JP2000186963A - 赤外線センサー - Google Patents

赤外線センサー

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JP2000186963A
JP2000186963A JP10365654A JP36565498A JP2000186963A JP 2000186963 A JP2000186963 A JP 2000186963A JP 10365654 A JP10365654 A JP 10365654A JP 36565498 A JP36565498 A JP 36565498A JP 2000186963 A JP2000186963 A JP 2000186963A
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infrared sensor
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cold
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Satoru Inakagata
悟 田舎片
Hidetoshi Matsushita
英敏 松下
Takahiro Heiuchi
隆博 塀内
Toshiyuki Suzuki
俊之 鈴木
Hiroshi Yamanaka
山中  浩
Takahiro Iizawa
貴浩 飯澤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型である上に精度が高いものとする。 【解決手段】 放射熱によって暖められて冷接点3を基
準とする起電力を発生する温接点2を備えた赤外線セン
サーである。温接点2と冷接点3とを分離して配置する
とともにその間を回路で接続する。温接点2の熱的影響
を冷接点3が受けてしまうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触で温度を計測
するための赤外線センサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】赤外線センサーは非接触で温度を測定す
ることができるために、近年、種々の応用がなされてい
るが、サーモパイル型赤外線センサーは、図24に示す
ように、シリコン基板1上に温接点2と冷接点3とを構
成するとともに、温接点2はメンブレン10上に配置す
ることで熱的に分離している。主材料は温接点2がポリ
シリコン、冷接点3がアルミニウムであり、熱電対と同
じように温接点2へ輻射された熱によって冷接点3との
間に起電力が生じて温度が電圧に変換される。
【0003】ここにおいて、サーモパイル型の赤外セン
サーは、冷接点3の温度を基準にして熱起電力を発生す
るために、冷接点の絶対温度を何らかのかたちで測定す
る必要があり、このために図24に示したものにおいて
も、サーミスタ4を熱的に結合させることによって、冷
接点3の温度に近似した環境温度を推定することができ
るようにしている。
【0004】また、サーモパイルの場合の一対のセンサ
出力はきわめて小さく、1μV/℃以下であるために、
温接点と冷接点は数十対の直列回路で構成している。つ
まり、メンブレン10上の温接点2とシリコン基板1上
の冷接点3とは薄膜形成された細い熱的導電物質により
接続している。この導電物質は、温接点2と冷接点3と
の材料がポリシリコンとアルミニウムであるように、往
路と復路とでポリシリコンとアルミニウムが交互に配置
される。このような構成をとることで、出力数十μV/
℃、インピーダンス50〜数100kΩの起電力を備え
たものとすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、温接点2の近
傍に冷接点3を配置している関係で、温接点2が暖めら
れて熱を放出する時、冷接点3がこの熱の影響を受けて
しまい、温度測定精度が低下してしまう。
【0006】また、近年、鼓膜の温度を測定する耳式体
温計が脚光を浴びている。このものでは腋下温や舌下温
より計測時間が短く、より深部の体温の測定が可能であ
るが、鼓膜付近を正確に見ることができないために精度
面での問題が残っている。
【0007】つまり、現在の耳式体温計は、赤外線セン
サー部がヒートシンクによって覆われ、そこから伸びた
金属パイプ等の延長体で構成されているが一般的である
が、このような構造であると、延長体の先端での視野角
が狭くなり、耳孔内に挿入した時に少しの角度の違いで
外耳道の温度の低い部分を見ることになり、不具合が生
じる。また、成年の場合は外耳道がストレートになって
いない場合もあり、正確性に欠ける。
【0008】このような精度面での問題を解決するため
にヒートシンクや金属パイプ等の延長体を取り除くこと
によって、耳に直接入れることができるようにした小型
のものも提案されているが、これは次のような問題を抱
えている。すなわち、センサー側からみれば、冷接点3
とサーミスタ4とは近くに存在するとともに熱的にもあ
る程度は結合されているが、お互いの熱容量の違いか
ら、急激な温度変化には追随できず、冷接点3の温度と
サーミスタ4の温度とが乖離するため、正確な温度測定
ができないのである。
【0009】もちろん、上記乖離はヒートシンクを設け
ることで対処することができるが、この場合には外形寸
法が大きくなって、耳の孔内に入れることができず、金
属パイプ等による導光も必要となってしまう。
【0010】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところ小型である上に精度が
高い赤外線センサーを提供するにあり、また冷接点と温
度センサーとの温度乖離現象を生じることがない赤外線
センサーを提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、放射
熱によって暖められて冷接点を基準とする起電力を発生
する温接点を備えた赤外線センサーにおいて、温接点と
冷接点とを分離して配置するとともにその間を回路で接
続していることに特徴を有している。温接点の熱的影響
を冷接点が受けてしまうことがないようにしたものであ
る。
【0012】温接点と冷接点及び接続用回路は一体型パ
ッケージに封入しておくことが好ましく、また、温接点
と冷接点との間に構造物を介在させての構造物に接続用
回路を設けておくとよい。ここにおける構造物は熱絶縁
物とすることが望ましい。また、構造物は接続用回路が
形成された立体回路基板とするとよい。
【0013】冷接点と絶対温度検知素子とを熱的に結合
させておくのが好ましいのはもちろんであり、さらには
冷接点と絶対温度センサーとの温度をコントロールする
温度制御手段を備えたものとしてもよい。
【0014】また本発明は、放射熱によって暖められて
冷接点を基準とする起電力を発生する温接点を備えた赤
外線センサーにおいて、温接点が一方の端面に配設され
且つ冷接点と絶対温度検知素子とが他方の端面に配設さ
れているとともに温接点と冷接点との間を接続する回路
が形成されている回路ブロックを備えていることに特徴
を有している。回路ブロックが温接点と冷接点との熱的
相互影響を遮断する。
【0015】上記回路ブロックにはその表面に接続用回
路が設けられたもののほか、その内部を接続用回路が貫
通しているものを用いてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、本発明に係る温度センサーは、温
接点2と冷接点3とを分離して配置するとともにその間
にプラスチック等の熱絶縁物を介在させているもので、
図1に示すものにおいては、ヒートシンク5上にメンブ
レン10を介して温接点2を配置しており、冷接点3は
ヒートシンク5の下方側に配した熱絶縁物55の更に下
方側に配置し、温接点2と冷接点3とは前記従来例と同
様に数十対の直列回路で接続している(図6参照)。な
お、往復で接続するために、温接点2と冷接点3の対が
50対あれば、100本の配線で接続することになる。
また、これら配線は、ボンディングパッドに対してワイ
ヤボンディングされ、さらにプラスチック上に刑された
接続パターンを通じてもう一方のボンディングパッドよ
り冷接点側のボンディング面に対してワイヤボンディン
グされる。この配線は、熱起電力を正確に発生させるた
めに往路と復路とが夫々温接点材料と冷接点材料の延長
体とする必要があるが、これが不可能な場合は熱電対と
同様に補償導線材料で接続する。図中6は管、60はシ
リコンフィルターであり、一体型のパッケージに封入し
ている。
【0017】温接点2に光エネルギーが外部から供給さ
えると、サーモパイルによりエネルギー量に応じた発熱
がなされる。また熱電対材料のポリシリコンとアルミニ
ウムとの接合部ではゼーベック効果により熱起電力が発
生し、冷接点3との温度差によってその電圧が決まり、
逆に起電力から温接点2と冷接点3との温度差が求めら
れる。従って、冷接点3の温度をサーミスタ4によって
求めれば、温接点2の温度を求めることができる。
【0018】温接点2と冷接点3とは5mm以上離して
設けることが好ましく、これに伴って熱絶縁物55の厚
みを5mm以上としておくのがよい。また、温接点2と
冷接点3とが同一平面上にあると従来例で示したような
問題が生じることから、縦方向に分離する必要がある
が、理想的には耳孔に温接点2が入るものの耳の輻射を
受けない部分に冷接点3があれば問題は解決でき、セン
サー先端が外耳道の入り口から5mm以上入れば温接点
2は十分鼓膜温度を捉えることができる環境にあるの
で、その外側に冷接点3を配置するとよい。
【0019】また、一体型のパッケージに封入した場
合、温接点2と冷接点3との間が非常にインピーダンス
が高く、出力も小さくてノイズに弱いために、酸化や結
露などによって劣化することを防止することができ、ま
た外来ノイズにより出力変動が起きるのを防止すること
ができる。酸化や結露防止には一般的にはアルゴンガス
やキセノンガスの封入がより効果的であり、また外来ノ
イズには管6をアースするのがより効果的である。
【0020】図2に他例を示す。ここでは熱絶縁物55
上にセンサー出力増幅やA/D変換、温度変換ソフトを
搭載したCPU等の回路56を設けている。赤外線セン
サーの出力は数十μV/℃と非常に小さい上に、体温計
では0.1℃の分解能が要求されるために、ノイズによ
る影響を極力小さくする必要があるが、少なくともセン
サー出力を増幅するオペアンプをセンサーのすぐ近くに
配置するとともにデジタル化してしまうA/D変換回路
をセンサーのすぐ近くに配置することで、増幅率が10
0〜数100倍に達する場合でもノイズ耐性が高くな
る。
【0021】そして、サーミスタ4のような絶対温度検
出素子を配置する場合は、図3に示すように、冷接点3
の近傍に熱的に結合させた状態で配置する。複数ある冷
接点3の中央部にサーミスタ4を配置すれば、冷接点3
の温度分布によるばらつきが低下してさらに安定した結
果を得ることができる。
【0022】ところで、温接点2と冷接点3とを分離
し、冷接点3と絶対温度検出素子(サーミスタ4)を熱
的に結合させても、寒い戸外から急に暖かい部屋に入っ
た時のように環境温度が急激に変化した場合には、冷接
点3とサーミスタ4との熱容量の違いから従来のものと
同様の問題が生じてしまう可能性がある。この点につい
ては、図4に示すように、ペルチェ素子のような電子冷
却素子34を冷接点3とサーミスタ4に熱的に結合させ
ればよい。熱容量の差を実際上は無視することができる
ようにしてしまうことができるものである。さらに別の
環境温度へ検出素子を使って環境温度を計測することに
よってこれら一定温度を環境温度近辺にコントロールす
ることで、温接点2との温度差を常に一定区間内に保つ
ことができ、精度保証をより正確にできる。
【0023】図5に別の例を示す。基本的構成は上記の
ものと同じであるが、温接点2をMID回路ブロックで
ある回路ブロック7の上面側に、冷接点3とサーミスタ
4とを回路ブロック7の下面側に配置し、温接点2と冷
接点3との間を回路ブロック7の外面に沿った金配線5
4を主体に行っている。図中51はポリシリコン配線、
52アルミニウム配線、53は金によるボンディングワ
イヤである。金配線54の様子を図7に示す。高密度な
配線を容易に行うことができる。図8に示すように、回
路ブロック7の内周側にも配線54を設けることで、さ
らに高密度配線を行うことができる。
【0024】図9に示すように、複数の回路ブロック7
を連結できるようにしておけば、組立式で構成すること
ができるために、製造が容易となってコストダウンを図
ることができる。
【0025】熱電対材料としてアルミニウム配線とポリ
シリコンとを用いているが、回路ブロック7の部分の配
線が金であり、回路ブロック7の温接点2側と冷接点3
側とで温度が異なるために、アルミニウムとポリシリコ
ンだけを使用した場合に対して、温度差により発生する
熱起電力にキャリブレーションが必要(図10参照)と
なる。従って、キャリブレーションを行って補正値tc
=t1’−t1を求めることで、正確な測定を行うこと
ができる。もちろん、回路ブロック7においてもポリシ
リコンとアルミニウムとで配線すれば、上記キャリブレ
ーションは不要である。
【0026】回路ブロック7は、たとえば樹脂ブロック
にめっきを施し、レーザーによって回路として必要な部
分のみを残して他の部分は除去するという方法で製造す
ると、非常に高速に回路形成を行うことができる。
【0027】温接点2の発熱の冷接点3への伝導を抑え
るために、図11に示すように、回路ブロック7内部に
回路ブロック7を形成する樹脂よりも熱容量の大きい材
料(たとえばアルミニウムブロック73)を充填しても
良い。また、気体を通した熱伝導を抑えるために、図1
2に示すような通常の封止形態に代えて、図13に示す
ように、温接点2側と冷接点3側とを個別に封止すると
よい。この時、図14に示すように、冷接点3側を樹脂
74で封止すると、金属で封止して内部に不活性ガスを
充填する場合よりも安価となる。
【0028】温接点2と冷接点3との接続は、リード線
75によって行ってもよい。図15は外周面にリード線
75の配線溝を備えた回路ブロック7を示している。多
数のリード線75を的確に引きまわすことができる。な
お、リード線75の端末は前述のボンディングパッドに
導電性ペーストなどを用いて行う。
【0029】リード線75の保持に成形品を用いずに、
図16に示すように、被覆リード線75を直接樹脂76
で固めてブロックとしたものを用いてもよい。さらに低
コスト化を図ることができる。
【0030】図17に示すように、成形品77に金属線
78を圧入したり、図18に示すように金属線78をイ
ンサート成形した回路ブロック7を用いることもでき、
この場合は回路形成工程が無くなるために、より製造コ
ストを削減することができる。図19に示すように、非
導電性樹脂80と導電性樹脂81とを二色成形すること
でも製造コストを削減することができる。
【0031】図20は温接点2及び冷接点3を封止する
ための管6の内壁に配線回路を形成したものを示してい
る。管6と接続回路との部品一体化を図ることができる
ためにコストダウンをつながる。
【0032】図21は複数の温接点2を図示のような配
置で設けて、その配置に合わせた位置になるように接続
用の回路ブロック7に突起84を設け、突起84部分で
温接点2とフェイスダウン実装できるようにしたものを
示している。ワイヤボンディングが不用である上に小型
化を図ることができる。
【0033】図22に示すように、フレキシブルプリン
ト基板85に配線回路を形成して湾曲させることによっ
ても回路ブロック7を低コストで形成することができ
る。
【0034】図23に他例を示す。これは温接点2の周
りにお椀型の突起26を設けてその内部にめっきを施し
て反射鏡27を形成し、外部から照射される赤外線が効
率よく温接点2に集光されるようにしたもので、より正
確な測定が可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明においては、放射熱
によって暖められて冷接点を基準とする起電力を発生す
る温接点を備えた赤外線センサーにおいて、温接点と冷
接点とを分離して配置するとともにその間を回路で接続
しているために、温接点の熱的影響を冷接点が受けてし
まうことがないものであり、このために冷接点の温度変
化が抑えられて測定精度が向上するものであり、また平
面的に温接点と冷接点とを展開するものではないことか
ら、小型のものを得ることができる。
【0036】温接点と冷接点及び接続用回路は一体型パ
ッケージに封入しておくことが取り扱いや精度の点で好
ましく、また、温接点と冷接点との間に構造物を介在さ
せての構造物に接続用回路を設けておくと、ブロック化
による製造性の向上を得ることができる。ここにおける
構造物は熱絶縁物とすることが精度向上の点で望まし
い。また、構造物は接続用回路が形成された立体回路基
板とすると、温接点と冷接点との接続の合理化を図るこ
とができて、製造が容易となる。
【0037】冷接点と絶対温度検知素子とを熱的に結合
させておくことで、より精度の高い測定を行えるもので
あり、さらには冷接点と絶対温度センサーとの温度をコ
ントロールする温度制御手段を備えたものとすれば、熱
容量の差による影響を排除することができる。
【0038】また本発明は、放射熱によって暖められて
冷接点を基準とする起電力を発生する温接点を備えた赤
外線センサーにおいて、温接点が一方の端面に配設され
且つ冷接点と絶対温度検知素子とが他方の端面に配設さ
れているとともに温接点と冷接点との間を接続する回路
が形成されている回路ブロックを備えて、回路ブロック
が温接点と冷接点との熱的相互影響を遮断するものであ
り、また冷接点の温度と絶対温度検知素子の温度との乖
離を防ぐことができ、小型で高精度のものを得ることが
できる。
【0039】そして上記回路ブロックにはその表面に接
続用回路が設けられたもののほか、その内部を接続用回
路が貫通しているものを用いてもよい。いずれにしても
高密度な配線を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すもので、(a)
は断面図、(b)は部分平面図である。
【図2】同上の他例の断面図である。
【図3】同上の他例の断面図である。
【図4】同上の別の例の断面図である。
【図5】異なる例を示しており、(a)は平面図、(b)は側
面図、(c)は底面図である。
【図6】(a)(b)は同上の配線の説明図である。
【図7】同上の回路ブロックを示すもので、(a)は斜視
図、(b)は水平断面図である。
【図8】回路ブロックの他例を示すもので、(a)は斜視
図、(b)は水平断面図である。
【図9】回路ブロックの更に他例を示すもので、(a)は
斜視図、(b)(c)は平面図である。
【図10】キャリブレーションについての説明図であ
る。
【図11】他例の断面図である。
【図12】さらに他例の断面図である。
【図13】別の例の断面図である。
【図14】さらに別の例の断面図である。
【図15】回路ブロックの別の例を示すもので、(a)は
斜視図、(b)は水平断面図である。
【図16】回路ブロックの更に別の例を示すもので、
(a)は斜視図、(b)は水平断面図である。
【図17】回路ブロックの異なる例の斜視図である。
【図18】回路ブロックの更に異なる例を示すもので、
(a)は斜視図、(b)は水平断面図である。
【図19】回路ブロックの別の例の水平断面図である。
【図20】別の例の断面図である。
【図21】温接点と回路ブロックとの接合を示すもの
で、(a)は温接点の配置の説明図、(b)は接合を示す斜視
図である。
【図22】回路ブロックの他例を示すもので、(a)は正
面図、(b)は斜視図である。
【図23】別の例の部分断面図である。
【図24】従来例を示すもので、(a)は断面図、(b)は部
分正面図である。
【符号の説明】
2 温接点 3 冷接点 4 サーミスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塀内 隆博 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 鈴木 俊之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 山中 浩 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 飯澤 貴浩 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2G066 AC13 BA08 BA41 BB11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射熱によって暖められて冷接点を基準
    とする起電力を発生する温接点を備えた赤外線センサー
    において、温接点と冷接点とを分離して配置するととも
    にその間を回路で接続していることを特徴とする赤外線
    センサー。
  2. 【請求項2】 分離された温接点と冷接点及び接続用回
    路は一体型パッケージに封入していることを特徴とする
    請求項1記載の赤外線センサー。
  3. 【請求項3】 温接点と冷接点との間に構造物を介在さ
    せるとともに、この構造物に接続用回路を設けているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の赤外線センサ
    ー。
  4. 【請求項4】 構造物は熱絶縁物であることを特徴とす
    る請求項3記載の赤外線センサー。
  5. 【請求項5】 構造物は接続用回路が形成された立体回
    路基板であることを特徴とする請求項3または4記載の
    赤外線センサー。
  6. 【請求項6】 冷接点と絶対温度検知素子とを熱的に結
    合させていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    の項に記載の赤外線センサー。
  7. 【請求項7】 冷接点と絶対温度センサーとの温度をコ
    ントロールする温度制御手段を備えていることを特徴と
    する請求項5記載の赤外線センサー。
  8. 【請求項8】 放射熱によって暖められて冷接点を基準
    とする起電力を発生する温接点を備えた赤外線センサー
    において、温接点が一方の端面に配設され且つ冷接点と
    絶対温度検知素子とが他方の端面に配設されているとと
    もに温接点と冷接点との間を接続する回路が形成されて
    いる回路ブロックを備えていることを特徴とする赤外線
    センサー。
  9. 【請求項9】 回路ブロックはその表面に接続用回路が
    設けられたものであることを特徴とする請求項8記載の
    赤外線センサー。
  10. 【請求項10】 回路ブロックはその内部を接続用回路
    が貫通しているものであることを特徴とする請求項8記
    載の赤外線センサー。
JP10365654A 1998-12-22 1998-12-22 赤外線センサー Withdrawn JP2000186963A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7648475B2 (en) 2001-12-28 2010-01-19 Gambro Lundia Ab Non-invasive device for measuring blood temperature in a circuit for the extracorporeal circulation of blood, and equipment provided with this device
JP2020139769A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 株式会社バイオエコーネット 耳式体温計

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