JP2000182184A - 車載空中線検出方法および装置 - Google Patents

車載空中線検出方法および装置

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JP2000182184A
JP2000182184A JP10361527A JP36152798A JP2000182184A JP 2000182184 A JP2000182184 A JP 2000182184A JP 10361527 A JP10361527 A JP 10361527A JP 36152798 A JP36152798 A JP 36152798A JP 2000182184 A JP2000182184 A JP 2000182184A
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vehicle
antenna
linear object
range
distance
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English (en)
Inventor
Seiji Kikazawa
征 二 気賀沢
Kazuhiro Morizaki
崎 和 裕 森
Katsumasa Onda
田 勝 政 恩
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載空中線を用いて車両の特定を行うため
に、車両に搭載された空中線を精度良く検出すること。 【解決手段】 道路近傍に設置された距離計測手段10
1が車両までの距離を計測する。空中線範囲決定手段1
05が空中線の存在する可能性のある範囲を算出し、直
線物体抽出手段110がこの範囲内から直線的な物体を
抽出する。三次元情報計測手段115が抽出された直線
的な物体の長さや角度、位置等の三次元情報を計測し、
空中線判定手段117が三次元情報を用いて直線的な物
体が空中線であるかを判定することで、空中線のみを精
度良く検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
空中線を検出する車載空中線検出方法および車載空中線
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に道路管理の必要上、或いはスピー
ド違反の車両の取り締まり上の必要から、高速道路や幹
線道路には道路管理システムが導入されているものがあ
る。このような道路管理システムは車両の走行経路に配
置されて車両諸元を計測する計測システムと、計測から
の車両計測データを基にその被測定車両が違反車である
か否かを解析するとともに、違反車に対しては停車など
の指示を発するセンターシステムとから構成される。計
測システムには、道路上に設置されて被測定車両の車重
とか車高といった車両の各諸元を計測する各種計測装置
と、撮像装置を備え被測定車両のナンバプレートを撮影
するナンバ読み取り装置と、ナンバプレート情報を含む
計測データをセンターシステムへ向けて送信するデータ
送受信装置とが備えられている。
【0003】かかる従来例において、車両計測に際して
は、道路等の車両走行経路を通る車両に対して計測シス
テムにより車両の各諸元を計測し、測定データを逐次、
データ送受信装置を介してセンターシステムへ送付す
る。センターシステムでは、受信した測定データをホス
トコンピュータなどの中央処理装置で解析処理をし、測
定値に疑問がある(違反している)と判定された場合は
道路上に設置された情報表示装置に停車すべき情報を表
示し、その被測定車両を停止させたり、或いは上記計測
データやナンバプレートの撮像データを保管して違反通
知を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の道路管理システムでは、走行中の被測定車両に対し
て車両計測を行うに当たって、車重計測や車高検出を行
う一方でナンバ読み取りを行って計測の精度を上げては
いるが、撮像エリアに入った車両の撮像タイミングがた
だしくとれなくて鮮明に撮像できないとか、あるいは車
両のナンバプレートがよごれていて撮像が正しく行え
ず、車両の特定ができないという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、車両の特定を行うために車両に搭載され
た空中線を精度良く検出する車載空中線検出方法及び装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、距離計測手段から得られた三次元情報を
用いて、空中線の存在する可能性のある範囲内にある物
体の中から直線的な物体を空中線として検出するように
したものであり、空中線の存在する可能性のある範囲内
から検出するので精度よく空中線を検出することが可能
である。
【0007】また、本発明は、直線的な物体の検出を投
影像上で行うようにしたものであり、距離画像上で直線
的に並んでいる物体であってもさらに投影像で直線的か
どうかを判定するので、三次元空間上で直線的な物体の
みを検出することが可能である。
【0008】そしてまた、本発明は、検出された直線的
な物体の長さ、角度、位置を測定し空中線かを判定する
ようにしたものであり、直線的物体の三次元情報を用い
て判定するので、単なる直線的な物体と空中線とを区別
することが可能である。さらに、空中線の三次元情報を
用いて、空中線の種類の識別や空中線を搭載した車両の
特定をすることが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、車載空中線検出方法として、道路近傍の所定の位置
から道路上に存在する物体までの距離を計測し、得られ
た距離の分布から距離画像を作成し、距離画像を用いて
車載空中線が存在する可能性のある範囲内から直線的な
物体を抽出し、抽出された直線的な物体の三次元情報を
計測し、計測された直線的な物体の三次元情報を用いて
前記直線的な物体が空中線かどうかを判定するようにし
たものであり、これによって距離情報から車両に搭載さ
れた空中線を検出し、車両の認識或いは特定をすること
ができるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の車載空中線検出方法において、直線的な物体を
抽出する処理段階では、道路上に存在する車両の前面部
付近、所定の高さ、所定の水平位置のいずれか少なくと
も1つを満たす範囲内から直線的な物体を抽出するよう
にしたものであり、これによって車両に搭載された空中
線を精度良く検出できるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2記載の車載空中線検出方法において、
直線的な物体を抽出する処理段階では、車載空中線が存
在する可能性のある範囲内の物体の距離画像を鉛直方向
と進行方向とから成る平面へ投影し、作成された投影像
上で直線的な物体を抽出するようにしたものであり、こ
れによって車両の本体と空中線の部分とが投影像上で分
離するので精度良く検出できるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1または請求項2記載の車載空中線検出方法において、
直線的な物体を抽出する処理段階では、車載空中線が存
在する可能性のある範囲内の物体から距離画像上で直線
的な物体の抽出し、抽出された物体の距離画像を鉛直方
向と進行方向とから成る平面へ投影し、投影像上で再び
直線的な物体を抽出するようにしたものであり、これに
よって三次元空間上で直線的な物体を空中線として検出
できるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1から請求項4のいずれかに記載の車載空中線検出方法
において、抽出された直線的物体の実空間上での長さ、
角度、位置のいずれか少なくとも1つの条件を用いて空
中線であるかを判定するようにしたものであり、これに
よって単なる直線的な物体と空中線とを区別することで
き、さらに、空中線の三次元情報を用いて、空中線の種
類の識別や空中線を搭載した車両の特定できるという作
用を有する。
【0014】本発明の請求項6に記載の発明は、車載空
中線検出装置として、道路近傍の所定の位置に設置され
道路上に存在する物体までの距離を計測する距離計測手
段と、前記距離計測手段より得られた距離の分布から距
離画像を作成する距離画像作成手段と、前記距離画像作
成手段で作成された距離画像を用いて車載空中線が存在
する可能性のある範囲を決定する空中線範囲決定手段
と、前記空中線範囲決定手段で決定された範囲内から直
線的な物体を抽出する直線物体抽出手段と、前記直線物
体抽出手段で抽出された直線的な物体の三次元情報を計
測する三次元情報計測手段と、前記三次元情報計測手段
で計測された三次元情報を用いて前記直線的な物体が空
中線かどうかを判定する空中線判定手段とを備えたもの
であり、これによって距離情報から車両に搭載された空
中線を検出できるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
6記載の車載空中線検出装置において、空中線範囲決定
手段が、車両前面部までの距離を距離画像から計測し進
行方向の空中線の存在範囲を決定する進行方向範囲決定
手段、距離画像の距離を路面からの高さに変換し高さ方
向の空中線の存在範囲を決定する高さ方向範囲決定手
段、路上の車両の距離画像上での水平位置を算出し水平
方向の空中線の存在範囲を決定する水平方向範囲決定手
段、のいずれか少なくとも1つを備えたものであり、こ
れによって車両に搭載された空中線を精度良く検出でき
るという作用を有する。
【0016】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
6または請求項7記載の車載空中線検出装置において、
直線物体抽出手段が、空中線の存在範囲内の物体の距離
画像を鉛直方向と進行方向とから成る平面へ投影する投
影手段と、前記投影手段で作成された投影像上で直線的
な物体を抽出する投影像上直線物体抽出手段とを備えた
ものであり、これによって車両の本体と空中線の部分と
が投影像上で分離するので精度良く検出できるという作
用を有する。
【0017】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
6または請求項7記載の車載空中線検出装置において、
直線物体抽出手段が、空中線の存在範囲内の物体から距
離画像上で直線的な物体を抽出する距離画像上直線物体
抽出手段と、前記距離画像上直線物体抽出手段で抽出さ
れた物体の距離画像を鉛直方向と進行方向とから成る平
面へ投影する投影手段と、前記投影手段で作成された投
影像上で直線的な物体を抽出する投影像上直線物体抽出
手段とを備えたものであり、これによって三次元空間上
で直線的な物体を空中線として検出できるという作用を
有する。
【0018】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項6から請求項9のいずれかに記載の車載空中線検出装
置において、車載空中線判定手段が、直線的な物体の実
空間上での長さを用いて空中線かを判定する長さ判定手
段、直線的な物体の実空間上での道路面に対する角度を
用いて空中線かを判定する角度判定手段、直線的な物体
の実空間上での位置を用いて空中線かを判定する位置判
定手段のいずれか少なくとも1つを備えたものであり、
これによって単なる直線的な物体と空中線とを区別する
ことでき、さらに、空中線の三次元情報を用いて、空中
線の種類の識別や空中線を搭載した車両の特定できると
いう作用を有する。
【0019】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態について、添付図面を参照して詳細に説明する。図1
は、本発明の実施の形態1に係る車載空中線検出装置の
構成を示すブロック図である。図1において、符号10
1は道路近傍の所定の位置に設置され道路上の物体まで
の距離を計測する距離計測手段、102は距離計測手段
101で得られた距離情報、103は距離情報102の
分布を表した距離画像を作成する距離画像作成手段、1
04は距離画像作成手段103で作成された距離画像、
105は距離画像作成手段103により距離画像104
を用いて車載空中線が存在する可能性の範囲を決定する
空中線範囲決定手段、106は高さ方向の車載空中線の
存在範囲を決定する高さ方向範囲決定手段、107は進
行方向の車載空中線の範囲を決定する進行方向範囲決定
手段、108は水平方向の車載空中線の範囲を決定する
水平方向決定手段、109は空中線範囲決定手段105
で決定された車載空中線の存在する三次元空間上の範囲
情報(車載空中線範囲情報)である。
【0020】また、110は車載空中線範囲情報109
に示される範囲内から直線的な物体を抽出する直線物体
抽出手段、111は車載空中線範囲情報109に基づい
て距離画像104のデータを鉛直方向と進行方向とから
成る平面に投影する投影手段、112は投影手段111
により作成された投影上で直線的な物体を抽出する投影
像上直線物体抽出手段、113は投影手段111で作成
された投影像、114は投影像上直線物体抽出手段11
2で抽出された直線的な物体の投影像上での位置情報、
115は直線物体抽出手段110で抽出された物体の長
さや角度、位置などの三次元情報を計測する三次元情報
計測手段、116は三次元情報計測手段115で計測さ
れた直線的な物体の三次元情報、117は直線的な物体
の三次元情報116を用いてこの物体が車載空中線であ
るかを判定する空中線判定手段、118は直線的物体の
実空間上での長さによって車載空中線であるかを判定す
る長さ判定手段、119は直線的物体の実空間上での角
度によって車載空中線であるかを判定する角度判定手
段、120は直線的物体の実空間上での位置によって車
載空中線であるかを判定する位置判定手段である。
【0021】次に、本実施の形態1における動作につい
て詳細に説明する。まず、距離計測手段101は、道路
近傍の所定の位置、例えば、路側にある柱の上方等に設
置されて、距離計測手段101から道路を走行している
車両およびその周辺の物体までの距離を測定する。距離
の測定方法はどのような方法でもかまわないが、なるべ
く高速に距離を測定できることが望ましい。
【0022】本実施の形態では、距離計測手段の例とし
て、ステレオ画像処理を用いた場合について説明する
が、本発明は以下に説明する距離計測手段に限定される
ものではない。
【0023】ステレオ画像処理は、複数のカメラで撮影
した画像を用いて撮像されている物体までの距離を計測
するものである。道路近傍の所定の位置に、予め決めら
れた間隔で水平方向に並べられた2台のカメラを光軸が
平行になるように設置し、これら2台のカメラで路上を
撮影する。2台のカメラから得られた画像をそれぞれ右
画像、左画像と呼ぶことにし、左画像上のある位置に設
定された矩形領域に撮像されている物体までの距離を右
画像を用いて計測する。距離を計測する方法の一例とし
て、実吉他著「三次元画像認識技術を用いた運転支援シ
ステム」、自動車技術学会学術講演会前刷924、p
p.169―172(1992−10)に記載の方法に
ついて図2を用いて説明する。
【0024】左画像201上に設定された矩形領域20
2は、水平方向にm個、垂直方向にn個の画素203か
ら成っているとする。この矩形領域202の画像に類似
する画像を右画像中から探し出す。具体的には、右画像
の中で矩形領域202の画像に類似する画像の存在する
可能性のある探索範囲において、水平方向にm、垂直方
向にnの合計(m×n)個の画素からなる探索矩形領域
を水平方向に1画素分移動させる度に左画像201の矩
形領域202の画像と右画像の探索矩形領域の画像との
類似度評価値Bを求める。
【0025】類似度評価値Bは、左画像201の矩形領
域202中のi番目の画素における輝度をLi、右画像
の探索矩形領域中のi番目の画素における輝度をRiと
したとき、式(1)によって求めることができる。
【数1】 ・・・(1)
【0026】その結果、類似度評価値Bが最小になった
とき右画像における探索矩形領域の位置を左画像201
の矩形領域202に対応する領域(以下「対応領域」と
いう)と判定して、矩形領域202のX座標Pと右画像
の対応領域のX座標PRとのずれから視差dを式(2)
によって求める。 d=P−PR ・・・(2) そして、カメラから矩形領域202に撮像されている物
体までの光軸方向の距離Kを、一般的に知られる式
(3)によって求める。ただし、aは2台のカメラの設
置間隔を表し、fはカメラのレンズの焦点距離を表す。 K=af/d ・・・(3) このようにして、左画像201上の矩形領域202に撮
像されている物体までの距離情報102を算出すること
ができる。
【0027】次に、距離画像作成手段103では、距離
計測手段101により計測された距離情報102から距
離画像104を作成する。距離計測手段101におい
て、左画像201上に多くの矩形領域202を設定し、
矩形領域毎に上記の距離計測方法で距離を算出し、距離
の分布を得る。そして、この分布から、距離を画素値と
して表した距離画像104を作成する。なお、ステレオ
画像処理を用いて距離計測を行う場合は、視差dを画素
値として表した視差画像を作成して、距離画像104の
代わりとしてもよい。
【0028】空中線範囲決定手段105では、距離画像
104を用いて車載空中線の存在する可能性のある範囲
を決定する。空中線範囲決定手段105には、高さ方向
範囲決定手段106と、進行方向範囲決定手段107
と、水平方向範囲決定手段108とが備えられている。
本発明では、これらの各決定手段106、107、10
8のうち少なくとも1つを備えていればよいが、本実施
の形態では、この3つを全て備えている場合について説
明する。
【0029】高さ方向範囲決定手段106では、距離画
像104の距離を路面からの高さに変換し、車載空中線
の存在する可能性のある高さ方向の範囲を決定する。一
般的に車載空中線は運転席の上部に設置されており、車
載空中線の高さ方向の設置位置は、大型車の場合は高さ
2m程度以上の位置、普通車の場合は高さ1m程度以上
の位置に設置されていると考えられる。
【0030】そこで、距離画像104中から車両が存在
する領域を抽出し、この車両が大型車か普通車かを判定
して、高さ方向の範囲を決定する。まず、道路上に車両
が存在していない時刻を基準時刻とし、予め基準時刻に
おける距離画像104を作成しておく。そして、各時刻
において得られた距離画像104と基準時刻の距離画像
104を比較することで車両の存在する領域を抽出する
ことができる。図3は、距離画像104の座標(X、
Y、K)と実空間上の座標(V、U、H)の関係を表し
た図である。この図において、各時刻の距離画像104
をK(X、Y)、基準時刻の距離画像104をK0
(X、Y)とすると、K(X、Y)<K0(X、Y)と
なる矩形領域に車両が存在していると判定できる。
【0031】次に、車両が存在する領域の距離画像K
(X、Y)から車両の高さH(X、Y)を算出する。高
さH(X、Y)は式(4)により算出できる。
【数2】 ・・・(4) ここでHcは距離計測手段を設置した高さである。そし
て、高さの分布から車両が大型車か普通車かを判定す
る。判定方法の例としては、車両の存在する領域から得
られた高さH(X、Y)の最高値Hmaxを算出し、H
maxが所定の値よりも大きければ大型車、小さければ
普通車と判定する方法がある。このようにして、大型車
か普通車かを判定した後、車載空中線が存在する可能性
がある高さ方向の範囲を決定する。高さ方向の範囲は、 H>Hth ・・・(5) とし、Hthは大型車と普通車とで異なる値を用いれば
よい。この範囲の中に存在する物体から直線的な物体を
抽出することで空中線を検出することができる。
【0032】進行方向範囲決定手段107では、車両計
測点から車両前面部までの距離を距離画像104から計
測し、車載空中線の存在する可能性のある進行方向の範
囲を決定する。そのためにまず、車両が存在している範
囲の距離情報K(X、Y)から車両の先頭の位置を算出
する。図4は距離画像104と車両の位置関係を示す図
である。この図のように、車両の進行方向前方に距離計
測装置101を設置した場合、距離画像104の下方に
車両の先頭402が存在している。そこで、距離画像1
04上で車両が存在している領域のうち下方に存在する
座標、すなわちYの値が大きな座標のうち任意の一点
(Xn、Yn)を選択し、この点に存在する物体の位置
を車両の先頭とする。座標(Xn、Yn)にある物体の
位置V(Xn、Yn)は、距離画像K(Xn、Yn)と
基準時刻の距離画像K0(Xn、Yn)から式( 6)
により算出できる。
【数3】 ・・・(6)
【0033】これにより算出したV(Xn、Yn)が車
両の先頭位置Vnとなる。なお、車両の先頭位置は任意
の一点から算出するのではなく、任意の複数の点から計
算してその平均を先頭位置としてもよい。
【0034】そして、算出された車両の先頭位置Vnか
ら車載空中線の存在する可能性のある進行方向の範囲を
決定する。一般に、車載空中線は運転席付近に設置され
ており、車載空中線の進行方向の設置位置は、大型車の
場合は車両先頭位置の近傍、普通車の場合は車両先頭か
ら1m程度後方付近である。つまり、車載空中線の存在
する可能性の範囲は、大型車の場合 Vn<V<Vn+Δv ・・・(7) 普通車の場合 Vn+1<V<Vn+1+Δv ・・・(8) となる。ここで、Δvは空中線存在範囲の進行方向の幅
である。この領域に存在する物体の中から直線的な物体
を抽出することで車載空中線が検出できる。
【0035】水平方向範囲決定手段108では、路上の
車両の距離画像104上での水平位置を算出し、車載空
中線が存在する可能性のある水平方向の範囲を決定す
る。そのためにまず、進行方向決定手段107で決定さ
れた範囲に存在する物体を抽出し、抽出された物体の距
離画像104上での左端XLおよび右端XRの座標を算
出する。このとき、距離画像104上のXL≦X≦XR
の範囲に車両が存在していることになる。また、一般に
車載空中線の水平方向の設置位置は、車両の右側、すな
わち、距離画像104上では左側である。そこで、車載
空中線の存在する可能性のある範囲は、 XL≦X≦XL+ΔX ・・・(9) となる。ここで、ΔXは空中線存在範囲の水平方向の幅
である。この領域に存在する物体の中から直線的な物体
を抽出することで車載空中線が検出できる。
【0036】空中線範囲決定手段105では、以上のよ
うにして高さ方向、進行方向、水平方向の存在範囲を決
定する。大型車の場合、視差画像104から式(5)、
(7)、(9)を満たす領域を車載空中線存在範囲40
3として抽出し、この範囲の情報を車載空中線範囲情報
109として、直線物体抽出手段110へ出力する。
【0037】直線物体抽出手段110では、範囲決定手
段105で決定された範囲の物体から直線的な物体を抽
出する。直線物体抽出手段110は、投影手段111と
投影像上直線物体抽出手段112を備えている。
【0038】投影手段111は、車載空中線の存在する
可能性がある範囲内の物体の距離画像104を鉛直方向
と進行方向とから成る平面へ投影する。具体的には、図
5における車載空中線存在範囲403の距離画像104
のデータK(X、Y)から、進行方向の位置V(X、
Y)と高さ方向の位置H(X、Y)を算出し投影像を作
成する。V(X、Y)は式(6)から、H(X、Y)は
式(4)から算出することができる。図5は、投影像の
例を示したものであり、車載空中線存在範囲403内の
距離画像104を投影することにより投影像113が作
成される。そして、投影像上直線物体抽出手段112
は、直線検出法として一般的に知られているハフ変換を
用いて投影像113上から直線的物体501を抽出し、
直線的物体の上端および下端の(V、H)座標を投影像
上での位置情報114として求め、投影像113ととも
に三次元情報計測手段115に出力する。
【0039】三次元情報計測手段115は、視差画像1
04と投影像113と直線的な物体の投影上での位置情
報114から、抽出された直線的物体の実空間上での長
さ、角度、位置などの三次元情報を計測する。直線的な
物体の投影像での位置情報114に含まれる直線的物体
の上端の座標を(Vt、Ht)、下端の座標を(Vb、
Hb)とすると、長さLは、
【数4】 ・・・(10) で、道路面に対する角度Dは、投影像上で車両進行方向
と車載空中線の下から上への方向がなす角度を算出する
こととし、
【数5】 ・・・(11) で算出することができる。また、位置は、Vtが車載空
中線上端の高さ、車載空中線下端の高さ、VtおよびV
bが車載空中線の進行方向の位置となる。
【0040】最後に、空中線判定手段117は、三次元
情報計測手段115により計測された長さ、角度、位置
などの三次元情報を用いて、抽出された直線的な物体が
車載空中線かを判定する。車載空中線判定手段117に
は、長さ判定手段118と角度判定手段119と位置判
定手段120とがあり、本発明ではこのうち少なくとも
1つを備えていればよい。
【0041】長さ判定手段118では、直線的な物体の
三次元空間上の長さを用いて空中線かを判定する。所定
の長さLthより長ければ空中線であると判定できるの
で、 L>Lth ・・・(12) を条件とすればよい。
【0042】角度判定手段119では、直線的な物体の
三次元空間上の角度を用いて空中線かを判定する。一般
的に車載空中線は路面に対しほぼ垂直に設置されている
ので、直線的な物体の角度Dの範囲として、 π/2−ΔD0<D<π/2+ΔD1 ・・・(13) を条件とすればよい。ここで、ΔD0およびΔD1は車
載空中線であると判定する角度の範囲である。なお、一
般に車載空中線は進行方向前方側に傾けて設置されてい
ることも多いので、ΔD0の値はΔD1よりも大きな値
にするとよい。
【0043】位置判定手段120では、直線的な物体の
三次元空間上の位置を用いて空中線かを判定する。位置
の情報として直線的な物体の上端および下端の高さ、進
行方向の位置を用いることができ、例えば、直線的な物
体の上端の高さが所定の高さHthよりも高ければ車載
空中線であると判定することにし、 Ht>Hth ・・・(14) を条件としてもよい。この他、視差画像から運転席の屋
根の高さを算出し、直線的な物体の上端の高さが屋根よ
り高いという条件や、直線的な物体の下端の進行方向の
位置が車両の先頭の位置の近傍であるという条件を用い
ることもできる。
【0044】このように、空中線判定手段120では、
直線的な物体の長さ、角度、位置がそれぞれ式(1
2)、式(13)、式(14)を満たすとき、空中線で
あるという判定をする。なお、車載空中線が設置されて
いると判定された場合、算出された物体の長さ、角度、
位置の情報を用いて、車載空中線の分類や車両の特定を
行うことができる。さらに、距離計測手段101がステ
レオ画像処理を用いる場合は、撮像された画像から車載
空中線の太さ、色、形状などの情報を抽出して、長さ、
角度、位置の情報と共に、車載空中線の分類や車両の特
定に用いてもよい。
【0045】(実施の形態2)図6は、本発明の実施の
形態2に係る車載空中線検出装置の構成を示すブロック
図である。この実施の形態2において、直線物体抽出手
段110は、距離画像上直線物体抽出手段601と、投
影手段111と、投影像上直線物体抽出手段112とを
備えている。図6において、符号104は距離画像、1
09は車載空中線範囲情報、110は直線物体抽出手
段、601は距離画像104上で直線的な物体を抽出す
る距離画像上直線物体抽出手段、111は距離画像上直
線物体抽出手段601で抽出された直線的な物体の距離
画像104を鉛直方向と進行方向とから成る平面に投影
する投影手段、112は投影手段111により作成され
た投影像上で直線的な物体を抽出する投影像上直線物体
抽出手段、113は投影像、114は抽出された直線的
な物体の投影上での位置情報である。
【0046】次に、本実施の形態における動作について
詳細に説明する。距離計測手段101から、距離画像1
04を作成し車載空中線範囲情報109を算出する動作
は実施の形態1と同様に行われる。距離画像104と車
載空中線範囲情報109が直線物体抽出手段110に入
力され、車載空中線範囲情報109に記されている範囲
の物体から直線的な物体を抽出する。
【0047】距離画像上直線物体抽出手段601は、車
載空中線範囲情報109に記されている範囲にある物体
の距離が計測されている矩形領域を距離画像104上で
抽出し、抽出された矩形領域に対しハフ変換を行い、直
線的な矩形領域列を検出する。
【0048】そして、投影手段111は、距離画像上直
線物体抽出手段601で検出された矩形領域列の距離画
像データを、鉛直方向と進行方向とから成る平面へ投影
する。実施の形態1と同様に、式(4)と式(6)を用
いて、距離画像K(X、Y)から進行方向の位置V
(X、Y)と高さ方向の位置H(X、Y)を算出し、投
影像113を作成する。
【0049】投影像上直線物体抽出手段112は、投影
手段111で作成された投影像113上で再びハフ変換
を行い、直線的な物体を抽出する。距離画像上および投
影像上でハフ変換を行うので三次元空間上で直線である
物体を抽出することができる。そして、直線的物体の上
端および下端の(V、H)座標を投影像上での位置情報
114として求め、投影像113とともに出力する。
【0050】それ以降は、投影像113と投影像上での
位置情報114から、直線的物体の三次元情報を計測し
車載空中線かを判定する動作は、実施の形態1と同様に
行われる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明の車載空中線検出
方法および装置は、物体までの距離データから車載空中
線を検出することができる。また、車載空中線の存在す
る可能性のある範囲から三次元空間上で直線的な物体を
抽出することで、車載空中線を精度良く検出することが
できる。さらに、検出した車載空中線の長さや角度、位
置等の三次元情報を算出するので、空中線の種類の識別
や空中線を搭載した車両の特定をすることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る車載空中線検出装
置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る車載空中線検出装
置の距離計測手段のステレオ画像の対応付け方法につい
ての説明図
【図3】本発明の実施の形態1に係る車載空中線検出装
置の範囲決定手段の動作について説明する図で、 (A) 視差画像面と物体までの距離Kを表す三次元座
標系(X、Y、K)と、道路面と道路面からの高さを表
す三次元空間(U、V、H)との位置関係を示した図 (B) 鉛直方向と進行方向からなる平面を示した図
【図4】本発明の実施の形態1に係る車載空中線検出装
置の範囲決定手段の動作について説明する図で、 (A) 距離画像と車両の位置関係を示した図 (B) 図4(A)の場合の、距離画像と車両存在範囲
と車載空中線存在範囲を示した図
【図5】本発明の実施の形態1に係る車載空中線検出装
置における直線物体抽出手段の動作について説明する図
で、 (A) 投影像と車両の位置関係を示した図 (B) 図5(A)の場合の、投影像と直線的な物体の
関係を示した図
【図6】本発明の実施の形態2に係る車載空中線検出装
置における直線物体抽出手段の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101 距離計測手段 102 距離情報 103 距離画像作成手段 104 距離画像 105 範囲決定手段 106 高さ方向範囲決定手段 107 進行方向範囲決定手段 108 水平方向範囲決定手段 109 車載空中線範囲情報 110 直線物体抽出手段 111 投影手段 112 投影像上直線物体抽出手段 113 投影像 114 直線的な物体の投影像上での位置情報 115 三次元情報計測手段 116 直線的な物体の三次元情報 117 空中線判定手段 118 長さ判定手段 119 角度判定手段 120 位置判定手段 201 左画像 202 矩形領域 203 画素 301 道路面 401 車両存在範囲 402 車両の先頭 403 車載空中線存在範囲 501 直線的物体 601 距離画像上直線物体抽出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 恩 田 勝 政 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 2F112 AD10 BA06 CA00 CA05 CA12 CA14 FA03 FA35 5B050 EA03 EA07 5B057 AA06 BA02 DA07 DB02 DC08 DC09 DC32 5H180 AA01 CC04 DD09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路近傍の所定の位置から道路上に存在
    する物体までの距離を計測し、得られた距離の分布から
    距離画像を作成し、距離画像を用いて車載空中線が存在
    する可能性のある範囲内から直線的な物体を抽出し、抽
    出された直線的な物体の三次元情報を計測し、計測され
    た直線的な物体の三次元情報を用いて前記直線的な物体
    が空中線かどうかを判定することを特徴とする車載空中
    線検出方法。
  2. 【請求項2】 直線的な物体を抽出する処理段階では、
    道路上に存在する車両の前面部付近、所定の高さ、所定
    の水平位置のうちいずれか少なくとも1つを満たす範囲
    内から直線的な物体を抽出することを特徴とする請求項
    1記載の車載空中線検出方法。
  3. 【請求項3】 直線的な物体を抽出する処理段階では、
    車載空中線が存在する可能性のある範囲内の物体の距離
    画像を鉛直方向と進行方向とから成る平面へ投影し、作
    成された投影像上で直線的な物体を抽出することを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の車載空中線検出
    方法。
  4. 【請求項4】 直線的な物体を抽出する処理段階では、
    車載空中線が存在する可能性のある範囲内の物体から距
    離画像上で直線的な物体を抽出し、抽出された物体の距
    離画像を鉛直方向と進行方向とから成る平面へ投影し、
    投影像上で再び直線的な物体を抽出することを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の車載空中線検出方
    法。
  5. 【請求項5】 空中線かどうかを判定する処理段階で
    は、抽出された直線的物体の実空間上での長さ、角度、
    位置のいずれか少なくとも1つの条件を用いて空中線で
    あるかを判定することを特徴とする請求項1から請求項
    4のいずれかに記載の車載空中線検出方法。
  6. 【請求項6】 道路近傍の所定の位置に設置され道路上
    に存在する物体までの距離を計測する距離計測手段と、
    前記距離計測手段より得られた距離の分布から距離画像
    を作成する距離画像作成手段と、前記距離画像作成手段
    で作成された距離画像を用いて車載空中線が存在する可
    能性のある範囲を決定する空中線範囲決定手段と、前記
    空中線範囲決定手段で決定された範囲内から直線的な物
    体を抽出する直線物体抽出手段と、前記直線物体抽出手
    段で抽出された直線的な物体の三次元情報を計測する三
    次元情報計測手段と、前記三次元情報計測手段で計測さ
    れた三次元情報を用いて前記直線的な物体が空中線かど
    うかを判定する空中線判定手段とを備えた車載空中線検
    出装置。
  7. 【請求項7】 空中線範囲決定手段が、車両前面部まで
    の距離を距離画像から計測し進行方向の空中線の存在範
    囲を決定する進行方向範囲決定手段、距離画像の距離を
    路面からの高さに変換し高さ方向の空中線の存在範囲を
    決定する高さ方向範囲決定手段、路上の車両の距離画像
    上での水平位置を算出し水平方向の空中線の存在範囲を
    決定する水平方向範囲決定手段、のうちいずれか少なく
    とも1つを備えていることを特徴とする請求項6記載の
    車載空中線検出装置。
  8. 【請求項8】 直線物体抽出手段が、空中線の存在範囲
    内の物体の距離画像を鉛直方向と進行方向とから成る平
    面へ投影する投影手段と、前記投影手段で作成された投
    影像上で直線的な物体を抽出する投影像上直線物体抽出
    手段とを備えていることを特徴とする請求項6または請
    求項7記載の車載空中線検出装置。
  9. 【請求項9】 直線物体抽出手段が、空中線の存在範囲
    内の物体から距離画像上で直線的な物体を抽出する距離
    画像上直線物体抽出手段と、前記距離画像上直線物体抽
    出手段で抽出された物体の距離画像を鉛直方向と進行方
    向とから成る平面へ投影する投影手段と、前記投影手段
    で作成された投影像上で直線的な物体を抽出する投影像
    上直線物体抽出手段とを備えていることを特徴とする請
    求項6または請求項7記載の車載空中線検出装置。
  10. 【請求項10】 車載空中線判定手段が、直線的な物体
    の実空間上での長さを用いて空中線かを判定する長さ判
    定手段、直線的な物体の実空間上での道路面に対する角
    度を用いて空中線かを判定する角度判定手段、直線的な
    物体の実空間上での位置を用いて空中線かを判定する位
    置判定手段のいずれか少なくとも1つを備えていること
    を特徴とする請求項6から請求項9のいずれかに記載の
    車載空中線検出装置。
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JP2008051688A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両自動計測装置、車両自動計測システム及び車両自動計測方法

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