JP2000196514A - 航空機情報ディジタル通信システム - Google Patents

航空機情報ディジタル通信システム

Info

Publication number
JP2000196514A
JP2000196514A JP10371385A JP37138598A JP2000196514A JP 2000196514 A JP2000196514 A JP 2000196514A JP 10371385 A JP10371385 A JP 10371385A JP 37138598 A JP37138598 A JP 37138598A JP 2000196514 A JP2000196514 A JP 2000196514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aircraft
information
data
flight
ground station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10371385A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Sunaoka
雅弘 砂岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP10371385A priority Critical patent/JP2000196514A/ja
Publication of JP2000196514A publication Critical patent/JP2000196514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全ての航空機に対して搭載されている対空無
線機を活用しつつ、航空機の操縦員に負担をかけること
なく、飛行諸元データや兵装データ(飛行関連情報)を
提供することである。 【解決手段】 航空機と地上局間または複数の航空機間
で対空無線機を使用する航空機情報ディジタル通信シス
テムにおいて、前記航空機および地上局は、情報付加装
置を備え、該情報付加装置は、前記対空無線機を介して
送信する音声信号の直後にコード化および圧縮処理した
飛行関連情報信号を付加することができることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機と地上局間
または複数の航空機間で対空無線機を使用する航空機情
報ディジタル通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、航空機における飛行諸元データの
伝送方法において、航空機に搭載されている飛行諸元デ
ータの計測装置は、航法機器として全ての機体に装備さ
れており、操縦席において表示されたデータを直接読み
取り、対空無線機を用いて、地上に音声で連絡する。ま
た、試験専用機のような場合には、テレメータ送信装置
を搭載しており、専用の電波を用いて伝送するため、地
上において対応した受信設備を使用し、飛行諸元データ
を取得することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
音声での伝送方法やテレメータによる伝送方法において
は、次のような課題がある。第1の課題は、音声で伝送
すると対空無線において細かく情報を伝送しなければな
らず煩雑かつ操縦に集中できないため、飛行安全上の問
題が大きいということである。第2の課題は、テレメー
タによる伝送では、試験機のような特殊な機体に限定さ
れ、全ての航空機に対して、適応できないということで
ある。
【0004】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、全ての航空機に対して搭載されて
いる対空無線機を活用しつつ、航空機の操縦員に負担を
かけることなく、飛行諸元データ(飛行関連情報)や兵
装データ(搭載機器関連情報)を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、以下の構成を採用した。請求項1に記載の
航空機情報ディジタル通信システムは、航空機と地上局
間または複数の航空機間で対空無線機を使用する航空機
情報ディジタル通信システムにおいて、前記航空機およ
び地上局は、情報付加装置を備え、該情報付加装置は、
前記対空無線機を介して送信する音声信号の直後にコー
ド化および圧縮処理した飛行関連情報信号を付加するこ
とができることを特徴とする。
【0006】本発明の航空機情報ディジタル通信システ
ムは、航空機と地上局間または複数の航空機間におい
て、フライトに必要な情報の伝送手段が、対空無線を用
いた音声による間欠的な交信方法であることに着眼し、
(1)対空無線機から送信された音声信号のすぐ後に、
機体で収集した飛行諸元データ及び兵装データ(飛行関
連情報)を、コード化及びデータ圧縮し、同じ音声帯域
内で伝送することにより、地上局または他の航空機にお
いて、音声による情報だけではなく、詳細な飛行諸元デ
ータ及び兵装データを的確に情報伝送できること、
(2)前述した同様の方法により、地上局から航空機間
または複数の航空機間において、フライトに必要な指
示、助言をデータとして同様に送受信することにより、
音声で対応しにくい詳細な情報を伝送することができる
こと、(3)飛行中の航空機から送信された飛行諸元デ
ータ及び兵装データを、地上局または他の航空機におい
て受信することにより、飛行管理がリアルタイムで行
え、異常接近(ニアミス)時の最適な回避指示ができる
こと、(4)飛行諸元データ及び兵装データの中に、機
体整備に必要な情報を適宜組み込むことにより、地上局
において整備に必要な情報が事前に取得でき、整備作業
が効率的に実施できる。
【0007】本発明の特徴では、(1)航空機情報ディ
ジタル通信システムに用いられる情報付加装置の働き
で、(2)音声信号の送信終了直後に伝送したい情報を
付加して送信することにより、専用の送受信装置を持つ
ことなく、容易に情報を伝送できるようにしたことにあ
る。このようにして、本願発明では、情報付加装置は、
伝送したい情報を音声信号の直後に挿入し、対空無線機
によって伝送することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る航空機情報デ
ィジタル通信システムの好適な実施形態を図1および図
2を参照して説明する。図1には、本発明の一実施形態
の航空機情報ディジタル通信システムが示されている。
航空機100に搭載された情報付加装置1は、音声信号
2と送信スイッチ信号3と搭載コンピュータ4から出力
される飛行諸元データ及び兵装データ5(飛行関連情
報)を入力し、音声信号2が対空無線機6によって送信
された直後に、飛行諸元データ及び兵装データを送信す
る。地上局200にある情報付加装置7は、対空無線機
8において受信した信号を用いて、航空機100から送
られてきた音声信号9を出力するとともに、その後に付
加された情報を復調し、飛行諸元データ及び兵装データ
として表示装置10において表示する。
【0009】送信スイッチ11がONに切り替えられる
と、送信スイッチ信号3の指令により、音声信号2は、
情報付加装置1を経由して対空無線機6に出力される。
同時に、送信スイッチ信号3の指令を受けて、情報付加
装置1は、対空無線機6の送信機能が有効になるよう指
令し、音声信号2が対空無線により送信される。必要な
音声信号2が送信された後、送信スイッチ11はOFF
に切り替えられるが、情報付加装置1は送信スイッチ信
号3がOFFになったことを検出すると、情報付加装置
1は、航空機100の搭載コンピュータ4から出力され
る最新の飛行諸元データ及び兵装データ5を入力し、コ
ード化及び圧縮変換処理したのち、音声信号2の直後に
続けて送信する。この時、対空無線機6に対しては、送
信スイッチ信号3がOFFになっているが、情報付加装
置1からのデータ伝送が完了するまで送信できる状態を
保持し続け、伝送完了後、送信終了の指令を対空無線機
6に対して行う。
【0010】地上局200においては、航空機100か
ら送信された対空無線の電波を対空無線機8で受信し、
情報付加装置7に入力する。情報付加装置7は、音声信
号9をそのまま対空無線の出力として処理し、付加され
た情報のみ展開処理し、表示装置10に出力する。表示
装置10は、情報付加装置7から出力されたコード化さ
れた信号を変換し、飛行諸元データ及び兵装データとし
て表示画面に出力を行う。
【0011】以上、詳細に本実施形態の構成を述べた
が、図1の音声信号、送信スイッチ、対空無線機、航空
機、搭載コンピュータは、当業者にとってよく知られて
おり、また本発明とは直接関係しないため、その詳細な
構成は省略する。なお、本実施形態では、航空機を20
0として、地上局を100としてもよい。100及び2
00ともに航空機としても可能である。また、搭載コン
ピュータ4については、地上の処理用コンピュータでも
代用してシステム構成することができる。
【0012】次に、航空機情報ディジタル通信システム
の動作を図2に示すタイムチャートを使用して説明す
る。航空機100の送信スイッチ11のONの出力が情
報付加装置1に与えられると情報付加装置1は、送信ス
イッチ11のONの出力を対空無線機6に伝達し、音声
信号2を対空無線機6に供給する。送信スイッチ11の
OFFの出力が情報付加装置1に与えられると情報付加
装置1は、搭載コンピュータ4から入力された最新の飛
行諸元データ及び兵装データ5を情報付加装置1内でコ
ード化及び圧縮した後、音声信号と同様に対空無線機6
に伝達する。伝達が完了すると、情報付加装置1から送
信スイッチ11のOFFの信号が対空無線機6に伝達さ
れる。
【0013】地上局200においては、対空無線機8で
受信した信号は、情報付加装置7に与えられ、音声信号
9はそのまま外部へ供給される。情報付加装置7で分離
された飛行諸元データ及び兵装データ5の情報は、表示
装置10へ伝達される。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る航空機情報ディジタル通信システムによれば、以下の
ような効果を奏する。第1の効果は、対空無線機から送
信された音声信号のすぐ後に、機体で収集した飛行諸元
データ及び兵装データをコード化及び圧縮し、同じ音声
帯域で情報を伝送しているので、航空機または地上の受
信局において、音声だけではなく詳細な飛行諸元データ
及び兵装データを的確に得ることができることである。
第2の効果は、前述した同様の方法により、地上局から
航空機間または航空機間において、フライトに必要な指
示、助言をデータとして同様に送受信しているので、音
声で対応しにくい詳細な情報を伝送することができるこ
とである。第3の効果は、飛行中の航空機から送信され
た飛行諸元データ及び兵装データを地上局または空中に
おける管制局において受信するしているので、ニアミス
の予知が行え回避指示ができることである。第4の効果
は、飛行諸元データ及び兵装データに機体整備に必要な
情報を組み込むことにより、地上局において整備に必要
な情報が事前に取得できるので、整備作業が効率的に実
施できることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る航空機情報ディジタル通信シス
テムの一実施形態を示す概略図である。
【図2】 図1の航空機情報ディジタル通信システムの
動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 情報付加装置 2 音声信号 5 飛行諸元データ及び兵装データ(飛行関連情報) 6 対空無線機 7 情報付加装置 8 対空無線機 100 航空機 200 地上局

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機と地上局間または複数の航空機間
    で対空無線機を使用する航空機情報ディジタル通信シス
    テムにおいて、 前記航空機および地上局は、情報付加装置を備え、 該情報付加装置は、前記対空無線機を介して送信する音
    声信号の直後にコード化および圧縮処理した飛行関連情
    報信号を付加することができることを特徴とする航空機
    情報ディジタル通信システム。
JP10371385A 1998-12-25 1998-12-25 航空機情報ディジタル通信システム Pending JP2000196514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10371385A JP2000196514A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 航空機情報ディジタル通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10371385A JP2000196514A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 航空機情報ディジタル通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000196514A true JP2000196514A (ja) 2000-07-14

Family

ID=18498623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10371385A Pending JP2000196514A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 航空機情報ディジタル通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000196514A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010152880A (ja) * 2008-12-23 2010-07-08 Geoffrey S M Hedrick 空港における滑走路誤進入を低減する方法およびシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010152880A (ja) * 2008-12-23 2010-07-08 Geoffrey S M Hedrick 空港における滑走路誤進入を低減する方法およびシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6950036B2 (en) Station identification for a local area augmentation system on a visual display
KR101500480B1 (ko) 무인항공기의 무선제어시스템
US6937164B2 (en) Methods and apparatus for transportation vehicle security monitoring
US6720890B1 (en) Aircraft communication system
US8294596B2 (en) Radio-frequency communication system for aircraft
MXPA05001259A (es) Sistema y metodo para control a distancia inalambrico de locomotoras.
EP2539879B1 (en) System and method for wireless control of signs
US7069122B1 (en) Remote locomotive control
JP2000196514A (ja) 航空機情報ディジタル通信システム
US10571909B2 (en) Autonomous distress tracking device
US11798424B1 (en) Multi-modal control system for communications and navigation in a transportation environment
JP5039775B2 (ja) 航空機用無線通信システム
CN108391228B (zh) 一种基于tc-ofdm技术的定位装置
KR101987242B1 (ko) 무인 비행체의 조종 시스템
CN109841092A (zh) 一种无人机地面指挥控制系统
KR100324581B1 (ko) 무인 항공기의 제어 방법 및 이를 수행하기 위한 시스템
EP0319491A1 (en) Automatic system for phonic radio-transmission of meteorologic data in response to a coded inquiry by radio
KR101218713B1 (ko) 선박용 3축제어 위성안테나 이중화 제어시스템
JPH0717680Y2 (ja) 航空機誘導制御装置
US6915188B2 (en) Controlling aircraft from collisions with off limits facilities
CN107483476B (zh) 一种校飞航路中合作目标控制的实现方法
KR101502396B1 (ko) 항공기 외부장착물 제어 시스템
JPH04151398A (ja) 無人航空機用表示システム
Davis et al. Overview of the NASA wallops flight facility mobile range control system
JPH02168735A (ja) 航空機用インターホン無線送受信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021119