JP2000191480A - 染毛剤組成物 - Google Patents
染毛剤組成物Info
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- JP2000191480A JP2000191480A JP10374229A JP37422998A JP2000191480A JP 2000191480 A JP2000191480 A JP 2000191480A JP 10374229 A JP10374229 A JP 10374229A JP 37422998 A JP37422998 A JP 37422998A JP 2000191480 A JP2000191480 A JP 2000191480A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】強くかつ長期間持続する着色を示す染毛剤組成
物を提供する。 【解決手段】過酸化物により酸化される、顕色剤/カッ
プリング剤系に基づく染毛剤に、a)1,4−ジアミノ
ベンゼン、2,5−ジアミノトルエン、2−(2,5−
ジアミノフェニル)エタノール、2−(2’−ヒドロキ
シエチルアミノ)−5−アミノトルエン、N,N−ビス
−(ヒドロキシエチル)−1,4−ジアミノ−ベンゼ
ン、3−(N,N−ジエチルアミノメチル)−4−ヒド
ロキシアニリン、4−アミノフェノール、2−クロロ−
4−アミノフェノール、2−アミノ−5−N,N−ジエ
チルアミノトルエン及び/又は4−アミノ−3−メチル
フェノール、又はそれらの水溶性塩からなる群から選択
される少なくとも1種の顕色剤と、b)3−アミノ−
N,N−ジメチルアニリン又はその水溶性塩とを含有さ
せる。
物を提供する。 【解決手段】過酸化物により酸化される、顕色剤/カッ
プリング剤系に基づく染毛剤に、a)1,4−ジアミノ
ベンゼン、2,5−ジアミノトルエン、2−(2,5−
ジアミノフェニル)エタノール、2−(2’−ヒドロキ
シエチルアミノ)−5−アミノトルエン、N,N−ビス
−(ヒドロキシエチル)−1,4−ジアミノ−ベンゼ
ン、3−(N,N−ジエチルアミノメチル)−4−ヒド
ロキシアニリン、4−アミノフェノール、2−クロロ−
4−アミノフェノール、2−アミノ−5−N,N−ジエ
チルアミノトルエン及び/又は4−アミノ−3−メチル
フェノール、又はそれらの水溶性塩からなる群から選択
される少なくとも1種の顕色剤と、b)3−アミノ−
N,N−ジメチルアニリン又はその水溶性塩とを含有さ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過酸化物と反応さ
せる酸化染料前駆体系に基づく、人毛の染色に用いられ
る組成物に関する。本発明の染毛剤組成物は、青色から
紫色の範囲で、表現に富み、長期間持続する着色を提供
するもので、そのままでも用いることができ、あるいは
更なる濃淡を得るために追加の顕色及び/又はカップリ
ング剤と組合わせて用いることができる。
せる酸化染料前駆体系に基づく、人毛の染色に用いられ
る組成物に関する。本発明の染毛剤組成物は、青色から
紫色の範囲で、表現に富み、長期間持続する着色を提供
するもので、そのままでも用いることができ、あるいは
更なる濃淡を得るために追加の顕色及び/又はカップリ
ング剤と組合わせて用いることができる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】多くの
顕色/カップリング剤の組合わせがすでに知られてお
り、それらは多くの異なる毛髪の染色をもたらす。しか
しながら、毒物学的にもまた皮膚病学的にも充分受け入
れられるものであるのみならず、高い色基準、特に青色
から紫色の範囲でそのような基準を達成しつつ、長期間
持続する毛髪の染色をもたらす染毛剤組成物が求められ
ている。
顕色/カップリング剤の組合わせがすでに知られてお
り、それらは多くの異なる毛髪の染色をもたらす。しか
しながら、毒物学的にもまた皮膚病学的にも充分受け入
れられるものであるのみならず、高い色基準、特に青色
から紫色の範囲でそのような基準を達成しつつ、長期間
持続する毛髪の染色をもたらす染毛剤組成物が求められ
ている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、1,4−ジアミノベンゼン、2,5−
ジアミノトルエン、2−(2,5−ジアミノフェニル)
エタノール、2−(2’−ヒドロキシエチルアミノ)−
5−アミノトルエン、N,N−ビス−(ヒドロキシエチ
ル)−1,4−ジアミノベンゼン、3−(N,N−ジエ
チルアミノメチル)−4−ヒドロキシアニリン、4−ア
ミノフェノール、2−クロロ−4−アミノフェノール、
2−アミノ−5−N,N−ジエチルアミノトルエン及び
/又は4−アミノ−3−メチルフェノール、もしくはそ
れらの水溶性塩からなる群から選択される少なくとも1
種の顕色剤、並びに3−アミノ−N,N−ジメチルアニ
リン又はその水溶性塩からなる、過酸化物と反応させる
酸化染料前駆体を含有させて染毛剤組成物を構成する。
解決するために、1,4−ジアミノベンゼン、2,5−
ジアミノトルエン、2−(2,5−ジアミノフェニル)
エタノール、2−(2’−ヒドロキシエチルアミノ)−
5−アミノトルエン、N,N−ビス−(ヒドロキシエチ
ル)−1,4−ジアミノベンゼン、3−(N,N−ジエ
チルアミノメチル)−4−ヒドロキシアニリン、4−ア
ミノフェノール、2−クロロ−4−アミノフェノール、
2−アミノ−5−N,N−ジエチルアミノトルエン及び
/又は4−アミノ−3−メチルフェノール、もしくはそ
れらの水溶性塩からなる群から選択される少なくとも1
種の顕色剤、並びに3−アミノ−N,N−ジメチルアニ
リン又はその水溶性塩からなる、過酸化物と反応させる
酸化染料前駆体を含有させて染毛剤組成物を構成する。
【0004】通常の基剤をベースとして本発明の組成物
を使用すると、過酸化物による酸化の後に非常に表現に
富む着色、特に青色から紫色の範囲での着色が得られ
る。またこの着色は、異なるカップリング剤の混合物を
用いることにより、他の色の濃淡を示すように変化させ
ることができる。
を使用すると、過酸化物による酸化の後に非常に表現に
富む着色、特に青色から紫色の範囲での着色が得られ
る。またこの着色は、異なるカップリング剤の混合物を
用いることにより、他の色の濃淡を示すように変化させ
ることができる。
【0005】本発明において使用される追加のカップリ
ング剤は、好ましくは顕色剤とカップリング剤のモル比
が約1:2〜約5:1の範囲であり、約1:1〜約2.
5:1の範囲であることが特に好ましい。好ましいカッ
プリング剤としては、例えばレゾルシノール、2−メチ
ルレゾルシノール、4−クロロレゾルシノール、2−ア
ミノ−4−クロロフェノール、4−(N−メチル)アミ
ノフェノール、2−アミノフェノール、3−アミノフェ
ノール、1−メチル−2−ヒドロキシ−4−アミノベン
ゼン、3−N,N−ジメチルアミノフェノール、5−ア
ミノ−2−メチルフェノール、6−アミノ−3−メチル
フェノール、3−アミノ−2−メチルアミノ−6−メト
キシピリジン、2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン、
4−アミノジフェニルアミン、4,4’−ジアミノジフ
ェニルアミン、2−ジメチルアミノ−5−アミノピリジ
ン、2,5−ジアミノピリジン、2,6−ジアミノピリ
ジン、1,3−ジアミノベンゼン、1−アミノ−3−
(2’−ヒドロキシエチルアミノ)ベンゼン、1−アミ
ノ−3−[ビス(2’−ヒドロキシエチル)アミノ]ベ
ンゼン、1,3−ジアミノトルエン、α−ナフトール、
1,4−ジアミノ−2−クロロベンゼン、4,6−ジク
ロロレゾルシノール、4−ヒドロキシ−1,2−メチレ
ンジオキシベンゼン、1,5−ジヒドロキシナフタリ
ン、1,7−ジヒドロキシナフタリン、2,7−ジヒド
ロキシナフタリン、1−ヒドロキシナフタリン、4−ヒ
ドロキシ−1,2−メチレンジオキシベンゼン、2,4
−ジアミノ−3−クロロフェノール及び/又は1−メト
キシ−2−アミノ−4−(2’−ヒドロキシエチルアミ
ノ)ベンゼンが挙げられる。
ング剤は、好ましくは顕色剤とカップリング剤のモル比
が約1:2〜約5:1の範囲であり、約1:1〜約2.
5:1の範囲であることが特に好ましい。好ましいカッ
プリング剤としては、例えばレゾルシノール、2−メチ
ルレゾルシノール、4−クロロレゾルシノール、2−ア
ミノ−4−クロロフェノール、4−(N−メチル)アミ
ノフェノール、2−アミノフェノール、3−アミノフェ
ノール、1−メチル−2−ヒドロキシ−4−アミノベン
ゼン、3−N,N−ジメチルアミノフェノール、5−ア
ミノ−2−メチルフェノール、6−アミノ−3−メチル
フェノール、3−アミノ−2−メチルアミノ−6−メト
キシピリジン、2−アミノ−3−ヒドロキシピリジン、
4−アミノジフェニルアミン、4,4’−ジアミノジフ
ェニルアミン、2−ジメチルアミノ−5−アミノピリジ
ン、2,5−ジアミノピリジン、2,6−ジアミノピリ
ジン、1,3−ジアミノベンゼン、1−アミノ−3−
(2’−ヒドロキシエチルアミノ)ベンゼン、1−アミ
ノ−3−[ビス(2’−ヒドロキシエチル)アミノ]ベ
ンゼン、1,3−ジアミノトルエン、α−ナフトール、
1,4−ジアミノ−2−クロロベンゼン、4,6−ジク
ロロレゾルシノール、4−ヒドロキシ−1,2−メチレ
ンジオキシベンゼン、1,5−ジヒドロキシナフタリ
ン、1,7−ジヒドロキシナフタリン、2,7−ジヒド
ロキシナフタリン、1−ヒドロキシナフタリン、4−ヒ
ドロキシ−1,2−メチレンジオキシベンゼン、2,4
−ジアミノ−3−クロロフェノール及び/又は1−メト
キシ−2−アミノ−4−(2’−ヒドロキシエチルアミ
ノ)ベンゼンが挙げられる。
【0006】特に好ましい追加のカップリング剤として
は、例えばレゾルシノール、2−メチルレゾルシノー
ル、4−クロロレゾルシノール、3−アミノフェノー
ル、1−メチル−2−ヒドロキシ−4−アミノベンゼ
ン、2−アミノ−4−β−ヒドロキシエチルアミノアニ
ソール及びそれらの水溶性塩、並びにα−ナフトールが
挙げられる。また、さらに他のカップリング剤が使用で
きることは言うまでもない。
は、例えばレゾルシノール、2−メチルレゾルシノー
ル、4−クロロレゾルシノール、3−アミノフェノー
ル、1−メチル−2−ヒドロキシ−4−アミノベンゼ
ン、2−アミノ−4−β−ヒドロキシエチルアミノアニ
ソール及びそれらの水溶性塩、並びにα−ナフトールが
挙げられる。また、さらに他のカップリング剤が使用で
きることは言うまでもない。
【0007】また、本発明では、それ自体が公知である
追加の顕色剤を同時に使用することも可能であり、例え
ば、EP−B467,206に記載された5−アミノサ
リチル酸及び/又はヒドロキシトリアミノピリミジン類
を挙げることができる。他の化合物としては、上記EP
−B467,026で開示された4−ヒドロキシ−2,
5,6−トリアミノピリミジンや、2,4,5−トリア
ミノ−6−ヒドロキシピリミジン並びに4,5,6−ト
リアミノ−2−ヒドロキシピリミジン等が用いられ、こ
れらは好ましくは硫酸塩として用いられる。
追加の顕色剤を同時に使用することも可能であり、例え
ば、EP−B467,206に記載された5−アミノサ
リチル酸及び/又はヒドロキシトリアミノピリミジン類
を挙げることができる。他の化合物としては、上記EP
−B467,026で開示された4−ヒドロキシ−2,
5,6−トリアミノピリミジンや、2,4,5−トリア
ミノ−6−ヒドロキシピリミジン並びに4,5,6−ト
リアミノ−2−ヒドロキシピリミジン等が用いられ、こ
れらは好ましくは硫酸塩として用いられる。
【0008】顕色剤の濃度は、酸化剤組成物を除いた全
染毛剤組成物を基準として、約0.05%〜5%(%は
重量%を表す。以下同じ)、好ましくは約0.1%〜4
%、特に好ましくは約0.25%〜0.5%及び2.5
%〜3%の範囲であり、これらの数値は常に遊離の基剤
の割合として示される。
染毛剤組成物を基準として、約0.05%〜5%(%は
重量%を表す。以下同じ)、好ましくは約0.1%〜4
%、特に好ましくは約0.25%〜0.5%及び2.5
%〜3%の範囲であり、これらの数値は常に遊離の基剤
の割合として示される。
【0009】本発明の染毛剤組成物では、顕色剤と反応
させるカップリング剤は、通常は顕色剤と同じ割合、す
なわち、酸化剤を除いた全組成物に対して0.05%〜
5%、好ましくは0.1%〜4%、特に好ましくは0.
5%〜3%の量であり、これらの数値は常に遊離の塩基
の割合として示される。
させるカップリング剤は、通常は顕色剤と同じ割合、す
なわち、酸化剤を除いた全組成物に対して0.05%〜
5%、好ましくは0.1%〜4%、特に好ましくは0.
5%〜3%の量であり、これらの数値は常に遊離の塩基
の割合として示される。
【0010】必要ならば、本発明の組成物は、所望の濃
淡を正確に調整するために、いわゆる濃淡剤(shading a
gent)、特に直接反応染料を含むことができる。そのよ
うな濃淡剤としては、例えば、2−アミノ−4,6−ジ
ニトロフェノール、2−アミノ−4−ニトロフェノー
ル、2−アミノ−6−クロロ−4−ニトロフェノール等
のニトロ染料が挙げられ、好ましくは酸化剤を除いた染
料組成物の約0.05%〜2.5%、特に好ましくは
0.1%〜1%の量で用いられる。3−アミノ−N,N
−ジメチルアニリンが、例えば二塩酸塩又は硫酸塩のよ
うな水溶性塩の形で好適に用いられる。
淡を正確に調整するために、いわゆる濃淡剤(shading a
gent)、特に直接反応染料を含むことができる。そのよ
うな濃淡剤としては、例えば、2−アミノ−4,6−ジ
ニトロフェノール、2−アミノ−4−ニトロフェノー
ル、2−アミノ−6−クロロ−4−ニトロフェノール等
のニトロ染料が挙げられ、好ましくは酸化剤を除いた染
料組成物の約0.05%〜2.5%、特に好ましくは
0.1%〜1%の量で用いられる。3−アミノ−N,N
−ジメチルアニリンが、例えば二塩酸塩又は硫酸塩のよ
うな水溶性塩の形で好適に用いられる。
【0011】本発明の染毛剤組成物は、このような組成
物に通常用いられる物質や添加物、及びコンディショニ
ング剤等を含むことができる。コンディショニング剤等
としては、当業者に公知のもの及び、例えばケー・シュ
レイダー(K.Schrader)著の学術論文「化粧
品の基礎と処方(Grudlagen und Rez
epturen der Kosmetika)」第2
版(ヒュティク・ブッフ・フェルラーク、ハイデルベル
ク、1989年)の782頁〜815頁に記載されたも
のが挙げられる。それらは、液体、クリーム、ゲルある
いはエアロゾル製品として調製することができる。適切
な基剤組成物は、当業者に公知である。
物に通常用いられる物質や添加物、及びコンディショニ
ング剤等を含むことができる。コンディショニング剤等
としては、当業者に公知のもの及び、例えばケー・シュ
レイダー(K.Schrader)著の学術論文「化粧
品の基礎と処方(Grudlagen und Rez
epturen der Kosmetika)」第2
版(ヒュティク・ブッフ・フェルラーク、ハイデルベル
ク、1989年)の782頁〜815頁に記載されたも
のが挙げられる。それらは、液体、クリーム、ゲルある
いはエアロゾル製品として調製することができる。適切
な基剤組成物は、当業者に公知である。
【0012】本発明の組成物の使用に際しては、酸化染
料前駆体を酸化剤と混合する。好ましい酸化剤は過酸化
水素であり、例えば、2〜6重量%の濃度のものを用い
る。しかしながら、過酸化尿素や過酸化メラミンのよう
な他の過酸化物もまた用いることができる。原理的に
は、酸化を大気中の酸素により行うことも可能である。
料前駆体を酸化剤と混合する。好ましい酸化剤は過酸化
水素であり、例えば、2〜6重量%の濃度のものを用い
る。しかしながら、過酸化尿素や過酸化メラミンのよう
な他の過酸化物もまた用いることができる。原理的に
は、酸化を大気中の酸素により行うことも可能である。
【0013】即時使用可能な、すなわち、過酸化物と混
合した後の染毛剤組成物のpH値は、弱酸性の範囲内、
すなわち5.5〜6.9とすることができ、また中性な
いしアルカリ性の範囲内、すなわち、7.1〜10.5
としてもよい。
合した後の染毛剤組成物のpH値は、弱酸性の範囲内、
すなわち5.5〜6.9とすることができ、また中性な
いしアルカリ性の範囲内、すなわち、7.1〜10.5
としてもよい。
【0014】
【実施例】以下の実施例では、表1に記載された組成を
有する基剤組成物を使用し、この基剤組成物中の水分の
一部を、各実施例に記載された顕色剤/カップリング剤
の組合わせにより置き換えたものを染毛剤組成物として
使用した。
有する基剤組成物を使用し、この基剤組成物中の水分の
一部を、各実施例に記載された顕色剤/カップリング剤
の組合わせにより置き換えたものを染毛剤組成物として
使用した。
【0015】
【表1】
【0016】染色は、ウールの切れ端と漂白した人の毛
髪を編んだ房の上に、染料前駆体とアルカリ性のpH値
を有する6%過酸化水素水との混合物を適用し、室温で
20分間処理した後に試料を洗浄し、乾燥することによ
り行った。各実施例で使用した顕色剤及びカップリング
剤の組成(全組成物を基準とした重量%)と得られた染
色結果を以下に示す。以下の例において、PC64は3
−アミノ−N,N−ジエチルアニリン二塩酸塩を表す。
髪を編んだ房の上に、染料前駆体とアルカリ性のpH値
を有する6%過酸化水素水との混合物を適用し、室温で
20分間処理した後に試料を洗浄し、乾燥することによ
り行った。各実施例で使用した顕色剤及びカップリング
剤の組成(全組成物を基準とした重量%)と得られた染
色結果を以下に示す。以下の例において、PC64は3
−アミノ−N,N−ジエチルアニリン二塩酸塩を表す。
【0017】(実施例1) 2,5−ジアミノトルエン硫酸塩 0.50 PC64 0.47 発色: 強いダークインク-ブルー(dark ink-blue)
【0018】(実施例2) 1,4−ジアミノベンゼン 0.24 PC64 0.47 発色: 強い暗青色
【0019】(実施例3) 2−(2,5−ジアミノフェニル) 0.56 エタノール PC64 0.25 発色: 強い暗青色
【0020】(実施例4) 2−(2’−ヒドロキシエチルアミノ) 0.71 −5−トルエン硫酸塩・3水和物 PC64 0.47 発色: 強い青色
【0021】(実施例5) 2−クロロ−4−アミノフェノール 0.33 PC64 0.47 発色: 強い暗青紫色
【0022】(実施例6) N,N−ビスヒドロキシエチル−1,4− 0.66 ジアミノベンゼン硫酸塩 PC64 0.47 発色: 強いazure blue
【0023】(実施例7) 4−アミノフェノール 0.25 PC64 0.47 発色: 強い紫色
【0024】(実施例8) 2−アミノ−5−N,N−ジエチルアミノ 0.48 トルエン塩酸塩 PC64 0.67 発色: 強い青灰色(blue-gray)
【0025】(実施例9) 3−(N,N−ジエチルアミノメチル)− 0.60 4−ヒドロキシアニリン二塩酸塩 PC64 0.47 発色: 強い銅紫色(copper-violet)
【0026】(実施例10) 4−アミノ−3−メチルフェノール 0.28 PC64 0.47 発色: 強い青赤紫色(blue-red-violet)
【0027】
【発明の効果】本発明の染毛剤組成物は、毒物学的にも
また皮膚病学的にも充分受け入れられるものであるとと
もに、表現に富み、長期間持続する毛髪の染色、特に青
色から紫色の範囲での染色を可能とする。
また皮膚病学的にも充分受け入れられるものであるとと
もに、表現に富み、長期間持続する毛髪の染色、特に青
色から紫色の範囲での染色を可能とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB082 AB102 AB352 AB411 AB412 AC072 AC122 AC182 AC242 AC392 AC532 AC541 AC542 AC551 AC552 AC642 AC782 AD412 AD642 CC36 DD27 EE10 EE26 4H057 AA01 BA09 BA22 CA07 CB45 CB46 CC02 DA02 DA21 GA21 GA25 HA18
Claims (2)
- 【請求項1】 過酸化物により酸化される、顕色剤/カ
ップリング剤系に基づく染毛剤において、 a)1,4−ジアミノベンゼン、2,5−ジアミノトル
エン、2−(2,5−ジアミノフェニル)エタノール、
2−(2’−ヒドロキシエチルアミノ)−5−アミノト
ルエン、N,N−ビス−(ヒドロキシエチル)−1,4
−ジアミノベンゼン、3−(N,N−ジエチルアミノメ
チル)−4−ヒドロキシアニリン、4−アミノフェノー
ル、2−クロロ−4−アミノフェノール、2−アミノ−
5−N,N−ジエチルアミノトルエン及び/又は4−ア
ミノ−3−メチルフェノール、もしくはそれらの水溶性
塩からなる群から選択される少なくとも1種の顕色剤
と、 b)3−アミノ−N,N−ジメチルアニリン又はその水
溶性塩とを含有する染毛剤組成物。 - 【請求項2】 a)とb)のモル比が1:2〜5:1で
ある請求項1に記載の染毛剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10374229A JP2000191480A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 染毛剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10374229A JP2000191480A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 染毛剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000191480A true JP2000191480A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18503489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10374229A Pending JP2000191480A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 染毛剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000191480A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002226337A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-14 | Hoyu Co Ltd | 酸化染毛剤組成物 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP10374229A patent/JP2000191480A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002226337A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-14 | Hoyu Co Ltd | 酸化染毛剤組成物 |
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