JP2000187458A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2000187458A
JP2000187458A JP10365625A JP36562598A JP2000187458A JP 2000187458 A JP2000187458 A JP 2000187458A JP 10365625 A JP10365625 A JP 10365625A JP 36562598 A JP36562598 A JP 36562598A JP 2000187458 A JP2000187458 A JP 2000187458A
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conductive
light emitting
emitting element
pin
light source
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JP10365625A
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English (en)
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Masaru Sugimoto
勝 杉本
Taku Sumitomo
卓 住友
Eiji Shiohama
英二 塩浜
Hideyoshi Kimura
秀吉 木村
Shinji Hizuma
晋二 日妻
Teintein Cho
ティンティン 張
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源による光照射状態を替える際に手間がか
からないようにする。 【解決手段】 互いの間に所定の電位差を有して給電さ
れる導電対13が形成されるよう複数層設けられた導電層
11及びそれらの導電層11の間を絶縁する絶縁層12が重合
されてなる重合部材1 と、導電層11と絶縁層12との重合
方向に沿って重合部材1 に刺し込まれて導電対13に接続
することにより電路43をなす導電部41a,41b が互いに絶
縁された状態で複数個設けられたピン41及びそのピン41
が重合部材11に刺し込まれてなる電路43が通電されて点
灯可能となる発光素子42を有した光源4 と、を備えた構
成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掲示用やイルミネ
ーションに使用される照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の照明装置として、表示さ
れる表示内容が掲示された表示板と、表示板に掲示され
た表示内容を視認可能に光照射する光源と、を備えてい
る。詳しくは、光源は、表示板の外側に位置するよう、
予め設計された通りに固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の照明装
置にあっては、表示板に掲示された表示内容が変更され
た場合に、変更された後の表示内容を見易くするよう、
光源による光照射状態を替えるには、大掛かりな設計変
更をしなくてはならず、使い勝手が良くないという問題
点があった。
【0004】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、光源による光照射状態
を替えるときに手間のかからない照明装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、互いの間に所定の電位
差を有して給電される導電対が形成されるよう複数層設
けられた導電層及びそれらの導電層の間を絶縁する絶縁
層が重合されてなる重合部材と、導電層と絶縁層との重
合方向に沿って重合部材に刺し込まれて導電対に接続す
ることにより電路をなす導電部が互いに絶縁された状態
で複数個設けられたピン及びそのピンが重合部材に刺し
込まれてなる電路が通電されて点灯可能となる発光素子
を有した光源と、を備えた構成にしてある。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記重合部材と共に前記ピンに刺し込まれ
ることにより前記ピンを保持する絶縁性の保持部材が設
けられた構成にしてある。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記保持部材は、弾性を有した構成にして
ある。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の発明において、前記発光素子
は、発光ダイオードである構成にしてある。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれかに記載の発明において、前記発光素子
は、点灯状態が制御された構成にしてある。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5のいずれかに記載の発明において、前記導電層は、
前記導電対が複数通り形成されるよう3層以上設けられ
た構成にしてある。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項6のいずれかに記載の記載の発明において、前記導電
部は、前記電路が複数通り形成されるよう3つ以上設け
られた構成にしてある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1及び
図2に基づいて以下に説明する。この照明装置は、重合
部材1 、保持部材2 、裏部材3 、光源4 を備えている。
【0013】重合部材1 は、導電層11及び絶縁層12が重
合されてなるものである。導電層11は、例えば、金属メ
ッシュ、メタルウール又は導電性ゴムからなり、互いの
間に所定の電位差、例えば、3〜4Vを有して給電され
る導電対13が形成されるよう、第1の導電層11a 及び第
2の導電層11b という2層の導電層11が設けられてい
る。絶縁層12は、例えば、ゴムからなり、2層の導電層
11の間を絶縁する。
【0014】保持部材2 は、例えば、弾性を有したゴム
からなり、ピンの刺し込まれる刺込表面となる重合部材
1 の一方面に接合されて、いわゆる表面保護層を構成し
ている。
【0015】裏部材3 は、例えば、コルクや柔らかい木
材からなり、刺込表面とは反対側の他方面に接合され
て、いわゆる裏打ち層を構成している。
【0016】光源4 は、ピン41及び発光素子42を備えて
いる。ピン41は、略円柱状に形成されている。このピン
41は、その軸方向の先端部に、尖状の内側導電部41a が
設けられるとともに、先端部よりも基端寄りに、内側導
電部41a とは絶縁された状態で、内側導電部41a を半径
方向の外側から包囲するようにして、外側導電部41bが
設けられている。
【0017】このピン41は、導電層11と絶縁層12との重
合方向に沿って重合部材1 に刺し込まれると、2層の導
電層11のうち、ピン41の刺し込まれる刺込表面に近い浅
い位置にある第1の導電層11a に、外側導電部41b が貫
通するとともに、ピン41の刺し込まれる刺込表面から遠
い深い位置にある第2の導電層11b に、内側導電部41a
が貫通することによって、第1の導電層11a 及び第2の
導電層11b からなる導電対13に接続することにより、電
路43を構成する。
【0018】発光素子42は、発光ダイオードよりなり、
ピン41の基端に連設されたランプ収容部41c に収容され
ている。この発光素子42は、外側導電部41b 及び内側導
電部41a に接続され、前述したように、ピン41が重合部
材1 に刺し込まれて電路43が構成されると点灯可能とな
る。
【0019】かかる照明装置にあっては、光源4 のピン
41が重合部材1 の任意の位置に刺し込まれると、刺し込
まれたピン41の外側導電部41b 及び内側導電部41a が、
重合部材1 の第1の導電層11及び第2の導電層11b から
なる導電対13に接続されて電路43をなし、その電路43が
通電されて発光素子42が点灯可能となる。このように、
光源4 のピン41を重合部材1 の任意の位置に刺し込むだ
けで点灯可能となるのであるから、ピン41の刺し込む位
置を替えるだけで、光源4 による光照射状態を替えるこ
とができ、光源4 による光照射状態を替えるのに、手間
がかかるようなことはなくなる。
【0020】また、光源4 のピン41を重合部材1 に刺し
込む際に、図2に示すように、光源4 のピン41を表示物
D を貫通して重合部材1 に刺し込むようにして、表示物
D を重合部材1 上に設置すると、光源4 のピン41に貫通
されて重合部材1 上に設置された表示物D が、光源4 の
点灯した発光素子42により視認可能に光照射される。よ
って、表示物D が変更されても、変更された後の表示物
D を単に光源4 のピン41に貫通して重合部材1 上に設置
しさえすればよく、使い勝手の良いものとなっている。
【0021】また、重合部材1 に刺し込まれたピン41
は、絶縁性の保持部材2 にも刺し込まれて保持されるか
ら、ピン41が重合部材1 に刺し込まれた状態でぐらつく
ようなことはなく、安定した状態でピン41を重合部材1
に刺し込むことができる。
【0022】また、弾性を有した保持部材2 は、ピン41
が刺し込まれて後に抜かれたときに形成される貫通孔又
は穴部が閉塞するので、見映えが悪くならなくなる。
【0023】また、発光ダイオードからなる発光素子42
は、小型であるので、照明装置そのものを小型化するこ
とができる。また、発光ダイオードは、発光色の種類が
多いので、設計の自由度を大きくすることができ、発光
色を替えることにより、掲示の種類や意味付けを明確に
することができる。
【0024】また、発光素子42の点灯状態を制御して、
点滅や発光強度を変化させることでもって、光照射状態
をより視認し易くなる。
【0025】また、多数の光源4 のそれぞれのピン41を
重合部材1 に刺し込んだ場合、第1及び第2の導電層11
b からなる導電対13に流れる総電流値は、光源4 の総消
費電力を反映するものとなる。よって、総電流値の変化
を監視することにより、総電流値が減少したことが認知
されると、表示物D の盗難の恐れがあるので、適宜サイ
レンを鳴動したり、重合部材1 に刺し残っている光源4
を点滅させたりして警報を発令することにより、盗難を
防止することができる。
【0026】なお、重合部材1 に掲示された表示部材を
視認可能に光照射する必要がない場合でも、本照明装置
の光源4 の発光素子42の替わりに所定の抵抗値を有した
抵抗部材を設けても、ピン41を抜き取ることにより、総
消費電力が減少する。よって、前述したように、総電流
値の変化を監視することにより、総電流値が減少したこ
とが認知されると、表示物D の盗難の恐れがあるので、
適宜警報発令することにより、盗難を防止することがで
きる。
【0027】また、図3に示すように、重合部材1 の一
方面を「000」「002」「005」「001」「0
03」というように、5つの領域に区画することによ
り、各区画毎の総消費電力を監視することで、例えば、
選挙の開票や各イベントでの集計に利用することができ
る。さらに、このものを伝言板に利用した場合、各区画
毎の総消費電力値を遠隔値に伝送することにより、遠隔
地でも、伝言の有無や量を伝えることができ、区画毎に
伝言の種類を分類しておけば、伝言の種類も伝えること
ができる。
【0028】また、本照明装置の光源4 のピン41に羽を
設けることにより、重合部材1 を的の形状にすること
で、ダーツゲームとすることもでき、中心程高い得点に
なるように、得点毎に区画を設けても、区画毎に何本的
中したかをそれぞれ集計することができるので、得点集
計をすることができるようになる。
【0029】次に、本発明の第2実施形態を図4に基づ
いて以下に説明する。なお、第1実施形態と同一の部材
には同一の符号を付し、第1実施形態と異なるところの
み記す。第1実施形態では、導電層11は、2層である
が、本実施形態では、3層となっている。
【0030】詳しくは、重合部材1 は、第2の導電層11
b よりも深い位置に第3の導電層11c が設けられてお
り、第1の導電層11a 及び第2の導電層11b により、第
1の導電対13a が形成されるとともに、第2の導電層11
b 及び第3の導電層11c により、第2の導電対13b が形
成される。つまり、第2の導電層11b は、両導電対の共
通の導電層11となっている。従って、第1の導電対13a
は、第1の導電層11a の通電状態により、第2の導電対
13b とは独立に制御される。また、第2の導電対13b
は、第3の導電層11c の通電状態により、第1の導電対
13a とは独立に制御される。
【0031】光源4 は、第1実施形態のものと同様の第
1のタイプと、第1実施形態のものよりも軸方向の寸法
が長い第2のタイプとがあり、いずれのものも、基端部
に絶縁部41d が設けられている。
【0032】第1のタイプの光源4 は、第1実施形態と
同様に、重合部材1 に刺し込まれると、外側導電部41b
が第1の導電層11a に貫通するとともに、内側導電部41
a が第2の導電層11b に貫通することによって、第1の
導電層11a 及び第2の導電層11b からなる第1の導電対
13a に接続することにより、電路43を構成して、発光素
子42が点灯可能となる。
【0033】一方、第2のタイプの光源4 は、重合部材
1 に刺し込まれると、外側導電部41b が第2の導電層11
b に貫通するとともに、内側導電部41a が第3の導電層
11cに貫通することによって、第2の導電層11b 及び第
3の導電層11c からなる第2の導電対13b に接続するこ
とにより、電路43を構成して、発光素子42が点灯可能と
なる。
【0034】また、第1の導電層11a 及び第3の導電層
11c の通電状態を独立に制御することにより、第1の導
電対13a に接続される第1のタイプの光源4 の発光素子
42と第2の導電対13b に接続される第2のタイプの光源
4 の発光素子42とは、交互に点滅するよう点灯状態が制
御される。
【0035】かかる照明装置にあっては、第1実施形態
の効果に加えて、点灯状態が制御された発光素子42は、
上述した点滅のような色々な条件で点灯可能となるの
で、光源4 のピン41に貫通されて重合部材1 上に設置さ
れた表示物D を一段と見易くすることができる。
【0036】また、導電層11が3層設けられることによ
り、導電対13が2通り形成されると、導電対13毎に通電
条件を替えることもでき、上述したような点滅をした
り、発光素子42毎に点灯状態を替えて、点灯状態を複数
通りにすることができ、光源4ピン41に貫通されて重合
部材1 上に設置された掲示物を一段と見易くすることが
できる。
【0037】また、第1のタイプの光源4 及び第2のタ
イプの光源4 を混在して、それぞれのピン41でもって重
合部材1 に多数刺し込んだ場合に、第1の導電対13a 及
び第2の導電対13b 毎に、総消費電力を測定することに
より、第1のタイプの光源4毎に、また、第2のタイプ
の光源4 毎に、刺し込まれた数を集計することができ
る。
【0038】次に、本発明の第3実施形態を図5に基づ
いて以下に説明する。なお、第2実施形態と同一の部材
には同一の符号を付し、第2実施形態と異なるところの
み記す。第1実施形態では、光源4 は、第1のタイプの
光源4 と、第2のタイプの光源4 とがあるが、本実施形
態では、一タイプとなっている。
【0039】詳しくは、光源4 は、重合部材1 に浅く刺
し込まれると、外側導電部41b が第1の導電層11a に貫
通するとともに、内側導電部41a が第2の導電層11b に
貫通することによって、第1の導電層11a 及び第2の導
電層11b からなる第1の導電対13a に接続することによ
り、電路43を構成して、発光素子42が点灯可能となる。
【0040】また、この光源4 は、重合部材1 に深く刺
し込まれると、外側導電部41b が第2の導電層11b に貫
通するとともに、内側導電部41a が第3の導電層11c に
貫通することによって、第2の導電層11b 及び第3の導
電層11c からなる第2の導電対13b に接続することによ
り、電路43を構成して、発光素子42が点灯可能となる。
【0041】かかる照明装置にあっては、第2実施形態
の効果に加えて、光源4 への重合部材1 の刺し込み状態
を浅くするか又は深くするかによって、第1の導電対13
a に接続されるか又は第2の導電対13b に接続されるか
を替えることができるので、第2実施形態のように、2
つのタイプの光源4 を使用しなくてもよくなる。
【0042】次に、本発明の第4実施形態を図6に基づ
いて以下に説明する。なお、第1実施形態と同一の部材
には同一の符号を付し、第1実施形態と異なるところの
み記す。第1実施形態では、光源4 のピン41は、内側導
電部41a 及び外側導電部41bという2つの導電部が設け
られているのに対し、内側導電部41a 及び外側導電部41
b に加えて、外側導電部41b とは絶縁部41d により絶縁
された基端側導電部41e が設けられ、さらに、第1の発
光素子42a 及び第2の発光素子42b という2つの発光素
子42が設けられている。
【0043】詳しくは、これらの3つの導電部41a,41b,
41e のうち、外側導電部41b 及び基端側導電部41e には
第1の発光素子42a が、内側導電部41a 及び外側導電部
41bには第1の発光素子42a とは異なる発色をする第2
の発光素子42b が接続されている。つまり、外側導電部
41b は、両発光素子42a,42b に接続された共通の導電部
となっている。従って、第1の発光素子42a は、外側導
電部41b 及び基端側導電部41e により電路43が形成され
ることによって、第2の発光素子42とは独立に点灯され
る。また、第2の発光素子42は、内側導電部41a 及び外
側導電部41b により電路43が形成されることによって、
第1の発光素子42とは独立に点灯される。
【0044】かかる照明装置にあっては、第1実施形態
の効果に加えて、導電部が3つ設けられることにより、
電路43が2通り形成可能となると、電路43毎に発光素子
42を設けることができ、ひいては、上述したような、発
色を異なるようにするという複数通りの発光素子42の点
灯状態を設定することができる。
【0045】次に、本発明の第5実施形態を図7に基づ
いて以下に説明する。なお、第1実施形態と同一の部材
には同一の符号を付し、第1実施形態と異なるところの
み記す。第1実施形態では、ピン41は、表示物D を貫通
して重合部材1 上に表示物Dを掲示するのに対し、本実
施形態では、単に、重合部材1 の近くを発光素子42が光
照射するよう、重合部材1 に刺し込まれる構成となって
いる。
【0046】詳しくは、重合部材1 が帯状に形成され、
裏部材3 がゴム等のフレキシブルな材料により構成され
ている。
【0047】かかる照明装置にあっては、第1実施形態
と同様に、ピン41の刺し込みを替えるだけで、光源4 に
よる光照射状態を替えることができ、光源4 による光照
射状態を替えるのに、手間がかかるようなことはなくな
るという効果を奏することができ、施工現場で適宜、位
置合わせすることができるので、例えば、階段のステッ
プのための光照射をするときに、ステップ間隔毎に位置
合わせすることができ、施工がやり易くなる。
【0048】また、裏部材3 がフレキシブルな材料から
なるので、螺旋階段のように曲線部分を有した箇所や、
踊り場等の階段における変則的な箇所に施工する場合で
も、施工がやり易いものとなっている。
【0049】次に、本発明の第6実施形態を図8に基づ
いて以下に説明する。なお、第2実施形態と同一の部材
には同一の符号を付し、第2実施形態と異なるところの
み記す。第2実施形態では、ピン41は、表示物D を貫通
して重合部材1 上に表示物Dを掲示するのに対し、本実
施形態では、単に、重合部材1 の近くに設置された表示
物を発光素子42が光照射するよう、重合部材1 に刺し込
まれる構成となっている。
【0050】詳しくは、発光素子42は、ピン41を導出し
たベース44から延設されたアーム45の先端に設けられた
ランプ収容部41c に収容された構成となっている。
【0051】また、第1の導電層11a 及び第3の導電層
11c は、第1の導電対13a と第2の導電対13b との通電
状態が異なるように、独立して制御されている。従っ
て、重合部材1 へのピン41の刺し込み深さを替えること
により、昼用と夜用というように、発光素子42による光
照射状態を替えることができる。
【0052】かかる照明装置にあっては、第1実施形態
の効果に加えて、点灯状態が制御された発光素子42は、
上述した点滅のような色々な条件で点灯可能となるの
で、光源4 のピン41に貫通されて重合部材1 の近くに設
置された表示物を一段と見易くすることができるという
効果を奏するとともに、上述したように、昼用と夜用と
いった発光素子42による光照射状態の切替をしたりし
て、点灯状態を複数通りにすることができ、発光素子42
により光照射される表示物を一段と見易くすることがで
きる。
【0053】また、2本のピン41が重合部材1 に刺し込
まれることにより、安定した状態で光源4 を取り付ける
ことができる。
【0054】また、第2及び第3実施形態では、導電対
13は、2通り形成されているが、2通りに限るものでは
なく、3通り以上でもよい。
【0055】また、第4実施形態では、電路43は、2通
り形成されているが、2通りに限るものではなく、3通
り以上でもよい。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、光源のピンが重
合部材の任意の位置に刺し込まれると、刺し込まれたピ
ンの導電部が、重合部材の導電層からなる導電対に接続
されて電路をなし、その電路が通電されて発光素子が点
灯可能となる。このように、ピンの刺し込む位置を替え
るだけで、光源による光照射状態を替えることができる
ので、光源による光照射状態を替えるのに、手間がかか
るようなことはなくなる。
【0057】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、重合部材に刺し込まれたピンは、絶
縁性の保持部材にも刺し込まれて保持されるから、ピン
が重合部材に刺し込まれた状態でぐらつくようなことは
なく、安定した状態でピンを重合部材に刺し込むことが
できる。
【0058】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2のいずれかに記載の発明の効果に加えて、弾性を有
した保持部材は、ピンが刺し込まれて後に抜かれたとき
に形成される貫通孔又は穴部が閉塞するので、見映えが
悪くなることがなくなる。
【0059】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、発光ダイ
オードからなる発光素子は、小型であるので、照明装置
そのものを小型化することができる。
【0060】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、点灯状態
が制御された発光素子は、色々な条件で点灯可能となる
ので、光源ピンに貫通されて重合部材上に設置された掲
示物を一段と見易くすることができる。
【0061】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、導電層が
3層以上設けられることにより、導電対が複数通り形成
されると、導電対毎に通電条件を替えることもでき、ひ
いては、発光素子の点灯状態を複数通りにすることがで
きる。
【0062】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項6のいずれかに記載の発明の効果に加えて、導電部が
3つ以上設けられることにより、電路が複数通り形成可
能となると、電路毎に発光素子を設けることができ、ひ
いては、複数通りの発光素子の点灯状態を設定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の断面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の重合部材に区画を設けたものの平面図で
ある。
【図4】本発明の第2実施形態の断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態の断面図である。
【図6】本発明の第4実施形態の断面図である。
【図7】本発明の第5実施形態の斜視図である。
【図8】本発明の第6実施形態の側面図である。
【符号の説明】
1 重合部材 11 導電層 12 絶縁層 13 導電対 2 保持部材 4 光源 41 ピン 41a 内側導電部 41b 外側導電部 42 発光素子 43 電路
フロントページの続き (72)発明者 塩浜 英二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 木村 秀吉 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 日妻 晋二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 張 ティンティン 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5C094 AA41 AA56 BA25 CA19 DA13 DB06 EB10 FB20 HA10 5C096 AA25 BA04 BB32 BB41 BC17 CA06 CB01 CC06 CC30 DC19 FA02 FA03 FA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いの間に所定の電位差を有して給電さ
    れる導電対が形成されるよう複数層設けられた導電層及
    びそれらの導電層の間を絶縁する絶縁層が重合されてな
    る重合部材と、導電層と絶縁層との重合方向に沿って重
    合部材に刺し込まれて導電対に接続することにより電路
    をなす導電部が互いに絶縁された状態で複数個設けられ
    たピン及びそのピンが重合部材に刺し込まれてなる電路
    が通電されて点灯可能となる発光素子を有した光源と、
    を備えたことを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 前記重合部材と共に前記ピンに刺し込ま
    れることにより前記ピンを保持する絶縁性の保持部材が
    設けられたことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部材は、弾性を有したことを特
    徴とする請求項2記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記発光素子は、発光ダイオードである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載の照明装置。
  5. 【請求項5】 前記発光素子は、点灯状態が制御された
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記導電層は、前記導電対が複数通り形
    成されるよう3層以上設けられたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれかに記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記導電部は、前記電路が複数通り形成
    されるよう3つ以上設けられたことを特徴とする請求項
    1乃至請求項6のいずれかに記載の照明装置。
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WO2011162570A2 (ko) * 2010-06-24 2011-12-29 광성기업(주) 전도판을 이용한 무선 led 모듈, 이의 제조방법 및 이를 부착한 교통안전표지판

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WO2011162570A2 (ko) * 2010-06-24 2011-12-29 광성기업(주) 전도판을 이용한 무선 led 모듈, 이의 제조방법 및 이를 부착한 교통안전표지판
WO2011162570A3 (ko) * 2010-06-24 2012-02-23 광성기업(주) 전도판을 이용한 무선 led 모듈, 이의 제조방법 및 이를 부착한 교통안전표지판

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