JP2000201119A - 視聴者参加情報配信システム - Google Patents

視聴者参加情報配信システム

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JP2000201119A
JP2000201119A JP11000326A JP32699A JP2000201119A JP 2000201119 A JP2000201119 A JP 2000201119A JP 11000326 A JP11000326 A JP 11000326A JP 32699 A JP32699 A JP 32699A JP 2000201119 A JP2000201119 A JP 2000201119A
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JP11000326A
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Tsukasa Nakajo
宰 中條
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Recruit Co Ltd
Original Assignee
Recruit Co Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間にかつ低コストで視聴者が参加可能な
放送番組を放送可能な情報配信システムの提供。 【解決手段】 視聴者が参加可能な番組を配信する視聴
者参加情報配信システムである。視聴者に対し回答を求
めるための問合せ情報を格納するデータベース(1)、デ
ータベースを制御して配信する問合せ情報を選択し、選
択された問合せ情報に対応する画像情報および/または
音声情報を配信する配信装置(3,2)、問合せ情報に対応
して視聴者から提供された回答情報を符号化して配信装
置に供給する受付装置(4)を備える。配信装置(3,2)は、
視聴者から提供された回答情報を集計してその集計結果
を配信することが可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動番組放送に係わ
り、特に視聴者が容易に参加できるクイズ番組などの制
作に適した視聴者参加情報配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、クイズ番組は、企画・準備後にク
イズ番組収録を行い、収録した素材を編集して原版を制
作し、原版からプリントされたビデオテープを再生して
放送される。まず、スタジオにクイズ番組用のセットを
設置して視聴者やタレントを集めて司会者のもとクイズ
番組が収録される。クイズとして流す問題は、収録前に
予め作成し、スタジオ内のスクリーンに表示可能にして
おく。収録をするためには、ディレクター、カメラマ
ン、ビデオエンジニア、照明係、音声係など多数のスタ
ッフの手配を要する。編集段階では、放送時間に併せて
素材を編集し、クイズの問題を文字情報として付け加え
る。放送局では、前記のようにして制作された完全パッ
ケージ版のビデオテープを放送局のカートマシーンに装
着し、放送時間に放送していた。
【0003】従来型のクイズ番組では、視聴者はあくま
でもクイズ番組放送を鑑賞するだけであった。視聴者プ
レゼントが企画されている番組であっても、視聴者に
は、はがきで応募したりファックスで応募したりする程
度の参加方法しか与えられていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここでもしも視聴者が
気軽に自宅からクイズ番組に参加できれば、大変刺激的
な双方向のエンターテイメントとなることが予想され
る。
【0005】しかしながら、従来型のクイズ番組制作で
はVTR方法が殆どであり、多くの視聴者が同時にクイ
ズに参加することができなかった。しかも従来型の番組
制作では、放送までの制作にかかるコスト、時間が膨大
なものになり、しかも収録から一定時間経ってからしか
放送することができなかった。
【0006】そこで上記問題点に鑑み、本願発明は視聴
者からの回答を短時間に集計し配信することが可能な視
聴者参加情報配信システムおよび方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、視聴者が参加
可能な番組を配信する視聴者参加情報配信システムであ
って、 1)視聴者に対し回答を求めるための問合せ情報を格納
するデータベースと、 2)データベースを制御して配信する問合せ情報を選択
し、選択された問合せ情報に対応する画像情報および/
または音声情報を配信する配信装置と、 3)問合せ情報に対応して視聴者から提供された回答情
報を符号化して配信装置に供給する受付装置と、を備え
る。そして、配信装置は、視聴者から提供された回答情
報を集計してその集計結果を配信することが可能に構成
されていることを特徴とする視聴者参加情報配信システ
ムである。
【0008】ここで「配信装置」には、一般の放送設備
の他にネットワーク上のファイルとして配信情報を生成
するような場合や電話などで個別に音声情報を提供する
ような場合も含む。
【0009】また上記問合せ情報は、所定の設問および
それに対する選択肢が設定されているものであり、デー
タベースは、この問合せ情報を複数格納可能に構成され
ている。
【0010】上記データベースには、各問合せ情報が配
信済みであるか否かを示すマークを当該問合せ情報に対
応させて格納可能に構成されており、配信装置は、デー
タベースを参照する際に、マークが配信済みでないこと
を示している問合せ情報を抽出して配信し、当該問合せ
情報を配信した場合に当該問合せ情報に対応させて配信
済みであることを示すマークをデータベースに格納可能
に構成されている。
【0011】上記データベースには、問合せ情報とし
て、画像情報と文字情報とが対応付けられて格納されて
おり、配信装置は、問合せ情報を配信する際に、文字情
報に対応する静止画像を生成して画像情報を再生するこ
とにより得られる画像と組み合わせ配信可能に構成され
ている。画像情報は静止画像を再生させるものでも動画
像を再生させるものでもよい。
【0012】上記配信装置は、番組に参加する視聴者を
特定する視聴者情報を格納可能に構成されており、集計
情報として当該問合せ情報の配信に対して回答した視聴
者を特定する情報を配信する。
【0013】上記問合せ情報は、正解または不正解のい
ずれかである選択肢が設定されており、配信装置は、当
該問合せ情報の配信に対して提供された視聴者の回答情
報を参照して特定の回答をした視聴者を特定する画像を
集計結果として配信する。「特定の回答」とは、正答し
たり誤答したり特定の組み合わせの答えをしたりするこ
とをいう。
【0014】上記配信装置は、特定の回答をした視聴者
の合計数を配信する画像に含ませる。
【0015】上記配信装置は、特定の回答をした視聴者
を特定する視聴者情報を格納可能に構成されており、新
たな問合せ情報に対する回答情報を受け付ける際に、回
答情報を提供する視聴者が前回の問合せ情報の配信に対
して特定の回答をした視聴者であるか否かを判定し、特
定の回答をしている視聴者からの回答情報のみを受け付
け可能に構成されている。
【0016】上記問合せ情報は、所定のアンケートに関
する選択肢が設定されており、配信装置は、当該問合せ
情報の配信に対して提供された視聴者の回答情報に基づ
いて視聴者の回答状況を所定方式にしたがって表示する
画像を集計結果として配信する。「所定方式」とは例え
ば一覧表示などをいう。
【0017】上記配信装置は、各問合せ情報に対して視
聴者が回答可能な制限時間を計数可能に構成されてお
り、受付装置は、当該制限時間以内に提供された回答情
報を受付けることが可能に構成されている。
【0018】上記配信装置は、問合せ情報を配信する際
に、制限時間を当該問合せ情報に対応する画像情報およ
び/または音声情報に付随させて配信可能に構成されて
いる。
【0019】上記受付装置は、視聴者から番組参加の問
合せがあった場合に、当該視聴者を特定する固有情報を
生成して登録するとともに当該視聴者に伝達可能に構成
されており、問合せ情報の配信に対して視聴者が回答情
報を提供してきた際に、当該視聴者が提供した固有情報
が登録された固有情報と一致するか否かを判定し、一致
すると判定された視聴者の固有情報のみを受付可能に構
成されている。
【0020】上記受付装置は、問合せ情報の配信に対し
て視聴者が回答情報を提供してきた際に、当該視聴者が
一定時間以内に回答しない場合に、当該視聴者との接続
を切断可能に構成されている。
【0021】本発明は、視聴者が参加可能な番組を配信
する視聴者参加情報配信方法であって、 1)視聴者に対し回答を求めるための問合せ情報を選択
する選択ステップと、 2)選択された問合せ情報に対応する画像情報および/
または音声情報を配信する問合せ情報配信ステップと、 3)当該問合せ情報に対応して視聴者から提供された回
答情報を受け付ける受付ステップと、 4)回答情報を集計して配信する集計結果配信ステップ
と、を備えたことを特徴とする視聴者参加情報配信方法
である。
【0022】上記問合せ情報は、所定の設問およびそれ
に対する選択肢が設定されているものである。
【0023】各問合せ情報には、当該問合せ情報が配信
済みであるか否かを示すマークが対応付けられており、
問合せ情報配信ステップは、マークが配信済みでないこ
とを示している問合せ情報を抽出して配信し、当該問合
せ情報を配信した場合に、当該問合せ情報が配信済みで
あることを示すマークを当該問合せ情報に対応づけて格
納する。
【0024】本発明は、番組に参加する視聴者を特定す
る視聴者情報を格納するステップをさらに備え、集計結
果配信ステップは、集計情報として当該問合せ情報の配
信に対して回答した視聴者を特定する情報を配信する。
【0025】上記問合せ情報は、正解または不正解のい
ずれかである選択肢が設定されており、集計結果配信ス
テップは、問合せ情報の配信に対して提供された視聴者
の回答情報を参照して特定の回答をした視聴者を特定す
る画像を集計結果として配信する。
【0026】本発明は、特定の回答をした視聴者を特定
する視聴者情報を格納するステップをさらに備え、受付
ステップは、新たな問合せ情報に対する回答情報を受け
付ける際に、回答情報を提供する視聴者が前回の問合せ
情報の配信に対して特定の回答をした視聴者であるか否
かを判定し、特定の回答をしている視聴者からの回答情
報のみを受け付る。
【0027】上記問合せ情報は、所定のアンケートに関
する選択肢が設定されており、集計結果配信ステップ
は、当該問合せ情報の配信に対して提供された視聴者の
回答情報に基づいて視聴者の回答状況を所定方式にした
がって表示する画像を集計結果として配信する。
【0028】上記各問合せ情報に対して視聴者が回答可
能な制限時間を計数する計数ステップをさらに備え、受
付ステップは、当該制限時間以内に提供された回答情報
のみを受付ける。
【0029】本発明は、視聴者から番組参加の問合せが
あった場合に、当該視聴者を特定する固有情報を生成し
て登録するとともに当該視聴者に伝達するステップをさ
らに備え、受付ステップは、問合せ情報の配信に対して
視聴者が回答情報を提供してきた際に、当該視聴者が提
供した固有情報が登録された固有情報と一致するか否か
を判定し、一致すると判定された視聴者の固有情報のみ
を受付ける。
【0030】上記受付ステップは、問合せ情報の配信に
対して視聴者が回答情報を提供してきた際に、当該視聴
者が一定時間以内に回答しない場合に、当該視聴者との
接続を切断する。
【0031】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施の形態
を、図面を参照して説明する。<実施形態1> 本実施形態1は、視聴者が参加可能なク
イズ番組を自動生成する情報配信システムに関する。 (構成)図1に、本実施形態における視聴者参加情報配
信システムの構成図を示す。本情報配信システムは、図
1に示すように、ソース群1、送出部2、制御部3およ
び受付部4を備えて構成される。ソース群1は、本発明
のデータベースとして放送時の映像や音声のソースとな
るものであり、VTR送出装置101、静止画データベ
ース102、問題データベース103およびニュースセ
ンタ104から構成されている。
【0032】VTR送出装置101は、クイズの問題に
関連した動画情報および音声情報を記録したビデオカセ
ットテープを問題に対応させて多数収納しており、制御
部3からアドレスを指定することで特定の問題に対応す
る映像信号および音声信号を出力させることが可能にな
っている。ただしビデオカセットに限らず、ディスクド
ライブやCD−V,LD、DVDなど任意の記録媒体を
動画ソースとしてもよい。
【0033】静止画データベース102は、固定ディス
クにファイルとして格納されている画像データ群であ
り、制御部3でファイル名を指定することにより問題に
対応する静止画情報を出力させることができるようにな
っている。ただし記録方法は固定ディスクに限定され
ず、格納方法もファイル形式に限定されるものではな
い。
【0034】問題データベース103は、本発明の問合
せ情報に相当する実際に出題する問題と選択肢の情報が
文字情報として格納されており、制御部3で問題番号を
指定することにより当該番号で特定される問題の文字情
報を読み出すことが可能に構成されている。具体的に
は、問題データベース103は、コンピュータ装置の固
定ディスクに複数レコードからなるファイルの形式で格
納されており、各レコードに問題一つが対応させられて
いる。ただし記録方法は固定ディスクに限定されず、格
納方法もファイル形式に限定されるものではない。各レ
コードは、問題番号をキーフィールドとして、問題文字
データ、選択肢数、選択肢文字データ、正解選択肢デー
タ、送出フラグ、対応動画アドレス、動画送出時間、対
応静止画ファイル名などの各フィールドから構成されて
いる。問題文字データは、問題文を表示させるためのテ
キストコード群である。選択肢数は選択肢の数を示す数
値である。選択肢文字データは、各選択肢を表示させる
ためのテキストコード群が選択肢ごとに格納されたもの
である。正解選択肢データは、正解である選択肢を特定
する番号などである。送出フラグは、当該問題を送出し
たか否かを示すマークであり、初期状態は「未送出」を
示すコードになっている。このマークは、問題が放送さ
れた時に「送出」を示すコードに変更されるものであ
る。対応動画アドレスは、問題に対応している動画像を
表示させるためにVTR送出装置に与えるべきアドレス
である。動画送出時間は、この動画像の送出時間長を示
す。対応静止画ファイル名は、対応する静止画が格納さ
れた静止画データベースにおけるファイル名である。
【0035】ニュースセンタ104は、中継、通常ニュ
ース、緊急ニュースなどを放送するための施設や装置で
あり、通常テロッパおよびスタジオカメラなどの収録設
備により構成される。ただしニュースセンタは本発明に
必須の構成ではない。
【0036】送出部2は、本発明の配信装置の一部とし
て作用するブロックであり、オンエアスイッチ部20
1、プロセスアウトレット部202、地上波放送装置2
03および衛星放送装置204により構成されている。
【0037】オンエアスイッチ部201は、複数系統の
信号からいずれか一つを選択して出力するスイッチャ機
能を備えており、制御部3による自動制御またはオペレ
ータによる手動制御が可能になっている。オンエアスイ
ッチ部は、ソース群のうち複数の出力を特殊効果により
合成して出力することが可能になっている。すなわち問
題画像中に動画像や静止画像をウィンドウとして嵌め込
んだり、動画像や静止画像を背景として問題文などをス
ーパーインポーズ表示させたり、またはこれらのものを
時間的に切り替えて出力したりが任意に可能になってい
る。プロセスアウトレット部202は、緊急ニュース速
報、障害の断わり、番組変更、時刻などを、映像信号で
は文字をスーパーインポーズし、音声信号では音声をミ
ックスして出力することができるようになっている。地
上波放送装置203は、NTSCなど通常のテレビジョ
ン方式に画像情報および音声情報をエンコードし放送す
ることが可能な放送設備である。地上波放送装置には、
ケーブルテレビジョン放送も含むものとする。衛星放送
装置204は、デジタル衛星放送規格にしたがって画像
情報および音声情報をエンコードし、静止衛星軌道上の
人工衛星を介して放送することが可能な放送設備となっ
ている。
【0038】なお、当該クイズ番組をインターネットな
どのネットワーク経由で配信可能とするために、ネット
ワークサーバを備えていてもよい。このネットワークサ
ーバは、画像情報および音声情報に対応したハイパーテ
キスト形式の複数ファイルを生成し、所定のネットワー
クアドレスで特定される記憶領域にこれらファイルを視
聴者の使用するPCから参照可能に格納するようになっ
ている。
【0039】また各種のデータ放送の形式で当該クイズ
番組を配信可能な装置を備えていてもよい。
【0040】制御部3は、本発明の配信装置の一部をな
し、本情報配信システムを制御可能になっている。制御
部は、プロセスコンピュータ301、番組編成データベ
ース302および視聴者データベース303を備えてい
る。
【0041】番組編成データベース302には、年間番
組編成計画に基づく番組を編成するための年間番組編成
データと毎日の番組を編成するためのデイリー番組編成
データが格納されている。プロセスコンピュータ301
は、基準時計にしたがって随時番組編成データベース3
02を参照するようになっている。そしてこれら番組編
成データに対応したソースをソース群1から選択し、プ
ロセスコンピュータ301は送出部2に当該ソースに基
づく番組を放送させることができるようになっている。
視聴者データベース303は、受付部4から放送に対す
る視聴者の回答情報に付随した視聴者に関する視聴者情
報を格納するようになっている。受付部4からこの回答
情報が供給された場合、プロセスコンピュータ301は
回答情報に付随した視聴者情報を格納するように構成さ
れている。視聴者情報としては、視聴者を特定する名
称、視聴者の地方、グループ名、連絡先、視聴者ID番
号、解答状況リストなどが考えられる。名称は受付部4
で視聴者により登録された視聴者の氏名や略称である。
地方は、連絡先の加入者回線の電話番号(市外局番)に
基づいて決定された地方名称である。グループ名は、P
HSや携帯電話の番号の一部などが想到する。連絡先は
受付部で登録された視聴者の加入者回線電話番号、PH
S番号、携帯電話番号などである。視聴者ID番号は受
付部で発行された視聴者を特定する固有の番号である。
解答状況リストは問題番号に対応させて視聴者が正解し
たか否かの結果を格納するフィールド群である。視聴者
が選択した選択肢とともに記録するようにしてもよい。
【0042】受付部4は、本発明の受付装置として動作
するように、網制御装置401、回線接続部402、音
声認識部403、プッシュボタン受信部404、音声応
答部405、制御部406、固定ディスク407および
通信制御部408を備えて構成されている。これらは、
多数の電話を並行して受信し音声回答可能な専用装置と
して構成されているが、コンピュータに音声入出力アダ
プターを接続し、コンピュータにて音声認識および音声
合成ソフトウェアを実行することにより、受付部として
の機能を果たすように構成してもよい。
【0043】網制御装置401は、呼出のあった回線数
に応じて回線を時分割し回線接続部402に接続可能に
構成されている。回線には公衆網や専用線網が考えられ
る。また当該網制御装置に相当する部分を、インターネ
ット等の大規模ネットワークに接続可能に構成し、問合
せ情報を閲覧可能にしたウェブページや電子メールなど
を利用して、視聴者のパーソナルコンピュータから回答
情報が供給された場合に、それらを読み取り可能に構成
してもよい。回線接続部402は、視聴者から呼出のあ
った場合に回線を接続維持できるように構成されてい
る。音声認識部403はプッシュホン以外の電話から供
給された視聴者の音声を、公知の音声認識、例えば識別
関数方式により音声認識し、文字コードを出力可能に構
成されている。プッシュボタン受信部404は、プッシ
ュホンから供給された音声信号の周波数に応じて0〜
9、*、#等の数値や文字を特定し文字コードを出力す
るよう構成されている。音声応答部405は、視聴者に
回答情報を提供させるためのガイダンスを音声情報とし
て出力可能になっている。すなわち音声応答部は、公知
の音声合成法に基づいて、制御部406により読み出さ
れた固定ディスク407に格納されている音声情報に対
応させて音声を編集し視聴者に認識可能な音声信号を出
力できるようになっている。通信制御部408は、文字
データである回答情報を制御部3に送信可能になってい
る。制御部406は、接続されている回線ごとに指示す
べきガイダンスを特定しその音声情報を音声応答部40
5に転送するようになっている。また文字データ化され
た音声認識部およびプッシュボタン受信部404の回答
情報を通信制御部408経由で所定の形式で送信するよ
うになっている。なお、音声認識部、プッシュホンボタ
ン受信部および音声応答部は多回線に対応可能に構成
し、同時に多数の電話回線からの音声を認識したり複数
回線に異なる音声メッセージを送出可能に構成すること
が好ましい。
【0044】(動作)次に本実施形態の動作を説明す
る。図2に、制御部3が所定のプログラムを実行するこ
とにより実現される視聴者参加情報配信処理を説明する
フローチャートを示す。
【0045】配信処理 プロセスコンピュータ301は、随時番組編成データベ
ース302を参照し、ソース群1の切替や送出部2の制
御が必要か否かを判断している。本実施例のクイズ番組
を開始すべき時刻になるまでは(S101;NO)、他
番組のための処理(S102)を継続する。クイズ番組
を開始すべき時刻になったら(S101;YES)、当
該システムはクイズ番組の放映を開始する。
【0046】まずプロセスコンピュータは静止画データ
ベース102から初期画像を表示させるためのファイル
を読み取り、オンエアスイッチ部201にこの画像を送
出させる(S103)。図4に初期画像の表示例を示
す。この画面はクイズ番組の表題10が表示され、視聴
者に対しクイズに参加するためのルール集11が文字表
示されて構成される。
【0047】次いでプロセスコンピュータは乱数などに
より任意の問題番号を生成する(S104)。そしてこ
の問題番号をキーとして問題データベース103を検索
し(S105)、抽出された問題レコードの送出フラグ
を参照する。抽出された問題レコードの送出フラグに使
用済みのマークが付されている場合(S106;YE
S)、この問題レコードは既に放送されたことを示して
いる。このときはプロセスコンピュータは問題番号の発
生から繰り返す(S104〜)。一方、抽出された問題
レコードの送出フラグに使用済みのマークが付されてい
ない場合(S106;NO)、この問題レコードはまだ
放送されていないことを示しているので、このレコード
に基づいて問題画像の生成が行なわれる。
【0048】問題画像を生成する際に、プロセスコンピ
ュータは、この問題レコードの送出フラグに使用済みの
マークを書き込む(S108)。次いで問題に対する解
答時間を設定するタイマーをスタートさせる(S10
9)。これにより解答時間が計測される。そして問題レ
コードに対応動画像アドレスや対応静止画像ファイル名
が記録されている場合に、プロセスコンピュータはそれ
らの再生を開始する(S110)。そして問題レコード
の内容に対応させてプロセスコンピュータは問題文の画
像を生成し出力させる(S111)。
【0049】問題画像の構成は任意に考えられる。例え
ば図5の表示例では、題名表示20、問題文表示21、
選択肢表示22、注意書き表示23および残り時間表示
24の各欄から画面が構成されている。問題文の長さを
予め定めておけば問題文表示の欄の大きさや文字サイズ
を固定化可能である。選択肢表示では、問題文によって
定まる選択肢数によって各選択肢の配置や文字の大きさ
を変更することが可能である。もちろん選択肢数を固定
しておけば、選択肢配置や文字の大きさを固定化でき
る。残り時間表示は、タイマーによってカウントダウン
される解答のための残り時間が表示される。なお、残り
時間を音声合成によって音声情報として放送するように
してもよい。
【0050】また、当該問題レコードに対応動画アドレ
スが記録されている場合には、プロセスコンピュータ
は、問題画像の生成と並行して、VTR送出装置101
に対応動画アドレスを供給し、該当する動画像の送出を
開始させる。または当該問題レコードに対応静止画ファ
イル名が記録されている場合には、プロセスコンピュー
タは静止画データベース103から当該静止画ファイル
を読み取り、該当する静止画像を送出する。プロセスコ
ンピュータはオンエアスイッチ部201を制御して、こ
れらの処理により出力される動画像や静止画像を問題表
示の一部にウィンドウ表示するようにしてもよいし、解
答時間中に短期的にまたは継続的に送出するようにして
もよい。静止画像であれば、定期的に複数の静止画像を
切り替えながら放送することで、解答に対する示唆(ヒ
ント)を静止画像で与えることができる。動画像や静止
画像が送出されるような問題の場合は、図5の表示例に
示すような文字を、背景たる動画像や静止画像にスーパ
ーインポーズさせて表示するようにしてもよい。問題レ
コードに画像送出の順序や長さを規定するフィールドを
さらに設けておけば、さらに複雑なシーケンスで問題画
像表示が可能となる。
【0051】プロセスコンピュータは、解答時間中上記
表示を継続する(S112;NO)。解答時間が終了し
たら(S112;YES)、プロセスコンピュータは受
付部4に対して解答締切を告知し、受付部から送信され
てきた解答情報に基づく集計を行う(S113)。解答
情報の蓄積については図3にて後述する。
【0052】集計の方法には種々考えられる。例えば、
通常、クイズ番組は複数の問題に対する解答内容を競う
ものなので、それに対応した集計を行う。解答の集計を
制御部3で行うか受付部4で行うかは任意である。ただ
し問題に対する解答時間が終了する度に結果を表示する
場合には、受付部が集計を行う構成であってもその中間
結果を制御部に一旦送信する必要がある。本実施形態で
は、一問ごとに受付部4がまとめてその問いに対する解
答情報を制御部に送信し、制御部3が解答の正否を判定
し解答情報の集計を行うものとして説明する。
【0053】第1問に対する解答情報群が送信されてき
たら、プロセスコンピュータ301は、解答情報を参照
して解答してきた視聴者に係るID番号をキーとして問
題ごとの正否を記録する解答状況リストを視聴者データ
ベース303に作成する。そして受付部から解答情報が
寄せられる毎に、そのときの問題に対応するリスト中の
フィールドに、解答の正否を記録していく。本実施形態
では途中参加が認められないものとするため後に視聴者
のレコードが加えられることはない。つまり視聴者が途
中参加しようとしても図3の処理により受付部ではじか
れてしまうからである。
【0054】解答に対する評価をどのように設定するか
は任意である。例えば、勝ち抜き戦であれば、解答情報
を集計するに当たり、第1問からその問題まで正解をし
続けている視聴者のみが、次の問題への挑戦権があるも
のとして判定する。また例えば、正解率で判定し途中不
正解があっても全体の正解率が高いなら優勝できるよう
に設定するなら、第1問からその問題までの正答数を比
較して正答数の多い者が有利になるように判定する。
【0055】集計の結果、正解者数の数が1より多い場
合は(S114;正解者>1)、問題総数が予定されて
いた最大数に達していない限り(S115;NO)、プ
ロセスコンピュータは集計結果をリストアップし画像と
して作成し送出する(S116)。図6は、勝ち抜き戦
をする番組における集計結果の画像表示例である。この
表示画像は、問題表示30、リスト31、勝ち残り人数
表示31により構成されている。問題表示30は、その
回の問題を表示する欄である。リスト31は、その回ま
で勝ち残った(正答し続けた)視聴者が抽出され、予め
登録されていた名前が呼び出され、リストアップされて
表示される。地域の表示は、例えば予め登録された電話
番号の市外局番をコンピュータが参照することによって
自動的に対応づけられた地域が表示される。地域表示を
しておけば同一名が勝ち残っていても両者を識別させる
ことができるからである。勝ち残り人数表示31は、リ
ストアップされた視聴者の総数を表示する欄である。こ
の総数表示によれば、視聴者にいよいよ勝ち抜き戦が大
詰めを迎えつつあることを暗に示し、興味を喚起するこ
とが可能となる。なお正答率で戦うクイズ番組であれ
ば、正答率の高い者から順に一定数が問題集計のたびに
表示されることになる。
【0056】正解者数が1名のみであった場合(S11
4;正解者=1)、その回で優勝者が決定することにな
るので、プロセスコンピュータは勝者表示画像を生成し
送出する(S119)。また正解者数がゼロ、すなわち
誰もその問題に正解できなかった場合(S114;正解
者=0)、さらにその番組で用意していた問題総数に達
してしまった場合(S115;YES)、プロセスコン
ピュータは複数人の中から一人の勝者を決める勝者決定
処理を行う(S118)。ただし、勝者決定処理を行わ
ず、これらの場合にそのラウンドには勝者無しとし、賞
金などを他のラウンドに引き継ぐように構成してもよ
い。
【0057】勝者決定処理(S118)では、複数人の
中から一人の勝者を定めなければいけない。このため、
解答情報として、各問題において解答開始から正解を寄
せるまでの時間を視聴者ごと・問題ごとに計測・記録可
能に構成しておく。そしてこの解答時間の累計が最も少
なかった者を勝者とする。一人の勝者を決定したら、プ
ロセスコンピュータはその勝者についての勝者表示画像
を送出する(S119)。
【0058】勝者表示としては、例えば図7に示すよう
に表示される。この画像表示例は、タイトル40、勝者
氏名表示41およびコメント42等で構成される。勝者
氏名は、勝ち抜き戦であれば総て正答した視聴者の氏名
が表示される。正答率で争うのであれば、最も正解の多
かった視聴者の氏名が表示される。または上記のように
して解答時間に基づいて定められた勝者が表示される。
【0059】優勝者に対しては、オペレータが視聴者デ
ータベース303に格納されているその優勝者の連絡先
を参照し、直接電話連絡をしたり賞品などの発送を行っ
たりする。
【0060】このようにして優勝者が決まったラウンド
についての視聴者データは、確定した旨とともに記録し
ておくか削除するかいずれでも可能である。
【0061】番組がまだ続く場合(S120;NO)、
プロセスコンピュータは、次のラウンドを継続するため
に、再び第1問からの問題選択を繰り返す(S104
〜)。番組が終了する場合には(S120;YES)、
それで放送を終了する。
【0062】受付処理 次いで、受付部4において各解答時間の間に行なわれる
受付処理を、図3のフローチャートに基づいて説明す
る。このフローチャートに基づく処理では、第1問の解
答時にこのラウンドに参加する視聴者を登録してIDを
発行し、それ以降の問題ではIDを発行された者のみが
回答可能に設定している。ただしクイズ番組の参加資格
をどのように設定するのかは任意に定められる。例えば
予め会員登録をし、登録された会員に対してのみ参加を
認めたり、電話番号や地域等で参加資格を制限したり、
もっと自由に途中参加を認めたりしてもよい。
【0063】受付部4では、視聴者から電話の着信があ
るたびに、制御部406の制御により、電話を掛けてき
た視聴者に音声ガイダンスが流される。そして、それに
対応して視聴者がプッシュボタンや音声で応答したらそ
の回答内容が判定されて固定ディスク407に格納され
る。解答時間中であるか否かは制御部3からの制御デー
タで把握することが可能であるため、解答時間中以外の
着信に対し、受付部4は受付中でない旨の音声メッセー
ジを送出し回線を切断する。
【0064】さて、解答時間中に電話の着信があった場
合、その回の問題が第1問であったなら(S201;Y
ES)、視聴者登録を行う。受付部は視聴者がそのラウ
ンドに優勝した場合に必要とされる電話番号等の連絡先
を入力させる音声ガイダンスを流す。これに対応して視
聴者からプッシュホンまたは音声で連絡先が入力された
ら、受付部はこれを固定ディスク407に格納する。視
聴者がプッシュホンを使用しているのか音声で解答する
のかをここで判定し、以降のメッセージを変更するよう
に構成することは好ましい。なお連絡先の他に、この視
聴者が正答した場合に集計結果画像として発表する名称
や略称も入力させる。名称の入力のために音声認識を行
い他の入力にはプッシュホンボタンを操作させてもよ
い。
【0065】もしも視聴者が一定時間以上連絡先を入力
しない場合には(S203;YES)、機械若しくは回
線の故障または回答の意思無しとみなして、受付部はタ
イムアウト処理を行う(S200)。タイムアウト処理
としては、例えば一定時間入力がありませんので回線を
切断する旨の音声メッセージを流してから回線を切断す
る等が考えられる。タイムアウトになった視聴者につい
てのレコードは削除される。
【0066】時間切れとならずに入力された場合(S2
03;NO)、受付部は入力された内容が正しいか否か
を検査する。検査としては、例えば連絡先が電話番号で
あったなら、電話番号に該当しない*や#が入力されて
いたような場合をいう。入力が正しくない場合には(S
204;NO)、受付部は入力内容が正しくない旨の音
声メッセージを流し、再度の入力を促す(S202
〜)。またこの遣り直しを一定回数繰り返しても不正な
入力しかなかった場合には、タイムアウト処理を行うよ
うに構成してもよい(S200)。
【0067】入力された連絡先が完全であった場合(S
204;YES)、受付部はこの視聴者に固有のID番
号を生成し(S205)、この視聴者の連絡先とIDと
を同一レコードにして固定ディスクに記録する(S20
6)。そして受付部は生成したID番号を音声合成して
視聴者に伝達する。視聴者は第2問以降の解答時に使用
するために、このID番号をメモしておく。
【0068】続いて解答内容の登録に移行する。受付部
は解答内容を入力すべき旨の音声メッセージを流す(S
210)。視聴者はこれに対応してプッシュホンでその
問題に対し自分が正答だと思う選択肢の番号をプッシュ
ホンのボタンで入力したり音声で応えたりする。上記の
連絡先入力時と同じく、タイムアウトとなるか否かを判
定し(S211)、入力があった場合にはさらに入力内
容が選択肢の番号を示しているか否かが判定される(S
212)。タイムアウトになった場合には(S211;
YES)タイムアウト処理を行いこの視聴者の登録を抹
消する(S200)。入力内容が不正、例えば選択肢に
ない番号を示したり記号を示していたりした場合には、
再度の回答を促す(S210〜)。
【0069】解答内容が方式上問題なかった場合には
(S212;YES)、受付部は当該視聴者との回線を
切断し、この解答を視聴者のIDが記録されたレコード
に対応づけて記録する(S213)。解答時間の締切に
なっていない場合には(S214;NO)他の視聴者の
解答を受付ける(S201〜)。
【0070】解答時間が締め切られたら(S214;Y
ES)、受付部はその問題に対して寄せられた解答情報
を視聴者の連絡先、ID番号および名称に対応させてま
とめて制御部3に送信する(S215)。第1問で視聴
者の連絡先や名称をID番号に対応させて送信し、第2
問以降ではID番号と解答内容のみを送信するように構
成してもよい。制御部では送信された解答情報に基づい
て前述したような集計処理(図2参照)を行う。
【0071】第1問で登録されID番号が発行された視
聴者は第2問以降にはこのID番号に基づいて解答す
る。すなわち視聴者からの着信があった際にその問題が
第1問目でない場合(S201;NO)、受付部はID
番号の入力を促す音声メッセージを発生する(S22
1)。視聴者はこの音声メッセージに対応して第1問目
の解答時に受付部から伝達されたID番号をプッシュホ
ンボタンまたは音声で入力する。一定時間入力がない場
合には(S222;YES)上記と同様にタイムアウト
処理を行う(S200)。また入力された内容がID番
号でない場合には(S223;NO)、受付部は再度の
入力を促す(S221〜)。
【0072】視聴者から入力されたID番号が方式上正
しい場合(S223;YES)、受付部は固定ディスク
407に格納された視聴者レコードを参照し、視聴者の
提示したID番号に合致するものがあるか否かを検査す
る(S224)。その結果、ID番号に合致するレコー
ドがある場合には(S225;YES)、この視聴者は
第1問で登録されており解答する権利があるものとし
て、この回の解答の入力処理に移行する(S210
〜)。視聴者から入力されたID番号が固定ディスクに
登録されていなかった場合には(S225;NO)、こ
の視聴者には解答する権利がないものとしてエラー処理
をする(S226)。エラー処理としては、例えば入力
されたID番号は登録されておらず、次回のラウンドか
ら参加して欲しい旨の音声メッセージを流してから回線
を切断する等が考えられる。
【0073】なお上記処理では、視聴者は一問を回答す
るたびに回線を切断するものとして記載したが、クイズ
番組の後半で解答者が少なくなり問題の処理時間が少な
くなったような場合には、頻繁に回線を切断させると時
間のロスになる。そのような場合には、解答を提供した
解答者に、解答しても回線を切断せずに次の問題に直ぐ
に応えられるよう、接続を継続させておくように指示を
出しても良い。
【0074】以上の実施形態1によれば以下の利点を有
する。 1)本実施形態によれば、視聴者からの解答情報を問題
のたびに集計可能に構成したので、従来型のクイズ番組
などではできなかった視聴者参加型の情報配信システム
を提供することが可能である。視聴者が自宅に居ながら
にして電話一本でクイズ番組に参加できるという大変興
味深い双方向通信時代の新しいエンターテイメントを提
供可能である。
【0075】2)本実施形態によれば、番組編成データ
に基づいて自動的に視聴者が参加可能な番組が制作され
ていくので、従来型の番組制作に比べ、番組制作や放送
にかかるコスト、時間を大幅に短縮することが可能であ
る。
【0076】3)本実施形態によれば、視聴者の解答が
正答であった場合には自分の氏名や略称が画面表示され
るので、勝ち残っていく興奮を視聴者に与えることが可
能である。
【0077】4)本実施形態によれば、勝ち残っている
人数が表示されるので、クイズの進行とともに視聴者の
気分を盛り上げていくことが可能である。
【0078】5)本実施形態によれば、優勝者が絞れな
い場合にも、解答時間の優劣を記録しておくことにより
一の優勝者を決定可能なので、問題の難易度がばらつい
ても時間通りに番組を進行させることが可能である。
【0079】6)本実施形態によれば、優勝者が出た場
合に番組放映時間が残されているときには他のラウンド
が行なわれるので、番組内で視聴者が参加する機会が複
数与えられる可能性がある。
【0080】7)本実施形態によれば、優勝者が出なか
った場合に次回のクイズに賞金・賞品などを持ち越し可
能に構成できるので、次回以降のクイズの賞金・賞品を
さらに豪華なものにし、視聴者を興奮させることが可能
である。
【0081】8)本実施形態によれば、問題の他に動画
像や静止画像を合成したり挿入したり可能なので、画像
や音声によるヒントを与えクイズ番組に変化を与えるこ
とが可能である。
【0082】9)本実施形態によれば、ID番号により
参加資格を制限するので、第2問以降の参加資格判定を
容易に迅速に行うことが可能である。
【0083】10)本実施形態によれば、プッシュホン
を用いても音声によっても解答可能であるため、電話機
を選ばずにクイズ番組に参加させることが可能である。
【0084】<実施形態2>本発明の実施形態2は、番
組によって視聴者参加型の一斉アンケートを集計可能な
情報配信システムに関する。本実施形態における情報配
信システムの構成は上記実施形態1と同様なので説明を
省略する。ただしプロセスコンピュータ301は、アン
ケートを実施するような番組を進行可能にプログラムさ
れているものとする。また問題データベース103の代
わりにアンケートの選択肢情報を記録したアンケートデ
ータベースが用意されているのとする。
【0085】基本的な動作は上記実施形態1と同様であ
る。ただし番組の内容はクイズ番組に限定されず、アン
ケートを実施することに意味がある任意の番組が対象に
なる。例えば、政治討論番組が考えられる。このような
番組では、情報配信システムは特定の時事問題について
賛成か反対かを視聴者に問うアンケートを、番組進行と
並行して実行する。あるいは情報配信システムは、政党
または政治家について番号を付し、どの政党または政治
家を支持するかを選択しとして示しアンケート集計を実
行する。動画像や静止画像としては、政治などのトピッ
クスに沿ったものを放映するように構成しておけばよ
い。
【0086】上記構成において、プロセスコンピュータ
は、アンケートに対する回答時間を上記実施形態1と同
様にして設定する。受付部4は、上記実施形態1と同様
の手順で視聴者の回答情報を集計する。賞金が懸かって
いるクイズ番組とは異なるので、参加資格を絞らずに自
由参加に設定してもよい。受付部から回答情報が供給さ
れたら、プロセスコンピュータは、その回答情報を集計
し、リストとして画像表示する。このとき賛成または反
対が選択肢になっている場合には、全体の回答者数に対
する賛成または反対それぞれの得票率を表示したり得票
数を表示したりする。また選択肢が3以上になっている
場合にはそれぞれの選択肢の得票率や得票数を表示す
る。これらの場合に、得票率や得票数をグラフ化して表
示することは好ましい。
【0087】このように実施形態2によれば、上記実施
形態1と同様の効果を奏する他、番組進行と同時にアン
ケート調査が実施可能なので、リアルタイムに市場調査
が可能である。特に自動的に選択肢の配信と集計が可能
なので、従来型のオペレータによるアンケート調査に必
要とされた人件費や設備費が削減可能である。
【0088】<実施形態3>本発明の実施形態3は、視
聴者参加型の採点を集計可能な情報配信システムに関す
る。本実施形態における情報配信システムの構成は上記
実施形態1と同様なので説明を省略する。ただしプロセ
スコンピュータ301は、歌番組などを進行可能にプロ
グラムされているものとする。また歌手の採点に限定す
る場合には、問題データベース103に相当する構成は
不要である。歌手の評価を選択肢で行う場合にはこの評
価に係る選択肢情報を記録したデータベースが用意され
ているのとする。
【0089】基本的な動作は上記実施形態1と同様であ
る。ただし番組の内容は視聴者による採点が適当な番
組、例えば歌手や演奏家、演劇など評価の対象となるも
のを放映する番組が対象になる。アンケート形式で評価
をする場合には、情報配信システムは、上記実施形態2
に準じて評価を集計すればよい。以下に採点を集計する
場合について説明する。
【0090】上記構成において、プロセスコンピュータ
は、歌や演奏、演劇などに対する回答時間を上記実施形
態1と同様にして設定する。例えば演奏中に解答時間を
限る。受付部4は、上記実施形態1と同様の手順で視聴
者の回答情報を集計する。回答情報としては、例えば1
00点満点とした場合の歌手の評価を点数入力させるこ
とが考えられる。受付部は、音声ガイダンスで視聴者に
この歌手などの評価を点数化し、その点数に対応する数
字ボタンをプッシュボタンで入力させたり音声で入力さ
せたりする。入力項目を、例えば踊り、プレゼンス、歌
唱力、印象、好感度などのように複数用意し、項目ごと
に点数入力させてもよい。受付部から採点された回答情
報が供給されたら、プロセスコンピュータは、その回答
情報を集計し、平均点を算出して画像表示する。また最
低点や最高点を合わせて表示してもよい。点数に変え
て、星の数や相対値、グラフ表示で評価を表示してもよ
い。
【0091】このように実施形態3によれば、上記実施
形態1と同様の効果を奏する他、歌手や演奏家、役者が
演技している最中に、その内容について直接評価される
ために、視聴者がその歌手等をどのように評価している
のかをほぼリアルタイムに把握することができる。歌手
等にとっても自分の評価を直接知ることが可能である。
またプロダクションやレコード会社にとっても、視聴者
の指針を容易に把握することができるため、新人発掘番
組などに適用する際に有効である。
【0092】<実施形態4>本発明の実施形態4は、番
組によって視聴者参加型の新しい教育システムを提供可
能な情報配信システムに関する。本実施形態における情
報配信システムの構成は上記実施形態1と同様なので説
明を省略する。ただしプロセスコンピュータ301は、
所定の教育講座、例えば英会話講座を実施するような番
組を進行可能にプログラムされているものとする。また
問題データベース103の代わりに、例えばヒヤリング
のテストのための問題や文法問題が格納されたデータベ
ースが用意されているのとする。
【0093】基本的な動作は上記実施形態1と同様であ
る。ただし番組の内容は教育番組が対象になる。プロセ
スコンピュータは、設問に対する回答時間を上記実施形
態1と同様にして設定する。受付部4は、上記実施形態
1と同様の手順で視聴者のからの回答情報を集計する。
受付部への解答資格は、例えば所定の教材に付随してユ
ーザに提供されるIDを認証することにより判定する。
ただし教育システムなので、参加資格を絞らずに自由参
加に設定してもよい。さらに特定の年齢層や職業(学
生)のみに限って受付けるように設定しても良い。
【0094】プロセスコンピュータの処理により、語学
講座を配信する場合には、公の語学能力試験に準じたテ
ストが、実施形態1におけるクイズ問題として実施され
る。ヒヤリングテストの場合、問題は二段階に分かれて
提供される。問題の最初に、問題データベースから音声
情報のみが読み取られ、英語講座ならば所定の英会話だ
けが音声としてユーザに配信される。ユーザは文字なし
で音声情報を再生することで供給された英会話の内容を
聞き取らされる。次いでその英文に対する答えに相当す
る英文と誤った答えの英文とが選択肢の形で供給され
る。または音声で提供された英文に相当する訳語を選択
肢として表示してもよい。動画像や静止画像としては、
問題のヒントとなるような画像を用意しておいてもよ
い。また文法問題としては、一部が空欄になった英文を
表示して、空欄に当てはめるべき単語を選択肢の形式で
与えたり、複数箇所に下線を付した英文を表示して、文
法的に誤っている下線の識別符号を選択肢の形式で与え
たりすることが考えられる。この選択肢についての回答
情報が受付部から供給されたら、プロセスコンピュータ
は、その回答情報を集計する。問題一問ごとに正答者を
リスト表示してもよいし、正答のみを表示して正答者は
最後までは表しないようにしてもよい。そして複数の問
題について一通り解答が済んだら、成績上位者をリスト
として配信する。そのとき偏差値や平均点も併せて表示
するように処理してもよい。
【0095】このように実施形態4によれば、上記実施
形態1と同様の効果を奏する他、従来の教育番組にはあ
りえなかったクイズ感覚の教育番組を配信可能である。
したがって、通常この種の教育番組に興味の湧かなかっ
た多くの視聴者を惹きつけ、番組に参加させることが可
能である。
【0096】また直接番組に参加せずに個人的に解答す
るような視聴者に対しても、問題の正解とともに解答者
の成績や平均点、偏差値が提供されるので、勉強になる
とともに自分の相対的な実力を番組進行と同時に把握す
ることが可能である。
【0097】また成績優秀者に旅行などをプレゼントす
るように番組を企画しておけば、さらに多くの視聴者の
興味を喚起できる。
【0098】また番組参加資格を特定の教材を買ったユ
ーザにのみ限定しておけば、番組自体の面白さゆえに教
材の販売促進に繋がる。
【0099】その他の変形例 本発明は上記実施形態に限定されず、種々に変形して適
用することが可能である。例えば、上記情報配信システ
ムでは主として放送による配信を行っていたが、ネット
ワークサーバによりインターネットなどのネットワーク
を通して視聴者が回答可能に構成してもよい。ネットワ
ークへの情報配信と視聴者が操作するPCからの情報の
取得には公知の情報通信技術を適用可能である。
【0100】
【発明の効果】本願発明によれば、視聴者からの回答情
報をその場で集計して配信可能に構成したので、従来型
のクイズ番組などではできなかった視聴者参加型の情報
配信システムを提供することが可能である。したがって
視聴者が電話で気軽に参加できるという、大変興味深い
双方向通信時代の新しいエンターテイメントを提供可能
である。
【0101】本発明によれば、問合せ情報に基づいて自
動的に視聴者が参加可能な番組が制作されていくので、
従来型の番組制作に比べ、番組制作や放送にかかるコス
ト、時間を大幅に短縮することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本視聴者参加情報配信システムのブロック図。
【図2】制御部における処理を説明するフローチャート
である。
【図3】受付部における処理を説明するフローチャート
である。
【図4】番組開始時の画像表示例である。
【図5】問題(問合せ情報)の画像表示例である。
【図6】集計結果の画像表示例である。
【図7】勝者発表の画像表示例である。
【符号の説明】
1 ソース群 2 送出部 3 制御部 4 受付部 101 VTR送出装置 102 静止画データベース 103 問題データベース

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視聴者が参加可能な番組を配信する視聴
    者参加情報配信システムであって、 視聴者に対し回答を求めるための問合せ情報を格納する
    データベースと、 前記データベースを制御して配信する前記問合せ情報を
    選択し、選択された前記問合せ情報に対応する画像情報
    および/または音声情報を配信する配信装置と、 前記問合せ情報に対応して視聴者から提供された回答情
    報を符号化して前記配信装置に供給する受付装置と、を
    備え、 前記配信装置は、視聴者から提供された回答情報を集計
    してその集計結果を配信することが可能に構成されてい
    ることを特徴とする視聴者参加情報配信システム。
  2. 【請求項2】 前記問合せ情報は、所定の設問およびそ
    れに対する選択肢が設定されているものであり、前記デ
    ータベースは、この問合せ情報を複数格納可能に構成さ
    れている請求項1に記載の視聴者参加情報配信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記データベースには、各問合せ情報が
    配信済みであるか否かを示すマークを当該問合せ情報に
    対応させて格納可能に構成されており、 前記配信装置は、前記データベースを参照する際に、前
    記マークが配信済みでないことを示している問合せ情報
    を抽出して配信し、当該問合せ情報を配信した場合に当
    該問合せ情報に対応させて配信済みであることを示すマ
    ークを前記データベースに格納可能に構成されている請
    求項1に記載の視聴者参加情報配信システム。
  4. 【請求項4】 前記データベースには、前記問合せ情報
    として、画像情報と文字情報とが対応付けられて格納さ
    れており、 前記配信装置は、前記問合せ情報を配信する際に、前記
    文字情報に対応する静止画像を生成して前記画像情報を
    再生することにより得られる画像と組み合わせ配信可能
    に構成されている請求項1に記載の視聴者参加情報配信
    システム。
  5. 【請求項5】 前記配信装置は、番組に参加する視聴者
    を特定する視聴者情報を格納可能に構成されており、前
    記集計情報として当該問合せ情報の配信に対して回答し
    た視聴者を特定する情報を配信する請求項1に記載の視
    聴者参加情報配信システム。
  6. 【請求項6】 前記問合せ情報は、正解または不正解の
    いずれかである選択肢が設定されており、 前記配信装置は、当該問合せ情報の配信に対して提供さ
    れた視聴者の回答情報を参照して特定の回答をした視聴
    者を特定する画像を前記集計結果として配信する請求項
    1に記載の視聴者参加情報配信システム。
  7. 【請求項7】 前記配信装置は、特定の回答をした視聴
    者の合計数を配信する画像に含ませる請求項6に記載の
    視聴者参加情報配信システム。
  8. 【請求項8】 前記配信装置は、特定の回答をした視聴
    者を特定する視聴者情報を格納可能に構成されており、
    新たな問合せ情報に対する回答情報を受け付ける際に、
    回答情報を提供する視聴者が前回の問合せ情報の配信に
    対して特定の回答をした視聴者であるか否かを判定し、
    特定の回答をしている視聴者からの回答情報のみを受け
    付け可能に構成されている請求項1に記載の視聴者参加
    情報配信システム。
  9. 【請求項9】 前記問合せ情報は、所定のアンケートに
    関する選択肢が設定されており、 前記配信装置は、当該問合せ情報の配信に対して提供さ
    れた視聴者の回答情報に基づいて視聴者の回答状況を所
    定方式にしたがって表示する画像を前記集計結果として
    配信する請求項1に記載の視聴者参加情報配信システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記配信装置は、各前記問合せ情報に
    対して視聴者が回答可能な制限時間を計数可能に構成さ
    れており、 前記受付装置は、当該制限時間以内に提供された回答情
    報を受付けることが可能に構成されている請求項1に記
    載の視聴者参加情報配信システム。
  11. 【請求項11】 前記配信装置は、前記問合せ情報を配
    信する際に、前記制限時間を当該問合せ情報に対応する
    画像情報および/または音声情報に付随させて配信可能
    に構成されている請求項10に記載の視聴者参加情報配
    信システム。
  12. 【請求項12】 前記受付装置は、視聴者から番組参加
    の問合せがあった場合に、当該視聴者を特定する固有情
    報を生成して登録するとともに当該視聴者に伝達可能に
    構成されており、 前記問合せ情報の配信に対して視聴者が回答情報を提供
    してきた際に、当該視聴者が提供した固有情報が登録さ
    れた固有情報と一致するか否かを判定し、一致すると判
    定された視聴者の固有情報のみを受付可能に構成されて
    いる請求項1に記載の視聴者参加情報配信システム。
  13. 【請求項13】 前記受付装置は、前記問合せ情報の配
    信に対して視聴者が回答情報を提供してきた際に、当該
    視聴者が一定時間以内に回答しない場合に、当該視聴者
    との接続を切断可能に構成されている請求項1に記載の
    視聴者参加情報配信システム。
  14. 【請求項14】 視聴者が参加可能な番組を配信する視
    聴者参加情報配信方法であって、 視聴者に対し回答を求めるための問合せ情報を選択する
    選択ステップと、 選択された問合せ情報に対応する画像情報および/また
    は音声情報を配信する問合せ情報配信ステップと、 当該問合せ情報に対応して視聴者から提供された回答情
    報を受け付ける受付ステップと、 前記回答情報を集計して配信する集計結果配信ステップ
    と、を備えたことを特徴とする視聴者参加情報配信方
    法。
  15. 【請求項15】 前記問合せ情報は、所定の設問および
    それに対する選択肢が設定されているものである請求項
    14に記載の視聴者参加情報配信方法。
  16. 【請求項16】 各前記問合せ情報には、当該問合せ情
    報が配信済みであるか否かを示すマークが対応付けられ
    ており、 前記問合せ情報配信ステップは、前記マークが配信済み
    でないことを示している問合せ情報を抽出して配信し、
    当該問合せ情報を配信した場合に、当該問合せ情報が配
    信済みであることを示すマークを当該問合せ情報に対応
    づけて格納する請求項14に記載の視聴者参加情報配信
    方法。
  17. 【請求項17】 番組に参加する視聴者を特定する視聴
    者情報を格納するステップをさらに備え、 前記集計結果配信ステップは、前記集計情報として当該
    問合せ情報の配信に対して回答した視聴者を特定する情
    報を配信する請求項14に記載の視聴者参加情報配信方
    法。
  18. 【請求項18】 前記問合せ情報は、正解または不正解
    のいずれかである選択肢が設定されており、 前記集計結果配信ステップは、前記問合せ情報の配信に
    対して提供された視聴者の回答情報を参照して特定の回
    答をした視聴者を特定する画像を前記集計結果として配
    信する請求項14に記載の視聴者参加情報配信方法。
  19. 【請求項19】 特定の回答をした視聴者を特定する視
    聴者情報を格納するステップをさらに備え、 前記受付ステップは、新たな問合せ情報に対する回答情
    報を受け付ける際に、回答情報を提供する視聴者が前回
    の問合せ情報の配信に対して特定の回答をした視聴者で
    あるか否かを判定し、特定の回答をしている視聴者から
    の回答情報のみを受け付る請求項14に記載の視聴者参
    加情報配信方法。
  20. 【請求項20】 前記問合せ情報は、所定のアンケート
    に関する選択肢が設定されており、 前記集計結果配信ステップは、当該問合せ情報の配信に
    対して提供された視聴者の回答情報に基づいて視聴者の
    回答状況を所定方式にしたがって表示する画像を前記集
    計結果として配信する請求項14に記載の視聴者参加情
    報配信方法。
  21. 【請求項21】 各前記問合せ情報に対して視聴者が回
    答可能な制限時間を計数する計数ステップをさらに備
    え、 前記受付ステップは、当該制限時間以内に提供された回
    答情報のみを受付ける請求項14に記載の視聴者参加情
    報配信方法。
  22. 【請求項22】 視聴者から番組参加の問合せがあった
    場合に、当該視聴者を特定する固有情報を生成して登録
    するとともに当該視聴者に伝達するステップをさらに備
    え、 前記受付ステップは、前記問合せ情報の配信に対して視
    聴者が回答情報を提供してきた際に、当該視聴者が提供
    した固有情報が登録された固有情報と一致するか否かを
    判定し、一致すると判定された視聴者の固有情報のみを
    受付ける請求項14に記載の視聴者参加情報配信方法。
  23. 【請求項23】 前記受付ステップは、前記問合せ情報
    の配信に対して視聴者が回答情報を提供してきた際に、
    当該視聴者が一定時間以内に回答しない場合に、当該視
    聴者との接続を切断する請求項14に記載の視聴者参加
    情報配信方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002041759A (ja) * 2000-07-27 2002-02-08 Kukan Sozo Kk チャットシステム、発言ログの掲示システム、アンケートウェブページ作成システム、ハイパーテキスト文書を記録された記憶媒体、アンケート集計システム、調査システム
KR100731323B1 (ko) * 2003-02-04 2007-06-25 노키아 코포레이션 모바일 사용자에게 컨텐츠의 제공

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