JP2000203626A - ラッシング装置とそのためのコ―ドアンカ―及びコ―ドクリップ - Google Patents
ラッシング装置とそのためのコ―ドアンカ―及びコ―ドクリップInfo
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術における問題点を克服しかつ経済的
である新規なラッシング装置とこの装置のためのテーク
ルとを提供する。 【解決手段】 間隔を置いた状態で定置部材に締結可能
な１つ以上のコードアンカーと、第１のコード部分に対
して着脱自在に結合可能な第１のコード係合部材を有す
る第１の部分と、個々の物品積込用途に適応するように
第２のコード部分に対して選択的に着脱自在に結合可能
な第２のコード係合部材を有する第２の部分とを各々が
含む１つ以上のコードクリップとを有するラッシング装
置を提供する。上記コードアンカーが更に、上記コード
に着脱自在に結合可能なコード係合部材も有し、上記コ
ードが１つ以上のコードアンカーに選択的に結合され、
上記定置部材上に選択的に位置決めされてもよい。好ま
しくは、このラッシング装置は更にコードフックを含
む。
である新規なラッシング装置とこの装置のためのテーク
ルとを提供する。 【解決手段】 間隔を置いた状態で定置部材に締結可能
な１つ以上のコードアンカーと、第１のコード部分に対
して着脱自在に結合可能な第１のコード係合部材を有す
る第１の部分と、個々の物品積込用途に適応するように
第２のコード部分に対して選択的に着脱自在に結合可能
な第２のコード係合部材を有する第２の部分とを各々が
含む１つ以上のコードクリップとを有するラッシング装
置を提供する。上記コードアンカーが更に、上記コード
に着脱自在に結合可能なコード係合部材も有し、上記コ
ードが１つ以上のコードアンカーに選択的に結合され、
上記定置部材上に選択的に位置決めされてもよい。好ま
しくは、このラッシング装置は更にコードフックを含
む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはラッシ
ング装置に係わり、特に、その装置のための伸張可能な
弾性コードおよびテークルを有するラッシング装置に係
わる。
ング装置に係わり、特に、その装置のための伸張可能な
弾性コードおよびテークルを有するラッシング装置に係
わる。
【０００２】
【従来の技術】ラッシング装置は公知であり、物品を他
の部材に締結するために広く使用されている。例えば、
物品がその間に結束されるまたは積込まれる、伸張可能
であってもよいウェブを形成するように、バックパック
の外側部分上の幾つかの固定箇所にネットまたは弾性コ
ードを締結することが知られている。しかし、公知の従
来技術のラッシング装置では、上記ネットまたは弾性コ
ードの幾つかの箇所がバックパックに永久的に締結さ
れ、それによって形成されている物品捕捉ウェブが比較
的調整不可能な形でその上に固定されている。それ故、
一般的に、従来技術のラッシング装置は、その固定され
たウェブ位置とそのウェブ位置が調整不可能であること
とを部分的な要因として、積込可能な物品の個数、寸
法、及びその物品の積込の方向配置に、著しい制限があ
る。
の部材に締結するために広く使用されている。例えば、
物品がその間に結束されるまたは積込まれる、伸張可能
であってもよいウェブを形成するように、バックパック
の外側部分上の幾つかの固定箇所にネットまたは弾性コ
ードを締結することが知られている。しかし、公知の従
来技術のラッシング装置では、上記ネットまたは弾性コ
ードの幾つかの箇所がバックパックに永久的に締結さ
れ、それによって形成されている物品捕捉ウェブが比較
的調整不可能な形でその上に固定されている。それ故、
一般的に、従来技術のラッシング装置は、その固定され
たウェブ位置とそのウェブ位置が調整不可能であること
とを部分的な要因として、積込可能な物品の個数、寸
法、及びその物品の積込の方向配置に、著しい制限があ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、定置部材に
物品を締結するために使用可能である、ラッシング装置
とその装置のためのテークルの技術の向上をもたらす。
物品を締結するために使用可能である、ラッシング装置
とその装置のためのテークルの技術の向上をもたらす。
【０００４】本発明の目的は、従来技術における問題点
を克服しかつ経済的である新規なラッシング装置とこの
装置のためのテークルとを提供することである。
を克服しかつ経済的である新規なラッシング装置とこの
装置のためのテークルとを提供することである。
【０００５】本発明の別の目的は、比較的容易に調節可
能でありかつ様々な物品の形状と寸法と積込の方向配置
とに適応する、新規なラッシング装置とこの装置のため
のテークルとを提供することである。
能でありかつ様々な物品の形状と寸法と積込の方向配置
とに適応する、新規なラッシング装置とこの装置のため
のテークルとを提供することである。
【０００６】本発明の更に別の目的は、新規なラッシン
グ装置とこの装置のためのテークルとを提供することで
あり、特に、相対的に定置されている部材の中でもとり
わけ、個人用荷物運搬パック、旅行用カバン類、座席、
車輌ベッド(vehicle beds)を含む定置部材に物品を締結
するために使用可能である、弾性コードを有するラッシ
ング装置を提供することである。
グ装置とこの装置のためのテークルとを提供することで
あり、特に、相対的に定置されている部材の中でもとり
わけ、個人用荷物運搬パック、旅行用カバン類、座席、
車輌ベッド(vehicle beds)を含む定置部材に物品を締結
するために使用可能である、弾性コードを有するラッシ
ング装置を提供することである。
【０００７】本発明の更に特別な目的は、定置部材に間
隔を置いた状態で締結可能である、一般的には少なくと
も１つの、好ましくは複数のコードアンカーと、第１の
コード部分に着脱自在に結合可能である第１のコード係
合部材を有する第１の部分と、第２のコード部分に便利
にかつ着脱自在に結合可能である第２のコード係合部材
を有する第２の部分とを各々が有し、個々の物品積込用
途に適応する１つ以上のコードクリップとを含む、新規
のラッシング装置を提供することである。更に、上記コ
ードが１つ以上のコードアンカーに選択的に固定され、
それによって定置部材上に選択的に位置決めされるよう
に、上記コードアンカーが、上記コードに着脱自在に結
合可能なコード係合部材も有する。更に、好ましくはこ
のラッシング装置は、第１のコード部分に結合している
コードフックを含み、このコードフックは、引っ掛ける
ことによって別のコード部分に結合可能であるフック部
分を有する。
隔を置いた状態で締結可能である、一般的には少なくと
も１つの、好ましくは複数のコードアンカーと、第１の
コード部分に着脱自在に結合可能である第１のコード係
合部材を有する第１の部分と、第２のコード部分に便利
にかつ着脱自在に結合可能である第２のコード係合部材
を有する第２の部分とを各々が有し、個々の物品積込用
途に適応する１つ以上のコードクリップとを含む、新規
のラッシング装置を提供することである。更に、上記コ
ードが１つ以上のコードアンカーに選択的に固定され、
それによって定置部材上に選択的に位置決めされるよう
に、上記コードアンカーが、上記コードに着脱自在に結
合可能なコード係合部材も有する。更に、好ましくはこ
のラッシング装置は、第１のコード部分に結合している
コードフックを含み、このコードフックは、引っ掛ける
ことによって別のコード部分に結合可能であるフック部
分を有する。
【０００８】本発明の上記の及び他の目的、態様、特徴
及び利点は、理解を容易にするには不相応であるかもし
れないが、下記の本発明の詳細な説明と添付図面とを慎
重に考察することによって、より完全に明らかになるだ
ろう。添付図面においては、一般的に、互いに同じ構造
と段階とが、互いに一致する番号と記号とによって示さ
れている。
及び利点は、理解を容易にするには不相応であるかもし
れないが、下記の本発明の詳細な説明と添付図面とを慎
重に考察することによって、より完全に明らかになるだ
ろう。添付図面においては、一般的に、互いに同じ構造
と段階とが、互いに一致する番号と記号とによって示さ
れている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、定置部
材に物品を締結するために使用可能なラッシング装置で
あって、前記定置部材に締結可能でありかつコード係合
部材を有する、少なくとも１つのコードアンカーと、前
記コードアンカーの前記コード係合部材に結合されるコ
ードと、第１のコード係合部材を備えた第１の部分と第
２のコード係合部材を備えた第２の部分とを有するコー
ドクリップと、を備え、前記コードクリップの前記第１
のコード係合部材が第１のコード部分に結合されてお
り、前記コードクリップの前記第２のコード係合部材
が、第２のコード部分に着脱自在に結合可能であるラッ
シング装置が提供される。
材に物品を締結するために使用可能なラッシング装置で
あって、前記定置部材に締結可能でありかつコード係合
部材を有する、少なくとも１つのコードアンカーと、前
記コードアンカーの前記コード係合部材に結合されるコ
ードと、第１のコード係合部材を備えた第１の部分と第
２のコード係合部材を備えた第２の部分とを有するコー
ドクリップと、を備え、前記コードクリップの前記第１
のコード係合部材が第１のコード部分に結合されてお
り、前記コードクリップの前記第２のコード係合部材
が、第２のコード部分に着脱自在に結合可能であるラッ
シング装置が提供される。
【００１０】更に本発明によれば、ラッシング装置のコ
ードを保持するために使用可能なコードアンカーであっ
て、本体部材と、前記本体部材の第１の部分上のコード
係合部分と、コードを受け入れるための、前記コード係
合部分を貫通しかつ開放末端部分を有する開口とを有
し、前記開口の前記開放末端部分が、それを通して前記
開口の中にコードを挿入することを可能にするような寸
法にされており、前記開口とその前記開放末端部分と
が、前記コードアンカーの前記開口の中にコードを保持
するような寸法にされていて、更に、前記本体部材の第
２の部分上のアンカー固定部分を有する、コードアンカ
ーが提供される。
ードを保持するために使用可能なコードアンカーであっ
て、本体部材と、前記本体部材の第１の部分上のコード
係合部分と、コードを受け入れるための、前記コード係
合部分を貫通しかつ開放末端部分を有する開口とを有
し、前記開口の前記開放末端部分が、それを通して前記
開口の中にコードを挿入することを可能にするような寸
法にされており、前記開口とその前記開放末端部分と
が、前記コードアンカーの前記開口の中にコードを保持
するような寸法にされていて、更に、前記本体部材の第
２の部分上のアンカー固定部分を有する、コードアンカ
ーが提供される。
【００１１】更に本発明によれば、ラッシング装置のコ
ードの一部分を締結するために使用可能であるコードク
リップであって、本体部材と、前記本体部材の第１の部
分上の第１のコード係合部分と、前記本体部材の第２の
部分上の第２のコード係合部分と、前記コードを受け入
れるための、前記第１のコード係合部分を貫通しており
かつ第１の開放末端部分を有する第１の開口とを有し、
前記第１の開口の前記第１の開放末端部分が、それを通
して前記第１の開口の中に前記コードを挿入することを
可能にするような寸法にされており、前記第１の開放末
端部分が前記コードクリップの前記第１の開口の中に前
記コードを保持するような寸法にされていて、更に、前
記コードを受け入れるための、前記本体部分の前記第２
のコード係合部分を貫通している第２の開口であって、
前記コードの引っ掛け係合を可能にするような第２の開
放末端部分を有する前記コードクリップの第２の開口を
有する、コードクリップが提供される。
ードの一部分を締結するために使用可能であるコードク
リップであって、本体部材と、前記本体部材の第１の部
分上の第１のコード係合部分と、前記本体部材の第２の
部分上の第２のコード係合部分と、前記コードを受け入
れるための、前記第１のコード係合部分を貫通しており
かつ第１の開放末端部分を有する第１の開口とを有し、
前記第１の開口の前記第１の開放末端部分が、それを通
して前記第１の開口の中に前記コードを挿入することを
可能にするような寸法にされており、前記第１の開放末
端部分が前記コードクリップの前記第１の開口の中に前
記コードを保持するような寸法にされていて、更に、前
記コードを受け入れるための、前記本体部分の前記第２
のコード係合部分を貫通している第２の開口であって、
前記コードの引っ掛け係合を可能にするような第２の開
放末端部分を有する前記コードクリップの第２の開口を
有する、コードクリップが提供される。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は定置部材１０に物品を締結
するために使用可能であるラッシング装置１００を示
し、例示されている実施形態では、定置部材１０は例え
ばバックパック、ナップザック、ウエストパック、ウエ
ストポーチ、または、人間また動物の胴体の上に装着可
能であるその他のパック等の、個人用の荷物運搬パック
である。定置部材１０は、より一般的には、具体的に旅
行用カバン類またはハンドバックとされてもよい。定置
部材１０は更に、具体的に例えばオートバイや自動車や
船の座席等の座席とされてもよく、または、自動車のト
ランクスペースや、ピックアップトラックや無エンジン
車輌のベッドのような車輌ベッドとされてもよい。した
がって、本明細書とその請求項とで使用されている「定
置部材」という用語は、上記具体例のいずれか１つ以上
であると広義に解釈されるべきである。
するために使用可能であるラッシング装置１００を示
し、例示されている実施形態では、定置部材１０は例え
ばバックパック、ナップザック、ウエストパック、ウエ
ストポーチ、または、人間また動物の胴体の上に装着可
能であるその他のパック等の、個人用の荷物運搬パック
である。定置部材１０は、より一般的には、具体的に旅
行用カバン類またはハンドバックとされてもよい。定置
部材１０は更に、具体的に例えばオートバイや自動車や
船の座席等の座席とされてもよく、または、自動車のト
ランクスペースや、ピックアップトラックや無エンジン
車輌のベッドのような車輌ベッドとされてもよい。した
がって、本明細書とその請求項とで使用されている「定
置部材」という用語は、上記具体例のいずれか１つ以上
であると広義に解釈されるべきである。
【００１３】図１は、一般に定置部材１０に着脱自在に
締結可能であるコード２０を含み、好ましくは、コード
が非伸張状態である時に第１の軸心直径を有し、かつ、
コードが伸張状態にある時に第１の直径よりも小さい第
２の軸心直径を有する伸張可能な弾性コードを含む、ラ
ッシング装置１００を示す。このコードは、図１に示さ
れているようなコードそのものであっても、同一または
異った材料の弾性または非弾性ウェブまたはネットの一
部分であってもよい。このコードは、例えば、ネットの
周囲部分を通して編み込まれるか送り込まれてもよく、
または、それ自体がネットを形成するように織られる
か、縫われるか、もしくは、別の方法で製作されてもよ
い。他の実施形態では、このコードは比較的非弾性であ
りかつ非伸張性である。
締結可能であるコード２０を含み、好ましくは、コード
が非伸張状態である時に第１の軸心直径を有し、かつ、
コードが伸張状態にある時に第１の直径よりも小さい第
２の軸心直径を有する伸張可能な弾性コードを含む、ラ
ッシング装置１００を示す。このコードは、図１に示さ
れているようなコードそのものであっても、同一または
異った材料の弾性または非弾性ウェブまたはネットの一
部分であってもよい。このコードは、例えば、ネットの
周囲部分を通して編み込まれるか送り込まれてもよく、
または、それ自体がネットを形成するように織られる
か、縫われるか、もしくは、別の方法で製作されてもよ
い。他の実施形態では、このコードは比較的非弾性であ
りかつ非伸張性である。
【００１４】ラッシング装置１００は、更に、一般的に
は少なくとも１つの、好ましくは複数で少なくとも２つ
の、定置部材１０に締結可能であるコードアンカー１１
０を含み、１つより多いコードアンカーが使用される場
合には、間隔を置いた状態で締結可能であることが好ま
しい。図１は、定置部材１０の対応部分に締結されてい
る複数のコードアンカー１１０を示しており、この典型
的な実施形態では、コードアンカーが、定置部材１０の
背面部分１２上に配置されている、一般的には２つの間
隔を開けた列またはアレイに配列されている。１つ以上
のコードアンカー１１０が、更に、定置部材１０の他の
部分上に、例えば、図１に示されているように定置部材
１０の部分１４上に、配置されていてもよい。コードア
ンカー１１０のこの構成は単なる一例にすぎず、本発明
を限定することは意図されていない。
は少なくとも１つの、好ましくは複数で少なくとも２つ
の、定置部材１０に締結可能であるコードアンカー１１
０を含み、１つより多いコードアンカーが使用される場
合には、間隔を置いた状態で締結可能であることが好ま
しい。図１は、定置部材１０の対応部分に締結されてい
る複数のコードアンカー１１０を示しており、この典型
的な実施形態では、コードアンカーが、定置部材１０の
背面部分１２上に配置されている、一般的には２つの間
隔を開けた列またはアレイに配列されている。１つ以上
のコードアンカー１１０が、更に、定置部材１０の他の
部分上に、例えば、図１に示されているように定置部材
１０の部分１４上に、配置されていてもよい。コードア
ンカー１１０のこの構成は単なる一例にすぎず、本発明
を限定することは意図されていない。
【００１５】上記構成、更に明確に言えば、定置部材上
の複数のコードアンカー１１０の締結位置は様々であ
り、１つ以上のコードアンカーが締結される定置部材の
タイプに幾分かは依存する。本発明では、複数のコード
アンカー１１０が、上記定置部材の少なくとも１つの表
面部分、好ましくは多数の表面部分上に配置され、後述
するように様々な物品に対し多くの物品積込配置が可能
となるようにする。
の複数のコードアンカー１１０の締結位置は様々であ
り、１つ以上のコードアンカーが締結される定置部材の
タイプに幾分かは依存する。本発明では、複数のコード
アンカー１１０が、上記定置部材の少なくとも１つの表
面部分、好ましくは多数の表面部分上に配置され、後述
するように様々な物品に対し多くの物品積込配置が可能
となるようにする。
【００１６】本発明の一態様によると、コード２０が、
１つ以上のコードアンカー１１０によって定置部材１０
に締結される。更に明確に述べると、コードが、その対
応するコード係合部材によって、１つ以上のコードアン
カー１１０に結合され、好ましくは着脱自在に結合可能
である。この典型的な実施形態では、定置部材１０に締
結されている複数のコードアンカー１１０が存在し、様
々な積込可能な物品の寸法、形状および個数に適応する
ように、または、積込用途の個々の要求に応じて特定の
位置または方向配置に物品を積込むように、コード２０
がコードアンカー１１０のいずれか１つ以上に選択的に
着脱自在に結合され得る。
１つ以上のコードアンカー１１０によって定置部材１０
に締結される。更に明確に述べると、コードが、その対
応するコード係合部材によって、１つ以上のコードアン
カー１１０に結合され、好ましくは着脱自在に結合可能
である。この典型的な実施形態では、定置部材１０に締
結されている複数のコードアンカー１１０が存在し、様
々な積込可能な物品の寸法、形状および個数に適応する
ように、または、積込用途の個々の要求に応じて特定の
位置または方向配置に物品を積込むように、コード２０
がコードアンカー１１０のいずれか１つ以上に選択的に
着脱自在に結合され得る。
【００１７】図２及び図５は、コード係合部分１２２に
コード係合部材１１２を備えた本体部材１２０を有する
コードアンカー１１０を示しており、更に詳細に後述す
るように、コード２０が好ましくは着脱自在にコード係
合部分１２２に結合される。複数のコードアンカー各々
のコード係合部材１１２が、コード２０を受け入れるた
めの、コードアンカー１１０を貫通する開口１１４を含
む。コードアンカー１１０の開口１１４が、コード２０
の引っ掛け係合を可能にするための開放末端部分１１６
を有することが好ましい。
コード係合部材１１２を備えた本体部材１２０を有する
コードアンカー１１０を示しており、更に詳細に後述す
るように、コード２０が好ましくは着脱自在にコード係
合部分１２２に結合される。複数のコードアンカー各々
のコード係合部材１１２が、コード２０を受け入れるた
めの、コードアンカー１１０を貫通する開口１１４を含
む。コードアンカー１１０の開口１１４が、コード２０
の引っ掛け係合を可能にするための開放末端部分１１６
を有することが好ましい。
【００１８】コードアンカー１１０の開口１１４とその
開放末端部分１１６とは、コード２０を保持し、かつ、
開口１１４を通過する形でコードが配置される時に開口
１１４からコードが離脱することを防止し、コード２０
の紛失を防止するような寸法にされている。
開放末端部分１１６とは、コード２０を保持し、かつ、
開口１１４を通過する形でコードが配置される時に開口
１１４からコードが離脱することを防止し、コード２０
の紛失を防止するような寸法にされている。
【００１９】用途によっては、コードアンカー１１０の
開口１１４を通ってコード２０が軸方向に自由に移動可
能であることが望ましく、したがって、この目的のため
には、開口１１４の概ね穿孔状の直径がコード２０の直
径よりもわずかに大きい寸法にされる。言い換えれば、
コード２０が、コードアンカー１１０の開口１１４を通
って両方向に自由に移動することが可能である。開口１
１４内でコード２０を確実に保持するように、および、
好ましくは、これと同時に、コードアンカー１１０に対
するコード２０の着脱自在な結合を可能にするように、
開口１１４の開放末端部分１１６は、一般的に、コード
直径よりも小さい開口幅を有する間隙である。
開口１１４を通ってコード２０が軸方向に自由に移動可
能であることが望ましく、したがって、この目的のため
には、開口１１４の概ね穿孔状の直径がコード２０の直
径よりもわずかに大きい寸法にされる。言い換えれば、
コード２０が、コードアンカー１１０の開口１１４を通
って両方向に自由に移動することが可能である。開口１
１４内でコード２０を確実に保持するように、および、
好ましくは、これと同時に、コードアンカー１１０に対
するコード２０の着脱自在な結合を可能にするように、
開口１１４の開放末端部分１１６は、一般的に、コード
直径よりも小さい開口幅を有する間隙である。
【００２０】別の用途では、コードアンカー１１０の開
口１１４を通るコードの自由な軸方向の移動を防止する
ために、コード２０を摩擦的に締着することが望まし
い。この別の用途では、開口１１４とコードとの間にい
くらかの摩擦を生じさせるように、開口１１４の概ね穿
孔状の直径がコード直径よりも幾分か小さい。開口１１
４とコードとの間に所望の度合いの摩擦を得るように、
つまり、コードアンカー１１０に対するコード２０の移
動の容易さを調節するように、開口１１４の概ね穿孔状
の直径の寸法がコード直径を基準にして決定される。上
記の通りに、開口１１４内でコード２０を確実に保持す
るために、かつ好ましくはコードアンカー１１０へのコ
ードの着脱自在な結合を可能にするために、開口１１４
の開放末端部分１１６が一般にコード直径よりも小さい
寸法にされる。
口１１４を通るコードの自由な軸方向の移動を防止する
ために、コード２０を摩擦的に締着することが望まし
い。この別の用途では、開口１１４とコードとの間にい
くらかの摩擦を生じさせるように、開口１１４の概ね穿
孔状の直径がコード直径よりも幾分か小さい。開口１１
４とコードとの間に所望の度合いの摩擦を得るように、
つまり、コードアンカー１１０に対するコード２０の移
動の容易さを調節するように、開口１１４の概ね穿孔状
の直径の寸法がコード直径を基準にして決定される。上
記の通りに、開口１１４内でコード２０を確実に保持す
るために、かつ好ましくはコードアンカー１１０へのコ
ードの着脱自在な結合を可能にするために、開口１１４
の開放末端部分１１６が一般にコード直径よりも小さい
寸法にされる。
【００２１】実施形態の１つでは、コードアンカー１１
０は、成形作業によってアセタールやポリエチレン、ま
たは他の幾つかのプラスチックあるいは複合材料で形成
されている。あるいは、コードアンカーが、スタンピン
グまたは鋳造作業によって金属材料または他の材料から
形成されてもよい。更に、コードアンカーが、ある程度
の弾性を有するように形成されてもよい。コードアンカ
ーは一体の部材であっても組立体であってもよい。
０は、成形作業によってアセタールやポリエチレン、ま
たは他の幾つかのプラスチックあるいは複合材料で形成
されている。あるいは、コードアンカーが、スタンピン
グまたは鋳造作業によって金属材料または他の材料から
形成されてもよい。更に、コードアンカーが、ある程度
の弾性を有するように形成されてもよい。コードアンカ
ーは一体の部材であっても組立体であってもよい。
【００２２】コードアンカー１１０の弾性がより大きい
場合には、弾性コードアンカーを曲げることによって、
コード２０が開放末端部分１１６を通して開口１１４の
中に挿入されてもよい。コードが伸張可能な弾性コード
である実施形態では、特に、コードアンカーの弾性がよ
り小さい実施形態の場合に、伸張によってコード直径が
縮小され、それによって開口１１４の中へのコードの挿
入が可能になる。コードアンカーが弾性であり、かつ、
コードが伸張可能な弾性コードである実施形態では、コ
ードを伸張すること、または、コードアンカーを曲げる
こと、または、これらの組合せが、コードアンカーの開
口の中にコードを挿入することを容易にする。
場合には、弾性コードアンカーを曲げることによって、
コード２０が開放末端部分１１６を通して開口１１４の
中に挿入されてもよい。コードが伸張可能な弾性コード
である実施形態では、特に、コードアンカーの弾性がよ
り小さい実施形態の場合に、伸張によってコード直径が
縮小され、それによって開口１１４の中へのコードの挿
入が可能になる。コードアンカーが弾性であり、かつ、
コードが伸張可能な弾性コードである実施形態では、コ
ードを伸張すること、または、コードアンカーを曲げる
こと、または、これらの組合せが、コードアンカーの開
口の中にコードを挿入することを容易にする。
【００２３】実施形態の１つでは、コード２０が、この
コード２０が締結されているコードアンカー１１０の開
口１１４によって保持され、好ましくは摩擦的に締着さ
れており、それによって、コード２０がコードアンカー
１１０に対して軸方向に固定される。コード２０が伸張
可能な弾性コードである場合には、上記の通りに、コー
ドを伸張させて、その伸張したコードを開放末端部分１
１６を通して開口１１４の中に挿入することによって、
コードアンカー１１０にコードが締結され、そのコード
の直径が第１の相対的に大きい直径となるようにコード
を非伸張状態にすると、コード２０がコードアンカー１
１０の開口１１４内に締着される。
コード２０が締結されているコードアンカー１１０の開
口１１４によって保持され、好ましくは摩擦的に締着さ
れており、それによって、コード２０がコードアンカー
１１０に対して軸方向に固定される。コード２０が伸張
可能な弾性コードである場合には、上記の通りに、コー
ドを伸張させて、その伸張したコードを開放末端部分１
１６を通して開口１１４の中に挿入することによって、
コードアンカー１１０にコードが締結され、そのコード
の直径が第１の相対的に大きい直径となるようにコード
を非伸張状態にすると、コード２０がコードアンカー１
１０の開口１１４内に締着される。
【００２４】次いで、少なくとも開口１１４内を通るコ
ードの軸方向の移動を可能にする程度に非伸張状態の直
径よりも小さい直径にコード直径を縮小させるようにコ
ードを伸張させることによって、コードアンカー１１０
によって締着されている伸張可能なコード２０が、コー
ドアンカーの開口１１４の中を軸方向に通過することが
可能であり、それによって、コードアンカー１１０にコ
ードが締結される箇所を精密に位置調整することが可能
になる。コード２０は、伸張可能であろうとなかろう
と、コードの締結を解除するようにコードアンカーを曲
げることによって、例えば、コードを十分に引っ張るこ
とによって、または、コードが伸張可能である場合に
は、コードを伸張させることによって、または、これら
の組合せによって、コードアンカー１１０の開口１１４
を通して移動させられてもよい。
ードの軸方向の移動を可能にする程度に非伸張状態の直
径よりも小さい直径にコード直径を縮小させるようにコ
ードを伸張させることによって、コードアンカー１１０
によって締着されている伸張可能なコード２０が、コー
ドアンカーの開口１１４の中を軸方向に通過することが
可能であり、それによって、コードアンカー１１０にコ
ードが締結される箇所を精密に位置調整することが可能
になる。コード２０は、伸張可能であろうとなかろう
と、コードの締結を解除するようにコードアンカーを曲
げることによって、例えば、コードを十分に引っ張るこ
とによって、または、コードが伸張可能である場合に
は、コードを伸張させることによって、または、これら
の組合せによって、コードアンカー１１０の開口１１４
を通して移動させられてもよい。
【００２５】コードアンカー１１０は更に、定置部材に
締結可能であるアンカー固定部分１２４も含む。図２と
図５では、アンカー固定部分１２４が、ループ状ストラ
ップ締結部分（図示されていない）を収容するための、
アンカー固定部分１２４を貫通したストラップ開口１２
５を有するが、アンカー固定部分１２４は定置部材１０
に縫い付けられるかリベット留めされるか又は他の方法
で固定されてもよい。あるいは、アンカー固定部分１２
４が、コード係合部分１２２内にインサート成形された
織物部分であってもよく、この場合には、織物アンカー
固定部分１２４自体が定置部材１０に直接的に縫い付け
られるかまたはリベット留めされる。他の実施形態で
は、一体形プラスチックアンカー１１０のプラスチック
製アンカー固定部分１２４が、定置部材１０に直接的に
縫い付けられるかまたはリベット留めされる。
締結可能であるアンカー固定部分１２４も含む。図２と
図５では、アンカー固定部分１２４が、ループ状ストラ
ップ締結部分（図示されていない）を収容するための、
アンカー固定部分１２４を貫通したストラップ開口１２
５を有するが、アンカー固定部分１２４は定置部材１０
に縫い付けられるかリベット留めされるか又は他の方法
で固定されてもよい。あるいは、アンカー固定部分１２
４が、コード係合部分１２２内にインサート成形された
織物部分であってもよく、この場合には、織物アンカー
固定部分１２４自体が定置部材１０に直接的に縫い付け
られるかまたはリベット留めされる。他の実施形態で
は、一体形プラスチックアンカー１１０のプラスチック
製アンカー固定部分１２４が、定置部材１０に直接的に
縫い付けられるかまたはリベット留めされる。
【００２６】図１は、コード２０に締結可能である一般
的に１つ以上のコードクリップ１３０を更に含むラッシ
ング装置１００を示している。図３及び図６は、第１の
部分１４２上の第１のコード係合部材１３２と、更に詳
しく後述するように好ましくは着脱自在にコード２０の
一部分が結合される第２の部分１４４上の第２のコード
係合部材１３４とを備えた本体部材１４０を有する、コ
ードクリップ１３０を示す。複数のコードクリップ１３
０の各コードクリップの第１のコード係合部材１３２
は、コード２０を受け入れるための、コードクリップを
貫通する第１の開口１３３を含む。更に、コードクリッ
プ１３０の第１の開口１３３が、コード２０の引っ掛け
係合を可能にするように、第１の開放末端部分１３６を
有することが好ましい。
的に１つ以上のコードクリップ１３０を更に含むラッシ
ング装置１００を示している。図３及び図６は、第１の
部分１４２上の第１のコード係合部材１３２と、更に詳
しく後述するように好ましくは着脱自在にコード２０の
一部分が結合される第２の部分１４４上の第２のコード
係合部材１３４とを備えた本体部材１４０を有する、コ
ードクリップ１３０を示す。複数のコードクリップ１３
０の各コードクリップの第１のコード係合部材１３２
は、コード２０を受け入れるための、コードクリップを
貫通する第１の開口１３３を含む。更に、コードクリッ
プ１３０の第１の開口１３３が、コード２０の引っ掛け
係合を可能にするように、第１の開放末端部分１３６を
有することが好ましい。
【００２７】コードクリップ１３０の第１の開口１３３
と、その第１の開放末端部分１３６とは、コード２０を
保持し、かつ、コードが第１の開口１３３を通して配置
されている時にその開口からコード２０が離脱すること
を防止してコード２０の紛失を防ぐような寸法にされ
る。
と、その第１の開放末端部分１３６とは、コード２０を
保持し、かつ、コードが第１の開口１３３を通して配置
されている時にその開口からコード２０が離脱すること
を防止してコード２０の紛失を防ぐような寸法にされ
る。
【００２８】用途によっては、コードクリップ１３０の
第１の開口１３３を通ってコード２０が自由に軸方向に
移動可能であることが望ましく、したがって、このため
に、第１の開口１３３の概ね穿孔状の直径が、コード２
０の直径よりも僅かに大きい寸法にされている。言い換
えれば、コードクリップ１３０がコード２０に沿って両
方向に自由に移動可能である。第１の開口１３３内でコ
ード２０を確実に保持するように、および、好ましくは
同時にコードクリップ１３０をコード２０に着脱自在に
結合することを可能にするように、第１の開口１３３の
第１の開放末端部分１３６は、一般に、コード直径より
も小さい寸法の第１の開口幅を有する間隙である。この
ように形状構成されることによって、コード２０とコー
ドクリップ１３０との間に大きな摩擦係合が生じること
なしにコードクリップ１３０がコード２０に沿って軸方
向に自由に移動可能であるように、コードクリップ１３
０の第１の部分１４２が、コード２０に確実に締結され
ることが可能である。
第１の開口１３３を通ってコード２０が自由に軸方向に
移動可能であることが望ましく、したがって、このため
に、第１の開口１３３の概ね穿孔状の直径が、コード２
０の直径よりも僅かに大きい寸法にされている。言い換
えれば、コードクリップ１３０がコード２０に沿って両
方向に自由に移動可能である。第１の開口１３３内でコ
ード２０を確実に保持するように、および、好ましくは
同時にコードクリップ１３０をコード２０に着脱自在に
結合することを可能にするように、第１の開口１３３の
第１の開放末端部分１３６は、一般に、コード直径より
も小さい寸法の第１の開口幅を有する間隙である。この
ように形状構成されることによって、コード２０とコー
ドクリップ１３０との間に大きな摩擦係合が生じること
なしにコードクリップ１３０がコード２０に沿って軸方
向に自由に移動可能であるように、コードクリップ１３
０の第１の部分１４２が、コード２０に確実に締結され
ることが可能である。
【００２９】更に別の用途では、コード２０に沿ったコ
ードクリップ１３０の軸方向の自由な移動を防止するた
めに、コード２０を摩擦的に締着することが望ましい。
この別の用途では、第１の開口１３３の概ね穿孔状の直
径が、コードと第１の開口１３３との間に摩擦を発生さ
せるようにコード直径よりも幾分か小さく、所望の度合
いの摩擦を得るように、つまり、コードに対するコード
クリップの相対的な移動の容易さを調節するように、コ
ード直径に対して寸法が決められている。第１の開口１
３３内でコード２０を確実に保持するように、および、
好ましくは上記の通りにコードクリップ１３０をコード
２０に着脱自在に結合することを可能にするように、第
１の開口１３３の第１の開放末端部分１３６がコード直
径よりも小さい寸法にされている。このように寸法が形
成されることによって、コードクリップ１３０の第１の
部分１４２が、コード２０に確実に締結されることが可
能であり、コード２０との組立て時にコード２０に対し
て軸方向に固定される。
ードクリップ１３０の軸方向の自由な移動を防止するた
めに、コード２０を摩擦的に締着することが望ましい。
この別の用途では、第１の開口１３３の概ね穿孔状の直
径が、コードと第１の開口１３３との間に摩擦を発生さ
せるようにコード直径よりも幾分か小さく、所望の度合
いの摩擦を得るように、つまり、コードに対するコード
クリップの相対的な移動の容易さを調節するように、コ
ード直径に対して寸法が決められている。第１の開口１
３３内でコード２０を確実に保持するように、および、
好ましくは上記の通りにコードクリップ１３０をコード
２０に着脱自在に結合することを可能にするように、第
１の開口１３３の第１の開放末端部分１３６がコード直
径よりも小さい寸法にされている。このように寸法が形
成されることによって、コードクリップ１３０の第１の
部分１４２が、コード２０に確実に締結されることが可
能であり、コード２０との組立て時にコード２０に対し
て軸方向に固定される。
【００３０】複数のコードクリップ１３０の各コードク
リップの第２のコード係合部材１３４が、更に、コード
２０を受け入れるための、コードクリップを貫通する第
２の開口１３５を含む。コードクリップ１３０の第２の
開口１３５は、更に、コード２０の引っ掛け係合を可能
にするための第２の開放末端部分１３７を有することが
好ましい。コードクリップ１３０の第２の開口１３５と
第２の開放末端部分１３７とが、コード２０を保持し、
かつ、コードが第２の開口１３５を通して配置される時
に上記第２の開口からコード２０が離脱することを防止
するような寸法にされていることが好ましい。他の実施
形態では、第２の開放末端部分１３７が、コードを保持
するような寸法にされていない。
リップの第２のコード係合部材１３４が、更に、コード
２０を受け入れるための、コードクリップを貫通する第
２の開口１３５を含む。コードクリップ１３０の第２の
開口１３５は、更に、コード２０の引っ掛け係合を可能
にするための第２の開放末端部分１３７を有することが
好ましい。コードクリップ１３０の第２の開口１３５と
第２の開放末端部分１３７とが、コード２０を保持し、
かつ、コードが第２の開口１３５を通して配置される時
に上記第２の開口からコード２０が離脱することを防止
するような寸法にされていることが好ましい。他の実施
形態では、第２の開放末端部分１３７が、コードを保持
するような寸法にされていない。
【００３１】コードクリップ１３０の第２の開口１３５
は、好ましくはコードを締め付けることなしにコード２
０の引っ掛け係合を可能にするような寸法にされてお
り、コードクリップ１３０の第２の部分１４４が、コー
ドとコードクリップとの間の大きな摩擦係合なしにコー
ド２０に沿って軸方向に移動され得るようにされ、それ
によって、様々な物品積込の目的に適応するためのコー
ド２０の一部分に対するコードクリップ１３０の締結と
調節とを容易に行うことを可能にする。用途によって
は、物品を定置部材に対して結束または保持するため
に、１つ以上のコードクリップ１３０の第２の部分１４
４が、コード２０に引っ掛けることによって選択的にか
つ着脱自在に締結され得る。あるいは、１つ以上のコー
ドクリップ１３０が、コード２０に加えて定置部材１０
の何らかの他の部分、例えば、定置部材上のフック、ア
イレット、他の開口、または、他の締結箇所等に引っ掛
けることによって、着脱自在に締結されてもよく、それ
によって、ラッシング装置１００の用途の自由度と範囲
とが更に拡大される。
は、好ましくはコードを締め付けることなしにコード２
０の引っ掛け係合を可能にするような寸法にされてお
り、コードクリップ１３０の第２の部分１４４が、コー
ドとコードクリップとの間の大きな摩擦係合なしにコー
ド２０に沿って軸方向に移動され得るようにされ、それ
によって、様々な物品積込の目的に適応するためのコー
ド２０の一部分に対するコードクリップ１３０の締結と
調節とを容易に行うことを可能にする。用途によって
は、物品を定置部材に対して結束または保持するため
に、１つ以上のコードクリップ１３０の第２の部分１４
４が、コード２０に引っ掛けることによって選択的にか
つ着脱自在に締結され得る。あるいは、１つ以上のコー
ドクリップ１３０が、コード２０に加えて定置部材１０
の何らかの他の部分、例えば、定置部材上のフック、ア
イレット、他の開口、または、他の締結箇所等に引っ掛
けることによって、着脱自在に締結されてもよく、それ
によって、ラッシング装置１００の用途の自由度と範囲
とが更に拡大される。
【００３２】実施形態の１つでは、コードアンカー１１
０に関して前述したように、コードクリップ１３０は、
プラスチック、複合材料、金属、または、他の材料で形
成された一体の部材である。更に、コードクリップ１３
０が、ある程度弾性があるように形成されてもよい。コ
ードクリップ１３０は一体の部材であっても組立体であ
ってもよい。
０に関して前述したように、コードクリップ１３０は、
プラスチック、複合材料、金属、または、他の材料で形
成された一体の部材である。更に、コードクリップ１３
０が、ある程度弾性があるように形成されてもよい。コ
ードクリップ１３０は一体の部材であっても組立体であ
ってもよい。
【００３３】コードクリップ１３０の弾性がより高い場
合には、その弾性コードクリップを曲げることによっ
て、コード２０がコードクリップ１３０の第１の開口１
３３と第２の開口１３５との中へ挿入されてもよい。コ
ードが伸張可能な弾性コードである実施形態の場合に
は、コードの直径が伸張によって縮小されてもよく、そ
れによって、特にコードクリップの弾性が低い実施形態
では、コードクリップの第１の開口と第２の開口との中
にコードを挿入することが可能になる。コードクリップ
に弾性があり、かつコードが伸張可能で弾性がある場合
には、コードを伸張すること、コードクリップを曲げる
こと、または、これらの組合せが、コードをコードクリ
ップの第１の開口と第２の開口との中に挿入することを
容易にする。
合には、その弾性コードクリップを曲げることによっ
て、コード２０がコードクリップ１３０の第１の開口１
３３と第２の開口１３５との中へ挿入されてもよい。コ
ードが伸張可能な弾性コードである実施形態の場合に
は、コードの直径が伸張によって縮小されてもよく、そ
れによって、特にコードクリップの弾性が低い実施形態
では、コードクリップの第１の開口と第２の開口との中
にコードを挿入することが可能になる。コードクリップ
に弾性があり、かつコードが伸張可能で弾性がある場合
には、コードを伸張すること、コードクリップを曲げる
こと、または、これらの組合せが、コードをコードクリ
ップの第１の開口と第２の開口との中に挿入することを
容易にする。
【００３４】コードクリップをコードに軸方向に固定す
るように、伸張可能な弾性コード２０にコードクリップ
１３０が保持されて摩擦的に締着される実施形態では、
コードを伸張させ、その伸張したコードを第２の開放末
端部分１３７と第１の開放末端部分１３５とを経由して
第１の開口１３３の中に挿入することによって、コード
クリップがコードに締結されてもよい。次いで、コード
２０の直径が第１の相対的に大きい直径となるようにコ
ード２０を非伸張状態にすると、コード２０がコードク
リップ１３０の第１の開口１３３内に締着される。更
に、少なくともコードがコードクリップの中を軸方向に
移動することが可能になる程度に、非伸張状態のコード
の直径よりも小さくコード直径を縮小するようにコード
を伸張させることによって、締着されたコードがコード
クリップの第１の開口１３３を通って軸方向に移動する
ことが可能である。コード２０は又、伸張可能であろう
となかろうと、コードを締着解除するようにコードクリ
ップを曲げることによって、例えば、コードを十分な力
で引っ張ることによって、または、コードが伸張可能で
ある場合には、コードを伸張させることによって、また
は、これらの組合せによって、コードクリップの第１の
開口を通して移動させられてもよい。
るように、伸張可能な弾性コード２０にコードクリップ
１３０が保持されて摩擦的に締着される実施形態では、
コードを伸張させ、その伸張したコードを第２の開放末
端部分１３７と第１の開放末端部分１３５とを経由して
第１の開口１３３の中に挿入することによって、コード
クリップがコードに締結されてもよい。次いで、コード
２０の直径が第１の相対的に大きい直径となるようにコ
ード２０を非伸張状態にすると、コード２０がコードク
リップ１３０の第１の開口１３３内に締着される。更
に、少なくともコードがコードクリップの中を軸方向に
移動することが可能になる程度に、非伸張状態のコード
の直径よりも小さくコード直径を縮小するようにコード
を伸張させることによって、締着されたコードがコード
クリップの第１の開口１３３を通って軸方向に移動する
ことが可能である。コード２０は又、伸張可能であろう
となかろうと、コードを締着解除するようにコードクリ
ップを曲げることによって、例えば、コードを十分な力
で引っ張ることによって、または、コードが伸張可能で
ある場合には、コードを伸張させることによって、また
は、これらの組合せによって、コードクリップの第１の
開口を通して移動させられてもよい。
【００３５】ラッシング装置１００は、更に、コード端
部締結部分１６２とフック部分１６４とを有するコード
フック１６０と、コードフック１６０のコード端部締結
部分１６２に締結されているコードの一部分とを含む。
コードフックは公知であり、本発明と共通の譲受人に譲
渡されている、１９８３年１月１８日付で交付された
「ケーブル、ワイヤまたは他の要素のような可撓性要素
のための結合または接続端部部品（Ｃｏｕｐｌｉｎｇ
ｏｒ Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ Ｅｎｄ ＰａｒｔＦｏｒ
Ｆｌｅｘｉｂｌｅ Ｅｌｅｍｅｎｔｓ Ｓｕｃｈ ａ
ｓ Ｃａｂｌｅｓ，Ｗｉｒｅｓ ｏｒ Ｏｔｈｅｒ Ｅ
ｌｅｍｅｎｔｓ）」と題する米国特許第４，３６８，９
９９号に更に詳細に説明されている。
部締結部分１６２とフック部分１６４とを有するコード
フック１６０と、コードフック１６０のコード端部締結
部分１６２に締結されているコードの一部分とを含む。
コードフックは公知であり、本発明と共通の譲受人に譲
渡されている、１９８３年１月１８日付で交付された
「ケーブル、ワイヤまたは他の要素のような可撓性要素
のための結合または接続端部部品（Ｃｏｕｐｌｉｎｇ
ｏｒ Ｃｏｎｎｅｃｔｉｎｇ Ｅｎｄ ＰａｒｔＦｏｒ
Ｆｌｅｘｉｂｌｅ Ｅｌｅｍｅｎｔｓ Ｓｕｃｈ ａ
ｓ Ｃａｂｌｅｓ，Ｗｉｒｅｓ ｏｒ Ｏｔｈｅｒ Ｅ
ｌｅｍｅｎｔｓ）」と題する米国特許第４，３６８，９
９９号に更に詳細に説明されている。
【００３６】図７は、コード２０の１つの、好ましくは
２つの自由端部分を収容するための開口１６３を有する
コードフック１６０のコード端部締結部分１６２を示し
ている。コードフック１６０の両側部に配置されている
弾性アーム部分１６５が少なくとも部分的に開口１６３
の中に向かって撓ませることが可能であり、より詳細に
は、その対応するコード係止部材１６６が、コード開口
１６３の中に配置されている１つ以上のコード末端部分
の中に食い込んで、その中にコード部分を保持し、それ
によってコードをコードフック１６０に確実に締結す
る。図７は、スナップ嵌めされるクリップ部分１６７か
またはコードフックの周囲に締結される他の方法によっ
て、曲げられた状態のコード保持位置に維持されている
弾性アーム１６５の１つを示している。あるいは、コー
ド２０の１つ以上の末端部分が、コードフック１６０内
にインサート成形されてもよい。
２つの自由端部分を収容するための開口１６３を有する
コードフック１６０のコード端部締結部分１６２を示し
ている。コードフック１６０の両側部に配置されている
弾性アーム部分１６５が少なくとも部分的に開口１６３
の中に向かって撓ませることが可能であり、より詳細に
は、その対応するコード係止部材１６６が、コード開口
１６３の中に配置されている１つ以上のコード末端部分
の中に食い込んで、その中にコード部分を保持し、それ
によってコードをコードフック１６０に確実に締結す
る。図７は、スナップ嵌めされるクリップ部分１６７か
またはコードフックの周囲に締結される他の方法によっ
て、曲げられた状態のコード保持位置に維持されている
弾性アーム１６５の１つを示している。あるいは、コー
ド２０の１つ以上の末端部分が、コードフック１６０内
にインサート成形されてもよい。
【００３７】コードフック１６０のフック部分１６４
が、コード２０を受け入れるための貫通した開口１６８
を含み、この開口１６８が、コード２０の引っ掛け係合
を可能にするような開放末端部分１６９を有することが
好ましい。コードアンカーとコードクリップに関連して
概括的に上述したように、その開口と開放末端部分と
は、好ましくは、コードを締着することなしにコードの
引っ掛け係合を可能にする寸法、又は、実施形態によっ
てはコードの着脱可能な保持を可能にする寸法にされて
おり、それによって、個々の物品積込の目的に適応する
ように、及び、コードとコードフック１６０とによって
物品が固定されていない時にはコードとコードフック１
６０とを固定して仕舞うために、コードフック１６０を
コードの他の部分に容易に締結または締結解除すること
を可能にする。コードクリップ１３０の第２のコード係
合部材１３４に関連して上述したように、コードフック
１６０が更に、コード２０以外の、定置部材の一部分に
締結されてもよい。
が、コード２０を受け入れるための貫通した開口１６８
を含み、この開口１６８が、コード２０の引っ掛け係合
を可能にするような開放末端部分１６９を有することが
好ましい。コードアンカーとコードクリップに関連して
概括的に上述したように、その開口と開放末端部分と
は、好ましくは、コードを締着することなしにコードの
引っ掛け係合を可能にする寸法、又は、実施形態によっ
てはコードの着脱可能な保持を可能にする寸法にされて
おり、それによって、個々の物品積込の目的に適応する
ように、及び、コードとコードフック１６０とによって
物品が固定されていない時にはコードとコードフック１
６０とを固定して仕舞うために、コードフック１６０を
コードの他の部分に容易に締結または締結解除すること
を可能にする。コードクリップ１３０の第２のコード係
合部材１３４に関連して上述したように、コードフック
１６０が更に、コード２０以外の、定置部材の一部分に
締結されてもよい。
【００３８】更に、ラッシング装置１００が、コード２
０の周囲に配置されている、より詳細には、締結するか
または引っ張るための隣接コード部分の周囲に配置され
ているコードロック１７０を含んでいてもよく、この事
によって、物品を収容し、積込むための更なる調節可能
性がラッシング装置１００にもたらされる。コードロッ
クは公知であり、本発明と共通の譲受人に譲渡されてい
る、１９９３年３月３０日付で交付された「コードクロ
ージャ（Ｃｏｒｄ Ｃｌｏｓｕｒｅ）」と題する米国特
許第５，１９７，１６６号に更に詳細に説明されてい
る。
０の周囲に配置されている、より詳細には、締結するか
または引っ張るための隣接コード部分の周囲に配置され
ているコードロック１７０を含んでいてもよく、この事
によって、物品を収容し、積込むための更なる調節可能
性がラッシング装置１００にもたらされる。コードロッ
クは公知であり、本発明と共通の譲受人に譲渡されてい
る、１９９３年３月３０日付で交付された「コードクロ
ージャ（Ｃｏｒｄ Ｃｌｏｓｕｒｅ）」と題する米国特
許第５，１９７，１６６号に更に詳細に説明されてい
る。
【図１】図１は、本発明の典型的な実施形態に従ったラ
ッシング装置である。
ッシング装置である。
【図２】図２は、本発明による典型的なコードアンカー
の斜視図である。
の斜視図である。
【図３】図３は、本発明による典型的なコードクリップ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図４】図４は、本発明による典型的なコードフックの
斜視図である。
斜視図である。
【図５】図５は、典型的なコードアンカーの側面図であ
る。
る。
【図６】図６は、典型的なコードクリップの側面図であ
る。
る。
【図７】図７は、典型的なコードフックの端面図であ
る。
る。
１０…定置部材 ２０…コード １００…ラッシング装置 １１０…コードアンカー １１２…コード係合部材 １３０…コードクリップ １３２…第１のコード係合部材 １３４…第２のコード係合部材 １４２…第１の部分 １４４…第２の部分
フロントページの続き (72)発明者 ジョン エス．ポンタオエ アメリカ合衆国，イリノイ 60607，シカ ゴ，エー サウス メイ 816 (72)発明者 スティーブン シー．ケラー アメリカ合衆国，イリノイ 60042，アイ ランド レイク，リバー オークス レー ン 619
Claims (23)
- 【請求項１】 定置部材に物品を締結するために使用可
能なラッシング装置であって、 前記定置部材に締結可能でありかつコード係合部材を有
する、少なくとも１つのコードアンカーと、 前記コードアンカーの前記コード係合部材に結合される
コードと、 第１のコード係合部材を備えた第１の部分と、第２のコ
ード係合部材を備えた第２の部分とを有するコードクリ
ップと、 を備え、 前記コードクリップの前記第１のコード係合部材が第１
のコード部分に結合されており、前記コードクリップの
前記第２のコード係合部材が、第２のコード部分に着脱
自在に結合可能であるラッシング装置。 - 【請求項２】 更に、間隔を置いた状態で前記定置部材
に締結可能な複数の少なくとも２つのコードアンカーを
含み、前記コードアンカーの各々がコード係合部材を有
し、前記コードが、対応するコードアンカーの少なくと
も２つのコード係合部材に着脱自在に結合されている請
求項１に記載のラッシング装置。 - 【請求項３】 前記コードクリップの前記第１のコード
係合部材が、前記コードを受け入れるための、前記コー
ドクリップの第１の部分を貫通する第１の開口を含み、
前記コードクリップの前記第１の開口が第１の開放末端
部分を有し、前記コードクリップの前記第１の開口と前
記第１の開放末端部分とが、前記コードクリップの第１
の開口内に前記コードを保持し、かつ、前記コードに沿
った前記コードクリップの両方向への自由な移動を可能
にするような寸法にされている請求項１に記載のラッシ
ング装置。 - 【請求項４】 前記コードクリップの前記第２のコード
係合部材が、前記コードを受け入れるための前記コード
クリップの前記第２の部分を貫通する第２の開口を含
み、前記コードクリップの前記第２の開口が第２の開放
末端部分を有し、前記コードクリップの前記第２の開口
と前記第２の開放末端部分とが、前記コードクリップの
前記第２の開口の中で前記コードを保持するような寸法
にされている請求項３に記載のラッシング装置。 - 【請求項５】 前記コードクリップの前記第１のコード
係合部材が、前記コードを受け入れるための、前記コー
ドクリップの前記第１の部分を貫通する第１の開口を含
み、前記コードクリップの前記第１の開口が第１の開放
末端部分を有し、前記コードクリップの前記第１の開口
と前記第１の開放末端部分とが、前記コードクリップの
前記第１の開口の中で前記コードを保持し、かつ、前記
コードに沿った前記コードクリップの自由な移動を防止
するように前記コードを摩擦的に締着するような寸法に
されている請求項１に記載のラッシング装置。 - 【請求項６】 前記コードが、前記コードが非伸張状態
である時に第１の直径を有し、前記コードが伸張状態で
ある時に前記第１の直径よりも小さい第２の直径を有す
る伸張可能な弾性コードであって、前記コードクリップ
の第１の開口が、前記コードが伸張状態である時に前記
コードに沿った前記コードクリップの両方向の移動を可
能にするような寸法にされており、かつ、前記コードク
リップの前記開口が、前記コードが非伸張状態である時
に前記コードを摩擦的に締着するような寸法にされてい
る請求項５に記載のラッシング装置。 - 【請求項７】 前記コードアンカーの前記コード係合部
材が、前記コードを受け入れるための、前記コードアン
カーを貫通する開口を含み、前記コードアンカーの前記
開口が開放末端部分を有し、前記コードアンカーの前記
開口と前記開放末端部分とが、前記コードアンカーの前
記開口内に前記コードを保持し、かつ、前記コードアン
カーの前記開口を通過する前記コードの両方向の自由な
移動を可能にするような寸法にされている請求項１に記
載のラッシング装置。 - 【請求項８】 前記コードアンカーの前記コード係合部
材が、前記コードを受け入れるための、前記コードアン
カーを貫通する開口を含み、前記コードアンカーの前記
開口が開放末端部分を有し、前記コードアンカーの前記
開口と前記開放末端部分とが、前記コードアンカーの前
記開口の中で前記コードを保持し、かつ、前記コードア
ンカーの前記開口を通過する前記コードの自由な移動を
防止するように前記コードを摩擦的に締着するような寸
法にされている請求項１に記載のラッシング装置。 - 【請求項９】 前記コードが、前記コードが非伸張状態
である時に第１の直径を有し、前記コードが伸張状態で
ある時に前記第１の直径よりも小さい第２の直径を有す
る伸張可能な弾性コードであり、前記コードアンカーの
前記開口が、前記コードが伸張状態である時に前記コー
ドアンカーの前記開口を通過して前記コードが軸方向に
移動することを可能にするような寸法にされており、か
つ、前記コードアンカーの前記開口が、前記コードが非
伸張状態である時に前記コードを摩擦的に締着するよう
な寸法にされている請求項８に記載のラッシング装置。 - 【請求項１０】 前記コードアンカーが、前記定置部材
に締結可能なアンカー固定部分を有する請求項１に記載
のラッシング装置。 - 【請求項１１】 更に、コード端部締結部分を有するコ
ードフックも備え、前記コードフックがフック部分を有
し、前記コードの一部分が、前記コードフックの前記コ
ード端部締結部分に締結される請求項１に記載のラッシ
ング装置。 - 【請求項１２】 前記コードが、前記コードが非伸張状
態である時に第１の直径を有し、前記コードが伸張状態
である時に前記第１の直径よりも小さい第２の直径を有
する伸張可能な弾性コードであり、前記コードが前記コ
ードアンカーと前記コードクリップとによって保持され
る請求項１に記載のラッシング装置。 - 【請求項１３】 更に定置部材を含み、前記コードアン
カーが前記定置部材に締結される請求項１に記載のラッ
シング装置。 - 【請求項１４】 前記定置部材が個人用荷物運搬パック
である請求項１３に記載のラッシング装置。 - 【請求項１５】 ラッシング装置のコードを保持するた
めに使用可能なコードアンカーであって、 本体部材と、 前記本体部材の第１の部分上のコード係合部分と、 コードを受け入れるための、前記コード係合部分を貫通
しかつ開放末端部分を有する開口とを有し、 前記開口の前記開放末端部分が、それを通して前記開口
の中にコードを挿入することを可能にするような寸法に
されており、前記開口とその前記開放末端部分とが、前
記コードアンカーの前記開口の中にコードを保持するよ
うな寸法にされていて、 更に、前記本体部材の第２の部分上のアンカー固定部分
を有する、 コードアンカー。 - 【請求項１６】 前記コードが前記コードアンカーの前
記開口の中に配置かつ保持されており、前記コードアン
カーの前記開口が、前記コードアンカーの前記開口を通
過して両方向に前記コードが自由に移動することを可能
にするような寸法にされている、コードと請求項１５に
記載のコードアンカーとの組合せ。 - 【請求項１７】 前記コードが前記コードアンカーの前
記開口の中に配置かつ保持されており、前記コードアン
カーの前記開口が、前記コードアンカーの前記開口を通
過して前記コードが自由に移動することを防止するよう
に前記コードを摩擦的に締着するような寸法にされてい
る、コードと請求項１５に記載のコードアンカーとの組
合せ。 - 【請求項１８】 前記コードが、前記コードが非伸張状
態である時に第１の直径を有し、前記コードが伸張状態
である時に前記第１の直径よりも小さい第２の直径を有
する伸張可能な弾性コードであり、前記コードアンカー
の前記開口が、前記コードが伸張状態である時に前記コ
ードアンカーの前記開口を通過して前記コードが軸方向
に移動することを可能にするような寸法にされており、
前記コードアンカーの前記開口が、前記コードが非伸張
状態である時に前記コードを摩擦的に締着するような寸
法にされている請求項１７に記載のコードアンカー。 - 【請求項１９】 ラッシング装置のコードの一部分を締
結するために使用可能であるコードクリップであって、 本体部材と、 前記本体部材の第１の部分上の第１のコード係合部分
と、前記本体部材の第２の部分上の第２のコード係合部
分と、 前記コードを受け入れるための、前記第１のコード係合
部分を貫通しておりかつ第１の開放末端部分を有する第
１の開口とを有し、 前記第１の開口の前記第１の開放末端部分が、それを通
して前記第１の開口の中に前記コードを挿入することを
可能にするような寸法にされており、前記第１の開放末
端部分が前記コードクリップの前記第１の開口の中に前
記コードを保持するような寸法にされていて、更に、前
記コードを受け入れるための、前記本体部分の前記第２
のコード係合部分を貫通している第２の開口であって、
前記コードの引っ掛け係合を可能にするような第２の開
放末端部分を有する前記コードクリップの第２の開口を
有する、コードクリップ。 - 【請求項２０】 前記第２の開口の前記第２の開放末端
部分が、それを通して前記第２の開口の中に前記コード
を挿入することを可能にするような寸法にされており、
前記第２の開放末端部分が、前記コードクリップの前記
第２の開口の中に前記コードを保持するような寸法にさ
れている請求項１９に記載のコードクリップ。 - 【請求項２１】 前記コードが前記コードクリップの前
記第１の開口の中に配置かつ保持されており、前記コー
ドクリップの前記第１の開口が、前記コードに沿って両
方向に前記コードクリップが自由に移動することを可能
にするような寸法にされている、コードと請求項１９に
記載のコードクリップとの組合せ。 - 【請求項２２】 前記コードが前記コードクリップの前
記第１の開口の中に配置かつ保持されており、前記コー
ドクリップの前記第１の開口が、前記コードに沿って前
記コードクリップが自由に移動することを防止するよう
に前記コードを摩擦的に締着するような寸法にされてい
る請求項１９に記載のコードクリップ。 - 【請求項２３】 前記コードが、前記コードが非伸張状
態である時に第１の直径を有し、前記コードが伸張状態
である時に前記第１の直径よりも小さい第２の直径を有
する伸張可能な弾性コードであり、前記コードクリップ
の前記第１の開口が、前記コードが伸張状態である時に
前記コードに沿って前記コードクリップが両方向に移動
することを可能にするような寸法にされており、かつ、
前記コードクリップの前記開口が、前記コードが非伸張
状態である時に前記コードを摩擦的に締着するような寸
法にされている請求項２２に記載のコードクリップ。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/232,493 US6170130B1 (en) | 1999-01-15 | 1999-01-15 | Lashing system |
| US09/232493 | 1999-01-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000203626A true JP2000203626A (ja) | 2000-07-25 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000006331A Expired - Fee Related JP4170547B2 (ja) | 1999-01-15 | 2000-01-12 | ラッシング装置とそのためのコードアンカー及びコードクリップ |
Country Status (7)
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|---|---|
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| JP (1) | JP4170547B2 (ja) |
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| CA (1) | CA2291397A1 (ja) |
| MX (1) | MXPA00000519A (ja) |
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