JP2000200570A - 画像表示装置およびその製造方法 - Google Patents

画像表示装置およびその製造方法

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JP2000200570A
JP2000200570A JP11003040A JP304099A JP2000200570A JP 2000200570 A JP2000200570 A JP 2000200570A JP 11003040 A JP11003040 A JP 11003040A JP 304099 A JP304099 A JP 304099A JP 2000200570 A JP2000200570 A JP 2000200570A
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Japan
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conductive
film
conductive rubber
rubber layer
functional film
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English (en)
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Tsuneo Muchi
常雄 鞭
Yoichi Matsubara
洋一 松原
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】環境汚染等を招くことなく、確実に安定した導
通がとれて表示パネル上の帯電等を防止できる陰極線管
及びその製造方法を提供する。 【解決手段】陰極線管において、表示パネル1の外面上
に設けられた機能フィルム11内の第2導電膜17に、
導電性テープ20を電気的に接続してこの第2導電膜1
7を接地するにあたり、導電性テープ20を、絶縁性の
テープベース21と、このテープベース21の一面に塗
布された絶縁性の粘着剤層22と、この粘着剤層22の
上面において粘着剤層よりも幅狭に積層した導電性ゴム
層23とにより形成し、この導電性ゴム層23が硬化す
る前に、機能フィルム11の絶縁膜18と補強バンド4
とに接続するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管(CR
T)あるいはプラズマディスプレイパネル(PDP)等
の表示装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】陰極線管(CRT)の大型化あるいはフ
ラットパネル化に伴なって、所定の防爆性能を確保しつ
つ帯電あるいは不要輻射電界の漏洩等を防止するべく、
陰極線管のパネル表面に、透明導電膜及び絶縁膜等の積
層構造からなる機能フィルムあるいは導電膜そのものを
直接貼着し、この透明電極膜あるいは導電膜を接地する
手法を採用したものが、例えば特開平8−287850
号公報、特開平10−149108号公報等に開示され
ている。
【0003】上記特開平8−287850号公報に開示
の陰極線管においては、パネルの表面に貼着する機能フ
ィルムを、導電膜及びこの導電膜の表面側に反射防止膜
としての絶縁膜等を積層した多層膜として形成し、この
絶縁膜の上から超音波ハンダを行なって下層の導電膜と
導通させた接地用電極を形成し、さらに、この接地用電
極に導電性テープを貼着して導電膜を接地する構成とな
っている。
【0004】また、上記特開平10−149108号公
報に開示の陰極線管においては、パネル表面に低反射帯
電防止膜としての導電膜を貼着し、この導電膜に硬化し
た導電性ゴム板を接着剤を介して接続しさらに絶縁テー
プで固定して、導電膜を接地する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平8−287850号公報に開示の陰極線管において
は、パネル表面に設けられた機能フィルムの導電膜との
導通を図るべく超音波ハンダを用いていたため、環境汚
染等の面から好ましくないという問題があった。また、
この超音波ハンダからなる接地用電極とパネルの外周部
に設けられたテンションバンドとの機械的接続を、金属
箔からなる導電性テープに塗布された粘着剤のみで行な
っていたため、接続強度が十分ではなく、信頼性に欠け
るという問題があった。さらに、上記接地用電極がハン
ダ付けであるため、その盛り上がり量(突出寸法)にバ
ラツキを生じ、このバラツキにより、接続が均一かつ確
実に行なえない場合があるという問題があった。
【0006】また、上記特開平10−149108号公
報に開示の陰極線管においては、導電膜に接続する導電
性ゴム板が加硫により硬化したものであるため、例えば
導電膜の上に絶縁膜が積層されている場合に、この絶縁
膜の上からこの導電性ゴム板を接続しようとしても、下
層にある導電膜との導通がとれないという問題があっ
た。本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、環境汚染等を招
くことなく、確実に安定した導通がとれて表示パネル上
の帯電等を防止できる画像表示装置及びその製造方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的を達成するべく鋭意検討を重ねた結果、以下の如き構
成をなす発明を見出すに至った。すなわち、本発明の表
示装置は、表示パネルと、この表示パネルの外面上に設
けられかつ導電膜及びこの導電膜の外側に積層された絶
縁膜を少なくとも有する機能フィルムと、この機能フィ
ルムと電気的に接続されて導電膜を接地する導電性部材
とを備える画像表示装置であって、上記導電性部材は、
絶縁性の偏平状基板部と、この偏平状基板部の一面に塗
布された絶縁性の粘着剤層と、この粘着剤層の上面にお
いて粘着剤層よりも幅狭に積層されかつ上記機能フィル
ムとの接続後に硬化する樹脂材を母材として形成された
導電性ゴム層と、を有することを特徴としている。ここ
で、上記導電性ゴム層としては、シリコーン樹脂又はエ
ポキシ樹脂を母材とし、この母材の中に導電性粒子を混
在させたものを採用することができる。
【0008】また、本発明の画像表示装置は、表示パネ
ルと、この表示パネルの外面上に設けられかつ導電膜及
びこの導電膜の外側に積層された絶縁膜を少なくとも有
する機能フィルムと、この機能フィルムと電気的に接続
されて導電膜を接地する導電性部材とを備える画像表示
装置であって、上記導電性部材は、絶縁性の偏平状基板
部と、この偏平状基板部の一面に塗布された絶縁性の粘
着剤層と、この粘着剤層の上面において粘着剤層よりも
幅狭に、粘着剤層側から順次導電性が高くなるようにか
つ順次幅狭となるように積層されさらに機能フィルムと
の接続後に硬化する樹脂材を母材として形成された複数
の導電性ゴム層と、を有することを特徴としている。こ
こで、上記複数の導電性ゴム層としては、シリコーン樹
脂又はエポキシ樹脂を母材とし、この母材の中に導電性
粒子を混在させたものを採用することができる。
【0009】さらに、本発明の画像表示装置は、表示パ
ネルと、この表示パネルの外面上に設けられかつ導電膜
及びこの導電膜の外側に積層された絶縁膜を少なくとも
有する機能フィルムと、この機能フィルムと電気的に接
続されて導電膜を接地する導電性部材とを備える画像表
示装置であって、上記導電性部材は、絶縁性の偏平状基
板部と、この偏平状基板部の一面に塗布された絶縁性の
粘着剤層と、この粘着剤層の上面において粘着剤層より
も幅狭に積層されかつ上記機能フィルムとの接続後に硬
化する樹脂材を母材とする第1の導電性ゴム層と、この
第1の導電性ゴム層の上面において上記第1の導電性ゴ
ム層よりも幅狭に積層されかつ第1の導電性ゴム層より
も導電性が高くさらに上記機能フィルムとの接続後に硬
化する樹脂材を母材とする第2の導電性ゴム層と、を有
することを特徴としている。ここで、上記第1の導電性
ゴム層及び第2の導電性ゴム層としては、シリコーン樹
脂又はエポキシ樹脂を母材とし、この母材の中に導電性
粒子を混在させたものを採用することができる。
【0010】本発明の画像表示装置の製造方法は、表示
パネルの外面上に、導電膜及びこの導電膜の外側に積層
された絶縁膜を少なくとも有する機能フィルムを貼着
し、上記導電膜を接地するべく、機能フィルムに対して
導電性ゴム層を有する導電性部材を接続して画像表示装
置を製造する画像表示装置の製造方法であって、上記導
電性ゴム層が硬化する前の状態で、この導電性ゴム層を
上記機能フィルムに接続する接続工程と、この接続工程
により接続した上記導電性ゴム層を硬化させる硬化工程
と、を有することを特徴としている。ここで、上記硬化
工程においては、加熱、加湿、加圧、紫外線照射のうち
の少なくともいずれかを用いることができる。
【0011】また、上記導電性部材を、絶縁性の偏平状
基板部と、この偏平状基板部の一面に塗布された絶縁性
の粘着剤層と、この粘着剤層の上面において粘着剤層よ
りも幅狭に積層された樹脂材を母材とする導電性ゴム層
とにより形成し、上記接続工程において、上記導電性ゴ
ム層を機能フィルムに接続すると同時に粘着材層を介し
て偏平状基板部を機能フィルムに接続する方法を採用す
ることができる。
【0012】また、本発明の画像表示装置の製造方法
は、表示パネルの外面上に、導電膜及びこの導電膜の外
側に積層された絶縁膜を少なくとも有する機能フィルム
を貼着し、上記導電膜を接地するべく、上記機能フィル
ムに対して導電率の異なる少なくとも2種の導電性ゴム
層を有する導電性部材を接続して画像表示装置を製造す
る画像表示装置の製造方法であって、上記少なくとも2
種の導電性ゴム層が硬化する前の状態で、この少なくと
も2種の導電性ゴム層を機能フィルムに接続する接続工
程と、この接続工程により接続した少なくとも2種の導
電性ゴム層を硬化させる硬化工程と、を有することを特
徴としている。ここで、上記硬化工程においては、加
熱、加湿、加圧、紫外線照射のうちの少なくともいずれ
かを用いることができる。
【0013】また、上記導電性部材を、絶縁性の偏平状
基板部と、この偏平状基板部の一面に塗布された絶縁性
の粘着剤層と、この粘着剤層の上面において粘着剤層よ
りも幅狭に積層された樹脂材を母材とする第1の導電性
ゴム層と、この第1の導電性ゴム層の上面において第1
の導電性ゴム層よりも幅狭に積層されかつ第1の導電性
ゴム層よりも導電性の高い第2の導電性ゴム層とにより
形成し、上記接続工程において、上記第1の導電性ゴム
層及び第2の導電性ゴム層を機能フィルムに接続すると
同時に粘着材層を介して偏平状基板部を機能フィルムに
接続する方法を採用することができる。
【0014】本発明の画像表示装置及びその製造方法に
おいては、表示パネルの外面上に設けられた機能フィル
ムの絶縁膜に対して、未硬化状態の導電性ゴム層が接続
されると、この未硬化状態にある導電性ゴム層の成分
が、経時に伴って機能フィルムの絶縁層内に浸入して行
き、この導電性ゴム層と機能フィルムの導電層との導通
が確保される。また、偏平状基板部が、導電性ゴム層を
覆うようにして粘着剤層を介し機能フィルムの絶縁層に
接着される。したがって、この導電性ゴム層により電気
的接続が確実に得られると共に、硬化した導電性ゴム層
及び偏平状基板部により機械的接続が確実に得られる。
【0015】また、本発明の画像表示装置及びその製造
方法においては、表示パネルの外面上に設けられた機能
フィルムの絶縁膜に対して、未硬化状態の複数の例えば
第1及び第2の導電性ゴム層が接続されると、この未硬
化状態にある第1及び第2の導電性ゴム層の成分が、経
時に伴って機能フィルムの絶縁層内に浸入して行き、こ
の第1及び第2の導電性ゴム層と機能フィルムの導電層
との導通が確保される。そして、この第1の導電性ゴム
層と第2の導電性ゴム層との導電性が異なることから、
導電性の高い方への電界の集中が防止される。したがっ
て、電界分布が緩和され、放電による機能フィルムの破
壊が防止される。また、前述同様に、偏平状基板部が、
導電性ゴム層を覆うようにして粘着剤層を介し機能フィ
ルムの絶縁層に接着される。したがって、この導電性ゴ
ム層により電気的接続が確実に得られると共に、硬化し
た複数の導電性ゴム層及び偏平状基板部により機械的接
続が確実に得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に
係る陰極線管の概略断面図、図2は図1中のA部を拡大
した要部拡大断面図である。この実施形態に係るカラー
陰極線管(CRT)は、図1に示すように、表示パネル
1と、ファンネル2と、ネック管3とにより真空容器と
して形成され、表示パネル1及びファンネル2は、フリ
ットガラスにより接合されている。表示パネル1の外周
には、防爆のための補強バンド4が巻回して設けられて
いる。この補強バンド4の外周には、取付耳部5が形成
されており、CRTは、この取付耳部5を介して、画像
表示装置としてのテレビ等の筐体の内部に装着される。
また、この補強バンド4及び取付耳部5は、金属などの
導電性物質で構成され、アース線6を通して接地されて
いる。
【0017】表示パネル1の内面には、青、緑、赤発光
の蛍光体が塗布された蛍光面7が形成されており、この
蛍光面7に近接して色選別マスク8が配置されている。
色選別マスク8は、マスク保持枠体に保持され、その電
子銃側には、磁気シールド9が配置されている。ネック
管3に収容された電子銃3aから出射される電子ビーム
Bは、色選別マスク8を通って、表示パネル1の内面に
形成された蛍光面7に達し、所定の蛍光体を励起し発光
させる。
【0018】一方、表示パネル1の外面には、図1及び
図2に示すように、紫外線硬化樹脂10を介して機能フ
ィルム11が接着されている。この機能フィルム11
は、図2に示すように、表示パネル1側から順次に、透
明なプラスチックフィルム基板12、ハードコート膜1
3、絶縁膜14、第1導電膜15、絶縁膜16、第2導
電膜17、絶縁膜18、及び防汚膜19の積層体として
構成されている。
【0019】プラスチックフィルム基板12の材料とし
ては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカ
ーボネート(PC)、ポリメチルアクリレート(PMM
A)、スチレンメチルメタアクリレート(MS)、ポリ
スチレン(PS)等が対象となる。このプラスチックフ
ィルム基板12の厚さは、例えば50〜250μm 程度
に設定されている。ハードコート膜13は、機能フィル
ム11の表面硬度及び耐擦性を補強するためのものであ
り、アクリル系紫外線硬化樹脂により膜厚3〜10μm
程度の薄膜層として形成されている。
【0020】上記絶縁膜14、第1導電膜15、絶縁膜
16、第2導電膜17、絶縁膜18の5層からなる積層
体は、反射防止膜(AR膜)の役割をなすものであり、
外光の写り込みを和らげ、好ましい映像や文字情報等の
画像を再現するべく、多層光学薄膜として形成されてい
る。ここで、絶縁膜14はSiOx 等により形成され、
絶縁膜16及び絶縁膜18はSiO2 等により形成され
る。また、第1導電膜15及び第2導電膜17は、IT
O薄膜からなる透明導電膜として形成される。
【0021】絶縁膜18の上に積層される防汚膜19
は、機能フィルム11の最表面に形成されるものであ
り、この表面に例えば人の手が直接触れた際の指紋等の
汚れが付着し難く、又、付着した汚れを乾拭きあるいは
水拭き等により容易に除去できるようにするものであ
る。この防汚膜19の材料としては、シリコーン樹脂ベ
ースにパーフルオロ基含有のコーティング剤あるいはア
クリル樹脂ベースにパーフルオロ基含有のコーティング
剤等が用いられる。
【0022】上記機能フィルム11に形成された第2導
電膜17は、図1及び図3に示すように、補強バンド4
との間に接続される導電性部材としての導電性テープ2
0を介して、アース線6により接地されている。ここ
で、導電性テープ20の構成について以下に説明する。
この導電性テープ20は、図3及び図4に示すように、
絶縁性の偏平状基板部であるテープベース21と、この
テープベース21の一面に塗布された絶縁性の粘着剤層
22と、この粘着剤層22の上面において粘着剤層22
よりも幅狭に積層されかつ機能フィルム11との接続後
に硬化する樹脂材を母材とする導電性ゴム層23との積
層体として形成されている。
【0023】テープベース21は、幅が30mm程度で
膜厚が70μm程度の柔軟性のある偏平状の長尺なもの
として形成される。粘着剤層22は、テープベース21
の上面において膜厚が10μm程度に塗布された感圧性
接着剤であり、室温かつ無溶剤の状態で、指圧程度の圧
力を加えるだけで接着できるものにより形成される。導
電性ゴム層23は、幅が10mm程度で膜厚が100〜
200μm程度の柔軟性のある薄膜状に形成され、又、
母材樹脂としてシリコーン樹脂あるいはエポキシ樹脂を
用い、この母材樹脂の中に導電性フィラーとしてカーボ
ン、Ag等の粒子を混入したものにより形成される。こ
の導電性ゴム層23としては、例えば室温硬化型(信越
化学;KE−3492)で、体積抵抗が10-2Ω・cm
程度のものを用いることができる。尚、導電性フィラー
として、Cu、Fe、ステンレス、Ag等の粗粒子を混
入したものにより形成して、機能フィルム11に接続し
た際に、絶縁膜15に亀裂等を積極的に及ぼす機能を持
たせ、導電膜14との導通をより確実に得られるように
してもよい。
【0024】上記導電性ゴム層23は、硬化する前の軟
らかい状態で、機能フィルム11及び補強バンド4に接
続され、その成分が機能フィルム11の絶縁膜18内に
浸入して第2導電膜17との導通がとれ、その後硬化す
ることによって確実に電気的接続をもたらすものであ
る。
【0025】また、上記導電性部材としては、導電性の
異なる導電性ゴム層を多層構造としたものを採用するこ
ともできる。すなわち、導電性部材としての導電性テー
プ30は、図5及び図6に示すように、絶縁性の偏平状
基板部であるテープベース31と、このテープベース3
1の一面に塗布された絶縁性の粘着剤層32と、この粘
着剤層32の上面において粘着剤層32よりも幅狭に積
層されかつ機能フィルム11との接続後に硬化する樹脂
材を母材とする第1の導電性ゴム層33と、この第1の
導電性ゴム層33の上面において第1の導電性ゴム層3
3よりも幅狭に積層されかつ第1の導電性ゴム層33よ
りも導電性が高くさらに機能フィルム11との接続後に
硬化する樹脂材を母材とする第2の導電性ゴム層34と
の積層体として形成されている。
【0026】テープベース31は、幅が30mm程度で
膜厚が70μm程度の柔軟性のある偏平状の長尺なもの
として形成される。粘着剤層32は、テープベース31
の上面において膜厚が10μm程度に塗布された感圧性
接着剤であり、室温かつ無溶剤の状態で、指圧程度の圧
力を加えるだけで接着できるものにより形成される。第
1の導電性ゴム層33は、幅が10mm程度で膜厚が1
00〜200μm程度の柔軟性のある薄膜状に形成さ
れ、又、母材樹脂としてシリコーン樹脂あるいはエポキ
シ樹脂を用い、この母材樹脂の中に導電性フィラーとし
てカーボン、Ag等の粒子を混入したものにより形成さ
れる。この第1の導電性ゴム層33としては、例えば室
温硬化型(信越化学;KE−4576)で、体積抵抗が
20Ω・cm程度の低導電性のものを用いることができ
る。第2の導電性ゴム層34は、第1の導電性ゴム層3
3よりも幅狭で膜厚が100〜200μm程度の柔軟性
のある薄膜状に形成され、又、母材樹脂としてシリコー
ン樹脂あるいはエポキシ樹脂を用い、この母材樹脂の中
に導電性フィラーとしてカーボン、Ag等の粒子を混入
したものにより形成される。この第2の導電性ゴム層3
4としては、例えば室温硬化型(信越化学;KE−34
92)で、体積抵抗が10-2Ω・cm程度の高導電性の
ものを用いることができる。尚、第1の導電性ゴム層3
3及び第2の導電性ゴム層34においては、導電性フィ
ラーとして、Cu、Fe、ステンレス、Ag等の粗粒子
を混入したものにより形成して、機能フィルム11に接
続した際に、絶縁膜18に亀裂等を積極的に及ぼす機能
を持たせ、第2導電膜17との導通をより確実に得られ
るようにしてもよい。
【0027】上記導電性テープ30は、第1の導電性ゴ
ム層33及び第2の導電性ゴム層34が硬化する前の軟
らかい状態で、補強バンド4及び機能フィルム11の表
面に貼着されると、図7に示すように、特に、機能フィ
ルム11の絶縁膜18に接合された第2の導電性ゴム層
34を覆うようにして第1の導電性ゴム層33が接合さ
れることになる。そして、これら導電性ゴム層33、3
4の成分Sが機能フィルム11の絶縁膜18内に浸入し
て第2導電膜17との導通がとれ、その後硬化すること
によって確実に電気的接続をもたらすものである。
【0028】この導電性テープ30によれば、機能フィ
ルム11の第2導電膜17に対して、低導電性の第1の
導電性ゴム層33と高導電性の第2の導電性ゴム層34
とを接続させるため、第2の導電性ゴム層34への電界
集中が緩和される。これにより、放電現象を抑制するこ
とで、第2導電膜17の損傷あるいは破壊等を防止する
ことができる。
【0029】したがって、印加された高電圧に伴う静電
誘導により、表示パネル1の表面がプラスに帯電して
も、第2導電膜17、導電性テープ20(30)、補強
バンド4、及びアース線6を介して効率良くかつ確実に
この帯電を逃がすことができる。
【0030】以上述べた導電性部材としての導電性テー
プ20、30に要求される条件としては、(1)機能フ
ィルム11の表面層である絶縁膜18を通してその下層
である第2導電膜17と導通がとれること、すなわち、
絶縁膜18内にその導電性の成分が浸入して第2導電膜
17に達し、絶縁膜18が介在する状態であっても導電
性ゴム層と第2導電膜17とが電気的に接続されるこ
と、(2)補強バンド4と導通がとれると、(3)機能
フィルム11と補強バンド4との両方に対して、十分な
接着強度すなわち機械的な接続が十分な強度を持ってな
されること、(4)耐久性、耐環境性等が十分であるこ
と、(5)帯電に伴う高圧、放電の繰り返しで、導電性
が劣化しないこと、(6)テレビ等の筐体のベズル部と
表示パネル1の表面との隙間を狭くして(例えば0.2
mm以下)、この隙間から異物、粉塵等が筐体内部に侵
入するのを防止できるように、テープ状で偏平な形状で
あること等が挙げられる。
【0031】次に、本発明に係る画像表示装置の製造方
法について説明する。先ず、表示パネル1の外面上に、
前述の機能フィルム11が貼着された状態において、導
電性部材としての前述の導電性テープ20を形成し、そ
の導電性ゴム層23が硬化していない状態で、この導電
性ゴム層23を、機能フィルム11の絶縁膜18及び補
強バンド4に接合させると同時に、粘着剤層22を介し
てテープベース21を、同様に機能フィルム11の絶縁
膜18及び補強バンド4に接合させる(接続工程)。
【0032】その後、この状態で放置して、導電性ゴム
層23を硬化させる(硬化工程)。この導電性ゴム層2
3が完全に硬化するには、室温では1〜7日間程要する
が、この間の機械的接続は粘着剤層22を介してテープ
ベース21により確保される。また、この放置状態にお
いて、図8に示すように、導電性ゴム層23が硬化する
際に、その導電性の成分Sが絶縁膜18に亀裂等からそ
の内部に浸入し、第2導電膜17に達する。これによ
り、第2導電膜17との導通がとれることになる。尚、
導電性ゴム層23に熱を加え、あるいは、導電性テープ
20をその表面側から絶縁膜18に向けて剣先等で押し
付けると、上記浸入を促進させることができる。
【0033】ここで、この硬化速度を制御あるいは促進
させるために、導電性ゴム層23に対して熱を加える加
熱、空気内の湿気を加える加湿、導電性テープ20を絶
縁膜15に対して押し付ける加圧、あるいは、導電性ゴ
ム層23に紫外線を照射する紫外線照射等の処理を施し
てもよい。
【0034】また、導電ゴム層23内に混入された導電
性フィラーが、球形ではなく、異形あるいは表面が粗い
粒子である場合は、この粒子が絶縁膜18を亀裂あるい
は破壊させる機能を持つため、絶縁膜18内に浸入する
導電性の成分が増加し、これにより、第2導電膜17と
の導通がより確実に確保される。
【0035】次に、多層の導電性ゴム層を持つ導電性部
材を用いる場合の製造方法について以下に説明する。先
ず、表示パネル1の外面上に、前述の機能フィルム11
が貼着された状態において、導電性部材としての前述の
導電性テープ30を形成し、その第1の導電性ゴム層3
3及び第2の導電性ゴム層34が硬化していない状態
で、この第1の導電性ゴム層33及び第2の導電性ゴム
層34を、機能フィルム11の絶縁膜18及び補強バン
ド4に接合させると同時に、粘着剤層32を介してテー
プベース31を、同様に機能フィルム11の絶縁膜18
及び補強バンド4に接合させる(接続工程)。
【0036】その後、この状態で放置して、第1の導電
性ゴム層33及び第2の導電性ゴム層34を硬化させる
(硬化工程)。この第1の導電性ゴム層33及び第2の
導電性ゴム層34が完全に硬化するには、室温では1〜
7日間程要するが、この間の機械的接続は粘着剤層32
を介してテープベース31により確保される。また、こ
の放置状態において、図7に示すように、第1の導電性
ゴム層33及び第2の導電性ゴム層34が硬化する際
に、その導電性の成分Sが絶縁膜18の亀裂等からその
内部に浸入し、第2導電膜17に達する。これにより、
第2導電膜17との導通がとれることになる。尚、第1
の導電ゴム層33及び第2の導電性ゴム層34に熱を加
え、あるいは、導電性テープ30をその表面側から絶縁
膜18に向けて剣先等で押し付けると、上記浸入を促進
させることができる。
【0037】ここで、この硬化速度を制御あるいは促進
させるために、第1の導電性ゴム層33及び第2の導電
性ゴム層34に対して熱を加える加熱、空気内の湿気を
加える加湿、導電性テープ30を絶縁膜18に対して押
し付ける加圧、あるいは、第1の導電性ゴム層33及び
第2の導電性ゴム層34に紫外線を照射する紫外線照射
等の処理を施してもよい。
【0038】また、第1の導電ゴム層33及び第2の導
電性ゴム層34内に混入された導電性フィラーが、球形
ではなく、異形あるいは表面が粗い粒子である場合は、
この粒子が絶縁膜18を亀裂あるいは破壊させる機能を
持つため、絶縁膜18内に浸入する導電性の成分が増加
し、これにより、第2導電膜17との導通がより確実に
確保される。
【0039】上述の実施形態においては、機能フィルム
11の絶縁膜18の上から導電性部材20、30を直接
接続したが、この絶縁膜18の一部をレーザ照射あるい
は放電加工により除去して第2導電膜17を露出させ、
この露出した第2導電膜17に対して直接導電性部材2
0、30を接続してもよい。この場合、第2導電膜17
との導通がより一層確実に確保されることになる。ま
た、上述の実施形態においては、陰極線管(CRT)の
場合についてのみ説明したが、これに限るものではな
く、プラズマディスプレイパネル(PDP)等において
も適用できるものである。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の画像表示装
置及びその製造方法によれば、表示パネルの表面に貼付
された機能フィルムの導電膜を接地するための導電性部
材を、絶縁性の偏平状基板部、偏平状基板部の一面に塗
布された絶縁性の粘着剤層、粘着剤層の上面において粘
着剤層よりも幅狭に積層されかつ機能フィルムとの接続
後に硬化する樹脂材を母材とする導電性ゴム層とにより
形成し、この導電性ゴム層が未硬化の状態で接続を施す
ようにしたことから、導電性ゴム層内の導電性の成分が
機能フィルムの絶縁膜内に浸入して導電膜に達するた
め、接地のための導通がとれて電気的接続及び機械的接
続が確実に確保される。また、従来のようなハンダ等を
用いないため、環境汚染の虞もなく、又、ハンダの寸法
バラツキ等による接続の不確定性も解消できる。
【0041】さらに、導電性部材を、絶縁性の偏平状基
板部、偏平状基板部の一面に塗布された絶縁性の粘着剤
層、粘着剤層の上面において粘着剤層よりも幅狭に積層
されかつ機能フィルムとの接続後に硬化する樹脂材を母
材とする導電性の異なる複数の導電性ゴム層とにより形
成し、この複数の導電性ゴム層が未硬化の状態で接続を
施すようにしたことから、導電性ゴム層内の導電性の成
分が機能フィルムの絶縁膜内に浸入して導電膜に達する
ため、接地のための導通がとれて電気的接続及び機械的
接続が確実に確保され、又、環境汚染の虞もなく、ハン
ダの寸法バラツキ等による接続の不確定性も解消できる
のは勿論のこと、機能フィルムとの接続領域における電
界集中を緩和させることができ、放電現象による導電膜
の破壊等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る陰極線管の概略断面
図である。
【図2】図1中のA部の拡大断面図である。
【図3】本発明に係る導電性部材を取り付けた状態を示
す部分断面図である。
【図4】図3に示す導電性部材のE1−E1部における
断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る導電性部材を取り
付けた状態を示す部分断面図である。
【図6】図5に示す導電性部材のE2−E2部における
断面図である。
【図7】図5に示す導電性部材のE3−E3部における
断面図である。
【図8】本発明に係る導電性部材の接続状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1…表示パネル、2…ファンネル、3…ネック管、4…
補強バンド、5…取付耳部、6…アース線、7…蛍光
面、8…色選別マスク、9…磁気シールド、10…紫外
線硬化樹脂、11…機能フィルム、17…第2導電膜、
18…絶縁膜、20…導電性テープ(導電性部材)、2
1…テープベース(偏平状基板部)、22…粘着剤層、
23…導電性ゴム層、30…導電性テープ(導電性部
材)、31…テープベース(偏平状基板部)、32…粘
着剤層、33…第1の導電性ゴム層、34…第2の導電
性ゴム層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C012 AA02 BB01 BB07 5C032 AA02 GG02 GG11 5C058 AA01 AA11 BA30 BA35 DA01 DA08 DA12 DA15 5G435 AA16 BB02 DD11 EE12 GG32 GG34

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示パネルと、前記表示パネルの外面上
    に設けられかつ導電膜及び前記導電膜の外側に積層され
    た絶縁膜を少なくとも有する機能フィルムと、前記機能
    フィルムと電気的に接続されて前記導電膜を接地する導
    電性部材とを備える画像表示装置であって、 前記導電性部材は、絶縁性の偏平状基板部と、前記偏平
    状基板部の一面に塗布された絶縁性の粘着剤層と、前記
    粘着剤層の上面において前記粘着剤層よりも幅狭に積層
    されかつ前記機能フィルムとの接続後に硬化する樹脂材
    を母材として形成された導電性ゴム層と、を有すること
    を特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記導電性ゴム層は、シリコーン樹脂又
    はエポキシ樹脂を母材とし、前記母材の中に導電性粒子
    を混在させたものからなる、ことを特徴とする請求項1
    記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 表示パネルと、前記表示パネルの外面上
    に設けられかつ導電膜及び前記導電膜の外側に積層され
    た絶縁膜を少なくとも有する機能フィルムと、前記機能
    フィルムと電気的に接続されて前記導電膜を接地する導
    電性部材とを備える画像表示装置であって、 前記導電性部材は、絶縁性の偏平状基板部と、前記偏平
    状基板部の一面に塗布された絶縁性の粘着剤層と、前記
    粘着剤層の上面において前記粘着剤層よりも幅狭に、前
    記粘着剤層側から順次導電性が高くなるようにかつ順次
    幅狭となるように積層されさらに前記機能フィルムとの
    接続後に硬化する樹脂材を母材として形成された複数の
    導電性ゴム層と、を有することを特徴とする画像表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記複数の導電性ゴム層は、シリコーン
    樹脂又はエポキシ樹脂を母材とし、前記母材の中に導電
    性粒子を混在させたものからなる、ことを特徴とする請
    求項3記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 表示パネルと、前記表示パネルの外面上
    に設けられかつ導電膜及び前記導電膜の外側に積層され
    た絶縁膜を少なくとも有する機能フィルムと、前記機能
    フィルムと電気的に接続されて前記導電膜を接地する導
    電性部材とを備える画像表示装置であって、 前記導電性部材は、絶縁性の偏平状基板部と、前記偏平
    状基板部の一面に塗布された絶縁性の粘着剤層と、前記
    粘着剤層の上面において前記粘着剤層よりも幅狭に積層
    されかつ前記機能フィルムとの接続後に硬化する樹脂材
    を母材として形成された第1の導電性ゴム層と、前記第
    1の導電性ゴム層の上面において前記第1の導電性ゴム
    層よりも幅狭に積層されかつ前記第1の導電性ゴム層よ
    りも導電性が高くさらに前記機能フィルムとの接続後に
    硬化する樹脂材を母材として形成された第2の導電性ゴ
    ム層と、を有することを特徴とする画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の導電性ゴム層及び前記第2の
    導電性ゴム層は、シリコーン樹脂又はエポキシ樹脂を母
    材とし、前記母材の中に導電性粒子を混在させたものか
    らなる、ことを特徴とする請求項5記載の画像表示装
    置。
  7. 【請求項7】 表示パネルの外面上に、導電膜及び前記
    導電膜の外側に積層された絶縁膜を少なくとも有する機
    能フィルムを貼着し、前記導電膜を接地するべく、前記
    機能フィルムに対して導電性ゴム層を有する導電性部材
    を接続して画像表示装置を製造する画像表示装置の製造
    方法であって、 前記導電性ゴム層が硬化する前の状態で、前記導電性ゴ
    ム層を前記機能フィルムに接続する接続工程と、 前記接続工程により接続した前記導電性ゴム層を硬化さ
    せる硬化工程と、を有することを特徴とする画像表示装
    置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記硬化工程が、加熱、加湿、加圧、紫
    外線照射のうちの少なくともいずれかを用いる、ことを
    特徴とする請求項7記載の画像表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記導電性部材を、絶縁性の偏平状基板
    部と、前記偏平状基板部の一面に塗布された絶縁性の粘
    着剤層と、前記粘着剤層の上面において前記粘着剤層よ
    りも幅狭に積層された樹脂材を母材とする前記導電性ゴ
    ム層とにより形成し、 前記接続工程において、前記導電性ゴム層を前記機能フ
    ィルムに接続すると同時に前記粘着材層を介して前記偏
    平状基板部を前記機能フィルムに接続する、ことを特徴
    とする請求項7記載の画像表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 表示パネルの外面上に、導電膜及び前
    記導電膜の外側に積層された絶縁膜を少なくとも有する
    機能フィルムを貼着し、前記導電膜を接地するべく、前
    記機能フィルムに対して導電率の異なる少なくとも2種
    の導電性ゴム層を有する導電性部材を接続して画像表示
    装置を製造する画像表示装置の製造方法であって、 前記少なくとも2種の導電性ゴム層が硬化する前の状態
    で、前記少なくとも2種の導電性ゴム層を前記機能フィ
    ルムに接続する接続工程と、 前記接続工程により接続した前記少なくとも2種の導電
    性ゴム層を硬化させる硬化工程と、を有することを特徴
    とする画像表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記硬化工程が、加熱、加湿、加圧、
    紫外線照射のうちの少なくともいずれかを用いる、こと
    を特徴とする請求項10記載の画像表示装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 前記導電性部材を、絶縁性の偏平状基
    板部と、前記偏平状基板部の一面に塗布された絶縁性の
    粘着剤層と、前記粘着剤層の上面において前記粘着剤層
    よりも幅狭に積層された樹脂材を母材とする第1の導電
    性ゴム層と、前記第1の導電性ゴム層の上面において前
    記第1の導電性ゴム層よりも幅狭に積層されかつ前記第
    1の導電性ゴム層よりも導電性が高い第2の導電性ゴム
    層とにより形成し、 前記接続工程において、前記第1の導電性ゴム層及び第
    2の導電性ゴム層を前記機能フィルムに接続すると同時
    に前記粘着材層を介して前記偏平状基板部を前記機能フ
    ィルムに接続する、ことを特徴とする請求項10記載の
    画像表示装置の製造方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442509B1 (ko) * 2001-03-14 2004-07-30 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 화상 표시 장치
JP2007281174A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Bridgestone Corp ディスプレイパネル用フィルターおよびその製造方法
JP2007329401A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Bridgestone Corp ディスプレイパネル用フィルターの製造方法およびディスプレイパネル用フィルター
JP2007329201A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Bridgestone Corp ディスプレイパネル用フィルターの製造方法およびディスプレイパネル用フィルター
JP2008177222A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Bridgestone Corp ディスプレイ用光学フィルタ、これを備えたディスプレイ及びプラズマディスプレイパネル
JP2008197539A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Bridgestone Corp ディスプレイ用光学フィルタの製造方法、ディスプレイ用光学フィルタ、これを備えたディスプレイ及びプラズマディスプレイパネル

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