JP2000182348A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2000182348A
JP2000182348A JP10353385A JP35338598A JP2000182348A JP 2000182348 A JP2000182348 A JP 2000182348A JP 10353385 A JP10353385 A JP 10353385A JP 35338598 A JP35338598 A JP 35338598A JP 2000182348 A JP2000182348 A JP 2000182348A
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Japan
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disk
holder
cartridge
cartridge case
pair
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JP10353385A
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English (en)
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Tsunehisa Ohira
恒久 大平
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジタイプの記録再生装置に使用で
きると共に、ディスクチェンジャ装置等の小型化を可能
とし、しかも、取り扱いに際して傷や指紋の付着を極力
防止する。 【解決手段】 ディスクDを保持可能にディスクホルダ
3を設け、このディスクホルダ3をカートリッジケース
2の厚みより薄い厚みに構成し、ディスクDを保持した
ディスクホルダ3をカートリッジケース2内に挿入し、
且つ、カートリッジケース2内から引き出し自在に構成
し、このホルダ挿入過程でディスクホルダ3のディスク
Dの保持を解除し、ホルダ取り出し過程でディスクホル
ダ3でディスクDを保持する状態に戻す一対のアーム押
圧ピン30,30をカートリッジケース2に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジタイ
プの記録再生装置に使用できると共に、カートリッジケ
ースに比べて厚さの薄い状態での使用が可能であるディ
スクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクを記録再生するシステムとして
は、ディスクを1枚収納しこれを記録再生する記録再生
装置や複数枚のディスクを収納し、これを選択的に記録
再生するディスクチェンジャ装置がある。
【0003】一方、ディスク側の形態としては、図6に
示すように、偏平方形状のカートリッジケース50内に
ディスクDを収納したディスクカートリッジとしたもの
や、カートリッジケースより薄いディスクキャリアにデ
ィスクを保持したもの(特開平8−7514号公報参
照)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
ディスクカートリッジはカートリッジタイプの記録再生
装置に使用可能であるが、ディスクカートリッジを使用
可能なディスクチェンジャ装置を製作しようとすると、
カートリッジケースがディスクに比べて厚いので、装置
が大型化するという問題がある。
【0005】一方、ホルダタイプのものを使用するディ
スクチェンジャ装置を製作すると、小型に製作できる
が、ホルダで保持したディスクは上記カートリッジタイ
プの記録再生装置に使用することができないという問題
がある。又、ホルダタイプのものはディスクがカートリ
ッジケースで保護されていないため、取り扱いにどんな
に注意しても傷や指紋の付着を回避することが困難であ
り、傷や指紋は記録再生に支障を来す。
【0006】特に、最近、大容量の記録用ディスク(D
VD)が開発され、今後益々大容量化が進み、大容量の
ディスクは傷や指紋が付くと記録の信頼性が著しく劣化
する。そして、大容量の記録用ディスクをディスクチェ
ンジャ装置に収容し、家庭用サーバーのような大容量の
記録装置として使うことが提案されている。
【0007】以上より、カートリッジタイプの記録再生
装置に使用できること、及び、ディスクチェンジャ装置
等の装置の小型化ができることという2つの条件を満足
すると共に、ディスクに傷や指紋の付着の心配がないデ
ィスクカートリッジが望まれている。
【0008】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、カートリッジタイプの記録再
生装置に使用できると共に、ディスクチェンジャ装置等
の小型化を可能とし、しかも、取り扱いに際して傷や指
紋の付着を極力防止できるディスクカートリッジを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ディ
スクを保持可能にディスクホルダを設け、このディスク
ホルダをカートリッジケースの厚みより薄い厚みに構成
し、前記ディスクを保持した前記ディスクホルダを前記
カートリッジケース内に挿入し、且つ、前記カートリッ
ジケース内から取り出し自在に構成し、このホルダ挿入
過程で前記ディスクホルダの前記ディスクの保持を解除
し、ホルダ取り出し過程で前記ディスクホルダで前記デ
ィスクを保持する状態に戻すホルダ解除手段を前記カー
トリッジケースに設けたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、前記請求項1に記載の
ディスクカートリッジにおいて、記録再生装置によって
状態検出される前記カートリッジケースの位置に検出孔
を設け、前記カートリッジケース内に挿入された前記デ
ィスクホルダの前記検出孔に対応する位置に、検出する
機能に対応して開状態又は閉状態とされる検出部を設け
たことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、前記請求項2に記載の
ディスクカートリッジにおいて、前記検出部は、ディス
クホルダに移動自在に構成された移動体を有し、この移
動体を移動することによって選択的に開状態又は閉状態
を構成自在にしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0013】図1(a)は本発明の第1実施形態に係る
ディスクカートリッジの底面側から見た斜視図、図1
(b)は上記ディスクカートリッジのカートリッジケー
スを破断した底面図、図2は上記ディスクカートリッジ
のカートリッジケースの底面図、図3は上記ディスクカ
ートリッジのディスクホルダの底面図、図4(a)は検
出部の閉状態を示す断面図、図4(b)は検出部の開状
態を示す断面図である。
【0014】図1〜図4において、ディスクカートリッ
ジ1は、カートリッジケース2と、カートリッジケース
2内に収容可能な記録及び/又は再生用のディスクD
と、このディスクDを保持するディスクホルダ3とから
構成されている。
【0015】カートリッジケース2は、カートリッジタ
イプの記録再生装置に装着できる偏平方形状の寸法を有
し、内部にディスク収納室4が構成されている。カート
リッジケース2の下面には記録再生装置のターンテーブ
ルが入るためのターンテーブル用開口部5とピックアッ
プが入るためのピックアップ用開口部6が形成されてい
る。このターンテーブル用開口部5及びピックアップ用
開口部6はカートリッジケース2に対して矢印X方向に
スライド自在に装着されたシャッタ7にて開閉するよう
に構成されている。
【0016】カートリッジケース2の下面には記録再生
装置に装着されたときに位置決めするための一対の位置
決め孔8,8が設けられている。又、カートリッジケー
ス2の下面で、且つ、記録再生装置によって状態検出さ
れる2箇所の位置には検出孔9がそれぞれ設けられてい
る。つまり、カートリッジケース2の検出状態は常に開
状態とされている。状態検出の内容としては、ディスク
Dの誤消去防止やディスクDの種類識別等である。
【0017】カートリッジケース2の後面(カートリッ
ジ挿入方向の後端面)には、ディスク収納室4に連通す
るディスクホルダ挿入口10が形成されており、このデ
ィスクホルダ挿入口10からディスクDを保持したディ
スクホルダ3を挿入できるように構成されている。又、
カートリッジケース2のカートリッジ挿入方向の後部の
両側面には一対のロック用孔11,11が形成され、こ
の各ロック用孔11はディスク収納室4に開口してい
る。カートリッジケース2のカートリッジ挿入方向の後
部の両側端にはこの近傍の上下面に亘って切り欠いた一
対のロック解除用切欠部12,12が形成されている。
カートリッジケース2のカートリッジ挿入方向の後部の
上下面であって、その中央部にはホルダ握持用切欠部1
3が形成されている。
【0018】又、カートリッジケース2のディスク収納
室4内にはホルダ解除手段である一対のアーム押圧ピン
30,30(図1(b)参照)が立設されている。
【0019】ディスクホルダ3は、弾性変形可能な樹脂
等にて、左右一対のアーム部14,14とこの一対のア
ーム部14,14をその根元部分で連結するグリップ部
15とから略U字形状に構成されている。ディスクホル
ダ3は、その最大寸法箇所が前記カートリッジケース2
のディスクホルダ挿入口10の高さ(厚み)及び横幅に
対して僅かに小さい厚み及び横幅に構成されている。つ
まり、カートリッジケース2の厚みよりも薄い厚みに構
成されている。
【0020】一対のアーム部14,14は、それぞれそ
の中間部分が細い幅狭部14aとして構成され、各幅狭
部14aの弾性変形によって一対のアーム部14,14
の各先端部14bが互いに離間する方向に変位可能に構
成されている。一対のアーム部14,14の各先端部1
4bの各内面及びグリップ部15の前面の中央部分には
それぞれディスク係止溝16が形成されている。そし
て、ディスクホルダ3がカートリッジケース2内に挿入
されていない状態では一対のアーム部14,14とグリ
ップ部15とで囲まれるスペースにディスクDが挿入さ
れると、一対のアーム部14,14の弾性力により、こ
の3箇所のディスク係止溝16にディスクDの外周端が
係止される状態でディスクDを保持できるように構成さ
れている。又、一対のアーム部14,14の各先端部1
4bの先端面は、それぞれ内側に向かうに従って内側に
突出するテーパ面17として構成されている。
【0021】グリップ部15の両端部には後面に開口す
る逃げ溝18がそれぞれ形成され、この各逃げ溝18の
外側に取り出し操作部19が一体的に設けられている。
この一対の取り出し操作部19,19の各外側面には外
側に突出するロック部20,20がそれぞれ設けられて
いる。そして、一対の取り出し操作部19,19を互い
に近付ける方向に押圧すると、一対の取り出し操作部1
9,19が各逃げ溝18側に弾性変形して、これによっ
て各ロック部20が内側に変位する。
【0022】グリップ部15には、カートリッジケース
2内にディスクホルダ3を挿入した時に、前記カートリ
ッジケース2の一対の位置決め孔8,8及び検出孔9,
9に対応する位置に一対の位置決め孔21,21及び検
出部22,22が設けられている。
【0023】検出部22は、検出する機能に対応して開
状態又は閉状態とされるもので、図4に示すように、検
出孔22aとこの検出孔22aを塞ぎ、且つ、容易に抜
き取り可能な閉塞栓部22bとから構成されている。
【0024】図4(a)の検出部22は、閉塞栓部22
bを有し、閉状態とされ、図4(b)の検出部22は、
閉塞部22bを抜き取ってあり、開状態とされている。
この実施形態では、ディスクホルダ3の位置決め孔21
及び検出孔22aはカートリッジケース2の位置決め孔
8及び検出孔9よりそれぞれ大きく設定されている。
【0025】尚、ディスクホルダ3の位置決め孔21及
び検出孔22aはカートリッジケース2の位置決め孔8
及び検出孔9とそれぞれ同一の大きさに設定しても良い
が、この第1実施形態のように大きく設定した方がカー
トリッジケース2とディスクホルダ3との相対的位置ず
れによる位置決め誤差、又は、検出誤認を防止できるた
め、好ましい。
【0026】次に、上記構成の作用を説明する。図3に
示すように、ディスクDを保持したディスクホルダ3
を、一対のアーム部14,14側を先にしてカートリッ
ジケース2のディスクホルダ挿入口10から挿入する。
すると、図1(b)に示したように、一対のアーム部1
4,14の先端部14b,14bが一対のアーム押圧ピ
ン30,30に当接し、この状態よりさらにディスクホ
ルダ3を挿入すると、一対のアーム部14,14のテー
パ面17が一対のアーム押圧ピン30,30に押圧さ
れ、この押圧力で一対のアーム部14,14の細幅部1
4a,14aが弾性力に抗して外側に向かって変形して
一対の先端部14b,14b間が離間する方向に変位す
る。この変位によってディスクDの保持が解除される。
【0027】又、このホルダ挿入過程で一対のロック部
20,20がカートリッジケース2の両側面に当接し、
この状態よりさらにディスクホルダ3を挿入すると、一
対の取り出し操作部19,19が逃げ溝18側に弾性変
形して一対のロック部20,20がディスクホルダ挿入
口10に入り込む。そして、一対のロック部20,20
がロック用孔11,11の位置まで挿入されると、一対
の取り出し操作部19,19が弾性復帰力で元の位置に
戻り、ロック部20がロック用孔11に係合し、ディス
クホルダ3がカートリッジケース2内に挿入された状態
でロックされ、図1(a),(b)に示すディスクカー
トリッジ1とされる。カートリッジケース2のディスク
収納室4内に配置されたディスクDは、ディスクホルダ
3の解除によって回転自在に収納されることになる。そ
して、カートリッジケース2の位置決め孔8及び検出孔
9とディスクホルダ3の位置決め孔21及び検出部22
とは同一位置に位置する(ほぼ同芯上に重なる)。
【0028】このディスクカートリッジ1はカートリッ
ジタイプの記録再生装置に使用できる。具体的には、記
録再生装置に挿入すると、カートリッジケース2の一対
の位置決め孔8,8が記録再生装置側の位置決めピン
(図示せず)に嵌合して位置決めされる。ここで、ディ
スクホルダ3の位置決め孔21はカートリッジケース2
の位置決め孔8より大きいので、カートリッジケース2
はカートリッジケース2の一対の位置決め孔8,8によ
って正確に位置決めされた状態で装着される。又、記録
再生装置のシャッターオープナー(図示せず)によっ
て、ディスクカートリッジ1のシャッタ7が開かれ、デ
ィスクDが記録再生装置のターンテーブルに嵌合して回
転可能状態とされる。尚、ディスクホルダ3の一対のア
ーム部14,14がアーム押圧ピン30,30に押圧さ
れて開いた状態を保持しているため、ディスクDがディ
スクホルダ3に接触することはない。更に、記録再生装
置の検出手段(図示せず)はカートリッジケース2の検
出孔9を介してディスクホルダ3の検出部22の開閉状
態を検出し、これによってディスクカートリッジ1の状
態検出がなされる。
【0029】また、図1(a),(b)に示すディスク
カートリッジ1の状態にあって、ロック解除用切欠部1
2を利用して、ディスクホルダ3の一対の取り出し操作
部19,19を互いに近付ける方向に押圧すると、一対
の取り出し操作部19,19が弾性変形して一対のロッ
ク部20,20がロック用孔11,11から離脱する。
この状態でディスクホルダ3をカートリッジケース2内
から引き出すと、一対のアーム押圧ピン30,30が一
対のアーム部14,14のテーパ面17,17を摺動し
ながら外れ一対のアーム部14,14が弾性復帰変形す
る。この一対のアーム部14,14の弾性復帰変形によ
ってディスクDを保持し、図3に示すように、ディスク
Dを保持したディスクホルダ3がカートリッジケース2
内から引き出される。
【0030】このディスクDを保持したディスクホルダ
3を使用するディスクチェンジャ装置を製作し、このデ
ィスクチェンジャ装置にかかるディスクDを保持したデ
ィスクホルダ3を複数枚装填する。多数のディスクDの
中から1枚が選択され、この選択されたディスクDを保
持するディスクホルダ3がディスクチェンジャ装置内の
記録再生装置に搬送される。そして、ディスクホルダ3
の一対の位置決め孔21,21が記録再生装置側の位置
決めピン(図示せず)に嵌合して位置決めされる。又、
検出手段(図示せず)がディスクホルダ3の検出部22
の開閉状態を検出し、これによってディスクDの状態検
出がなされる。
【0031】又、記録再生装置には一対のアーム押圧ピ
ン(図示せず)が設けられ、この一対のアーム押圧ピン
が一対のアーム部14,14側に前進して一対のアーム
部14,14の各先端部14b間が広げられる。この一
対のアーム部14,14の開きによってディスクDの保
持が解除され、この解除されたディスクDが記録再生装
置のターンテーブルに嵌合して回転可能状態とされる。
記録再生が終了すると、ターンテーブルがディスクDか
ら離脱し、次いで、一対のアーム押圧ピンが後退してデ
ィスクホルダ3の一対のアーム部14,14間が閉じら
れ、一対のアーム部14,14が再びディスクDを保持
する。ディスクDを保持したディスクホルダ3は元の装
填位置に戻される。
【0032】このようにディスクDを保持したディスク
ホルダ3を使用するディスクチェンジャ装置を製作した
場合には、ディスクホルダ3がカートリッジケース2の
厚みより十分に薄いため、小型軽量のディスクチェンジ
ャ装置を提供できる。又、ディスクDを保持したディス
クホルダ3を使用する記録再生装置を製作した場合に
は、同様の理由により小型軽量の記録再生装置を提供で
きる。
【0033】一方、ディスクDを保存したり、携帯した
りする場合には、ディスクホルダ3をカートリッジケー
ス2内に挿入し、図1(a),(b)に示すディスクカ
ートリッジ1として取り扱う。又、図1(a),(b)
に示すディスクカートリッジ1として使用する場合に
は、取扱者はカートリッジケース2を握持し、且つ、デ
ィスクDがカートリッジケース2で保護され、又、ディ
スクDを保持したディスクホルダ3の状態で使用する場
合には、取扱者はディスクホルダ3を握持するためディ
スクDに指紋を付けることがなく、取り扱いに際して傷
や指紋の付着を極力防止できる。
【0034】以上より、ディスクホルダ3をカートリッ
ジケース2内に挿入しディスクカートリッジ1として使
用する場合には、カートリッジタイプの記録再生装置に
使用でき、カートリッジケース2内から引き出してディ
スクDを保持したディスクホルダ3として使用する場合
にはディスクホルダタイプのディスクチェンジャ装置等
に使用でき、かかるディスクチェンジャ装置等を製作し
た場合には装置等の小型化を可能とする。しかも、ディ
スクDを保存したり、携帯したりするときは、ディスク
ホルダ3をカートリッジケース2内に挿入したディスク
カートリッジ1とすれば、取り扱いに際して傷や指紋の
付着を極力防止できる。
【0035】また、カートリッジケース2より取り出
し、ディスクDを保持したディスクホルダ3の状態で使
用する記録再生装置等では、ディスクホルダ3の検出部
22によって状態検出がなされ、又、ディスクカートリ
ッジ1としてカートリッジタイプの記録再生装置に使用
された場合には、記録再生装置によって状態検出される
前記カートリッジケース2の位置には常に開口状態の検
出孔9が設けられているため、ディスクホルダ3の検出
部22によって状態検出がなされ、以上より双方の使用
形態において同様な状態検出が可能である。
【0036】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。この第2実施形態は前記第1実施形態と比較して
ディスクホルダ3の検出部23の構成のみが相違し、他
の構成は同一であるため重複説明を省略する。この異な
る構成箇所のみを説明する。図5(a),(b)は第2
実施形態の検出部23付近の断面図である。図5
(a),(b)において、ディスクホルダ3の検出位置
には角穴24が形成され、この角穴24の片側には2カ
所に溝24a,24bが設けられている。角穴24の両
側にはガイドレール25が設けられている。
【0037】移動体である切換えタブ26は、角穴24
内に図示の左右方向に摺動自在に配置されている。この
切換えタブ26の片側には弾性アーム部27が一体的に
設けられ、この弾性アーム27には突起部28が設けら
れている。切換えタブ26の摺動位置に応じて突起部2
8が選択的に溝24a,24bに入り込み、これによっ
て切換えタブ26を所定の位置決め位置で位置決めでき
るようになっている。又、切換えタブ26の弾性アーム
27の反対面側と突起部28とにはガイド溝(特に、符
号を付さず)が形成され、このガイド溝にガイドレール
25が係合されている。これによって切換えタブ26は
ディスクホルダ3から脱落することなく角穴24内を左
右に摺動する。更に、切換えタブ26には操作用凹部2
9が設けられており、この操作用凹部29内に工具やボ
ールペンの先端を差し込んで切換えタブ26を容易に移
動できるようになっている。尚、この操作用凹部29は
切換えタブ26の裏面に設けても良い。
【0038】図5(a),(b)において、仮想線でか
こまれたエリアが検出エリアSであり、切換えタブ26
の摺動位置が図5(a)の位置が閉状態を示し、図5
(b)の位置が開状態を示す。
【0039】この第2実施形態においても前記第1実施
形態と同様な作用・効果が得られる。又、切換えタブ2
6を単に操作することにより開状態と閉状態を可変でき
るため、検出部23の状態変更が容易にできるいう利点
がある。
【0040】尚、前記各実施形態によれば、ディスクホ
ルダ3のディスクDの保持及びその解除は、一対のアー
ム部14,14の弾性変形を利用して行うように構成さ
れているが、ディスクDを保持し、且つ、この保持を解
除できる構成であれば良い。また、ホルダ解除手段は一
対のアーム押圧ピン30,30にて構成されているが、
一対のアーム部14,14間を開閉できる構成であれば
良い。さらに、ホルダ解除手段の構成もディスクホルダ
3のディスク保持手段の構成によって適宜決定される。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ディスクを保持可能にディスクホルダをカート
リッジケースの厚みより薄い厚みに構成し、ディスクを
保持したディスクホルダをカートリッジケース内に挿入
・取り出し自在に構成し、このホルダ挿入過程でディス
クホルダのディスクの保持を解除し、ホルダ取り出し過
程でディスクホルダでディスクを保持する状態に戻すホ
ルダ解除手段をカートリッジケースに設けたので、ディ
スクを保持したディスクホルダをカートリッジケース内
に挿入すると、このホルダ挿入過程でディスクが解除さ
れてディスクがカートリッジケース内に回転自在に収納
されるため、カートリッジタイプの記録再生装置に使用
可能となり、又、カートリッジケース内からディスクホ
ルダを取り出すと、このホルダ取り出し過程でディスク
ホルダがディスクを保持し、ディスクを保持したディス
クホルダが取り出され、ディスクホルダがカートリッジ
ケースより肉薄であるため、これを使用できるディスク
チェンジャ装置や記録再生装置を小型軽量に設計製作し
て提供でき、更に、ディスクを保存したり、携帯したり
するときにはディスクをカートリッジケース内に収納し
ておけば、ディスクに傷や指紋を付着させるおそれがな
い。
【0042】請求項2の発明によれば、請求項1に記載
のディスクカートリッジにおいて、記録再生装置によっ
て状態検出される前記カートリッジケースの位置に検出
孔を設け、前記カートリッジケース内に挿入された前記
ディスクホルダの前記検出孔に対応する位置に、検出す
る機能に対応して開状態又は閉状態とされる検出部を設
けたので、請求項1の発明の効果に加え、カートリッジ
ケースより取り出し、ディスクを保持したディスクホル
ダの状態で使用する記録再生装置等では、ディスクホル
ダの検出部によって状態検出がなされ、又、カートリッ
ジタイプの記録再生装置に使用された場合には、記録再
生装置によって状態検出される前記カートリッジケース
の位置に孔が設けられているため、ディスクホルダの検
出部によって状態検出がなされ、以上より双方の使用形
態において同様な状態検出が可能である。
【0043】請求項3の発明によれば、請求項2に記載
のディスクカートリッジにおいて、前記検出部は、ディ
スクホルダに移動自在に構成された移動体を有し、この
移動体を移動することによって選択的に開状態又は閉状
態を構成自在にしたので、請求項2の発明の効果に加
え、移動体を操作することにより開状態と閉状態を可変
できるため、検出部の状態変更が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1実施形態に係るディスク
カートリッジの底面側から見た斜視図、(b)は上記デ
ィスクカートリッジのカートリッジケースを破断した底
面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るディスクカートリ
ッジのカートリッジケースの底面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るディスクカートリ
ッジのディスクホルダの底面図である。
【図4】(a)は本発明の第1実施形態に係る検出部の
閉状態を示す断面図、(b)は本発明の第1実施形態に
係る検出部の開状態を示す断面図である。
【図5】(a)は本発明の第2実施形態に係る検出部の
閉状態を示す断面図、(b)は本発明の第2実施形態に
係る検出部の開状態を示す断面図である。
【図6】従来例のディスクカートリッジの底面側から見
た斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 2 カートリッジケース 3 ディスクホルダ 9 検出孔 22,23 検出部 26 切換えタブ(移動体) 30 アーム押圧ピン(ホルダ解除手段) D ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 23/30 G11B 23/30 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを保持可能にディスクホルダを
    設け、このディスクホルダをカートリッジケースの厚み
    より薄い厚みに構成し、前記ディスクを保持した前記デ
    ィスクホルダを前記カートリッジケース内に挿入し、且
    つ、前記カートリッジケース内から取り出し自在に構成
    し、このホルダ挿入過程で前記ディスクホルダの前記デ
    ィスクの保持を解除し、ホルダ取り出し過程で前記ディ
    スクホルダで前記ディスクを保持する状態に戻すホルダ
    解除手段を前記カートリッジケースに設けたことを特徴
    とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のディスクカートリ
    ッジにおいて、 記録再生装置によって状態検出される前記カートリッジ
    ケースの位置に検出孔を設け、前記カートリッジケース
    内に挿入された前記ディスクホルダの前記検出孔に対応
    する位置に、検出する機能に対応して開状態又は閉状態
    とされる検出部を設けたことを特徴とするディスクカー
    トリッジ。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載のディスクカートリ
    ッジにおいて、 前記検出部は、ディスクホルダに移動自在に構成された
    移動体を有し、この移動体を移動することによって選択
    的に開状態又は閉状態を構成自在にしたことを特徴とす
    るディスクカートリッジ。
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