JP2000192906A - 高速比例制御空気式アクチュエ―タ - Google Patents

高速比例制御空気式アクチュエ―タ

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JP2000192906A
JP2000192906A JP10374741A JP37474198A JP2000192906A JP 2000192906 A JP2000192906 A JP 2000192906A JP 10374741 A JP10374741 A JP 10374741A JP 37474198 A JP37474198 A JP 37474198A JP 2000192906 A JP2000192906 A JP 2000192906A
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pneumatic actuator
value
control
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Mitsuru Uchida
充 内田
Hitoshi Hiroshige
仁 廣重
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Klif Co Ltd
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Klif Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、応答時間の短縮化と、動作の安定
化を図れる高速比例制御空気式アクチュエータを提供す
る。 【解決手段】 空気源からソレノイドバルブ6を介して
供給される空気圧により動作して制御対象を駆動するエ
アシリンダ5を備えた高速比例制御空気式アクチュエー
タにおいて、制御対象の現在値を検知する位置検知装置
14と、この位置検知装置14により検知した制御対象
の現在値と、前記制御対象に対して設定される設定値と
の偏差を絶対偏差として検知する絶対偏差検知装置16
と、この絶対偏差検知装置16により検知した絶対偏差
と予め設定した大小比較値との大小を比較する絶対偏差
比較装置17と、この絶対偏差比較装置の比較結果を基
に、絶対偏差の大小の比較結果を基にエアシリンダの動
作速度を制御するエアシリンダスピードコントロール手
段を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的制御信号入
力と、電力及び空気圧で動作する高速比例制御空気式ア
クチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11、図12に従来の空気式アクチュ
エータ付の風量調整ダンパの構成を示す。
【0003】従来の空気式アクチュエータ(アクチュエ
ータ部)は、空気源からの空気をフィルタレギュレータ
10を介してエアシリンダバルブ制御装置9により制御
されるソレノイドバルブ6に供給し、さらにソレノイド
バルブ6からエアシリンダ5に空気を送って、エアシリ
ンダ5によりダンパ部のリンケージ3を駆動してシャフ
ト2に取り付けたダンパ羽根1を開閉するようにしてい
る。
【0004】ダンパ羽根1の開閉位置は、シャフト2に
連結したカップリング4に取り付けた位置検知装置14
により現在値として検知し、検知した現在値と、設定器
13より予め設定した設定値とを現在値/設定値比較装
置15により比較して現在値と設定値との偏差を求め、
エアシリンダバルブ制御装置9に帰還するようになって
いる。
【0005】また、ソレノイドバルブ6によるエアシリ
ンダ5の開方向、閉方向制御は、開方向スピードコント
ローラ7、閉方向スピードコントローラ8により行うよ
うになっている。尚、図11中、11は圧力計、12は
電源装置、27は制御装置である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の空気式アクチュエータの場合、図13に示す特
性図から明らかなように、操作量100%でその応答時
間は特性Eで示すように通常9乃至10秒、早くても特
性Dで示すように5乃至6秒かかっていた。
【0007】電動モータ式アクチュエータに比較すれ
ば、上述した応答時間は決して遅いとはいえないが、従
来の制御方法では空気式アクチュエータに用いるエアシ
リンダ5の特徴である高速応答性を十分に活かし切って
いないという問題がある。
【0008】また、大きな駆動力を必要とする例えば大
型風量調整ダンパでは、空気式アクチュエータが最適で
あるが、大風量を一気に制御したいと言う要求には5乃
至6秒の応答時間では遅すぎるという問題があった。
【0009】さらに、従来の空気式アクチュエータの制
御方法では、応答時間を早くしようとすると、ハンティ
ングが生じる等、動作の安定性が著しく損なわれ、ま
た、動作の安定性を重視すると図13の特性Fで示すよ
うに、応答時間が著しく遅く(15秒程度)なり、高速
応答性と、動作の安定性とを両立させることが極めて困
難である。
【0010】また、風量調整ダンパに空気式アクチュエ
ータを使用すると、制御入力に対する制御量を考慮する
と、ダンパ開度としては制御入力に比例するが、風量と
しては比例しないという問題がある。
【0011】さらに、制御入力に対して制御量として単
体固有の制御出力特性しか有さず、特殊制御量に補正可
能な応用機能を有していないという問題もある。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、応答時間の短縮化と、動作の安定化を図り、か
つ、制御入力に対して所望する制御出力特性を得ること
ができ、より高度で精密な自動制御システムに対応可能
な高速比例制御空気式アクチュエータを提供することを
目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
空気源からソレノイドバルブを介して供給される空気圧
により動作して制御対象を駆動するエアシリンダを備え
た高速比例制御空気式アクチュエータにおいて、制御対
象の現在値を検知する位置検知装置と、この位置検知装
置により検知した制御対象の現在値と、前記制御対象に
対して設定される設定値との偏差を絶対偏差として検知
する絶対偏差検知装置と、この絶対偏差検知装置により
検知した絶対偏差と予め設定した大小比較値との大小を
比較する絶対偏差比較装置と、この絶対偏差比較装置の
比較結果を基に、絶対偏差が大小比較値より大の場合
は、エアシリンダの排気経路を全開にしてエアシリンダ
を全速で動作させ、絶対偏差が大小比較値より小さい場
合はエアシリンダの排気経路を絞って減速させ、現在値
と設定値が一致すると、ソレノイドバルブを閉じてエア
シリンダを停止させるエアシリンダスピードコントロー
ル手段を設けたことを特徴とするものである。
【0014】請求項1記載の発明によれば、現在値と、
設定値との絶対偏差を利用し、応答時間の短縮化と、動
作の安定化を図り高速動作が可能な高速比例制御空気式
アクチュエータを提供できる。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の高
速比例制御空気式アクチュエータにおいて、前記制御対
象に対して設定される設定値を、前記制御対象の動作特
性に応じて補正可能なリニアライザを有することを特徴
とするものである。
【0016】請求項2の構成によれば、請求項1記載の
比例制御空気式アクチュエータの作用に加えて、制御入
力に対して単なる比例制御出力だけでなく、種々の非直
線性の制御出力を得て制御多対象を制御でき、用途の拡
大を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
1乃至図9を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の実施の形態の比例制御空
気式アクチュエータ付の制御対象として風量調整ダンパ
の要部構成を示すブロック図、図2は風量調整ダンパの
機械系及び空気系の主要部の構成を示すブロック図であ
る。
【0019】尚、図1、図2に示す比例制御空気式アク
チュエータ付の風量調整ダンパにおいて、図11、図1
2に示す空気式アクチュエータと同一の機能を有する要
素には同一の符号を付して示す。
【0020】本実施の形態の比例制御空気式アクチュエ
ータ付の風量調整ダンパは、図1、図2に示すように、
ダンパ羽根1を開閉させるシャフト2、リンケージ3、
エアシリンダ5を使用している。
【0021】この風量調整ダンパを作動するために必要
な圧力空気を、外部に設けた空気源からフィルタレギュ
レータ10に送って清浄にし、また、一定圧力空気に調
整してソレノイドバルブ6に供給する。また、圧力計1
1により空気圧を確認するようになっている。
【0022】さらに、電源装置12により風量調整ダン
パの作動に必要な電力を供給するようになっている。
【0023】また、外部に配置された設定器13により
例えば前記ダンパ羽根1のダンパ開度の設定を行うと、
リニアライザ21を経て設定値が現在値/設定値比較装
置15に送られるようになっている。
【0024】一方、カップリング4及び位置検知装置1
4により、ダンパ開度の現在値が検知され、現在値/設
定値比較装置15に送られるようになっている。
【0025】尚、ダンパ開度の現在値を検知する位置検
知装置14としては、例えばポテンショメータ、アブソ
リュートエンコーダ等を使用することができる。
【0026】現在値/設定値比較装置15による比較結
果において、現在値が設定値より小さい場合には、エア
シリンダバルブ制御装置9によりソレノドバルブ6を作
動させてエアシリンダ5を開方向に動作させ、現在値と
設定値が等しくなるとその位置で停止させる。
【0027】また、現在値が設定値より大きい場合に
は、エアシリンダバルブ制御装置9によりソレノドバル
ブ6を作動させてエアシリンダ5を閉方向に動作させ、
現在値と設定値が等しくなるとその位置で停止させる。
【0028】本実施の形態においては、従来例の構成に
加えて、絶対偏差検知装置16、絶対偏差比較装置1
7、スピードコントローラバルブ制御装置18、開方向
ソレノドバルブ19、閉方向ソレノドバルブ20からな
るエアシリンダスピードコントロール手段を設置して高
速作動と動作の安定化を図るものである。
【0029】即ち、現在値と設定値の偏差が大きい場合
には、エアシンンダ5の排気を絞らず全速で作動させ、
偏差が小さくなった時点で開方向スピードコントローラ
7、閉方向スピードコントローラ8によりエアシンンダ
5の排気を絞り、ブレーキをかけながら現在値と設定値
の一致点で停止させるものである。
【0030】しかし、現在値と設定値との偏差を検知す
る場合、現在値が設定値よりも大きかったり逆に設定値
が現在値よりも大きかったりするので、単純に減算器を
用いると偏差がプラスになったりマイナスになったりし
て比較するうえで不都合を生じる。
【0031】そこで、図4に示す絶対偏差検知装置16
により現在値と設定値との絶対偏差を検知するようにし
た。
【0032】絶対偏差検知装置16は、オペアンプ、抵
抗、ダイオード、コンデンサ等を使用して構成した差動
増幅減算器22及び全波整流器23により構成され、設
定値入力V2 と現在値入力V1 との差(V2 −V1
を、図5に示す出力V3 として得るようになっている。
【0033】また、全波整流器23を使用し、出力V3
を入力とした場合の図6に示す出力Voutを得るよう
になっている。
【0034】この全波整流器23の出力Voutの信号
を、絶対偏差比較装置17に入力し、予め設定した大小
比較値で比較を行い、比較大の場合は、スピートコント
ローラバルブ制御装置9により開方向ソレノイドバルブ
19、閉方向ソレノイドバルブ20の双方とも作動させ
ず、エアシリンダ5の排気経路を全開にしてエアシリン
ダ5を全速で動作させる。
【0035】比較小になると、開方向の場合は開方向ソ
レノイドバルブ19、開方向スピートコントローラ7が
動作し、閉方向の場合は閉方向ソレノイドバルブ20、
閉方向スピートコントローラ8が動作し、エアシリンダ
5の排気経路を絞り、エアシリンダ5の作動にブレーキ
をかける。
【0036】現在値と設定値が一致すると、ソレノイド
バルブ6が閉じてエアシリンダ5の両方向の空気を封じ
て停止させる。
【0037】この場合、機械的慣性のために、必ずしも
現在値と設定値が一致したところでエアシリンダ5が停
止するとは限らず、オーバランすることがある。
【0038】しかし、本実施の形態では偏差を絶対値と
してとらえているので、オーバランした場合も比較小の
範囲では確実にブレーキがかかり、減衰特性を示しハン
ティングを生じさせないで短時間で収斂する。
【0039】本実施の形態の応答特性の1例を図3に示
す。
【0040】例えば、幅1500mm、高さ500mm
からなる風量調整ダンパでの応答実測平均値は1.07
秒となり、幅1500mm、高さ1300mmからなる
風量調整ダンパでの応答実測平均値は1.73秒となっ
た。
【0041】これにより、本実施の形態の場合には、図
13に示す従来例の場合よりもはるかに早い時間で収斂
することが明らかである。
【0042】比較大、比較小の設定、即ち、開方向スピ
ートコントローラ7、閉方向スピートコントローラ8が
作動する範囲は、電気的に調整可能としてあり、さら
に、開方向スピートコントローラ7、閉方向スピートコ
ントローラ8も機械的に絞り調整が可能であるため、制
御系の機械的慣性モーメントの程度に応じて両方を適度
に調整することで高安定、高速作動が可能となる。
【0043】一方、従来の方法では、常に開方向スピー
ドコントローラ7又は閉方向スピードコントローラ8が
動作して、エアシリンダ5の排気を絞り動作の安定化を
図っているため、図13に示すように応答を早める、即
ち、開方向スピードコントローラ7又は閉方向スピード
コントローラ8の絞りを緩めてエアシリンダの排気を多
くすると、応答性はよくなるが特性Dに示すように安定
性が悪くなってしまう。 例えば、開方向スピードコン
トローラ7又は閉方向スピードコントローラ8の絞り量
を適度に調整しても、幅1600mm、高さ600mm
からなる風量調整ダンパでの応答実測平均値は図13の
特性Eに示すように10秒もかかってしまう。
【0044】本実施の形態では、風量調整ダンパに高速
比例制御空気式アクチュエータを付けたものについてそ
の構成、作用を説明したが、この高速比例制御空気式ア
クチュエータは、風量調整ダンパに限らずあらゆる制御
装置に適用可能である。
【0045】次に、本実施の形態における前記リニアラ
イザ21に付いて図7乃至図10を参照して説明する。
【0046】このリニアライザ21は、図7に示すよう
に、A−D変換器24、EP−ROM(メモリ)25、
D−A変換器26によるディジタル式リニアライザであ
る。例えば風量調整ダンパにおいては、図8の特性Aで
示すように、ダンパ開度の設定値に対する制御量(風
量)は比例しない。
【0047】ダンパ開度が50%であれば、風量も50
%と推定しがちであるが、ダンパ羽根1の形状、ダンパ
の種類(丸形、角形、羽根の数の多少等)によって特性
Aは変化する。
【0048】そこで、リニアライザ21により特性Bの
ような補正を行うと、特性Cで示すように設定値と制御
量(風量)が比例するようになり、風量制御システムと
して好都合である。
【0049】また、図9に示すように、設定値に対して
制御量、即ち例えばダンパ開度の上限設定、下限設定等
も可能である。
【0050】本実施の形態では、図7に示すように、設
定値入力(アナログ信号)VinをA−D変換器24に
より、8ビットのディジタル信号に変換する。8ビット
では、0乃至255区分の分解能となり、EP−ROM
25では、入力ディジタル信号A0 乃至A7 に対して補
正変更をしたり意味付けを持たせた出力ディジタル信号
0 乃至D7 に置き換えることができる。
【0051】即ち、図10に示すように、10進数で
「13」という信号が入ったときに、10進数で「1
5」という信号を出力するように変更記憶することがで
きる。
【0052】また、ディジタル信号A8 乃至A11(S
L)により15通りのリニアパターンを選択し記憶する
ことができ、最適なパターン選んで使用することができ
る。
【0053】このディジタル信号をD−A変換器26で
アナログ信号に変換し、最終的にはリニアライザ出力V
oを得る。
【0054】尚、リニアライザ21の例として、ディジ
タル式リニアライザについて説明したが、この他にアナ
ログ式のダイオード折線近似回路方式やべき級数展開近
似回路方式を使用することも可能である。
【0055】このように、リニアライザ21を使用する
ことにより、複雑な制御システムを簡略化してより洗練
された制御を実行できるようになり、また、アクチュエ
ータとしての用途の拡大を図れる。
【0056】さらに、現場では、使用条件に合わせた整
合補正が可能であるため、本実施の形態のリニアライザ
21の利用価値は高い。
【0057】尚、リニアライザ21は高速比例制御空気
式アクチュエータに限らず、電力使用の一般的なアクチ
ュエータにも適用可能である。
【0058】本実施の形態の高速比例制御空気式アクチ
ュエータによれば、従来例と比較してはるかに速い応答
性と、高い安定性を得ることが可能となる。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、速い応答
性と、高い安定性を得ることが可能となる高速比例制御
空気式アクチュエータを提供できる。
【0060】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果を奏するとともに、より複雑化精密化す
る制御システムにおいて、簡略な構成で速い応答性と、
高い安定性を得ることができ広範な用途に対応し得る高
速比例制御空気式アクチュエータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の比例制御空気式アクチュ
エータ付の風量調整ダンパの要部構成を示すブロック図
である。
【図2】本実施の形態の比例制御空気式アクチュエータ
付の風量調整ダンパの機械系及び空気系の主要部の構成
を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の比例制御空気式アクチュエータ
付の風量調整ダンパの応答性能を例示的に示す特性図で
ある。
【図4】本実施の形態の比例制御空気式アクチュエータ
の絶対偏差検知装置を例示的に示すブロック図である。
【図5】本実施の形態の比例制御空気式アクチュエータ
の差動増幅減算器の入出力特性を示す図である。
【図6】本実施の形態の比例制御空気式アクチュエータ
の全波整流器の入出力特性を示す図である。
【図7】本実施の形態の比例制御空気式アクチュエータ
のリニアライザの構成を例示的に示すブロック図であ
る。
【図8】本実施の形態の比例制御空気式アクチュエータ
のリニアライザを用いた場合の設定値と制御量との関係
を示す特性図である。
【図9】本実施の形態の比例制御空気式アクチュエータ
のリニアライザを用いた場合の制御量の上限設定、下限
設定を示す特性図である。
【図10】本実施の形態の比例制御空気式アクチュエー
タのリニアライザの8ビット信号の入力、出力の例を示
す図である。
【図11】従来の実施の形態の比例制御空気式アクチュ
エータ付の風量調整ダンパの要部構成を示すブロック図
である。
【図12】従来の実施の形態の風量調整ダンパの機械系
及び空気系の主要部の構成を示すブロック図である。
【図13】従来の実施の形態の風量調整ダンパの応答性
能を例示的に示す特性図である。
【符号の説明】
1 ダンパ羽根 2 シャフト 3 リンケージ 4 カップリング 5 エアシリンダ 6 ソレノドバルブ 7 開方向スピードコントローラ 8 閉方向スピードコントローラ 9 エアシリンダバルブ制御装置 10 フィルタレギュレータ 11 電源装置 12 圧力計 13 設定器 14 位置検知装置 15 現在値/設定値比較装置 16 絶対偏差検知装置 17 絶対偏差比較装置 18 スピードコントローラバルブ制御装置 19 開方向ソレノドバルブ 20 閉方向ソレノドバルブ 21 リニアライザ 22 差動増幅減算器 23 全波整流器 24 A−D変換器 25 EP−ROM 26 D−A変換器 27 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05D 3/12 306 G05D 3/12 306G // G05D 7/06 7/06 Z Fターム(参考) 3H089 CC01 DB13 DB45 DB47 DB48 DB49 EE31 EE36 FF03 FF07 GG03 3H106 EE04 FB43 KK04 5H004 GA03 HA07 HB03 HB07 JA11 JB19 KA03 KA42 KA53 KA54 LA17 LA19 LB05 MA05 MA34 5H303 BB06 BB11 CC05 DD08 DD26 FF04 GG04 HH05 KK01 KK08 KK35 MM02 5H307 AA18 BB02 CC03 DD04 EE04 EE07 ES02 GG06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気源からソレノイドバルブを介して供
    給される空気圧により動作して制御対象を駆動するエア
    シリンダを備えた高速比例制御空気式アクチュエータに
    おいて、 制御対象の現在値を検知する位置検知装置と、 この位置検知装置により検知した制御対象の現在値と、
    前記制御対象に対して設定される設定値との偏差を絶対
    偏差として検知する絶対偏差検知装置と、 この絶対偏差検知装置により検知した絶対偏差と予め設
    定した大小比較値との大小を比較する絶対偏差比較装置
    と、 この絶対偏差比較装置の比較結果を基に、絶対偏差が大
    小比較値より大の場合は、エアシリンダの排気経路を全
    開にしてエアシリンダを全速で動作させ、絶対偏差が大
    小比較値より小さい場合はエアシリンダの排気経路を絞
    って減速させ、現在値と設定値が一致すると、ソレノイ
    ドバルブを閉じてエアシリンダを停止させるエアシリン
    ダスピードコントロール手段を設けたこと、を特徴とす
    る高速比例制御空気式アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記制御対象に対して設定される設定値
    を、前記制御対象の動作特性に応じて補正可能なリニア
    ライザを有することを特徴とする請求項1記載の高速比
    例制御空気式アクチュエータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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