも、ファイバ本体上に直に出力部を作るの
かという製作上の違いであり、本発明の要部は同一であ
る。
不純物がドープされたコアを備えたファイバからなり、
そのコアと前記ファイバ本体のコアとを同軸上に配置す
るように構成してもよい(請求項3)。
は、ファイバ本体の出力を別のファイバを介して出力す
るようなプローブである。なお、ここでいう別のファイ
バとは出力部のことである。従って、出力部の長さはフ
ァイバ本体の長さと無関係であり、以下に示す形状が保
たれるなら、その長さはできるだけ短くなるほうが良
い。
口は、従来のラマン分光用プローブと同様の措置がとら
れている。そのためには、ファイバ本体と出力部となる
ファイバを繋ぐとき、ファイバ同士の光軸を一致させて
伝送時の損失ロスをできるだけ低く抑える等の接続技術
が必要となる。そして、これらの技術は通常の光通信ケ
ーブルの接続において考慮される技術と同じであっても
そうでなくてもどちらでも構わない。
の部分の加工法も、従来のラマン分光用プローブの出射
口と同様の措置がとれる。つまり、出力部の先端付近の
コアは剥き出しになっていて、この剥き出になったコア
は、レーザーまたはヒータなどで加熱して引っ張った
り、或いは、選択エッチングにより故意に溶かし残しを
作ることで尖らせられている。そして、この尖った部分
の先端は光の出口になっていて、光源からの励起された
レーザー光の波長よりも短い幅でできた光の出口になっ
ていることも従来と同じである。
励起されたレーザー光がラマン分光用プローブを通ると
きに、このプローブ自身から発生するラマン光および蛍
光の光量は、ファイバ本体の長さにはほとんど関係なし
に、ファイバ本体の出射側に繋いだ出力部の長さや材質
によって決まるようにできる。なお、ファイバ本体の出
射側に出力部を繋ぐには、従来のファイバ同士の接続方
法と同様にして、電界放電による加熱融着,ガスレーザ
ーによる過熱融着,ヒーターによる過熱融着等いずれの
方法でも実施可能である。
して、前記不純物は、GeO2,B 2O3,Er3+,
Al,SnO2,PbO2,ランタノイド,アクチノイ
ドの何れかが含まれるように構成するとよい(請求項
4)。
ことで、ラマン分光用プローブとして用いるファイバの
出射側の先端部である出力部の先鋭化が容易になった
り、この出力部自身のラマン光や蛍光の発光強度を低く
できる。
プローブの第1の実施の形態を示す。図1は、係るラマ
ン分光用プローブ1となるファイバを軸にそって切断し
たものを示している。
石英製のコア2とその周囲を取り巻くクラッド3からな
るファイバ本体4の端部に、別途形成した出力ファイバ
6を取り付けることにより構成されている。出力ファイ
バ6のコア5と、ファイバ本体4のコア2は、その光軸
を一致させるように調整している。
(ファイバ本体4との非接続側)5aはクラッド7から
露出しており、その露出したコア5の根元から先端にか
けて次第に細くなるように尖らせてある。つまり、露出
した一端部5aは、円錐形状となっている。そして、一
端部5aの先端径Rは、このラマン分光用プローブ1に
導入される光源の励起レーザー光の波長よりも短くなる
ように加工されている。具体的な寸法としては、2〜3
nm程度となる。
を加工するために、コア5は、石英にGeO2をドープ
したものを用いて形成する。これにより、加工性が良好
となり、そのコアの一端をレーザーやヒーターなどで加
熱して引っ張ったり、或いは、円柱状に突出したコアに
対してエッチングを行って周囲を除去することにより尖
らせることができる。
のコア2のコア幅はおよそ8μmなのに対して、出力フ
ァイバ6のコア5のコア幅はおよそ2.4μmとした。
このように出力ファイバ6のコア5の幅の方を狭くした
が、両者を等しくしてももちろんよい。
と出力ファイバ6は、それぞれ別々に形成されたもので
あり、この2つのファイバ同士を位置合わせしつつ接続
する。この接続は、光通信ケーブル同士の接続において
一般的に行われている融着により行うことができる。例
えば、電界放電による加熱融着やガスレーザーによる過
熱融着やヒーターによる加熱融着などの方法がある。
5は石英にGeO2をドープしたものを用いており、共
に石英を基本としている点で共通する。従って、コアの
材質が同じなため、融着により材質が均一化し、接合面
での光学的な損失は殆ど無い。また、コア5には不純物
としてGeO2が混入されることから、純粋石英と屈折
率が僅かに異なる。従って、その屈折率の差分だけ散乱
損失を生じるが、係る散乱損失は、実用上問題が無いレ
ベルである。
6の周囲は、コア5の一端部5aの先端を除き、メタル
8により被覆されている。このメタル8の被覆方法は、
例えば、出力ファイバ6の先端側を一様に金属で塗布
し、出力ファイバ6の先端の光の出口となる部分のみを
除去する方法がある。また、逆にメタル8を形成しない
部分に金属が塗布されないように予めマスクし、その状
態で一様に金属を塗布する方法もある。さらには、金属
を照射塗布する際に、コア5の先端が照射方向から影に
なるように配置するなど各種の方法を採れる。
mとしている。一方、ファイバ本体4の長さは、ラマン
分光計内での各機器の配置レイアウト等により適宜の長
さに設定されるが、いずれにしても出力ファイバ6の全
長に比べると十分に長い距離となる。
レーザー光がそのファイバ中を通過してもファイバ自身
がラマン光を発光したり蛍光を出すことはない。従っ
て、ファイバ本体4の長さは、長くしても問題はない。
一方、出力ファイバ6は、石英にGeO2等の不純物を
ドープしたコア5を用いるので、レーザー光がこのコア
5を通過するとファイバ自身からのラマン光や蛍光の発
光が避けられない。
好ましい。よって、出力ファイバ6の先端の加工や、フ
ァイバ本体4との接続処理をする作業のために十分な長
さがあれば良い。よって、本形態では上記のように2m
mにした。従って、それよりも短い長さで出力ファイバ
6を加工・取り付けできるのならば、2mmよりも短く
するとなお良い。
コアからなるファイバAと、純石英製のコアからなるフ
ァイバBのそれぞれのファイバ自身のラマン光の発光具
合が示してある。
AとファイバBのそれぞれに、励起されたレーザー光を
入力したときのファイバそのものから発光されるラマン
光の強度の差は明確である。つまり、ファイバAの方が
極端にラマン光が強くなる。そして、ファイバAは、上
記実施の形態における出力ファイバ6であり、ファイバ
Bはファイバ本体4に相当している。
をドープしたものを用いたが、本発明はこれに限ること
はなく、ファイバの先端を上記のように加工するには、
例えば、B2O3,Er3+,Al,SnO2,PbO
2,ランタノイド,アクチノイド等のいずれかの元素を
GeO2の替わりに適切量ドープしたファイバを使って
ももちろんよい。
ブの第2の実施の形態を示している。同図に示すよう
に、このプローブ10は、純石英製のコア2とそれを取
り巻くクラッド3からなるファイバ本体4と、その出射
側の端面4aを全てを覆うように取り付けた出力部11
とを備えて構成している。
山状に突出した凸部13を形成している。この凸部13
が、第1の実施の形態におけるコア5の露出する一端部
5aに相当する。従って、凸部13も円錐状に形成さ
れ、その先端径は、レーザー光の波長よりも短くなる。
さらに、この凸部13の中心線と、ファイバ本体4のコ
ア2の中心とを一致させている。
13の先端から付け根にあたる部分の領域13aは、フ
ァイバ本体4の出射側の端面4aのうち、コア2の含む
領域2aを調度覆うような領域である。なお、その他の
構成並びに作用効果は、上記した第1の実施の形態並び
にその変形例(不純物の材質を替える)と同様であるの
で、その詳細な説明を省略する。
ン分光用プローブ10の製作工程の一例を示している。
すなわち、図7に示すようなSi製の平面基板15の表
面中央にエッチングによる掘り込み加工を行う。これに
より、図8に示すように中心に穴16が形成される。そ
して、この穴16の表面及び削られずに残った平面基板
15の表面15′を出力部11の型とする。
定量のGeO2をドープした材料を用いてスパッタ等を
行う。これにより、平面基板15の表面に、GeO2を
ドープした石英が積層され、図9に示すように、掘り込
んだ穴16の表面及び平面基板15の表面15′を埋め
る。これにより、出力部11が形成される。
5上に積層形成した出力部11の露出表面に、ファイバ
本体4を接着する。その後、図11に示すように、平面
基板15を出力部11から外すことにより、本形態のプ
ローブ10が製造される。
ーブの第3の実施の形態を示している。同図に示すよう
に、このプローブ30は、純石英製のコア2とその周囲
を取り巻くクラッド3からなるファイバ本体4と、その
出射側のコア端面2aを全てを覆うように取り付けた出
力部31とを備えて構成している。
ける出力部11と同様に、石英にGeO2などの不純物
をドープした材料で構成されている。そして、形状も先
端に行くに従って細くなる山状、つまり、円錐形状とし
ている。さらに、その出力部11の先端径は、光源の励
起レーザー光の波長よりも短い幅とし、出力部131の
中心と、コア2の中心を一致させている。その他の構成
並びに作用効果は、上記した各実施の形態並びに変形例
と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
は、図13及び図14に示す工程により実施できる。す
なわち、図13に示すように、ファイバ本体4の出射側
の端面4a側に、マスク35を対向配置した状態でスパ
ッタ等を行い、その端面4a上に、石英に所要量のGe
O2をドープした材料を積層する。このとき用いるマス
ク35は、ファイバ本体4のコア2に対向する部分に貫
通孔35aを設けた形状としている。
を行うことにより、図14に示すように、コア2の端面
2aに出力部31が直接積層形成される。なお、単純に
端面4a上にマスク35を配置してスパッタしてもなか
なかその先端を任意の形状に尖らせるのは難しいので、
積層後にエッチング等で再加工しても良い。
用プローブでは、請求項1のように構成することで、先
端径を、レーザー光の波長よりも小さくすることができ
るとともに、プローブを通過する際に発生するラマン光
の発光強度を可及的に抑制できる。つまり、プローブの
大部分を占めるファイバ本体は純石英製にできるで、励
起されたレーザー光がこのファイバ本体を通過中にラマ
ン光を発光することはほとんどない。
ような材質で構成することになる。従って、励起された
レーザー光が出力部を通過するとラマン光が発光してし
まうかもしれないが、レーザー光が出力部を通過する長
さは、プローブ全長に対して極僅かの長さにしておける
ため、ラマン分光用プローブ全体が出すラマン光の強度
は低くなる。
たレーザー光に対して純石英製のファイバ本体は蛍光の
発光もほとんどない。つまり、請求項1のラマン分光用
プローブに励起されたレーザー光が導入されても、発光
する蛍光は出力部からの蛍光だけで済むので、このプロ
ーブ全体として発光する蛍光量は極めて小さくできる。
して、請求項2のように、石英に不純物がドープされた
部材を用いることで、半導体プロセスである積層技術に
より簡単に出力部を製造でき、しかも、出力部の前兆を
短くすることができる。
プされたコアを持つファイバを用いた場合には、上記フ
ァイバ本体及び出力部のそれぞれの構成は、従来からあ
るファイバ同士となるので、2つを融着等によって一体
化することで簡単に製造できる。つまり、従来のように
不純物の混入量を適宜変更する必要がなく、全体的にド
ープすることが可能となるので、出力部を構成するファ
イバも容易に製造できる。
石英にドープする不純物の材質を、請求項4のように、
GeO2,B2O3,Er3+,Al,SnO2,Pb
O2,ランタノイド,アクチノイドの何れかが含まれる
ように構成すると、出力部の先端を尖らせるための加工
が容易になる。
いると、励起されたレーザー光が出力部を通過すると
き、出力部自身から発光するラマン光や蛍光の発光強度
は低く抑えられるようになる。
ある。
図である。
ある。
ある。
ある。
図である。
説明するための図である。
説明するための図である。
説明するための図である。
を説明するための図である。
を説明するための図である。
である。
を説明するための図である。
を説明するための図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 石英製のコアからなるファイバ本体の端
部に、少なくともそのファイバ本体のコアを覆うような
出力部を取り付け、 前記出力部は、前記コアの延長線上の先端が露出すると
ともに尖らせた形状を有するようにしたことを特徴とす
るラマン分光用プローブ。 - 【請求項2】 前記出力部が、石英に不純物がドープさ
れた部材からなる請求項1のラマン分光用プローブ。 - 【請求項3】 前記出力部が、石英に不純物がドープさ
れたコアを備えたファイバからなり、そのコアと前記フ
ァイバ本体のコアとを同軸上に配置した請求項1のラマ
ン分光用プローブ。 - 【請求項4】 前記不純物が、GeO2,B2O3,E
r3+,Al,SnO2,PbO2,ランタノイド,ア
クチノイドの何れかが含まれるようにした請求項2また
は請求項3のラマン分光用プローブ。
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