JP2000200359A - 画像処理装置及び画像処理方法及び画像処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法及び画像処理プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2000200359A
JP2000200359A JP11000312A JP31299A JP2000200359A JP 2000200359 A JP2000200359 A JP 2000200359A JP 11000312 A JP11000312 A JP 11000312A JP 31299 A JP31299 A JP 31299A JP 2000200359 A JP2000200359 A JP 2000200359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
extracted
distance information
information
boundary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11000312A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Horikawa
嘉明 堀川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP11000312A priority Critical patent/JP2000200359A/ja
Publication of JP2000200359A publication Critical patent/JP2000200359A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像から所望の被写体の画像部分のみを抽出
する場合、今までは、作業に長時間が必要であったり、
目的以外の画像部分を抽出してしまう場合も多かった。 【解決手段】 本発明においては、画像の各部分までの
距離情報を含んで画像を入力し(S10)、上記入力さ
れた画像より、距離情報を用いて所定の距離範囲にある
画像部分を抽出し(S13/S14)、抽出された画像
を出力する(S17)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を処理して、
画像の一部分を切り出して抽出する画像処理装置及び画
像処理方法及び画像処理プログラムを記録した記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像を処理して画像中の特定の被写体部
分を分離する技術については、いくつかの方法が知られ
ている。例えば、コンピュータの画面に画像を表示し、
画像中の切り出したい部分の境界をマウスカーソルの軌
跡で指定し、この指定された境界に沿って画像を抽出す
ることや、画像の輝度や色情報が急激に変化する部分を
境界としてとらえ、この境界で画像を切り出し抽出する
ことが行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、切り出したい
部分をマウスカーソルで人為的に指定する方法では、作
業自体に多くの時間が必要であった。また、正確な境界
の指定が困難で、切り出した境界と実際の境界が微妙に
一致しないことが多かった。このため、修正作業に多く
の時間を費やしていた。
【0004】また、輝度や色情報で境界を認識し、この
境界で画像を切り出す方法は、被写体上の反射率の変り
目や色模様の境を被写体の境界と誤認して画像を切り出
すことが多く、正確に物体を分離できないケースが多か
った。
【0005】本発明は上記の課題に鑑み、画像より所定
の被写体に対応する画像部分のみを短時間に正確に抽出
することができる画像処理装置及び画像処理方法及び画
像処理プログラムを記録した記録媒体を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像処理装置は、画像の各部分までの距離
情報を含んで画像を入力する画像入力手段と、上記入力
された画像より上記距離情報を用いて所定の距離範囲に
ある画像部分を抽出する画像抽出手段と、上記抽出され
た画像を出力する画像出力手段とを具備する。
【0007】本発明の画像処理方法は、画像の各部分ま
での距離情報を含んで画像を入力する工程と、上記入力
された画像より上記距離情報を用いて所定の距離範囲に
ある画像部分を抽出する工程と、上記抽出された画像を
出力する工程とを具備する。
【0008】本発明の画像処理プログラムを記録した記
録媒体は、コンピュータによって画像処理をするための
処理プログラムを記録した記録媒体であって、上記処理
プログラムはコンピュータに画像の各部分までの距離情
報を含んで画像を入力させ、上記入力された画像より上
記距離情報を用いて所定の距離範囲にある画像部分を抽
出させ、上記抽出させた画像を出力させる。
【0009】すなわち、本発明の画像処理装置は、画像
情報とともに画像の各部分までの距離情報を入力し、こ
の距離情報によって所定の距離範囲にある画像部分を判
別して、この所定の距離範囲にある画像部分のみを抽出
し、この抽出した画像を出力する。
【0010】本発明の画像処理方法は、画像情報ととも
に画像の各部分までの距離情報を入力し、この距離情報
によって所定の距離範囲にある画像部分を判別して、こ
の所定の距離範囲にある画像部分のみを抽出し、この抽
出した画像を出力する。
【0011】本発明の画像処理プログラムを記録した記
録媒体は、コンピュータによって画像処理をするための
処理プログラムを記録した記録媒体であって、上記処理
プログラムはコンピュータに画像情報とともに画像の各
部分までの距離情報を入力させ、この距離情報によって
所定の距離範囲にある画像部分を判別させ、この所定の
距離範囲にある画像部分のみを抽出させ、この抽出した
画像を出力させる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、図面
を参照して、本発明の第1の実施の形態を説明する。本
第1の実施の形態においては、コンピュータシステム上
で画像処理を実行するようにしている。しかし、本発明
の画像処理装置はこれに限定されず、専用のハードウェ
アを作成して構成してもよい。また、構成要素である画
像入力手段・画像抽出手段・画像出力手段をそれぞれ別
体にし、通信回線等で接続して、全体として画像処理装
置を構成してもよい。
【0013】図1は、本発明の画像処理装置の構成を表
わすブロック図である。画像入力部1は演算・制御部2
に接続され、演算・制御部2はさらに画像記録部3・操
作入力部4・画像出力部5に接続されている。
【0014】画像入力部1は画像入力手段に相当し、画
像の各部分までの距離情報を含んで画像を入力するもの
である。本実施の形態では画像情報をスマートメディア
(半導体記録媒体)で入力しているので、具体的にはコ
ンピュータに接続されたスマートメディア読み取り装置
が対応している。しかし、これに限定されないのは言う
までもなく、距離情報を含んで画像を記録したFD・C
D−ROM・DVD等の各種記録媒体の読み取り装置
や、通信回線を介して画像データを受信する場合や無線
で画像を受信する場合には受信ポート基板等でもよい。
【0015】また、本実施の形態においては、画像自体
のデータ構造は2次元配列に割り当てられた256階調
の輝度データ用いており、この2次元配列の各要素が画
像の各画素に対応している。この2次元配列データを3
原色に対応して3通りもつことによりカラーの画像を表
現している。また、距離情報としては画像と同じ大きさ
の2次元配列構造の各要素に、距離データとして256
階調の数値データを記録している。この各色の2次元配
列画像データと距離の2次元配列列データは連続して読
み込まれて処理される。このようにして画像の各画素に
対応して距離情報を保持している。
【0016】しかし、画像のデータ構造はこれに限ら
ず、例えば、各画素に対応する2次元配列の要素データ
のビット位置により記録情報を割り振り、上位ビットに
は各色の輝度情報を記録し、下位ビットには画素の距離
情報を記録するようにしてもよい。
【0017】また、画像はカラー画像である必要はな
く、単色の画像でもよい。距離情報は必ずしも各画素単
位にもつ必要はなく、複数画素に対して1つの距離情報
を持つものでもよい。距離情報は画素に対応してもた
ず、例えば画角に対応して保持してもよい。さらに、例
えば画像周辺部を画像処理の対象としないなら、初めか
ら周辺部は距離情報を持たないようにしてもよい。
【0018】さて、画像の距離情報を測定する方法とし
ては種々の技術が公知となっている。例えば、日本ロボ
ット学会誌Vol.13,No.3,pp322−32
6(1995)には、カメラを2台用いてステレオ画像
を得、画像に含まれるパターンをマッチングさせて各画
素毎の距離を算出する方法が記載されている。また、特
開平8−313215号公報には変調された光ビームを
物体に照射して各画素毎に輝度情報と距離情報を得るこ
とのできる方法が記載されている。また、撮像レンズの
合焦距離を変化させて、この変化に伴う画像各部分の合
焦状態の変化より、画像各部分までの距離を求めること
もできる。
【0019】いずれにしても、本実施の形態では上に例
示したような公知の技術を用いて距離情報を測定した画
像を対象にして、画像と距離情報の両方を入力してい
る。図1の演算・制御部2は画像抽出手段に相当し、画
像入力部1によって入力された画像より、距離情報を用
いて所定の距離範囲にある画像部分を抽出するものであ
る。本実施の形態ではコンピュータの演算部を含む本体
が対応しており、コンピュータの本体の記録媒体に記録
された画像処理プログラムを実行することにより、入力
画像より所定の距離範囲にある画像部分の抽出が行われ
る。また、演算・制御部2は画像抽出以外にも、コンピ
ュータシステム全体の制御を実行している。
【0020】画像記録部3は、入力された画像や、抽出
された画像を記録する部分である。本実施の形態におい
てはコンピュータに接続された光磁気記録装置が対応す
る。操作入力部4は、キーボードやマウスなど、コンピ
ュータに指令を与えたり、抽出する距離条件を指定する
部分であり、本実施の形態においては、コンピュータに
接続されたキーボードが対応する。
【0021】画像出力部5は画像出力手段に相当し、抽
出された画像を出力するものである。本実施の形態では
コンピュータに接続されたディスプレイ装置が対応す
る。しかし、これに限定されず、画像情報を出力する機
能を有するものならばよい。例えば、印刷装置やプロジ
ェクタでもよく、画像信号を出力可能な出力ポート基板
でもよく、外部の周辺装置等に画像信号を送出する通信
回線とのインターフェース部分でもよい。
【0022】図1において、画像入力部1より入力され
た距離情報を伴う画像信号は、演算・制御部2に入力さ
れ、演算・制御部2で所定の距離範囲にある画像部分が
抽出される。このとき、抽出の条件や抽出の指示は操作
入力部4より与えられ、抽出の結果は画像出力部5で表
示される。また、入力された画像や抽出された画像は画
像記録部5に記録可能にも構成されている。
【0023】次に、詳細に処理の説明をする前に、図2
を使用して本発明の原理を説明する。図2は本発明の原
理の説明図であり、図2(a)は画像入力部1より入力
された画像の一例を示している。この画像においては、
遠景に山があり、近景に人物の立像がある。距離情報は
256階調で表わされ、山や山以外の背景部分の各画素
においては距離がほぼ無限遠とみなせるので、距離情報
256が対応して入力されている。また、人物は手前に
いるので人物の画素に対応して距離情報12が入力され
ている。
【0024】図2(b)は(a)図を加工したもので、
各画素の距離情報に応じて距離が近いほど画素の濃度が
濃くなるようにした図である。ただし、山と背景の境界
は本来同じ距離(256)なので現れないはずだが、理
解を助けるために境界線を入れておいた。
【0025】いま、例えば距離情報255以下の画素だ
けを抽出して表示すると、山と背景は距離情報が256
なので表示されず、距離情報が12の人物だけが表示さ
れる。これは図2(b)において、手前の人物部分の境
界に沿って画像が抽出され表示されたことを意味する。
また、例えば人物と山の中間の距離100の位置に建物
があったとすると、距離情報12を閾値として閾値以下
の画素を表示すれば人物だけが抽出され、距離情報10
0を閾値として閾値以下の画素を表示すれば人物と建物
が抽出される。距離情報100を挟んで近接した2つの
閾値の間の距離情報の画素を表示すれば建物だけが抽出
される。
【0026】このように、抽出したい画像部分のみを含
む距離範囲を指定することにより、簡単に所望の画像部
分を抽出することができる。図3は上記原理に基づく本
第1の実施の形態の処理を詳細に説明するフローチャー
トである。本処理は本第1の実施の形態の画像処理装置
であるコンピュータシステム上において、記録媒体であ
る内蔵ディスクに記録された画像処理プログラムを実行
することにより、コンピュータによって行われる。
【0027】まず、画像入力部1によって距離情報を含
んで画像が入力される(ステップS10)。次に、抽出
したい画像部分に合致するように距離条件が操作入力部
4より入力される(ステップS11)。この場合、距離
は階層の数値(1から256)で入力してもよいし、メ
ートル等に換算して入力してもよい。
【0028】本処理では画素を単位に画像の抽出を行な
うので、まず画素読み出し用のアドレスを先頭の画素に
位置づける(ステップS12)。次にアドレスで指定さ
れた画素の距離情報とステップS11で入力した距離条
件を比較し、条件を満足するか判断する(ステップS1
3)。条件を満足する場合はこの画素を抽出し(ステッ
プS14)、条件を満足しない場合は画素の抽出を行な
わない。
【0029】次に、未処理の画素が有るか判断し(ステ
ップS15)、未処理の画素が有る場合には次の画素に
位置づけてステップS13に戻る(ステップS16)。
未処理の画素が無い場合には、抽出した画素よりなる画
像を画像出力部5に表示する(ステップS17)。所望
の画像部分の抽出ができたか否かを操作者が判断し、操
作入力部4より指示入力をすることにより、抽出を完了
する場合には処理を終了させ、再度条件を変えて抽出を
する場合にはステップS11に戻る(ステップS1
8)。
【0030】本実施の形態においては、このように、距
離情報を含んで画像情報を入力し、距離情報により画像
の所望の部分を抽出するようにしたので、画像より所望
の画像部分のみを短時間に正確に抽出することができ
る。
【0031】上述の実施の形態の変形例として、距離条
件を操作入力部4であるキーボードから数値で入力する
代わりに、マウス等のポインティングディバイスを使用
して画面上で所望の部位を指定するとその部分の距離情
報が自動的に入力され、この距離情報から所定の範囲内
の距離情報をもつ画像部分が選択されるように構成する
こともできる。
【0032】このようにすれば、画面上で所望の領域の
一部をポインティングディバイスで指定することで、そ
の領域を抽出することができ、より操作性が良く領域の
抽出ができる。
【0033】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を説明する。本第2の実施の形態は、画像抽
出の方法が第1の実施の形態と異なり、それ以外の点は
同様である。このため、第1の実施の形態と同様の部分
の説明は省略し、第2の実施の形態独自の部分のみ説明
する。
【0034】まず、本第2の実施の形態の原理を説明す
る。上記第1の実施の形態で述べたように、画像情報を
距離情報を含んで入力し距離情報により画像の所望の部
分を抽出することで、画像より所望の画像部分のみを短
時間に正確に抽出することができる。しかし、距離情報
の取得は輝度情報や色彩情報に比較して難しく、S/N
比も悪い情報になりがちである。特に距離情報が急峻に
変化するところ、つまり物体と背景の境界部分の信号に
ノイズが乗ることが多い。このため、距離情報の閾値だ
けで画像を抽出すると、境界線がギザギザして実際の物
体の輪郭と違った形になることがある。このような場合
に、距離情報で境界を大まかに特定しておき、この境界
を含む近傍領域において、よりS/N比の良い輝度情報
や色彩情報を用いて境界を確定することにより、より正
確に画像を抽出できる。また、近傍に輝度変化や色彩変
化の大きな境界が存在していない場合は、距離情報で求
めた境界をそのまま使用するようにしてもよい。
【0035】本第2の実施の形態において、装置のブロ
ック図は図1と同様であり、距離で画像を抽出する説明
図は図2と同様であるので説明を省略する。但し、第1
の実施の形態では、画像は単色画像でもよいとしたが、
本第2の実施の形態においては、輝度情報で境界を確定
する場合には画像は輝度情報を有しており、色彩情報で
境界を確定する場合には画像は色彩情報を有しているも
のとする。
【0036】図4は本第2の実施の形態の処理を詳細に
説明するフローチャートである。本フローチャートは図
3のフローチャートとステップS29の境界確定処理、
ステップS30の抽出画像表示処理以外は同様の処理と
なっており、図3のステップS10〜S18が図4のス
テップS20〜S28に対応する。このため、図4のス
テップS20〜S28の説明は省略し、ステップS29
の境界確定処理とステップS30の抽出画像表示処理の
みを説明する。
【0037】図4のステップS29の境界確定処理の詳
細を図5のフローチャートと図6のフローチャートに記
載する。図5のフローチャートは輝度情報を用いて境界
を確定する場合であり、図6のフローチャートは色彩情
報を用いて境界を確定する場合である。それ以外は図5
と図6は全く同様なので、図5のフローチャートを用い
て説明する。
【0038】図5のフローチャートにおいて、まず、距
離情報を用いて抽出した画像の境界を求める(ステップ
S40)。境界の求めかたは、上下左右のうち一方向で
も隣接した画素をもたない画素を順次選んで行く方法で
行なっている。つぎに、上記求めた境界より所定の距離
内の領域(近傍領域)を求め、この近傍領域に対応する
エリアを入力画像より切り出す(ステップS41)。こ
のエリアにおいて、画素間の輝度差を用いて、輝度変化
の不連続な点や輝度が急激に変化している所を境界とし
て採用する。これは、近傍領域における輝度が閾値以上
と未満の条件で近傍領域を区分すると、ちょうど近傍領
域が分割されて境界が検出できるような閾値を求めるこ
とで行なっている。このような閾値は閾値を初期値から
順次増大させてゆき、輝度が閾値以下の画素の数と閾値
以上の画素の数の変化を調べて行くことで簡単に見つけ
られる(ステップS42)。これで境界は確定したの
で、この確定した境界線で改めて入力画像より所望の画
像を抽出する(ステップS43)。
【0039】図4に戻って、抽出された画像を表示して
終了する(ステップS30)。図6のフローチャートに
おいては、ステップS50〜S53が図5のフローチャ
ートのステップS40〜S43に対応する。このうち、
ステップS52で画素間の色彩差を用いて、色彩変化の
不連続な点や色彩が急激に変化している所を境界として
採用する点が図5と図6の異なる点である。ステップS
52では近傍領域の各画素において、輝度に対する赤緑
青(RGB)成分の割合を各々求めて3成分とし、3次
元色座標系における色彩ベクトルを想定する。そして各
画素において隣接する全方向の画素と、この色彩ベクト
ルどうしの先端位置間の距離を求め、その最大距離をそ
の画素における色彩の変化度を示す数値として採用す
る。この数値が所定の閾値以上の画素を選択することに
より境界を求めることができる。この閾値は閾値を初期
値から順次増大させてゆき、全ての画素の数値が閾値以
下となる閾値のすこし前の閾値を採用すればよい。
【0040】このように、第2の実施形態においては、
距離情報で抽出した画像の境界をよりS/N比のよい輝
度情報又は色彩情報を用いて確定するようにしているの
で、所望の画像部分をより正確に抽出できる。
【0041】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を説明する。本第3の実施の形態は、上述し
た第2の実施の形態に加えて、画像の空間周波数成分を
求め、高周波成分のパワーが閾値以上の場合のみ境界確
定処理を実施することに特徴があり、それ以外の点は第
2の実施の形態と同様である。このため、第2の実施の
形態と同様の部分の説明は省略し、第3の実施の形態独
自の部分のみ説明する。
【0042】上述した第2の実施の形態においては、ま
ず距離情報で大まかに領域の境界を確定しておき、この
境界の近傍領域において、輝度情報や色彩情報を用いて
より精密に境界を確定していた。これは入力画像におい
てS/Nが良く領域毎に輝度差や色彩差が顕著な場合は
よいが、画像にめりはりが少なく、あまり輝度差や色彩
差が明確でない場合はあまり意味のない処理となってし
まう。
【0043】本第3の実施の形態においては、入力画像
の空間周波数をフーリエ変換で求めその高周波成分パワ
ーの大きさを閾値と比較している。入力画像の高周波成
分が多いということは、S/Nがよく、入力画像に細か
な部分まで細密に表現されていることを示すので、輝度
や色彩によってより精密に境界を確定できる。従って、
この場合は第2の実施の形態で説明した境界確定処理を
実行する。逆に、高周波成分が少ない場合は、入力画像
の領域毎の輝度差や色彩差が大きくないので、境界確定
処理は省略している。
【0044】本第3の実施の形態において、装置のブロ
ック図は図1と同様であり、距離で画像を抽出する説明
図は図2と同様であるので説明を省略する。図7は本第
3の実施の形態の処理を詳細に説明するフローチャート
である。本フローチャートは図4のフローチャートに、
入力画像の空間周波数を求めるステップと、この空間周
波数の高周波成分によって境界確定処理をするか判断す
るステップが追加されたものであり、図7のステップS
60〜S68が図4のステップS20〜S28が対応
し、図7のステップS71・S72が図4のステップS
29・S30に対応し、図7のステップS69とS70
が本第三の実施の形態独自のものである。したがって、
図7のステップS69とS70のみを説明し、他のステ
ップの説明は省略する。
【0045】図7のステップS68で抽出画像が決定す
ると、ステップS69で空間周波数演算を実行する。こ
れは、入力画像をフーリエ変換にかけ、画像の空間周波
数成分の量を決定する工程であり、画像に細かな線や鋭
い角度部分等が多く含まれる場合には高周波成分が多く
なり、画像が合焦していない等で細かくディテールがで
ていない場合には高周波成分は少なくなる。
【0046】ステップS70では上記のように求めた画
像の空間周波数の高周波成分のパワーを予め決められた
閾値と比較し、高周波成分が閾値以上含まれていればス
テップS71に移り境界確定処理を実行し、高周波成分
が閾値より少なければステップS72に移り抽出画像を
そのまま表示し、境界確定処理は行わない。
【0047】このように本第3の実施の形態において
は、入力画像の特徴を解析して、適切な場合のみ境界確
定処理を実行するようにしたので、処理時間を平均で短
縮できる効果がある。
【0048】以上説明した本発明には以下の内容も含ま
れる。 (1)画像の各部分までの距離情報と輝度情報を含んで
画像を入力する画像入力手段と、上記入力された画像よ
り、上記距離情報を用いて所定の距離範囲にある画像部
分を抽出する画像抽出手段と、上記抽出された画像を出
力する画像出力手段とを具備し、上記画像抽出手段は、
さらに輝度情報を用いて抽出する画像部分の境界を確定
することを特徴とする画像処理装置。
【0049】この画像処理装置においては、輝度情報を
含む画像情報とともに画像の各部分までの距離情報を入
力し、この距離情報によって所定の距離範囲にある画像
部分を判別して、この所定の距離範囲にある画像部分の
境界を輝度情報を用いて確定し、この確定した境界で抽
出した画像を出力する。
【0050】これによって、画像より所望被写体に対応
する画像部分のみを短時間に正確に抽出することができ
る画像処理装置を提供できる。 (2)画像の各部分までの距離情報と輝度情報を含んで
画像を入力する工程と、上記入力された画像より、上記
距離情報を用いて所定の距離範囲にある画像部分を抽出
する工程と、上記抽出された画像を出力する工程を具備
し、上記画像部分を抽出する工程において、さらに輝度
情報を用いて抽出する画像部分の境界を確定することを
特徴とする画像処理方法。
【0051】この画像処理方法においては、輝度情報を
含む画像情報とともに画像の各部分までの距離情報を入
力し、この距離情報によって所定の距離範囲にある画像
部分を判別して、この所定の距離範囲にある画像部分の
境界を輝度情報を用いて確定し、この確定した境界で抽
出した画像を出力する。
【0052】これによって、画像より所望被写体に対応
する画像部分のみを短時間に正確に抽出することができ
る画像処理が可能である。 (3)コンピュータによって画像処理するための処理プ
ログラムを記録した記録媒体であって、上記処理プログ
ラムはコンピュータに画像の各部分までの距離情報と輝
度情報を含んで画像を入力させ、上記入力された画像よ
り、上記距離情報を用いて所定の距離範囲にある画像部
分を抽出させ、上記抽出された画像を出力させ、上記画
像部分を抽出させるに際して、さらに輝度情報を用いて
抽出させる画像部分の境界を確定させることを特徴とす
る画像処理プログラムを記録した記録媒体。
【0053】この画像処理プログラムを記録した記録媒
体は、コンピュータによって画像処理をするための処理
プログラムを記録した記録媒体であって、上記処理プロ
グラムはコンピュータに輝度情報を含む画像情報ととも
に画像の各部分までの距離情報を入力させ、この距離情
報によって所定の距離範囲にある画像部分を判別させ、
この所定の距離範囲にある画像部分の境界を輝度情報を
用いて確定させ、この確定した境界で抽出した画像を出
力させる。
【0054】これによって、画像より所望被写体に対応
する画像部分のみを短時間に正確に抽出することができ
る画像処理プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とができる。 (4)画像の各部分までの距離情報と色彩情報を含んで
画像を入力する画像入力手段と、上記入力された画像よ
り、上記距離情報を用いて所定の距離範囲にある画像部
分を抽出する画像抽出手段と、上記抽出された画像を出
力する画像出力手段とを具備し、上記画像抽出手段は、
さらに色彩情報を用いて抽出する画像部分の境界を確定
することを特徴とする画像処理装置。
【0055】この画像処理装置においては、色彩情報を
含む画像情報とともに画像の各部分までの距離情報を入
力し、この距離情報によって所定の距離範囲にある画像
部分を判別して、この所定の距離範囲にある画像部分の
境界を色彩情報を用いて確定し、この確定した境界で抽
出した画像を出力する。
【0056】これによって、画像より所望被写体に対応
する画像部分のみを短時間に正確に抽出することができ
る画像処理が可能である。 (5)画像の各部分までの距離情報と色彩情報を含んで
画像を入力する工程と、上記入力された画像より、上記
距離情報を用いて所定の距離範囲にある画像部分を抽出
する工程と、上記抽出された画像を出力する工程を具備
し、上記画像部分を抽出する工程において、さらに色彩
情報を用いて抽出する画像部分の境界を確定することを
特徴とする画像処理方法。
【0057】この画像処理方法においては、色彩情報を
含む画像情報とともに画像の各部分までの距離情報を入
力し、この距離情報によって所定の距離範囲にある画像
部分を判別して、この所定の距離範囲にある画像部分の
境界を色彩情報を用いて確定し、この確定した境界で抽
出した画像を出力する。
【0058】これによって、画像より所望被写体に対応
する画像部分のみを短時間に正確に抽出することができ
る画像処理が可能である。 (6)コンピュータによって画像処理するための処理プ
ログラムを記録した記録媒体であって、上記処理プログ
ラムはコンピュータに画像の各部分までの距離情報と色
彩情報を含んで画像を入力させ、上記入力された画像よ
り、上記距離情報を用いて所定の距離範囲にある画像部
分を抽出させ、上記抽出された画像を出力させ、上記画
像部分を抽出させるに際して、さらに色彩情報を用いて
抽出させる画像部分の境界を確定させることを特徴とす
る画像処理プログラムを記録した記録媒体。
【0059】この画像処理プログラムを記録した記録媒
体は、コンピュータによって画像処理をするための処理
プログラムを記録した記録媒体であって、上記処理プロ
グラムはコンピュータに色彩情報を含む画像情報ととも
に画像の各部分までの距離情報を入力させ、この距離情
報によって所定の距離範囲にある画像部分を判別させ、
この所定の距離範囲にある画像部分の境界を色彩情報を
用いて確定させ、この確定した境界で抽出した画像を出
力させる。
【0060】これによって、画像より所望被写体に対応
する画像部分のみを短時間に正確に抽出することができ
る画像処理プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とができる。 (7)入力画像の空間周波数成分を解析する空間周波数
成分解析手段と、上記空間周波数の高周波成分のパワー
を所定の閾値と比較する比較手段をさらに具備し、画像
抽出手段による境界の確定は、上記高周波成分のパワー
が上記閾値以上の場合のみ行なうことを特徴とする
(1)または(4)記載の画像処理装置。
【0061】この画像処理装置においては、(1)また
は(4)記載の画像処理装置において、入力画像の空間
周波数を解析し、高周波成分が所定の閾値以上の場合の
み境界を確定する処理を実行する。
【0062】これによって、不必要な境界確定処理が実
行されなくなり、全体として処理時間が短縮される。 (8)入力画像の空間周波数成分を解析する工程と、上
記空間周波数の高周波成分のパワーを所定の閾値と比較
する工程をさらに具備し、画像部分を抽出する工程にお
ける境界の確定は、上記高周波成分のパワーが上記閾値
以上の場合のみ行なうことを特徴とする(2)または
(5)記載の画像処理方法。
【0063】この画像処理方法においては、(2)また
は(5)記載の画像処理方法において、入力画像の空間
周波数を解析し、高周波成分が所定の閾値以上の場合の
み境界を確定する処理を実行する。
【0064】これによって、不必要な境界確定処理が実
行されなくなり、全体として処理時間が短縮される。 (9) 上記記録媒体に記録された処理プログラムは、
さらにコンピュータに、入力画像の空間周波数成分を解
析させ、上記空間周波数の高周波成分のパワーを所定の
閾値と比較させ、画像部分を抽出させるに際する境界の
確定は、上記高周波成分のパワーが上記閾値以上の場合
のみ行なわせることを特徴とする(3)(6)記載の画
像処理プログラムを記録した記録媒体。
【0065】この画像処理プログラムを記録した記録媒
体においては、(3)または(6)記載の画像処理プロ
グラムにおいて、コンピュータに入力画像の空間周波数
を解析させ、高周波成分が所定の閾値以上の場合のみ境
界を確定する処理を実行させる。
【0066】これによって、不必要な境界確定処理が実
行されなくなり、全体として処理時間が短縮されること
が可能な画像処理プログラムを記録した記録媒体を提供
できる。 (10)画像の各部分までの距離情報を含んで画像を入
力する画像入力手段と、上記画像の所望部分を位置指定
する位置指定手段と、上記入力された画像より、距離情
報を用いて、上記位置指定された位置の画像部分の距離
から所定の距離範囲にある画像部分を抽出する画像抽出
手段と、上記抽出された画像を出力する画像出力手段と
を具備することを特徴とする画像処理装置。
【0067】この画像処理装置においては、距離情報を
含んで画像を入力し、その画像の所望部分を指定する
と、指定した画像位置の距離情報を参照し、この距離情
報から所定の距離内の被写体が画像抽出される。
【0068】これによって、操作性よく画像の所望部分
の抽出ができる。 (11)画像の各部分までの距離情報を含んで画像を入
力する工程と、上記画像の所望部分を位置指定する工程
と、上記入力された画像より、距離情報を用いて、上記
位置指定された位置の画像部分の距離から所定の距離範
囲にある画像部分を抽出する工程と、上記抽出された画
像を出力する工程と、を具備することを特徴とする画像
処理方法。
【0069】この画像処理方法においては、距離情報を
含んで画像を入力し、その画像の所望部分を指定する
と、指定した画像位置の距離情報を参照し、この距離情
報から所定の距離内の被写体が画像抽出される。
【0070】これによって、操作性よく画像の所望部分
の抽出ができる。 (12)コンピュータによって画像処理するための処理
プログラムを記録した記録媒体であって、上記処理プロ
グラムはコンピュータに画像の各部分までの距離情報を
含んで画像を入力させ、上記画像の所望部分を位置指定
させ、上記入力された画像より、距離情報を用いて、上
記位置指定された位置の画像部分の距離から所定の距離
範囲にある画像部分を抽出させ、上記抽出された画像を
出力させることを特徴とする画像処理プログラムを記録
した記録媒体。
【0071】この画像処理プログラムを記録した記録媒
体は、コンピュータによって画像処理をするための処理
プログラムを記録した記録媒体であって、上記処理プロ
グラムはコンピュータに距離情報を含んで画像を入力さ
せ、その画像の所望部分を指定すると、指定した画像位
置の距離情報を参照させ、この距離情報から所定の距離
内の被写体を画像抽出させる。
【0072】これによって、操作性よく画像の所望部分
の抽出ができる画像処理プログラムを記録した記録媒体
を提供することができる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、画像より所望被写体に
対応する画像部分のみを短時間に正確に抽出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の画像処理装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】画像処理の原理を説明する説明図である。
【図3】第1の実施の形態における画像処理のフローチ
ャートである。
【図4】第2の実施の形態における画像処理のフローチ
ャートである。
【図5】抽出画像部分の境界を確定する処理のフローチ
ャートである。
【図6】抽出画像部分の境界を確定する処理のフローチ
ャートである。
【図7】第3の実施の形態における画像処理のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 画像入力部 2 演算・制御部 3 画像記録部 4 操作入力部 5 画像出力部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の各部分までの距離情報を含んで画
    像を入力する画像入力手段と、 上記入力された画像より、上記距離情報を用いて所定の
    距離範囲にある画像部分を抽出する画像抽出手段と、 上記抽出された画像を出力する画像出力手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像の各部分までの距離情報を含んで画
    像を入力する工程と、 上記入力された画像より、上記距離情報を用いて所定の
    距離範囲にある画像部分を抽出する工程と、 上記抽出された画像を出力する工程と、 を具備することを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 コンピュータによって画像処理をするた
    めの処理プログラムを記録した記録媒体であって、 上記処理プログラムはコンピュータに画像の各部分まで
    の距離情報を含んで画像を入力させ、 上記入力された画像より、上記距離情報を用いて所定の
    距離範囲にある画像部分を抽出させ、 上記抽出させた画像を出力させることを特徴とする画像
    処理プログラムを記録した記録媒体。
JP11000312A 1999-01-05 1999-01-05 画像処理装置及び画像処理方法及び画像処理プログラムを記録した記録媒体 Withdrawn JP2000200359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11000312A JP2000200359A (ja) 1999-01-05 1999-01-05 画像処理装置及び画像処理方法及び画像処理プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11000312A JP2000200359A (ja) 1999-01-05 1999-01-05 画像処理装置及び画像処理方法及び画像処理プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000200359A true JP2000200359A (ja) 2000-07-18

Family

ID=11470407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11000312A Withdrawn JP2000200359A (ja) 1999-01-05 1999-01-05 画像処理装置及び画像処理方法及び画像処理プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000200359A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004102380A (ja) * 2002-09-05 2004-04-02 Meidensha Corp 混雑度調査装置
US7965885B2 (en) 2004-10-06 2011-06-21 Sony Corporation Image processing method and image processing device for separating the background area of an image
JP2012173916A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 撮像装置および画像処理情報生成プログラム
JP2016181027A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2018113067A (ja) * 2018-04-03 2018-07-19 日本電気株式会社 Pos端末装置、posシステム、画像処理方法及びプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004102380A (ja) * 2002-09-05 2004-04-02 Meidensha Corp 混雑度調査装置
US7965885B2 (en) 2004-10-06 2011-06-21 Sony Corporation Image processing method and image processing device for separating the background area of an image
JP2012173916A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 撮像装置および画像処理情報生成プログラム
JP2016181027A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2018113067A (ja) * 2018-04-03 2018-07-19 日本電気株式会社 Pos端末装置、posシステム、画像処理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11410277B2 (en) Method and device for blurring image background, storage medium and electronic apparatus
US6332038B1 (en) Image processing device
KR100371470B1 (ko) 기울기-기반 지역 에지 검출을 위한 신규한 지각적 문턱값정하기 방법
US6714689B1 (en) Image synthesizing method
US10148895B2 (en) Generating a combined infrared/visible light image having an enhanced transition between different types of image information
JPH10191020A (ja) 被写体画像切出し方法及び装置
JP2001043376A (ja) 画像抽出方法及び装置並びに記憶媒体
US7196707B2 (en) Tangent balancing
US20220270232A1 (en) Apparatus for adjusting parameter related to defect detection for image processing for image processing, method for information processing, and program
JP3706743B2 (ja) 関心領域抽出方法及び装置並びに記憶媒体
CN111932496A (zh) 车牌图像质量的确定方法、装置、存储介质及电子装置
US6728407B1 (en) Method for automatically determining trackers along contour and storage medium storing program for implementing the same
US6178264B1 (en) Image cutout method and apparatus
JP2006323779A (ja) 画像処理方法、画像処理装置
JP2000200359A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法及び画像処理プログラムを記録した記録媒体
US7120296B2 (en) Information processing method
US20110187721A1 (en) Line drawing processing apparatus, storage medium storing a computer-readable program, and line drawing processing method
JP2981382B2 (ja) パターンマッチング方法
JP7340487B2 (ja) プログラム作成装置、対象物検知システム、アンカー設定方法及びアンカー設定プログラム
JP4207256B2 (ja) カラー画像の領域分割方法およびプログラム記憶媒体
WO2002056252A2 (en) Apparatus and method for boundary detection in vector sequences and edge detection in color image signals
JP2858530B2 (ja) エッジ強調装置
JP2001291097A (ja) 画像処理方法と画像処理装置及び画像処理プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH10232935A (ja) 画像処理装置およびその方法
JPH05128224A (ja) カラー画像の色抽出装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060307