JP2000205348A - リンクチェ―ンのピンかしめ治具 - Google Patents

リンクチェ―ンのピンかしめ治具

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JP2000205348A
JP2000205348A JP11008946A JP894699A JP2000205348A JP 2000205348 A JP2000205348 A JP 2000205348A JP 11008946 A JP11008946 A JP 11008946A JP 894699 A JP894699 A JP 894699A JP 2000205348 A JP2000205348 A JP 2000205348A
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JP
Japan
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link
pin
plate
link chain
plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP11008946A
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English (en)
Inventor
Kaoru Sato
薫 佐藤
Masahiko Ogawa
政彦 小川
Haruo Yamaki
春雄 山木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実、安全なかしめ作業を実現するリンクチ
ェ−ンのピンかしめ治具を提供する。 【解決手段】 2列リンクチェ−ンの外リンクプレ−ト
に跨ってその上部に置かれ、その上面に取っ手を有する
載置板11と、外リンクプレ−トの外部側面に平行し、
載置板の両側端部下面に固着する一対の当て板12a,
12bと、対向する一対の内リンクプレ−トより内側位
置において、内リンクプレ−トに平行して前記載置板の
下面に取付けられ、それぞれの内リンクプレ−トの二つ
のピン孔中心に一致するねじ穴を有する一対の固定ボル
ト取付け板13a,13bと、該固定ボルト取付け板の
ねじ穴に螺合した4本の六角頭付きボルト6とからなる
リンクチェーンのピンかしめ治具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間隔を空けて連結
された2列リンクチェ−ンをエンドレスに連結するとき
に使用するリンクチェーンのピンかしめ治具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は、重量物を搬送する2列リンクチ
ェ−ンの片側のリンクチェ−ンをエンドレスに連結する
状態を示している。先ず、このリンクチェ−ンの構成を
説明し、その後、リンクチェ−ンをエンドレスに連結す
る方法を説明する。
【0003】このリンクチェ−ンは、一般の軽荷重伝達
用のリンクチェ−ンとは一部構成を異にしている。1
a、1bは、二つのピン孔を有するリンクブロック、2
および3は、隣接するリンクブロック1をピン4,4に
より連結する外リンクプレ−トおよび内リンクプレ−ト
である。なお、多数のリンクブロック1〜1は、隣接す
るリンクブロック1,1の内外側面に、それぞれ内外リ
ンクプレ−ト2,3を添えて架け渡し、リンクブロック
と内外リンクプレ−トのピン孔に2本のピンを挿通し、
頭無し側のピン先端部をかしめ、長い一連のリンクチェ
−ンにしている。
【0004】そして、2列リンクチェ−ンは、長い2連
のリンクチェ−ンを所定の間隔に並べ、リンクチェ−ン
の長さ方向において、所定の間隔で左右のリンクチェ−
ンに架け渡してマンドレルバ−の受け架台が、取付けら
れている。
【0005】設備に取付けられたこのようなリンクチェ
−ンを交換するときは、一個所のピンのかしめ部を溶断
してリンクチェ−ンを分割して取外し、購入したリンク
チェ−ンを2個のスプロケットに巻き掛けして、図4に
示すように、二つの端部のリンクブロック1a,1b
に、内継手プレ−ト5aおよび外継手プレ−ト5bを当
て、2本の頭付きピン6,6を内継手プレ−ト側から挿
通し、頭側に大ハンマ−7を当て、外継手プレ−トから
突出しているピン6の先端部を、ガスバ−ナ−9で加熱
した後、片手ハンマ−8で叩き、ピンをかしめ固定して
エンドレスに連結している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の連結方
法においては、次のような問題があった。
【0007】(1)人が大ハンマ−をピン頭に当て、か
しめ時のピンの抜け出しを押さえているので、かしめが
終了するまでに押さえが緩んだりするため、ピンのかし
め程度にバラツキが生じる。
【0008】(2)かしめ時の衝撃により、頭と内継手
プレ−トとの間に隙間が生じた状態でかしめてしまうこ
とがある。
【0009】(3)大ハンマ−の持ち手は、2列のリン
クチェ−ンの間の狭い足場の不安定な場所で作業するこ
とになり、転倒や打撲の恐れがある。
【0010】(4)ピン1本毎のかしめ作業となるの
で、両方均一なかしめが困難である。本発明は、このよ
うな問題点を解消し、確実、安全なかしめ作業を実現す
るピンかしめ治具を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を、
(イ)間隔保持金具で連結された2列リンクチェ−ンの
外リンクプレ−トに跨ってその上部に置かれ、その上面
に取っ手を有する載置板と、(ロ)外リンクプレ−トの
外部側面に平行し、載置板の両側端部下面に固着する一
対の当て板と、(ハ)対向する一対の内リンクプレ−ト
より内側位置において、内リンクプレ−トに平行して前
記載置板の下面に取付けられ、それぞれの内リンクプレ
−トの二つのピン孔中心に一致するねじ穴を有する一対
の固定ボルト取付け板と、(ニ)該固定ボルト取付け板
のねじ穴に螺合した4本の六角頭付きボルトとからなる
リンクチェーンのピンかしめ治具によって達成する。
【0012】この治具の取っ手を把持して、左右の外継
手プレ−トの外側に、その当て板が位置するように降ろ
し、4本の六角頭付きボルトを回し、その先端を内継手
プレ−トの側面、内側に突出している継手ピンの端面に
当接させる。以上の作業により、前記4本の六角頭付き
ボルトが、4本の継手ピンを支持することになる。この
後、一人の作業者が、継手ピンのかしめ側の端部をガス
バ−ナ等で加熱し、小ハンマ−で容易にかしめを行うこ
とができる。従来のように、もう一人の作業者が、大ハ
ンマ−で行う支え作業を無くすことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて以下に説明する。
【0014】図1は、本発明に係るピンかしめ治具の側
面図、図2は、本発明のピンかしめ治具を2列リンクチ
ェ−ンに装着した状態を示す平面図、図3は、本発明の
ピンかしめ治具を2列リンクチェ−ンに装着した状態を
示す正面図である。
【0015】上面に取っ手15を取付けた、ピンかしめ
治具10の載置板11、この載置板11は、幅が継手プ
レ−トに開けてある前後の継手ピン挿入孔間の板部長さ
1より小さい寸法に、またその長さは、対象となる2
列リンクチェ−ンの左右の外継手プレ−トの外側面間の
距離寸法L2より若干長い寸法に設計されている。
【0016】載置板11の左右端部の下面に、継手プレ
−トの外側面に平行して、一対の当て板12a,12b
が垂設されている。これらの当て板12a,12bの前
後方向の幅寸法は、前記載置板の幅寸法に、その高さ寸
法は、継手プレ−トの高さ寸法の約1/2の寸法に設計
されている。
【0017】さらに、載置板11の下面には、外継手プ
レ−ト5aの外側面から、外継手プレ−ト5aの外側面
〜内継手プレ−ト5bの外側面間寸法L3より所定距離
αだけ大きな内側位置に、内継手プレ−ト5b,5b側
面に平行して、一対の固定ボルト取付け板13a,13
bが垂設されている。これらの固定ボルト取付け板13
a,13bの前後方向長さは、内外継手プレ−トの長さ
寸法と略等しい寸法に設計されており、内外継手プレ−
トのピン挿入孔中心位置に対応する位置に後述する六角
頭付きボルトを螺合する貫通したねじ孔が開けられてい
る。これらのねじ孔に、六角頭付きボルト6〜6が、そ
の先端を内継手プレ−トに向けてねじ込まれる。前記所
定距離αは、「六角頭付きボルト6の突出長さ+継手ピ
ンの頭高さ」に設計される。なお、16は、マンドレル
バ−の受け架台であり、これは、マンドレルバ−を傾斜
ロ−ルに係合している丸ビレットからマンドレルバ−を
引き抜くためのものである。このマンドレルバ−の受け
架台は、他にも、マンドレルバ−を丸ビレットまで移送
するエントリ−チェ−ンやマンドレルバ−を丸ビレット
に押込むインサ−タ−チェ−ンに取付けられている。上
述のピンかしめ治具は、このような2列リンクチェ−ン
や他の2列リンクチェ−ンにも適用できる。
【0018】次に、上述のピンかしめ治具の使用方法を
説明する(図2および図3参照)。 (1)旧リンクチェ−ンを取り外した後、新リンクチェ
−ンを駆動スプロケットと被駆動スプロケットに巻き掛
けし、接続すべき端部を上部チェ−ンのパスラインにお
いて、接続作業のし易い位置に置く。
【0019】(2)リンクチェ−ンの端部であるリンク
ブロック1aおよび1bの両側面に,それぞれ、外継手
プレ−ト5aと内継手プレ−ト5bを沿わせ、内継手プ
レ−ト側からそれらのピン孔に頭付き継手ピン6,6を
挿入する。
【0020】(3)ピンかしめ治具10を、その当て板
12a(12b)と固定ボルト取付け板13a(13
b)で、外継手プレ−ト5a、リンクブロック1a,1
bおよび継手プレ−ト5aを挟むように、これらの上面
に載置し、ピンかしめ治具10を前後方向に移動調整し
て、固定ボルト取付け板に螺合している六角頭付きボル
ト14〜14の先端を頭付き継手ピン6,6の頭中心に
合わせる。
【0021】(4)六角頭付きボルト14〜14を、そ
れぞれねじ込み、それらの先端を頭付き継手ピン6,6
の頭に当接させる。これにより、継手ピン6〜6は対向
する六角頭付きボルト14〜14により外側に押された
状態となる。すなわち、継手ピン6,6の頭の内面と内
継手プレ−ト5b、5bの側面が密着した状態となる。
【0022】(5)外継手プレ−ト5a、5aから外に
突出している継手ピン6〜6の先端をガスバ−ナ−で加
熱し、ハンマ−で叩打してかしめる。
【0023】以上のように、継手ピンのかしめを行うの
で、継手ピンの頭およびかしめ部と内継手プレ−トおよ
び外継手プレ−ト側面に隙間のない、均一なかしめが行
われる。
【0024】
【発明の効果】本発明のピンかしめ治具によれば、次の
ような効果が得られる。 (1)従来より少ない要員(5人→3人)でかしめ作業
を行うことができる。 (2)隙間の生じない確実かつ均一なかしめを行うこと
ができる。 (3)かしめ作業をより安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るピンかしめ治具の側面図である。
【図2】本発明のピンかしめ治具を2列リンクチェ−ン
に装着した状態を示す平面図である。
【図3】本発明のピンかしめ治具を2列リンクチェ−ン
に装着した状態を示す側面図である。
【図4】従来のリンクチェ−ンのかしめ作業を示す斜視
図である。
【符号の説明】
5a 外継手プレ−ト 5b 内継手プレ−ト 6 六角頭付きボルト 10 ピンかしめ治具 11 載置板 12a,12b 当て板 13a,13b 固定ボルト取付け板 15 取っ手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)2列リンクチェ−ンの外リンクプ
    レ−トに跨ってその上部に置かれ、その上面に取っ手を
    有する載置板と、(ロ)外リンクプレ−トの外部側面に
    平行し、載置板の両側端部下面に固着する一対の当て板
    と、(ハ)対向する一対の内リンクプレ−トより内側位
    置において、内リンクプレ−トに平行して前記載置板の
    下面に取付けられ、それぞれの内リンクプレ−トの二つ
    のピン孔中心に一致するねじ穴を有する一対の固定ボル
    ト取付け板と、(ニ)該固定ボルト取付け板のねじ穴に
    螺合した4本の六角頭付きボルトとからなるリンクチェ
    ーンのピンかしめ治具。
JP11008946A 1999-01-18 1999-01-18 リンクチェ―ンのピンかしめ治具 Pending JP2000205348A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100960326B1 (ko) 2008-03-27 2010-06-04 주식회사 포스코 전기도금설비의 통판 스트립 접합장치
KR101213354B1 (ko) 2008-04-21 2012-12-17 현대중공업 주식회사 체인링크 설치용 지그장치
CN103758928A (zh) * 2014-01-23 2014-04-30 杭州盾牌链条有限公司 一种用于农用收获机的链条及其链条配件

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CN103758928A (zh) * 2014-01-23 2014-04-30 杭州盾牌链条有限公司 一种用于农用收获机的链条及其链条配件
CN103758928B (zh) * 2014-01-23 2015-09-23 杭州盾牌链条有限公司 一种用于农用收获机的链条及其链条配件

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