JP2000199665A - 機器の冷却熱排出風の処理器 - Google Patents

機器の冷却熱排出風の処理器

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JP2000199665A
JP2000199665A JP10377405A JP37740598A JP2000199665A JP 2000199665 A JP2000199665 A JP 2000199665A JP 10377405 A JP10377405 A JP 10377405A JP 37740598 A JP37740598 A JP 37740598A JP 2000199665 A JP2000199665 A JP 2000199665A
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JP
Japan
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air
cooling
heat
exhaust air
modifier
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Pending
Application number
JP10377405A
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English (en)
Inventor
Kazukiyo Takano
和潔 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electronic Industries Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electronic Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electronic Industries Co Ltd filed Critical Sanyo Electronic Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の操作性を犠牲にすることなく、冷却風
の排出風の方向を、家庭環境の状況に合わせて任意な向
きに変更できる様にする。 【解決手段】 導入口13′から導入した冷却風は、発
熱部品であるコンプレッサー3を冷却した後、冷却風の
流れを示す矢印13,14,16のように流れて機器の
外部へ熱排風として排出されるが、その排出方向を吹出
方向変更具8の向きを任意な方向へ変更できる様な構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、在宅酸素療法等
に使用する酸素濃縮器等のように1日24時間連続して
使用する機器内に発熱部品を含むもので、その発熱部品
を冷却するための強制空冷用空気の排気に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】 筐体内部に発熱部品を含む機器を1日
24時間連続して運転するような場合、例えば在宅酸素
療法に使用する酸素濃縮器などは、筐体内部に発熱部品
であるコンプレッサー3を使用しており、この発熱部品
の冷却をするために強制空冷用のファン11により、外
気を取込み、冷却後の熱排風を筐体の後方や下部に排出
している。
【0003】 このような機器は、長期に互り連続して
運転されるので、この温度の高い排風が常に床面に吹出
されたり、壁面や家具等に当たるようになるので床面の
カーペットや壁紙、あるいは家具などが熱風による変色
や壁紙のはがれが生じたりする。また、患者の方にあつ
い熱排風が吹出して来て不快な思いをすることもある。
【0004】 更に、このような機器は昼夜の区別なく
運転するので、夜間は患者を含め、同室あるいは隣室の
人々の睡眠を妨げないように筐体構造を2重防音箱に入
れるなど低騒音化したものとなっている。
【0005】 しかし、コンプレッサー等の騒音は、そ
の冷却風通路を通して外部に伝播してくる。そのためそ
の冷却風の取入口や排出口の向きの方向は、騒音レベル
の高い方向ともなり得るので、前記の熱排風の問題に加
えて、患者にとっては騒音の点からもその熱排風の向き
が問題となる。しかし、前記の酸素濃縮器等の機器は、
操作性や、家具あるいは部屋の形状からその場所や向き
が制約される場合が多い。
【0006】 従来の機器は、冷却風の導入口や排出口
は固定的にその位置が決められているので、その熱排風
の向きは我慢するしかないか、熱排風の向きを優先して
決めて、操作性を犠牲にした配置をする等により我慢し
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 機器の操作性を犠牲
にする事なく、熱排風の排出方向を決められる機器を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明は、在宅酸素療
法に使用する酸素濃縮器のように連続して年中休まずに
使用する機器や、これを使用する患者宅の使用環境と、
患者の使用状態とを永年に互って調査研究するなかで、
機器より排出される熱排風の問題解決に、ひとつの解決
するための手段を見いだした。
【0009】 酸素濃縮器は、その製品ガスである酸素
富化ガスの原料である空気をコンプレッサーにより取込
み、圧縮して吸着筒に送り込み、該吸着筒内の吸着剤に
窒素ガスを吸着させて取除いて酸素ガスを濃縮して取出
すものである。そして吸着した窒素ガスは吸着剤から吸
着筒を減圧することにより吸着剤に吸着した窒素ガスを
吸着剤より脱離させ吸着剤を再生する。
【0010】 そのため、吸着筒には弁類と配管類等と
を接続して酸素濃縮器が構成されている。これらの部品
のうち、コンプレッサーは動作時の騒音が大きいので機
器の筐体(外ケース)は遮音効果の大きい材料を使った
筐体を用いていた。これだけでは十分静音化することが
できない。このため騒音の大きいコンプレッサーと、動
作すると音の出る弁類は、この筐体の中に、さらに防音
のための中箱2を設けてその中に配置し、二重に防音の
ためのバリヤーにより静音化を図っている。
【0011】 しかし、コンプレッサーはモーターで駆
動されるので、そのモーターの発熱や、空気を断熱圧縮
するための発熱があるので、その中箱内の温度が上昇
し、これ等の部品の使用環境に適した温度以上に上昇す
るので、ファンを用いて外気を導入して、強制空冷さ
せ、このコンプレッサーと熱交換して、温まった空気が
熱排風として機器外に排出される。
【0012】 この熱排風は、その風が接する床や壁や
患者に、前記の様な色々な悪影響を与える。さらに、こ
の冷却風の導入路,排出路は騒音の通り路ともなるた
め、この騒音の通路を屈曲させたり、吸音板や吸音材を
貼りつけて、騒音の漏出を防止するための工夫をこらし
ている。しかし、僅かとはいえ、排出口より熱排風とと
もに、騒音の漏出があり、この熱排風の方向によって
は、患者の位置に対する騒音レベルを高めるという問題
点もある。
【0013】 本発明は、前記の様な問題点を解決する
ために、次の様に構成するものである。 (その1)筐体内に発熱部品を包含し、該発熱部品を強
制冷却するためのファン11,冷却用外気の導入口1
3′,冷却後の熱排風を排出するための排出口15を有
する機器において、該排出口外部に熱排風の吹出方向変
更具8を取付けて、該吹出方向変更具の取付け向きを変
更することにより、熱排風の吹出方向を任意な方向に変
向できるようにしたことを特徴とする機器を構成する。
【0014】 また、本発明は次の様にも構成するもの
である。(その2)筐体内に発熱部品を包含し、該発熱
部品を強制冷却するためのファン11,冷却用外気の導
入口13′、冷却後の熱排風を排出するための排出口1
5を有する機器において、該排出口を該機器の底面に配
し、その外部に熱排風の吹出方向変更具8を取付けて、
該吹出方向変更具の取付け向きを変更することにより、
床平面と同一平面上の任意の方向に熱排風の吹出方向を
変更できるようにしたことを特徴とする機器を構成す
る。
【0015】
【実施例】 以下、本発明の実施例について図を参照し
て説明するが、むろんこれは説明のための一実施例であ
って、本発明は、この実施例に限定するものではない。
また、本実施例では、その実施対象機器を酸素濃縮器と
したが、この例に限らず、窒素濃縮器や人工呼吸器等の
駆動源として乾燥空気を供給するための空気乾燥器であ
っても同様の作用効果が期待できる。さらに、本実施例
の酸素濃縮器においては、圧力変動吸着型(PSA方
式)の酸素濃縮工程の部分は、従来から公知のものであ
り、明細書及び図面が煩雑になるので、その開示と図示
を省略した。
【0016】 (実施例1)図1は第1の実施例で、図
1(A)は本発明を実施した酸素濃縮器の内部構成を説
明するための模式断面図である。同図において、13′
は導入口で、ここから13,14,16の矢印で示すよ
うに冷却風が流れる。吹出方向変更具8の向きを変更し
た後に蝶ネジ7を再び締付ければ良い。
【0017】 図1(B)は、図1(A)の筐体を底面
から見た説明用の模式底面図である。この図からも明ら
かなように、この実施例では、該吹出方向変更具12は
丸い形状のものとしたが、当然、他の形状のものであっ
ても良いことが分かる。この他の形状の吹出方向変更具
の例を次に示す。
【0018】 (実施例2)図2は第2の実施例の説明
用模式図で、吹出方向変更具8が四角形である他は実施
例1のものと同様であるので、その図示は底部のみとし
た。また、作用効果も実施例1のものとほとんど同様で
ある。
【0019】
【発明の効果】 本発明を実施することによって、次の
ような作用効果を生ずる。筐体内部にコンプレッサー等
の発熱部品を有し、この発熱部品を冷却するためのファ
ンを有する機器(例えば医療用酸素濃縮器)において、
その冷却用の熱排風の吹出方向を任意に変更できる吹出
変更具8を設けたので、各使用者(患者)の在宅環境に
最も適した方向へ熱排風の吹出し方向を変更できないと
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)は、第1の実施例の酸素濃縮器の
内部構造を説明するための模式断面図である。図1
(B)は、図1(A)の筐体を底面から見た説明用の模
式底面図である。
【図2】 第2の実施例の説明用模式図である。
【符号の説明】
1 外箱 2 中箱 3 コンプレッサー 4 ダクト 5 キャスター 6 固定具 7 蝶ネジ 8 吹出方向変更具 10 ダクト 11 ファン 12 吸音材 13′ 導入口 15 排出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に発熱部品を包含し、該発熱部品
    を強制冷却するためのファン(11),冷却用の導入口
    (13′),冷却後の熱排風を排出するための排出口
    (15)を有する機器において、該排出口外部に熱排風
    の吹出方向変更具(8)を取付けて、該吹出方向変更具
    の取付け向きを変更することにより、熱排風の吹出方向
    を任意な方向に変向できるようにしたことを特徴とする
    機器。
  2. 【請求項2】 筐体内に発熱部品を包含し、該発熱部品
    を強制冷却するためのファン(11),冷却用の導入口
    (13′)、冷却後の熱排風を排出するための排出口
    (15)を有する機器において、該排出口を該機器の底
    面に配し、その外部に熱排風の吹出方向変更具(8)を
    取付けて、該吹出方向変更具の取付け向きを変更するこ
    とにより、床平面と同一平面上の任意の方向に熱排風の
    吹出方向を変更できるようにしたことを特徴とする機
    器。
JP10377405A 1998-12-28 1998-12-28 機器の冷却熱排出風の処理器 Pending JP2000199665A (ja)

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