JP2000201416A - ジョイント部吸収用電気接続箱 - Google Patents

ジョイント部吸収用電気接続箱

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JP2000201416A
JP2000201416A JP11000888A JP88899A JP2000201416A JP 2000201416 A JP2000201416 A JP 2000201416A JP 11000888 A JP11000888 A JP 11000888A JP 88899 A JP88899 A JP 88899A JP 2000201416 A JP2000201416 A JP 2000201416A
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JP
Japan
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connection terminal
short
tab
connection
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP11000888A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Tanaka
光男 田中
Masami Tanabe
正巳 田辺
Kazuo Miyajima
和雄 宮島
Tadashi Ikezawa
正 池澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短絡回路数を多くでき、短絡パターンの自由
度も高いジョイント部吸収用電気接続箱を提供する。 【解決手段】 バスバー部12の上側および下側に雄タブ
部16、20が一体に形成され、前記バスバー部12の下側に
圧接端子部22が一体に形成された接続端子ユニット24を
複数個使用し、接続すべき接続端子ユニット24の圧接端
子部22を短絡導体26で接続することにより所望の接続回
路を構成し、各接続端子ユニット24の上側の雄タブ部16
をアッパーケース28のタブ孔32に挿通してアッパーケー
ス28の上面側に突出させると共に、下側の雄タブ部20を
ロアーケース30のタブ孔34に挿通してロアーケース30の
下面側に突出させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤーハーネス
のジョイント部を吸収(集約)して配線形態を簡素化す
るのに使用されるジョイント部吸収用電気接続箱に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電気接続箱としては、実開平2
−72620号公報に、上向きの雄タブ部と下向きの圧
接端子部を一体に形成した接続端子ユニットを複数個使
用し、各接続端子ユニットの雄タブ部をアッパーケース
のタブ孔に挿通してアッパーケースの上面側に所定の配
列で突出させると共に、各接続端子ユニットの圧接端子
部をロアーケース上に平行に配列した複数本の電線(短
絡導体)のいずれかに圧接して所望の接続回路を構成す
るものが開示されている。
【0003】また実用新案登録第2563316号公報
には、バスバー部の上側に所定の間隔で複数の雄タブ部
を一体に形成した接続ユニットを複数組使用し、各接続
ユニットのバスバー部をロアーケースの溝に差し込んで
平行に配置すると共に、各接続ユニットの雄タブ部をア
ッパーケースのタブ孔に挿通してアッパーケースの上面
側に所定の配列で突出させることにより、所望の接続回
路を構成するものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の電気接続
箱は、雄タブ部がアッパーケース側にしか突出しないこ
と、雄タブ部を短絡する電線またはバスバー部が平行配
置であること等から短絡回路数、短絡パターンに制限が
ある。もし制限を越える短絡が必要な場合はワイヤーハ
ーネス側で短絡しなければならないためワイヤーハーネ
スのコストアップを招く。
【0005】本発明の目的は、上記のような問題点に鑑
み、短絡回路数を多くでき、短絡パターンの自由度も高
いジョイント部吸収用電気接続箱を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明に係るジョイント部吸収用電気接続箱は、バスバ
ー部の上側および下側に雄タブ部が一体に形成され、前
記バスバー部の上側または下側に圧接端子部が一体に形
成された接続端子ユニットを複数個使用し、接続すべき
接続端子ユニットの圧接端子部を短絡導体で接続するこ
とにより所望の接続回路を構成し、各接続端子ユニット
の上側の雄タブ部をアッパーケースのタブ孔に挿通して
アッパーケースの上面側に突出させると共に、下側の雄
タブ部をロアーケースのタブ孔に挿通してロアーケース
の下面側に突出させたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明の電気接続箱に
使用される接続端子ユニット連結体の一例を示す。この
連結体10は、帯状の導電性金属板(例えば銅板、黄銅
板、その他の銅合金板等)を打ち抜き加工することによ
り連続的に製造されるもので、長手方向に連続するバス
バー部12を備えている。このバスバー部12の片側(上
側)には、所定の間隔で縦方向連結部14aと横方向連結
部14bがT形に形成され、かつ横方向連結部14bの両側
に複数本ずつの雄タブ部16が上向きに形成されている。
またバスバー部12の反対側(下側)には、上側と同じ間
隔で縦方向連結部18aと横方向連結部18bがT形に形成
され、かつ横方向連結部18bの両側に少なくとも1本ず
つの雄タブ部20が下向きに形成されると共に、縦方向連
結部18aの間に圧接端子部22が下向きに形成されてい
る。
【0008】図2(a)、(b)はそれぞれ図1の連結
体10を切断して得られる接続端子ユニット材を示す。
(a)の接続端子ユニット材23は上側の雄タブ部16と下
側の雄タブ部20を全部使用する場合であり、(b)の接
続端子ユニット材23は上側の雄タブ部16の一部と下側の
雄タブ部20の全部を使用する場合である。このように接
続端子ユニット材23の雄タブ部16、20の本数は、図1の
連結体10の切断の仕方によって任意に選定することがで
きる。
【0009】図3(a)、(b)は、図2(a)の接続
端子ユニット材23の横方向連結部14bおよび18bをそれ
ぞれコの字形に屈曲成形して得た接続端子ユニット24を
示す。図2(b)の接続端子ユニット材23も同様に屈曲
成形されて接続端子ユニットとなる。
【0010】図4および図5はそれぞれ、図3のような
形に成形された接続端子ユニット24を複数個使用し、接
続すべき接続端子ユニット24の圧接端子部22に短絡導体
としてバスバー26を圧入することにより所望の接続回路
を構成した場合を示している。このように複数個の接続
端子ユニット24の圧接端子部22を短絡用のバスバー26で
接続することにより、上下に雄タブ部16、20が突出する
接続回路を構成することができる。このため、短絡回路
数を多くできると共に、複雑な短絡パターンにも柔軟に
対応できる。また、自動車用の電気接続箱に用いられる
場合、接続端子ユニットの組合せで、グレードの違いに
よる回路の違いにも容易に対応できる。なお短絡導体と
してはバスバー以外に電線を使用することも可能であ
る。
【0011】図6は複数個の接続端子ユニット24をバス
バーを使用することなく直接接続する場合を示してい
る。すなわち接続端子ユニット24は、バスバー部12と圧
接端子部22を有しているため、一つの接続端子ユニット
24の圧接端子部22に他の接続端子ユニット24のバスバー
部12を圧入することにより、接続端子ユニット24同士を
直接接続することができる。したがって接続端子ユニッ
ト24同士の接続でも所望の接続回路を構成することが可
能である。
【0012】上記のように接続端子ユニット24とバスバ
ー26によって構成された接続回路は、図7に示すよう
に、アッパーケース28とロアーケース30に収納されてジ
ョイント部吸収用電気接続箱を構成する。すなわち各接
続端子ユニット24は上側の雄タブ部16がアッパーケース
28のタブ孔32を貫通してアッパーケース28の上面側に突
出し、下側の雄タブ部20がロアーケース30のタブ孔34を
貫通してロアーケース30の下面側に突出するように収納
される。したがってこの電気接続箱は、アッパーケース
28の上面とロアーケース30の下面の両方にワイヤーハー
ネスのコネクタを接続することができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数個の接続端子ユニットの圧接端子部を短絡導体で接続
することにより、上下に雄タブ部が突出する接続回路を
構成できるため、短絡回路数を多くできると共に、複雑
な短絡パターンにも柔軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電気接続箱に使用する接続端子ユニ
ット連結体の一例を示す正面図。
【図2】 (a)、(b)はそれぞれ図1の連結体を切
断して得られる接続端子ユニット材の正面図。
【図3】 図2(a)の接続端子ユニット材を屈曲成形
して得られる接続端子ユニットの、(a)は平面図、
(b)は正面図。
【図4】 図3のような接続端子ユニットを複数個バス
バーで短絡してなる接続回路の一例を示す斜視図。
【図5】 図3のような接続端子ユニットを複数個バス
バーで短絡してなる接続回路の他の例を示す斜視図。
【図6】 図3のような接続端子ユニット同士を接続し
てなる接続回路の一例を示す斜視図。
【図7】 本発明の電気接続箱の一実施形態を示す分解
斜視図。
【符号の説明】
10:接続端子ユニット連結体 12:バスバー部 16:上側の雄タブ部 20:下側の雄タブ部 22:圧接端子部 24:接続端子ユニット 26:短絡用のバスバー 28:アッパーケース 30:ロアーケース 32、34:タブ孔
フロントページの続き (72)発明者 宮島 和雄 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 池澤 正 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 5G361 BA02 BB01 BB03 BC01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バスバー部の上側および下側に雄タブ部が
    一体に形成され、前記バスバー部の上側または下側に圧
    接端子部が一体に形成された接続端子ユニットを複数個
    使用し、接続すべき接続端子ユニットの圧接端子部を短
    絡導体で接続することにより所望の接続回路を構成し、
    各接続端子ユニットの上側の雄タブ部をアッパーケース
    のタブ孔に挿通してアッパーケースの上面側に突出させ
    ると共に、下側の雄タブ部をロアーケースのタブ孔に挿
    通してロアーケースの下面側に突出させたことを特徴と
    するジョイント部吸収用電気接続箱。
JP11000888A 1999-01-06 1999-01-06 ジョイント部吸収用電気接続箱 Pending JP2000201416A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6661672B2 (en) 2002-04-19 2003-12-09 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Electric connection box
WO2022168574A1 (ja) * 2021-02-05 2022-08-11 株式会社オートネットワーク技術研究所 ジョイントコネクタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6661672B2 (en) 2002-04-19 2003-12-09 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Electric connection box
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