JP2000205868A - 走行履歴記憶装置 - Google Patents

走行履歴記憶装置

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JP2000205868A
JP2000205868A JP689699A JP689699A JP2000205868A JP 2000205868 A JP2000205868 A JP 2000205868A JP 689699 A JP689699 A JP 689699A JP 689699 A JP689699 A JP 689699A JP 2000205868 A JP2000205868 A JP 2000205868A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、履歴記録点の自動記憶処理の信頼
性を高めて、利用者の操作負担を軽減することができ、
編集操作を容易にすることができる走行履歴記憶装置を
提供することにある。 【解決手段】 基準となる施設の位置を表す基準地点を
記憶部7に基準地点データとして記憶しておき、履歴獲
得部5がこの記憶されている基準地点の中から自車位置
に最も近い所定の制約距離以内の基準地点を履歴記録点
として獲得し、この履歴記録点と発着時間を記憶部7に
走行履歴データとして記憶し、さらに、基準地点管理部
9は走行履歴の更新に応じて前もって記憶されている基
準地点を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過去に記憶してお
いた走行履歴データを参照することができる走行履歴記
憶装置に関し、特に、個別に記憶された地点が同一地点
か否かを識別可能に記憶する走行履歴記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、走行履歴記憶装置としては、例え
ば特願平10−146047号記載の「ナビゲーション
装置」が既に出願されている。これは、自車位置と日時
とを走行履歴データとして記憶媒体に記憶しておくもの
であり、特に、自車位置は各地点ごとに付与されたID
番号が指示する内容を参照するものである。
【0003】一般に、自車位置検出手段から出力される
個々の自車位置は必ずしも正確に実際の位置を表すとは
限らない。そこで、従来の走行履歴記憶装置にあって
は、同一地点は同一のID番号として取り扱えるように
するため、記憶処理を実行する度に参照候補となる地点
のID番号を表示して、利用者による確認操作に従って
記憶するようにしている。
【0004】この結果、例えば近接している複数の施設
を異なるID番号で識別したり、広い駐車場を備えた施
設内では、どの位置で記憶しても同一のID番号を参照
させ、施設実態に沿った走行履歴データを正確に残すこ
とができるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
走行履歴記憶装置にあっては、記憶処理を実行する度に
利用者による確認操作を必要とするので、車両に搭載し
て使用するような環境では確認操作が煩わしくなること
が考えられる。また、走行履歴データを記憶した時点
と、これを編集する時点とでは時間的隔たりが生じるの
で、編集作業が困難になることも考えられる。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としは、履歴記録点の自動記憶処理の信頼性を
高めて、利用者の操作負担を軽減することができ、編集
操作を容易にすることができる走行履歴記憶装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、履歴記録点と発着時間を走行
履歴として記憶する走行履歴記憶手段と、利用者による
指示を入力する指示入力手段と、この指示に基づいて走
行履歴記憶手段から所望の走行履歴を検索する履歴検索
手段と、この検索された走行履歴を表示する表示手段と
を備え、過去に記憶しておいた走行履歴を表示する走行
履歴記憶装置であって、施設の位置を表す基準地点を記
憶する基準地点記憶手段と、この基準地点記憶手段に記
憶されている基準地点の中から自車位置に最も近い所定
の制約距離以内の基準地点を履歴記録点として獲得する
履歴獲得手段と、走行履歴の更新に応じて前もって基準
地点記憶手段に記憶されている基準地点を更新する基準
地点管理手段とを備えたことを要旨とする。
【0008】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記基準地点管理手段は、所定距離以内の履歴
記録点の平均座標に基づいて、新たな基準地点の位置座
標を決定することを要旨とする。
【0009】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記履歴獲得手段は、前記履歴記録点から最も
近い基準地点を選択するときの判断基準となる制約距離
をそれぞれの基準地点毎に保持し、前記基準地点管理手
段は、当該基準地点を参照する履歴記録点の分布に基づ
いて、個々の基準地点の制約距離を変更することを要旨
とする。
【0010】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記指示に応じて選択された履歴記録点の参照
先となる基準地点を他又は新たな基準地点に変更して走
行履歴を更新する履歴編集手段を備えたことを要旨とす
る。
【0011】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記履歴編集手段は、前記指示に応じて1つの
履歴記録点を選択したときに、選択された履歴記録点の
近傍にある同一基準地点を参照する他の履歴記録点をも
選択することを要旨とする。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、施設の
位置を表す基準地点を記憶しておき、この記憶されてい
る基準地点の中から自車位置に最も近い所定の制約距離
以内の基準地点を履歴記録点として獲得し、この履歴記
録点と発着時間を走行履歴として記憶し、さらに、走行
履歴の更新に応じて前もって記憶されている基準地点を
更新することで、基準地点を常に更新することができ、
与えられた自車位置に対して最も妥当な基準地点を選択
することができるので、履歴記録点の自動記憶処理の信
頼性を向上することができる。
【0013】また、請求項2記載の本発明によれば、所
定距離以内の履歴記録点の平均座標に基づいて、新たな
基準地点の位置座標を決定することで、車両の停車位置
がある範囲内で一様にばらついている場合に、最も確度
の高い位置を基準位置に設定することができる。
【0014】また、請求項3記載の本発明によれば、履
歴記録点から最も近い基準地点を選択するときの判断基
準となる制約距離をそれぞれの基準地点毎に保持してお
き、当該基準地点を参照する履歴記録点の分布に基づい
て、個々の基準地点の制約距離を変更することで、各利
用者による停車位置の嗜好性に合わせて基準地点の適切
な範囲を自動的に設定することができる。
【0015】また、請求項4記載の本発明によれば、指
示に応じて選択された履歴記録点の参照先となる基準地
点を他又は新たな基準地点に変更して走行履歴を更新す
ることで、各利用者による停車位置の嗜好性に合わせて
基準地点を適切に変更することができ、編集の利便性を
向上することができる。
【0016】また、請求項5記載の本発明によれば、指
示に応じて1つの履歴記録点を選択したときに、選択さ
れた履歴記録点の近傍にある同一基準地点を参照する他
の履歴記録点をも選択することで、自動記憶処理により
近接する2施設を示す履歴記録点が同一の基準地点を参
照している場合でも、基準地点を適切に2分割して異な
る2つの基準地点を与えるといった操作を容易に行うこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本件発明の第1の実施の
形態に係る走行履歴記憶装置1のシステム構成を示す図
である。
【0018】自車位置検出部3は、GPSセンサ、車速
センサ、ジャイロセンサ等と接続され、自車両の現在位
置を検出して例えば緯度・経度等の形式で出力する。履
歴獲得部5は、自車位置検出部3により検出された自車
位置と出発時間及び到着時間を走行履歴データとして獲
得して記憶部7に記憶させる。記憶部7は、データ更新
が可能な記憶媒体を有し、走行履歴データや基準地点デ
ータを記憶するとともに、これらのデータを必要に応じ
て読み出してコンピュータ21に提供する。
【0019】基準地点管理部9は、基準地点の位置座標
を参照する全ての履歴記録点の位置座標に基づいて基準
地点の位置座標を決定し、新たな走行履歴データの蓄積
や編集を行った際に基準地点への参照に変更が生じた場
合には当該基準地点の位置座標を適宜計算し直して記憶
部7に記憶されている基準地点データを更新する。
【0020】履歴編集部11は、利用者の指示に応じて
適宜走行履歴データを編集する。詳しくは、履歴編集部
11は、利用者の指示に応じてある基準地点を参照する
履歴記録点の一部又は全部を選択し、この選択された履
歴記録点の参照先を他の基準地点又は新たな基準地点に
変更して記憶部7に記憶されている走行履歴データを更
新する。
【0021】履歴検索部13は、利用者の指示する条件
に従って記憶部7から走行履歴データを検索する。表示
部15は、液晶モニタやCRT等からなり、走行履歴デ
ータの編集経過や検索結果を表示する。入力部17は、
操作ボタン、キーボード、表示部15と一体化されたタ
ッチパネル、音声入力装置等からなり、利用者による指
示操作を入力する。
【0022】コンピュータ21は、CPU,内部メモ
リ,タイマ等からなり、内部メモリに記憶された処理プ
ログラムに従って、履歴獲得部5,基準地点管理部9,
履歴編集部11,履歴検索部13等のソフトウエアモジ
ュールを実行する。
【0023】なお、車載ナビゲーションシステムに走行
履歴データを自動記憶する機能を組み込んでおき、利用
者との対話形式で走行履歴データの編集処理や検索処理
を家庭やオフィスに配置されたパーソナルコンピュータ
上で実施し、フラッシュメモリカード等の携帯可能な記
憶媒体を用いて両者間のデータのやり取りを行うといっ
た形態も考えられる。
【0024】次に、図1に示す走行履歴記憶装置1の動
作を説明する。まず、図2を参照して記憶部7に記憶さ
れる走行履歴データの記憶形態について説明する。
【0025】図2に示す例では、履歴記録点を車両の発
着点と定め、出発及び到着の度ごとにその時間と場所と
を走行履歴データとして記憶している。ただし、場所に
ついては、自車位置検出部3で得られた各時点での自車
位置座標と併せて、別に記憶された基準地点データリス
ト中の1地点への参照ID番号も記録するものとする。
【0026】なお、各基準地点は重複なく付与されたI
D番号と名称、位置を表す座標値を保持している。同一
基準地点を参照している場合でも個々の発着点の位置座
標は必ずしも等しくなく、また、個々の発着点の位置座
標と参照する基準地点の位置座標とも一般には一致しな
い。
【0027】基準地点には、駅のような公共施設やコン
ビニエンスストアのような系列店舗等、利用者の便宜の
ために予めシステムにより提供されるものと、自宅や勤
務先のような個人的な場所や小規模店舗等のように利用
者自身が登録するものとの2種類がある。本実施の形態
では、予めシステムにより提供されたシステム提供地点
には10000番以上のID番号を付加し、利用者によ
り登録されるユーザ登録地点には10000番未満のの
ID番号に制約するものとした。
【0028】次に、図3に示すフローチャートを参照し
て、履歴獲得部5により走行履歴データを自動的に獲得
する動作について説明する。予め定められた履歴記録点
や車両の出発点又は到着点においては、履歴獲得部5か
ら履歴獲得指示が発行され、以下の処理が実行される。
【0029】まず、ステップS301では、自車位置検
出部3よりその時点での自車両位置Pの座標(x,y)
を得る。座標値としては、経度・緯度を直接用いてもよ
いし、正規化座標を用いてもよい。そして、ステップS
302では、記憶部7に記憶されている基準地点データ
の中から自車両位置Pに最も近い位置座標を持つ基準地
点Sを選択する。その位置座標を(X,Y)とする。な
お、当該処理を実施するに当たり、膨大な数の基準地点
の全てについて距離を計算すると実行速度を著しく低下
させるため、予め全ての基準地点をその位置座標に応じ
て分類しておき、自車両位置Pの位置座標(x,y)に
応じて相当区分の基準地点のみ調べるようにしてもよ
い。
【0030】ここで、ステップS303では、自車両位
置Pと基準地点Sとの距離|P−S|が予め定められた
制約距離Do以下であるかを調べる。制約距離Do以下
の場合は自車両位置Pが参照する基準地点として基準地
点Sは妥当であると見なし、ステップS304では、同
時に得られた時間Tと自車両位置Pの座標(x,y)、
さらに参照地点SのID番号を走行履歴データに追加し
て記憶部7に記憶する。
【0031】さらに、参照地点Sを参照する発着点とし
て新たに自車両位置Pが追加されたため、ステップS3
05では、参照地点Sの位置座標(X,Y)を計算し直
し、基準地点データの相当箇所を更新して処理を終え
る。この再計算処理の詳細については後述する。
【0032】一方、ステップS303において|P−S
|>Doであった場合には、基準地点Sは自車両位置P
の参照地点として妥当ではないことになる。そこで、ス
テップS306では、自車両位置Pの位置座標に基づい
て新たに基準地点Snを作成して基準地点データに登録
する。基準地点Snはユーザ登録地点として扱うため、
10000未満のID番号から空き番号を見つけてこれ
をSnとする。また、位置座標には自車両位置Pの座標
(x,y)を充てることにする。名称については決定で
きないので未設定にしておき、後で利用者により編集可
能なようにしておく。この結果、走行履歴データの最後
の到着点で参照されているID番号33の基準地点が、
図2に示すように登録される。
【0033】そして、ステップS307では、ステップ
S304と同様に、時間Tと自車両位置Pの位置座標、
および参照地点SnのID番号を走行履歴データに追加
記憶して処理を終了する。なお、この時点で基準地点S
nを参照する発着点は自車両位置Pだだ1点のみである
から、基準地点Snの位置座標を再計算する必要はな
い。
【0034】次に、図4に示す再計算処理のサブルーチ
ンを参照して、ステップS305における基準地点の位
置座標の再計算処理について詳しく説明する。再計算す
べき基準地点をSとし、まず、ステップS401では、
基準地点Sがユーザ登録地点であるかを調べて、基準地
点Sがシステム提供地点である場合は再計算をせずに処
理を終える。なお、システム提供地点の場合はその位置
座標も予めシステムにより与えられており、その値は相
当する施設等の場所を適確に表しているため、発着点の
参照の如何に因らず固定しておいた方がよい。そこで、
本実施の形態では、ユーザ登録地点である場合に限り位
置座標を計算し直すこととする。
【0035】そして、ユーザ登録地点の場合はステップ
S402に進み、基準地点Sを参照している走行履歴デ
ータ中の全ての発着点を洗い出し、その位置座標の発着
点座標リストLpを作成する。なお、走行履歴データが
増えるとこの洗い出し処理は膨大なものになるため、例
えば各基準地点は自身を参照する発着点のリストを各々
保持しておくようにし、図3に示すステップS304,
S307のように発着点の参照先が追加・変更された時
点で、相当する基準地点の保持するリストを更新するよ
うにしてもよい。この場合、ステップS402はこの保
持されたリストを呼び出すだけでよい。
【0036】そして、ステップS403では、リストL
p内にある全ての座標についてその平均値(xm,y
m)を求めると、
【数1】 Lp={(x1,y1),(x2,y2),…,(xn,yn)}…(1) として、
【数2】 (xm ,ym )={(x1 ,y1 ) +(x2 ,y2 )+…+(xn ,yn )}/n …(2) となる。
【0037】ここで、この算出された平均座標を基準地
点Sの新たな位置座標としてもよいが、本実施の形態で
はさらにステップS404に進み、算出された平均値
(xm,ym)に対してリストLpの中で最も近い一座
標(xi,yi)を選択し、これを改めてSの位置座標
に設定して処理を終える。
【0038】このように、計算値ではなく実際に得られ
た座標値を与えることで、実態と食い違う位置が基準地
点に与えられることを避けることができる。なお、図3
に示すステップS302において説明したように、もし
各基準地点をその位置座標に応じて分類しておく必要が
ある場合には、この時点で新たな位置座標に基づいて、
必要に応じて当該基準地点Sの区分を変更してもよい。
【0039】図5に、発着点からの参照回数が増えるこ
とによって、基準地点の位置座標が再計算される様子を
示す。初めは左図に示すように、走行履歴データに記憶
された発着点のうちP1〜P8の8点が基準地点Sを参
照しているものとする。これら8点の平均座標は図に示
す位置にあり、8点の中ではP5が基準地点Sに最も近
い。従って、基準地点Sの位置座標はP5に等しく設定
されている。
【0040】ここで、ある発着点を走行履歴データとし
て記憶しようとしたとき、その参照する基準地点として
基準地点Sが選択されるためには、その発着点が基準地
点Sの位置座標から制約距離Do以内にある必要があ
る。以下、このような領域を基準地点の被覆域と呼ぶこ
とにする。基準地点Sの被覆域は、図5に示すように、
P5を中心とする半径Doの円形領域となる。
【0041】さらに、新たに発着点P9を走行履歴デー
タに加えようとしたとき、図5右図に示すようにP9は
基準地点Sの(旧)被覆域内にあるため、その参照基準
地点としてSが選択されたこととする。そこで、図4に
示す手続に従って基準地点Sの位置座標を再計算する
と、P1〜P9の9点の平均座標は図5右図に示すよう
にP3側に移動する。従って、最も平均座標に近いP3
の位置座標が新たに基準地点Sの位置座標として更新さ
れ、被覆域もP3を中心とする領域に移動する。基準地
点の位置座標をこのように決定することによって、その
被覆域は参照元である発着点の分布をより適確に被覆す
るように移動することがわかる。
【0042】このように、基準地点の被覆域を常に適切
な場所に定めておくことで、自動記憶の信頼性を高める
ことができる。自動記憶の場合、図3に示すステップS
306で明らかなように、与えられた自車位置座標に対
して適当な基準地点が見つからない場合は新規に基準地
点を登録する必要があるが、このとき基準地点の位置座
標を決定するには与えられた座標(x,y)を用いる以
外にない。
【0043】もし基準地点の位置の再計算を行わないと
すれば、以降この値を採用し続けることになるが、ある
目的地に対して利用者が最初に車両を停車した位置が、
常にその目的地の典型的な位置であるという保証はな
い。このため、最初の停車位置が偏った場所だとする
と、適切な走行履歴データを残すことはできない。
【0044】これに対して、既に述べたような手法をと
るならば、仮に最初の停車位置が偏っていても、その後
の同一地点に対する停車位置が一様のばらつきを持って
一定範囲内に分布する場合には、走行履歴データの蓄積
と参照元の発着点の増加に従って基準地点の位置座標は
より確度の高いものになる。従って、発着点の走行履歴
データを記憶する際、参照する基準地点をこの位置座標
を中心とする被覆域に基づいて自動的に選択でき、常に
最も妥当な基準地点を参照することが可能である。
【0045】しかしながら、ここで妥当な基準地点とは
あくまで機械的に判断できる範囲での妥当性であり、例
えばコンビニエンスストアとファーストフード店とが隣
接しているような状況にあって、利用者はその時々でど
ちらにも行くことがある場合、2店の駐車場が被覆域の
半径Doよりも接近していれば前述の方法で2地点を区
別することはできない。
【0046】さらに、一方の駐車場に車両を停めて他方
の店舗を利用するような場合には、最終的に直接利用者
の判断を仰がなければ正確に走行履歴データを残すこと
は難しい。そこで、各発着点がどの基準地点に相当する
かを容易に編集することのできる機能が必要になる。
【0047】次に、この機能を実施する履歴編集部11
の動作について説明する。図6に履歴編集に用いる画面
の表示例を示す。走行履歴データは、図6に示すよう
に、出発と到着の組からなる「行程」を単位として履歴
一覧リストAの中に表示されている。各発着点の参照す
る基準地点の名称が位置として表示される。利用者はこ
の中から1つの行程を選択できる。
【0048】図6に示す例では「ジタク」から「名称未
設定」に至る行程が選択され反転表示されている。この
状態で出発点編集ボタンBまたは到着点編集ボタンCを
押下することにより、選択された行程の出発点または到
着点が編集対象発着点として選択される。以下、選択さ
れた発着点を自車両位置Pとおく。
【0049】編集対象発着点Pが選択されると、引き続
き図7に示す地点編集画面が表示される。地点名称表示
部Dには、Pが参照する基準地点Soの名称が表示され
る。利用者は選択された発着点Pの名称を変更すること
で、Pの参照する基準地点を変更することができる。
【0050】すなわち、既に登録されている他の基準地
点Seの名称を与えることにより発着点Pの参照先を基
準地点SoからSeに変更するか、もしくはまだ登録さ
れていない新規名称を与えることにより、まずこの名称
を持つ新たな基準地点Snを作成、登録して、発着点P
の参照先を基準地点SoからSnに変更するかのいずれ
かである。名称入力部Eは、その下部に既存の基準地点
の名称をリスト表示して、この中から1つを選択入力す
ることもできるようにしておく。なお、発着点Pの元の
参照先Soから所定距離以内にあるものをSoに近い順
に表示するようにしてもよい。
【0051】異なる基準地点に同一の地点名称を与える
ことを許さなければ、名称入力部Eに入力された名称が
既存名称か新規名称かは容易に判断できる。もし、名称
の重複を許す場合には、名称が入力された時点で重複す
る既存名称を見つけ出し、その周辺地図を参考に示す等
して、入力名称が既存地点を指すものか否かを利用者に
問い合わせるようにしてもよい。また、既に複数の同一
名称がリスト中に示されている場合も、必要ならば各々
の周辺地図を表示することができるようにしてもよい。
いずれにしても名称入力部Eへの入力により、発着点P
の新たな参照先を既存基準地点のいずれか、もしくは新
規基準地点かに特定することができるものとする。
【0052】また、図7に示した編集モード決定ボタン
Fは、発着点Pの参照先の変更を同じ基準地点Soを参
照する他の発着点にも同様に適用するか否かを指定す
る。利用者は3つのボタンのいずれか1つを必ず選択す
るようになっている。
【0053】左側のボタンは、発着点Pと同時に基準地
点Soを参照する全ての発着点についてその参照先を一
斉に変更することを表す。以下、これを総変更モードと
呼ぶことにする。
【0054】中央のボタンは、最初に指定された発着点
Pのみを変更し、他の発着点の参照先は基準地点Soの
まま保持することを表す。これを単変更モードと呼ぶ。
【0055】右側のボタンは、基準地点Soを参照する
発着点のうち、発着点Pとその近傍にあるものをシステ
ムが自動的に選択し、これらについてのみ参照先を変更
することを表す。これを近傍変更モードと呼ぶ。
【0056】図6,図7に示す2つの編集画面への入力
操作の後に、最後に地点編集指示ボタンGを押下するこ
とにより、利用者はシステムに対して地点編集の指示を
与えることができる。その際、編集対象発着点P、編集
後のPの参照先基準地点Se(既存)もしくはSn(新
規)、および編集モードの3つの情報が編集指示内容と
してシステムに引き渡される。
【0057】以下、図8に示すフローチャート等を用い
て、履歴編集部11が実行する編集処理について説明す
る。ステップS801では、編集対象である発着点Pが
現在参照している基準地点をSoとし、またSoを参照
している全発着点のリスト{Pi|i=1,2,…}を
リストLoとする。なお、発着点P自身もリストLoの
1要素である。
【0058】次に、ステップS802では、先の編集モ
ードを調べて以下の異なる処理に進む。総変更モードの
場合にはステップS803に進み、指示された発着点P
の新しい参照先基準地点が既に登録されている地点Se
か、新たに登録されるべき地点Snかを調べる。
【0059】地点Seが指示されいる場合はステップS
804に進み、発着点Pを含むリストLo内の全発着点
Piの参照先基準地点を地点Seに変更する。地点Se
を元から参照している発着点に更にリストLoが加えら
れたので、ステップS805では、図4に示した手続き
に従い地点Seの位置座標を再計算する。この段階で
は、発着点Pの当初の参照先である地点Soはどの発着
点からも参照されていないので、システム提供地点でな
い限り地点Soを基準地点データから削除してしまって
もよい。
【0060】そして、ステップS806では、地点So
がユーザ登録地点であれば削除して、処理を終了する。
ここで、図9に2つの基準地点が併合される様子を示
す。地点Soとして3つの発着点P1〜P3から参照さ
れる名称未設定の基準地点が与えられ、その全ての参照
先を既存の「ブンカドウショテン」に変更するよう指示
されたものとする。併合前のブンカドウショテンの位置
座標は、Q1〜Q4の4点の平均に最も近いQ3となっ
ていたが、P1〜P3の3点が加えられたことにより再
計算され、7点の平均に最も近いP2に変更されて被覆
域も変化する。併合後、元の名称未設定の地点Soは削
除される。
【0061】ここで、ステップS803において、発着
点Pの新しい参照先が既存の基準地点でないと判断され
た場合には、新たな基準地点Snを作成、登録しなけれ
ばならない。しかし、ステップS807において、地点
Soがユーザ登録地点と判断された場合は、ステップS
808で単にSoの名称を与えられた新規名称に変更し
て処理を終了する。
【0062】一方、地点Soがシステム提供地点の場合
のみステップS809に進み、与えられた新規名称を付
した新規基準地点Snを作成する。そして、ステップS
810では、リストLo内の全発着点Piの参照先を新
規基準地点Snに変更する。位置座標については、地点
Soの位置座標がシステムより与えられるため、これを
流用することは望ましくない。
【0063】そこで、ステップS811では、図4に示
すフローチャートに基づいて新たに新規基準地点Snの
位置座標を計算して処理を終了する。図10に、システ
ムの提供する「保土ケ谷駅」を参照する全発着点の参照
先を、新たに作成する「ブンカドウショテン」に変更す
る様子を示す。変更前の保土ケ谷駅と新しい基準地点と
は全く同じ発着点により参照されているが、前者の位置
座標はシステムにより固定的に与えられており、後者の
位置座標はP1〜P4に従って計算されたものが与えら
れる。また編集後も保土ケ谷駅は削除されずに残るもの
とする。
【0064】次に、編集モードが単変更の場合、近傍変
更の場合について説明する。単変更モードの場合はステ
ップS812では、地点Soを参照する発着点リストL
oの中に編集対象発着点P以外の発着点があるかどうか
を確認する。もし地点Soを参照するのが発着点Pだけ
の場合、これは総変更モードと同様になるのでステップ
S803以降に処理を移す。複数の発着点により参照さ
れているならば、ステップS813に進み、リストLo
の各要素を、参照先を変更するもののリストL1と元の
参照先Soのまま変更しないもののリストL2の2つに
分割する。単変更の場合はリストL1の要素は発着点P
ただ1点のみとなり、それ以外はリストL2に入れられ
る。こうして2つのリストL1,L2に分割された後、
ステップS817以降の処理に移る。
【0065】また、近傍変更の場合は、リストLoの各
要素PiをPの近傍とそうでないものとに分ける必要が
ある。しかし、仮に全ての要素Piの位置座標が同じで
あった場合、このような分割はできない。そこで、ステ
ップS814では、まずリストLo内のPiのうち、P
と異なる位置座標を持つ発着点があるかどうかを調べ
る。全ての位置座標がPに等しい場合には、全PiをP
の近傍と見なして総変更モードと同様に処理するため、
ステップS803以降に進む。
【0066】一方、ステップS814において、位置座
標がPに一致しないPiが1つでもある場合には、ステ
ップS815に進み、要素Piの中でPからもっとも遠
く離れた発着点Pfを定める。前段の判断を経てきたこ
とにより、このような発着点Pfが必ず見つかるはずで
ある。そこで、ステップS816では、リストLo内の
全Piを編集対象である発着点Pに近いか、前段で求め
た発着点Pfに近いかで2つのリストに分割する。両者
から全く等距離にあるものはどちらに入れてもよいが、
ここでは前者に含めるものとする。2つのリストL1,
L2は少なくとも発着点Pまたは発着点Pfをそれぞれ
含み、空リストとなることはない。そこで、発着点Pに
近い方を編集対象リストL1とし、Pfに近い方を編集
対象外リストL2としてS817以降に進む。
【0067】ここで、図11に近傍分割の様子を示す。
基準地点Soを参照する6つの発着点P1〜P6のう
ち、P5を編集対象Pとしてその近傍の参照先を変更す
るよう指示したとする。この場合、まず編集対象Pより
最も遠くにある発着点PfとしてP6が選択され、P1
〜P6はP5に近いかP6に近いかで分割される。結
局、編集対象リストL1は、 L1={P3,P4,P5} となり、編集対象外リストL2は、 L2={P1,P2,P6} となる。
【0068】単変更モード、近傍変更モードとも2つの
リストL1,L2が確定した後、ステップS817に進
み、ステップS803と同様に新しい参照先が既存地点
か新規地点かを調べる。既存地点Seの場合にはステッ
プS818に進み、編集対象リストL1内の全発着点の
参照先をSeに変更する。そして、ステップS819で
は、既存地点Seの位置座標を新たに加えられたリスト
L1の発着点も考慮して再計算する。さらに、元の基準
地点Soについても編集対象外リストL2の参照が残さ
れているので、ステップS820では、その位置座標を
再計算して処理を終える。
【0069】図12に、P1〜P6の6つの発着点で参
照される「ヤマムラヨウガシテン」について、P5とそ
の近傍の参照先を既存の基準地点「ブンカドウショテ
ン」に変更する様子を示す。近傍分割によりP3〜P5
の3点の参照先がブンカドウショテンに変更され、その
位置座標が再計算される。Q1〜Q3だけを計算対象と
する場合と、これにP3〜P5を加えた場合とでは平均
座標は変化するものの、最も近い発着点はどちらの場合
もQ2となる。従って、結果的にはブンカドウショテン
の位置座標、被覆域とも変化はない。
【0070】このように、基準地点の位置座標として計
算値をとるのではなく、どれか1つの発着点の位置座標
を選択することで、場合によっては再計算のたびに位置
座標が細かく変動することを避け、走行履歴データの蓄
積が進んだ段階ではある程度位置の安定した基準地点を
得ることが期待できる。
【0071】また、ヤマムラヨウガシテンの方は、残さ
れたP1,P2,P6によって位置座標が再計算され、
被覆域はこれら3点を適確に被覆する位置に移動する。
一方、ステップS817において、新しい参照先が既存
の地点でないとした場合には、ステップS821では、
指示された新規名称を持つ新たな基準地点Snを作成
し、基準地点リストに登録する。次に、ステップS82
2では、リストL1内の各発着点の参照先をSnに更新
する。そして、ステップS823では、これらの位置座
標に基づいてSnの位置座標を求める。最後にステップ
S824では、残されたリストL2の各発着点の位置座
標に基づいてSoの位置座標を再計算して処理を終了す
る。
【0072】図13に、6つの発着点で参照される「ヤ
マムラヨウガシテン」の1つの参照元P5とその近傍
を、新たな基準地点「ブンカドウショテン」を作成して
そちらを参照するように編集する様子を示す。各々の基
準地点は、それぞれリストL1またはL2に従って位置
座標が算出され、各被覆域ともそれぞれ適確に被覆する
方向に移動している。
【0073】このように、履歴編集部11を用いて、利
用者はまず時間情報と対比させて編集しようとする発着
点を選択することができ、また編集モードを指定するこ
とによって、同じ基準位置を参照する全ての発着点を一
括して編集することも、1つ1つの発着点を個別に編集
していくことも可能である。特に、2つの施設が隣接し
ている状況で、自動記憶処理により同一の基準地点を参
照するものとして記憶された一群の発着点を、それぞれ
施設を指すように分割したい場合には、近傍分割によっ
てこれらをある程度振り分けることができる。
【0074】この結果、自動記憶された時点から編集の
時点までの時間の経過に伴い、利用者の記憶が曖昧にな
ったり未編集の走行履歴データが数多く残されたりした
場合にも、編集し易く利便性の高い履歴編集機能を提供
することができる。
【0075】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態に係る走行履歴記憶装置について説明す
る。なお、第2の実施の形態に係る走行履歴記憶装置の
構成及び作用は、ともに第1の実施の形態に示すものと
ほぼ同様である。第2の実施の形態では、履歴獲得部5
に保持される基準地点データについては図14に示すよ
うに、ID番号、名称、位置座標に加えて、被覆域の半
径である制約距離の値を各々の基準地点が個別に保持す
るものとする。制約距離のデフォルト値はDoと定め、
例えば図に示すID番号=33の地点のように、履歴獲
得部5によって自動記憶された地点に対しては、この値
が初期値として与えられる。
【0076】また、第2の実施の形態では、システム提
供地点についても制約距離に関しては適宜更新されるも
のとする。また、位置座標と同様に制約距離も固定して
もよい。
【0077】次に、各基準地点の制約距離の値を更新す
る処理について説明する。この制約距離は、各々の基準
地点を参照する発着点の分布のばらつきに応じて定め
る。従って、位置座標と同様に、各発着点の参照先とな
る基準地点が変更され、基準地点の位置座標が再計算さ
れたときに制約距離も更新するものとする。
【0078】そこで、図15に示すフローチャートを用
いて、この再計算の処理について説明する。ステップS
1501〜S1504は、図4に示した第1の実施の形
態におけるステップS401〜S404とほぼ同様であ
る。ただし、今回は対象基準地点Sがシステム提供地点
であっても、参照元発着点の位置座標リストLpとし
て、 Lp={P1,P2,…,Pn} と、その平均Mとして、 M=(xm,ym) を求めておき、対象基準地点Sの位置座標の更新のみ省
いてステップS1505に進む。
【0079】そして、ステップS1505では、リスト
Lp内の位置座標Piとして、 Pi=(xi,yi)(i=1,2,…,n) について分散Vおよび偏差σを求める。偏差σは分散V
の平方根であり、分散Vは次式により求めるものとす
る。
【0080】
【数3】 V={|P1 −M|2 +|P2 −M|2 +…+|Pn −M|2 }/n …(3) ただし、
【数4】 |Pi −M|2 =(xi −xm )2 +(yi −ym )2 …(4) である。
【0081】次に、求められた偏差σに1より大きい定
数kを乗じたものをデフォルトの制約距離Doと比較
し、どちらか大きい方を基準地点Sの個別に保持する制
約距離とする。
【0082】ここで、偏差σに代わってkσを用いた理
由は、自動処理により走行履歴データを獲得する限り、
基準地点Sのデフォルトの被覆域に入る発着点とSの位
置座標との距離は全て制約距離Do以下であるため、こ
れらの偏差をとってもその値はDoより極めて小さく、
いつまで経っても制約距離が更新されないことが予想さ
れるからである。
【0083】そこで、同一地点に対する発着点座標が仮
に正規分布に従うものと仮定すれば、偏差σの何倍の値
をとれば何%の発着点が被覆域内に入るかは知られてい
るので、これに基づいて例えばk=2と定めればよい。
なお、距離を比較する全ての処理において距離の二乗を
比較するようにし、各基準地点の制約距離もDo2 また
はk2 Vを保持するようにすれば、平方根の演算はしな
くともよい。
【0084】図16に、参照元の発着点の分布により基
準地点の被覆域が変化する様子を示す。参照元の発着点
の分布が大きくなると被覆域も広がり、走行履歴データ
を自動的に獲得する場合にも、広い駐車場を持つ施設
や、駅のように駐車場所がいくつもある地点等、状況に
応じて被覆域を広げ、広く分布する発着点に同一の基準
地点を参照させることができる。
【0085】次に、図17に示すフローチャートを用い
て、履歴獲得処理について説明する。図3に示した第1
の実施の形態の場合とほぼ同様の部分は省略し、異なる
部分について説明する。発着点として自車位置座標P
(x,y)が得られると、ステップS1702では、履
歴獲得部5はPと各基準地点Siとの距離|P−Si|
をSiが個別に保持する制約距離Diと比較し、Di以
下となる場合にSiをリストに格納することで、被覆域
内にPを含む基準地点のリストLsを作成する。
【0086】ここで、ステップS1703では、リスト
Lsが空である場合は、Pの参照基準地点として妥当な
ものは得られなかったものとし、ステップS1707以
降の基準地点の新規登録手続きに進む。この場合、新規
地点Snの制約距離はデフォルト値Doとする。
【0087】一方、リストLs中に要素地点が得られた
場合は、ステップS1704に進み、もし2つ以上の地
点が得られた場合はその中で最もPに近いものをPの参
照地点Sとする。また、1地点しか得られなかった場合
はこれをSとする。以降の記憶処理は第1の実施の形態
と同様である。ただし、ステップS1706の再計算処
理は、図15に示した手続きに従う。
【0088】また、第2の実施の形態における履歴編集
の手続きは、図6〜図8で説明した第1の実施の形態の
場合と全く同様である。ただし、基準地点の位置座標を
計算または再計算する各段の処理は、図15に示すフロ
ーチャートに従うこととする。
【0089】なお、このようにして獲得あるいは編集さ
れた走行履歴データに対して、従来知られているデータ
ベース検索手法を適用することによって、様々な観点か
ら走行履歴データを閲覧して利用することが可能であ
る。走行履歴データは、出発時間、出発場所、到着時
間、到着場所の大きく4つの要素から構成されているの
で、このうち1つ以上の要素に対して制約条件を与える
ことにより、該当する走行履歴データを絞り込みその結
果を利用者に提示することができる。
【0090】例えば出発時間と出発場所に対する条件を
与えて該当する走行履歴データを選択し、その到着場所
を集計整理することで、「○時頃、××を出発した時の
行き先」を頻度別にまとめることができる。
【0091】図18に、貨物の長距離輸送車両について
獲得された走行履歴データに対して、「先月1ケ月間に
東京の集配センターから送った貨物の配送先」を調べる
ための検索条件入力画面の例を示し、図19にはその検
索結果の表示例を示す。このような到着地頻度の分析
は、本実施の形態のように、検出された自車位置に対し
て適切な地点を対応づけることで実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明の第1の実施の形態に係る走行履歴記
憶装置1のシステム構成を示す図である。
【図2】記憶部7に記憶される走行履歴データの記憶形
態の一例を示す図である。
【図3】第1の実施の形態における履歴獲得手続きを示
すフローチャートである。
【図4】第1の実施の形態における基準地点の位置座標
の再計算手続きを示すフローチャートである。
【図5】履歴記録点の追加による基準地点の位置座標の
変化を説明するための図である。
【図6】編集対象とする履歴記録点を指示するためのイ
ンタフェース画面の表示例である。
【図7】編集内容の詳細を指示するためのインタフェー
ス画面の表示例である。
【図8】履歴編集処理の手続きを示すフローチャートで
ある。
【図9】履歴編集操作による2つの基準地点の併合を説
明するための図である。
【図10】履歴編集操作によるユーザ登録地点への置き
換えを説明するための図である。
【図11】指示された履歴記録点の近傍点を選択分割す
る様子を説明するための図である。
【図12】履歴編集操作による基準地点の部分的な分割
併合を説明するための図である。
【図13】履歴編集操作による1つの基準地点の分割を
説明するための図である。
【図14】第2の実施の形態における基準地点データの
記憶形態の一例を示す図である。
【図15】第2の実施の形態における基準地点の位置座
標の再計算手続きを示すフローチャートである。
【図16】履歴記録点の分布による基準地点の被覆域の
変化を説明するための図である。
【図17】第2の実施の形態における履歴獲得手続きを
示すフローチャートである。
【図18】履歴検索の検索条件を入力するためのインタ
フェース画面の表示例である。
【図19】走行履歴データの検出結果の表示例を示す図
である。
【符号の説明】
3 自車位置検出部 5 履歴獲得部 7 記憶部 9 基準地点管理部 11 履歴編集部 13 履歴検索部 15 表示部 17 入力部 21 コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/0962 G08G 1/0962 9A001 G09B 29/00 G09B 29/00 A 29/10 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB06 HD16 HD26 HD27 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC02 AC04 AC06 AC20 2F070 AA01 BB01 DD14 3E038 AA07 BA01 BA09 CA07 CB10 DA02 DB06 GA02 5H180 AA01 BB12 BB15 EE01 FF04 FF05 FF10 FF27 FF33 9A001 DD11 JJ77 JJ78

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 履歴記録点と発着時間を走行履歴として
    記憶する走行履歴記憶手段と、 利用者による指示を入力する指示入力手段と、 この指示に基づいて走行履歴記憶手段から所望の走行履
    歴を検索する履歴検索手段と、 この検索された走行履歴を表示する表示手段とを備え、 過去に記憶しておいた走行履歴を表示する走行履歴記憶
    装置であって、 施設の位置を表す基準地点を記憶する基準地点記憶手段
    と、 この基準地点記憶手段に記憶されている基準地点の中か
    ら自車位置に最も近い所定の制約距離以内の基準地点を
    履歴記録点として獲得する履歴獲得手段と、 走行履歴の更新に応じて前もって基準地点記憶手段に記
    憶されている基準地点を更新する基準地点管理手段とを
    備えたことを特徴とする走行履歴記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記基準地点管理手段は、 所定距離以内の履歴記録点の平均座標に基づいて、新た
    な基準地点の位置座標を決定することを特徴とする請求
    項1記載の走行履歴記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記履歴獲得手段は、 前記履歴記録点から最も近い基準地点を選択するときの
    判断基準となる制約距離をそれぞれの基準地点毎に保持
    し、 前記基準地点管理手段は、 当該基準地点を参照する履歴記録点の分布に基づいて、
    個々の基準地点の制約距離を変更することを特徴とする
    請求項1又は2記載の走行履歴記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記指示に応じて選択された履歴記録点
    の参照先となる基準地点を他又は新たな基準地点に変更
    して走行履歴を更新する履歴編集手段を備えたことを特
    徴とする請求項1乃至3記載の走行履歴記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記履歴編集手段は、 前記指示に応じて1つの履歴記録点を選択したときに、
    選択された履歴記録点の近傍にある同一基準地点を参照
    する他の履歴記録点をも選択することを特徴とする請求
    項4記載の走行履歴記憶装置。
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