JP2000197113A - メッセ―ジスケジュ―リング方法 - Google Patents

メッセ―ジスケジュ―リング方法

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JP2000197113A
JP2000197113A JP11348005A JP34800599A JP2000197113A JP 2000197113 A JP2000197113 A JP 2000197113A JP 11348005 A JP11348005 A JP 11348005A JP 34800599 A JP34800599 A JP 34800599A JP 2000197113 A JP2000197113 A JP 2000197113A
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤレス通信システムにおいて、セルが、
パックされていないページで占められることにより、タ
イムスロットを最大限に利用していないのに他のメッセ
ージが通らなくなるという問題点を解決する。 【解決手段】 制御チャネルの状態の複数の特性のうち
の少なくとも1つに基づいて制御チャネルの1つのタイ
ムスロットに対するメッセージをスケジューリングする
複数の優先方式のうちの1つを選択する。その後、1セ
ットのタイムスロットに対するメッセージは、選択され
た優先方式に基づいてスケジューリングされる。一実施
例では、ハイパーフレーム番号が優先方式を選択するた
めに使用される特性であるようなTDMAシステムの制
御チャネルにおいて、ハイパーフレーム番号が偶数のと
きに音声ページに最高優先度を割り当て、奇数のときに
R−DATA SPACH通知に最高優先度を割り当て
る優先方式を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤレス通信シ
ステムの制御チャネルに関し、特に、制御チャネル上の
メッセージのスケジューリングに関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤレス通信システムに割り当てられ
ている無線スペクトラムは、無線チャネルに分割され
る。無線チャネルは一般に、複数のトラフィックチャネ
ルおよび制御チャネルにグループ化される。トラフィッ
クチャネルは、基地局と移動局の間で音声およびユーザ
データ情報を伝送するために用いられる。制御チャネル
は、基地局と移動局の間でシステム情報、制御メッセー
ジ、ページ(呼出し)、および短いユーザデータメッセ
ージを運ぶブロードキャストメッセージを伝送するため
に用いられる。ページは、基地局が移動局へさらに命令
を送ることを必要としていることを移動局に通知するメ
ッセージである。ページには、音声ページ、ショートメ
ッセージ(文字メッセージ)の通知、および、メッセー
ジウェイティング(メッセージ待機中)メッセージが含
まれる。
【0003】制御チャネルのページは、移動局がスリー
プモードにあるときに、移動局をウェイクアップする。
一般に、節電のために、移動局はスリープモードで動作
する。このモードでは、移動局のシステムのほとんど
は、オフであるか、または、省電力モードで動作する。
移動局は、制御チャネルをモニタして、ウェイクアップ
状態にとどまる必要があるか、それとも、スリープモー
ドに戻ることができるかを判断するために、所定の短期
間だけウェイクアップする(すなわち、スリープモード
から抜ける)。移動局がこの所定期間中に移動局からペ
ージを受信した場合、または、移動局がウェイクアップ
することを要求するローカルなアクションがあった場
合、移動局は、スリープモード中にオフであった内部シ
ステムの一部または全部をオンにする。
【0004】また、制御チャネルは、移動局登録確認応
答のような非ページや、チャネル割当てを含む呼設定に
用いられる制御メッセージも含む。さらに、システムに
よっては、制御チャネルは他のメッセージも含むことが
ある。一般に、制御チャネルの編成および制御チャネル
で伝送される情報は、使用される無線インタフェースの
タイプに依存する。
【0005】図1のAを参照して、例えば、北米時分割
多元接続(TDMA)方式を用いた代表的なシステムで
は、無線スペクトラムは、30kHzの無線チャネル5
に分割される。各無線チャネル5は、期間6.67ミリ
秒のタイムスロットに分割される。3個のタイムスロッ
トが1個のTDMAブロックを構成し、2個の連続する
TDMAブロックすなわち6個のタイムスロットが1個
のフレームを構成する。図1のAに示すように、3個目
ごとのタイムスロットが通信チャネル10を作成するた
めに用いられる。通信チャネルは、制御チャネルまたは
トラフィックチャネルのいずれかとなることが可能であ
る。すべてのタイムスロット1および4はある1つの通
信チャネルに対応する。すべてのタイムスロット2およ
び5は別の1つの通信チャネルに対応し、すべてのタイ
ムスロット3および6は第3の通信チャネルに対応す
る。制御チャネルは、基地局から移動局へ情報を送信す
るために使用される場合にはダウンリンク制御チャネル
であり、移動局から基地局へ情報を送信するために使用
される場合にはアップリンク制御チャネルである。ダウ
ンリンク制御チャネルでは、図1のBに示すように、3
2個のタイムスロットが、期間0.64秒のスーパーフ
レーム11を構成し、2個のこのようなスーパーフレー
ム11、14が、期間1.28秒のハイパーフレーム1
2を構成する。ハイパーフレーム内の第1のスーパーフ
レームをプライマリスーパーフレーム(プライマリスー
パーフレーム11)といい、第2のスーパーフレームを
セカンダリスーパーフレーム(セカンダリスーパーフレ
ーム14)という。各タイムスロットは、スーパーフレ
ーム内におけるタイムスロットの位置を指定するタイム
スロット番号を有する。各ハイパーフレームは、ハイパ
ーフレームの巡回的反復(一般に、12個のハイパーフ
レーム)におけるそのハイパーフレームの位置を指定す
るハイパーフレーム番号を有する。
【0006】ダウンリンク制御チャネル10では、各ス
ーパーフレーム内のいくつかのタイムスロットはブロー
ドキャストのために予約される。ブロードキャストは、
一般的なシステム関連情報の送信である。残りのタイム
スロットは、制御チャネルによって伝送される他のすべ
てのメッセージのために使用される。上記のように、節
電のために、移動局は、1つの割り当てられたタイムス
ロット期間中の制御チャネルのみをモニタし、残りのタ
イムスロット期間中はスリープモードにある。移動局
は、その移動局の移動機識別番号(MIN:mobile ide
ntification number)に基づいて特定のタイムスロット
に割り当てられる。北米TDMAでは、MINは移動局
のエリアコードおよび電話番号である。ハッシュアルゴ
リズムを用いて、どのタイムスロットが特定のMINに
割り当てられるかを決定する。ハッシュアルゴリズムと
は、MINのような入力に基づいて、特定のタイムスロ
ットのような出力を擬似ランダムに割り当てる関数ある
いはテーブルである。
【0007】1つの割り当てられたタイムスロット期間
中に制御チャネルをモニタし、残りのタイムスロット期
間中はスリープモードにとどまることにより、移動局
は、スーパーフレームごとにただ1つのタイムスロット
期間中だけウェイクアップして、音声ページやR−DA
TA SPACH通知のようなページをチェックするこ
とになる。音声ページは、移動極に対して、その移動局
への呼があることを知らせる短いページであり、R−D
ATA SPACH通知は、移動局に対して、その移動
局へのショートメッセージすなわちSMSがあることを
知らせる短いメッセージである。移動局は、音声ページ
やR−DATA SPACH通知のようなページを受信
した場合、ブロードキャストメッセージのために予約さ
れているタイムスロット以外の任意のタイムスロットに
ある可能性があるさらに他の情報を見つけるために、制
御チャネルのすべてのタイムスロットのモニタリングを
開始する。音声ページを受信した場合、移動局は、音声
通話を開始するのにどのトラフィックチャネルにスイッ
チすべきかを知るために、チャネル割当てを受信するの
を待機する。R−DATA SPACH通知を受信した
場合、移動局は、ショートメッセージを受信するのを待
機する。移動局は、ある期間(例えば10〜15秒間)
内にさらに情報を受信しない場合、スリープモードに戻
る。
【0008】ページは、特定のハイパーフレームの両方
のスーパーフレームの対応するタイムスロットで伝送さ
れる。図1のBを参照すると、ページは、第1の、すな
わちプライマリスーパーフレーム11の1つのタイムス
ロットで1度伝送され、2度目に、同じハイパーフレー
ム12の第2の、すなわちセカンダリスーパーフレーム
14の対応するタイムスロットで伝送される。非ページ
は1度しか伝送されず、各メッセージは、スーパーフレ
ームの1個以上のタイムスロットを必要とする。例え
ば、チャネル割当てがハイパーフレーム12のプライマ
リスーパーフレーム11のタイムスロット7および9で
伝送される場合、別の非ページが、セカンダリスーパー
フレーム14のタイムスロット7および9で伝送される
ことが可能である。一般に、ページの優先度は他のメッ
セージの優先度より高く、音声ページが最高の優先度を
有する。一般に、メッセージの優先度は、ワイヤレス通
信システムが設計されるときに固定され、メッセージの
収益生成可能性、(特定の移動局に対する音声ページの
ように)メッセージが特定のタイムスロットに割り当て
られるかどうか、および、メッセージのタイムアウト感
受性のようなメッセージの特性に基づいている。メッセ
ージのタイムアウト感受性とは、メッセージが、そのメ
ッセージのタイプに対してシステムによって許可される
よりも長い時間送信を待機しなければならないためにメ
ッセージがどのくらい早く破棄されるかによって決定さ
れる。タイムアウト(期限切れ)するメッセージは、シ
ステムによって許可されるよりも長く待機しなければな
らないメッセージである。
【0009】移動局は、アップリンク制御チャネルを用
いてワイヤレス通信システムに登録する。アップリンク
制御チャネルを通じて移動局の登録メッセージを受信し
た基地局は、そのセル内にその移動局を有する基地局と
して指定される。ワイヤレスシステムはまず、移動局が
最後に登録した基地局のみを用いて移動局へページを送
信しようとすることが可能である。移動局は、最後に登
録したセル内に依然としてある場合、ページを受信する
ことになる。しかし、ほとんどの場合、移動局は最後に
登録したセル内にはなく、システムは、移動局と通信し
ようとして他のセルへページを送信する必要がある。シ
ステムに依存して、これは、移動局が最後に登録した付
近のセルのみを含むこともあり、あるいは、移動局が最
後に登録した州や、移動局が最後に登録した国のような
より大きい地域を含むこともある。理解されるように、
この結果、非常に多くの音声ページが生じ、そのほとん
どは、目的とする移動局に到達する可能性はない。しか
し、これらの音声ページは最高の優先度を有するため、
その音声ページのほとんどが目的の移動局によって受信
されないことになるにもかかわらず、他のメッセージよ
りも優先されることになる。
【0010】このシステムの問題点は、多くの移動局が
音声ページングされているときに、音声ページが特定の
セル内のすべてのタイムスロットを使い尽くし、他のメ
ッセージを通らなくしてしまう可能性があることであ
る。従って、音声ページであふれたセル内に位置する移
動局へ発信された呼は確立されなくなる。その理由は、
移動局は、音声ページを受信しても、すべてのタイムス
ロットがより高い優先度の音声ページによって占められ
ているため、特定のトラフィックチャネルを指示するチ
ャネル割当てを受信することができないからである。さ
らに、このときに送信されるショートメッセージは、こ
のセル内の移動局に到達することはできない。すべての
タイムスロットが音声ページによって占められているか
らである。表1は、各制御チャネルが300個のバッフ
ァを有するシステムにおいて、制御チャネルの音声ペー
ジ容量の割合として与えられた、音声ページ到着レート
に基づく、制御チャネルに対するブロックされるメッセ
ージ数およびタイムアウトするメッセージ数を示すシミ
ュレーションの結果である。バッファは、メッセージを
受信したときに直ちに送信することができないメッセー
ジを格納するために用いられる。これは、バッファに格
納可能な300個を超えて到着するメッセージは破棄さ
れること、すなわち、そのようなメッセージはブロック
されるメッセージであることを意味する。ブロックされ
る呼の数は、使用されるバッファが300に到達するま
では0である。制御チャネルの音声ページ容量の割合が
増大するにつれて、タイムアウトするメッセージの数も
増大する。
【0011】表1:従来の優先法
【表1】
【0012】他のページに音声ページより高い優先度を
与えても、音声ページに最高の優先度を与える場合と同
じ問題が生じる。R−DATA SPACH通知に音声
ページより高い優先度を与えた場合、R−DATA S
PACH通知が、音声ページと同様に、特定のセル内の
すべてのタイムスロットを使い尽くし、音声ページおよ
び他のメッセージを通らなくしてしまうことにより、上
記と同じ問題を生じる可能性がある。
【0013】チャネル割当てのような他のメッセージに
最高の優先度を与えた場合、別の問題が生じる。特定の
移動局に対する音声ページおよびR−DATA SPA
CH通知は、その移動局のあらかじめ割当てられたタイ
ムスロットでしか伝送することができなくなる。他のメ
ッセージは、移動局がページを受信した後の任意のタイ
ムスロットで伝送可能である。他のメッセージのほうが
高い優先度を有する場合、移動局は、多くの空きタイム
スロットがあっても、呼やショートメッセージを受信す
ることができない可能性がある。例えば、ハイパーフレ
ームの最初の14個のタイムスロットが使用中であり、
チャネル割当てに利用可能な最初のタイムスロットがタ
イムスロット15であり、この状況がいくつかのハイパ
ーフレームにわたって繰り返される場合を考えると、移
動局Xがタイムスロット15で音声ページおよびR−D
ATA SPACH通知をモニタし、移動局Xに対する
音声ページがある場合、この音声ページは、タイムスロ
ット15が空くまで送信されずに待機することが許容さ
れる期間より長く待機しなければならなくなる可能性が
ある。従って、タイムスロット16〜31がすべて空い
ており、チャネル割当てがこれらの後続タイムスロット
のうちの1つで送信される可能性があったとしても、こ
の音声ページは決して送信されることはなく、呼は確立
されないことになる。
【0014】このシステムのもう1つの問題点は、多く
のタイムスロットが部分的にしか使用されないことであ
る。一般に、メッセージは基地局に到着してキューに入
り、特定のタイムスロットに割り当てられたメッセージ
は、メッセージのタイプおよびタイムスロットに基づい
て別々にキューに入れられる。例えば、音声ページは特
定のタイムスロットの音声ページキューに入れられる。
タイムスロットに割り当てられていないメッセージは、
それらのメッセージのキューに入れられる。例えば、チ
ャネル割当てメッセージはチャネル割当てキューに入れ
られる。その後、メッセージはキューから取り出され、
移動局へ送信されるメッセージ(当業者に公知のエアリ
ンクメッセージ(airlink message))へとスケジューリ
ングされる。到着したメッセージが特定のタイムスロッ
トのエアリンクメッセージへとパッケージングされる期
間がタイムスロット構成期間である。到着するメッセー
ジのうちには、そのうちのいくつかのメッセージが、1
つのタイムスロットに入る1つのエアリンクメッセージ
に入るようにパッケージング可能なものがある。これら
のメッセージはパック可能メッセージである。音声ペー
ジおよびR−DATA通知はパック可能メッセージであ
る。他の到着するメッセージは、複数のそのようなメッ
セージが1つのタイムスロットに入るようにパッケージ
ングすることはできず、1つのメッセージが複数のタイ
ムスロットを必要とする。例えば、チャネル割当ては一
般に2つのタイムスロットを必要とする。これらのメッ
セージは非パック可能メッセージである。メッセージウ
ェイティングメッセージおよびチャネル割当ては非パッ
ク可能メッセージである。
【0015】1個のタイムスロットには109ビットが
ある。各タイムスロットは、どのタイプのメッセージが
そのタイムスロットにあるかを記述するヘッダを有す
る。音声ページは7ビットのヘッダを有し、残りの10
2ビットは、音声ページングされる移動局をそのMIN
によって指定するために使用される。北米では、現在、
MINは、3桁のエリアコード、3桁のサブコード、お
よび4桁のラインコードを有し、これらは34ビットで
表すことができる。従って、109ビットには、3個の
MINと7ビットのヘッダを入れる余裕がある。そのた
め、3個までの音声ページが、1個のタイムスロットで
伝送されるようにスケジューリングすることができる。
一部の音声ページは、基地局に登録するときに移動局に
一時的に割当てることが可能な別名である一時移動局識
別子のように、MINより少ないビット数で表現可能な
移動機識別子を使用する。このような音声ページを使用
すると、1個のタイムスロットに3個より多くの移動機
識別子を入れることが可能となるため、より多くの音声
ページが1つのエアリンクメッセージでスケジューリン
グされ伝送されることが可能となる。R−DATA S
PACH通知は、14ビットのヘッダを有し、タイムス
ロットの109ビット内に2個のMINを入れる余裕を
残す。従って、2個までのR−DATA SPACH通
知を、1個のタイムスロットで伝送するようにスケジュ
ーリングすることができる。
【0016】パックされたエアリンクメッセージは、特
定のタイムスロットに対する1つのタイプのパック可能
メッセージが、ちょうどそのタイムスロットに入るだけ
十分にあるときに、生成される。従って、移動機識別子
としてMINを使用する音声ページの場合、同じタイム
スロットに対する3個の音声ページが1個のパックされ
た音声ページを生成し、同じタイムスロットに対する2
個のR−DATA SPACH通知が1個のパックされ
たR−DATA SPACH通知を生成する。パックさ
れていないエアリンクメッセージは、パックされたエア
リンクメッセージよりも少ないパック可能メッセージを
含む。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】説明したように、現在
のシステムの問題点は、セルが、パックされていないペ
ージで占められることがあり、これにより、タイムスロ
ットを最大限に利用していないのに他のメッセージが通
らなくなることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御チャネル
の状態の複数の特性のうちの少なくとも1つに基づいて
制御チャネルの1つのタイムスロットに対するメッセー
ジをスケジューリングする複数の優先方式のうちの1つ
を選択するスケジューリング方法によって上記の問題点
を解決する。その後、1セットのタイムスロットに対す
るメッセージは、選択された優先方式に基づいてスケジ
ューリングされる。制御チャネルの状態は、何が到着し
たか、何がキューに入れられたか、および何が送信され
たかに関するすべての情報である。これには、キューの
ステータス、送信待ち中のメッセージ、それらのメッセ
ージのタイプおよびそれらのメッセージが待機している
時間、過去の送信の系列、およびその他の情報が含まれ
る。制御チャネルの状態の特性には、1セットのタイム
スロットのハイパーフレーム番号、タイムスロットのパ
ック可能メッセージキューのうちの1つにあるパック可
能メッセージの数、および、巡回的に反復するタイムス
ロットのセットにおける前のセットの対応するタイムス
ロットのタイムスロット構成期間の少なくとも終わり以
来そのタイムスロットに対するパック可能メッセージキ
ューに入っているパック可能メッセージが、タイムスロ
ットのいずれかのパック可能メッセージキューにあるか
どうか、がある。例えば一実施例では、ハイパーフレー
ム番号が優先方式を選択するために使用される特性であ
るようなTDMAシステムの制御チャネルにおいて、ハ
イパーフレーム番号が偶数であるときに音声ページに最
高優先度を割り当て、ハイパーフレーム番号が奇数であ
るときにR−DATA SPACH通知に最高優先度を
割り当てる優先方式が選択される。
【0019】本発明のもう1つの実施例では、パックさ
れたエアリンクメッセージがある場合、そのパックされ
たエアリンクメッセージがタイムスロット内にスケジュ
ーリングされる。パックされたエアリンクメッセージ
は、1個のタイムスロット内に入る最大数の1つのタイ
プのメッセージを含む。パックされたエアリンクメッセ
ージがない場合、本発明の方法は、前のタイムスロット
のセットの対応するタイムスロットのタイムスロット構
成期間の少なくとも終わり以来、いずれかのパック可能
メッセージキューにパック可能メッセージがあるかどう
かに基づいて、メッセージの優先度を動的に変更する。
このようなメッセージがなく、非パック可能メッセージ
がある場合、非パック可能メッセージがタイムスロット
内にスケジューリングされるが、非パック可能メッセー
ジがなく、パックされていないエアリンクメッセージが
ある場合には、パックされていないエアリンクメッセー
ジがタイムスロット内にスケジューリングされる。しか
し、前のタイムスロットのセットの対応するタイムスロ
ットのタイムスロット構成期間の少なくとも終わり以
来、いずれかのパック可能メッセージキューにパック可
能メッセージがある場合、パックされていないエアリン
クメッセージがタイムスロット内にスケジューリングさ
れる。メッセージの優先度の動的変更により、ブロック
されるメッセージの数およびタイムアウトになるメッセ
ージの数はいずれも大幅に少なくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】説明を簡単にするため、本発明の
方法について、TDMAシステムを用いて説明するが、
本発明の方法は、GSM(Group Special Mobile)や符号
分割多元接続(CDMA)、特に、タイムスロット化さ
れたページングチャネルを有するCDMAのような任意
の無線インタフェースで使用可能である。
【0021】1つのタイムスロットにおけるメッセージ
をスケジューリングする優先方式とは、メッセージタイ
プの順序づけである。本発明の方法によれば、優先方式
は、制御チャネルの状態の特性のうちの少なくとも1つ
に基づいて、各タイムスロットごとに選択される。制御
チャネルの状態は、何が到着したか、何がキューに入れ
られたか、および何が送信されたかに関するすべての情
報である。これには、キューのステータス、送信待ち中
のメッセージ、それらのメッセージのタイプおよびそれ
らのメッセージが待機している時間、過去の送信の系
列、およびその他の情報が含まれる。優先方式どうし
は、反復する所定の系列に配列されることも可能であ
り、また、方式を選択するために使用される制御チャネ
ルの状態の特性としてハイパーフレーム番号を使用する
ことも可能である。所定の系列は、それぞれ1回以上所
定の系列で反復する複数の優先方式からなることが可能
である。例えば、図2、図3、および図4に示す一実施
例(詳細は後述)では、第1の優先方式は音声ページに
最高優先度を割り当て、第2の優先方式はR−DATA
SPACH通知に最高優先度を割り当てる。優先方式の
所定の系列は、第1と第2の優先方式が交代するもので
ある。
【0022】また、優先方式の選択は動的にすることも
可能である。優先方式どうしは所定の順序で配列される
のではなく、制御チャネルの状態の1つ以上の特性に基
づいて選択される。その特性としては、タイムスロット
のハイパーフレーム番号、タイムスロットのパック可能
メッセージキューのうちの1つにあるパック可能メッセ
ージの数、タイムスロットのパック可能メッセージキュ
ーのうちの1つにパック可能メッセージが格納されてい
る時間の長さ、前のハイパーフレームの対応するタイム
スロットで送信されたメッセージのタイプ、前のハイパ
ーフレームの対応するタイムスロットのタイムスロット
構成期間の少なくとも終わり以来そのタイムスロットに
対するパック可能メッセージキューに入っているパック
可能メッセージが、タイムスロットのいずれかのパック
可能メッセージキューにあるかどうか、がある。
【0023】図2、図3、および図4に、タイムスロッ
ト化された制御チャネル上の1個のタイムスロットにお
けるメッセージをスケジューリングする優先方式を選択
する特性としてハイパーフレーム番号を使用する方法の
一例を示す。この方法は、送信されるメッセージの良好
な分布を実現するために、どのメッセージの優先度を高
くするかを交代させることにより、タイムアウトするメ
ッセージの数を少なくする。具体的には、第1のタイプ
のメッセージは、偶数番号ハイパーフレームで最高優先
度が割り当てられ、第2のタイプのメッセージは、奇数
番号ハイパーフレームで最高優先度が割り当てられる。
例えば、音声ページは、偶数番号ハイパーフレームで最
高優先度が割り当てられ、R−DATA SPACH通
知は、奇数番号ハイパーフレームで最高優先度が割り当
てられる。
【0024】図2において、この方法は、ステップ30
で、制御チャネルの次のタイムスロットに進むことから
始まる。ステップ32で、このタイムスロットがブロー
ドキャストメッセージのために予約されているかどうか
を判定する。各スーパーフレームには、ブロードキャス
トメッセージのために予約されているいくつかのタイム
スロットがある。このタイムスロットがブロードキャス
トメッセージのために予約されている場合、ステップ3
4で、ブロードキャストメッセージをこのタイムスロッ
トで送信するようにスケジューリングする。ステップ3
6で、このブロードキャストメッセージが送信される。
その後、この方法はステップ30に復帰し、次のタイム
スロットに進む。
【0025】ステップ32で、タイムスロットがブロー
ドキャストメッセージのために予約されていないと判定
された場合、ステップ38で、このタイムスロットがこ
のハイパーフレームのプライマリスーパーフレームにあ
るかどうかを判定する。このタイムスロットがこのハイ
パーフレームのプライマリスーパーフレームにある場
合、ステップ40で、このタイムスロットが非ページの
ために予約されているかどうかを判定する。タイムスロ
ットを非ページのために予約することは、送信すべき非
ページがある場合、その少なくとも一部が各スーパーフ
レームで送信されることを保証する。予約されていない
タイムスロットは、そのタイムスロットに割り当てられ
た移動局に対する非ページまたはページのいずれを含む
ことも可能である。このタイムスロットが非ページのた
めに予約されている場合、この方法は、ブロック42
(詳細は後述)の入力Aに進む。場合により、非ページ
のために予約されるタイムスロットがない場合、ステッ
プ32は省略される。
【0026】図3において、このタイムスロットが非ペ
ージのために予約されていない場合、ステップ44で、
ハイパーフレーム番号が偶数であるかどうかを判定す
る。偶数である場合、ステップ46で、このタイムスロ
ットに割り当てられている移動局に対する音声ページが
あるかどうか、すなわち、このタイムスロットに対する
音声ページがあるかどうかを判定する。このタイムスロ
ットに対する音声ページがある場合、ステップ48で、
このタイムスロットに対する音声ページをこのタイムス
ロットで送信するようにスケジューリングする。ステッ
プ50で、音声ページが送信される。その後、この方法
はステップ30に復帰し、次のタイムスロットに進む。
【0027】ステップ46で、このタイムスロットに対
する音声ページがない場合、この方法はステップ52に
進み、このタイムスロットに割り当てられている移動局
に対するR−DATA SPACH通知があるかどう
か、すなわち、このタイムスロットに対するR−DAT
A SPACH通知があるかどうかを判定する。R−D
ATA SPACH通知がある場合、この方法はステッ
プ54に進み、このタイムスロットに対するR−DAT
A SPACH通知を送信するようにスケジューリング
する。ステップ56で、R−DATA SPACH通知
は送信される。その後、この方法はステップ30に復帰
し、次のタイムスロットに進む。このタイムスロットに
対する音声ページもR−DATA SPACH通知もな
い場合、この方法はブロック42(詳細は後述)の入力
Bに進む。
【0028】ステップ44で、ハイパーフレーム番号が
偶数でない場合、ステップ58で、このタイムスロット
に対するR−DATA SPACH通知があるかどうか
を判定する。このタイムスロットに対するR−DATA
SPACH通知がある場合、ステップ54で、このタ
イムスロットに対するR−DATA SPACH通知を
送信するようにスケジューリングする。ステップ56
で、R−DATA SPACH通知は送信される。その
後、この方法はステップ30に復帰し、次のタイムスロ
ットに進む。ステップ58で、このタイムスロットに対
するR−DATASPACH通知がない場合、ステップ
60で、このタイムスロットに対する音声ページがある
かどうかを判定する。このタイムスロットに対する音声
ページがある場合、この方法はステップ48に進み、こ
のタイムスロットに対する音声ページをこのタイムスロ
ットで送信するようにスケジューリングする。ステップ
50で、音声ページが送信され、その後、この方法はス
テップ30に復帰し、次のタイムスロットに進む。この
タイムスロットに対するR−DATA SPACH通知
も音声ページもない場合、この方法はブロック42(詳
細は後述)の入力Bに進む。
【0029】このタイムスロットに対する音声ページも
R−DATA SPACH通知もない場合、ステップ4
2で、非パック可能メッセージをこのタイムスロットで
送信するようにスケジューリングする。図4において、
ステップ66で、このタイムスロットに対するメッセー
ジウェイティングメッセージがあるかどうかを判定す
る。メッセージウェイティングメッセージは、移動局の
ために格納されている、取り出されるのを待機している
音声またはデータメッセージがあることを移動局に通知
するメッセージである。この音声またはデータメッセー
ジは、移動局のメモリ、または、ワイヤレス通信システ
ムのいずれに格納されることも可能である。このタイム
スロットに対するメッセージウェイティングメッセージ
がある場合、ステップ68で、そのメッセージウェイテ
ィングメッセージをこのタイムスロットで送信するよう
にスケジューリングする。ステップ70で、メッセージ
ウェイティングメッセージが送信され、その後、この方
法はステップ30に復帰し、次のタイムスロットに進
む。このタイムスロットに対するメッセージウェイティ
ングメッセージがない場合、ステップ72で、制御メッ
セージがあるかどうかを判定する。制御メッセージは、
呼を設定するために使用されるメッセージである。制御
メッセージには、チャネル割当てのようなメッセージが
含まれる。ステップ72で、制御メッセージがあると判
定された場合、ステップ74で、制御メッセージをこの
タイムスロットで送信するようにスケジューリングす
る。ステップ76で、制御メッセージが送信され、その
後、この方法はステップ30に復帰し、次のタイムスロ
ットに進む。制御メッセージがない場合、ステップ78
で、登録確認応答があるかどうかを判定する。登録確認
応答がある場合、ステップ80で、登録確認応答をこの
タイムスロットで送信するようにスケジューリングし、
ステップ82で、登録確認応答が送信され、その後、こ
の方法はステップ30に復帰し、次のタイムスロットに
進む。メッセージが送信されるようにスケジューリング
されない場合、ステップ84で、ヌル(空)フレームが
送信され、その後、この方法はステップ30に復帰し、
次のタイムスロットに進む。
【0030】特定のタイプの非パック可能メッセージが
あるかどうかの判定、および、その非パック可能メッセ
ージの関連するスケジューリングおよび送信の順序は、
ワイヤレス通信システムの要求条件に基づいて再配列す
る(並べ替える)ことが可能である。さらに、ワイヤレ
ス通信システムの要求条件に基づいて、他のパック可能
メッセージを、非パック可能ブロック内のメッセージに
追加して、または、その代わりに、ブロック42に追加
することも可能である。さらに、この実施例では、最高
優先度を有するメッセージとしてページおよびR−DA
TA SPACH通知を用いて説明したが、非パック可
能メッセージを含む任意のメッセージタイプを、交代す
るハイパーフレーム番号で最高優先度が与えられるメッ
セージとして使用することが可能であり、優先度が変更
されるメッセージタイプの数を増やすことも可能であ
る。
【0031】再び図2において、ステップ38に戻っ
て、ステップ38でこれがこのハイパーフレームのプラ
イマリスーパーフレームではなくセカンダリスーパーフ
レームであると判定された場合、ステップ90で、対応
するプライマリスーパーフレームの対応するタイムスロ
ットで送信されたメッセージがページであるかどうかを
判定する。ページは、ハイパーフレームの両方のスーパ
ーフレームの対応するタイムスロットで反復されるた
め、対応するタイムスロットにページがある場合、ステ
ップ92で、同じページをこのタイムスロットで送信す
るようにスケジューリングする。ステップ94で、ペー
ジが送信され、その後、この方法はステップ30に復帰
し、次のタイムスロットに進む。ステップ90で、判定
の結果がNOである場合、非ページをこのタイムスロッ
トで送信することが可能であるため、この方法はブロッ
ク42の入力Aに進む。
【0032】表2は、各制御チャネルが300個のバッ
ファを有する交代する優先法を用いた1つのシステムに
おいて、制御チャネルの音声ページ容量の割合として与
えられた、音声ページ到着レートに基づく、制御チャネ
ルに対するブロックされるメッセージ数およびタイムア
ウトするメッセージ数を示すシミュレーションの結果で
ある。表2を表1と比較すると、メッセージウェイティ
ング以外のすべてのメッセージタイプのタイムアウトす
るメッセージの数が減少している。タイムアウトするR
−DATA SPACH通知の数は大幅に減少してお
り、システムがビジーのときでもシステムを通じてさら
に多くのショートメッセージを送信することが可能であ
る。ブロックされるメッセージの数は減少していない
が、ブロックされるメッセージおよびタイムアウトする
メッセージの総数は減少していることにより、システム
の性能は改善されている。
【0033】表2:交代優先法
【表2】
【0034】図5、図6、および図7に、制御チャネル
の状態の1つ以上の特性に基づいて優先方式を動的に選
択する方法の実施例を示す。この実施例では、この方法
は、前のハイパーフレームの対応するタイムスロットで
送信されたメッセージのタイプを用いて、制御チャネル
のタイムスロットにおいてメッセージをスケジューリン
グするための優先方式を選択する。この方法は、送信さ
れるメッセージの良好な分布を実現するために、どのメ
ッセージの優先度を高くするかを交代させる。一実施例
では、この方法は、送信されるメッセージの良好な分布
を実現するために、第1と第2のタイプのメッセージの
優先度を交代させることにより、タイムアウトするメッ
セージの数を少なくする。具体的には、第1のタイプの
メッセージは、前の巡回的に反復するタイムスロットの
セットの対応するタイムスロットで送信された前のメッ
セージが第2のタイプのメッセージであったタイムスロ
ットにおいて、最高優先度が割り当てられる。第2のタ
イプのメッセージは、前の巡回的に反復するタイムスロ
ットのセットの対応するタイムスロットで送信された前
のメッセージが第1のタイプのメッセージであったタイ
ムスロットにおいて、最高優先度が割り当てられる。例
えば、音声ページは、前のハイパーフレームの対応する
タイムスロットでR−DATA SPACH通知が送信
されたタイムスロットにおいて最高優先度が割り当てら
れ、R−DATA SPACH通知は、前のハイパーフ
レームの対応するタイムスロットで音声ページが送信さ
れたタイムスロットにおいて最高優先度が割り当てられ
る。
【0035】図5において、この方法は、ステップ10
0で、制御チャネルの次のタイムスロットに進むことか
ら始まる。ステップ102で、このタイムスロットがブ
ロードキャストメッセージのために予約されているかど
うかを判定する。このタイムスロットがブロードキャス
トメッセージのために予約されている場合、ステップ1
04で、ブロードキャストメッセージをこのタイムスロ
ットで送信するようにスケジューリングする。ステップ
106で、このブロードキャストメッセージが送信され
る。その後、この方法はステップ100に復帰し、次の
タイムスロットに進む。
【0036】ステップ102で、タイムスロットがブロ
ードキャストメッセージのために予約されていないと判
定された場合、ステップ108で、このタイムスロット
がこのハイパーフレームのプライマリスーパーフレーム
にあるかどうかを判定する。このタイムスロットがこの
ハイパーフレームのプライマリスーパーフレームにある
場合、ステップ110で、このタイムスロットが非ペー
ジのために予約されているかどうかを判定する。このタ
イムスロットが非ページのために予約されている場合、
この方法は、ブロック112(詳細は後述)の入力Aに
進む。
【0037】図6において、このタイムスロットが非ペ
ージのために予約されていない場合、ステップ114
で、前のハイパーフレームの対応するタイムスロットで
送信された前のメッセージがR−DATA SPACH
通知であったかどうかを判定する。前のハイパーフレー
ムの対応するタイムスロットで送信された前のメッセー
ジがR−DATA SPACH通知であった場合、ステ
ップ116で、このタイムスロットに対する音声ページ
があるかどうかを判定する。このタイムスロットに対す
る音声ページがある場合、ステップ118で、このタイ
ムスロットに対する音声ページをこのタイムスロットで
送信するようにスケジューリングする。ステップ120
で、音声ページが送信される。その後、この方法はステ
ップ100に復帰し、次のタイムスロットに進む。
【0038】ステップ116で、このタイムスロットに
対する音声ページがない場合、この方法はステップ12
2に進み、このタイムスロットに対するR−DATA
SPACH通知があるかどうかを判定する。R−DAT
A SPACH通知がある場合、この方法はステップ1
24に進み、このタイムスロットに対するR−DATA
SPACH通知を送信するようにスケジューリングす
る。ステップ126で、R−DATA SPACH通知
は送信される。その後、この方法はステップ100に復
帰し、次のタイムスロットに進む。このタイムスロット
に対する音声ページもR−DATA SPACH通知も
ない場合、この方法はブロック112(詳細は後述)の
入力Eに進む。
【0039】ステップ114で、前のハイパーフレーム
の対応するタイムスロットで送信された前のメッセージ
がR−DATA SPACH通知でない場合、ステップ
128で、前のハイパーフレームの対応するタイムスロ
ットで送信された前のメッセージが音声ページであった
かどうかを判定する。前のハイパーフレームの対応する
タイムスロットで送信された前のメッセージが音声ペー
ジであった場合、ステップ130で、このタイムスロッ
トに対するR−DATA SPACH通知があるかどう
かを判定する。このタイムスロットに対するR−DAT
A SPACH通知がある場合、ステップ124で、こ
のタイムスロットに対するR−DATASPACH通知
を送信するようにスケジューリングする。ステップ12
6で、R−DATA SPACH通知は送信される。そ
の後、この方法はステップ100に復帰し、次のタイム
スロットに進む。ステップ130で、このタイムスロッ
トに対するR−DATA SPACH通知がない場合、
ステップ132で、このタイムスロットに対する音声ペ
ージがあるかどうかを判定する。このタイムスロットに
対する音声ページがある場合、この方法はステップ11
8に進み、このタイムスロットに対する音声ページをこ
のタイムスロットで送信するようにスケジューリングす
る。ステップ120で、音声ページが送信され、その
後、この方法はステップ100に復帰し、次のタイムス
ロットに進む。このタイムスロットに対するR−DAT
A SPACH通知も音声ページもない場合、この方法
はブロック112(詳細は後述)の入力Eに進む。
【0040】ステップ128で、前のハイパーフレーム
の対応するタイムスロットで送信された前のメッセージ
が音声ページでない場合、ステップ134で、このタイ
ムスロットに対する音声ページがあるかどうかを判定す
る。このタイムスロットに対する音声ページがある場
合、この方法はステップ118に進み、このタイムスロ
ットに対する音声ページをこのタイムスロットで送信す
るようにスケジューリングする。ステップ120で、音
声ページが送信され、その後、この方法はステップ10
0に復帰し、次のタイムスロットに進む。ステップ13
4で、このタイムスロットに対する音声ページがない場
合、ステップ122で、このタイムスロットに対するR
−DATA SPACH通知があるかどうかを判定す
る。ステップ122の結果がYESである場合、この方
法はステップ124に進み、このタイムスロットに対す
るR−DATA SPACH通知を送信するようにスケ
ジューリングする。ステップ126で、R−DATA
SPACH通知は送信され、その後、この方法はステッ
プ100に復帰し、次のタイムスロットに進む。音声ペ
ージおよびR−DATA SPACH通知があるかどう
かを判定するステップ134および122の順序は、逆
にすることも可能である。さらに、ステップ114およ
び128の順序も逆にすることが可能である。
【0041】このタイムスロットに対する音声ページも
R−DATA SPACH通知もない場合、ブロック1
12で、非パック可能メッセージをこのタイムスロット
で送信するようにスケジューリングする。図7におい
て、ステップ136で、このタイムスロットに対するメ
ッセージウェイティングメッセージがあるかどうかを判
定する。このタイムスロットに対するメッセージウェイ
ティングメッセージがある場合、ステップ138で、そ
のメッセージウェイティングメッセージをこのタイムス
ロットで送信するようにスケジューリングする。ステッ
プ140で、メッセージウェイティングメッセージが送
信され、その後、この方法はステップ100に復帰し、
次のタイムスロットに進む。このタイムスロットに対す
るメッセージウェイティングメッセージがない場合、ス
テップ142で、制御メッセージがあるかどうかを判定
する。制御メッセージは、呼を設定するために使用され
るメッセージである。制御メッセージには、チャネル割
当てのようなメッセージが含まれる。ステップ142
で、制御メッセージがあると判定された場合、ステップ
144で、制御メッセージをこのタイムスロットで送信
するようにスケジューリングする。ステップ146で、
制御メッセージが送信され、その後、この方法はステッ
プ100に復帰し、次のタイムスロットに進む。制御メ
ッセージがない場合、ステップ148で、登録確認応答
があるかどうかを判定する。登録確認応答がある場合、
ステップ150で、登録確認応答をこのタイムスロット
で送信するようにスケジューリングし、ステップ152
で、登録確認応答が送信され、その後、この方法はステ
ップ100に復帰し、次のタイムスロットに進む。特定
のタイプの非パック可能メッセージがあるかどうかの判
定、および、その非パック可能メッセージの関連するス
ケジューリングおよび送信の順序は、ワイヤレス通信シ
ステムの要求条件に基づいて再配列する(並べ替える)
ことが可能である。メッセージが送信されるようにスケ
ジューリングされない場合、ステップ154で、ヌル
(空)フレームが送信される。
【0042】ワイヤレス通信システムの要求条件に基づ
いて、他のメッセージを、非パック可能ブロック内のメ
ッセージに追加して、または、その代わりに、ブロック
112に追加することも可能である。さらに、この実施
例では、最高優先度を有するメッセージとしてページお
よびR−DATA SPACH通知を用いて説明した
が、非パック可能メッセージを含む任意のメッセージタ
イプを、最後に送信されたメッセージタイプに基づいて
最高優先度を受けるメッセージとして使用することが可
能である。
【0043】再び図5において、ステップ108に戻っ
て、ステップ108でこれがこのハイパーフレームのプ
ライマリスーパーフレームではなくセカンダリスーパー
フレームであると判定された場合、ステップ160で、
対応するプライマリスーパーフレームの対応するタイム
スロットで送信されたメッセージがページであるかどう
かを判定する。ページは、ハイパーフレームの両方のス
ーパーフレームの対応するタイムスロットで反復される
ため、対応するタイムスロットにページがある場合、ス
テップ162で、同じページをこのタイムスロットで送
信するようにスケジューリングする。ステップ164
で、ページが送信され、その後、この方法はステップ1
00に復帰し、次のタイムスロットに進む。ステップ1
60で、判定の結果がNOである場合、非ページをこの
タイムスロットで送信することが可能であるため、この
方法はブロック112の入力Aに進む。
【0044】図8、図9、図10、図11、および図1
2に、ブロックされるメッセージの数およびタイムアウ
トするメッセージの数の両方を少なくすることによって
ワイヤレス通信システムの性能をさらに改善する、タイ
ムスロット化制御チャネル上のメッセージをスケジュー
リングする方法のもう1つの実施例を示す。この方法
は、前のハイパーフレームの対応するタイムスロットの
タイムスロット構成期間の少なくとも終わり以来、パッ
ク可能メッセージキューにパック可能メッセージがある
かどうか、および、パックされたエアリンクメッセージ
があるかどうかに基づいてメッセージに優先度を割り当
てる。上記のように、パックされたエアリンクメッセー
ジは、特定のタイムスロットに対する1つのタイプのパ
ック可能メッセージが、ちょうどそのタイムスロットに
入るだけ十分にある(同じタイプのさらにもう1つのパ
ック可能メッセージはそのタイムスロットに入らない)
ときに、生成される。移動機識別子としてMINを使用
する音声ページの場合、北米TDMAシステムの109
ビットタイムスロットには3個までの音声ページが入る
ため、同じタイムスロットに対する3個の音声ページが
1個のパックされた音声ページを生成する。北米TDM
Aシステムの109ビットタイムスロットには2個のR
−DATA SPACH通知が入るため、同じタイムス
ロットに対する2個のR−DATA SPACH通知が
1個のパックされたR−DATA SPACH通知を生
成する。
【0045】この方法によれば、パックされたエアリン
クメッセージがある場合、そのパックされたエアリンク
メッセージがタイムスロット内にスケジューリングされ
る。パックされたエアリンクメッセージがない場合、メ
ッセージの優先度は、前のハイパーフレームの対応する
タイムスロットのタイムスロット構成期間の少なくとも
終わり以来、そのタイムスロットに対するパック可能メ
ッセージキューにパック可能メッセージがあるかどうか
に基づく。タイムスロットに対するパック可能メッセー
ジキューにこのようなメッセージがなく、非パック可能
メッセージがある場合、非パック可能メッセージがタイ
ムスロット内にスケジューリングされる。タイムスロッ
トに対するパック可能メッセージキューにメッセージが
なく、非パック可能メッセージもないが、パックされて
いないエアリンクメッセージがある場合、パックされて
いないエアリンクメッセージがタイムスロット内にスケ
ジューリングされる。前のハイパーフレームの対応する
タイムスロットのタイムスロット構成期間の少なくとも
終わり以来、そのタイムスロットに対するパック可能メ
ッセージキューにパック可能メッセージがある場合、パ
ックされていないエアリンクメッセージがタイムスロッ
ト内にスケジューリングされる。
【0046】図8において、この方法は、ステップ20
0で、制御チャネルの次のタイムスロットに進むことか
ら始まり、ステップ202で、このタイムスロットがブ
ロードキャストメッセージのために予約されているかど
うかを判定する。このタイムスロットがブロードキャス
トメッセージのために予約されている場合、ステップ2
04で、ブロードキャストメッセージをこのタイムスロ
ットで送信するようにスケジューリングすし、ステップ
206で、このブロードキャストメッセージが送信さ
れ、その後、この方法はステップ200に復帰し、次の
タイムスロットに進む。
【0047】このタイムスロットがブロードキャストメ
ッセージのために予約されていない場合、ステップ20
8で、このタイムスロットがこのハイパーフレームのプ
ライマリスーパーフレームにあるかどうかを判定する。
このタイムスロットがプライマリスーパーフレームにあ
る場合、ステップ210で、このタイムスロットが非ペ
ージのために予約されているかどうかを判定する。この
タイムスロットが非ページのために予約されている場
合、この方法は、非パック可能ブロック212(詳細は
後述)の入力Aに進む。
【0048】このタイムスロットが非ページのために予
約されていない場合、ステップ214で、前のハイパー
フレームの対応するタイムスロットのタイムスロット構
成期間の少なくとも終わり以来キューに入っているメッ
セージが、このタイムスロットに対する音声ページキュ
ーまたはこのタイムスロットに対するR−DATASP
ACH通知キューにあるかどうかを判定する。前のハイ
パーフレームの対応するタイムスロットのタイムスロッ
ト構成期間の少なくとも終わり以来キューに入っている
メッセージが音声ページキューまたはR−DATA S
PACH通知キューにある場合、この方法は、図9のス
テップ218に進む。前のハイパーフレームの対応する
タイムスロットのタイムスロット構成期間の少なくとも
終わり以来キューに入っているメッセージが音声ページ
キューまたはR−DATA SPACH通知キューにな
い場合、この方法は、図11の入力Bに進む。
【0049】図9において、ステップ218で、パック
されたR−DATA SPACH通知を生成するのに十
分な、このタイムスロットに対するR−DATA SP
ACH通知があるかどうかを判定する。パックされたR
−DATA SPACH通知を生成するのに十分なR−
DATA SPACH通知がある場合、ステップ220
で、パックされたR−DATA SPACH通知を送信
するようにスケジューリングする。ステップ222で、
パックされたR−DATA SPACH通知が送信さ
れ、その後、この方法はステップ200に復帰し、次の
タイムスロットに進む。
【0050】ステップ218で、パックされたR−DA
TA SPACH通知を生成するのに十分なR−DAT
A SPACH通知がないと判定された場合、ステップ
224で、パックされた音声ページを生成するのに十分
な、このタイムスロットに対する音声ページがあるかど
うかを判定する。パックされた音声ページを生成するの
に十分な音声ページがある場合、ステップ226で、パ
ックされた音声ページをこのタイムスロットで送信する
ようにスケジューリングする。ステップ228で、パッ
クされた音声ページが送信され、その後、この方法はス
テップ200に復帰し、次のタイムスロットに進む。ス
テップ218と224の順序は逆にすることも可能であ
る。
【0051】パックされた音声ページまたはパックされ
たR−DATA SPACH通知を生成するのに十分な
音声ページもR−DATA SPACH通知もない場
合、ステップ230で、このタイムスロットに対するR
−DATA SPACH通知があるかどうかを判定す
る。このタイムスロットに対するR−DATA SPA
CH通知がある場合、ステップ232で、このタイムス
ロットに対するすべてのR−DATA SPACH通知
をこのタイムスロットで送信するようにスケジューリン
グする。ステップ234で、R−DATA SPACH
通知が送信され、その後、この方法はステップ200に
復帰し、次のタイムスロットに進む。
【0052】このタイムスロットに対するR−DATA
SPACH通知がない場合、ステップ236で、この
タイムスロットに対する音声ページがあるかどうかを判
定する。このタイムスロットに対する音声ページがある
場合、ステップ238で、このタイムスロットに対する
すべての音声ページをこのタイムスロットで送信するよ
うにスケジューリングし、ステップ240で、音声ペー
ジが送信され、その後、この方法はステップ200に復
帰し、次のタイムスロットに進む。R−DATA SP
ACH通知および音声ページがあるかどうかを判定する
ステップ230と236の順序は逆にすることも可能で
ある。
【0053】このタイムスロットに対する音声ページも
R−DATA SPACH通知もない場合、ブロック2
12で、非パック可能メッセージをこのタイムスロット
で送信するようにスケジューリングする。図10におい
て、ステップ242で、このタイムスロットに対するメ
ッセージウェイティングメッセージがあるかどうかを判
定する。このタイムスロットに対するメッセージウェイ
ティングメッセージがある場合、ステップ244で、そ
のメッセージウェイティングメッセージをこのタイムス
ロットで送信するようにスケジューリングする。ステッ
プ246で、メッセージウェイティングメッセージが送
信され、その後、この方法はステップ200に復帰し、
次のタイムスロットに進む。このタイムスロットに対す
るメッセージウェイティングメッセージがない場合、ス
テップ248で、制御メッセージがあるかどうかを判定
し、制御メッセージがある場合、ステップ250で、制
御メッセージをこのタイムスロットで送信するようにス
ケジューリングする。ステップ252で、制御メッセー
ジが送信され、その後、この方法はステップ200に復
帰し、次のタイムスロットに進む。制御メッセージがな
い場合、ステップ254で、登録確認応答があるかどう
かを判定する。登録確認応答がある場合、ステップ25
6で、登録確認応答をこのタイムスロットで送信するよ
うにスケジューリングする。ステップ258で、登録確
認応答が送信され、その後、この方法はステップ200
に復帰し、次のタイムスロットに進む。特定のタイプの
非パック可能メッセージがあるかどうかの判定、およ
び、その非パック可能メッセージの関連するスケジュー
リングおよび送信の順序は、ワイヤレス通信システムの
要求条件に基づいて再配列する(並べ替える)ことが可
能である。さらに、ワイヤレス通信システムの要求条件
に基づいて、他のメッセージを、非パック可能ブロック
内のメッセージに追加して、または、その代わりに、非
パック可能ブロック212に追加することも可能であ
る。このタイムスロットで送信するメッセージがない場
合、ステップ260で、ヌル(空)フレームが送信さ
れ、その後、この方法はステップ200に復帰し、次の
タイムスロットに進む。
【0054】ステップ214に戻って、音声ページキュ
ーまたはR−DATA SPACH通知キューにメッセ
ージがない場合、ステップ262の入力Bに進む。図1
1において、ステップ262で、パックされた音声ペー
ジを生成するのに十分な、このタイムスロットに対する
音声ページがあるかどうかを判定する。パックされた音
声ページを生成するのに十分な音声ページがある場合、
ステップ264で、パックされた音声ページをこのタイ
ムスロットで送信するようにスケジューリングする。ス
テップ266で、パックされた音声ページが送信され、
その後、この方法はステップ200に復帰し、次のタイ
ムスロットに進む。
【0055】ステップ262で、パックされた音声ペー
ジを生成するのに十分な音声ページがないと判定された
場合、ステップ268で、パックされたR−DATA
SPACH通知を生成するのに十分な、このタイムスロ
ットに対するR−DATASPACH通知があるかどう
かを判定する。パックされたR−DATA SPACH
通知を生成するのに十分なR−DATA SPACH通
知がある場合、ステップ270で、パックされたR−D
ATA SPACH通知を送信するようにスケジューリ
ングする。ステップ272で、パックされたR−DAT
A SPACH通知が送信され、その後、この方法はス
テップ200に復帰し、次のタイムスロットに進む。ス
テップ262と268の順序は逆にすることも可能であ
る。キューのうちの1つにメッセージがあるときに十分
な音声ページがあるかどうかを判定することおよびR−
DATA SPACH通知があるかどうかを判定するこ
との順序は、いずれのキューにもメッセージがないとき
に十分な音声ページがあるかどうかを判定することおよ
びR−DATA SPACH通知があるかどうかを判定
することの順序と逆にするのが好ましい。この順序を逆
にすることにより、パックされていないエアリンクメッ
セージの良好な分布が実現される。
【0056】このタイムスロットに対するパックされた
音声ページもパックされたR−DATA SPACH通
知もない場合、非パック可能ブロック274で、非パッ
ク可能メッセージをこのタイムスロットで送信するよう
にスケジューリングする。ステップ276で、このタイ
ムスロットに対するメッセージウェイティングメッセー
ジがあるかどうかを判定する。このタイムスロットに対
するメッセージウェイティングメッセージがある場合、
ステップ278で、メッセージウェイティングメッセー
ジをこのタイムスロットで送信するようにスケジューリ
ングする。ステップ280で、メッセージウェイティン
グメッセージが送信され、その後、この方法はステップ
200に復帰し、次のタイムスロットに進む。メッセー
ジウェイティングメッセージがない場合、ステップ28
2で、制御メッセージがあるかどうかを判定し、制御メ
ッセージがある場合、ステップ284で、制御メッセー
ジをこのタイムスロットで送信するようにスケジューリ
ングする。ステップ286で、制御メッセージが送信さ
れ、その後、この方法はステップ200に復帰し、次の
タイムスロットに進む。制御メッセージがない場合、ス
テップ288で、登録確認応答があるかどうかを判定す
る。登録確認応答がある場合、ステップ290で、登録
確認応答をこのタイムスロットで送信するようにスケジ
ューリングし、ステップ292で、登録確認応答が送信
され、その後、この方法はステップ200に復帰し、次
のタイムスロットに進む。特定のタイプの非パック可能
メッセージがあるかどうかの判定、および、その非パッ
ク可能メッセージの関連するスケジューリングおよび送
信の順序は、ワイヤレス通信システムの要求条件に基づ
いて再配列する(並べ替える)ことが可能である。上記
のように、他のパック可能メッセージを、非パック可能
ブロック内に既にあるメッセージに追加して、または、
その代わりに、非パック可能ブロック274に追加する
ことも可能である。
【0057】図12において、非パック可能メッセージ
がない場合、ステップ294で、このタイムスロットに
対する音声ページがあるかどうかを判定する。このタイ
ムスロットに対する音声ページがある場合、ステップ2
96で、このタイムスロットに対するすべての音声ペー
ジをこのタイムスロットで送信するようにスケジューリ
ングし、ステップ298で、音声ページが送信され、そ
の後、この方法はステップ200に復帰し、次のタイム
スロットに進む。
【0058】このタイムスロットに対する音声ページが
ない場合、ステップ300で、このタイムスロットに対
するR−DATA SPACH通知があるかどうかを判
定する。このタイムスロットに対するR−DATA S
PACH通知がある場合、ステップ302で、このタイ
ムスロットに対するすべてのR−DATA SPACH
通知をこのタイムスロットで送信するようにスケジュー
リングする。ステップ304で、R−DATA SPA
CH通知が送信され、その後、この方法はステップ20
0に復帰し、次のタイムスロットに進む。音声ページお
よびR−DATA SPACH通知があるかどうかを判
定するステップ294と300の順序は逆にすることも
可能である。このタイムスロットで送信するメッセージ
がない場合、ステップ306で、ヌル(空)フレームが
送信され、その後、この方法はステップ200に復帰
し、次のタイムスロットに進む。
【0059】再び図8において、ステップ208に戻っ
て、ステップ208でこれがこのハイパーフレームのプ
ライマリスーパーフレームではなくセカンダリスーパー
フレームであると判定された場合、ステップ310で、
対応するプライマリスーパーフレームの対応するタイム
スロットで送信されたメッセージがページであるかどう
かを判定する。ページは、ハイパーフレームの両方のス
ーパーフレームの対応するタイムスロットで反復される
ため、プライマリスーパーフレームの対応するタイムス
ロットにページがある場合、ステップ312で、同じペ
ージをこのタイムスロットで送信するようにスケジュー
リングする。ステップ314で、ページが送信され、そ
の後、この方法はステップ200に復帰し、次のタイム
スロットに進む。ステップ310で、判定の結果がNO
である場合、非ページをこのタイムスロットで送信する
ことが可能であるため、この方法はブロック212の入
力Aに進む。
【0060】この実施例では、最高優先度が与えられる
メッセージとして音声ページおよびR−DATA SP
ACH通知を用いて説明したが、この実施例で、任意の
パック可能メッセージに最高優先度を与えて、この方法
の実施例によって提供される効果を奏することが可能で
ある。
【0061】表3は、各制御チャネルが300個のバッ
ファを有する上記のスケジューリング方法を用いた1つ
のシステムにおいて、制御チャネルの音声ページ容量の
割合として与えられた、音声ページ到着レートに基づ
く、制御チャネルに対するブロックされるメッセージ数
およびタイムアウトするメッセージ数を示すシミュレー
ションの結果である。表3を表1と比較すると、登録確
認応答以外のすべてのメッセージタイプのブロックされ
る呼の数およびタイムアウトするメッセージの数が大幅
に減少している。これにより、特にシステムがビジーで
あるときに、システムを通じてより多くの呼を設定しよ
り多くのメッセージを送信することが可能となる。さら
に、ブロックされるメッセージおよびタイムアウトする
メッセージの総数が大幅に減少していることにより、シ
ステムの性能は大幅に改善されている。
【0062】表3:パックされたメッセージおよびパッ
ク可能メッセージキューに基づく優先方式
【表3】
【0063】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、ワ
イヤレス通信システムにおいて、セルが、パックされて
いないページで占められることにより、タイムスロット
を最大限に利用していないのに他のメッセージが通らな
くなるという問題点が解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは、TDMAシステムにおけるタイムスロッ
トの図であり、Bは、TDMAシステムにおけるハイパ
ーフレームの図である。
【図2】音声ページとR−DATA SPACH通知の
優先度がハイパーフレーム番号に基づいて交代するTD
MAシステムの制御チャネルのメッセージの優先スケジ
ューリングの流れ図である。
【図3】音声ページとR−DATA SPACH通知の
優先度がハイパーフレーム番号に基づいて交代するTD
MAシステムの制御チャネルのメッセージの優先スケジ
ューリングの流れ図である。
【図4】音声ページとR−DATA SPACH通知の
優先度がハイパーフレーム番号に基づいて交代するTD
MAシステムの制御チャネルのメッセージの優先スケジ
ューリングの流れ図である。
【図5】音声ページとR−DATA SPACH通知の
優先度が、前のハイパーフレームの対応するタイムスロ
ットで送信されたメッセージのタイプに基づいて交代す
るTDMAシステムの制御チャネルのメッセージの優先
スケジューリングの流れ図である。
【図6】音声ページとR−DATA SPACH通知の
優先度が、前のハイパーフレームの対応するタイムスロ
ットで送信されたメッセージのタイプに基づいて交代す
るTDMAシステムの制御チャネルのメッセージの優先
スケジューリングの流れ図である。
【図7】音声ページとR−DATA SPACH通知の
優先度が、前のハイパーフレームの対応するタイムスロ
ットで送信されたメッセージのタイプに基づいて交代す
るTDMAシステムの制御チャネルのメッセージの優先
スケジューリングの流れ図である。
【図8】メッセージの優先度が、前のハイパーフレーム
の対応するタイムスロットのタイムスロット構成期間の
少なくとも終わり以来、いずれかのパック可能メッセー
ジキューにパック可能メッセージがあるかどうかに基づ
く、TDMAシステムの制御チャネルのメッセージの優
先スケジューリングの流れ図である。
【図9】メッセージの優先度が、前のハイパーフレーム
の対応するタイムスロットのタイムスロット構成期間の
少なくとも終わり以来、いずれかのパック可能メッセー
ジキューにパック可能メッセージがあるかどうかに基づ
く、TDMAシステムの制御チャネルのメッセージの優
先スケジューリングの流れ図である。
【図10】メッセージの優先度が、前のハイパーフレー
ムの対応するタイムスロットのタイムスロット構成期間
の少なくとも終わり以来、いずれかのパック可能メッセ
ージキューにパック可能メッセージがあるかどうかに基
づく、TDMAシステムの制御チャネルのメッセージの
優先スケジューリングの流れ図である。
【図11】メッセージの優先度が、前のハイパーフレー
ムの対応するタイムスロットのタイムスロット構成期間
の少なくとも終わり以来、いずれかのパック可能メッセ
ージキューにパック可能メッセージがあるかどうかに基
づく、TDMAシステムの制御チャネルのメッセージの
優先スケジューリングの流れ図である。
【図12】メッセージの優先度が、前のハイパーフレー
ムの対応するタイムスロットのタイムスロット構成期間
の少なくとも終わり以来、いずれかのパック可能メッセ
ージキューにパック可能メッセージがあるかどうかに基
づく、TDMAシステムの制御チャネルのメッセージの
優先スケジューリングの流れ図である。
【符号の説明】
5 無線チャネル 10 通信チャネル 11 プライマリスーパーフレーム 12 ハイパーフレーム 14 セカンダリスーパーフレーム 212 非パック可能ブロック 274 非パック可能ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 スティーブン アンソニー ファルコ アメリカ合衆国、07950 ニュージャージ ー、モーリス プレインズ、ピーチ スト リート 6 (72)発明者 ステファン グレゴリー ストリックラン ド アメリカ合衆国、07733 ニュージャージ ー、ホルムデル、ヘイワード ヒルズ ド ライブ 26 (72)発明者 ミン−フ ツ アメリカ合衆国、08873 ニュージャージ ー、サマーセット、ノッティンガム ウェ イ 26

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤレス通信システムの制御チャネル
    (10)上のメッセージをスケジューリングする方法に
    おいて、 前記制御チャネルは、巡回的に反復するタイムスロット
    のセット(12)を有し、 前記方法は、 前記制御チャネルの状態の複数の特性のうちの少なくと
    も1つに基づいて、1つのタイムスロットに対するメッ
    セージをスケジューリングする複数の優先方式のうちの
    1つを選択する選択ステップと、 選択された優先方式に基づいて前記1つのタイムスロッ
    トに対するメッセージをスケジューリングするステップ
    とを有することを特徴とするメッセージスケジューリン
    グ方法。
  2. 【請求項2】 前記制御チャネルの状態の複数の特性の
    うちの少なくとも1つは、タイムスロットの所定番号で
    あることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記所定番号はハイパーフレーム番号で
    あることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記制御チャネルの状態の複数の特性の
    うちの少なくとも1つは、巡回的に反復するタイムスロ
    ットのセットにおける前のセットの対応するタイムスロ
    ットのタイムスロット構成期間の少なくとも終わり以来
    タイムスロットに対するパック可能メッセージキューに
    入っているパック可能メッセージが、タイムスロットの
    複数のパック可能メッセージキューのうちのいずれかに
    あるかどうかであることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記複数のパック可能メッセージキュー
    は、音声ページキューおよびR−DATA SPACH
    通知キューを含み、 前記選択ステップは、 巡回的に反復するタイムスロットのセットにおける前の
    セットの対応するタイムスロットのタイムスロット構成
    期間の少なくとも終わり以来タイムスロットに対する音
    声ページキューに入っているメッセージが音声ページキ
    ューにあるときに、音声ページに最高優先度を割り当て
    る第1優先方式を選択するステップと、巡回的に反復す
    るタイムスロットのセットにおける前のセットの対応す
    るタイムスロットのタイムスロット構成期間の少なくと
    も終わり以来タイムスロットに対するR−DATA S
    PACH通知キューに入っているメッセージがR−DA
    TA SPACH通知キューにあるときに、R−DAT
    A SPACH通知に最高優先度を割り当てる第2優先
    方式を選択するステップとを有することを特徴とする請
    求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記制御チャネルの状態の複数の特性の
    うちの少なくとも1つは、タイムスロットに対する複数
    のパック可能メッセージキューのうちの1つにあるメッ
    セージの数であることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記制御チャネルの状態の複数の特性の
    うちの少なくとも1つは、タイムスロットに対する複数
    のパック可能メッセージキューのうちの1つにメッセー
    ジが格納されている時間の長さであることを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記制御チャネルの状態の複数の特性の
    うちの少なくとも1つは、巡回的に反復するタイムスロ
    ットのセットにおける前のセットの対応するタイムスロ
    ットで送信されたメッセージのタイプであることを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記選択ステップは、 巡回的に反復するタイムスロットのセットにおける前の
    セットの対応するタイムスロットで第2メッセージタイ
    プが送信されたときに、第1メッセージタイプに最高優
    先度を割り当てる第1優先方式を選択するステップと、 巡回的に反復するタイムスロットのセットにおける前の
    セットの対応するタイムスロットで前記第1メッセージ
    タイプが送信されたときに、前記第2メッセージタイプ
    に最高優先度を割り当てる第1優先方式を選択するステ
    ップとを有することを特徴とする請求項8に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記制御チャネルの状態の複数の特性
    のうちの少なくとも1つは、前記ワイヤレス通信システ
    ムの全体の状態であることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 ワイヤレス通信システムの制御チャネ
    ル(10)上のメッセージをスケジューリングする方法
    において、 前記制御チャネルは、巡回的に反復するタイムスロット
    のセット(12)を有し、 前記方法は、 a.パックされたエアリンクメッセージを生成するのに
    少なくとも十分な、タイムスロットに対する1タイプの
    パック可能メッセージがあるときに、巡回的に反復する
    タイムスロットのセットにおいてパックされたエアリン
    クメッセージをスケジューリングするステップと、 b.パックされたエアリンクメッセージを生成するのに
    必要な数より少ない数しか1タイプのパック可能メッセ
    ージがなく、かつ、巡回的に反復するタイムスロットの
    セットにおける前のセットの対応するタイムスロットの
    タイムスロット構成期間の少なくとも終わり以来パック
    可能メッセージキューに入っているパック可能メッセー
    ジの数が0である場合、 b1.少なくとも1つの非パック可能メッセージがある
    場合、タイムスロットにおいて非パック可能メッセージ
    をスケジューリングするステップと、 b2.非パック可能メッセージがなく、かつ、タイムス
    ロットに対する少なくとも1つのパックされていないエ
    アリンクメッセージがある場合、タイムスロットにおい
    てパックされていないエアリンクメッセージをスケジュ
    ーリングするステップと、 c.パックされたエアリンクメッセージを生成するのに
    必要な数より少ない数しか1タイプのパック可能メッセ
    ージがなく、かつ、巡回的に反復するタイムスロットの
    セットにおける前のセットの対応するタイムスロットの
    タイムスロット構成期間の少なくとも終わり以来いずれ
    かのパック可能メッセージキューにパック可能メッセー
    ジがある場合、 c1.タイムスロットにおいて少なくとも1つのパック
    されていないエアリンクメッセージをスケジューリング
    するステップとを有することを特徴とするメッセージス
    ケジューリング方法。
  12. 【請求項12】 前記ステップaは、 d.巡回的に反復するタイムスロットのセットにおける
    前のセットの対応するタイムスロットのタイムスロット
    構成期間の少なくとも終わり以来いずれのパック可能メ
    ッセージキューに入っているパック可能メッセージの数
    も0である場合、 d1.第1メッセージタイプのパックされたエアリンク
    メッセージを生成するのに少なくとも十分な、タイムス
    ロットに対する該第1メッセージタイプのパック可能メ
    ッセージがあるとき、タイムスロットにおいて該第1メ
    ッセージタイプのパックされたエアリンクメッセージを
    スケジューリングするステップと、 d2.前記第1メッセージタイプのパックされたエアリ
    ンクメッセージがない場合、第2メッセージタイプのパ
    ックされたエアリンクメッセージを生成するのに少なく
    とも十分な、タイムスロットに対する該第2メッセージ
    タイプのパック可能メッセージがあるとき、タイムスロ
    ットにおいて該第2メッセージタイプのパックされたエ
    アリンクメッセージをスケジューリングするステップ
    と、 e.巡回的に反復するタイムスロットのセットにおける
    前のセットの対応するタイムスロットのタイムスロット
    構成期間の少なくとも終わり以来いずれかのパック可能
    メッセージキューにパック可能メッセージがある場合、 e1.前記第2メッセージタイプのパックされたエアリ
    ンクメッセージを生成するのに少なくとも十分な、タイ
    ムスロットに対する前記第2メッセージタイプのパック
    可能メッセージがあるとき、タイムスロットにおいて前
    記第2メッセージタイプのパックされたエアリンクメッ
    セージをスケジューリングするステップと、 e2.前記第2メッセージタイプのパックされたエアリ
    ンクメッセージがない場合、前記第1メッセージタイプ
    のパックされたエアリンクメッセージを生成するのに少
    なくとも十分な、タイムスロットに対する前記第1メッ
    セージタイプのパック可能メッセージがあるとき、タイ
    ムスロットにおいて前記第1メッセージタイプのパック
    されたエアリンクメッセージをスケジューリングするス
    テップとを有することを特徴とする請求項11に記載の
    方法。
  13. 【請求項13】 前記第1メッセージタイプは音声ペー
    ジであり、 前記第2メッセージタイプはR−DATA SPACH
    通知であることを特徴とする請求項10または12に記
    載の方法。
  14. 【請求項14】 前記第1メッセージタイプのパックさ
    れたエアリンクメッセージは3個の音声ページからな
    り、 前記第2メッセージタイプのパックされたエアリンクメ
    ッセージは2個のR−DATA SPACH通知からな
    ることを特徴とする請求項12または13に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 前記ワイヤレス通信システムはTDM
    A無線インタフェースを有し、 前記巡回的に反復するタイムスロットのセットはハイパ
    ーフレームであることを特徴とする請求項1または2ま
    たは11に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記巡回的に反復するタイムスロット
    のセットはそれぞれ、ブロードキャストメッセージのた
    めに予約された少なくとも1つのタイムスロットと、制
    御メッセージのために予約された少なくとも1つのタイ
    ムスロットとを含むことを特徴とする請求項1または1
    1に記載の方法。
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