JP2000181861A - アプリケーションサーバ連携装置 - Google Patents

アプリケーションサーバ連携装置

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JP2000181861A
JP2000181861A JP10362277A JP36227798A JP2000181861A JP 2000181861 A JP2000181861 A JP 2000181861A JP 10362277 A JP10362277 A JP 10362277A JP 36227798 A JP36227798 A JP 36227798A JP 2000181861 A JP2000181861 A JP 2000181861A
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server
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JP10362277A
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English (en)
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Toyohisa Morita
豊久 森田
Akira Maeda
章 前田
Yukiyasu Ito
幸康 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アプリケーション間で信頼性のあるデータの共
有を行なうこと、及び、いくつかのアプリケーションが
順番に動くような場合に、次に動くべきアプリケーショ
ンを自動的に起動でき、データのそれぞれのバージョン
において追跡することでその元データの鮮度を知ること
ができるアプリケーションサーバ連携装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】DB103内のテーブルにデータ変更が施
されると、通知機構106がDB103の変化を管理サ
ーバ101に通知する。管理サーバ101は、管理ファ
イルにより、アプリケーションサーバとそのアプリケー
ションサーバへの入力となるテーブルとの関係を示す情
報を保持している。管理サーバ101は、前記通知を受
けて、データ変更されたテーブルを入力としているアプ
リケーションサーバが搭載されたサーバの判断機構10
9,112にそれを通知し、その通知を受けた判断機構
がアプリケーションサーバ108,111に処理をさせ
る否かを決定し、処理させるときには、処理命令を送
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアプリケー
ションプログラムを連携して動作させる技術分野に属
し、例えば、ワークフロー用のデータベースあるいはデ
ータウェアハウスの利用技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のアプリケーションプログラムの連
携、及びデータベースの利用に関しては、以下の公知例
がある。
【0003】石井裕著、”グループウェアのデザイ
ン”、共立出版株式会社(1994)の36頁から42頁に
は、オフィス手続きモデルとワークフローに関する記述
がある。この技術では、電子メールを用いて、予め決ま
った経路あるいは電子メールの内容で決まる分岐を伴っ
た経路を経て文書が送られる。そこでは必要事項が付加
されて次の担当者に送られる。これを繰り返し、文書を
予め定められた経路で順次送っていきながら所定の業務
を進めていく。これを公知例1と呼ぶ。
【0004】成田雅彦他著、”CORBAとJava分
散オブジェクト技術”、ソフト・リサーチ・センター(1
997)の85頁から86頁には、CORBAのイベントサ
ービスの記述がある。これは、CORBAのオブジェク
ト間で非同期に通信を行なう機能を提供するサービスで
ある。オブジェクトが処理中に発生したエラーメッセー
ジの通知や、システム間でのメッセージ伝送などの信頼
性の高い片方向通信を必要とする業務処理などに使用さ
れている。これを公知例2と呼ぶ。
【0005】J.セルコ著、”プログラマのためのSQ
L”、トッパン(1996)の92頁には、データベースにお
けるトリガーという機能の記述がある。このトリガー機
能は、データベースのテーブルに何か起きたときに、デ
ータベースに対して実行される一連の手続きコードのこ
とである。これを公知例3と呼ぶ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術には以
下のような課題がある。
【0007】公知例1では、電子メールを用いているの
で大量データの扱いには向かない。また、一般に電子メ
ールの送受については信頼性が保証されていない。ま
た、電子メールはデータのコピーの送信であるので、シ
ステム全体としてはデータ量が膨張する一方である。各
所に様々なバージョンのデータが散在することになり、
整合がとりづらくなるという問題も内包している。
【0008】公知例2では、通信の基盤を提供している
だけであり、具体的なアプリケーションプログラムの連
携手法については述べていない。また、公知例3では、
データベースの変化を検出して何かのアクションにつな
げる基盤技術を提供はしているが、その後それを何に使
うかについては規定していない。
【0009】したがって、本発明の第1の目的は、アプ
リケーション間で信頼性のあるデータの共有を行なうこ
とにある。さらに、データのバージョン管理を行なうア
プリケーションサーバ連携装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、アプリケーション間の連
携を管理する手法を確立したアプリケーションサーバ連
携装置を提供することにある。また、本発明の第3の目
的は、データベースの変化の情報をそれぞれのアプリケ
ーションが利用できるアプリケーションサーバ連携装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するた
め、本発明は、データベースを各アプリケーションサー
バが共用し、入出力をそのデータベースに対して行なう
ようにしたものである。また、本発明は、どのアプリケ
ーションサーバがデータベースのどのテーブルを参照す
るかを管理するものである。また、本発明は、データベ
ースのあるテーブルに変化が起こった際に、それを参照
するアプリケーションサーバにその変化を通知するもの
である。また、本発明は、データベースのそれぞれのデ
ータがいつのデータを元データとして作られたものかを
管理するものである。
【0011】すなわち、本発明は、二つ以上のアプリケ
ーションサーバを連携して動作させるアプリケーション
サーバ連携装置であって、複数のテーブルを含むデータ
ベースと、前記データベースと接続され、これを管理す
るデータベースサーバと、前記データベース内のテーブ
ルに対してアクションが施されたとき、その旨を管理サ
ーバに通知する通知機構と、前記アプリケーションサー
バとそのアプリケーションサーバへの入力となる前記デ
ータベース内のテーブルとの関係を示す情報を保持する
管理ファイルと、前記データベース内のテーブルに対し
てアクションが施された旨を示す通知を前記通知機構か
ら受理し、該アクションがデータの変更であった場合
に、前記管理ファイルに保持されている前記アプリケー
ションサーバと前記テーブルとの関係を示す情報を参照
して、該データ変更があったテーブルを入力とする前記
アプリケーションサーバにそのテーブル変更を通知する
管理サーバとを備えたことを特徴とする。
【0012】前記管理サーバからのテーブル変更の通知
を受けて、前記アプリケーションサーバに処理を行なわ
せるか否かを判断する判断機構を、さらに備えるように
してもよい。
【0013】前記判断機構の判断ロジックとしては、
前記管理サーバから前記テーブル変更の通知を受けたと
き、前記アプリケーションサーバに必ず処理を行なわせ
る、あるいは、前記管理サーバから送られてきた前記
テーブル変更の通知の回数と、前記テーブル変更の通知
の日時との二つの情報のうち少なくとも一つを用いて、
前記アプリケーションサーバに処理を行なわせる手法を
採るとよい。
【0014】前記判断機構をどこに配置するかは任意で
あるが、例えば、各アプリケーションサーバを搭載した
サーバ内にアプリケーションサーバに対応して設けても
よいし、それらの各アプリケーションサーバに対応する
判断機構を1つの判断サーバに設けてもよい。また、各
アプリケーションサーバに対応する判断機構を1つにま
とめてもよい。
【0015】前記管理ファイルに、前記データベース内
のテーブルに対して施されたアクションの履歴情報を保
持するようにしてもよい。前記通知機構から前記管理サ
ーバに通知する、前記データベース内のテーブルにアク
ションが施された旨の通知内容に、該アクションを行な
ったアプリケーションサーバの名称を含ませるようにし
てもよい。その場合、前記管理サーバは、指定された時
刻における前記データベースの指定されたテーブルに対
して、前記管理ファイルに保持されているアクションの
履歴情報、及び前記アプリケーションサーバと前記デー
タベース内のテーブルとの関係を示す情報を参照して、
該指定されたテーブルを生成するために使われたテーブ
ルの生成日時を抽出する手段をさらに備えてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態の一例を詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の形態の一例を示
す。本実施の形態において、通信機構100には、管理
サーバ101、データサーバ104、サーバA107、
及びサーバB110が接続されている。管理サーバ10
1には、管理ファイル102が接続されている。データ
サーバ104には、DB(データベース)103が接続
されている。データサーバ104には、DBサーバ10
5と通知機構106が組み込まれている。サーバA10
7には、アプリケーションサーバA108と判断機構A
109が組み込まれており、サーバB110には、アプ
リケーションサーバB111と判断機構B112が組み
込まれている。
【0018】ここで、サーバA107とサーバB110
は同様の構成をとるサーバであり、通信機構106に2
つ以上いくつでも同様に接続することができる。図1で
は、一例としてサーバA107とサーバB110の2つ
だけ記しているが、これに限定されるものではない。
【0019】それぞれの各要素の機能を簡単に説明す
る。
【0020】通信機構100は、この通信機構100に
接続されている複数のサーバ間の通信路を提供し、この
通信路はネットワーク、または、バスで実現される。D
Bサーバ105は、通常のDB103のマネージメント
の他に、DB103のテーブルに何か(データの変更や
読み取りなど)が起きた際に、それを通知機構106に
通知する機能を有する。通知機構106は、その通知の
内容を通信機構100を通して管理サーバ101に通知
する。管理サーバ101は、管理下にある各アプリケー
ションサーバ(A108,B111など)がどのテーブ
ル(DB103内のテーブル)を入力としているかとい
う情報を管理ファイル102に記憶して管理している。
また、通知機構106から前記通知が来た場合に、その
通知をログに残す。また、管理サーバ101は、通知機
構106から前記通知が来た場合、それが、DB103
内のテーブルが変更されたという通知であった場合に
は、そのテーブルを入力としているアプリケーションサ
ーバの存在するサーバの判断機構(A109,B112
など)に、そのテーブルの変更を通知する。
【0021】その通知を受けた判断機構は、そのテーブ
ルの変更に応じて、同じサーバ内にあるアプリケーショ
ンサーバに処理をさせるか否かを判断する。判断機構
は、処理をさせる場合には、処理命令を当該アプリケー
ションサーバに送る。アプリケーションサーバは、自分
のスケジュールや外部からの命令で任意にアプリケーシ
ョンサーバの処理を行なう場合と、上述したように同じ
サーバ内の判断機構からの処理命令により処理を行なう
場合の2通りがある。アプリケーションサーバが処理を
行なった場合、その結果の出力先はDB103となる。
処理結果は、通信機構100を通り、DBサーバ105
を経由してDB103に格納される。
【0022】以降、それぞれのサーバごとに詳細に説明
する。
【0023】まずデータサーバ104について説明す
る。データサーバ104には、DBサーバ105と通知
機構106が組み込まれている。DBサーバ105に
は、通常のDBMSの機能に加えて、公知例3で示した
トリガーの機能が組み込まれている。これにより、DB
103内のテーブルに何かが起きた場合に、それを検知
することができる。テーブルに何かが起きたときは、そ
の旨を通知機構106に通知する。
【0024】図2は、その通知するデータ形式を示して
いる。図2において、1レコード(1行のデータ)は1
つのイベントに対応しており、「日時」と「テーブル
名」と「アクション内容」という項目を持つ。1レコー
ドデータは、「日時」で示される時間に、「テーブル
名」で示されるDB103内のテーブルに、「アクショ
ン内容」で示されるアクションが行なわれた、というこ
とを示す。通知機構106は、図2のようなデータを通
信機構100を介して管理サーバ101に送信する。
【0025】管理サーバ101について説明する。管理
サーバ101は、第1の機能として、管理ファイル10
2に、管理下にある各アプリケーションサーバA10
8,B111,…が入力データとしてどのテーブルを使
用しているかの情報を持つ。
【0026】図3は、その情報の形式を示す。図3
(a)は、アプリケーションサーバと入出力テーブル名
との関係の一例を示す。テーブル1,2,3はDB10
3内のテーブルを示す。アプリケーションサーバAは、
処理結果をテーブル1に出力する。アプリケーションサ
ーバBは、テーブル1を入力とし、処理結果をテーブル
2,3に出力する。アプリケーションサーバCは、テー
ブル1を入力とし、処理結果をテーブル3に出力する。
アプリケーションサーバDは、テーブル3を入力とす
る。図3(b)は、管理ファイル102に保有される、
各アプリケーションサーバが入力データとしてどのテー
ブルを使用しているかの情報の例であり、図3(a)の
関係に対応する情報の例である。以降、このファイルを
入力テーブル情報ファイルと呼ぶ。このファイルの1レ
コード(1行のデータ)は、1つのアプリケーションサ
ーバに対応しており、「アプリケーションサーバ名」と
そのアプリケーションサーバの「入力テーブル名」の項
目を持つ。「アプリケーションサーバ名」に示された名
称のアプリケーションサーバは、「入力テーブル名」に
示された名称のテーブルを入力とする。Φは入力テーブ
ルがないことを示す。
【0027】また、管理サーバ101は、第2の機能と
して、通知機構106より通知されたテーブルに関する
イベントのデータ(図2)をログとして管理ファイル1
02に蓄積する機能を有する。ログの形式は任意だが、
受け取った図2の通知データの形式でよい。
【0028】さらに、管理サーバ101の第3の機能と
しては、通知機構106からテーブルの変化の情報(図
2)が来た場合に一連の手続きを行なう。図4は、この
一連の手続きのフローチャートを示す。ステップ401
では、通知機構106からの通知があるかないかを判定
する。通知があった場合には、ステップ402に移り、
なかった場合にはステップ401に戻る。ステップ40
2では、通知機構106からの通知がテーブルの内容の
変更であったか否かの判定を行なう。これは、図2の
「アクション内容」の欄が「変更」であるかないかを調
べることにより判定できる。テーブルの内容の変更であ
った場合には、ステップ403に移り、そうでない場合
には、ステップ401に移る。ステップ403では、変
更があったテーブルを入力とするアプリケーションサー
バが搭載されたサーバの判断機構に対し、当該テーブル
の変更を通知する。通知するデータは、図5のようなデ
ータ形式である。該データは、「日時」で変更があった
日時を示し、「テーブル名」で該変更があったテーブル
の名称を示す。ステップ403の後、ステップ401に
戻る。なお、図2のように通知データが複数レコード
(複数行)あった場合は、各レコード単位で401〜4
03の処理を行なうものとする。
【0029】次に、アプリケーションサーバを搭載した
サーバについて説明する。ここでは、図1のサーバA1
07について説明するが、サーバB110あるいは通信
機構100に接続される不図示の他のサーバについても
同様である。サーバA107は、その中にアプリケーシ
ョンサーバA108と判断機構A109を搭載してい
る。アプリケーションサーバA108は、そのサーバへ
の独自の入力やスケジュールに基づいて処理を行なうこ
とができる。処理を行なった際には、処理結果をDB1
03に出力する。さらに、判断機構A109からの処理
命令に応じてアプリケーションサーバA107の処理を
行なうこともできる。すなわち、まずDB103内のア
プリケーションサーバA108の入力となるテーブル
(以下、単に入力テーブルという)に変更が生じた場
合、管理サーバ101は、その変更があった旨を示す情
報を通知機構106経由で受け取る。管理サーバは、そ
の入力テーブルに変更があった事実を、アプリケーショ
ンサーバA108を搭載するサーバA107の判断機構
A109に通知する。判断機構A109は、その通知を
元にして、アプリケーションサーバA108の処理を行
なうか否かを決定して、処理を行なうことに決まったと
きには処理を行なわせる。この判断機構A109の方式
で最も単純なものは、「通知があれば常に処理を行な
う」という判断ロジックである。
【0030】上述した実施の形態によれば、電子メール
を用いたりせずに、すべてデータベースをアプリケーシ
ョンの入出力先としているため、信頼性のあるデータ共
有を実現できる。さらに、データが変更されたときに、
順々に関連するアプリケーションの処理が実行されてい
くので、最新のデータを得るための最小限のアプリケー
ションの実行が実現される。また、すべてのテーブルと
すべてのアプリケーションの間の関係をつながった形式
でデータとしてもたなくてもよいので、アプリケーショ
ンの仕様変更の際の管理ファイルの変更も最小限で済
む。また、アプリケーションの起動を決定するのはその
アプリケーションを搭載しているサーバである、という
ことで、実行権限をサーバ内に保持しておける。
【0031】また、上述した実施の形態は、例えば以下
のように種々の変更をして実施することも勿論可能であ
る。
【0032】上記実施の形態の第1の変形例を説明す
る。図6は、上記実施の形態の図1の構成を変形したも
のである。図6の構成では、図1における判断機構A1
09、判断機構B112をサーバA107、サーバB1
10から分離して、独立したサーバとして判断サーバ6
09を新たに設け、判断機構A610及び判断機構B6
11をその判断サーバ609に組み込むように構成して
いる。通信機構600には、管理サーバ601、データ
サーバ604、アプリケーションサーバA607、アプ
リケーションサーバB608、及び判断サーバ609が
接続されている。管理サーバ601には、管理ファイル
602が接続されている。データサーバ604には、D
B603が接続されている。データサーバ604には、
DBサーバ605と通知機構606が組み込まれてお
り、判断サーバ609には、判断機構A610と判断機
構B611が組み込まれている。
【0033】ここで、アプリケーションサーバA607
とアプリケーションサーバB608は同様の構成をとる
サーバであり、通信機構600に2つ以上いくつでも同
様に接続される。また、判断機構A610はアプリケー
ションサーバA607に対応しており、判断機構B61
1はアプリケーションサーバB608に対応している。
これも、アプリケーションサーバに対応して、その数だ
け判断サーバに組み込まれる。図6では、アプリケーシ
ョンサーバA607とアプリケーションサーバB60
8、及び判断機構A610と判断機構B611というよ
うに、アプリケーションサーバと判断機構の組を一例と
して2組だけ記している。
【0034】次にそれぞれの要素の機能を簡単に説明す
る。
【0035】通信機構600は、この通信機構600に
接続されているサーバ間の通信路を提供する。DBサー
バ605は、通常のDB603のマネージメントの他
に、DB603のテーブルに何かが起きた際に、それを
通知機構606に通知する。通知機構606は、その内
容を通信機構600を通して管理サーバ601に通知す
る。管理サーバ601は、それぞれのアプリケーション
サーバがどのテーブルを入力としているかという情報を
管理ファイル602に記憶して管理する。また、通知機
構606から前記通知が来た場合、それをログに残す。
また、管理サーバ601は、通知機構606から前記通
知が来た場合、それが、DB603内のテーブルが変更
されたという通知であった場合には、そのテーブルを入
力としているアプリケーションサーバに対応する判断機
構に、該テーブルの変更を通知する。この場合、判断機
構は、例えばA610やB611のように判断サーバ6
09に存在する。
【0036】その通知を受けた判断機構は、そのテーブ
ルの変更に応じてアプリケーションサーバの処理を行な
わせるか否かを判断する。判断機構は、処理を行なわせ
る場合には、処理命令を、対応するアプリケーションサ
ーバに送る。
【0037】アプリケーションサーバは、自分のスケジ
ュールや外部からの命令で任意に処理を行なう場合と、
対応する判断機構からの上記処理命令で処理を行なう場
合の2通りがある。処理を行なった場合には、その処理
結果の出力先はDB603となる。処理結果は、通信機
構600を通り、DBサーバ605を経由してDB60
3に格納される。
【0038】上記第1の変形例は、判断機構がアプリケ
ーションサーバから分離したことを除けば、図1の実施
の形態と同様である。本変形例によれば、アプリケーシ
ョンサーバを追加する際に、アプリケーションサーバ自
体に変更を加えなくても容易に通信機構600に接続が
できるようになる。なお、上記第1の変形例において、
判断機構は判断サーバ内に各アプリケーションサーバ対
応に設けてあるが、管理サーバから判断機構に送る通知
の中に、変更されたテーブルを入力としているアプリケ
ーションサーバを特定できる情報を含めておけば、判断
機構を1つにまとめることができる。すなわち、判断機
構は、管理サーバから受け取った通知の中の情報から特
定されるアプリケーションサーバに対して処理命令を発
行すればよい。
【0039】次に、上記実施の形態の第2の変形例を説
明する。上記実施の形態において、判断機構は「通知が
あれば常に処理命令を送る」という判断ロジックを用い
たが、本変形例では、その代わりに次のような判断ロジ
ックを持つ。すなわち、テーブルの変更があった回数
を計数しておき、予め定めた一定の回数に達したときに
処理命令を送る方法、予め定めた日時を経過し、か
つ、テーブル変更の通知があった場合に処理命令を送る
方法、上記及びを組み合わせて、日時の条件と回
数の条件を両方満たしたときに処理命令を送る方法、ま
たは、上記もしくはのどちらかを満たしていると
きに処理命令を送る方法のうち、何れかの判断ロジック
を用いる。本変形例によれば、テーブル変更の通知が頻
繁に発生する場合に、それに対応して多数回の処理をさ
せなくても済む。
【0040】次に、上記実施の形態の第3の変形例を説
明する。第3の変形例では、一つのアプリケーションサ
ーバが二つ以上の入力テーブルを持つとき、判断機構
は、そのうちの任意の一つの入力テーブルが変更され
たときに処理命令を送るように判断ロジックを設定す
る、あるいは、予め決めておいたある入力テーブルが
変更されたときのみ処理命令を送るように判断ロジック
を設定する、の何れかの判断ロジックで判断する。本変
形例によれば、一つのアプリケーションサーバが二つ以
上の入力テーブルを持つときにも対応が可能である。
【0041】次に、上記実施の形態の第4の変形例を説
明する。第4の変形例では、DBサーバが通知機構に通
知し管理サーバに送信する通知データのデータ形式、及
び管理サーバがログとして管理ファイルに蓄積するデー
タのデータ形式を、図2に示すデータ形式から図7に示
すデータ形式のように変更する。すなわち、データサー
バは、テーブルにアクションをした「アプリケーション
サーバ名」を同時に通知するようにする。図7のような
通知データを受けた管理サーバは、その「アプリケーシ
ョンサーバ名」も含めてログに残す。
【0042】さらに第4の変形例では、管理サーバは、
あるテーブルが、いつの元データを使って作られたもの
かを追跡調査する機能も持つ。図8に、その追跡調査の
方法のフローチャートを示す。以下、図8の手順を、図
7の内容の管理ファイルを例として説明する。
【0043】ステップ801では、どの時点のどのテー
ブルについてその元データを追跡したいかを入力する。
例えば、ユーザが、1998年7月28日4時00分0
0秒における、テーブル3という情報を入力したとす
る。ステップ802では、与えられた時刻からさかのぼ
ってそのテーブルの最新の変更を示すレコードを管理フ
ァイルのログから抽出する。この例では、管理ファイル
のログの内容は図7のようになっているから、図7のレ
コード701がテーブル3への変更としては最新である
ことが検索される。ステップ803では、上記ステップ
802で検索したレコードで、変更をしたアプリケーシ
ョンサーバ名を抽出する。この場合はアプリケーション
サーバ名はCである。
【0044】ステップ804では、上記ステップ803
で抽出されたアプリケーションサーバが、ステップ80
2で抽出された変更を行なう処理を行なったときに、元
データを読んだイベントを示すレコードを検索する。こ
の検索は、ステップ802で検索されたレコードから時
刻をさかのぼりながら行なう。ここでは、図3(b)に
示した入力テーブル情報ファイルを用いるものとして説
明する。これにより、該当アプリケーションサーバの元
データとなる入力テーブルを抽出し、それらのテーブル
が該当アプリケーションサーバによって最近に読まれた
ことを示すレコードを抽出する。この例では、図3
(b)からアプリケーションサーバCはテーブル1を入
力としていることが分かるから、そのテーブル1を読み
込んだイベントを検索し、結果として図7のレコード7
02が検索される。レコード702の「日時」の欄に
は、アプリケーションサーバCがテーブル1を読み込ん
だ日時が記載されている。
【0045】ステップ805では、上記ステップ804
で検索されたレコードから時刻をさかのぼって、その元
データの最新の変更を示すレコードを検索する。この例
では、レコード703が元データの入力テーブルである
テーブル1を最近に変更したという記録を示している。
ステップ806では、ステップ805で抽出されたレコ
ードの日時とテーブル名を出力する。この例では、19
98年7月28日2時00分00秒にテーブル1が変更
されているという情報を出力することになる。これによ
り、ユーザが入力した時刻とテーブル名から、そのテー
ブルが、いつの時点の元データから作られたものかを知
ることができる。
【0046】以上、本変形例によれば、それぞれのテー
ブルを作るためにアプリケーションサーバが参照した元
データの鮮度が追跡調査できる。さらに、図7のような
通知データによりどのアプリケーションサーバでどのテ
ーブルが変更されたかが分かり、図3(b)のような入
力テーブル情報ファイルにより各アプリケーションサー
バの入力テーブルが分かるから、元データのさらに元デ
ータを追跡調査するというように、何段でもさかのぼっ
て追跡調査が可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、デ
ータベースを各アプリケーションサーバで共用し、入出
力をそのデータベースに対して行なうようにしているの
で、アプリケーション間で信頼性のあるデータの共有を
行なうことができる。また、どのアプリケーションサー
バがデータベースのどのテーブルを入力とするかを管理
し、データベースのあるテーブルに変化が起こった際
に、そのテーブルを入力とするアプリケーションサーバ
にその変化を通知するようにしているので、データベー
スの変化の情報を各アプリケーションで利用することが
でき、アプリケーション間の連携を管理することができ
る。例えば、いくつかのアプリケーションが順番に動く
ような場合に、次に動くべきアプリケーションを自動的
に起動することができる。さらに、管理ファイルにアプ
リケーションとテーブルとの関係を示す情報とともに、
アクションの履歴情報を記憶するようにすれば、指定さ
れた時刻の指定されたテーブルに対して、該テーブルを
作成する元になったテーブルの生成日時を求めることが
でき、元データの鮮度を知ることができ、データのバー
ジョン管理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の構成図。
【図2】通知データの形式の一例を示す図。
【図3】アプリケーションサーバの入力テーブルの情報
を示す図。
【図4】管理サーバの通知に関するフローチャート図。
【図5】サーバの判断機構に通知されるデータ形式を示
す図。
【図6】本発明の実施の形態の変更例の構成図。
【図7】変更例におけるデータ形式を示す図。
【図8】追跡調査のフローチャート図。
【符号の説明】
100…通信機構、101…管理サーバ、102…管理
ファイル、103…DB(データベース)、104…デ
ータサーバ、105…DBサーバ、106…通知機構、
107…サーバA、108…アプリケーションサーバ
A、109…判断機構A、110…サーバB、111…
アプリケーションサーバB、112…判断機構B、60
0…通信機構、601…管理サーバ、602…管理ファ
イル、603…DB(データベース)、604…データ
サーバ、605…DBサーバ、606…通知機構、60
7…アプリケーションサーバA、608…アプリケーシ
ョンサーバB、609…判断サーバ、610…判断機構
A、611…判断機構B。
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 幸康 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 Fターム(参考) 5B082 FA11 FA16 HA03 5B085 AC03 BG07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つ以上のアプリケーションサーバを連携
    して動作させるアプリケーションサーバ連携装置であっ
    て、 複数のテーブルを含むデータベースと、 前記データベースと接続され、これを管理するデータベ
    ースサーバと、 前記データベース内のテーブルに対してアクションが施
    されたとき、その旨を管理サーバに通知する通知機構
    と、 前記アプリケーションサーバとそのアプリケーションサ
    ーバへの入力となる前記データベース内のテーブルとの
    関係を示す情報を保持する管理ファイルと、 前記データベース内のテーブルに対してアクションが施
    された旨を示す通知を前記通知機構から受理し、該アク
    ションがデータの変更であった場合に、前記管理ファイ
    ルに保持されている前記アプリケーションサーバと前記
    テーブルとの関係を示す情報を参照して、該データ変更
    があったテーブルを入力とする前記アプリケーションサ
    ーバにそのテーブル変更を通知する管理サーバとを備え
    たことを特徴とするアプリケーションサーバ連携装置。
  2. 【請求項2】前記管理サーバからのテーブル変更の通知
    を受けて、前記アプリケーションサーバに処理を行なわ
    せるか否かを判断する判断機構を、さらに備えたことを
    特徴とする請求項1に記載のアプリケーションサーバ連
    携装置。
  3. 【請求項3】前記判断機構は、前記管理サーバから前記
    テーブル変更の通知を受けたとき、前記アプリケーショ
    ンサーバに必ず処理を行なわせることを特徴とする請求
    項2に記載のアプリケーションサーバ連携装置。
  4. 【請求項4】前記判断機構は、前記管理サーバから送ら
    れてきた前記テーブル変更の通知の回数と、前記テーブ
    ル変更の通知の日時との二つの情報のうち少なくとも一
    つを用いて、前記アプリケーションサーバに処理を行な
    わせるか否かを判断することを特徴とする請求項2に記
    載のアプリケーションサーバ連携装置。
  5. 【請求項5】前記判断機構を搭載した判断サーバを構成
    要素として含むことを特徴とする請求項2に記載のアプ
    リケーションサーバ連携装置。
  6. 【請求項6】前記管理ファイルが、前記データベース内
    のテーブルに対して施されたアクションの履歴情報を保
    持することを特徴とする請求項1に記載のアプリケーシ
    ョンサーバ連携装置。
  7. 【請求項7】前記通知機構から前記管理サーバに通知す
    る、前記テーブルにアクションが施された旨の通知内容
    に、該アクションを行なったアプリケーションサーバの
    名称を含ませることを特徴とする請求項6に記載のアプ
    リケーションサーバ連携装置。
  8. 【請求項8】前記管理サーバは、指定された時刻におけ
    る前記データベースの指定されたテーブルに対して、前
    記管理ファイルに保持されているアクションの履歴情
    報、及び前記アプリケーションサーバと前記データベー
    ス内のテーブルとの関係を示す情報を参照して、該指定
    されたテーブルを生成するために使われたテーブルの生
    成日時を抽出する手段を、さらに備えたことを特徴とす
    る請求項7に記載のアプリケーションサーバ連携装置。
JP10362277A 1998-12-21 1998-12-21 アプリケーションサーバ連携装置 Pending JP2000181861A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007249772A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Hitachi Ltd データ処理方法、データ処理システム及びデータ処理プログラム

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