JP2000191845A - 自動車ケ―ブルの絶縁性保護のための耐火性、低発煙性、無ハロゲン性ポリオレフィン配合物 - Google Patents

自動車ケ―ブルの絶縁性保護のための耐火性、低発煙性、無ハロゲン性ポリオレフィン配合物

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JP2000191845A
JP2000191845A JP10373199A JP37319998A JP2000191845A JP 2000191845 A JP2000191845 A JP 2000191845A JP 10373199 A JP10373199 A JP 10373199A JP 37319998 A JP37319998 A JP 37319998A JP 2000191845 A JP2000191845 A JP 2000191845A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】(a)エチレン、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、またはエチレン−プロピレン、およびカルボン
酸の(C2〜C6)ビニルエステルの共重合体やターポリ
マーと低密度ポリエチレンとを含んでなる協働混合物
と、(b)約80〜400phrの水和無機充填剤と、
(c)約0.5〜5phrのアルコキシシランと、(d)
約1〜約8phrの硬化剤と、(e)約0.35〜約8phr
の三重潤滑組成物と、(f)約1〜約8phrの酸化防止
剤とを含んでなるポリオレフィン配合物。 【効果】耐火性に優れ、ハロゲンを用いないので安全性
が高く、カーボンブラック充填剤を用いないので着色で
きるため、実用性が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルおよび導
電体を隔離かつ被覆する化合物への適用のための、加硫
性および無ハロゲン性ポリオレフィン混合物における、
低発煙性および耐火性という特徴の促進に関する。
【0002】
【従来の技術】耐火性および低発煙性重合体という化合
物の主な用途の一つは、ケーブルおよび導電体に対する
絶縁としてであり、その主な目的は、より優れた安全性
の条件を、とりわけ火災の危険がある条件での、ケーブ
ルの操作に導入することであり、また該組成物の物理的
特性および熱安定性は、操作条件下で低下してはならな
い。 該組成物は、低圧1次ケーブル、すなわちSAE
−J−1128、およびULによるULケーブル125
℃についての規格によれば、約0.25〜約0.38mm
(10〜15ミル)の範囲内の薄い厚さで、ケーブルお
よび導電体に対する絶縁として塗布される。該組成物
は、化学的および電気的な物理機械的加工性のような主
要な特性と、耐火性、低毒性および低発煙性との優れた
均衡を示す。
【0003】例えば米国特許第5,256,488号明細書に
は、耐火性を改良する、蒸気加硫後も銅の導体の光沢を
変色または除去しない、ケーブル絶縁用組成物が記載さ
れている。この発明では、これらの特徴が得られるが、
ペンタエリトリトールβ−アルキルチオプロピオネート
や、立体障害を有するフェノールのような異なる酸化防
止剤の低い充填剤との、ビニルエチレンエステルおよび
アルキルエチレンアクリレートに基づく異なる共重合体
の混合物を用いてである。
【0004】米国特許第5,412,012号明細書には、やは
り絶縁性組成物が記載されている。その主な特徴は、金
属導体への接着を改良することであり、その組成は、前
記特許のそれに類似し、唯一の違いは、チオジエチレン
ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシヒド
ロ桂皮酸)化合物を含む酸化防止剤の混合物を用いるこ
とである。
【0005】メキシコ国特許第162,481号明細書には、
エチレンとカルボン酸ビニルエステルとの共重合体、お
よびアクリレート混合物に基づく難燃性ポリオレフィン
で製造された絶縁材料が請求されているが、この材料
は、ハロゲン化された材料および三酸化アンチモンを含
み、望ましくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、下記
の必要条件を満たす重合体組成物を提供することであ
る。・SAE−J−1128の規格による耐火性、 ・フランス国NFF−16−101の規格による低い酸
性度の発煙レベル、および毒性の気体、 ・IEC−754−1/2の規格による低い酸性度、 ・下記の期間、すなわち、125℃および135℃で3,
000時間、158℃で160時間、および165℃で2
4日の間の125℃、135℃、158℃および165
℃のオーブン熟成温度に耐えるのに充分な熱安定性、 ・下記の範囲、すなわち、両端を含む600〜5,000ボ
ルトの範囲内の稼動電圧のための電気的特性、 ・下記の温度レベルおよび浸漬期間、すなわち、50℃
で24時間、121℃で168時間、70℃で168時
間、150℃で100時間の下でのIRM−902によ
る耐油性、 ・酸および塩基に対する耐性(HClおよびNaOH、
それぞれ1規定)、 ・TXL、SXLおよびGXL型の自動車用ケーブルで
のSAE−J−1128による穿刺耐性、 ・SAE−J−1128による流体抵抗、 ・該重合体組成物は、銅を変色させたり、または汚損し
たりしてはならず、その硬化を実施する際に、色相変化
を誘発してはならない。 ・該組成物は、これらの組成物を高いライン速度で、混
合かつ押出しするための優れた流体力学的特徴を示さな
ければならない。
【0007】該組成物を開発したとき得られる主な利点
は、(a)ハロゲンに基づく耐火性材料を用いないこと
で、火災の際に発生するハロゲン化水素に基づく気体と
接触する潜在的危険性を排除すること、(b)カーボン
ブラック充填剤を用いないことで、着色できる組成物が
得られること、および(c)三酸化アンチモンを用いな
いことで、ハロゲン化された成分の使用が回避されるこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下、本発明をより詳し
く説明するが、これは言うまでもなく、その範囲を限定
するものではない。
【0009】125℃のケーブル操作温度で、3,000時
間の長期熟成、および165℃の温度での短期熟成の際
に、炎の伝播に対する耐性、低い発煙性、および高い熱
安定性を有する重合体組成物は、熱安定性、耐火性およ
び低発煙性を顕著に改良する一連の活性成分とともに、
エチレンと脂肪族カルボン酸のビニルエステルとの共重
合体のみに、または他の一連のポリオレフィンとの併用
に基づく。化合物の量は、樹脂、または該樹脂と関与す
る他の樹脂との合計の100部あたりの部で表わされ
る。
【0010】配合物の成分を下記に説明する。
【0011】エチレン共重合体 本組成物の重合体成分は、エチレンと脂肪族カルボン酸
のビニルエステルとの共重合体である。ビニルエステル
は、(C2〜C6)脂肪族カルボン酸のビニルエステル、
例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、
ペンタン酸ビニルまたはヘキサン酸ビニルであることが
できる。本発明で、用いる共重合体は、エチレンおよび
酢酸ビニル(EVA)重合体であって、重合体組成物中
に約6〜約90%、好ましくは約9〜約45%、特に約
9〜約28%の酢酸ビニルの比率で重合体組成物に含ま
れることができ、残余はエチレンである。エチレン、酢
酸ビニル、および他の種類の重合できるオレフィン性単
量体のターポリマーを用いることができる。一般的に
は、第三の単量体が存在すると、それは、全重合体組成
物の15%以下を占めることになる。
【0012】ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−プロピレン共重合体、およびターポリマーのような他
の種類の重合体を用いることもできる。低密度ポリエチ
レンおよび低密度線状ポリエチレンは、主としてその比
率が、全重合体組成物に対して30%以下から変動した
ときに、均一で許容できる混合物を促進するために、1
0分間あたり、0.5〜20gの範囲内のメルトインデ
ックスを保有しなければならない。
【0013】エチレン共重合体および混合物は、10分
間あたり、0.1〜7gの範囲内のメルトインデックス
を保有しなければならない。EVA共重合体は、一般的
には、10分間あたり、0.5〜5gのメルトインデッ
クスを保有しなければならない。
【0014】水和無機装填物 本発明に用いる充填剤は、化学的にはアルミナ水和物
(Al23・3H2OまたはAl(OH)3)、マグネシ
ア水和物、ケイ酸カルシウム水和物および炭酸マグネシ
ウム水和物として公知の、水和無機充填剤である。これ
らの化合物のうちでは、アルミナ水和物が、最も多用さ
れる。この種の充填剤中に存在する水和の水は、該重合
体組成物の燃焼工程の間に放出されることができなけれ
ばならない。これらの充填剤の使用は、得ようとする難
燃性のレベルと、該重合体組成物がその比率を高める際
に到達する粘度とに、基本的に左右されることになる。
【0015】該無機充填剤の水和水は、化学的結合であ
り、吸熱反応を通じて放出されるため、これらの充填剤
は、重合体組成物に耐火性を与えるのに用いられる。こ
れらの充填剤はもとより、ハロゲンに基づくその他の種
類の充填剤も、同じ耐火性の特徴を重合体組成物に与え
ることができる。充填剤の粒子は、最も有利な重合体組
成物の加工性の条件を達成し、最終的製品の必要条件を
満たすのに必要な物理機械的な耐火性や化学的特徴を達
成するのに必要である、流体力学的特徴に一致しなけれ
ばならない。
【0016】シラン化合物 本発明のためには、様々なアルコキシシランを用いて、
そのうちのいずれがこの種の重合体組成物に最も適する
かを決定した。用いようとする的確な種類はもとより、
アルコキシシランの比率を決定することは、これを首尾
良く選ばなければ、該組成物の最終的特性に不都合な影
響を及ぼすことから、重要である。
【0017】用いたアルコキシシランは、ビニルトリメ
トキシエトキシシラン、フェニルトリス(2−メトキシ
エトキシ)シラン、メチルトリエトキシシラン、エチル
メチルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、ジメチ
ルジエトキシシラン、エチルトリメトキシシランおよび
ビニルトリメトキシシランであった。
【0018】重合体組成物に最良の特性を与えるので特
に好適であるアルコキシシランは、下記のとおりであ
る。
【0019】*ビニルトリメトキシエトキシシラン(そ
の式は下記のとおりである):
【0020】 H2C=CHSi(OCH2CH2OCH33
【0021】ビニルトリエトキシ(その式は下記のとお
りである):
【0022】H2C=CHSi(OCH2CH33
【0023】アルコキシシランの比率は、0.5〜5ph
rであった。
【0024】硬化剤 エチレンと酢酸ビニルとに基づく組成物は、慣用の硬化
手順、例えば熱および放射線の手順を用いて架橋結合さ
せることができる。本発明に用いられる硬化剤は、有機
過酸化物、過酸化ジクミル、およびα,α’−ビス(テ
ルブチルペルオキシ)ジイソプロピルベンゼンであっ
て、本発明には、最後のものを用いた。硬化剤の比率
は、1〜8phrであった。有機過酸化物の活性化は、架
橋結合工程の間に開始し、炭素−炭素鎖の三次元マトリ
ックス中に、エチレンと酢酸ビニルとの重合体鎖間の化
学的結合を生成した。本発明において、化学的架橋結合
を実施するには、遊離基を発生するその他の硬化剤を用
いることも可能である。硬化剤を選ぶには、混合物およ
び押出し工程の際の望ましくない問題を避けるために、
該薬剤の分解温度を勘案することが必要である。用いよ
うとする硬化剤の量または比率は、最終用途の種類に基
づいて規定されることになるが、それは、配合物中の硬
化剤の含有量の増加に応じて、下記の特性が向上または
低下することになるからである。
【0025】*オーブン内での長期および短期の熟成後
の、かつ90℃、125℃および135℃の操作温度の
下での、より高いか、またはより低い熱安定性。
【0026】*より高いか、またはより低い発火耐性や
耐火性。
【0027】*化学的流体の侵食に対する、より高い
か、またはより低い耐性。
【0028】*より高いか、またはより低い耐油性
【0029】*自動車での使用における、より高いか、
またはより低い耐摩耗性
【0030】*より高いか、またはより低い絶縁耐力の
耐性
【0031】*より高いか、またはより低いピンチ耐性
【0032】*より高いか、またはより低い耐水性、す
なわち、重合体組成物への吸水による電気的特性の利得
または損失
【0033】工程助剤 本発明に用いる工程助剤は、組成物を用意に混合、また
は調製、または押し出し、または形成できるように選ん
だ。したがって、本発明の目的である工程添加物は、重
合体組成物の混合、または押出しを可能にする優れた流
体力学的特性を得るためのものである。本発明の三重潤
滑組成物は、下記の要素で構成されている。
【0034】*8〜22個の炭素原子を有する飽和や不
飽和脂肪族カルボン酸を意味する脂肪酸または脂肪酸誘
導体、例えば、ステアリン酸、カプロン酸、イソステア
リン酸、ラウリン酸およびステアリン酸カルシウム(こ
のリストの最後のものは、優れた流体力学的特性を促進
できるため、特に好適である)。
【0035】*低分子量シリコーン油(金属表面に対す
る組成物のSAE−J−1128の仕様に合致するのに
要する接着の程度を制御する優れた促進剤である)。そ
の量または比率は、望ましくない接着の結果があり得る
ため、慎重に選ばなければならない。
【0036】*好ましくは、該三重組成物を補うために
微晶質ろう、またはパラフィンを用いることができる。
【0037】各系に用いられる脂肪酸対シリコーン油の
比率は、約1:1〜約1:6、好ましくは約1:3でな
ければならない。また、パラフィン対脂肪酸の比率に関
しては、約1:1〜約1:6、好ましくは約1:3でな
ければならない。該三重潤滑組成物の総量は、全重合体
組成物の約0.25〜約8phrでなければならない。
【0038】酸化防止剤 本発明を実施するには、非常に様々な酸化防止剤、例え
ば、1,2−ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリ
ン、または3,3’−チオジプロピオン酸ジステアリル
(DSTDP)、二亜リン酸ビス(2,4−ジ−テルブ
チル)ペンタエリトリトール、二亜リン酸トリス(2,
4−ジ−テルブチル)ペンタエリトリトール、亜リン酸
トリス(2,4−ジ−テルブチルフェニル)、2−メル
カプトトルイルイミダゾール亜鉛の塩、ビス(2,5−
ジ−テルブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン
酸2,2’−チオジエチル 、2,2’−チオビス−
(6−テルブチル−p−クレゾール)、および3,3’
−チオジプロピオン酸ジラウリルのような立体障害を有
するフェノールの組合わせを用いた。
【0039】ジ−アルキル−チオ−ジプロピオン酸塩と
障害を有するフェノールとの組合わせは、非常に効果的
な熱安定性を与えるが、蒸気硬化に際しては、これらの
組合わせは、銅の変色、または該変色の性質の汚損、ま
たはこの種の酸化防止剤の鎖に含まれた硫黄に基本的に
よる汚損を示すという短所がある。この銅の汚損は、切
断または溶接の用途の自動化系での問題を招きかねな
い。これらの系で生じるその他の問題は、該組成物を加
硫したならば、色の濃縮物で既に着色された組成物の変
色または変化であって、この問題の考え得る原因は、主
として、この種の酸化防止剤の主鎖に含まれた硫黄原子
による。
【0040】本発明では、3,000時間の間の12℃およ
び135℃の連続稼動温度、または165℃で240時
間の間のオーブン内での熟成に耐え得る酸化防止剤を用
いた。基本的には、本発明は、従来の必要条件を満たす
ことができる酸化防止剤のパッケージの使用、ならびに
用いた酸化防止剤が銅を変色させるか、もしくは汚損す
るか、または該酸化防止剤を含有する重合体組成物の蒸
気による、着色化合物の加硫の際の色相を変えることを
回避することを企図している。
【0041】本発明に特に好適な酸化防止剤は、 *下記の式の2−メルカプトトルイルイミダゾール:
【0042】
【化1】
【0043】*下式のビス(3,5−ジ−テルブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸2,2’−チオ
ジエチル。
【0044】
【化2】
【0045】重合体組成物の量または比率は、好ましく
は、約1〜8phrである。
【0046】配合物調製の例 これまで説明した成分は、すべて、広範囲の比率内で変
化させることができる。本発明の重合体組成物の重要な
一面は、水和無機充填剤を有するビニルアルコキシシラ
ンと、用いた重合体の混合物の混合、または重合体組成
物の製造工程の際に用いられる重合体の混合物との相互
作用である。シランの不適切な用量、または0.85〜
3.0phr未満の量は、水和無機充填剤に対する表面処
理を与えるのに不充分であることがある。この範囲を超
える量は、材料の加硫後の物理機械的特性に関して、望
ましくない効果を生じる。
【0047】
【実施例】実施例1 前記に従って、本発明の配合物を調製した。エチレン
と、酢酸ビニルに基づくポリオレフィン(VA28%、
および10分間あたり2.5gのメルトインデックス)
を、10分間あたり、2gのメルトインデックスを有す
る低密度ポリエチレンと混合した。下記の比較配合物を
用いて、改良された耐火性の特徴はもとより、低い発煙
性、低い酸性度、および低い毒性の特徴も、立証され
た。
【0048】 成分 配合1(phr) 配合2(phr) EVA共重合体 70 70 低密度ポリエチレン 30 30 アルミナ三水和物 125 135 ビニルトリメトキシエトキシシラン 1.5 1.5 ステアリン酸カルシウム 2 2 シリコーン油 3 3 2−メルカプトトルイルイミダゾール 亜鉛の塩 2 2 立体障害を有するフェノール 1 1 α,α’−ビス(テルブチルペルオキシ) ジイソプロピルベンゼン 2.5 2.5
【0049】用いた立体障害を有するフェノールは、
(3,5−ジ−テルブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオン酸2,2’−チオジエチルであった。
【0050】化合物は、公知の方法に従って調製した。
【0051】測定した特性は、SAE−J−1128の
規格による耐火性;IEC−754−1/2の規格によ
る酸性度;NFF−16−101の規格による発煙指数
であった。
【0052】評価後に得られた結果は、下記のとおりで
あった。 特徴 単位 配合1 配合2 炎の伝播 s 15 1 酸性度 % 0.45 0.1 NBSチェンバー Dm 324 227 VOF4 102 16 毒性指数 5.3 3.5 発煙指数 9.29 4.7
【0053】結果は、良好であり、該材料は、自動車工
業に対するフランス国規格NFF−16−101による
FOクラスに属し得ることを示している。
【0054】FOの分類は、極めて低い発煙性、酸性度
および毒性レベルを示す材料に対してである。
【0055】これにより、この種の成分を有する重合体
組成物は、ハロゲン化化合物と置き換えられること、お
よびこれらは、自動車工業に適用できることが示され
た。
【0056】この種の組成物の作動電圧は、ASTM−
D−150によれば、600〜5,000ボルトである。
【0057】得られた結果は、下記のとおり、すなわ
ち、1,000Hzでの誘電率:2.86であって、1,000Hzで
の散逸率:0.00345であった。
【0058】実施例1を繰返し(配合2)。唯一の変更
は、ビス(3,5−ジ−テルブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオン酸2,2’−チオジエチルが、異な
る試験温度(125℃および165℃)での短期(24
0時間)、および長期(3,000時間)のオーブン熟成に
耐えられることを立証する比較研究を実施するために、
酸化防止剤の量、およびテトラメチレン(3,5−テル
ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナマート)メタンを
酸化防止剤として用いたことであった。
【0059】測定した特性は、引張強さ、および破損ま
での伸び、引張強さの保持、および破損までの伸び、1,
000Hzでの誘電率、ならびに1,000Hzでの散逸率であっ
た。
【0060】組成物は、ケーブルの実施例の要約に記載
されているものに従って調製した。
【0061】結果を下記の表に示す。
【0062】 特徴 単位 実施例1 実施例2 引張強さ psi 2,756 2,658 破損までの伸び % 278 280 125℃で3,000時間のオーブン熟成 引張強さ psi 3,013 3,856 破損までの伸び % 76.5 2.3 165℃で240日間のオーブン熟成 特徴 単位 実施例1 実施例2 保持された引張強さ % 103 58 破損までの伸び % 95 27 1,000Hzでの誘電率 3.78 3.91 1,000Hzでの散逸率 0.0123 0.00897 酸素指数 % 27 27.5
【0063】得られた結果は、ビス(3,5−ジ−テル
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸2,
2’−チオジエチルの使用が、優れた熱安定性を生じる
ことを示している。その結果、実施例1の重合体組成物
は、該材料を加硫したら、銅を変色または汚損させない
ことが観察され、また、該材料の本来の色相は、加硫さ
れたら変化しないことも認められた。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/13 C08K 5/13 5/14 5/14 5/3432 5/3432 5/3445 5/3445 5/36 5/36 5/524 5/524 5/5415 5/54 B C08L 23/10 C08L 23/10 23/16 23/16 31/04 31/04 S 83/04 83/04 91/06 91/06 H01B 3/44 H01B 3/44 F (72)発明者 フェルナンド ラバスティダ サンチェス メキシコ国 クロ ケレタロ 76120 フ ーリカ パルク インデュストリアル カ ル・ア エセ・エレ・ペ カ・エメ 9・ 6 (72)発明者 アルフォンソ ペレス サンチェス メキシコ国 クロ ケレタロ 76120 フ ーリカ パルク インデュストリアル カ ル・ア エセ・エレ・ペ カ・エメ 9・ 6 Fターム(参考) 4J002 AE033 AE053 BB051 BF011 BF021 CP032 DE076 DE146 DE236 DJ006 EG019 EK038 EU050 EV090 EV340 EW040 EX037 FD016 FD070 FD148 FD179 GQ01 5G305 AA02 AA14 AB01 AB24 AB25 AB32 AB35 AB36 BA15 BA24 CA01 CA04 CA06 CA51 CB03 CB11 CB13 CB14 CB15 CB19 CB25 CB26 CB27 CC03 CD08 CD09 CD13 DA23

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルおよび導電体の絶縁と保護との
    ための耐火性、低発煙性かつ無ハロゲン性ポリオレフィ
    ン配合物であって、(a)エチレン/(C2〜C6)ビニ
    ル酸エステルおよび低密度ポリエチレンを、任意には追
    加のポリエチレン、ポリプロピレン、またはそれらの共
    重合体/ターポリマーとともに含んでなる協働混合物
    と、(b)約80〜400phrの水和無機充填剤と、
    (c)約0.5〜5phrのアルコキシシランと、(d)
    約1〜約8phrの硬化剤と、(e)(1)8〜22個の
    飽和炭素原子の脂肪酸および/または脂肪酸誘導体、
    (2)低分子量シリコーン油、ならびに(3)微晶質の
    ろうまたはパラフィンよりなる三成分潤滑混合物を含む
    約0.35〜約8phrの添加物と、(f)約1〜8phrの
    酸化防止剤とを含む配合物。
  2. 【請求項2】 ビニルが、酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
    ニル、酪酸ビニル、ペンタン酸ビニルおよびヘキサン酸
    ビニルよりなる群から選ばれた、請求項1記載の耐火
    性、低発煙性かつ無ハロゲン性ポリオレフィン配合物。
  3. 【請求項3】 アルコキシシランが、ビニルトリメトキ
    シ[エトキシ]シラン、フェニルトリス(2−メトキシ
    エトキシ)シラン、メチルトリエトキシシラン、エチル
    メチルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、ジメチ
    ルジエトキシシラン、エチルトリメトキシシランおよび
    ビニルトリメトキシシランよりなる群から選ばれた、請
    求項1記載の耐火性、低発煙性かつ無ハロゲン性ポリオ
    レフィン配合物。
  4. 【請求項4】 硬化剤が、有機過酸化物、過酸化ジクミ
    ルおよびα,α’−ビス(テルブチルペルオキシ)ジイ
    ソプロピルベンゼンよりなる群から選ばれた、耐火性、
    低発煙性かつ無ハロゲン性ポリオレフィン配合物。
  5. 【請求項5】 添加物が、三重潤滑組成物である、請求
    項1記載の耐火性、低発煙性かつ無ハロゲン性ポリオレ
    フィン配合物。
  6. 【請求項6】 酸化防止剤が、1,2−ジヒドロ−2,
    2,4−トリメチルキノリン、立体障害を有するフェノ
    ール、およびそれらの混合物よりなる群から選ばれた、
    請求項1記載の耐火性、低発煙性かつ無ハロゲン性ポリ
    オレフィン配合物。
  7. 【請求項7】 酸化防止剤が、3,3’−チオジプロピ
    オン酸ジステアリル;二亜リン酸ビス(2,4−ジ−テ
    ルブチル)ペンタエリトリトール;亜リン酸トリス
    (2,4−ジ−テルブチルフェニル);2,2’−チオ
    ビス−(6−テルブチル−p−クレゾール);3,3’
    −チオジプロピオン酸ジラウリルおよび2−メルカプト
    トルイルイミダゾール亜鉛の塩;ビス(3,5−ジ−テ
    ルブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸2,
    2’−チオジエチル;ならびにそれらの混合物よりなる
    群から選ばれた、請求項6記載の耐火性、低発煙性かつ
    無ハロゲン性ポリオレフィン配合物。
  8. 【請求項8】 水和無機充填剤が、アルミナ水和物、マ
    グネシア水和物、ケイ酸カルシウム水和物および炭酸マ
    グネシウム水和物よりなる群から選ばれた、請求項1記
    載の耐火性、低発煙性かつ無ハロゲン性ポリオレフィン
    配合物。
  9. 【請求項9】 共重合体が、エチレンと酢酸ビニルとの
    共重合体である、請求項2記載の耐火性、低発煙性かつ
    無ハロゲン性ポリオレフィン配合物。
  10. 【請求項10】 酢酸ビニルの配合比が約9〜48%で
    ある、請求項9記載の耐火性、低発煙性かつ無ハロゲン
    性ポリオレフィン配合物。
  11. 【請求項11】 酢酸ビニルの配合比が約6〜90%で
    ある、請求項9記載の耐火性、低発煙性かつ無ハロゲン
    性ポリオレフィン配合物。
  12. 【請求項12】 脂肪酸誘導体がステアリン酸カルシウ
    ムである、請求項1記載の耐火性、低発煙性かつ無ハロ
    ゲン性ポリオレフィン配合物。
  13. 【請求項13】 脂肪酸対シリコーン油の比率が約1:
    1〜1:6であり、パラフィン対脂肪酸の比率が約1:
    1〜1:6である、請求項1記載の耐火性、低発煙性か
    つ無ハロゲン性ポリオレフィン配合物。
  14. 【請求項14】 酸化防止剤が、2−メルカプトトルイ
    ルイミダゾール亜鉛の塩、ビス(3,5−ジ−テルブチ
    ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸2,2’−
    チオジエチル、およびそれらの混合物よりなる群から選
    ばれた、請求項7記載の耐火性、低発煙性かつ無ハロゲ
    ン性ポリオレフィン配合物。
  15. 【請求項15】 ケーブルおよび導電体を絶縁かつ保護
    する方法であって、(a)(1)エチレン/(C2
    6)ビニル酸エステルおよび低密度ポリエチレンを、
    追加のポリエチレンまたはそれらの共重合体/ターポリ
    マーとともに含んでなる協働混合物と、(2)約80〜
    約400phrの水和無機装填物と、(3)約0.5〜約
    5phrのアルコキシシランと、(4)1〜8phrの硬化剤
    と、(5)(a)8〜22個の飽和炭素原子の脂肪酸ま
    たは脂肪酸誘導体と、(b)低分子量シリコーン油、な
    らびに(c)微晶質のろうまたはパラフィンより基本的
    になる三成分潤滑混合物を含んでなる約0.35〜約8
    phrの添加物と、(6)約1〜約8phrの酸化防止剤とを
    含んでなる耐火性、低発煙性かつ無ハロゲン性ポリオレ
    フィン配合物を与える段階と;(b)該配合物をケーブ
    ルに塗布して、高いライン速度での押出しの達成に関す
    る流体力学的特徴を改良し、ハロゲン化水素の発煙を排
    除し、そしてケーブルおよび導電体を保護かつ絶縁する
    段階とを含む方法。
  16. 【請求項16】 配合物の塗布により、約125℃の温
    度で約3,000時間ケーブルおよび導電体を安定化する、
    請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 配合物の塗布により、約165℃の温
    度で、約240時間ケーブルおよび導電体を安定化する
    請求項15記載の方法。
  18. 【請求項18】 酸化防止剤が、1,2−ジヒドロ−
    2,2,4−トリメチルキノリン、または立体障害を有
    するフェノール混合物よりなる群から選ばれ、該フェノ
    ール混合物が、3,3’−チオジプロピオン酸ジステア
    リル;二亜リン酸ビス(2,4−ジ−テルブチル)ペン
    タエリトリトール;亜リン酸トリス(2,4−ジ−テル
    ブチルフェニル);3,3’−チオジプロピオン酸2,
    2’−チオビス−(6−テルブチル−p−クレゾール)
    ジラウリル、および2−メルカプトトルイルイミダゾー
    ル亜鉛の塩;ビス(3,5−ジ−テルブチル−4−ヒド
    ロキシフェニル)プロピオン酸2,2’−チオジエチ
    ル;ならびにそれらの混合物よりなる群から選ばれた、
    請求項15記載の方法。
  19. 【請求項19】 酸化防止剤が、2−メルカプトトルイ
    ルイミダゾール亜鉛の塩、ビス(3,5−ジ−テルブチ
    ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸2,2’−
    チオジエチル、およびそれらの混合物よりなる群から選
    ばれた、請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 ケーブルおよび導電体の絶縁と保護と
    のための耐火性、低発煙性かつ無ハロゲン性ポリオレフ
    ィン配合物であって、(a)エチレン/(C2〜C6)ビ
    ニル酸エステルおよび低密度ポリエチレンを、任意には
    追加のポリエチレン、ポリプロピレン、またはそれらの
    共重合体/ターポリマーとともに含んでなる協働混合物
    と、(b)約80〜400phrの水和無機充填剤と、
    (c)約0.5〜5phrのアルコキシシランと、(d)
    約1〜約8phrの硬化剤と、(e)(1)ステアリン酸
    カルシウム;8〜22個の飽和炭素原子の脂肪酸または
    脂肪酸誘導体、(b)(2)低分子量シリコーン油;な
    らびに(c)(3)微晶質のろうまたはパラフィンの混
    合物を含んでなる三成分潤滑混合物を含む約0.35〜
    約8phrの添加物と、(f)約1〜約8phrの酸化防止剤
    とを含む配合物。
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WO2002051934A1 (en) * 2000-12-22 2002-07-04 Samsung General Chemicals Co., Ltd. Polyolefin resin composition
US8330045B2 (en) 2005-12-26 2012-12-11 Industrial Technology Research Institute Fire-resistant wire/cable
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