JP2000205115A - 操縦スラストベクトルを有する閉鎖エレクトロンドリフトプラズマスラスタ - Google Patents

操縦スラストベクトルを有する閉鎖エレクトロンドリフトプラズマスラスタ

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JP2000205115A JP11374132A JP37413299A JP2000205115A JP 2000205115 A JP2000205115 A JP 2000205115A JP 11374132 A JP11374132 A JP 11374132A JP 37413299 A JP37413299 A JP 37413299A JP 2000205115 A JP2000205115 A JP 2000205115A
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Abstract

(57)【要約】 本スラスタは、共通の板上に、非平行な軸線を有するイ
オン化及び加速の複数の主環状通路(124A,124
B)を具備し、これらの軸線が主環状通路(124A,
124B)の出口方向において集束する。磁気回路(1
31,134,136,311)が、主環状通路(12
4A,124B)において磁場を形成する。本スラスタ
は、さらに、中空陰極(140)と、各主環状通路(1
24A,124B)へのイオン化可能ガスの供給量を調
整する手段と、主環状通路(124A,124B)にお
けるイオン放出及び加速電流を制御するための手段とを
有する。本スラスタのスラストベクトルの方向は、本ス
ラスタの質量をかなり増加させることなく制御可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、操縦可能なスラストベクトルを有する閉鎖エ
レクロトンドリフトプラズマスラスタに関し、このスラ
スタは、陽極とイオン化可能ガス供給手段とに適合する
少なくとも一つの主環状イオン化及び加速通路と、前記
主環状通路に磁場を生成するための磁気回路と、イオン
化可能ガス供給手段と協働する中空陰極とを具備してい
る。
【0002】従来の技術 イオンスラスタ又は閉鎖エレクトロンドリフトスラスタ
のスラストベクトルを操縦することによって、人工衛星
の重心からスラストベクトルを偏倚させることによる姿
勢制御操作を実施することを可能とし、又は、反対に、
熱変形及び推進剤の消費によってもたらされるような人
工衛星の重心の移動に追従するように、スラストベクト
ルを調整することによって不要トルクを打ち消すことを
可能とする。
【0003】この必要性は1970年から認識されてい
た。スラストベクトルを制御するための機構は、どちら
かと言えば複雑であるために、静電式又は電磁式の制御
によって機械式スラスト制御を置き換えるための多数の
試みが成されている。
【0004】射突式イオンスラスタによって、静電式偏
向が最適にもたらされる。最も一般に使用される技術
は、加速器格子の各穴を独立に制御可能な電位の四つの
部分に細分することから成り、3°程度の偏向角度を実
現することを可能とする。それにも係わらず、この種の
技術を使用する産業的な具体化は、まだ成されていな
い。
【0005】こうして、射突式イオンスラスタは、一般
的に、機械的なスラスト操縦装置を使用する。一例とし
て、HS601HP人工衛星のHughesXIPS1
3と、実験用ARTEMIS人工衛星のRIT10及び
UK10スラスタとが挙げられる。
【0006】閉鎖エレクトロンドリフトスラスタによっ
て、電磁式偏向が最適にもたらされる。プラズマスラス
タにおける電界は、電磁ギャップにおける放射状磁場に
よって定められる。もし、放射状磁場の方位の変更が望
まれるならば、電界も変化させられる。次いで、等電位
面の変形が、スラストベクトルの角度を偏向させること
を引き起こす。
【0007】この解決方法は、例えば、文献US−A−
5359258に開示されている。このような環境下に
おいて、外部磁極片は四つの部分に細分され、それぞれ
の部分が、同軸コイルを有する磁心に取り付けられてい
る。このコイルへの送電差が、磁場の方位分布を変更す
るように働く。
【0008】それにも係わらず、この傾向は、現用のス
ラスタに使用されていない。文献EP0800196A
1からも、円弧形状の四つの磁心に取り付けられた四つ
のコイルが放射状磁場の方位を変化させるように働くス
ラスト操縦装置が公知である。
【0009】閉鎖エレクトロンドリフトスラスタのスラ
ストベクトルを電磁式に制御するための種々の技術は、
3°に匹敵する偏向角度を得ることを可能とするが、こ
れらは、このようなスラスタの特定の物理的性質のため
に、一連の欠点を有している。特に、電界を局部的に増
加することは、浸食領域の位置を変化させる。軸線方向
に対称にしないと、外形磨耗が特定の側に顕著となる
(人工衛星の重心が移動する方向が定まっているため
に)。ビームが向けられる基準方向を変更することが必
要である限り、プラズマと磨耗した通路壁との間の境界
面は、もはや、対称ではない。これは、前もって磨耗を
抑えるようにされた側に際立つ磨耗を起こすが、特に、
交換される磨耗限界を起こし、これは、操作の非常な妨
げとなる可能性がある。
【0010】寿命試験は電磁式制御装置を特定すること
が困難であることも気づくべきである。寿命がスラスト
ベクトルの操縦方法に関する危険に及ぶと直ぐに、寿命
試験中におけるスラストベクトルの操縦方法が実際の操
作において遭遇するいくつかの不作為の規定より過酷で
あることを実際的に証明することが不可能となる。
【0011】イオンビーム(スラストベクトル)が偏向
される時のもう一つの欠点は、効率の大幅な低下に関連
するものである。軸線方向に対称なスラスタにおいて、
横断電界及び磁場の作用下における環状通路でのエレク
トロンのドリフト動作に対抗するものはない(これ
が、”閉鎖エレクトロンドリフト”スラスタの由来であ
る)。
【0012】もし、通路壁が磁極片に関して偏倚してい
るならば、エレクトロンと壁との間の衝突の増加のため
に、効率の低下が見られる。もし、磁場が局部的に増加
するならば、同じ作用が起こる。これは、非対称の磨耗
によって悪化する。
【0013】スラストベクトルを制御するための簡単な
手段は、複数のスラスタの使用から構成可能であり、そ
れぞれのスラスト力は個々に制御される。
【0014】次いで、合成スラストベクトルの方向及び
振幅を固定することが非常に容易であり、寿命はスラス
トの操縦方法から独立となる。不幸にも、このような方
法は、少なくとも三つのスラスタ及び少なくとも三つの
電力供給源が必要とされる時に高価となる欠点がもたら
される。
【0015】本発明の目的及び要約 本発明は、前述で特定した欠点を改善することと、コス
ト及び搭載全質量を過剰に増加させない装置によってス
ラストベクトルを操縦することを目的とし、この装置
は、結果的に、完全な組の多数のスラスタを具備せず、
一方、それにも係わらず、十分な大きさの偏向角度を有
して制御不可能な非対称をもたらすことなく、容易な及
び効果的なスラストベクトルの操縦における制御を実現
することを可能とする。
【0016】これらの目的は、操縦可能なスラストベク
トルを有する閉鎖エレクトロンドリフトプラズマスラス
タによって達成され、本スラスタは、陽極とイオン化可
能ガス供給手段とに適合する少なくとも一つの主環状イ
オン化及び加速通路と、前記主環状通路に磁場を生成す
るための磁気回路と、イオン化可能ガス供給手段と協働
する中空陰極とを具備し、本スラスタは、平行でなく前
記主環状通路の出口から下流側で収束する軸線を有する
複数の主環状イオン化及び加速通路を具備し、磁場を生
成するための磁気回路が、下流側に位置して全ての環状
通路に共通な第一外部磁極片と、下流側の第一外部磁極
片から上流側に配置されて全ての環状通路に共通な第二
磁極片と、主環状通路の数と同数で主環状通路の軸線回
りに配置された第一コアに取り付けられた複数の内部磁
極片と、複数の第一コア回りのそれぞれに配置された複
数の第一コイルと、主環状通路の間に位置する空間に配
置された第二コアに取り付けられた複数の第二コイルと
を具備し、第二コイルの前記第二コアは、それらの上流
側部分を介して強磁性バーによって相互接続され、それ
らの下流側部分を介して前記下流側の第一外部磁極片へ
接続され、本スラスタは、主環状通路のそれぞれへのイ
オン化可能ガス供給流量を調整するための手段と、主環
状通路におけるイオン放電及び加速電流を制御するため
の手段とを具備することを特徴とする。
【0017】主環状イオン化及び加速通路の軸線は、ス
ラスタの幾何学的軸線に収束し、スラスタの幾何学的な
軸線に関して5°から20°の範囲内の角度を形成す
る。
【0018】各主環状イオン化及び加速通路は、分離器
を介して流量調整器へ接続された管によってイオン化可
能ガスを供給するマニホルドと協働する陽極を具備して
いる。
【0019】中空陰極には、分離器を介してヘッド損失
部材へ接続された管へ通じている。流量調整器及びヘッ
ド損失部材は、電気制御弁によって制御される共通管へ
通じている。
【0020】本スラスタは、中空陰極と陽極との間で放
電させるための電力供給回路を具備し、主環状通路の放
電振動は、陰極と陽極との間に位置するフィルタによっ
て減結合される。
【0021】陽極の放電電流を制御するために、本スラ
スタは、電流検出器と流量調整器で作動する電流調整器
とを有するサーボ制御ループを具備し、この電流調整器
は、合計放電電流関連値と少なくとも一つの軸線回りに
操縦するための少なくとも一つのスラストベクトル偏向
関連値とを受け入れ、イオン放電及び加速電流は、複数
の第一コイル及び複数の第二コイルが陰極と電力供給回
路の負端子との間において直列に接続されている前記磁
気回路によって定められた磁場分布によって制御され
る。
【0022】流量調整器は、放電電流サーボ制御ループ
によって、又は他に、熱的、圧電的、又は磁気歪的に作
動する電気制御微量測定弁によって制御される熱的毛管
手段によって構成されて良い。
【0023】電流検出器は、数百ボルトの電圧で陽極の
それぞれにおける電流を測定するために、電気的に絶縁
されて良い。各主環状通路における流量範囲は、公称流
量の50%から120%の範囲である。第二コイルの数
は、4から10の範囲であって良い。
【0024】種々可能な実施形態において、スラスタ
は、二つの主環状通路、又は、スラスタの軸線回りに三
角形状に配置された三つの主環状通路、又は他に、スラ
スタの軸線回りに四角形状に配置された四つの主環状通
路を具備している。
【0025】特定の実施形態において、第二コイルの数
は主環状通路の倍数であり、各通路に配分された第二コ
イルの各部分組のコイルは直列に接続され、第二コイル
のそれぞれの部分組は、直列に接続されたコイルのイン
ピーダンスを等しくして並列に接続される。
【0026】もう一つの特定の実施形態において、第二
コイルの数は、主環状イオン化及び加速通路の倍数であ
り、それぞれの通路に配分された第二コイルの部分組の
それぞれのコイルへは、電流微細調整器を介して電力供
給される。
【0027】特定の実施形態において、スラスタは、ス
ラストベクトルを操縦するためのデジタルサーボ制御ル
ープを具備し、合計スラスト関連値及びスラストベクト
ル偏向値はデジタル形式で与えられ、二つの関連値が矛
盾する場合において、スラストベクトル関連値は合計ス
ラスト関連値より優先される。
【0028】有利に、スラスタは、ラジエータと、電気
的及び流体的接続のためのハウジングとして機能する共
通の基板を具備する。一実施形態において、イオン化可
能ガス供給量を調整するための手段は、二つの軸線回り
の制御を提供するために、スラストベクトル偏向のため
の二つの関連値を受け取る。
【0029】特定の実施形態において、スラスタは、イ
オン化可能ガス供給量を調整するための手段を使用して
第一軸線回りの制御を提供することを可能とする二つの
主環状イオン化及び加速通路を具備し、さらに、第二軸
線回りにおけるスラスタの基板への機械的枢着手段を具
備する。この場合において、スラスタの基板は、50°
の最大角度を有して前記第二軸線回りに枢着されてい
る。
【0030】特定の態様において、スラスタの基板は、
固定プラットフォームに取り付けられた少なくとも一つ
の可撓膜によって予め押圧されて基板へ直接的に固定さ
れた二つの球軸受において前記第二軸線回りに枢着さ
れ、可動部組立体の重心が回転軸線の近傍に位置され、
回転角度は電気モータと角度固定を提供する減速歯車と
によって制御される。
【0031】本発明の他の特徴及び利点は、添付図面を
参照して例として与えられた特定実施形態の以下の記述
を読むことで明らかとなる。
【0032】本発明の特定実施形態の詳細な記述 それぞれに複数の主環状イオン化及び加速通路が設けら
れた閉鎖エレクトロンドリフトプラズマスラスタのそれ
ぞれの実施形態の以下の記述において、それぞれの主環
状通路において同様な又はそれぞれの異なる通路に関連
する部材は、同じ参照番号が与えられるが、単一スラス
タにおいて第一、第二、第三、又は第四環状通路が参照
されるかに依存して添字A、B、C、又はDが付けられ
る。
【0033】図1から3は、並んで配置された二つの主
環状通路124A及び124Bを有して本質的に矩形の
外形を区画形成するプラズマスラスタを示している。二
つの通路124A及び124Bの軸線241A及び24
1Bは、スラスタの幾何学的軸線752に関して所定角
度242で傾斜されている。単一の中空陰極140は、
二つの主通路124A及び124Bと協働する。
【0034】図18に示す種類の単一の主環状通路を有
する一般的なプラズマスラスタは、大体において、外部
磁極片34と協働する四つの外部コイル31を有してい
る。
【0035】二つの主環状通路124A及び124Bを
有する本発明のプラズマスラスタでは、二つの通路12
4A及び124Bの間の中間平面近傍に位置する一対の
隣接外部コイル131を組み合わせることが可能であ
る。その結果として、非常に開いたV形状(図1及び2
参照)で共通外部磁極片134へ接続された六つの外部
コイル131だけを使用することが可能となる。
【0036】内部磁極片135A及び135Bは、主環
状通路124A及び124Bの軸線241A及び241
B回りに配置された第一コア138A及び138Bに取
り付けられ、それにより、第一コアは存在する環状通路
124A及び124Bと同数である。第一コア138A
及び138B回りに配置された内部又は第一コイル13
3A及び133Bもまた、環状通路124A及び124
Bの数と同数存在する(図3)。
【0037】外部コイル131又は第二コイルは、二つ
の主環状通路124A及び124Bの間に位置する空間
に配置された第二コア137に取り付けられている。こ
のコイル131のコア137は、外部下流側磁極片13
4へ接続された下流側部分を有している。もう一つの外
部磁極片311は、上流側に配置され、環状通路124
A及び124B回りに配置された部分311A及び31
1Bを有しており、第一又は下流側外部磁極片134か
ら上流側に配置されている(図3及び17)。
【0038】通路124A及び124Bと磁気回路要素
とが、好ましくは軽合金から形成されてラジエータとし
て機能する基板175へ固定されている。電気的及び流
体的接続部は、基板に設けられた空洞内に収納されてい
る。
【0039】例として、磁気回路は、米国特許第535
9258号に開示されたと同様に又は1998年の8月
25日に出願された仏国特許出願第98/10674号
に開示されたと同様に形成され、図3及び17に示され
ている。
【0040】特に、図3、16、及び17を参照する
と、絶縁壁122Aによって区画形成された124Aの
ような各環状通路が、その下流側端部において開口さ
れ、その上流側部分において切頭円錐状でその下流側部
分において円筒状の部分を有している。環状陽極125
Aは、下流側方向に開口する円錐部を形成する傾斜部分
を有している。この陽極125Aは、プラズマとの接触
面積を増大するために、陽極125Aの中実部分116
Aに形成された細長穴117Aを有していても良い。イ
オン化可能ガスマニホルド127Aから到来するイオン
化可能ガスを噴出するための穴部120Aは、陽極12
5Aの壁部を貫通して形成されている。このマニホルド
127Aには、管126Aを介してイオン化可能ガスが
供給される。陽極125Aは、セラミック材料から形成
されて通路124Aを区画形成する部分122Aに関し
て、例えば、中実円形断面支柱114A及び少なくとも
二つの支柱115Aによって支持可能であり、この部分
は薄くて適応性のあるブレードを構成する分離器300
Aは、管126Aと、陽極−陰極の放電のための電力供
給の正極へ電気接続部145Aによって接続された陽極
125Aとの間に介在している。
【0041】内部磁極片135Aは、円錐形状の第二内
部上流側磁極片351Aへ接続された複数の放射状アー
ム352Aによって、スラスタの上流側部分へそれ自身
延長された中心軸磁気コア138Aによって延長されて
いる。第二内部磁気コイル132Aは、第二内部磁極片
351Aの外側上流側部分に設置可能である。内部コイ
ル132Aからの磁場は、放射状アーム352Aと一直
線に位置する放射状アーム136によって、及び、外部
磁極片311Aによって、及び、内部磁極片351Aに
よって方向付けられる。小さな隙間361を、放射状ア
ーム352Aと放射状アーム136との間に残すことが
できる。
【0042】優れた絶縁材料の遮蔽形成シート130A
は環状通路124Aから上流側に配置され、優れた絶縁
材料の遮蔽形成シート301Aが、通路124Aと内部
コイル133Aとの間にも介在されている。遮蔽130
A及び301Aは、コイル133A及び132Aと、基
板175とへ向かう通路124Aによって放射された磁
束の主部分を除去する。
【0043】複数の通路124A及び124Bを有する
本発明のプラズマスラスタの状況において、両通路12
4A及び124Bへの電力供給のために単一の陰極14
0を使用することができる。この陰極140は、ビーム
の両側に関して明らかに影響しないように位置させた雲
状プラズマを生成し、さらに、通路124A及び124
Bの軸線241A及び241Bが収束するために、これ
は、プラズマビームが横断することを意味し、それによ
り、ビームの間のインピーダンスが減少すると思われ
る。それにも係わらず、特に、もし通路の数が四つ以上
であるならば必要とされる陰極を追加することが不可能
でない。
【0044】二つの通路124A及び124Bを有する
図1から3のスラスタは、一つの軸線回りにスラストベ
クトルを操縦することを可能とする。
【0045】図5から9に示した種類の三つの通路12
4Aから124Cを有するスラスタ形状は、二つの軸線
回りのスラストベクトルを操縦することを可能とする。
【0046】図5及び6の実施形態において、三角形状
に配置された三つの主環状通路124A、124B、及
び124Cの軸線241A、241B、及び241C
は、スラスタの軸線752上で収束する。各通路124
Aから124Cは、ダイヤモンド形状の四つの外部コイ
ル131によって取り囲まれている。これらコイル13
1のいくつかは、外部コイル131の全数が12となる
ことに代えて七つに減少されるように、二つの隣接通路
と協働する。
【0047】外部コイル131のアンペア回数は、電力
供給される磁極片の周囲長さの関数として調整される。
アンペア回数は、四つの中央コイルにおいて同一であ
り、一方、通路124Aから124Cによって区画形成
される三角形の頂点近傍に配置された三つの外部コイル
131は、中央コイル131のアンペア回数の2/3だ
けである。
【0048】三つの通路124A、124B、及び12
4Cを有するスラスタの他の主要素は、特に、軽合金か
ら形成された共通の基板175と、共通の陰極140
と、内部コイル133Aから133Cの磁気コア138
Aから138Cと、多数の強磁性バー136によって相
互接続された外部コイル131の磁気コア137とに関
して、二つの通路124A及び124Bを有するスラス
タのものと同様である。
【0049】図8及び9は、外部コイル131の数及び
配置においてだけ図5及び6の実施形態と異なる三つの
主環状通路124A、124B、及び124Cを有する
スラスタを示している。
【0050】図8及び9の実施形態において、十の外部
コイル131が存在している。これらは、各主環状通路
124A、124B、及び124Cが不規則五角形を形
成する五つのコイルによって取り囲まれるように分配さ
れている。この不規則性は、約10°の通路の収束角度
のためである。正五角形は、もし、通路の収束角度がよ
り大きな約37°であるならば、得ることができる。外
部コイル131のいくつかは、外部コイル131の全数
が十五である代わりに十に減少されるように、通路12
4Aから124Cの二つ又は三つに同時に作用する。共
通の磁極片134は磁場を平均化する。
【0051】図8及び9の配置は、大きなスラスタにと
って有利であり、一方、外部磁極片134を軽量化する
ように、外部コイル131を分割することが好ましい。
外部磁極片134及び基板175は、六角形の頂点近傍
に配置された六つの外部コイル131と、三つの通路1
24Aから124Cの間において星型に分配された四つ
の外部コイル131とを有する不規則六角形の形状であ
る。
【0052】図10及び11は、本質的に四角形状に配
置されて九つの外部コイル131と協働する四つの主環
状通路124A、124B、124C、及び124Dを
有するスラスタを示している。各通路124Aから12
4Dは、四つの外部コイル131によって取り囲まれて
いる。外部コイル131のいくつかは、複数の通路に関
して機能する。本質的に四角形状の磁極片134及び基
板175の角部近傍に配置されたコイル131だけが、
単一の通路124Aから124Dだけに機能する。その
結果として、外部コイル131の数は十六から九つに減
少可能である。
【0053】決定された偏向を得るために、軸線752
に関する軸線241Aから241Dの角度を増加するこ
とが必要であり、この角度242は、二つの通路を有す
るスラスタに設けられた角度の二倍となる。
【0054】図13から15を参照すると、図1から3
のスラスタと本質的に同様な二つの通路124A及び1
24Bを有する本発明のスラスタを見ることができる。
しかしながら、図13から15において、本スラスタ
は、単軸機械式操縦手段にも適合する。
【0055】二つの主環状通路124A及び124B
と、それらと協働する六つの外部コイル131とは、5
°から20°の範囲内とすることができる角度に渡り第
一軸線回りのスラストベクトルの操縦における適応性の
ある容易な制御を提供する。単軸機械式操縦手段は、例
えば、約50°の大きな角度783に渡りスラストベク
トルの方向を操縦することを可能として、第二軸線回り
のスラストベクトルの方向の制御を可能とする。
【0056】単軸機械式操縦装置は、非常に簡単で、重
量が非常に軽く、二軸機械式操縦装置より高い耐久性を
有していることが注目される。特に、単軸装置によっ
て、スラスタの重心751が操縦装置の回転軸線782
上に設置することができ、それにより、任意の固定装置
を省略することが可能となる。角度固定は、例えば、電
気モータ177及び減速歯車179を具備する反転不可
能回転制御機構によって直接的に得ることができる。機
械的に操縦可能なスラスタの台175の回転軸線は、ス
ラスタが動かされる間の動的な力に耐えることができる
二つの斜め接触球軸受178によって実現可能である。
二つの斜め接触軸受178の少なくとも一つは、弾性膜
781に取り付けられ、熱勾配に関して一定で独立した
予め与えられた押圧を保証することを可能とし、それに
より、例えば、ヨーロッパ特許第0325073号に開
示されているような障害を防止する。弾性膜781は、
それ自身、固定基板176に取り付けられている。電気
接続は可撓ケーブルによって提供され、イオン化可能ガ
スはホースによって提供される。
【0057】単軸機械式操縦の二つの通路124A及び
124Bを有するスラスタは、スラストベクトルが、一
つの軸線回りの大きな角度を通して及び他の軸線回りの
小さな角度を通して指向可能であることが必要とされる
時に、特に役立つ。
【0058】これは、地球静止移動軌道(GOT)と最
終的な地球静止軌道(GEO)との間を移動するため
に、南北制御を得るために、及び、さらに、スラストベ
クトルが軌道面において及び軌道面を離れて操縦される
ことを必要とする使命のために(GTO−GEOの移動
のための傾き修正又は所定の衛星使命のために)、プラ
ズマスラスト力を使用する通信衛星にとって特に適す
る。
【0059】一般的に、本発明により、スラストベクト
ルは、共通の磁気回路134に含まれて単一の中空陰極
140と単一の供給ブロック190との両方へ接続され
ている複数の主イオン化及び加速環状通路124Aから
124Dへスラスト流体を別けて供給することによって
制御される(図4)。
【0060】固定された放射状の磁場(共通の中空陰極
140によって送られた電流によって決定されるよう
な)のために、非収束方式(スパイク方式として知られ
ている)で作動する閉鎖エレクトロンドリフトモータに
とっては、所定の流量余裕と、こうして、所定の放電電
流余裕とが存在する。スラスト力は、実質的に、公称作
動位置回りの小さな範囲において、放電電流及び流量に
比例するために、流量を変更することによって各通路1
24Aから124Dの個々のスラスト力を制御すること
は容易である。これは、例えば、放電電流サーボ制御ル
ープによって制御される熱的毛管手段を具備する個々の
流量調整器185Aから185Dによって容易に実現さ
れる。電気制御微量計測値(熱式、圧電式、又は、磁気
歪式のアクチュエータを有する)を使用することも可能
である。
【0061】一般的な静止プラズマスラスタにおいて、
電流センサは、電流戻し線に(接地電位に近い電位が陰
極の電位からコイルの電圧降下を減算した値に等しいた
めにこの電位において)設置される。
【0062】この場合において、各陽極の電流を測定す
ることも必要である。陽極電位が300Vであるため
に、電気的絶縁された電流検出器193Aから193D
によってこの測定を実施することが好ましい。例えば、
それぞれが一つの陽極の電流を送る二つの反対巻きのソ
レノイドの軸線上にホール効果センサを設置することに
よって二つのワイヤの間の電流差を測定することが可能
である。
【0063】図4は、三つの通路124Aから124C
(及び、こうして、三つの陽極125Aから125C)
を有するスラスタの電気回路を示している。各陽極12
5Aから125Cは、L−C回路(911Aから911
C)によって構成されたフィルタを介して共通供給部へ
接続されている。これは、各通路の間の振動周波数を減
結合するように機能し、これらの周波数は、異なる流量
のために僅かに異なる可能性がある。
【0064】単一のスラスタへ供給する電力供給ブロッ
クに比較して、唯一のさらなる複雑化は、さらなる流量
制御調整器と絶縁された電流差検出器(92,921,
922)を追加することである。
【0065】図4の回路は、もちろん、図10及び11
に示す実施形態のように、四つの通路124Aから12
4Dを有する実施形態へ適用可能である。このような状
況において、必要とされる全ては、さらなる分岐部であ
り、その要素には添字Dが与えられる。
【0066】通路124Aから124Dに対応する各分
岐部において、一室が、陽極125Aから125Dと、
ホース118Aから118Dによってイオン化可能ガス
が供給されるマニホルド127Aから127Dと、分離
器(300Aから300D)と、電気制御弁187によ
って制御される共通の供給ホース部分126へ接続され
た流量調整器(185Aから185D)とを具備する。
共通のホース126は、さらに、ヘッド損失部材186
及び分離器300によって中空陰極140へ通じてい
る。放電は、電力供給回路191によって中空陰極14
0と陽極125Aから125Dとの間で実現される。各
通路における放電振動は、各陽極125Aから125D
と陰極140との間に設置されたフィルタ911Aから
911Dによって減結合される。各陽極の放電電流は、
電流検出器193Aから193D、好ましくは、電気的
絶縁検出器と、単軸制御にとってのスラストベクトル偏
向のための一つの関連値922又は二軸制御にとっての
スラストベクトル偏向のための二つの関連値922と合
計放電電流のための関連値921とを受け入れる調整器
192とを有するサーボ制御ループによって制御され
る。イオン放出及び加速電流は、全ての通路に共通な外
部下流側磁極片134と、全ての通路に共通な外部上流
側磁極片311と、コア137に取り付けられた外部コ
イル131と、コイル133Aから133Dに適合した
コア138Aから138Dに取り付けられた内部磁極片
135Aから135Dとによって決定されるような磁場
の分布によって制御される。全ての磁極片の端部は、通
路124Aから124Dの軸線241Aから241D回
りの同軸トーラス形状の外形を有する。内部コイル13
3Aから133D及び外部コイル131は、陰極と、電
力供給回路191の負端子との間に直列に接続され、一
方、それぞれのコアは強磁性バー136によって上流側
で接続されている。調整回路は、各通路124Aから1
24Dにおいて、一般的に公称流量の50%から120
%に渡る流量範囲を確定することを可能とする。
【0067】調整回路の種々の実施形態の変更は可能で
ある。こうして、特定の変更において、外部コイル13
1の数は、主環状通路124Aから124Dの数の倍数
であり、各通路124Aから124Dへ割り当てられた
コイル部分組立体131のそれぞれのコイルは直列に接
続され、一方、それぞれのコイル部分組立体131は並
列に接続され、直列に接続されたコイルのインピーダン
スは等しい。
【0068】もう一つの変更において、外部コイル13
1の数は、環状通路124Aから124Dの数の倍数で
あり、それぞれの通路に割り当てられたコイルの部分組
のそれぞれのコイルは、電流微細調整器によって電力供
給される。
【0069】さらにもう一つの変更において、スラスト
ベクトルの操縦をサーボ制御するために、デジタルルー
プが設けられ、合計スラスト関連値及びスラストベクト
ル偏向関連値は、デジタル形式で与えられ、スラストベ
クトル偏向関連値は、二つの関連値が矛盾する場合にお
いて、合計スラスト関連値に対して優先される。
【0070】本発明の多重通路スラスタは、3°の旋回
を可能とする基板上に取り付けられた単一のスラスタと
スラスト力を制御するための同じ能力を提供可能である
ことが判る。
【0071】例えば、一つの星座の衛星の一つへ提供さ
れる単一のスラスタの場合において、スラスタと衛星の
重心との間の距離は、約1メータ(m)である。偏向角
度θでスラスト力Fによって生じるトルクは、C=F・
sinθに等しく、すなわち、θ=3°ではC=0.0
523Fである。
【0072】140mmだけ離間した二つの通路を有
し、各ビームが100mmの直径を有し、公称単位スラ
スト力F1=F/2である本発明のスラスタでは、も
し、個々の通路の軸線が10°の半分の角度αだけ逸れ
ているならば、各通路において個々のスラスト力を変化
させることによって実現可能なトルク変化は、 C=(0.07+sin10°)(ΔF1 −ΔF2 ) C=0.21136(ΔF1 −ΔF2 )である。 変化における絶対値を等しくするために、ΔF1 =0.
215Fで与えられる制御関係が満足される。スラスト
力における変化は、こうして、約20%であり、制御は
容易である。
【0073】質量150kgの通信衛星のような衛星に
搭載されたイオン化可能ガスの追加質量によって、従来
技術の実施形態は、さらなる搭載質量が12kgより重
いような二つの操縦板を有することが理解される。単一
の操縦板及び複数の通路を有する本発明のスラスタで
は、キセノンのようなイオン化可能ガスの追加質量にと
って、二つの操縦板を有する従来技術の装置によって必
要とされる追加質量より少ない約2kgであることが必
要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】二つの主環状通路を有する本発明のプラズマス
ラスタの第一実施形態を示す概略側面図である。
【図2】図1のプラズマスラスタを示す下流側から見た
端面図である。
【図3】図1及び2に示すプラズマスラスタの実施形態
における特定断面の斜視図である。
【図4】三つの主環状通路を有する本発明のプラズマス
ラスタの第二実施形態のための電気及び流体ブロック図
である。
【図5】三角形状に配置された三つの主環状通路と七つ
の外部コイルとを有する本発明のプラズマスラスタの実
施形態を示す概略側面図である。
【図6】図5のプラズマスラスタを示す下流側から見た
端面図である。
【図7】図5及び図6のスラスタの通路がどのようにし
て傾斜させられたかを示す図である。
【図8】二つの外部コイルを備えて三角配置された三つ
の主環状通路を有する本発明のプラズマスラスタのもう
一つの実施形態を示す概略側面図である。
【図9】図8のプラズマスラスタを示す下流側から見た
端面図である。
【図10】四角配置の四つの主環状通路と九つの外部コ
イルとを有する本発明のプラズマスラスタの実施形態を
示す概略側面図である。
【図11】図10のプラズマスラスタを示す下流側から
見た端面図である。
【図12】図10及び図11のスラスタの通路の傾斜を
示す図である。
【図13】本発明のプラズマスラスタのさらにもう一つ
の実施形態を示す概略側面図であり、本実施形態は、二
つの主環状通路と六つの外部コイルとを有し、機械的な
指向軸線に適合している。
【図14】図13のプラズマスラスタを示す下流側から
見た端面図である。
【図15】機械的な指向軸線の詳細実施を示す図14の
矢印Fから見た側面図である。
【図16】本発明のスラスタの主環状通路のそれぞれに
組み込み可能な陽極を示す軸線方向断面の斜視図であ
る。
【図17】本発明のスラスタの主環状通路の一つの可能
な実施形態を示す軸線方向半断面図である。
【図18】単一の主環状通路と機械的な指向手段とを具
備する従来のプラズマスラスタを示す側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリック クリンジェ フランス国,77300 フォンテーヌブロー, リュ ドゥ フランス 72 (72)発明者 ミシェル リスジク フランス国,77550 モワッシー−クラメ イエル,リュ ダルトワ 121

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操縦可能なスラストベクトルを有する閉
    鎖エレクトロンドリフトプラズマスラスタであって、前
    記スラスタは、陽極及びイオン化可能ガス供給手段に適
    合する少なくとも一つのイオン化及び加速の主環状通路
    と、前記主環状通路に磁場を形成するための磁気回路
    と、前記イオン化可能ガス供給手段と協働する中空陰極
    (140)とを具備し、前記スラスタは、非平行で前記
    主環状通路(124Aから124D)の出口から下流側
    において集合する軸線(241Aから241D)を有す
    る複数のイオン化及び加速の主環状通路(124Aから
    124D)を具備し、磁場を形成するための前記磁気回
    路は、全ての前記主環状通路の下流側で共通の第一外部
    磁極片(134)と、全ての前記主環状通路に共通で下
    流側の前記第一外部磁極片(134)から上流側に配置
    された第二外部磁極片(311)と、前記主環状通路
    (124Aから124D)の前記軸線(241Aから2
    41D)回りに配置された第一コア(138Aから13
    8D)に取り付けられて前記主環状通路(124Aから
    124D)の数と等しい複数の内部磁極片(135Aか
    ら135D)と、複数の前記第一コア(138Aから1
    38D)回りのそれぞれに配置された複数の第一コイル
    (133Aから133D)と、前記主環状通路の間に位
    置する空間に配置された第二コア(137)に取り付け
    られた複数の第二コイル(131)とを具備し、前記第
    二コイル(131)の前記第二コア(137)は、強磁
    性バー(136)によって上流部分を介して相互接続さ
    れ、下流側の前記第一外部磁極片(134)へ下流部分
    を介して接続され、前記スラスタは、前記主環状通路
    (124Aから124D)のそれぞれへのイオン化可能
    ガス流量を調整するための調整手段(192)と、前記
    主環状通路(124Aから124D)においてイオン放
    出及び加速電流を制御するための制御手段(191)と
    を具備することを特徴とする閉鎖エレクトロンドリフト
    プラズマスラスタ。
  2. 【請求項2】 イオン化及び加速の前記主環状通路(1
    24Aから124D)の前記軸線(241Aから241
    D)は、前記スラスタの幾何学的軸線(752)に集束
    することを特徴とする請求項1に記載のプラズマスラス
    タ。
  3. 【請求項3】 イオン化及び加速の前記主環状通路(1
    24Aから124D)の前記軸線(241Aから241
    D)は、前記スラスタの幾何学的軸線(752)と5°
    から20°の範囲内に位置する角度を形成することを特
    徴とする請求項1又は2に記載のプラズマスラスタ。
  4. 【請求項4】 イオン化及び加速の前記主環状通路(1
    24Aから124D)のそれぞれは、分離器(300A
    から300D)を介して流量調整器(185Aから18
    5D)へ接続された管(118Aから118D)によっ
    て前記イオン化可能ガスが供給されるマニホルド(12
    7Aから127D)と協働する陽極(125Aから12
    5D)を具備することを特徴とする請求項1から3のい
    ずれかに記載のプラズマスラスタ。
  5. 【請求項5】 前記中空陰極(140)は、分離器(3
    00)を介してヘッド損失部材(186)へ接続された
    管へ通じていることを特徴とする請求項1から4のいず
    れかに記載のプラズマスラスタ。
  6. 【請求項6】 前記流量調整器(185Aから185
    D)及び前記ヘッド損失部材(186)は、電気制御弁
    (187)によって制御される共通管(126)へ通じ
    ていることを特徴とする請求項4又は5に記載のプラズ
    マスラスタ。
  7. 【請求項7】 前記中空陰極(140)と前記陽極(1
    25Aから125D)との間で放電させるための電力供
    給回路(191)を具備し、前記主環状通路(124A
    から124D)の放電振動は、前記中空陰極(140)
    と前記陽極(125Aから125D)との間に位置する
    フィルタ(911Aから911D)によって減結合され
    ることを特徴とする請求項4又は5に記載のプラズマス
    ラスタ。
  8. 【請求項8】 前記陽極(125Aから125D)の放
    電電流を制御するために、電流検出器(193Aから1
    93D)と、前記流量調整器(185Aから185D)
    上で作動する電流調整器(192)とを有するサーボ制
    御ループを具備し、前記電流調整器は、合計放電電流関
    連値(921)と少なくとも一つの軸線回りの操縦のた
    めの少なくとも一つのスラストベクトル偏向関連値(9
    22)とを受け入れ、前記イオン放出及び加速電流は、
    前記磁気回路によって決定される磁場分布によって制御
    され、前記磁気回路において、複数の前記第一コイル
    (133Aから133D)と複数の前記第二コイル(1
    31)とは、前記中空陰極(140)と前記電力供給回
    路(191)の負端子との間に直列に接続されているこ
    とを特徴とする請求項7に記載のプラズマスラスタ。
  9. 【請求項9】 前記流量調整器(185Aから185
    D)は、放電電流サーボ制御ループによって制御される
    熱的毛管手段によって構成されることを特徴とする請求
    項8に記載のプラズマスラスタ。
  10. 【請求項10】 前記流量調整器(185Aから185
    D)は、熱式、圧電式、又は、磁気歪式に作動される電
    気制御微量測定弁によって構成されていることを特徴と
    する請求項8に記載のプラズマスラスタ。
  11. 【請求項11】 前記電流検出器(193Aから193
    D)は、数百ボルトの電位で前記陽極(125Aから1
    25D)のそれぞれにおいて電流を測定するために電気
    的に絶縁されていることを特徴とする請求項8に記載の
    プラズマスラスタ。
  12. 【請求項12】 各前記主環状通路(125Aから12
    5D)における流量範囲は、公称流量の50%から12
    0%の範囲であることを特徴とする請求項1から11の
    いずれかに記載のプラズマスラスタ。
  13. 【請求項13】 前記第二コイル(131)の数は、4
    から10の範囲内であることを特徴とする請求項1から
    12のいずれかに記載のプラズマスラスタ。
  14. 【請求項14】 ラジエータとして、及び、電気的及び
    流体的接続のためのハウジングとして機能する共通基板
    (175)を具備することを特徴とする請求項1から1
    3のいずれかに記載のプラズマスラスタ。
  15. 【請求項15】 イオン化及び加速の二つの前記主環状
    通路(124A,125B)を具備することを特徴とす
    る請求項1から14のいずれかに記載のプラズマスラス
    タ。
  16. 【請求項16】 イオン化及び加速の二つの前記主環状
    通路(124A,125B)を具備し、前記イオン化可
    能ガスの供給量を調整するための前記調整手段(19
    2)を使用して第一軸線回りの制御を提供することを可
    能とし、さらに、第二軸線回りにおける前記スラスタの
    前記基板(175)への機械的枢着手段を具備すること
    を特徴とする請求項14又は15に記載のプラズマスラ
    スタ。
  17. 【請求項17】 前記スラスタの前記基板(175)
    は、50°の最大角度(783)で前記第二軸線(78
    2)回りに枢着されていることを特徴とする請求項16
    に記載のプラズマスラスタ。
  18. 【請求項18】 前記スラスタの前記基板(175)
    は、固定プラットフォーム(176)に取り付けられた
    少なくとも一つの可撓膜(781)によって予め押圧さ
    れて前記基板(175)に直接的に固定された二つの球
    軸受(178)上で前記第二軸線(782)回りに枢着
    され、可動部組立体の重心(751)は、回動軸線(7
    82)の近傍に位置し、回動角度(783)は、電気モ
    ータ(177)及び角度固定を提供する減速ギヤ(17
    9)によって制御されることを特徴とする請求項16又
    は17に記載のプラズマスラスタ。
  19. 【請求項19】 前記スラスタの軸線(752)回りに
    三角形状に配置された三つのイオン化及び加速の前記主
    環状通路(124Aから124C)を具備することを特
    徴とする請求項1から14のいずれかに記載のプラズマ
    スラスタ。
  20. 【請求項20】 前記スラスタの軸線(752)回りに
    四角形状に配置された四つのイオン化及び加速の前記主
    環状通路(124Aから124D)を具備することを特
    徴とする請求項1から14のいずれかに記載のプラズマ
    スラスタ。
  21. 【請求項21】 前記第二コイル(131)の数は、イ
    オン化及び加速の前記主環状通路(124Aから124
    D)の数の倍数であり、各前記主環状通路(124Aか
    ら124D)に割り当てられた前記第二コイルの各部分
    組のコイルは直列に接続され、前記第二コイル(13
    1)の各部分組は並列に接続され、直列に接続されたコ
    イルのインピーダンスが等しくされていることを特徴と
    する請求項1から20のいずれかに記載のプラズマスラ
    スタ。
  22. 【請求項22】 前記第二コイル(131)の数は、イ
    オン化及び加速の前記主環状通路(124Aから124
    D)の数の倍数であり、各前記主環状通路(124Aか
    ら124D)に割り当てられた前記第二コイルの各部分
    組のコイルは電流微細調整器を介して電力供給されるこ
    とを特徴とする請求項1から20のいずれかに記載のプ
    ラズマスラスタ。
  23. 【請求項23】 スラストベクトルを操縦するためのデ
    ジタルサーボ制御ループを具備し、合計スラスト関連値
    とスラストベクトル偏向関連値とが、デジタル形式で与
    えられ、前記スラストベクトル偏向関連値は、二つの前
    記関連値が矛盾する場合において、合計スラスト関連値
    より優先されることを特徴とする請求項1から20のい
    ずれかに記載のプラズマスラスタ。
  24. 【請求項24】 前記イオン化可能ガスの供給量を調整
    するための前記調整手段(192)は、二つの軸線回り
    の制御を提供するために、スラストベクトル偏向のため
    の二つの関連値を受け入れることを特徴とする請求項1
    から15、19、及び20のいずれかに記載のプラズマ
    スラスタ。
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