JP2000196673A - ハイブリッド移動通信システム、ハイブリッド移動通信装置及びハイブリッド移動通信方法 - Google Patents

ハイブリッド移動通信システム、ハイブリッド移動通信装置及びハイブリッド移動通信方法

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JP2000196673A
JP2000196673A JP10374121A JP37412198A JP2000196673A JP 2000196673 A JP2000196673 A JP 2000196673A JP 10374121 A JP10374121 A JP 10374121A JP 37412198 A JP37412198 A JP 37412198A JP 2000196673 A JP2000196673 A JP 2000196673A
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wireless
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radio
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JP10374121A
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Kiyoshi Toshimitsu
清 利光
Takefumi Sakamoto
岳文 坂本
Katsuya Noujin
克也 農人
Osamu Moriya
修 森谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハイブリッド構成の移動通信システムにおいて
効率的な情報転送を可能とする。 【解決手段】CSGパケット構成部15及びASGパケ
ット構成部16は、CSG,ASGで伝送する情報をパ
ケット化し、広帯域無線基地局宛アドレス設定部13に
よって広帯域無線基地局のアドレスを付加する。また、
USG(ユーザ情報)はサーバ宛アドレス設定部12に
おいてサーバのアドレスを付加する。アドレスが付加さ
れたCSG,ASG,USGはPPP構成部7、PIA
FS構成部8及びPHS構成部9によって双方向無線基
地局に対する送信信号に変換されて送出される。ユーザ
情報はサーバに直接伝送され、ネットワーク上の無用な
トラフィックが低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、狭帯域な通信路を
有する移動通信システムと広帯域な通信路を有する移動
通信システムを併用したハイブリッド移動通信システ
ム、ハイブリッド移動通信装置及びハイブリッド移動通
信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信システムの開発が進めら
れている。既存の移動通信システムでは音声通信が主流
であったが、情報通信にも利用可能な新たな移動通信シ
ステムの研究も進められている。また、次世代マルチメ
ディア移動通信システムとして、既存の移動通信システ
ムと新たな移動通信システムとを組み合わせたシステム
も提案されている。
【0003】マルチメディアを扱う通信やインターネッ
ト上での通信、例えばWWWのようなアプリケーション
では、ユーザが発する情報量よりもユーザが受信する情
報量の方が極めて大きい。従って、無線を介してデータ
通信やインターネットと接続する場合には、上り無線チ
ャネル(端末局から基地局方向)よりも、下り無線チャ
ネル(基地局から端末局方向)の伝送速度を高速にする
ことで、無線端末局の送信電力を低減することができ、
無線端末局の低消費電力化及び無線端末局の小型化が可
能になる。
【0004】このような情報通信の利用形態を考慮し
て、上りの伝送速度を低速に構成し、下りの伝送速度を
高速に構成する上下非対称なシステムが注目されてい
る。例えば、既存移動通信システムとしてPHS(Perso
nal Handy phoneSystem)を利用し、新たに高速ダウンリ
ンクを付加して情報提供サービスを行うシステムが提案
されている。
【0005】高速ダウンリンクには、例えば、MMAC
(Multimedia Mobile Access Communication :マルチメ
ディア移動アクセス推進協議会)で提案されている広帯
域無線システムのダウンリンクのみを利用する方法があ
る。図11はこのようなハイブリッド移動通信システム
の構成を示す説明図である。
【0006】図11において、ネットワーク2にはサー
バ1が接続されている。サーバ1には利用者に提供する
情報が蓄積されており、ネットワーク2はサーバ1に蓄
積されている情報を伝送することができる。ネットワー
ク2には、PHS基地局(以下、CS(Cell Station)
という)3及び広帯域無線システム用基地局(以下、A
P(Access Point)という)5も接続されており、PH
S基地局3は無線端末局4との間で無線による通信が可
能である。
【0007】無線端末局4はPHSを用いてCS3との
間で情報の送受が可能である。また、無線端末局4はA
P4から送信された情報を受信することが可能である。
無線端末局4とCS3との通信速度よりも無線端末局4
とAP5との間の通信速度の方が高速である。
【0008】無線端末局4はサーバ1から情報をダウン
ロードすることができる。次に、無線端末局4が情報を
サーバ1に要求し受信する手順例を示す。
【0009】無線端末局4は情報要求信号をPHSを用
いてCS3に対して送信する。情報要求信号は、CS3
からネットワーク2を介してサーバ1に届けられる。情
報要求信号を受信したサーバ1は、情報要求に基づい
て、無線端末局4宛てに要求された情報を送信する。こ
の情報はネットワーク2を介してAP4に届けられ、A
P4はこの情報を無線端末局4に送信する。
【0010】このような動作により、画像情報や音声情
報等を含む大容量の情報を短時間で無線端末局4に送信
することが可能となる。移動環境におけるマルチメディ
アサービスは端末局での大容量情報の受信が中心になる
と考えられる。図11に示すように、PHS等の既存の
移動通信システムに高速送信可能な移動通信システムを
新たに付加することで、移動環境において大部分のマル
チメディアサービスを無線端末局に対して提供すること
が可能となる。
【0011】また、図11の構成では、無線端末局4に
は、AP5にデータを送信するための高速送信機は不要
である。無線端末局4の送信系としては、既存の移動通
信システムを利用することができ、端末局の低コスト
化、低消費電力化及び小型化を図ることが可能となる。
更に、新たな移動通信システムを導入する初期段階で
は、サービスエリアが局所的になるものと考えられる
が、既存の移動通信システムを併用することにより、低
速ではあるものの広い範囲でのサービスの提供が可能と
なる。
【0012】このように、上り無線チャネルとして既存
の移動通信システム、例えばPDCやPHS等の上りチ
ャネルを使用し、下りは別の高速な無線チャネルを用い
た非対称の無線システムは、高速且つ安価なシステムと
して注目されている。
【0013】しかしながら、上述した非対称通信システ
ムを実現するために、APと無線端末局間の無線回線を
維持する必要があり、無線端末局はCSを介してAPに
無線回線制御情報を伝送しなければならないが、効率的
な伝送方法については考えられていない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、ハ
イブリッド構成の移動通信システムにおいては、広帯域
無線システムを利用した無線回線を維持するための無線
回線制御情報の効果的な伝送方法は存在しないという問
題点があった。
【0015】本発明は、狭帯域な双方向通信路を持つ無
線通信システムと広帯域な下り片方向通信路を持つ無線
通信システムを併用したハイブリッド構成の移動通信シ
ステムにおいて効率的な情報転送を可能とすることがで
きるハイブリッド移動通信システム、ハイブリッド移動
通信装置及びハイブリッド移動通信方法を提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ハイブリッド移動通信システムは、広帯域の第1の無線
回線を用いて無線端末装置へ送信を行う第1の無線基地
局と、狭帯域の第2の無線回線を用いて前記無線端末装
置との間で送受信を行う第2の無線基地局と、前記第1
の無線基地局と前記第2の無線基地局との間を接続する
ネットワーク上に設けられ、前記無線端末装置のユーザ
情報を保持するサーバとを具備し、前記無線端末装置
は、前記ユーザ情報の宛先は、前記サーバ宛とし、前記
第1の無線回線用の無線制御情報の宛先は、前記第1の
無線基地局宛として送信するものであり、本発明の請求
項2に係るハイブリッド移動通信装置は、広帯域の第1
の無線回線を用いて送信を行う第1の無線基地局からの
信号を受信する広帯域受信手段と、狭帯域の第2の無線
回線を用いて送受信を行う第2の無線基地局との間で信
号の送受を行う狭帯域送受信手段と、前記第1の無線基
地局及び第2の無線基地局との間を接続するネットワー
ク上に設けられたサーバに対するのユーザ情報をパケッ
ト化するユーザ情報パケット化手段と、前記第1の無線
回線用の無線制御情報をパケット化する制御情報パケッ
ト化手段と、前記制御情報パケット化手段の出力に前記
第1の無線基地局のアドレスを付加する第1の無線基地
局アドレス付加手段と、前記ユーザ情報パケット化手段
の出力に前記サーバのアドレスを付加するサーバアドレ
ス付加手段と、前記第1の無線基地局アドレス付加手段
及び前記サーバアドレス付加手段の出力を前記第2の無
線基地局に送出するためのフォーマット変換を行って出
力する送出手段とを具備したものであり、本発明の請求
項3に係るハイブリッド移動通信方法は、広帯域の第1
の無線回線を用いて送信を行う第1の無線基地局及び狭
帯域の第2の無線回線を用いて送受信を行う第2の無線
基地局との間の通信を可能にするネットワーク上に設け
られたサーバに対するユーザ情報をパケット化すると共
に、前記第1の無線回線用の無線制御情報をパケット化
するパケット化手順と、パケット化された前記無線制御
情報に前記第1の無線基地局のアドレスを付加し、パケ
ット化された前記ユーザ情報に前記サーバのアドレスを
付加するアドレス付加手順と、アドレスが付加された前
記無線制御情報及びユーザ情報を、前記第2の無線基地
局に送出するためのフォーマット変換を行って出力する
送出手順とを具備したものである。
【0017】本発明の請求項1において、無線端末装置
からの第1の無線回線用の無線制御情報は第1の無線基
地局を宛先とし、ユーザ情報はサーバを宛先として、第
2の無線基地局に送信される。ユーザ情報が第1の無線
基地局に送信されないので、(有線)ネットワーク上の
無用なトラフィックが低減される。サーバからの情報は
第1の無線基地局から無線端末装置に伝送される。
【0018】本発明の請求項2において、第1の無線回
線用の無線制御情報は制御情報パケット化手段によって
パケット化され、ユーザ情報はユーザ情報パケット化手
段によってパケット化される。パケット化された無線制
御情報は第1の無線基地局のアドレスが付加され、第2
の無線基地局に対応したフォーマットで送出される。ま
た、パケット化されたユーザ情報はサーバのアドレスが
付加され、第2の無線基地局に対応したフォーマットで
送出される。
【0019】本発明の請求項3において、第1の無線回
線用の無線制御情報とユーザ情報はパケット化された
後、無線制御情報には第1の無線基地局のアドレスが付
加され、ユーザ情報にはサーバのアドレスが付加され
る。アドレスが付加された制御情報及びユーザ情報は第
2の無線基地局に送出するためにフォーマット変換され
て送出される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
ハイブリッド移動通信装置の一実施の形態を示すブロッ
ク図である。図1は無線端末局を構成するハイブリッド
移動通信装置10を示している。図2は図1のハイブリ
ッド移動通信装置10によって構成される無線端末局2
5を含む無線通信システムの全体構成を概略的に示す説
明図である。
【0021】図2において、ネットワーク21には、1
又は複数の広帯域無線基地局23、1又は複数の双方向
通信無線基地局24及びサーバ22が接続されており、
相互に通信可能なようになっている。また、無線端末局
25は、広帯域無線基地局23が送信した情報を受信す
ることができると共に、双方向通信無線基地局24との
間で情報の送受信が可能となっている。つまり、無線端
末局25及び双方向通信無線基地局24相互間(双方向
無線リンク)は、双方向の無線回線が構築され、無線端
末局25及び広帯域無線基地局23相互間(広帯域無線
リンク)は、ダウンリンクのみの単一方向の無線回線が
構築される。
【0022】ところで、図2では、単一のネットワーク
21に広帯域無線基地局23及び双方向通信無線基地局
24が接続されている場合について示しているが、広帯
域無線基地局23と双方向通信無線基地局24とを収容
するネットワークが夫々異なり、異なるネットワークが
中継局によって接続される構成も考えられる。
【0023】図3はこのような場合の無線通信システム
の全体構成を概略的に示す説明図である。
【0024】図3において、2つのネットワーク21
A,21Bは中継局26によって接続されている。ネッ
トワーク21Aは広帯域無線基地局23を収容するネッ
トワークであり、ネットワーク21Bは双方向通信無線
基地局24を収容するネットワークである。サーバ22
の位置は、接続可能であればいずれのネットワーク上で
あってもよく、ネットワーク21A,21Bに接続可能
な図示しない他のネットワーク上にあっても構わない。
図3では、便宜上、サーバ22がネットワーク21A上
に存在する場合を示す。
【0025】広帯域無線リンクと双方向無線リンクを利
用したハイブリッド構成の無線システムでは、広帯域無
線リンクを維持するための無線回線制御情報を双方向無
線リンクを介して伝送しなければならない。例えば、無
線端末局25が広帯域無線基地局23から、広帯域無線
リンク用の無線データリンク制御情報を受信した場合に
は、その応答信号は、双方向無線リンクを介して伝送し
なければならない。特に、既存の双方向無線リンクを利
用した場合を想定すると、双方向無線リンクから見れ
ば、ユーザ情報と同様な扱いで広帯域無線リンク用の無
線データリンク情報を伝送しなければならない。
【0026】図1のハイブリッド移動通信装置10は、
図2及び図3の広帯域無線リンクとして、MMACで検
討されている広帯域無線リンクを採用し、広帯域無線リ
ンクが接続するネットワークをATM(Asynchronous T
ransfer Mode)網とし、双方向無線リンクにPHS、双
方向無線リンクが接続するネットワークをPHS網とし
た場合のものである。無線端末局25と中継局26との
間はPPP(Point-to-Point Protocol)/PIAFS
(PHS Internet Access Forum Standard)により接続す
る。
【0027】本実施の形態におけるハイブリッド移動通
信装置10は、専用の高速ダウンリンクを利用するもの
ではなく、双方向の高速無線リンクのうちの下りリンク
のみを利用するものである。広帯域無線リンクのフレー
ム構成は、MMAC規格と同様に双方向通信用でよい。
【0028】図4は本実施の形態において採用する広帯
域無線リンクの基本フレーム構成の一例を示す説明図で
ある。
【0029】図4に示すように、広帯域無線リンクの基
本フレームは、ブロードキャストチャネル(BSG:Br
oadcast Segment )、アクセスチャネル(ASG:Acce
ss Segment)、制御チャネル(CSG:Control Segmen
t)及び情報チャネル(USG:User Segment)によっ
て構成される。BSGは広帯域無線基地局情報等のシス
テムに依存した情報の伝達や、各無線端末局25にCS
G、USGの割当を通知するための下りチャネルであ
る。
【0030】ASGは、双方向無線基地局24へ新たな
チャネル割当処理を要求するためのランダムアクセス用
の上りチャネルである。CSGは制御関連情報を伝達す
るためのチャネルで、BSGで指定されたCSGスロッ
トを利用して制御関連情報を伝達する。USGはユーザ
データを伝達するためのチャネルで、BSGで指定され
たUSGスロットを利用してユーザデータを伝達する。
【0031】図1において、CSGパケット構成部15
にはCSGで伝送する情報が入力される。CSGパケッ
ト構成部15は、入力された情報からCSGパケットを
構成してIP部11に出力する。また、ASGパケット
構成部16にはASGで伝送する情報が入力される。A
SGパケット構成部16は、入力された情報からASG
パケットを構成してIP部11に出力する。
【0032】本実施の形態においては、USGで伝送す
る情報(ユーザ情報)については、直接IP部11に供
給するようになっている。IP部11は、USG,CS
G,ASGで伝送する情報からインターネットプロトコ
ル(IP:Internet Protocol )パケットを生成して出
力する。この場合において、サーバ宛アドレス設定部1
2は、サーバに供給するユーザ情報のIPパケットの宛
先アドレスとしてサーバを設定する。また、広帯域無線
基地局宛アドレス生成部13は、広帯域無線基地局に供
給する情報のIPパケットの宛先アドレスとして広帯域
無線基地局を設定する。
【0033】本実施の形態においては、IP部11から
のIPパケットはPPP構成部7に供給される。PPP
構成部7は入力されたIPパケットをPPPパケットに
変換してPIAFS構成部8に供給する。PIAFS構
成部8は入力されたPPPパケットをPIAFSパケッ
トに変換してPHS構成部9に供給する。PHS構成部
9は入力されたPIAFSパケットをPHSパケットに
変換して送信信号として出力するようになっている。
【0034】ところで、USGパケットに対してASG
及びCSGパケットと同様に、USGパケット構成部を
通すと、つまり同様のカプセル化を施すと、オーバヘッ
ドの冗長が大きくなり、有線ネットワークの輻輳が増大
すると共に、広帯域無線基地局23の処理等の問題が生
じてしまう。即ち、USGパケットのユーザ情報によっ
て、既に、IP(宛先アドレスはサーバ)、ATMのヘ
ッダが付加されているにも拘わらず、更に、IP(宛先
アドレスは広帯域無線基地局23)、PPP、PIAF
Sのヘッダが付加されることから、オーバヘッドの冗長
問題が生じるのである。有線ネットワークの輻輳増大
は、中継局26から直接サーバ22に伝送されればよい
ユーザ情報が、全て広帯域無線基地局23経由で伝送さ
れるため、有線ネットワークで伝送されるトラフィック
量が増大することが理由である。
【0035】広帯域無線基地局23の処理問題とは、一
旦、広帯域無線基地局23に転送されてしまうと、広帯
域無線基地局23は、伝送された情報が広帯域無線基地
局23で必要な情報か、サーバ104に転送すべき情報
であるかを識別するための機能が必要になることであ
る。
【0036】これらの理由から、本実施の形態において
は、ユーザ情報については、USGパケット構成部を通
さずに直接IPパケット化し、サーバ宛アドレス設定部
12によって、宛先をサーバ22とするようになってい
る。しかしながら、USGパケットの送達確認用のUS
G受信シーケンス番号(ACK、NAK情報を含む)を含む無
線制御パケットについては広帯域無線基地局23に伝送
する必要がある。
【0037】そこで、ARQ管理部17が設けられてい
る。ARQ管理部17は、USGパケットの再送制御を
管理するための管理情報を無線制御パケット構成部18
に出力する。無線制御パケット構成部18は、少なくと
もUSGパケットの送達確認用のUSG受信シーケンス
番号を含む無線制御パケットを構成して広帯域無線基地
局宛アドレス設定部13に出力するようになっている。
広帯域無線基地局宛アドレス設定部13は、無線制御パ
ケットについても広帯域無線基地局23を宛先とするよ
うになっている。
【0038】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図5乃至図8を参照して説明する。図5は
ネットワークのプロトコルスタックの例を示す説明図で
あり、図6はASGパケットのカプセル化を示す説明図
であり、図7はCSGパケットのカプセル化を示す説明
図であり、図8はUSGパケットのカプセル化を示す説
明図である。
【0039】無線端末局25は、双方向通信無線基地局
24及び中継局26を介して、サーバ22に情報の要求
信号を送信する。前に、広帯域無線リンクの接続を行わ
なければならない。無線端末局と双方向通信無線基地局
との無線リンクの接続は、通常のPHSの接続方式を利
用するため、ここでは、詳細説明を割愛する。無線端末
局と広帯域無線リンクの接続を行うためには、無線端末
局は、ASGパケットでリンクチャンネル確立要求を送
信する。無線端末局は、広帯域送信機を持たないため、
双方向通信リンクを利用してASGパケットを送信す
る。そのときのASGパケット構成方法を説明する。
【0040】ASGパケット構成部15によってASG
で伝送する情報(図6(a))が構成される。このパケ
ットは広帯域無線基地局宛アドレス設定部13に供給さ
れて、広帯域無線基地局23宛アドレスが設定される。
IP部11は、アドレスを含むヘッダを付加したIPパ
ケットを構成して、PPP構成部7に出力する。
【0041】PPP構成部7は、PPPヘッダを付加し
(図6(c))、PIAFS構成部8は、PIAFSヘ
ッダを付加する(図6(d))。更に、PHS構成部9
は入力されたパケットにPHSヘッダを付加して、図6
(e)に示す送信信号を出力する。
【0042】リンクチャネル確立要求に対する応答は、
広帯域無線基地局からBSGパケットを利用して、直
接、無線端末局に送信される。無線端末局はBSGで指
定されたCSGスロットを利用して、呼設定情報等の送
受を行う。無線端末局は、ASGパケットと同様のパケ
ット化を行う。
【0043】つまり、無線端末局25は、CSGパケッ
ト構成部16によって、CSGで伝送する情報をパケッ
ト化し、広帯域無線基地局宛アドレス設定部13に供給
する。図7(b)に示すように、この制御情報にも広帯
域無線基地局23を宛先とするアドレス情報が付加され
る。CSGで伝送する情報についても、図7(e)に示
すように、PHSパケットに変換され、双方向無線リン
クから双方向通信無線基地局24、中継局26、ネット
ワーク21Aを介して広帯域無線機基地局23に供給さ
れる。
【0044】ASG,CSGを利用して広帯域無線リン
クの接続が行われた後で、無線端末局は、USGによ
り、双方向通信無線基地局24及び中継局26を介し
て、サーバ22に情報の要求信号を送信する。
【0045】無線基地局25は、USGで伝送する情報
については、図8に示すカプセル化を施す。図8(c)
乃至(e)は、USGパケット構成部を設けた場合のカ
プセル化であって、本実施の形態では実際には行われな
い処理を示している。図8(a)に示すユーザ情報は、
サーバ宛アドレス設定部12に供給されてサーバ22の
アドレスが設定される。IP部11は、図8(b)に示
すように、サーバ22のアドレス情報を含むヘッダを付
加したIPパケットを出力する。
【0046】USGに対して、CSG,ASGと同様の
カプセル化を施す場合には、図8(c)乃至(e)に示
すように、図8(b)のIPパケットに、更にATMヘ
ッダ、USGパケットの広帯域無線リンク用のデータリ
ンク情報及び広帯域無線基地局23の宛先アドレスを含
むIPヘッダを付加する。これに対し、本実施の形態に
おいては、IP部11からのIPパケット(図8
(b))は、直接PPP構成部7に供給する。これによ
り、図8(b)のIPパケットにPPPヘッダが付加さ
れて図8(f)に示すPPPパケットが得られる。以
後、PPPパケットはPIAFSパケットに変換され、
更にPHSパケットに変換されて、双方向無線リンクを
介して送信される。
【0047】即ち、図5のプロトコロスタックに示すよ
うに、無線端末局25のTCPパケットは、IPパケッ
ト、PPPパケット、PIAFSパケット、PHSパケ
ットに順次変換(カプセル化)されて、双方向無線リン
クによる伝送が可能となる。
【0048】サーバ22に対する無線端末局25からの
要求信号はPHSパケットで、双方無線リンクを介して
双方向通信無線基地局24に供給され、更に、中継局2
6に供給される。中継局26では、図5に示すように、
ATMパケットに変換され、物理レイヤ(PHY)を介
してネットワーク21AのATMスイッチに供給され
る。そして、ATMスイッチから物理レイヤを経由し
て、サーバに供給される。
【0049】一方、サーバ22は、無線端末局25から
要求された情報を広帯域無線基地局23に伝送する。更
に、広帯域無線基地局23は、サーバからの情報を高速
な広帯域無線リンクを介して無線端末局25に伝送す
る。
【0050】無線端末局は、ARQ管理部17から出力
された下りUSGパケットの送達確認用受信シーケンス
番号は無線制御パケット構成部18によってパケット化
されて広帯域無線基地局宛アドレス設定部13に供給さ
れる。これにより、送達確認用受信シーケンス番号は双
方向通信リンクを介して広帯域無線基地局23に伝送さ
れる。
【0051】このように、本実施の形態においては、情
報要求信号を送信する際に、無線端末局25はASG、
CSG、USGパケットに対して、双方向無線リンクに
よる伝送を可能にするためのカプセル化を施す。即ち、
広帯域無線リンクの物理ヘッダ以外を双方向無線リンク
を通すためにカプセル化して伝送する。そして、ユーザ
情報については、双方向無線リンクで伝送する際のIP
アドレスとして、直接サーバを宛先アドレスに設定する
と共に、USGパケットに付加される広帯域無線リンク
用のデータリンク情報、即ち、下りパケットの送達確認
用受信シーケンス番号については広帯域無線基地局を宛
先アドレスに設定する。
【0052】これにより、ユーザ情報は、中継局26か
ら広帯域無線基地局23を経由することなく、直接サー
バ22に伝送される。
【0053】なお、ネットワークの構成によって、中継
局26はIPアドレスを持つものの、広帯域無線基地局
23がIPアドレスを持たないような場合には、中継局
26宛のIPアドレスを付加して伝送する。中継局26
は、自局宛に伝送された情報を広帯域無線基地局23へ
転送する。
【0054】図9は本発明の他の実施の形態を示すブロ
ック図である。図9において図1と同一の構成要素には
同一符号を付して説明を省略する。図1の実施の形態に
おいては、広帯域無線基地局23に伝達すべき情報であ
る下りのUSGパケットの送達確認用のUSG受信シー
ケンス番号については、無線制御パケット構成部18に
よって別途パケットを付加して伝送している。
【0055】これに対し、本実施の形態は、USGパケ
ットに付加される無線制御情報のうち、下りUSGパケ
ットの送達確認用受信シーケンス番号を、CSGパケッ
トとして伝送するようにしたものである。
【0056】本実施の形態は無線制御パケット構成部1
8を削除し、ARQ管理部17の出力をCSGパケット
構成部15に供給するようにした点が図1の実施の形態
と異なる。CSGパケット構成部15は、ARQ管理部
17の出力をCSGパケットに変換して出力するように
なっている。
【0057】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図10の説明図を参照して説明する。図1
0はパケットフォーマットを示すものであり、図10
(a)はCSGパケットフォーマットを示し、図10
(b)はUSGパケットフォーマットを示している。
【0058】ARQ管理部17は、下りのUSGパケッ
トの送達確認用のUSG受信シーケンス番号の情報をC
SGパケット構成部15に出力する。CSGパケット構
成部15にはCSGで伝送するその他の情報も入力され
ており、CSGパケット構成部15は、図10(a)に
示すCSGパケットを構成して広帯域無線基地局宛アド
レス設定部13に出力する。
【0059】即ち、CSGパケット構成部15は、図1
0(a)に示すように、USG用受信シーケンス番号の
情報を含むフォーマットのCSGパケットを構成する。
【0060】このように、本実施の形態においては、下
りのUSGパケットの送達確認用のUSG受信シーケン
ス番号の情報をCSGパケットによって伝送している。
これにより、双方向無線リンクによる伝送を可能にする
ためのカプセル化を施して、ネットワークアドレス設定
を行なった場合でも、無線端末局においてUSG受信シ
ーケンス番号をパケット化する機能を削減することがで
き、また、広帯域無線端末局においても同様の追加機能
を削減することができる。つまり、本実施の形態におい
ては、広帯域無線基地局23は、自局宛に伝送された情
報は、全て自局で処理するため、前述したようなサーバ
22に転送すべきか否かの処理機能は不要となる。この
ように、広帯域無線リンクを利用した双方向高速の移動
通信システムと互換性の高いハイブリッド構成の移動通
信システムの構築が可能となる。
【0061】以上説明したようなネットワークアドレス
設定方法、パケット構成方法を採用することにより、ハ
イブリッド構成の移動通信システム(非対称無線通信シ
ステム)において、効率的な通信サービスの提供が可能
であり、オーバーヘッドの増大による冗長を減らし、上
り無線チャネルの効率を向上させることができる。ま
た、上り無線チャネルの高効率化により、送達確認が効
率よく行なえ、下り無線チャネルの効率も向上させるこ
とができる。また、有線ネットワーク上の不要なトラフ
ィックを削減できるため、輻輳問題も回避できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、狭
帯域な双方向通信路を持つ無線通信システムと広帯域な
下り片方向通信路を持つ無線通信システムを併用したハ
イブリッド構成の移動通信システムにおいて効率的な情
報転送を可能とすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハイブリッド移動通信装置の一実
施の形態を示すブロック図。
【図2】ハイブリッド移動通信システムの概略構成を示
す説明図。
【図3】ハイブリッド移動通信システムの概略構成を示
す説明図。
【図4】フレーム構成を示す説明図。
【図5】プロトコロスタックを示す説明図。
【図6】ASGパケットのカプセル化を示す説明図。
【図7】CSGパケットのカプセル化を示す説明図。
【図8】USGパケットのカプセル化を示す説明図。
【図9】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図10】図9の実施の形態を説明するための説明図。
【図11】従来のハイブリッド移動通信システムを説明
するための説明図。
【符号の説明】
7…PPP構成部、8…PIAFS構成部、9…PHS
構成部、11…IP部、12…サーバ宛アドレス設定
部、13…広帯域無線基地局宛アドレス発生部、15…
CSGパケット構成部、16…ASGパケット構成部、
17…ARQ管理部、18…無線制御パケット構成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 農人 克也 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 森谷 修 東京都港区芝浦1丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5K030 GA01 GA04 GA19 HA10 HB11 HB21 HB29 HC09 HD01 HD09 JA05 JL01 JT01 JT02 JT09 MB13 5K033 AA01 CB01 CB08 CC01 DA01 DA17 5K067 AA11 AA13 BB04 CC08 DD13 DD51 EE04 EE10 EE16 EE61 EE71 FF02 GG01 GG11 HH05 HH24

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広帯域の第1の無線回線を用いて無線端
    末装置へ送信を行う第1の無線基地局と、 狭帯域の第2の無線回線を用いて前記無線端末装置との
    間で送受信を行う第2の無線基地局と、 前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局との間を
    接続するネットワーク上に設けられ、前記無線端末装置
    のユーザ情報を保持するサーバとを具備し、 前記無線端末装置は、前記ユーザ情報の宛先は、前記サ
    ーバ宛とし、前記第1の無線回線用の無線制御情報の宛
    先は、前記第1の無線基地局宛として送信することを特
    徴とするハイブリッド移動通信システム。
  2. 【請求項2】 広帯域の第1の無線回線を用いて送信を
    行う第1の無線基地局からの信号を受信する広帯域受信
    手段と、 狭帯域の第2の無線回線を用いて送受信を行う第2の無
    線基地局との間で信号の送受を行う狭帯域送受信手段
    と、 前記第1の無線基地局及び第2の無線基地局との間を接
    続するネットワーク上に設けられたサーバに対するのユ
    ーザ情報をパケット化するユーザ情報パケット化手段
    と、 前記第1の無線回線用の無線制御情報をパケット化する
    制御情報パケット化手段と、 前記制御情報パケット化手段の出力に前記第1の無線基
    地局のアドレスを付加する第1の無線基地局アドレス付
    加手段と、 前記ユーザ情報パケット化手段の出力に前記サーバのア
    ドレスを付加するサーバアドレス付加手段と、 前記第1の無線基地局アドレス付加手段及び前記サーバ
    アドレス付加手段の出力を前記第2の無線基地局に送出
    するためのフォーマット変換を行って出力する送出手段
    とを具備したことを特徴とするハイブリッド移動通信装
    置。
  3. 【請求項3】 広帯域の第1の無線回線を用いて送信を
    行う第1の無線基地局及び狭帯域の第2の無線回線を用
    いて送受信を行う第2の無線基地局との間の通信を可能
    にするネットワーク上に設けられたサーバに対するユー
    ザ情報をパケット化すると共に、前記第1の無線回線用
    の無線制御情報をパケット化するパケット化手順と、 パケット化された前記無線制御情報に前記第1の無線基
    地局のアドレスを付加し、パケット化された前記ユーザ
    情報に前記サーバのアドレスを付加するアドレス付加手
    順と、 アドレスが付加された前記無線制御情報及びユーザ情報
    を、前記第2の無線基地局に送出するためのフォーマッ
    ト変換を行って出力する送出手順とを具備したことを特
    徴とするハイブリッド移動通信方法。
  4. 【請求項4】 前記無線端末装置は、前記第1の無線基
    地局を介して受信したユーザ情報パケットの送達確認用
    の受信シーケンス番号の情報を前記第1の無線基地局を
    宛先として送出することを特徴とする請求項1に記載の
    ハイブリッド移動通信システム。
  5. 【請求項5】 前記無線端末装置は、前記第1の無線基
    地局を介して受信したユーザ情報パケットの送達確認用
    の受信シーケンス番号の情報を前記制御情報として前記
    第1の無線基地局を宛先として送出することを特徴とす
    る請求項1に記載のハイブリッド移動通信システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の無線基地局を介して受信した
    ユーザ情報パケットの送達確認用の受信シーケンス番号
    の情報を前記第1の無線基地局のアドレスを付加して前
    記送出手段に供給する無線制御パケット付加手段を更に
    具備したことを特徴とする請求項2に記載のハイブリッ
    ド移動通信装置。
  7. 【請求項7】 前記制御情報パケット化手段は、前記第
    1の無線基地局を介して受信したユーザ情報パケットの
    送達確認用の受信シーケンス番号の情報もパケット化す
    ることを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド移動
    通信装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の無線基地局を介して受信した
    ユーザ情報パケットの送達確認用の受信シーケンス番号
    の情報を前記第1の無線基地局のアドレスを付加した後
    前記送出手順を行わせる無線制御パケット付加手順を更
    に具備したことを特徴とする請求項3に記載のハイブリ
    ッド移動通信方法。
  9. 【請求項9】 前記パケット化手順は、前記第1の無線
    基地局を介して受信したユーザ情報パケットの送達確認
    用の受信シーケンス番号の情報を制御情報としてパケッ
    ト化することを特徴とする請求項3に記載のハイブリッ
    ド移動通信方法。
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