JP2000195498A - 圧力破砕型保護デバイス及び充電型電池用スペ―サ、充電型電池並びに当該充電型電池を用いた携帯型電子機器 - Google Patents

圧力破砕型保護デバイス及び充電型電池用スペ―サ、充電型電池並びに当該充電型電池を用いた携帯型電子機器

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JP2000195498A
JP2000195498A JP10369001A JP36900198A JP2000195498A JP 2000195498 A JP2000195498 A JP 2000195498A JP 10369001 A JP10369001 A JP 10369001A JP 36900198 A JP36900198 A JP 36900198A JP 2000195498 A JP2000195498 A JP 2000195498A
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rechargeable battery
pressure
protection device
electrode
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JP10369001A
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Yoshiaki Obayashi
義昭 大林
Naoya Takehara
直也 竹原
Seisaku Hirai
誠作 平井
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Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【目的】 充電型電池の構成部品を削減すると共に充電
型電池の製造コストを低減し、組立容易でしかも充電型
電池の小型化に対応容易、かつ密閉性に優れたものとす
る。 【構成】 内部電極板と、正極(若しくは負極)出力電
極と、異電極を兼ねた外装缶の開口を塞ぐ封口体と、前
記封口体の下面に備えられる前記封口体と前記内部電極
板との間の絶縁を図るスペーサ200とを備えた充電型
電池に用いられる圧力破砕型保護デバイス300であっ
て、前記スペーサ200に形成された凹部211と、導
体部251を備えると共に前記凹部211内に嵌め込め
られ、前記凹部211内に圧力調整室を形成する破砕板
250と、前記スペーサ200にインサート成形され、
前記導体部251と電気的に接続される一対の端子部2
30、240と、前記スペーサ200に貼り合わされ前
記圧力調整室を密封するフィルムシート260とを備え
ており、前記フィルムシート260は透光性を有するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力破砕型保護デ
バイス及び充電型電池用スペーサ、充電型電池並びに当
該充電型電池を用いた携帯型電子機器に関する。具体的
には、リチウムイオン電池などの充電型電池の安全機構
に適した圧力破砕型保護デバイスと、この圧力破砕型保
護デバイスを組み込んだ充電型電池用スペーサと、当該
スペーサを用いた充電型電池と、当該充電型電池を用い
た携帯電話等の携帯型電子機器とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、携帯電話やビデオカメラ等の
電子機器には、鉛蓄電池やニッケルカドミウム電池など
の充電型電池が数多く用いられている。これら各種の充
電型電池は、例えば、電子機器の故障や誤使用によって
過充電状態や短絡状態になると、電池内部が加熱され、
電解液が分解されてガスが発生し、電池内圧が上昇して
爆発するという場合があった。このため、これらの充電
型電池には、各種の保護デバイスが備えられている。
【0003】図7は従来例である充電型電池500の概
略的分解斜視図である。当該充電型電池500は、負極
(若しくは正極)を兼ねた外装缶110と、正極板と負
極板にセパレータを介して渦巻き状に巻いた内部電極板
120と、当該内部電極板120と電気的に接続される
正極(若しくは負極)出力電極130とを備えている。
【0004】外装缶110の開口111には、金属製の
封口体140がレーザー溶接などによって気密に取り付
けられ、内部には電解液が充填されている。また、封口
体140の中央には、正極(若しくは負極)出力電極1
30を外部に引き出す開口141が開設されている。当
該開口141は、プラスチックなどの絶縁性材料から作
製されたシール部150によって密閉される。
【0005】前記正極(若しくは負極)出力電極130
は、当該シール部150から外部に引き出されており、
シール部150によって封口体140との絶縁が図られ
ている。
【0006】封口体140の下には、プラスチックなど
の絶縁性材料からなるスペーサ510が備えられてい
る。スペーサ510の中央にも開口511が開設されて
おり、正極(若しくは負極)出力電極130のリベット
部131をかしめることにより、封口体140に取り付
けられると同時に前記封口体140の開口141及びス
ペーサ510の開口511が密閉される。
【0007】当該スペーサ510には、正極(若しくは
負極)出力電極130と内部電極板120とを電気的に
接続する2つの端子部512及び端子部513がインサ
ート成形されている。一方の端子部513は、前記正極
(若しくは負極)出力電極130のリベット部131に
て前記スペーサ510と前記封口体140をかしめるこ
とにより、前記正極(若しくは負極)出力電極130と
電気的に接続されている。当該接続片514は、封口体
140の取り付け時に内部電極板120の一端160と
電気的に接続される。
【0008】また、接続片514は、プラスチックフィ
ルムなどの絶縁性フィルム160によって外装缶110
との絶縁が図られている。保護デバイスは、このように
構成された上記いずれか一方の端子部512と端子部5
13との間に備えられ、保護デバイスを介して内部電極
板120と正極(若しくは負極)出力電極130が電気
的に接続される。
【0009】当該保護デバイスとしては、例えば、実開
昭64−38764号公報や特開平7−245090号
公報、特開平9−55197号公報などに開示された各
種の保護デバイスを用いることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭64−38764号公報に記載された保護デバイス
を用いた場合には、充電型電池の構成部品とは別途保護
デバイスを用意して、保護デバイスを後付けする構造の
ため、充電型電池の構成部品点数が多くなり、充電型電
池の製造コストが上昇するという問題があった。
【0011】また、特開平7−245090号や特開平
9−55197号公報に開示された保護デバイスでは、
前記一対の端子部の間に設けられた導通部を、破断手段
を用いて遮断する機構になっているため、安定した動作
が期待できなかった。しかも、これらの保護デバイスで
は複雑な構造となるため、保護デバイスの組み立てが困
難であり、結果として充電型電池デバイスの製造コスト
が高くなるという問題もあった。
【0012】さらに、充電型電池が小型化するにつれ、
保護デバイスも小型化され、上記構造をした充電型電池
に各種の保護デバイスあるいは破断手段を取り付けるこ
とが困難なものとなってきた。
【0013】また、スペーサに端子部がインサートされ
るため、スペーサを構成する樹脂と端子部を構成する導
電材料(金属板)との間に僅かな隙間が生じることがあ
る。この隙間は、密閉性を損なうものである。
【0014】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、充電型電池の構成部品を削減すると共
に充電型電池の製造コストを低減し、組立容易でしかも
充電型電池の小型化に対応容易、かつ密閉性に優れた保
護デバイスと保護デバイスを組み込んだ充電型電池用ス
ペーサ及び当該スペーサを用いたリチウムイオン電池等
の充電型電池並びに当該充電型電池を用いた携帯電話等
の携帯型電子機器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る圧力破砕型
保護デバイスは、内部電極板と、正極(若しくは負極)
出力電極と、異電極を兼ねた外装缶の開口を塞ぐ封口体
と、前記封口体の下面に備えられる前記封口体と前記内
部電極板との間の絶縁を図るスペーサとを備えた充電型
電池に用いられる圧力破砕型保護デバイスであって、前
記スペーサに形成された凹部と、導体部を備えると共に
前記凹部内に嵌め込められ、前記凹部内に圧力調整室を
形成する破砕板と、前記スペーサにインサート成形さ
れ、前記導体部と電気的に接続される一対の端子部と、
前記スペーサに貼り合わされ前記圧力調整室を密封する
フィルムシートとを具備しており、前記フィルムシート
は透光性を有するものである。
【0016】また、本発明に係る他の圧力破砕型保護デ
バイスは、内部電極板と、正極(若しくは負極)出力電
極と、異電極を兼ねた外装缶の開口を塞ぐ封口体と、前
記封口体の下面に備えられる前記封口体と前記内部電極
板との間の絶縁を図るスペーサとを備えた充電型電池に
用いられる圧力破砕型保護デバイスであって、前記スペ
ーサに形成された凹部と、導体部を備えると共に前記凹
部内に嵌め込められ、前記凹部内に圧力調整室を形成す
る破砕板と、前記スペーサにインサート成形され、前記
導体部と電気的に接続される一対の端子部と、前記スペ
ーサに貼り合わされ前記圧力調整室を密封するフィルム
シートとを具備しており、前記スペーサには、前記端子
部の一部を露出される開孔が開設されており、当該開孔
にシール剤を充填することで、スペーサを構成する樹脂
と端子部を構成する導体材料との間の隙間を密閉し、前
記フィルムシートは、前記開孔をも密閉するようになっ
ている。
【0017】さらに、本発明に係る充電型電池用スペー
サは、圧力破砕型保護デバイスを具備し、電極を兼ねた
外装缶内に納められた内部電極板と、前記外装缶の開口
を塞ぐ封口体との間を絶縁を図るための充電型電池用ス
ペーサであって、前記圧力破砕型保護デバイスは、上述
した圧力破砕型保護デバイスである。
【0018】また、本発明に係る充電型電池は、内部電
極板と、正極(若しくは負極)出力電極とを備えた充電
型電池であって、前記内部電極板と前記正極(若しくは
負極)出力電極とを、前記圧力破砕型保護デバイスを介
して、電気的に接続している。
【0019】さらに、本発明に係る携帯型電子機器は、
充電型電池を備えた携帯型電子機器であって、前記充電
型電池は、上述した充電型電池である。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
圧力破砕型保護デバイスを採用した充電型電池の概略的
分解斜視図、図2は本発明の実施の形態に係る圧力破砕
型保護デバイスに用いられる充電型電池用スペーサの要
部の概略的断面図、図3は本発明の実施の形態に係る圧
力破砕型保護デバイスに用いられる充電型電池用スペー
サの要部の概略的斜視図、図4は本発明の他の実施の形
態に係る圧力破砕型保護デバイスに用いられる充電型電
池用スペーサの要部の概略的斜視図とそれに用いられる
フィルムシートの概略的断面図、図5は本発明の実施の
形態に係る圧力破砕型保護デバイスに用いられる他の破
砕板の概略的底面図、図6は本発明の実施の形態に係る
圧力破砕型保護デバイスに用いられるその他の破砕板の
概略的底面図である。
【0021】本発明に係る充電型電池100は、従来例
に係る充電型電池500とほぼ同様の構造をしており、
封口体140の下面に備えられたスペーサ200に保護
デバイス300が構成されている点で異なっている。す
なわち、図1に示す充電型電池100は、外装缶110
と、正極板と負極板にセパレータを介して渦巻き状に巻
いた内部電極板120と、当該内部電極板120と電気
的に接続される正極(若しくは負極)出力電極130
と、前記外装缶110の開口111を塞ぐ封口体140
と、前記封口体140の下面に備えられ、前記封口体1
40と前記内部電極板120との間の絶縁を図るスペー
サ200とを備えており、当該スペーサ200に保護デ
バイス300が構成されている。
【0022】外装缶110は、金属製であって負極(又
は正極)を兼ねており、内部には、正極板と負極板にセ
パレータを介して渦巻き状に巻いた内部電極板120及
び電解液が納められる。
【0023】正極(若しくは負極)出力電極130は外
装缶110に納められた内部電極板120を外部に電気
的に引き出すものであって、当該正極(若しくは負極)
出力電極130の周囲には、プラスチックなどの絶縁性
材料から作製されたシール部150が形成されている。
シール部150は封口体140との絶縁を図るために設
けられる。また、シール部150の下端面からは、保護
デバイス300の端子部230と電気的接続を図るため
のリベット部131が突設されている。このリベット部
131は、封口体140にかしめられて端子部220と
電気的に接続されると同時に、スペーサ200を封口体
110に固定する役割を果たす。
【0024】封口体140は、前記外装缶110を密封
するための蓋の役割を果たすものであって、金属板から
プレス成型等により略皿状に作製されている。封口体1
40の中央には、正極(若しくは負極)出力電極130
を引き出すための開口141が形成される。また、皿状
に窪んだ封口体140の底部はスペーサ200の上面と
密着可能に形成されており、図1に示す封口体140で
は底部のほぼ半分が浅底となっている。
【0025】スペーサ200は上記封口体140と上記
内部電極板120との間の絶縁を図るものであり、プラ
スチック等の絶縁性材料から作製される。スペーサ20
0は、外装缶110の内部にほぼ隙間なく納められる程
度に作製され、封口体140の浅底となった領域に対応
する部分が厚肉状に形成されている。すなわち当該スペ
ーサ200は、図1等に示すように、封口体140の下
面に備えられ、封口体140と合わせられた際には、ほ
ぼ均一な厚さとなるように設計される。厚肉状に形成さ
れたスペーサ200の厚肉部210には、略直方体状を
した凹部211が、その開口を下方に向けて形成され
る。またスペーサ200の中央には、封口体140の開
口141と対応する領域に、封口体140の開口141
よりも大きな開口220が設けられる。
【0026】凹部211は保護デバイス300を構成す
るためのものであって、当該凹部211は以下に述べる
破砕板250及びフィルムシート260によって密封さ
れ、圧力調整室が形成される。かかる凹部211の対向
する側面には、後述する破砕板250を支持する支持部
211A、211Bが設けられており、破砕板250を
両持ち支持するようになっている。
【0027】さらにスペーサ200には、導電性を有す
る金属片から形成された2つの端子部230、240
が、上記凹部211の一方の支持部211Bの上に露出
して設けられている。この2つの端子部230、240
は、図1等に示すように同じ側に並列して設けられてい
る。このうち、前記端子部230は、スペーサ200の
側面に設けられた接続片231と電気的に接続されてい
る。当該接続片231は内部電極板120と電気的に接
続するためのものであって、即ち、充電型電池100の
組立て時には、当該接続片231と内部電極板120の
一端160と電気的に接続される。なお、接続片231
の端部にはインサート用の支持片232が備えられてい
る。
【0028】また、残る一つの端子部240は、一方の
端子部230と並列して設けられている。また、当該端
子部240は、スペーサ200の開口220内にも臨ま
せて設けられており、当該開口220内において、開口
220よりも小さな接続口241が設けられる。当該端
子部240は、接続口241に挿入された正極(若しく
は負極)出力電極130のリベット部131と電気的に
接続される。
【0029】これら内部電極板120と接続される端子
部230と接続片231とは一体として形成され、残る
1つの端子部240と共にインサート成形によりスペー
サ200に設けられる。また、内部電極板120と接続
される端子部230は、正極(若しくは負極)出力電極
130と接続される端子部240と電気的に遮断されて
おり、端子部230と端子部240との間でそれぞれ対
をなしている。つまり、当該スペーサ200の凹部21
1内には、並列して対をなす端子部230と端子部24
0が設けられる。
【0030】また、前記スペーサ200の凹部211の
近傍には、上下に貫通する開孔270が開設されてい
る。この開孔270の内部には、前記端子部230と端
子部240との一部が露出している。ここで、スペーサ
200を構成する樹脂と端子部230、240を構成す
る導電材料(金属板)との間に僅かな隙間が生じること
がある。この隙間は、このままでは、凹部211の密閉
性を損なうものである。そこで、この開孔270にシー
ル剤280を充填することが必要となる。このシール剤
280を開孔270に充填すると、開孔270自身が閉
じられるので、万が一、前記隙間があったとしてもこの
隙間から凹部211の気密性が損なわれることはない。
【0031】シール剤280の開孔270に対する充填
は、シール剤280に圧力を加えて行うのが望ましい。
すなわち、シール剤280を加圧すると、万が一、前記
隙間があったとしても、その隙間までシール剤280が
充填されるため、凹部211の密閉がより確実になるか
らである。
【0032】一方、破砕板250は、凹部211の蓋を
構成する部分であって、凹部211の開口とほぼ同じ大
きさに作製され、凹部211内に嵌め込み可能な程度に
作製される。この破砕板250は、当該保護デバイス3
00に加えられた外圧によって破損される。このため、
例えば、セラミックスやガラス、プラスチックなど、比
較的強度が弱い材質から作製され、所定の動作圧で破損
される程度の板厚、例えば0.1〜0.3mm程度に設
計される。
【0033】また、当該破砕板250を凹部211の開
口に隙間なく嵌め込み、密封できる程度に大きさに作製
するのが理想的ではあるが、本発明においては破砕板2
50を容易に開口に嵌め込むことができれば十分で、凹
部211の内壁と破砕板250との間にはわずかな隙間
を生じても差し支えない。つまり、本発明においては、
スペーサ200に貼り合わせられたフィルムシート26
0によって、密閉された圧力調整室が形成され、保護デ
バイス300に加わった外圧によって破砕板250が直
接に破損されれば十分だからである。一方、破砕板25
0を小さく作製して破砕板250の周囲に大きな隙間が
あれば、フィルムシート260の強度の設定が困難にな
る。このため、破砕板250が凹部211に適度に嵌め
込み可能な程度の大きさに作製するのが好ましい。
【0034】破砕板250の上面には、上記2つの端子
部230、240を電気的に接続する導体部251が形
成されている。導体部251は、銅やアルミニウムなど
導電性を有する略U字形状の金属薄膜から形成されてお
り、金属薄膜を破砕板250に貼り合わせたり、金属蒸
着やスパッタリングで形成することで形成される。ある
いは、導体部251は銀ペーストや、銅ペーストを使っ
て印刷によっても形成される。また、この導体部251
は、破砕板250の破損によって当該導体部251が破
断される程度の膜厚に形成される。
【0035】当該保護デバイス300は、図2等に示す
ように、破砕板250の両側部を支持部211A、21
1Bに両持ち状に支持させて、凹部211に蓋をするよ
うにして凹部211内に嵌め込められる。導体部251
と端子部230、端子部240との間は、導電性接着剤
を用いたり、クリーム半田を用いリフロー熱によって電
気的に接続される。このとき、導体部251と端子部2
30、端子部240とは導電性接着剤や半田によって固
着されるため、破砕板250の周囲を凹部211の内面
に固着する必要はない。また、固着する場合にも端子部
230,端子部240が設けられた側端面において固定
するにとどめるのが、破砕板250が破砕されやすくな
り、安定した感度が得られる点でも好都合である。
【0036】さらに、凹部211と破砕板250によっ
て形成された圧力調整室の下面にはフィルムシート26
0が設けられ、当該圧力調整室を密閉するようにフィル
ムシート260の周縁部がスペーサ200の凹部211
周囲の下端面に接着剤や超音波溶着や熱接着等によって
密着される。この構造により、必要な破砕値を設定した
破砕板250を任意に設定し、簡単に置きかえることも
可能である。
【0037】そして、このフィルムシート260は、前
記圧力調整室のみならず、前記開孔270をも密閉する
ような大きさに設定されている。すなわち、フィルムシ
ート260によってもシール剤280が充填された開孔
270を密閉すると、凹部211の密閉がより確実にな
るからである。
【0038】なお、この場合、図3に示すように、開孔
270の裏側もフィルムシート260と同様のフィルム
シート290で密閉することで、凹部211の気密性を
より確実にすることができる。
【0039】なお、このフィルムシート260は圧力調
整室を密閉できる材質であれば特に限定されるものでは
なく、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリ塩
化ビニルなどの各種プラスチック材料から作製される。
また、フィルムシート260は、フィルムシート260
を介して破砕板250に外圧が印加できなければなら
ず、ある程度柔軟性を有するものが好ましい。
【0040】前記フィルムシート260は、透光性を有
するものを使用するのが望ましい。すなわち、フィルム
シート260が透光性を有していれば、破砕板250が
破砕された場合にフィルムシート260を介して視覚的
に確認することが可能となるからである。
【0041】こうして保護デバイス300が構成された
スペーサ200は次のようにして封口体140と共に外
装缶110に装着され、充電型電池100が作製され
る。
【0042】すなわち、封口体140の浅底となった領
域にスペーサ200の厚肉部210を一致させて、スペ
ーサ200を封口体140の下面に重ね合わせる。次
に、封口体140の開口141及びスペーサ200の開
口220に正極(若しくは負極)出力電極130を挿入
し、正極(若しくは負極)出力電極130のリベット部
131をかしめて、リベット部131をスペーサ200
の裏面において端子部240と電気的に接続する。次
に、保護デバイス300を介して正極(若しくは負極)
出力電極130と電気的に接続された接続片231に内
部電極板120の一端160との電気的な接続を図りな
がら、と外装缶110との間を絶縁性フィルム160に
よって絶縁を図りながら、スペーサ200と一体となっ
た封口体140を外装缶110の開口111に嵌め込
む。最後に、封口体140の周囲をレーザー溶接などに
よって外装缶110に気密に取り付け、充電型電池10
0を得ることができる。
【0043】なお、上述した実施の形態では、フィルム
シート260は、単なるシート状のものであるとした
が、図4に示すようなフィルムシート260Aもある。
このフィルムシート260Aは、凹部211を密閉した
際に凹部211の内側に相当する部分にぐるりと蛇腹部
261Aを形成している。この蛇腹部261Aは、他の
部分より薄手に形成されているとともに、断面が略S字
形状になっている。フィルムシート260Aに、このよ
うな蛇腹部261Aが設けられていると、フィルムシー
ト260Aの伸縮が可能となり、破砕板250が破砕さ
れる際の動きに追従するようになる。すなわち、蛇腹部
261Aを設けることにより、破砕板250の破砕を阻
害するおそれを減少させることができるのである。
【0044】また、上記説明では、フィルムシート26
0、260Aは、各種プラスチック材料から作製される
としたが、金属蒸着テープを使用して強度を向上させる
ことが可能である。さらに、フィルムシート260を複
数枚重ねて使用することでより凹部211の気密性を向
上させることも可能である。
【0045】このように本発明にあっては、保護デバイ
ス300を予めスペーサ200に構成しているので、充
電型電池100の構成部品点数を少なくすることがで
き、保護デバイスを後付けする場合と異なり製造工程が
簡略化され、製造コストの削減を図ることができる。
【0046】また、保護デバイス300がスペーサ20
0内に設けられるため、保護デバイス300の設置場所
を必要とせず、充電型電池100の小型化に大きく寄与
できる。
【0047】また、当該保護デバイス300は、破断手
段を備えることなく、電池内圧によって破砕板が直接的
に破砕される構造であるため、安定した動作を得ること
ができ、信頼性が高められる。
【0048】さらに保護デバイス300は、スペーサ2
00に形成された凹部211と破砕板250及びフィル
ムシート260など少ない部品点数によって構成でき
る。
【0049】また上記保護デバイス300では、破砕板
250の両側端が支持された状態に保持されるため、凹
部211に固定される部分が少なくなり、より小さな破
砕圧で破損されると共により一定した動作圧に設定で
き、より信頼性のある保護デバイス300となる。
【0050】次に、図5に示す破砕板250にあって
は、その上面に切欠溝252が形成されている。当該切
欠溝252の形状は問われないが、例えば断面略V字形
状に形成され、外圧によって破砕板250が破損されや
すくなるように設けられる。また、この切欠溝252は
上記導体部251を横断するように設定されている。す
なわち、この切欠溝252から破砕板250が破損され
ると、必ず導体部251をも破損して、端子部230,
端子部240間の導通を遮断するにようにすることが重
要だからである。このように破砕板250の上面に切欠
溝252を設ければ、外圧によって破断されやすくな
り、保護デバイス300の感度をより向上できる。な
お、当該切欠溝252は破砕板250の下面に形成する
ことができ、この場合には破砕板250の下面は面一に
形成され、導体部251を形成しやすいという利点があ
る。また、当該切欠溝252は破砕板250が破砕され
ていない状態では、導体部251を断線しないように設
ける必要がある。
【0051】このように、破砕板250に切欠溝252
を設けることにより、破砕板250がより容易に破断さ
れ、感度の向上を図ることができる。なお、切欠溝25
2は、図6(A)に示すように側面からの形状でも、図
6(B)に示すように中央に孔を設けることでも破砕板
250の様な破断が同様に得られる。
【0052】こうして得られた本発明に係る充電型電池
100は、携帯電話や携帯型コンピュータなどの携帯型
電子機器に広く用いられ、安全性のより高い携帯型電子
機器を提供することができる。
【0053】
【発明の効果】本発明に係る圧力破砕型保護デバイス
は、内部電極板と、正極(若しくは負極)出力電極と、
異電極を兼ねた外装缶の開口を塞ぐ封口体と、前記封口
体の下面に備えられる前記封口体と前記内部電極板との
間の絶縁を図るスペーサとを備えた充電型電池に用いら
れる圧力破砕型保護デバイスであって、前記スペーサに
形成された凹部と、導体部を備えると共に前記凹部内に
嵌め込められ、前記凹部内に圧力調整室を形成する破砕
板と、前記スペーサにインサート成形され、前記導体部
と電気的に接続される一対の端子部と、前記スペーサに
貼り合わされ前記圧力調整室を密封するフィルムシート
とを備えており、前記フィルムシートは透光性を有する
ものである。
【0054】従って、保護デバイスが組み込まれた充電
型電池の構成部品点数が少なくなり、製造工程が簡略化
され、充電型電池の製造コストを低減できる。また、フ
ィルムシートが透光性を有するので、破砕板が破砕され
た場合にフィルムシートを介して視覚的に確認すること
が可能となる。
【0055】また、本発明に係る他の圧力破砕型保護デ
バイスは、内部電極板と、正極(若しくは負極)出力電
極と、異電極を兼ねた外装缶の開口を塞ぐ封口体と、前
記封口体の下面に備えられる前記封口体と前記内部電極
板との間の絶縁を図るスペーサとを備えた充電型電池に
用いられる圧力破砕型保護デバイスであって、前記スペ
ーサに形成された凹部と、導体部を備えると共に前記凹
部内に嵌め込められ、前記凹部内に圧力調整室を形成す
る破砕板と、前記スペーサにインサート成形され、前記
導体部と電気的に接続される一対の端子部と、前記スペ
ーサに貼り合わされ前記圧力調整室を密封するフィルム
シートとを備えており、前記スペーサには、前記端子部
の一部を露出される開孔が開設されており、当該開孔に
シール剤を充填することで、スペーサを構成する樹脂と
端子部を構成する導体材料との間の隙間を密閉し、前記
フィルムシートは、前記開孔をも密閉するようになって
いる。
【0056】従って、圧力調整室(凹部)を密閉するの
みならず、開孔をも密閉するので、圧力調整室の気密性
をより確実に確保することができるようになる。
【0057】また、シール剤は、加圧状態で開孔に充填
すると、スペーサを構成する樹脂と端子部を構成する導
体材料との間の隙間に確実にシール剤が充填されるの
で、圧力調整室の気密性をより確実に確保することがで
きる。
【0058】また、前記フィルムシートに伸縮性を高め
る蛇腹部を形成すると、フィルムシートの伸縮が可能と
なり、破砕板が破砕される際の動きに追従するようにな
る。すなわち、蛇腹部を設けることにより、破砕板の破
砕を阻害するおそれを減少させることができるのであ
る。
【0059】また、本発明に係る充電型電池用スペーサ
は、圧力破砕型保護デバイスを備えており、電極を兼ね
た外装缶内に納められた内部電極板と、前記外装缶の開
口を塞ぐ封口体との間を絶縁を図るための充電型電池用
スペーサであって、本発明に係る圧力破砕型保護デバイ
スを備えているので、当該スペーサを用いることによ
り、保護デバイスを後付けする工程を省略できる。ま
た、充電型電池を構成する部品点数が減少し、保護デバ
イスが備えられた充電型電池の製造コストを大きく低減
できる。
【0060】また、本発明に係る充電型電池は、内部電
極板と、正極(若しくは負極)出力電極とを備えた充電
型電池であって、前記内部電極板と前記正極(若しくは
負極)出力電極とを、本発明に係る圧力破砕型保護デバ
イスを介して、電気的に接続している。
【0061】従って、この充電型電池は、過充電等によ
り電池内圧が上昇した場合には、上記内部電極板と正極
(若しくは負極)出力電極との導通が絶たれ、過充電等
をストップできる。この結果、充電型電池の破損や変形
を防げ、さらに信頼性の高い小型化された充電型電池と
なる。
【0062】さらに、本発明に係る携帯型電子機器は、
充電型電池を備えた携帯型電子機器であって、前記充電
型電池は、本発明に係る充電型電池である。
【0063】従って、当該充電型電池を用いた携帯型電
子機器において、破損による液漏れによる故障を防ぎ、
当該携帯型電子機器の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る圧力破砕型保護デバ
イスを採用した充電型電池の概略的分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る圧力破砕型保護デバ
イスに用いられる充電型電池用スペーサの要部の概略的
断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る圧力破砕型保護デバ
イスに用いられる充電型電池用スペーサの要部の概略的
斜視図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る圧力破砕型保護
デバイスに用いられる充電型電池用スペーサの要部の概
略的斜視図とそれに用いられるフィルムシートの概略的
断面図である。
【図5】は本発明の実施の形態に係る圧力破砕型保護デ
バイスに用いられる他の破砕板の概略的底面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る圧力破砕型保護デバ
イスに用いられるその他の破砕板の概略的底面図であ
る。
【図7】従来例である充電型電池の概略的分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
100 充電型電池 200 スペーサ 211 凹部 250 破砕板 260 フィルムシート 270 開孔 300 保護デバイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 誠作 大阪府八尾市北久宝寺1丁目4番33号 ホ シデン株式会社内 Fターム(参考) 5H022 AA02 AA04 CC03 CC12 EE10 KK01 5H028 AA01 CC07 CC08 EE10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部電極板と、正極(若しくは負極)出
    力電極と、異電極を兼ねた外装缶の開口を塞ぐ封口体
    と、前記封口体の下面に備えられる前記封口体と前記内
    部電極板との間の絶縁を図るスペーサとを備えた充電型
    電池に用いられる圧力破砕型保護デバイスであって、 前記スペーサに形成された凹部と、導体部を備えると共
    に前記凹部内に嵌め込められ、前記凹部内に圧力調整室
    を形成する破砕板と、前記スペーサにインサート成形さ
    れ、前記導体部と電気的に接続される一対の端子部と、
    前記スペーサに貼り合わされ前記圧力調整室を密封する
    フィルムシートとを具備しており、前記フィルムシート
    は透光性を有するものであることを特徴とする圧力破砕
    型保護デバイス。
  2. 【請求項2】 内部電極板と、正極(若しくは負極)出
    力電極と、異電極を兼ねた外装缶の開口を塞ぐ封口体
    と、前記封口体の下面に備えられる前記封口体と前記内
    部電極板との間の絶縁を図るスペーサとを備えた充電型
    電池に用いられる圧力破砕型保護デバイスであって、 前記スペーサに形成された凹部と、導体部を備えると共
    に前記凹部内に嵌め込められ、前記凹部内に圧力調整室
    を形成する破砕板と、前記スペーサにインサート成形さ
    れ、前記導体部と電気的に接続される一対の端子部と、
    前記スペーサに貼り合わされ前記圧力調整室を密封する
    フィルムシートとを具備しており、前記スペーサには、
    前記端子部の一部を露出される開孔が開設されており、
    当該開孔にシール剤を充填することで、スペーサを構成
    する樹脂と端子部を構成する導体材料との間の隙間を密
    閉し、前記フィルムシートは、前記開孔をも密閉するこ
    とを特徴とする圧力破砕型保護デバイス。
  3. 【請求項3】 前記シール剤は、加圧状態で開孔に充填
    されることを特徴とする請求項1記載の圧力破砕型保護
    デバイス。
  4. 【請求項4】 前記フィルムシートは、伸縮性を高める
    蛇腹部が形成されていることを特徴とする請求項1、2
    又は3記載の圧力破砕型保護デバイス。
  5. 【請求項5】 圧力破砕型保護デバイスを具備し、電極
    を兼ねた外装缶内に納められた内部電極板と、前記外装
    缶の開口を塞ぐ封口体との間を絶縁を図るための充電型
    電池用スペーサであって、 前記圧力破砕型保護デバイスは、請求項1、2、3又は
    4記載の圧力破砕型保護デバイスであることを特徴とす
    る充電型電池用スペーサ。
  6. 【請求項6】 内部電極板と、正極(若しくは負極)出
    力電極とを備えた充電型電池において、 前記内部電極板と前記正極(若しくは負極)出力電極と
    を、請求項1、2、3、4又は5記載の圧力破砕型保護
    デバイスを介して、電気的に接続したことを特徴とする
    充電型電池。
  7. 【請求項7】 充電型電池を備えた携帯型電子機器にお
    いて、 前記充電型電池は、請求項6記載の充電型電池であるこ
    とを特徴とする携帯型電子機器。
JP10369001A 1998-12-25 1998-12-25 圧力破砕型保護デバイス及び充電型電池用スペ―サ、充電型電池並びに当該充電型電池を用いた携帯型電子機器 Pending JP2000195498A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030052017A (ko) * 2001-12-20 2003-06-26 권기현 차단장치를 내장한 배터리

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