JP2000182143A - コーヒー飲料供給装置 - Google Patents

コーヒー飲料供給装置

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JP2000182143A
JP2000182143A JP10362458A JP36245898A JP2000182143A JP 2000182143 A JP2000182143 A JP 2000182143A JP 10362458 A JP10362458 A JP 10362458A JP 36245898 A JP36245898 A JP 36245898A JP 2000182143 A JP2000182143 A JP 2000182143A
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JP
Japan
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coffee
steam
beverage
pressure
beverage supply
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Application number
JP10362458A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sato
健 佐藤
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造的な耐久性を高めることなく泡立ちコー
ヒーを生成することのでき、しかも泡立ちのないコーヒ
ーの供給も可能とするコーヒー飲料供給装置を提供する
ことにある。 【解決手段】 コーヒー抽出機3から抽出されたコーヒ
ー液を水蒸気の圧力によって飲料供給側へ吐出すること
により、従来のようにコーヒー液の抽出圧を高くして泡
立たせるようにしたものに比べ、構造的な耐久性を高め
ることなく泡立ちコーヒーが生成される。また、コーヒ
ー液を吐出させる水蒸気の圧力をコーヒー飲料に泡が生
じない程度に低くすることにより、泡立ちのない通常の
レギュラーコーヒーの生成が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカップ式の
飲料自動販売機において泡立ちコーヒー飲料を供給する
コーヒー飲料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カップ式の飲料自動販売機におい
ては、通常のレギュラーコーヒーに加え、いわゆるエス
プレッソコーヒー等の泡立ちコーヒーを販売するように
したものが知られている。また、泡立ちコーヒーの供給
装置としては、例えば特開平9−327387号公報に
記載されているように、シリンダ内に供給された湯をピ
ストンで加圧してコーヒー粉末側に押し出し、フィルタ
を介して泡立ちコーヒーを抽出するようにしたものが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
泡立ちコーヒーの供給装置では、コーヒーに十分な泡を
発生させるために、レギュラーコーヒー用のものに比べ
て高い抽出圧を必要とすることから、耐久性の高い構造
にしなければならず、製造コスト面で不利であるという
問題点があった。また、一台の飲料自動販売機で通常の
レギュラーコーヒーと泡立ちコーヒーの両方を販売する
場合、それぞれ専用の抽出装置が必要となり、このため
自動販売機の構造が複雑化するとともに、大型で高価な
ものになるという問題点があった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、構造的な耐久性を高
めることなく泡立ちコーヒーを生成することのできるコ
ーヒー飲料供給装置を提供することにある。また、他の
目的とするところは、前記目的に加え、泡立ちのないコ
ーヒーの供給も可能とするコーヒー飲料供給装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、コーヒー原料と湯とを互い
に混合してコーヒーを抽出するコーヒー抽出手段と、水
蒸気を発生させる水蒸気発生手段と、コーヒー抽出手段
から抽出されたコーヒーを水蒸気発生手段の水蒸気の圧
力によって飲料供給側へ吐出する飲料吐出部とを備えて
いる。これにより、水蒸気の圧力によって飲料吐出部か
らコーヒー飲料が吐出されることから、コーヒー液の抽
出圧を高くして泡立たせるようにしたものに比べ、構造
的な耐久性を高める必要がない。
【0006】また、請求項2では、請求項1記載のコー
ヒー飲料供給装置において、前記水蒸気発生手段から飲
料吐出部へ供給される水蒸気圧を制御する制御手段を備
えている。これにより、請求項1の作用に加え、飲料吐
出部に供給する水蒸気圧をコーヒー飲料に泡を発生させ
る高い圧力することにより、泡立ちコーヒーが生成さ
れ、水蒸気圧をコーヒー飲料に泡が生じない圧力にする
ことにより、泡立ちのないコーヒーが生成される。
【0007】また、請求項3では、請求項1または2記
載のコーヒー飲料供給装置において、前記飲料吐出部
は、飲料供給側に連通する飲料吐出口と、水蒸気発生手
段に連通する水蒸気流入口と、コーヒー抽出手段に連通
するコーヒー液流入口とを有し、飲料吐出口及び水蒸気
流入口を互いに絞り流路を介して連通させ、コーヒー液
流入口を絞り流路内に開口している。これにより、請求
項1または2記載の作用に加え、絞り流路内に流入した
コーヒー液が絞り流路を通過する水蒸気と共に飲料吐出
口側に吐出する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明の一実施形
態を示すもので、図1はコーヒー飲料供給装置の概略構
成図、図2は飲料吐出部の側面断面図、図3は制御系を
示すブロック図、図4及び図5は制御部の動作を示すタ
イミングチャートである。
【0009】このコーヒー飲料供給装置は、高温の湯を
生成する温水タンク1と、コーヒー豆から粉末状のコー
ヒー原料を生成する原料供給機2と、コーヒーを抽出す
るコーヒー抽出機3と、水蒸気を発生させる水蒸気発生
器4と、水蒸気発生器4の水蒸気によってコーヒー抽出
機3のコーヒーをカップAに吐出する飲料吐出部5と、
コーヒー飲料の抽出動作を制御する制御部6とから構成
されている。
【0010】温水タンク1は図示しない水源から飲料水
を供給され、内部の水をヒータ1aによって加熱するよ
うになっている。また、温水タンク1にはコーヒー抽出
機3に湯を供給する給湯管1bが接続され、給湯管1b
は第1の電磁弁1cによって開閉するようになってい
る。
【0011】原料供給機2は、コーヒー豆を収容する原
料収容部2aと、コーヒー豆を粉砕するミル2bとを備
え、ミル2bによって生成した粉末状のコーヒー原料を
シュート2cによってコーヒー抽出機3に供給するよう
になっている。
【0012】コーヒー抽出機3は、シリンダに供給され
た湯とコーヒー原料とを混合し、ピストンによってコー
ヒー液を抽出する周知の構造からなり、その一端には抽
出管3aが接続されている。
【0013】水蒸気発生器4は、内部に飲料水を貯溜可
能な密閉容器4aと、密閉容器4aに飲料水を供給する
ポンプ4bと、密閉容器4a内の水分を加熱するヒータ
4cと、密閉容器4a内の圧力を検出する圧力センサ4
dとからなる。また、水蒸気発生器4には水蒸気を吐出
する水蒸気管4eが接続され、水蒸気管4eは第2の電
磁弁4fによって開閉するようになっている。
【0014】飲料吐出部5は、飲料吐出口5aと、水蒸
気管4eが接続された水蒸気流入口5bと、コーヒー抽
出機3の抽出管3aが接続されたコーヒー液流入口5c
とを有し、飲料吐出口5aにはカップAに臨むノズル5
dが取付けられている。飲料吐出口5a及び水蒸気流入
口5bは互いに絞り流路5eを介して連通しており、コ
ーヒー流入口5cは絞り流路5eに開口している。
【0015】制御部6はマイクロコンピュータによって
構成され、コーヒー抽出機3、ポンプ4b、圧力センサ
4d、第1の電磁弁1c及び第2の電磁弁4fに接続さ
れている。
【0016】以上のように構成されたコーヒー飲料供給
装置においては、コーヒー抽出機3にコーヒー原料及び
湯が供給されると、コーヒー抽出機3からコーヒー液が
抽出され、抽出管3aを介して飲料吐出部5のコーヒー
液流入口5cにコーヒー液が供給される。また、ヒータ
4cによって加熱されている水蒸気発生器4の密閉容器
4a内に水分が供給されると、密閉容器4aで水蒸気が
発生し、第2の電磁弁4fを開くと水蒸気管4eを介し
て飲料吐出部5の水蒸気流入口5bに所定圧力の水蒸気
が供給される。これにより、飲料吐出部5ではコーヒー
液流入口5cから絞り流路5e内に流入したコーヒー液
が絞り流路5eを通過する水蒸気と共に飲料吐出口5a
から吐出し、ノズル5dを介してカップAに注入され
る。
【0017】ここで、図4のタイミングチャートを参照
し、制御部6の動作について説明する。まず、水蒸気発
生器4のポンプ4b及びヒータ4cを作動し、密閉容器
4a内に水分を供給して加熱する。次に、第1の電磁弁
1cを開き、コーヒー原料の供給されているコーヒー抽
出機3に温水タンク1から湯を供給する。この後、圧力
センサ4dによって検出される密閉容器4a内の水蒸気
圧が所定圧力P1 に達したならば、コーヒーの抽出を開
始するとともに、第2の電磁弁4fを開き、飲料吐出部
5にコーヒー液と水蒸気を供給して飲料吐出部5からコ
ーヒー飲料を吐出する。その際、飲料吐出部5に供給す
る水蒸気圧P1 をコーヒー飲料に泡を発生させる高い圧
力に設定することにより、エスプレッソコーヒー等の泡
立ちコーヒーが生成される。また、図5のタイミングチ
ャートに示すように水蒸気発生器4の水蒸気圧がコーヒ
ー飲料に泡が生じない程度の低い圧力P2 (<P1 )に
達した時点で飲料吐出部5にコーヒー液及び水蒸気を供
給することにより、泡立ちのない通常のレギュラーコー
ヒーが生成される。
【0018】このように、本実施形態のコーヒー飲料供
給装置によれば、コーヒー抽出機3から抽出されたコー
ヒー液を水蒸気の圧力によって飲料供給側へ吐出するこ
とにより、泡立ちコーヒーを生成するようにしたので、
従来のようにコーヒー液の抽出圧を高くして泡立たせる
ようにしたものに比べ、構造的な耐久性を高める必要が
なく、製造コストの低減を図ることができる。この場
合、水蒸気を利用してコーヒー飲料を吐出させることに
より、水蒸気の熱により飲料の温度低下を防止すること
ができるので、常に適温に温められたコーヒー飲料を提
供することができる。また、コーヒー液を吐出させる水
蒸気の圧力をコーヒー飲料に泡が生じない程度に低くす
ることにより、泡立ちのない通常のレギュラーコーヒー
を生成することも可能であり、エスプレッソコーヒーと
レギュラーコーヒーの両方を販売する飲料自動販売機に
おいて極めて有利である。更に、コーヒー液を飲料吐出
部5の絞り流路5eを通過する水蒸気と共に飲料吐出口
5aから吐出するようにしたので、泡の発生効果を高め
ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のコーヒ
ー飲料供給装置によれば、従来のようにコーヒー液の抽
出圧を高くして泡立たせるようにしたものに比べ、構造
的な耐久性を高める必要なく泡立ちコーヒーを生成する
ことができるので、製造コストの低減を図ることができ
る。この場合、水蒸気の熱により飲料の温度低下を防止
することができるので、常に適温に温められたコーヒー
飲料を提供することができるという利点もある。
【0020】また、請求項2のコーヒー飲料供給装置に
よれば、請求項1の効果に加え、コーヒー液を吐出させ
る水蒸気の圧力をコーヒー飲料に泡が生じない程度に低
くすることにより、泡立ちのない通常のレギュラーコー
ヒーを生成することもできるので、例えばエスプレッソ
コーヒー等の泡立ちコーヒーと通常のレギュラーコーヒ
ーの両方を販売する飲料自動販売機において極めて有利
である。
【0021】また、請求項3のコーヒー飲料供給装置に
よれば、請求項1または2の効果に加え、泡の発生効果
を高めることができるので、実用化に際して極めて有利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すコーヒー飲料供給装
置の概略構成図
【図2】飲料吐出部の側面断面図
【図3】制御系を示すブロック図
【図4】制御部の動作を示すタイミングチャート
【図5】制御部の動作を示すタイミングチャート
【符号の説明】
3…コーヒー抽出機、4…水蒸気発生器、5…飲料吐出
部、5a…飲料吐出口、5b…水蒸気流入口、5c…コ
ーヒー液流入口、5e…絞り流路、6…制御部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒー原料と湯とを互いに混合してコ
    ーヒーを抽出するコーヒー抽出手段と、 水蒸気を発生させる水蒸気発生手段と、 コーヒー抽出手段から抽出されたコーヒーを水蒸気発生
    手段の水蒸気の圧力によって飲料供給側へ吐出する飲料
    吐出部とを備えたことを特徴とするコーヒー飲料供給装
    置。
  2. 【請求項2】 前記水蒸気発生手段から飲料吐出部へ供
    給される水蒸気圧を制御する制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項1記載のコーヒー飲料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記飲料吐出部は、飲料供給側に連通す
    る飲料吐出口と、水蒸気発生手段に連通する水蒸気流入
    口と、コーヒー抽出手段に連通するコーヒー液流入口と
    を有し、飲料吐出口及び水蒸気流入口を互いに絞り流路
    を介して連通させ、コーヒー液流入口を絞り流路内に開
    口したことを特徴とする請求項1または2記載のコーヒ
    ー飲料供給装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004246616A (ja) * 2003-02-13 2004-09-02 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 飲料自動販売機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04128993A (ja) * 1990-09-20 1992-04-30 Fuji Electric Co Ltd カップ式飲料自動販売機
JPH0622856A (ja) * 1990-06-25 1994-02-01 Caffe Acorto Inc 飲物を自動的に準備しかつ注入するための装置

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