JP2000184201A - 低ノイズのデジタル画像形成方法及びそのための画像検知システム - Google Patents
低ノイズのデジタル画像形成方法及びそのための画像検知システムInfo
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- JP2000184201A JP2000184201A JP11334259A JP33425999A JP2000184201A JP 2000184201 A JP2000184201 A JP 2000184201A JP 11334259 A JP11334259 A JP 11334259A JP 33425999 A JP33425999 A JP 33425999A JP 2000184201 A JP2000184201 A JP 2000184201A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低ノイズのデジタル画像を形成する画像検知
モジュールを提供する。 【解決手段】 集積回路チップの画像センサからアナロ
グビデオ信号を受け;歪まされたアナログビデオ信号を
発生するために非線形伝達関数により、画像センサに結
合され、集積回路チップに集積されたプリアンプでアナ
ログビデオ信号を増幅し;歪まされたアナログビデオ信
号がデジタル化のために適切に処理された後に、歪まさ
れたアナログビデオ信号のデジタル化された信号を発生
するために歪まされたアナログビデオ信号をデジタル化
し、歪まされたアナログビデオ信号のデジタル化された
信号をアナログビデオ信号に近く表現されたデジタル信
号を発生するためにプリアンプで用いられた非線形マッ
ピング関数に関して補正する各段階からなる。
モジュールを提供する。 【解決手段】 集積回路チップの画像センサからアナロ
グビデオ信号を受け;歪まされたアナログビデオ信号を
発生するために非線形伝達関数により、画像センサに結
合され、集積回路チップに集積されたプリアンプでアナ
ログビデオ信号を増幅し;歪まされたアナログビデオ信
号がデジタル化のために適切に処理された後に、歪まさ
れたアナログビデオ信号のデジタル化された信号を発生
するために歪まされたアナログビデオ信号をデジタル化
し、歪まされたアナログビデオ信号のデジタル化された
信号をアナログビデオ信号に近く表現されたデジタル信
号を発生するためにプリアンプで用いられた非線形マッ
ピング関数に関して補正する各段階からなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像検知システムに
関し、より詳細には低ノイズのデジタル画像を形成する
画像検知モジュールに関する。
関し、より詳細には低ノイズのデジタル画像を形成する
画像検知モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】ターゲットを後で解析し、プリンとし、
配布し、又はアーカイブしうる電子フォーマットに変換
する画像化システムを必要とする多くの応用が存在す
る。電子フォーマットは一般にターゲットのデジタル画
像である。画像化システムの典型的な例はスキャナーで
あり、ターゲットは本又は記事の紙片である。スキャナ
を通して紙片の電子又はデジタル画像が発生する。
配布し、又はアーカイブしうる電子フォーマットに変換
する画像化システムを必要とする多くの応用が存在す
る。電子フォーマットは一般にターゲットのデジタル画
像である。画像化システムの典型的な例はスキャナーで
あり、ターゲットは本又は記事の紙片である。スキャナ
を通して紙片の電子又はデジタル画像が発生する。
【0003】画像化システムは通常ターゲットを光学的
に画像に変換する画像検知モジュールを含む。検知モジ
ュールの鍵となる要素は画像センサ上に入射した光に応
答する光検知器の配列からなる画像センサである。光検
知器のそれぞれはターゲットから反射された光の強度を
表す電子信号を発生する。全ての光検知器からの電子信
号は読み出され、ターゲットのデジタル信号又は画像を
形成するためにアナログ/デジタル変換器を通してデジ
タル化される。
に画像に変換する画像検知モジュールを含む。検知モジ
ュールの鍵となる要素は画像センサ上に入射した光に応
答する光検知器の配列からなる画像センサである。光検
知器のそれぞれはターゲットから反射された光の強度を
表す電子信号を発生する。全ての光検知器からの電子信
号は読み出され、ターゲットのデジタル信号又は画像を
形成するためにアナログ/デジタル変換器を通してデジ
タル化される。
【0004】画像センサの電子信号はシリアルに読み出
され、次にデジタル化のために処理され、それにより電
子信号は電子信号の品質を劣化させる多くの回路を通過
しする。例えば典型的には適切にデジタル化された信号
を発生するために電子信号を調整する利得/オフセット
調整回路又は電子信号を増幅する信号増幅器が存在す
る。電子信号がデジタル化される前に適切に処理される
が、これらの回路からのノイズ信号は電子信号に不可避
的に付加され、これはそれに続くデジタル信号にも伝搬
する。故に、後のデジタル化された信号のノイズ信号を
減少する手段を提供する解決策が望まれている。
され、次にデジタル化のために処理され、それにより電
子信号は電子信号の品質を劣化させる多くの回路を通過
しする。例えば典型的には適切にデジタル化された信号
を発生するために電子信号を調整する利得/オフセット
調整回路又は電子信号を増幅する信号増幅器が存在す
る。電子信号がデジタル化される前に適切に処理される
が、これらの回路からのノイズ信号は電子信号に不可避
的に付加され、これはそれに続くデジタル信号にも伝搬
する。故に、後のデジタル化された信号のノイズ信号を
減少する手段を提供する解決策が望まれている。
【0005】アナログ/デジタル変換器からの更なる量
子化ノイズは全ての変換誤差で極めて顕著である。ノイ
ズ形成(shaping)と結合されたオーバーサンプ
リング(信号帯域幅により必要とされるレートより高い
レートのサンプリング)がそのような変換ノイズを減少
するための解決策であるが、そのようなアナログ/デジ
タル変換器の設計は複雑であり高い設計コストを生ず
る。更にまた人間の視覚システムは画像の暗い領域での
変動に対して非常に高い感度を有することが知られてい
る。量子化ノイズは故に得られたデジタル画像の暗い領
域で非常に目立つ。故に画質を損なうことなく暗い領域
でのノイズの影響を緩和する解決策がまた必要とされて
いる。
子化ノイズは全ての変換誤差で極めて顕著である。ノイ
ズ形成(shaping)と結合されたオーバーサンプ
リング(信号帯域幅により必要とされるレートより高い
レートのサンプリング)がそのような変換ノイズを減少
するための解決策であるが、そのようなアナログ/デジ
タル変換器の設計は複雑であり高い設計コストを生ず
る。更にまた人間の視覚システムは画像の暗い領域での
変動に対して非常に高い感度を有することが知られてい
る。量子化ノイズは故に得られたデジタル画像の暗い領
域で非常に目立つ。故に画質を損なうことなく暗い領域
でのノイズの影響を緩和する解決策がまた必要とされて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題及
びニーズへの考察からなされ、スキャナ、デジタルカメ
ラ、コンピュータ視覚システムのような画像システムに
対して特に応用される。
びニーズへの考察からなされ、スキャナ、デジタルカメ
ラ、コンピュータ視覚システムのような画像システムに
対して特に応用される。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一特徴から、画
像検知モジュールは複数の光検知器と、非線形増幅器
と、補助回路からなる画像センサからなる。光検知器は
画像センサがターゲットを検知するよう励起されたとき
に電荷信号を発生する。光検知器からのこれらの電荷信
号は次にアナログビデオ信号として順次読み出される。
非線形増幅器は人間の視覚システムの感度特性に関して
得られた非線形伝達関数を好ましくは用いる。画像セン
サからのアナログビデオ信号を受ける場合に、非線形増
幅器は非線形伝達関数によりアナログビデオ信号から歪
んだアナログビデオ信号を発生する。歪んだアナログビ
デオ信号はそれに続くデジタル化のために補助回路で処
理される。アナログ/デジタル変換器は歪んだアナログ
ビデオ信号のデジタル化された信号を発生するよう歪ん
だアナログビデオ信号をデジタル化する。歪んだアナロ
グビデオ信号のデジタル化された信号は好ましくは元の
アナログビデオ信号に実質的に近いデジタル信号を発生
するために非線形増幅器で用いられる非線形伝達関数の
逆転(reversal)から得られる。結果としてデ
ジタル信号のノイズはより可視的に目立たなくなる。
像検知モジュールは複数の光検知器と、非線形増幅器
と、補助回路からなる画像センサからなる。光検知器は
画像センサがターゲットを検知するよう励起されたとき
に電荷信号を発生する。光検知器からのこれらの電荷信
号は次にアナログビデオ信号として順次読み出される。
非線形増幅器は人間の視覚システムの感度特性に関して
得られた非線形伝達関数を好ましくは用いる。画像セン
サからのアナログビデオ信号を受ける場合に、非線形増
幅器は非線形伝達関数によりアナログビデオ信号から歪
んだアナログビデオ信号を発生する。歪んだアナログビ
デオ信号はそれに続くデジタル化のために補助回路で処
理される。アナログ/デジタル変換器は歪んだアナログ
ビデオ信号のデジタル化された信号を発生するよう歪ん
だアナログビデオ信号をデジタル化する。歪んだアナロ
グビデオ信号のデジタル化された信号は好ましくは元の
アナログビデオ信号に実質的に近いデジタル信号を発生
するために非線形増幅器で用いられる非線形伝達関数の
逆転(reversal)から得られる。結果としてデ
ジタル信号のノイズはより可視的に目立たなくなる。
【0008】本発明の他の特徴によれば非線形増幅器で
用いられる非線形伝達関数は元のアナログビデオ信号の
低い端の部分を伸張し、高い端の部分を収縮する目的を
有する非線形曲線である。低い端及び高い端の部分は低
い(弱い)及び高い(強い)強度の信号をそれぞれ意味
する。第一の目的は2倍であり、第一は所定のビット精
度で比較的高精度でデジタル化するために低い端部分を
拡大することであり、第二はデジタル化への経路に沿っ
て導入されたノイズを減少するためにデジタル化の後に
縮小される十分な強度を提供することである。
用いられる非線形伝達関数は元のアナログビデオ信号の
低い端の部分を伸張し、高い端の部分を収縮する目的を
有する非線形曲線である。低い端及び高い端の部分は低
い(弱い)及び高い(強い)強度の信号をそれぞれ意味
する。第一の目的は2倍であり、第一は所定のビット精
度で比較的高精度でデジタル化するために低い端部分を
拡大することであり、第二はデジタル化への経路に沿っ
て導入されたノイズを減少するためにデジタル化の後に
縮小される十分な強度を提供することである。
【0009】本発明の更に他の特徴によれば歪んだアナ
ログビデオ信号のデジタル化された信号は例えば8ビッ
トフォーマットである第一のビット精度で表され、最終
的なデジタルは例えば16ビットフォーマットの第二の
より高いビット精度で表される。利点はより高い精度で
デジタル信号を発生する一方で、低コストのA/D変換
器の使用が可能であることである。
ログビデオ信号のデジタル化された信号は例えば8ビッ
トフォーマットである第一のビット精度で表され、最終
的なデジタルは例えば16ビットフォーマットの第二の
より高いビット精度で表される。利点はより高い精度で
デジタル信号を発生する一方で、低コストのA/D変換
器の使用が可能であることである。
【0010】全く異なる目的のために非線形回路を用い
る従来技術のシステムと異なり、画像検知モジュールに
付加された予め歪まされた処理は画像センサとA/D変
換器との間の全ての回路及びA/D変換器それ自体から
の全体のノイズが減少され、更に得られたデジタル信号
の低い端部分のデジタル解像度は視覚的に改善されると
いう予想できない結果を与える。故により好ましいデジ
タル画像が得られる。
る従来技術のシステムと異なり、画像検知モジュールに
付加された予め歪まされた処理は画像センサとA/D変
換器との間の全ての回路及びA/D変換器それ自体から
の全体のノイズが減少され、更に得られたデジタル信号
の低い端部分のデジタル解像度は視覚的に改善されると
いう予想できない結果を与える。故により好ましいデジ
タル画像が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】上記の本発明の目的は以下に図面
を参照した実施例の説明により本発明の例で達成され
る。本発明のこれらの及び他の特徴及び利点は以下に図
を参照した詳細な説明及び請求項により更に明確に理解
される。
を参照した実施例の説明により本発明の例で達成され
る。本発明のこれらの及び他の特徴及び利点は以下に図
を参照した詳細な説明及び請求項により更に明確に理解
される。
【0012】図面を参照するに、類似の符号は幾つかの
図を通して類似の部品を示す。図1は本発明が適用され
る画像化システム100のシステム図を示す。用途に依
存して、画像化システム100はターゲット110がデ
ジタル画像120に光学的に変換されるスキャナ、デジ
タルカメラ、又は画像収集システムを含むが、それには
限定されない。
図を通して類似の部品を示す。図1は本発明が適用され
る画像化システム100のシステム図を示す。用途に依
存して、画像化システム100はターゲット110がデ
ジタル画像120に光学的に変換されるスキャナ、デジ
タルカメラ、又は画像収集システムを含むが、それには
限定されない。
【0013】画像化システム100がスキャナーである
ときにはターゲットは通常紙片のようなスキャン対象で
ある。画像化システム100がデジタルカメラの時に
は、ターゲット110は光景又は一群の対象のような多
くの可能なものである。画像化システム100が画像収
集システムであるときには、ターゲット110は検査さ
れる部品である。それにもかかわらず、画像化システム
100から得られたものは常に同一であり、即ちターゲ
ット110のデジタル(白黒又はカラー)画像120で
ある。
ときにはターゲットは通常紙片のようなスキャン対象で
ある。画像化システム100がデジタルカメラの時に
は、ターゲット110は光景又は一群の対象のような多
くの可能なものである。画像化システム100が画像収
集システムであるときには、ターゲット110は検査さ
れる部品である。それにもかかわらず、画像化システム
100から得られたものは常に同一であり、即ちターゲ
ット110のデジタル(白黒又はカラー)画像120で
ある。
【0014】デジタル画像120は典型的には画素の配
列であり、各々は8ビットフォーマットで表される場合
には0から255の間の値を有し、他のビットフォーマ
ット(10ビット、12ビット、14ビット、16ビッ
ト...)で表される場合には異なる最大値を有する。
8ビットフォーマットではより詳細には、画素のクラス
ターが255の値を有する場合にはクラスターに対応す
るターゲット110の点は全て白である。逆に、画素の
クラスターが0の値を有する場合にはクラスターに対応
するターゲット110の点は全て黒である。画素が0か
ら255の間の値を有する場合にはターゲット110の
光の反射の変化を示す。画像化システム100がカラー
を再現することが可能なときに、画像120は典型的に
は3つのそれぞれのグレースケール画像からなり、各々
は一般に赤、緑、青色強度画像を表す。換言すれば、タ
ーゲット119の各ドットは画像化システム100によ
り形成されたカラー画像で[23.45`129]のよ
うな3つの強度値ベクトルにより表される。
列であり、各々は8ビットフォーマットで表される場合
には0から255の間の値を有し、他のビットフォーマ
ット(10ビット、12ビット、14ビット、16ビッ
ト...)で表される場合には異なる最大値を有する。
8ビットフォーマットではより詳細には、画素のクラス
ターが255の値を有する場合にはクラスターに対応す
るターゲット110の点は全て白である。逆に、画素の
クラスターが0の値を有する場合にはクラスターに対応
するターゲット110の点は全て黒である。画素が0か
ら255の間の値を有する場合にはターゲット110の
光の反射の変化を示す。画像化システム100がカラー
を再現することが可能なときに、画像120は典型的に
は3つのそれぞれのグレースケール画像からなり、各々
は一般に赤、緑、青色強度画像を表す。換言すれば、タ
ーゲット119の各ドットは画像化システム100によ
り形成されたカラー画像で[23.45`129]のよ
うな3つの強度値ベクトルにより表される。
【0015】実際の応用を無視して、画像システム又は
画像検知モジュール100は少なくとも画像センサ13
0及び光学システム132からなることが一般的に理解
される。光学システム132はターゲット110から画
像光を収集し、それを画像センサ130上に合焦し、そ
れによりターゲット110の画像が画像センサ130上
に投影される。ここで使われているように、画像又は入
射光はフロントライト光源により照明された(不透明
な)ターゲット110からの反射光又はバックライト光
源により照明された(透明)ターゲット110からの透
過光のいずれかを意味する。典型的には、複数の光検知
器からなる画像センサ130は相補的金属酸化物半導体
(CMOS)又は電荷結合デバイス(CCD)により製
造され、リニアセンサと称される一次元配列又はエリア
センサと称される二次元センサのいずれかとして構成さ
れる。光検知器は光に対して高度に感応性を有し、それ
ぞれは画像光の強度に関して比例する電荷信号を発生す
る。再びここで用いられる電荷信号という用語は入射光
により光検知器から発生された信号を意味する。更に詳
細には電荷信号はCMOSで放電信号を、又はCCDの
ウエルとしてモデル化された光検知器の電荷信号(電
子)を意味する。
画像検知モジュール100は少なくとも画像センサ13
0及び光学システム132からなることが一般的に理解
される。光学システム132はターゲット110から画
像光を収集し、それを画像センサ130上に合焦し、そ
れによりターゲット110の画像が画像センサ130上
に投影される。ここで使われているように、画像又は入
射光はフロントライト光源により照明された(不透明
な)ターゲット110からの反射光又はバックライト光
源により照明された(透明)ターゲット110からの透
過光のいずれかを意味する。典型的には、複数の光検知
器からなる画像センサ130は相補的金属酸化物半導体
(CMOS)又は電荷結合デバイス(CCD)により製
造され、リニアセンサと称される一次元配列又はエリア
センサと称される二次元センサのいずれかとして構成さ
れる。光検知器は光に対して高度に感応性を有し、それ
ぞれは画像光の強度に関して比例する電荷信号を発生す
る。再びここで用いられる電荷信号という用語は入射光
により光検知器から発生された信号を意味する。更に詳
細には電荷信号はCMOSで放電信号を、又はCCDの
ウエルとしてモデル化された光検知器の電荷信号(電
子)を意味する。
【0016】画像センサ130の動作はしばしば2つの
プロセスを含み、第一は光積分処理、第二は読み出し処
理である。光積分処理では各光検知器は画像光の入射フ
ォトンを集積し、その集積は電荷信号に反映される。光
積分処理の後に、光検知器は更なるフォトンを捕捉する
のを停止する。一方で、光検知器は各光検知器の電荷信
号が読み出し回路132とプリアンプ136を介してア
ナログ/デジタル変換器(A/D)140へアナログビ
デオ信号としてそれぞれシリアルに読み出される間に読
み出し処理を開始する。
プロセスを含み、第一は光積分処理、第二は読み出し処
理である。光積分処理では各光検知器は画像光の入射フ
ォトンを集積し、その集積は電荷信号に反映される。光
積分処理の後に、光検知器は更なるフォトンを捕捉する
のを停止する。一方で、光検知器は各光検知器の電荷信
号が読み出し回路132とプリアンプ136を介してア
ナログ/デジタル変換器(A/D)140へアナログビ
デオ信号としてそれぞれシリアルに読み出される間に読
み出し処理を開始する。
【0017】A/D変換器140は適切かつ続けてメモ
リ150に記憶されるデジタル信号に全ての光検知器か
らのアナログ信号をデジタル化する。典型的には画像化
システム100は更にデジタル信号処理回路160を含
み、それは画像化システム100の使用に依存して、適
切なデジタル画像又は信号を出力するためにデジタル信
号を調整し、補正し、前処理及び圧縮する。
リ150に記憶されるデジタル信号に全ての光検知器か
らのアナログ信号をデジタル化する。典型的には画像化
システム100は更にデジタル信号処理回路160を含
み、それは画像化システム100の使用に依存して、適
切なデジタル画像又は信号を出力するためにデジタル信
号を調整し、補正し、前処理及び圧縮する。
【0018】ノイズ源の前後関係から、図2は画像検知
モジュール200の簡単な機能ブロック図を示す。画像
センサ202は電荷信号を発生するセンサデバイスを表
し、移行回路204は画像センサ202とA/D変換器
206との間の全ての回路を集合的に表し、A/D変換
器206でデジタル化される電荷信号を準備する。主要
なノイズ源に関して、画像センサ202のセンサノイズ
信号Ns,移行回路204の回路ノイズ信号Nc、A/
D変換器206の量子化ノイズ信号Nqが存在する。全
体のノイズ信号Ntotalは以下のように表される:
Ntotal=Ns+Nc+Nq図3は如何なるノイズ
源も存在しないと仮定されたA/D変換器からのアナロ
グ信号の理想的なデジタル出力302が示される。図3
にはまたNtotalがランダムノイズ信号として30
4で示されている。Ntotal304を入れて、実際
的なデジタル化された後の出力306が示される。換言
すればNtotal304は画像センサから発生された
アナログ信号が移行回路204とA/D変換器を通過し
たときに理想的なデジタル出力302に加えられてい
る。信号中の低振幅のノイズは明らかに知覚され、しば
しば人間の視覚システムにとって不快である。
モジュール200の簡単な機能ブロック図を示す。画像
センサ202は電荷信号を発生するセンサデバイスを表
し、移行回路204は画像センサ202とA/D変換器
206との間の全ての回路を集合的に表し、A/D変換
器206でデジタル化される電荷信号を準備する。主要
なノイズ源に関して、画像センサ202のセンサノイズ
信号Ns,移行回路204の回路ノイズ信号Nc、A/
D変換器206の量子化ノイズ信号Nqが存在する。全
体のノイズ信号Ntotalは以下のように表される:
Ntotal=Ns+Nc+Nq図3は如何なるノイズ
源も存在しないと仮定されたA/D変換器からのアナロ
グ信号の理想的なデジタル出力302が示される。図3
にはまたNtotalがランダムノイズ信号として30
4で示されている。Ntotal304を入れて、実際
的なデジタル化された後の出力306が示される。換言
すればNtotal304は画像センサから発生された
アナログ信号が移行回路204とA/D変換器を通過し
たときに理想的なデジタル出力302に加えられてい
る。信号中の低振幅のノイズは明らかに知覚され、しば
しば人間の視覚システムにとって不快である。
【0019】図4を参照するに、人間の視覚システムの
良く知られたイン/アウト感度曲線の近似された伝達関
数310が示される。これは入力が人間の視覚システム
に対して、如何にして(出力を)知覚されるかを示す。
曲線310は人間の視覚が高い入力(光が多い条件)よ
りも低い入力(光が少ない条件)でより感度が高い傾向
にあることを示す。換言すると、人間の目は画像の低い
強度での信号の強度差をより容易に検知することが可能
である。
良く知られたイン/アウト感度曲線の近似された伝達関
数310が示される。これは入力が人間の視覚システム
に対して、如何にして(出力を)知覚されるかを示す。
曲線310は人間の視覚が高い入力(光が多い条件)よ
りも低い入力(光が少ない条件)でより感度が高い傾向
にあることを示す。換言すると、人間の目は画像の低い
強度での信号の強度差をより容易に検知することが可能
である。
【0020】量子化された画像(又はデジタル表現)で
表されたときに、人間の目はジタル表現の高い端よりも
低い端でより明確に強度の差を見ることができる。人間
の視覚の振る舞いは感度曲線310を介してデジタル化
された入力312からの視覚化されたデジタル出力31
4から更に説明される。より詳細には、デジタル化され
た入力312の低い端で、小さな変化Δinは視覚化さ
れたデジタル化された出力314の低い端の大きな変化
Δoutとして知覚される。明らかに、変化がデジタル
出力の高い端312で生じたときにはこれの逆になり、
即ち、人間の目はデジタル表現の高い端の強度変化に対
して比較的鈍い。図4はデジタル出力の低い端のノイズ
信号は本来的に、視覚的に増幅され、人間の視覚システ
ムに対して視覚的に満足できるデジタル画像を形成する
ために減少されなければならない。
表されたときに、人間の目はジタル表現の高い端よりも
低い端でより明確に強度の差を見ることができる。人間
の視覚の振る舞いは感度曲線310を介してデジタル化
された入力312からの視覚化されたデジタル出力31
4から更に説明される。より詳細には、デジタル化され
た入力312の低い端で、小さな変化Δinは視覚化さ
れたデジタル化された出力314の低い端の大きな変化
Δoutとして知覚される。明らかに、変化がデジタル
出力の高い端312で生じたときにはこれの逆になり、
即ち、人間の目はデジタル表現の高い端の強度変化に対
して比較的鈍い。図4はデジタル出力の低い端のノイズ
信号は本来的に、視覚的に増幅され、人間の視覚システ
ムに対して視覚的に満足できるデジタル画像を形成する
ために減少されなければならない。
【0021】図5は本発明の原理による一実施例を示
す。画像センサ400は光検知器402に加えてマルチ
プレクサ404、非線形増幅器406からなる。付加的
なノイズを回避するために、マルチプレクサ404及び
非線形増幅器406は好ましくは光検知器402が製造
されたのと同じ材料で製造される。付加的なノイズの導
入を最小化するためにマルチプレクサ404と非線形増
幅器406の両方が同一の画像センサチップ上にあるこ
とが重要である。非線形増幅器406はマルチプレクサ
404を通して好ましくは選択された一以上の選択され
た非線形曲線を用いる。画像センサチップは画像化応用
に対してどの非線形曲線が最も適切かを決定するために
信号源に接続された付加的なコネクタを有する。適切な
曲線を選択するための回路設計は容易に設計されうる。
一の可能な設計はそれぞれ利用可能な曲線の一つに対応
する信号を選択するルックアップテーブルを用いること
である。他の可能な設計は入力のそれぞれが利用可能な
曲線の一つに対応する複数入力を用いることである。
す。画像センサ400は光検知器402に加えてマルチ
プレクサ404、非線形増幅器406からなる。付加的
なノイズを回避するために、マルチプレクサ404及び
非線形増幅器406は好ましくは光検知器402が製造
されたのと同じ材料で製造される。付加的なノイズの導
入を最小化するためにマルチプレクサ404と非線形増
幅器406の両方が同一の画像センサチップ上にあるこ
とが重要である。非線形増幅器406はマルチプレクサ
404を通して好ましくは選択された一以上の選択され
た非線形曲線を用いる。画像センサチップは画像化応用
に対してどの非線形曲線が最も適切かを決定するために
信号源に接続された付加的なコネクタを有する。適切な
曲線を選択するための回路設計は容易に設計されうる。
一の可能な設計はそれぞれ利用可能な曲線の一つに対応
する信号を選択するルックアップテーブルを用いること
である。他の可能な設計は入力のそれぞれが利用可能な
曲線の一つに対応する複数入力を用いることである。
【0022】非線形増幅器406の目的の一つは以下に
詳細に説明する電荷信号へ導入されるノイズを減少する
ために光検知器402からの電荷信号を予め増幅し又は
予め歪ませることである。特に、図6は本発明の一実施
例による非線形増幅器406の非線形特性420を示
す。入力信号422は例えば以下のような非線形伝達関
数により出力信号424を出力する非線形増幅器406
に示される: Output=F(input) ここでFは図6に一例として示され、入力(電子)信号
422を出力信号424にマップする非線形伝達関数で
ある。代替的に増幅伝達曲線420と称される非線形伝
達関数は典型的には連続であり更に可逆である。一の例
示的な非線形関数はoutput=log(inpu
t)であり対応する可逆な関係はinput=exp
(output)である。示された非線形特性の故に、
入力信号424の低い端部分426が”伸張される”一
方で、入力信号424の高い端部分428は”縮められ
る”。
詳細に説明する電荷信号へ導入されるノイズを減少する
ために光検知器402からの電荷信号を予め増幅し又は
予め歪ませることである。特に、図6は本発明の一実施
例による非線形増幅器406の非線形特性420を示
す。入力信号422は例えば以下のような非線形伝達関
数により出力信号424を出力する非線形増幅器406
に示される: Output=F(input) ここでFは図6に一例として示され、入力(電子)信号
422を出力信号424にマップする非線形伝達関数で
ある。代替的に増幅伝達曲線420と称される非線形伝
達関数は典型的には連続であり更に可逆である。一の例
示的な非線形関数はoutput=log(inpu
t)であり対応する可逆な関係はinput=exp
(output)である。示された非線形特性の故に、
入力信号424の低い端部分426が”伸張される”一
方で、入力信号424の高い端部分428は”縮められ
る”。
【0023】予め歪まされ、又は増幅された信号424
は次に移行回路408に送られ、予め歪まされた信号4
24のデジタル化されたバージョンを発生するA/D変
換器410でデジタル化される。入力信号422の低い
端部分SL はk(≒Δout/Δin)倍だけ伸張さ
れ、次に非線形増幅器406からの低い端の部分SL の
出力S’L は以下のように記載される: S’L =k(SL +NS ) 信号SL は移行(transitional)回路40
8を通過した後に、全てのノイズ源を含む新たな信号
S”L が以下のように表される: S”L =k(SL +NS )+Nc +Nq ここでSL への増幅効果は一般性を失わずに簡単のため
に1とされている。結果としてS”L は予め歪まされた
入力信号422の低い端部分SL のデジタル化されたバ
ージョンを発生するA/D変換器410でデジタル化さ
れる。
は次に移行回路408に送られ、予め歪まされた信号4
24のデジタル化されたバージョンを発生するA/D変
換器410でデジタル化される。入力信号422の低い
端部分SL はk(≒Δout/Δin)倍だけ伸張さ
れ、次に非線形増幅器406からの低い端の部分SL の
出力S’L は以下のように記載される: S’L =k(SL +NS ) 信号SL は移行(transitional)回路40
8を通過した後に、全てのノイズ源を含む新たな信号
S”L が以下のように表される: S”L =k(SL +NS )+Nc +Nq ここでSL への増幅効果は一般性を失わずに簡単のため
に1とされている。結果としてS”L は予め歪まされた
入力信号422の低い端部分SL のデジタル化されたバ
ージョンを発生するA/D変換器410でデジタル化さ
れる。
【0024】光検知器402からの電子信号の低い端の
部分SL を回復し、又は一般化するために予め歪まされ
た入力信号422の低い端部分S’L は逆転プロセスで
補正されなければならず、即ちの低い端部分SL を回復
するためにk倍縮小されなければならない。逆転処理は
図1のデジタル信号処理回路160で処理され、又は画
像検知システムが結合されたホストコンピュータで実行
される。如何にして逆転処理がなされるかを無視して、
逆転処理の目的の一つは以下のように同一の係数kによ
りS”L を縮小することである。
部分SL を回復し、又は一般化するために予め歪まされ
た入力信号422の低い端部分S’L は逆転プロセスで
補正されなければならず、即ちの低い端部分SL を回復
するためにk倍縮小されなければならない。逆転処理は
図1のデジタル信号処理回路160で処理され、又は画
像検知システムが結合されたホストコンピュータで実行
される。如何にして逆転処理がなされるかを無視して、
逆転処理の目的の一つは以下のように同一の係数kによ
りS”L を縮小することである。
【0025】
【数1】
【0026】換言すると、ノイズNc +Nq は光検知器
からの元の電子信号から変換された得られたデジタル信
号に対して有害に影響することなしに係数kにより実質
的に縮小される。減少されたノイズに加えて、アナログ
信号の低い端部分の異なる入力レベルの分解能又は数は
実質的に増加され、又は”詳細化”される。異なる入力
レベルの分解能又は数はアナログ/デジタル変換器が異
なる出力コード(デジット)により表されるものを決定
する。詳細な低い端部分を有する利点はデジタル画像の
ダイナミックレンジを視覚的に増加し、人間の視覚シス
テムに対してより快適な視覚的な効果を提供することで
ある。
からの元の電子信号から変換された得られたデジタル信
号に対して有害に影響することなしに係数kにより実質
的に縮小される。減少されたノイズに加えて、アナログ
信号の低い端部分の異なる入力レベルの分解能又は数は
実質的に増加され、又は”詳細化”される。異なる入力
レベルの分解能又は数はアナログ/デジタル変換器が異
なる出力コード(デジット)により表されるものを決定
する。詳細な低い端部分を有する利点はデジタル画像の
ダイナミックレンジを視覚的に増加し、人間の視覚シス
テムに対してより快適な視覚的な効果を提供することで
ある。
【0027】図7を参照するに、リニア信号502の低
い端部分又はデジタル化された画像センサからのアナロ
グ信号が示されている。水平軸506は垂直デジタル軸
504上のディジットにより表された入力アナログ信号
の分解能を示す。信号502がリニアに増加する故に、
信号502は軸504に沿ってリニアに増加されたディ
ジットにより表される。
い端部分又はデジタル化された画像センサからのアナロ
グ信号が示されている。水平軸506は垂直デジタル軸
504上のディジットにより表された入力アナログ信号
の分解能を示す。信号502がリニアに増加する故に、
信号502は軸504に沿ってリニアに増加されたディ
ジットにより表される。
【0028】信号502が図8の402のような所定の
非線形(特性)曲線により図7の非線形増幅器406に
より増幅されるときに、図8は増幅された又は歪まされ
た信号510を示す。増幅された信号510がデジタル
化されたときに、デジタル分解能は信号502に関して
顕著に増加される。増幅された信号510の低い端部分
はより正確にデジタル化される。図に示されるように、
0.05からの微分(derivation)がここで
は示される。同一の精度が例えば9ビットデジタル表現
のようなより高いビット表現を用いることによってのみ
達成される。より詳細には、元の8ビット精度は0.5
を表さず、ここでは例えば000000010のような
9ビット精度フォーマットにより表される。
非線形(特性)曲線により図7の非線形増幅器406に
より増幅されるときに、図8は増幅された又は歪まされ
た信号510を示す。増幅された信号510がデジタル
化されたときに、デジタル分解能は信号502に関して
顕著に増加される。増幅された信号510の低い端部分
はより正確にデジタル化される。図に示されるように、
0.05からの微分(derivation)がここで
は示される。同一の精度が例えば9ビットデジタル表現
のようなより高いビット表現を用いることによってのみ
達成される。より詳細には、元の8ビット精度は0.5
を表さず、ここでは例えば000000010のような
9ビット精度フォーマットにより表される。
【0029】人間の視覚システムの特性の利点を生かす
ために低い端部分を強調し、高い端部分を強調しないた
めにアナログ信号を非線形に増幅する一方で、低いビッ
トデジタル表現(例えば8ビットA/D変換器)はより
高いビットのデジタル表現と視覚的に等価な品質を達成
しうる。これは高品質な画像を達成するために高精度A
/D変換器をしばしば用いる従来のシステムとは根本的
に違っている。
ために低い端部分を強調し、高い端部分を強調しないた
めにアナログ信号を非線形に増幅する一方で、低いビッ
トデジタル表現(例えば8ビットA/D変換器)はより
高いビットのデジタル表現と視覚的に等価な品質を達成
しうる。これは高品質な画像を達成するために高精度A
/D変換器をしばしば用いる従来のシステムとは根本的
に違っている。
【0030】本発明の原理の更なる理解のために、図9
は本発明の一実施例により検知モジュール600の内部
機能ダイアグラムを示す。図示されるように、それぞれ
制御信号により制御されるそれぞれの赤色LED60
4、緑色LED606、青色LED608から好ましく
はなる光パイプ602が存在する。LED制御信号は典
型的には制御信号回路(図示せず)から提供され、画像
センサ612の動作と同期される。
は本発明の一実施例により検知モジュール600の内部
機能ダイアグラムを示す。図示されるように、それぞれ
制御信号により制御されるそれぞれの赤色LED60
4、緑色LED606、青色LED608から好ましく
はなる光パイプ602が存在する。LED制御信号は典
型的には制御信号回路(図示せず)から提供され、画像
センサ612の動作と同期される。
【0031】ロッドレンズ配列610は赤色LED60
4、緑色LED606、青色LED608の一つにより
照明されるスキャン対象からの入射光を収集し、それを
画像センサ612上に合焦する。画像センサ612は複
数の光検知器からなる。光検知器の各々は各積分処理中
にその上に投射された光を収集し、電荷信号を発生す
る。積分処理の終了で、それぞれが光検知器の一つによ
り発生された電荷信号は制御信号回路からの制御信号に
より制御された読み出しスイッチ配列616を介してス
キャン(アナログ)信号として順次読み出される。画像
センサ612がCMOS型センサであるとすると、それ
についての記載はCCD型のセンサに対しても同様に働
くことが当業者に明らかである。また画像センサ612
が複数のより短いリニアセンサからなる細長いリニアセ
ンサであり、画像センサ612の長さはスキャンしよう
としているドキュメント画像センサ612の最大の大き
さに依存して延在されることが図示されている。
4、緑色LED606、青色LED608の一つにより
照明されるスキャン対象からの入射光を収集し、それを
画像センサ612上に合焦する。画像センサ612は複
数の光検知器からなる。光検知器の各々は各積分処理中
にその上に投射された光を収集し、電荷信号を発生す
る。積分処理の終了で、それぞれが光検知器の一つによ
り発生された電荷信号は制御信号回路からの制御信号に
より制御された読み出しスイッチ配列616を介してス
キャン(アナログ)信号として順次読み出される。画像
センサ612がCMOS型センサであるとすると、それ
についての記載はCCD型のセンサに対しても同様に働
くことが当業者に明らかである。また画像センサ612
が複数のより短いリニアセンサからなる細長いリニアセ
ンサであり、画像センサ612の長さはスキャンしよう
としているドキュメント画像センサ612の最大の大き
さに依存して延在されることが図示されている。
【0032】スイッチ配列616は画像配列612の光
検知器の数と同じ数の読み出しスイッチからなる。読み
出しスイッチの各々は適切な電圧がそれにわたり印加さ
れたときに”オン”又は”導通”するダイオードにより
形成されることは当業者には明らかである。図に示され
るように、スキャン信号は非線形曲線によりスキャン信
号を増幅する非線形増幅器618で受信される。好まし
い実施例では非線形増幅器618は一組の選択可能な非
線形曲線を含み、各々は特殊な特性を有する。非線形増
幅器618に印加された選択信号622は非線形増幅器
618を選択可能な非線形曲線の一つに適合する。他の
実施例では、マルチプレクサが画像センサ612を非線
形増幅器618に結合する。スキャン信号を受けるマル
チプレクサは選択信号622により制御され、スキャン
信号が選択信号622により特定の非線形曲線を有する
非線形増幅器618上に送られることを確実にする。
検知器の数と同じ数の読み出しスイッチからなる。読み
出しスイッチの各々は適切な電圧がそれにわたり印加さ
れたときに”オン”又は”導通”するダイオードにより
形成されることは当業者には明らかである。図に示され
るように、スキャン信号は非線形曲線によりスキャン信
号を増幅する非線形増幅器618で受信される。好まし
い実施例では非線形増幅器618は一組の選択可能な非
線形曲線を含み、各々は特殊な特性を有する。非線形増
幅器618に印加された選択信号622は非線形増幅器
618を選択可能な非線形曲線の一つに適合する。他の
実施例では、マルチプレクサが画像センサ612を非線
形増幅器618に結合する。スキャン信号を受けるマル
チプレクサは選択信号622により制御され、スキャン
信号が選択信号622により特定の非線形曲線を有する
非線形増幅器618上に送られることを確実にする。
【0033】処理回路619は所望の調整に関して利得
及びオフセット調整をなし、続いて、A/D変換器でデ
ジタル化されるよう準備された信号Voutとして順次
出力される。図10を参照するに、一実施例による本発
明の処理のフローチャートを示す。702でアナログビ
デオ信号は画像センサがターゲットを検知するために動
作するときに画像センサから発生される。アナログビデ
オ信号は画像センサがリニアセンサである場合にはスキ
ャンラインを表し、アナログビデオ信号は画像センサが
エリアセンサの場合に二次元の場面を表す。
及びオフセット調整をなし、続いて、A/D変換器でデ
ジタル化されるよう準備された信号Voutとして順次
出力される。図10を参照するに、一実施例による本発
明の処理のフローチャートを示す。702でアナログビ
デオ信号は画像センサがターゲットを検知するために動
作するときに画像センサから発生される。アナログビデ
オ信号は画像センサがリニアセンサである場合にはスキ
ャンラインを表し、アナログビデオ信号は画像センサが
エリアセンサの場合に二次元の場面を表す。
【0034】アナログビデオ信号が704で非線形マッ
ピング関数によりプリアンプで歪まされ、又は予め増幅
される。プリアンプからの出力は歪まされたアナログビ
デオ信号である。706では歪まされたアナログビデオ
信号はゲイン/オフセット調整を含むデジタル化のため
のよう井をなすよう処理される。708ではA/D変換
器は歪まされたアナログビデオ信号を受け、例えば8ビ
ットフォーマットである第一の分解能で歪まされたアナ
ログビデオ信号のデジタル化された信号を発生する。歪
まされたアナログビデオ信号のデジタル化された信号は
歪まされたアナログビデオ信号のデジタル化された信号
からアナログビデオ信号のデジタル化された信号からア
ナログビデオ信号のデジタル信号を回復し、典型的には
アナログビデオ信号のデジタル信号は例えば16ビット
フォーマットのような第二の分解能で表される。
ピング関数によりプリアンプで歪まされ、又は予め増幅
される。プリアンプからの出力は歪まされたアナログビ
デオ信号である。706では歪まされたアナログビデオ
信号はゲイン/オフセット調整を含むデジタル化のため
のよう井をなすよう処理される。708ではA/D変換
器は歪まされたアナログビデオ信号を受け、例えば8ビ
ットフォーマットである第一の分解能で歪まされたアナ
ログビデオ信号のデジタル化された信号を発生する。歪
まされたアナログビデオ信号のデジタル化された信号は
歪まされたアナログビデオ信号のデジタル化された信号
からアナログビデオ信号のデジタル化された信号からア
ナログビデオ信号のデジタル信号を回復し、典型的には
アナログビデオ信号のデジタル信号は例えば16ビット
フォーマットのような第二の分解能で表される。
【0035】上記のように、704で用いられた伝達関
数の逆関数がアナログビデオ信号のデジタル信号を一般
化し、又は回復する。一般的に、逆関数化された伝達関
数を得る方法は少ない。本発明の一実施例により、経験
的なアプローチが用いられる。より詳細には一枚の白い
紙のような均一の白いスキャン用のシートはまず使用さ
れ、それの歪まされた信号が光強度を調整するために7
08で発生される。光強度は好ましくはリニアな方法で
707で増加するように調整される。白いスキャン用の
シートに対する各増加された光強度に対する歪まされた
信号配列が得られた後に、逆関数化された伝達関数を得
るための処理は709でなされ、これは典型的にはホス
トコンピュータによりなされ、以下により詳細に説明す
る。簡単化のために、伝達関数の逆関数を得る方法は通
常の処理と一緒に示され、典型的には新たな”歪み”伝
達関数が決定されたときに処理は一回のみしか発生しな
いことは当業者には明らかである。
数の逆関数がアナログビデオ信号のデジタル信号を一般
化し、又は回復する。一般的に、逆関数化された伝達関
数を得る方法は少ない。本発明の一実施例により、経験
的なアプローチが用いられる。より詳細には一枚の白い
紙のような均一の白いスキャン用のシートはまず使用さ
れ、それの歪まされた信号が光強度を調整するために7
08で発生される。光強度は好ましくはリニアな方法で
707で増加するように調整される。白いスキャン用の
シートに対する各増加された光強度に対する歪まされた
信号配列が得られた後に、逆関数化された伝達関数を得
るための処理は709でなされ、これは典型的にはホス
トコンピュータによりなされ、以下により詳細に説明す
る。簡単化のために、伝達関数の逆関数を得る方法は通
常の処理と一緒に示され、典型的には新たな”歪み”伝
達関数が決定されたときに処理は一回のみしか発生しな
いことは当業者には明らかである。
【0036】図11はA/D変換器から図8に示される
ような歪まされたアナログビデオ信号510のデジタル
化された信号802を示す。デジタル化された信号80
2は歪まされたアナログビデオ信号510に用いられた
伝達関数の逆関数によりもとのアナログビデオ信号のデ
ジタル信号に実質的に近接する。デジタル信号を得るた
めの好ましい方法の一つはホストコンピュータで実行さ
れたルックアップテーブル(LUT)を用いることであ
る。典型的にはスキャナーはホストコンピュータととも
に動作し、デジタル化された信号802はホストコンピ
ュータに転送(又はダウンロード)される。現在のコン
ピュータのほとんどは16ビットより大きなデータ精度
で動作する一方で典型的なスキャナのA/D変換器は8
ビット精度である。ホストコンピュータで得られるより
高いデータ精度は付加的な可視的量子ノイズを導入する
ことなしに元のアナログビデオ信号のデジタル信号を正
確に一般化するために必要なデータ精度を提供する。
ような歪まされたアナログビデオ信号510のデジタル
化された信号802を示す。デジタル化された信号80
2は歪まされたアナログビデオ信号510に用いられた
伝達関数の逆関数によりもとのアナログビデオ信号のデ
ジタル信号に実質的に近接する。デジタル信号を得るた
めの好ましい方法の一つはホストコンピュータで実行さ
れたルックアップテーブル(LUT)を用いることであ
る。典型的にはスキャナーはホストコンピュータととも
に動作し、デジタル化された信号802はホストコンピ
ュータに転送(又はダウンロード)される。現在のコン
ピュータのほとんどは16ビットより大きなデータ精度
で動作する一方で典型的なスキャナのA/D変換器は8
ビット精度である。ホストコンピュータで得られるより
高いデータ精度は付加的な可視的量子ノイズを導入する
ことなしに元のアナログビデオ信号のデジタル信号を正
確に一般化するために必要なデータ精度を提供する。
【0037】図12は入力列804及び出力列806を
有するLUT800を示す。入力列804はアナログビ
デオ信号510の8ビットのデジタル表現からなり、出
力列806は対応する出力を16ビットで表示する。入
力列804と出力列806との間の関係はビデオアナロ
グ信号を歪ませるために用いられた伝達関数の逆の関係
になっていることは当業者には明らかである。図13は
入力と出力との間の逆の関係810を示す。曲線810
は図10の707と709を含む初期処理から得られ、
図12の入力列804から出力列806へのマッピング
を表現する。
有するLUT800を示す。入力列804はアナログビ
デオ信号510の8ビットのデジタル表現からなり、出
力列806は対応する出力を16ビットで表示する。入
力列804と出力列806との間の関係はビデオアナロ
グ信号を歪ませるために用いられた伝達関数の逆の関係
になっていることは当業者には明らかである。図13は
入力と出力との間の逆の関係810を示す。曲線810
は図10の707と709を含む初期処理から得られ、
図12の入力列804から出力列806へのマッピング
を表現する。
【0038】上記のように、本発明の目的の一つはより
正確にサンプリングためにその部分を伸張することによ
り信号の低い端のノイズを最小化することである。信号
の低い端の詳細を保存し、量子化ノイズの更なる導入を
最小化するためにデータフォーマットのより高い精度が
用いられる。より詳細には8ビットデータフォーマット
は例えば16ビットのような8ビットより大きなデータ
フォーマットに変換される。上記からわかるように、こ
の変換は信号の低い端の詳細な精度が図12に示される
例のように保存されるような逆転関係に従う。
正確にサンプリングためにその部分を伸張することによ
り信号の低い端のノイズを最小化することである。信号
の低い端の詳細を保存し、量子化ノイズの更なる導入を
最小化するためにデータフォーマットのより高い精度が
用いられる。より詳細には8ビットデータフォーマット
は例えば16ビットのような8ビットより大きなデータ
フォーマットに変換される。上記からわかるように、こ
の変換は信号の低い端の詳細な精度が図12に示される
例のように保存されるような逆転関係に従う。
【0039】予め歪ませる処理を付加することは予期し
得ない結果をもたらし、画像センサとA/D変換器との
間の全ての回路及びA/D変換器それ自体からのノイズ
全体が減少され、更に得られたデジタル信号の低い端部
分のデジタル分解能は視覚的に改善され、他方でこの処
理は得られたデジタル信号の高い端部分への影響を最小
化する。従って、より好ましいデジタル画像が得られ
る。
得ない結果をもたらし、画像センサとA/D変換器との
間の全ての回路及びA/D変換器それ自体からのノイズ
全体が減少され、更に得られたデジタル信号の低い端部
分のデジタル分解能は視覚的に改善され、他方でこの処
理は得られたデジタル信号の高い端部分への影響を最小
化する。従って、より好ましいデジタル画像が得られ
る。
【0040】本発明はある程度特定に十分詳細に説明さ
れてきた。実施例の開示は例示のみであり、多くの変更
が配置及び部品の組合せで本発明の精神及び請求項の範
囲から離れることなくなされうることは、当業者には明
らかである。従って、本発明の範囲は上記の実施例では
なく、請求項によって決定される。
れてきた。実施例の開示は例示のみであり、多くの変更
が配置及び部品の組合せで本発明の精神及び請求項の範
囲から離れることなくなされうることは、当業者には明
らかである。従って、本発明の範囲は上記の実施例では
なく、請求項によって決定される。
【図1】画像センサを用いた画像化システムを示す概略
図である。
図である。
【図2】図1の画像化システムの簡単化された機能ブロ
ックのノイズ源の概略を示す。
ックのノイズ源の概略を示す。
【図3】信号源からの実際のノイズのような如何なるノ
イズ源も存在しない場合のA/D変換器からのアナログ
信号の理想的な出力及び埋め込まれたノイズを有する実
際のデジタル化された出力をそれぞれ示す。
イズ源も存在しない場合のA/D変換器からのアナログ
信号の理想的な出力及び埋め込まれたノイズを有する実
際のデジタル化された出力をそれぞれ示す。
【図4】人間の視覚システムの良く知られたイン/アウ
ト感度曲線を通した入力からの視覚的出力を示す。
ト感度曲線を通した入力からの視覚的出力を示す。
【図5】本発明の原理による画像センサの一実施例を示
す。
す。
【図6】図5の実施例による非線形増幅器の非線形特性
を示す。
を示す。
【図7】デジタル化された画像センサからのリニア信号
又はアナログ信号の低い端部分を示す。
又はアナログ信号の低い端部分を示す。
【図8】デジタル化された図7の増幅された信号を示
す。
す。
【図9】本発明の一実施例による画像検知モジュールの
内部機能を示すブロック図である。
内部機能を示すブロック図である。
【図10】一実施例による本発明のプロセスフローチャ
ートを示す。
ートを示す。
【図11】元のアナログビデオ信号のデジタル表現を得
るためのプロセスを示す。
るためのプロセスを示す。
【図12】元のアナログビデオ信号のデジタル表現を得
るためのプロセスを示す。
るためのプロセスを示す。
【図13】元のアナログビデオ信号のデジタル表現を得
るためのプロセスを示す。
るためのプロセスを示す。
100 画像化システム 110 ターゲット 120 デジタル画像 130 画像センサ 132 光学システム 136 プリアンプ 140 アナログ/デジタル変換器(A/D) 150 メモリ 160 デジタル信号処理回路 202 画像センサ 204 移行回路 206 A/D 208 デジタル出力 302 理想的なデジタル出力 304 ランダムノイズ 306 出力 310 伝達関数 312 デジタル化された入力 314 デジタル出力 400 センサ 402 光検知器 404 マルチプレクサ 406 非線形増幅器 408 移行回路 410 A/D 412 デジタル出力 420 非線形特性 422 入力信号 424 出力信号 502 リニア信号 504 垂直軸 506 水平軸 510 増幅された信号 600 検知モジュール 602 光パイプ 604 赤色LED 606 緑色LED 608 青色LED 612 画像センサ 616 読み出しスイッチ配列 618 非線形増幅器 619 処理回路 622 選択信号 800 LUT 802 デジタル化された信号 804 入力列 806 出力列
Claims (23)
- 【請求項1】集積回路チップの画像センサからアナログ
ビデオ信号を受け;歪まされたアナログビデオ信号を発
生するために非線形伝達関数により、画像センサに結合
され、集積回路チップに集積されたプリアンプでアナロ
グビデオ信号を増幅し;歪まされたアナログビデオ信号
がデジタル化のために適切に処理された後に、歪まされ
たアナログビデオ信号のデジタル化された信号を発生す
るために歪まされたアナログビデオ信号をデジタル化
し、 歪まされたアナログビデオ信号のデジタル化された信号
をアナログビデオ信号に近く表現されたデジタル信号を
発生するためにプリアンプで用いられた非線形マッピン
グ関数に関して補正する各段階からなる減少されたノイ
ズを有するデジタル画像を形成する方法。 - 【請求項2】 画像センサは複数の光検知器からなり、
その各々は画像センサがターゲットを検知するように動
作するときに電荷信号を発生し各光検知器からの該電荷
信号はアナログビデオ信号として順次読み出される請求
項1記載の方法。 - 【請求項3】 集積回路チップは相補的金属酸化物半導
体である請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 プリアンプのアナログビデオ信号を該増
幅することは集積回路チップに印加された選択信号によ
り非線形伝達関数が決定される段階を更に含む請求項1
記載の方法。 - 【請求項5】 非線形伝達関数はアナログビデオ信号の
低い端部分を伸張させ、アナログビデオ信号の高い端部
分を収縮させる請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 伝達関数は人間の視覚システムの視覚的
感度特性から得られる請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 該視覚的感度特性は専用回路の非線形特
性により近似される請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 歪まされたアナログビデオ信号のデジタ
ル化された信号の該補正はアナログビデオ信号を増幅す
るためにプリアンプで用いられる非線形伝達関数から逆
転された伝達関数を決定し;アナログビデオ信号のデジ
タル信号を得るために伝達関数に関して歪まされたアナ
ログビデオ信号のデジタル化された信号を順次マッピン
グする各段階を更に含む請求項5記載の方法。 - 【請求項9】 伝達関数の該決定は調整された光強度に
それぞれ対応するテスト信号の配列を発生し;各テスト
信号が対応する調整された光強度に関してどれくらい歪
まされるかを決定し;各テスト信号をプリアンプの非線
形伝達関数により歪まされていない場合にあるレベルに
補正する伝達関数を一般化する各段階を含む請求項8記
載の方法。 - 【請求項10】 歪まされたアナログビデオ信号のデジ
タル化された信号は第一のビット精度で表され、アナロ
グビデオ信号に近く表されたデジタル信号は第二のビッ
ト精度で表される請求項8記載の方法。 - 【請求項11】 第二のビット精度は第一のビット精度
より大きい請求項10記載の方法。 - 【請求項12】画像センサがターゲットを検知するよう
動作するときにアナログ信号を発生する集積回路チップ
の画像センサと;集積回路チップに集積され、歪まされ
たアナログ信号を発生するために所定の非線形伝達関数
によりアナログ信号を増幅する、画像センサと結合さ
れ、それからアナログ信号を受ける非線形増幅器と;歪
まされたアナログ信号のデジタル化された信号を発生す
るために歪まされたアナログ信号を受け、デジタル化す
るアナログ/デジタル変換器とからなる減少されたノイ
ズを有する改善された画像化システム。 - 【請求項13】非線形増幅器とアナログ/デジタル変換
器との間に結合され、歪まされたアナログ信号がアナロ
グ/デジタル変換器で適切にデジタル化されるように歪
まされたアナログ信号を処理する移行回路を更に含む、
請求項12記載の画像化システム。 - 【請求項14】アナログ/デジタル変換器に結合され、
それから歪まされたアナログ信号のデジタル化された信
号を受け、歪まされたアナログ信号のデジタル化された
信号を所定の非線形伝達関数から逆転された伝達関数に
よりアナログ信号のデジタル信号に変換することにより
アナログ信号のデジタル信号を形成するデジタル処理補
正回路を更に含む、請求項12記載の画像化システム。 - 【請求項15】 非線形増幅器は非線形増幅器へのアナ
ログ信号が選択可能な非線形関数の一つに関して増幅さ
れるように一組の選択可能な非線形伝達関数を含む請求
項12記載の画像化システム。 - 【請求項16】集積回路チップに集積され、制御入力を
有する選択回路を更に有し、該選択回路は非線形増幅器
に結合され、選択回路が制御入力で選択信号を受けると
きに非線形増幅器が選択可能な非線形関数の特定の一つ
に適合されるようにする請求項15記載の画像化システ
ム。 - 【請求項17】アナログ/デジタル変換器に結合され、
それから歪まされたアナログ信号のデジタル化された信
号を受け、歪まされたアナログ信号のデジタル化された
信号を所定の非線形伝達関数から逆転された伝達関数に
よりアナログ信号のデジタル信号に変換することにより
アナログ信号のデジタル信号を形成するデジタル処理補
正回路を更に含む、請求項16記載の画像化システム。 - 【請求項18】 非線形増幅器はn個の入力を含み、こ
のn個の入力のそれぞれは選択可能な非線形関数の一つ
に対応し、アナログ信号を受けるときにアナログ信号が
n個の入力のそれぞれに割り当てられた選択可能な非線
形関数の一つに関して増幅される請求項15記載の画像
化システム。 - 【請求項19】 集積回路チップに集積され、制御入力
を有する選択回路を更に有し、該選択回路はn個の出力
を有するマルチプレクサであり、n個の出力のそれぞれ
が非線形増幅器のn個の入力の一つと通信し、マルチプ
レクサは画像センサからのアナログ信号を受け、アナロ
グ信号を選択信号を受けたn番目の出力と通信する請求
項18記載の画像化システム。 - 【請求項20】ホストコンピュータのマイクロプロセッ
サにロードされ、実行されるルックアップテーブルを更
に含み、該ルックアップテーブルは歪まされたアナログ
信号のデジタル化された信号を順次受け、所定の非線形
伝達関数の逆関数から得られた伝達関係によりアナログ
信号のデジタル信号を順次出力する請求項12記載の画
像化システム。 - 【請求項21】 歪まされたアナログ信号のデジタル化
された信号はnビットデータ精度を有し、ルックアップ
テーブルからのデジタル信号出力は少なくとも(n+
1)ビットデータ精度を有する請求項20記載の画像化
システム。 - 【請求項22】相補的金属酸化物半導体の画像センサか
らアナログビデオ信号を受け;歪まされたアナログビデ
オ信号を発生するためにアナログビデオ信号の低い端部
分を伸張させ、アナログビデオ信号の高い端部分を収縮
させる非線形伝達関数によりアナログビデオ信号を増幅
し;歪まされたアナログビデオ信号がデジタル化のため
に処理された後に、歪まされたアナログビデオ信号のデ
ジタル化された信号を発生するために歪まされたアナロ
グビデオ信号をデジタル化し;ルックアップテーブルを
実行するためにホストコンピュータにデジタル化された
信号をダウンロードし;アナログビデオ信号に実質的に
近く表現されたデジタル信号を発生するためにルックア
ップテーブルを通してデジタル化された信号を変換する
各段階からなり、ルックアップテーブルはアナログビデ
オ信号を歪ませるために用いられた非線形マッピング関
数の逆転から得られた入出力関係を維持する減少された
ノイズを有するデジタル画像を形成する方法。 - 【請求項23】 歪まされたアナログ信号のデジタル化
された信号はnビットデータ精度を有し、ルックアップ
テーブルからのデジタル信号出力は少なくとも(n+
1)ビットデータ精度を有する請求項22記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US203942 | 1980-11-07 | ||
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JP11334259A Pending JP2000184201A (ja) | 1998-12-02 | 1999-11-25 | 低ノイズのデジタル画像形成方法及びそのための画像検知システム |
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CN (1) | CN1176441C (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003052051A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-21 | Sony Corp | 画像信号処理方法、画像信号処理装置、撮像装置及び記録媒体 |
GB2399971B (en) * | 2003-01-22 | 2006-07-12 | Proneta Ltd | Imaging sensor optical system |
CN104467882A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-03-25 | 大唐移动通信设备有限公司 | 一种动态接收装置 |
JP2020072451A (ja) * | 2018-11-02 | 2020-05-07 | 電子商取引安全技術研究組合 | 送信装置、受信装置、送受信システム、送信方法及び受信方法 |
CN117653074A (zh) * | 2023-11-06 | 2024-03-08 | 上海融易迈医疗健康科技有限公司 | 数据采样方法、电路及设备 |
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1999
- 1999-10-19 TW TW88118083A patent/TW466872B/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-11-25 JP JP11334259A patent/JP2000184201A/ja active Pending
- 1999-12-01 CN CNB991258657A patent/CN1176441C/zh not_active Expired - Fee Related
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JP7150272B2 (ja) | 2018-11-02 | 2022-10-11 | 株式会社Scu | 送信装置、受信装置、送受信システム、送信方法及び受信方法 |
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TW466872B (en) | 2001-12-01 |
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