JP2000183812A - 複数の通信チャネル用にパワ―制御情報を通信する方法 - Google Patents
複数の通信チャネル用にパワ―制御情報を通信する方法Info
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Abstract
ネル用に、別々のパワー制御情報(コマンド要求)を提
供する方法を提供する。 【解決手段】 移動局により送信されるパイロットチャ
ネルのパイロット制御サブチャネル内で、音声用パワー
制御コマンドとデータ用パワー制御コマンドを交互に与
えることにより前記課題を解決する。
Description
し、特に送信パワーを制御する方法に関する。
10と移動局12とを示す。基地局10と移動局12
は、基地局10から移動局12にダウンリンクチャネル
14を介して通信する。移動局12は、基地局10に対
し、アップリンクチャネル16を用いて通信する。ダウ
ンリンクチャネル14は、音声用チャネル、データ用チ
ャネル、パイロット信号用チャネル、専用制御チャネル
(dedicated control channel :DCCH)と、制御
情報またはオーバーヘッド情報を与えるような他の信号
用に個々のチャネルを有する。同様に、アップリンクチ
ャネル16もまた、音声用チャネル、データ用チャネ
ル、パイロットチャネル、専用制御チャネル(DCC
H)を有する。進行中の通信の種類によっては、音声チ
ャネルを省略してデータチャネルが用いられる場合があ
り、あるいは、データチャネルを省略して音声チャネル
を用いる場合もあり、あるいはデータチャネルと音声チ
ャネルの両方が用いられる場合もある。
いられるパワー量の調整は、基地局と移動局との間の周
囲環境および/または基地局と移動局との間の信号のフ
ェージングに起因して発生する信号損失の量を補うよう
にして行われる。移動局12は、受信した全体パワー、
あるいはエラーレートのような順方向リンクの特性をモ
ニターしている。受信したパワーあるいはエラーレート
に基づいて、移動局12は基地局10に対し、順方向デ
ータおよび/または音声チャネルを介して送信に用いら
れるパワーの量を増減させている。例えば、エラーレー
トが増加するかあるいはエラーレートが通信開始時に設
定されたしきい値を越えた場合には、移動局は基地局に
対し順方向のデータチャネルおよび/または音声チャネ
ルの送信に用いられるパワーを増加するよう指示する。
逆に移動局が極端に低いエラーレートを検出した場合に
は、移動局は基地局10に対し、順方向の音声チャネル
とデータチャネルを送信するのに用いられるパワーを下
げるよう指示する。基地局がこのようなパワー制御情報
を、移動局から受信すると、基地局はそれに従って順方
向の音声チャネルとデータチャネルを送信するのに用い
られるパワーを修正する。
されるパイロットチャネルを示す。このパイロットチャ
ネルは、移動局が基地局へパワー制御指示を送信するの
に用いられる。このパイロットチャネルは、1.25ミ
リ秒の長さのパワー制御グループ(セグメント)20に
分割される。各1.25ミリ秒のセグメントを構成する
パワー制御サブチャネル22の間に、パイロット信号
は、パワー制御信号、パワー制御ビットあるいはパワー
制御コマンドで置換される。このパワー制御信号は、基
地局に対し順方向の音声チャネルとデータチャネルを送
信するのに用いられるパワーを増減するよう伝える。こ
のパワー制御情報(指示)を用いて、基地局は順方向の
音声チャネルとデータチャネルの両方を制御している。
この方法は、両方のチャネルが同一環境内にあり、通信
環境あるいはフェージングに起因した同様な変動を受け
るために用いられている。各1.25ミリ秒のセグメン
トの残りの3/4の部分は、パイロット信号を送信する
ために用いられる。そしてこのパイロット信号により、
基地局は移動局からの信号をコヒレントに復調すること
ができるようになる。
ら受信するソフトハンドオフ状態にある移動局12を示
す。このような状況においては、移動局12は、基地局
10と基地局50から音声チャネル、データチャネル、
パイロットチャネルを受信している。図1で説明したよ
うに、移動局12は、音声信号とデータ信号のパワーお
よび/またはエラーレートを監視して、基地局10と基
地局50に対し、順方向リンク上で音声および/または
データを送信するのに用いられるパワーを増減するよう
指示する。このような状況において移動局が、図2で関
して説明したパワー制御コマンドを送信すると、このパ
ワー制御コマンドは、基地局10と15の両方に送られ
る。
50の両方から通信信号を受信するソフトハンドオフ状
態にある状態を示している。この状況では、移動局12
は、基地局10から音声チャネルとデータチャネルを受
信しているが、基地局50からは音声チャネルのみを受
信している。このような状況は、基地局50が移動局1
2に対し音声チャネルとデータチャネルの両方を提供で
きる十分なリソースを有しておらず、音声チャネルしか
提供できないソフトハンドオフの状態のときに発生す
る。このような状況は、非対称であるために、同一のパ
ワー制御情報は、音声チャネルと順方向のデータチャネ
ルの両方を制御するのに用いることはできない。音声チ
ャネルとデータチャネルが異なるパワー変動を受けると
きには、音声チャネルを監視することによって得られた
パワー制御情報は、データチャネルに適用することがで
きず、また、その逆も同じである。
局から基地局に提供される余分のパイロットパワーを必
要とせずあるいは余分のバンド幅を使用せずに、順方向
の音声チャネルと順方向のデータチャネル用に、別々の
パワー制御情報(コマンド要求)を提供する方法を提供
することである。
送信されるパイロットチャネルのパイロット制御サブチ
ャネル内の音声用パワー制御コマンドとデータ用パワー
制御コマンドとを交互に与えることにより、前記課題を
解決する。本発明の一実施例においては、第1のパイロ
ットチャネルのセグメント、あるいはパワー制御グルー
プのパワー制御部分(パワー制御サブチャネル)を用い
て、順方向の音声チャネル用のパワー制御情報を送信
し、その後にパイロットチャネルセグメント(すなわち
パワー制御グループ)のときに、パワー制御部分(パワ
ー制御サブチャネル)を用いて順方向のデータチャネル
用のパワー制御情報を送信する。本発明の他の実施例に
おいては、音声のパワー制御とデータのパワー制御との
間で50:50以外の利用(使用)比率も、移動局のパ
イロットチャネルに与えることができる。例えば、順方
向の音声チャネルのパワー制御情報を順方向のデータチ
ャネルのパワー制御情報の送信に対し2倍または3倍以
上(の間)送信することもできる。
と基地局50に送信するCDMAパイロットチャネルの
例を示す。このパイロットチャネルは、パワー制御グル
ープ60、62、64、66に分割される。各グループ
はそれぞれ例えば1.25ミリ秒の長さを有する。各セ
グメントのパワー制御サブチャネル22がパワー制御情
報を送信するのに用いられたのと同様に、パワー制御グ
ループ(セグメント)60の部分68と、パワー制御グ
ループ62の部分70と、パワー制御グループ64の部
分72と、パワー制御グループ66の部分74がそれぞ
れ、パワー制御情報を送信するのに用いられる。この実
施例においては、パワー制御に用いられる部分は、セグ
メントすなわちPCG(パワー制御グループ)の1/4
である。パワー制御部分を、各セグメントの1/4以上
にすること、あるいはそれ以下にすることも可能であ
る。各セグメントの残りの部分を用いて、パイロット信
号を送信する。この実施例においては、連続するセグメ
ントのパワー制御部分、および/またはPCGを交互に
用いて、順方向チャネルの音声パワー制御情報と、デー
タパワー制御情報を提供している。
チャネル用のパワー制御情報を提供するのに用いられる
が、部分70と74は、順方向のデータチャネル用のパ
ワー制御を与えるのに用いられる。その結果、別々のパ
ワー制御が順方向の音声チャネルとデータチャネルに対
し与えられ、これは移動局により与えられる、パイロッ
ト信号の領域を侵すものではない。
ャネル用に別々のパワー制御が用いられるパイロットチ
ャネルを示す。この実施例においては、音声チャネルと
データチャネル用のパワー制御は、等間隔に分離してい
ない。音声チャネル用にパワー制御送信を3回送信する
のに対し、データチャネル用にはパワー制御信号を1回
送信している。パワー制御部分80、82、84は、順
方向の音声パワー制御上のコマンドを含み、パワー制御
部分86は、順方向のデータチャネルパワー制御用のパ
ワー制御コマンドを含む。同様に、パワー制御部分8
8、90、92を順方向の音声パワー制御用に用い、パ
ワー制御部分92を順方向のデータパワー制御用に用い
る。このパターンは、移動局が基地局から新たな指示
(情報)を受信するまで繰り返される、あるいは音声チ
ャネルまたはデータチャネルがドロップされるまで繰り
返される。音声用あるいはデータ用にパワー制御情報を
交互に送る他の組合せも可能である。例えば、1回の音
声用パワー制御情報に対し、3回のデータ用パワー制御
情報の伝送も可能であり、あるいは1回のデータ用パワ
ー制御情報の伝送に対し、2回の音声用パワー制御情報
の伝送も可能であり、あるいはまた、1回の音声用パワ
ー制御情報の伝送に対し、2回のデータ用パワー制御情
報の伝送も可能である。他のパターンも、特定のチャネ
ルのパワー制御に対する優先度に基づいて用いることも
できる。パワー制御に対し高い優先度を有するチャネル
に、低い優先度のチャネルよりもより多くのパワー制御
伝送あるいはパワー制御バンド幅を与えることもでき
る。
す。
チャネルに対しパワー制御情報を与えることも可能であ
る。例えば、音声チャネル、データチャネル、画像チャ
ネルに対しパワー制御を与えることも、あるいは、音声
チャネルと複数のデータチャネルにパワー制御を与える
ことも可能である。複数のチャネルが制御される場合に
は、各チャネルに対するパワー制御情報が、パイロット
チャネルセグメントのパワー制御部分を用いて間に挟ん
だ形で送信される。
す。通信チャネルが初期化されると、基地局はデータバ
ースト割当てメッセージを移動局に送る。このメッセー
ジは、ウォルシュ符号割当てのような割当情報とパワー
制御伝送パターンを含む。このデータバースト割当てメ
ッセージ内で、基地局が特定したアクションタイムの
後、基地局は、データを割り当てられたウォルシュチャ
ネルに基づいて送信することを開始する。移動局は、ア
クションタイムの経過後、移動局により送信された第1
の逆方向リンクフレームで、パワー制御パターンに従っ
てパワー制御情報の送信を開始する。基地局は、アクシ
ョンタイムの経過後、第1の順方向リンクフレームで、
パワー制御情報の処理を開始する。
局と基地局が通信する状態を表す図。
ループ(セグメント)を具備するパイロットチャネルを
表す図。
局が2つの基地局と通信する状態を表す図。
ャネルを用い、第2基地局に対しては、音声チャネルを
用いるがデータチャネルは用いない状態において、移動
局が2つの基地局と通信する状態を表す図。
ー制御グループ(またはセグメント)を用いて、同一の
順方向チャネルに対し、パワー制御コマンドを3個伝送
することを、第2順方向チャネル用のパワー制御コマン
ドの各伝送に対し、実行するパイロットチャネルを表す
図。
を1回伝送する間に、第1の順方向チャネル用のパワー
制御コマンドを3回伝送する状態を表すパワー制御伝送
パターン図。
始の関係を表す時間軸。
ワー制御部分
Claims (8)
- 【請求項1】 (A)パイロットチャネルの第1セグメ
ントの一部の間に、第1チャネル用のパワー制御情報を
送信するステップと、 前記第1セグメントは、複数回繰り返されるセグメント
の1つであり、 (B)パイロットチャネルの第2セグメントの一部の間
に、第2チャネル用のパワー制御情報を送信するステッ
プと、を有し、前記第2セグメントは、複数回繰り返さ
れるセグメントの1つであることを特徴とする複数の通
信チャネル用にパワー制御情報を通信する方法。 - 【請求項2】 前記(A)のステップと(B)のステッ
プを、交互に行うことを特徴とする請求項1記載の方
法。 - 【請求項3】 (C)パイロットチャネルの第3セグメ
ントの一部の間に、第1チャネル用のパワー制御情報を
送信するステップを更に有し、 前記第3セグメントは、複数回繰り返されるセグメント
の1つであることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 前記(B)のステップを1回行う間、前
記(A)のステップを複数回行うことを特徴とする請求
項1記載の方法。 - 【請求項5】 前記第1チャネルは、音声チャネルであ
ることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記第2チャネルは、データチャネルで
あることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 前記第1チャネルは、データチャネルで
あることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 前記第1チャネルは、画像チャネルであ
ることを特徴とする請求項1記載の方法。
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