JP2000179961A - 店舗用冷凍空調装置 - Google Patents

店舗用冷凍空調装置

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JP2000179961A
JP2000179961A JP10355645A JP35564598A JP2000179961A JP 2000179961 A JP2000179961 A JP 2000179961A JP 10355645 A JP10355645 A JP 10355645A JP 35564598 A JP35564598 A JP 35564598A JP 2000179961 A JP2000179961 A JP 2000179961A
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JP
Japan
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heat exchanger
heat
air
refrigeration
outdoor
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Application number
JP10355645A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Marumoto
一彦 丸本
Munekazu Maeda
宗万 前田
Tetsuei Kuramoto
哲英 倉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/22Refrigeration systems for supermarkets

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷房運転時、冷房能力が低下せずまた、冷房
過負荷条件時には空調側圧縮機が停止せず省エネが図れ
る店舗用冷凍空調装置。 【解決手段】 空調側圧縮機1,四方弁2,第1熱回収
熱交換器30,空調側室外熱交換器5,室外膨張弁4,
室内膨張弁8,室内熱交換器9,アキュムレータ3を環
状に連接してなる空調側冷凍サイクル60と、冷凍側圧
縮機20,第1熱回収熱交換器30と一体に形成し熱交
換する第2熱回収熱交換器30’、冷凍側室外熱交換器
21,ショーケース膨張弁24,ショーケース蒸発器2
5を環状に連接してなる冷凍側冷凍サイクル61とを備
えたので、空調側室外熱交換器はそれぞれ冷凍側冷凍サ
イクル61及び空調側空調サイクル60を単独に運転し
た場合と同等の熱交換を行い排熱することができ、冷房
運転時の空調能力の低下、空調側圧縮機1の停止を回避
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍装置及び冷暖
房装置を連動して成る店舗用冷凍空調システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては特開平8−3386
66号公報に示されているものがある。以下、図5を参
照しながら説明する。
【0003】1は空調側圧縮機,2は四方弁,3はアキ
ュムレータ,4は室外膨張弁,12は第1熱交換器,8
は室内膨張弁,9は室内熱交換器であり、これらを環状
に連接して空調側の冷凍サイクル60を形成している。
【0004】また、20は冷凍側圧縮機、12’は第1
熱交換器12と一体に形成して熱交換する第2熱交換
器、24はショーケース膨張弁、25はショーケース蒸
発器であり、これらを環状に連接して冷凍側の冷凍サイ
クル61を形成している。
【0005】10は室内送風機、13は第2熱交換器1
2’を上流とし、第1熱交換器12を下流として送風す
る送風機、26はショーケース送風機である。
【0006】さらに、空調側圧縮機1,四方弁2,アキ
ュムレータ3,室外膨張弁4,第1熱交換器12,第2
熱交換器12’,送風機13及び冷凍側圧縮機20で室
外機14を形成している。また、室内膨張弁8、室内熱
交換器9及び室内送風機10で室内機11を形成してい
る。そして、ショーケース膨張弁24,ショーケース蒸
発器25及びショーケース送風機26でショーケース2
7を形成している。
【0007】以上の様に構成された店舗用空調装置につ
いてその動作を説明する。先ず、冷房運転時の動作につ
いて説明する。
【0008】冷凍側冷凍サイクル61では、冷凍側圧縮
機20で圧縮された高温高圧ガスは第2熱交換器12’
で室外空気と熱交換して凝縮し高圧の液冷媒となり、シ
ョーケース膨張弁24で減圧され、低温低圧の二相冷媒
となってショーケース蒸発器25に送られショーケース
送風機10の送風によりショーケース27内の空気の熱
を吸熱して蒸発する。蒸発した冷媒ガスは冷凍側圧縮機
20にもどる。
【0009】空調側冷凍サイクル60では、空調側圧縮
機1で圧縮された高温高圧ガスは四方弁2を介して、第
1熱交換器12に送られる。第1熱交換器12では第2
熱交換器12’で熱交換され温度の上昇した室外空気と
熱交換して凝縮し高圧の液冷媒となり、室外膨張弁4を
通り室内膨張弁8で減圧され、低温低圧の二相冷媒とな
って室内熱交換器9に送られ室内送風機10の送風によ
り室内空気の熱を吸熱冷房して蒸発する。蒸発した冷媒
ガスは四方弁2を通ってアキュムレータ3で気液分離さ
れ空調側圧縮機1にもどる。
【0010】この様にして、ショーケース27内の保冷
を行うと共に、室内の冷房を行うものである。
【0011】次に、暖房運転時の動作について説明す
る。冷凍側冷凍サイクル61では、冷凍側の冷凍サイク
ルでは、冷凍側圧縮機20で圧縮された高温高圧ガスは
第2熱交換器12’で室外空気と熱交換して凝縮し高圧
の液冷媒となり、ショーケース膨張弁24で減圧され、
低温低圧の二相冷媒となってショーケース蒸発器25に
送られショーケース送風機10の送風によりショーケー
ス27内の空気の熱を吸熱して蒸発する。蒸発した冷媒
ガスは冷凍側圧縮機20にもどる。
【0012】空調側冷凍サイクル60では、空調側圧縮
機1で圧縮された高温高圧の冷媒ガスは四方弁2を介し
て室内熱交換器9に送られ室内空気へ熱を放熱暖房して
凝縮する。そして、室内膨張弁8を通って室外膨張弁4
で減圧され、高温低圧の二相冷媒となって第1熱交換器
12に送られる。第1熱交換器12では、第2熱交換器
12’で熱交換され温度の上昇した室外空気と熱交換し
て吸熱蒸発し、蒸発した冷媒ガスは四方弁2を通ってア
キュムレータ3で気液分離され低温低圧ガスが空調側圧
縮機1にもどる。
【0013】この様にして、ショーケース27内の保冷
を行うと共に、室内の暖房を行うものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】空調側サイクル60が
冷房運転となる場合、第1熱交換器12は凝縮器となる
ため、第1熱交換器12内の冷媒ガスの熱を放熱し、冷
却液化する必要がある。
【0015】しかし、上記従来の構成では、第2熱交換
器12’で熱交換され温度上昇した室外空気が第1熱交
換器12の吸い込み空気となる。そのため、冷媒ガスと
室外空気との温度差が小さくなり、冷媒ガスの熱を放熱
し、冷却液化するための熱交換効率が低下し、冷房能力
が低下すると言う課題があった。
【0016】また、冷房過負荷条件時などには高圧保護
により空調側圧縮機1が停止する可能性があると言う課
題があった。
【0017】本発明の目的は、冷房運転時には冷房能力
を低下させることなく、また冷房過負荷などの条件時に
も空調側圧縮機を停止することがなく、空調側冷凍サイ
クルが暖房運転時には冷凍機の排熱を空調機に回収する
ことで省エネルギーを図れる店舗用冷凍空調装置を提供
することである。
【0018】また他の目的は、冷房運転時に上記の目的
に加え、省エネルギーを図れ、空調側冷凍サイクルが暖
房運転時には冷凍機の排熱を空調機に回収することで省
エネルギーを図れる店舗用冷凍空調装置を提供すること
である。
【0019】さらに他の目的は、空調側冷凍サイクルが
冷房運転時には夜間電力の有効利用により電力の平準化
を行い環境保全に寄与し、空調側冷凍サイクルが暖房運
転時には冷凍機の排熱を空調機に回収することで省エネ
ルギーを図り、冷房運転時にも冷房能力を低下させるこ
とのない店舗用冷凍空調装置を提供することである。
【0020】さらにまた他の目的は、空調側冷凍サイク
ルが冷房運転時には夜間電力の有効利用により電力の平
準化を行い環境保全に寄与し、空調側冷凍サイクルが暖
房運転時には冷凍機の排熱を空調機に直接回収すること
で、さらに高い省エネルギー効果を図り、冷房運転時に
も冷房能力を低下させることのない店舗用冷凍空調装置
を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の店舗用冷凍空調装置は、空調側圧縮機,四方
弁,第1熱回収熱交換器,空調側室外熱交換器,室外膨
張弁,室内膨張弁,室内熱交換器,アキュムレータを環
状に連接してなる空調側冷凍サイクルと、冷凍側圧縮
機,前記第1熱回収熱交換器と一体に形成し熱交換する
第2熱回収熱交換器,冷凍側室外熱交換器,ショーケー
ス膨張弁,ショーケース蒸発器を環状に連接してなる冷
凍側冷凍サイクルとを備えた。
【0022】このことにより、空調側冷凍サイクルが冷
房運転時は冷房能力を低下させることなく、また冷房過
負荷などの条件時にも空調側圧縮機を停止することがな
く、暖房運転時には冷凍機の排熱を空調機に回収するこ
とで省エネルギーを図ることができる様になる。
【0023】また、本発明の店舗用冷凍空調装置は、空
調側圧縮機,四方弁,第1補助熱交換器,空調側室外熱
交換器,室外膨張弁,室内膨張弁,室内熱交換器,アキ
ュムレータを環状に連接してなる空調側冷凍サイクル
と、冷凍側圧縮機,前記第1補助熱交換器と一体に形成
し熱交換する第2補助熱交換器,冷凍側室外熱交換器,
ショーケース膨張弁,ショーケース蒸発器を環状に連接
してなる冷凍側冷凍サイクルとを備え、室外空気と前記
第1補助熱交換器及び前記第2補助熱交換器間の熱交換
を促進するため補助熱交用送風機を備えた。
【0024】このことにより、空調側冷凍サイクルが冷
房運転時には冷房能力を低下させることなく、また冷房
過負荷などの条件時にも空調側圧縮機を停止することな
しに、省エネルギーを図ることができ、暖房運転時には
冷凍機の排熱を空調機に回収することで省エネルギーを
図ることができる。
【0025】さらに、本発明の店舗用冷凍空調装置は、
空調側圧縮機,四方弁,空調側室外熱交換器,室外膨張
弁,第1蓄熱用熱交換器,室内膨張弁,室内熱交換器,
アキュムレータを環状に連接してなる空調側冷凍サイク
ルと、冷凍側圧縮機,冷凍側室外熱交換器,冷凍側膨張
弁,第2蓄熱用熱交換器,ショーケース膨張弁,ショー
ケース蒸発器を環状に連接してなる冷凍側冷凍サイクル
と、前記第1蓄熱用熱交換器と前記第2蓄熱用熱交換器
と蓄冷材を攪拌する攪拌機を内蔵した蓄熱槽とを備え
た。
【0026】このことにより、空調側冷凍サイクルが冷
房運転時には夜間電力の有効利用により電力の平準化を
行い環境保全に寄与できる。また、暖房運転時には冷凍
機の排熱を空調機に回収することで省エネルギーを図る
ことができる。
【0027】さらにまた、本発明の店舗用冷凍空調装置
は、空調側圧縮機,四方弁,空調側室外熱交換器,室外
膨張弁,第1蓄熱用補助熱交換器,室内膨張弁,室内熱
交換器,アキュムレータを環状に連接してなる空調側冷
凍サイクルと、冷凍側圧縮機,冷凍側室外熱交換器,冷
凍側膨張弁,前記第1蓄熱用補助熱交換器と一体に形成
し熱交換する第2蓄熱用補助熱交換器,ショーケース膨
張弁,ショーケース蒸発器を環状に連接してなる冷凍側
冷凍サイクルと、前記第1蓄熱用補助熱交換器と前記第
2蓄熱用補助熱交換器と蓄冷材を攪拌する攪拌機を内蔵
した蓄熱槽とを備えた。
【0028】このことにより、空調側冷凍サイクルが冷
房運転時には夜間電力の有効利用により電力の平準化を
行い環境保全に寄与できる。また、暖房運転時には冷凍
機の排熱を空調機に直接回収することで、さらに高い省
エネルギー効果を図ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、空調側圧縮機,四方弁,第1熱回収熱交換器,空調
側室外熱交換器,室外膨張弁,室内膨張弁,室内熱交換
器,アキュムレータを環状に連接してなる空調側冷凍サ
イクルと、冷凍側圧縮機,前記第1熱回収熱交換器と一
体に形成し熱交換する第2熱回収熱交換器,冷凍側室外
熱交換器,ショーケース膨張弁,ショーケース蒸発器を
環状に連接してなる冷凍側冷凍サイクルとを備えた。
【0030】このため、冷房運転時には冷凍側室外熱交
換器,空調側室外熱交換器はそれぞれ冷凍側冷凍サイク
ル及び空調側空調サイクルを単独に運転した場合と同等
の熱交換を行い排熱する作用がある。
【0031】また、暖房運転時には冷凍側冷凍サイクル
の凝縮器となる第2熱回収熱交換器から放出される排熱
を、空調側冷凍サイクルの蒸発器となる第1熱回収熱交
換器に吸熱することができるので、冷凍側室外熱交換器
及び第2熱回収熱交換器の凝縮圧力を低下でき、空調側
室外熱交換器及び第1熱回収熱交換器の蒸発圧力を高く
でき運転効率を向上する作用がある。
【0032】請求項2に記載の発明は、空調側圧縮機,
四方弁,第1補助熱交換器,空調側室外熱交換器,室外
膨張弁,室内膨張弁,室内熱交換器,アキュムレータを
環状に連接してなる空調側冷凍サイクルと、冷凍側圧縮
機,前記第1補助熱交換器と一体に形成し熱交換する第
2補助熱交換器、冷凍側室外熱交換器,ショーケース膨
張弁,ショーケース蒸発器を環状に連接してなる冷凍側
冷凍サイクルとを備え、室外空気と前記第1補助熱交換
器及び前記第2補助熱交換器間の熱交換を促進するため
補助熱交用送風機を備えた。
【0033】このため、冷房運転時に凝縮器となる冷凍
側室外熱交換器,空調側室外熱交換器に加え、第1補助
熱交換器,第2補助熱交換器においても室外空気へ排熱
することができ、凝縮圧力を低下でき、運転効率を向上
する作用がある。
【0034】また、暖房運転時には冷凍側冷凍サイクル
の凝縮器となる第2補助熱交換器から放出される排熱
を、空調側冷凍サイクルの蒸発器となる第1補助熱交換
器に吸熱することができるので、冷凍側室外熱交換器及
び第2補助熱交換器の凝縮圧力を低下でき、また空調側
室外熱交換器及び第1補助熱交換器の蒸発圧力を高くす
ることができる運転効率を向上する作用がある。
【0035】請求項3に記載の発明は、空調側圧縮機,
四方弁,空調側室外熱交換器,室外膨張弁,第1蓄熱用
熱交換器,室内膨張弁,室内熱交換器,アキュムレータ
を環状に連接してなる空調側冷凍サイクルと、冷凍側圧
縮機,冷凍側室外熱交換器,冷凍側膨張弁,第2蓄熱用
熱交換器,ショーケース膨張弁,ショーケース蒸発器を
環状に連接してなる冷凍側冷凍サイクルと、前記第1蓄
熱用熱交換器と前記第2蓄熱用熱交換器と蓄冷材を攪拌
する攪拌機を内蔵した蓄熱槽とを備えた。
【0036】このため、冷房運転時には、夜間電力を利
用して蓄冷された蓄冷材の吸熱を利用して昼間の冷凍,
空調を行う作用がある。
【0037】また、暖房運転時には、冷凍側冷凍サイク
ルの凝縮器となる第2蓄熱用熱交換器から放出される排
熱を、蓄冷材が攪拌機で攪拌することにより空調側冷凍
サイクルの蒸発器となる第1蓄熱用熱交換器に吸熱する
ことができるので、冷凍側室外熱交換器及び第2蓄熱用
熱交換器の凝縮圧力を低下でき、また空調側室外熱交換
器及び第1蓄熱用熱交換器の蒸発圧力を高くでき運転効
率を向上する作用がある。
【0038】請求項4に記載の発明は、空調側圧縮機,
四方弁,空調側室外熱交換器,室外膨張弁,第1蓄熱用
補助熱交換器,室内膨張弁,室内熱交換器,アキュムレ
ータを環状に連接してなる空調側冷凍サイクルと、冷凍
側圧縮機,冷凍側室外熱交換器,冷凍側膨張弁,前記第
1蓄熱用補助熱交換器と一体に形成し熱交換する第2蓄
熱用補助熱交換器、ショーケース膨張弁,ショーケース
蒸発器を環状に連接してなる冷凍側冷凍サイクルと、前
記第1蓄熱用補助熱交換器と前記第2蓄熱用補助熱交換
器と蓄冷材を攪拌する攪拌機を内蔵した蓄熱槽とを備え
た。
【0039】このため、冷房運転時には、夜間電力を利
用して蓄冷された蓄冷材の吸熱を利用して昼間の冷凍,
空調を行う作用がある。
【0040】また、暖房運転時には、冷凍側冷凍サイク
ルの凝縮器となる第2蓄熱用熱交換器から放出される排
熱を、空調側冷凍サイクルの蒸発器となる第1蓄熱用熱
交換器に直接吸熱することができ、また、蓄冷材を攪拌
機で攪拌することにより効果的に熱交換できるので、冷
凍側室外熱交換器及び第2蓄熱用熱交換器の凝縮圧力を
低下でき、また空調側室外熱交換器及び第1蓄熱用熱交
換器の蒸発圧力を高くすることができ、さらに運転率効
率を高くする作用がある。
【0041】
【実施例】以下、本発明による冷暖房装置の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一構
成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略す
る。
【0042】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
る店舗用冷凍空調装置の冷凍サイクル図である。図1に
おいて、5は空調側室外熱交換器、6は室内側送風機で
ある。また、空調側圧縮機1,四方弁2,アキュムレー
タ3,室外膨張弁4,空調側室外熱交換器5及び空調側
送風機6で空調側室外機7を構成している。
【0043】21は冷凍側室外熱交換器,22は冷凍側
送風機である。冷凍側圧縮機20,冷凍側室外熱交換器
21及び冷凍側送風機22で冷凍機23を構成してい
る。
【0044】30は空調側冷凍サイクル60内の第1熱
回収熱交換器である。30’は冷凍側冷凍サイクル61
内の第2熱回収熱交換器であり、第1熱回収熱交換器3
0と一体に構成され熱交換を行う。
【0045】以上のように構成された店舗用冷凍空調装
置について、動作説明を行うこととする。
【0046】先ず、冷房運転時の動作について説明す
る。冷凍側冷凍サイクル61では、冷凍側圧縮機20で
圧縮された高温高圧ガスは第2熱回収熱交換器30’を
通り冷凍側室外熱交換器21に送られる。冷凍側室外熱
交換器21では冷凍側送風機22で送風された室外空気
と熱交換して凝縮し高圧の液冷媒となり、ショーケース
膨張弁24で減圧される。そして、低温低圧の二相冷媒
となってショーケース蒸発器25に送られ、ショーケー
ス送風機10の送風によりショーケース27内の空気の
熱を吸熱して蒸発する。蒸発した冷媒ガスは冷凍側圧縮
機20にもどる。
【0047】空調側冷凍サイクル60では、空調側圧縮
機1で圧縮された高温高圧ガスは四方弁2を介して、第
1熱交換熱交換器30を通り、空調側室外熱交換器5に
送られる。空調側室外熱交換器5では空調側送風機6で
送風された室外空気と熱交換して凝縮し高圧の液冷媒と
なり、室外膨張弁4を通り室内膨張弁8で減圧される。
そして、低温低圧の二相冷媒となって室内熱交換器9に
送られる。室内熱交換器9では室内送風機10の送風に
より室内空気の熱を吸熱冷房して蒸発する。蒸発した冷
媒ガスは四方弁2を通ってアキュムレータ3で気液分離
され空調側圧縮機1にもどる。
【0048】この時、第1熱回収熱交換器30,第2熱
回収熱交換器30’には同じ温度帯の高温高圧冷媒が流
れているため、冷媒間の熱交換は起こらない。空調側冷
凍サイクル60,冷凍側冷凍サイクル61の高温高圧冷
媒は、それぞれ空調側室外熱交換器5及び冷凍側室外熱
交換器21で室外空気と熱交換して凝縮される。
【0049】次に、暖房運転時の動作について説明す
る。冷凍側冷凍サイクル61では、冷凍側圧縮機20で
圧縮された高温高圧ガスは第2熱回収熱交換器30’を
通り冷凍側室外熱交換器21に送られる。冷凍側室外熱
交換器21では冷凍側送風機22で送風された室外空気
と熱交換して凝縮し高圧の液冷媒となり、ショーケース
膨張弁24で減圧される。そして、低温低圧の二相冷媒
となってショーケース蒸発器25に送られショーケース
送風機10の送風によりショーケース27内の空気の熱
を吸熱して蒸発する。蒸発した冷媒ガスは冷凍側圧縮機
20にもどる。
【0050】空調側冷凍サイクル60では、空調側圧縮
機1で圧縮された高温高圧の冷媒ガスは四方弁2を介し
て室内熱交換器9に送られ室内空気へ熱を放熱暖房して
凝縮する。そして、室内膨張弁8を通って室外膨張弁4
で減圧され、低温低圧の二相冷媒となって空調側室外熱
交換器5に送られる。空調側室外熱交換器5では空調側
送風機6で送風された室外空気と熱交換して一部が吸熱
蒸発し、第1熱回収熱交換器30に送られる。第1熱回
収熱交換器30では第2熱回収熱交換器30’を通る高
温高圧ガスと熱交換し吸熱蒸発し、冷媒ガスとなる。蒸
発した冷媒ガスは四方弁2を通ってアキュムレータ3で
気液分離され低温低圧ガスが空調側圧縮機1にもどる。
この時、第2熱回収熱交換器30’を通る冷凍側冷凍サ
イクル61の高温高圧ガスは放熱凝縮する。
【0051】この様にして、冷房運転時にはショーケー
ス27内の保冷を行うと共に、室内の冷房を行うもので
あり、冷凍側室外熱交換器21,空調側室外熱交換器5
はそれぞれ冷凍側冷凍サイクル61及び空調側空調サイ
クル60を単独に運転した場合と同等の熱交換を行い排
熱できる。
【0052】また、暖房運転時には、ショーケース27
内の保冷を行うと共に、室内の暖房を行うものであり、
冷凍側冷凍サイクル61の凝縮器となる第2熱回収熱交
換器30’から放出される排熱を、空調側冷凍サイクル
60の蒸発器となる第1熱回収熱交換器60に吸熱する
ことができるので、冷凍側室外熱交換器21及び第2熱
回収熱交換器30’の凝縮圧力を低下でき、空調側室外
熱交換器5及び第1熱回収熱交換器30の蒸発圧力を高
くすることができる。
【0053】(実施例2)図2は本発明の実施例2によ
る冷暖房装置の冷凍サイクル図である。尚、実施例1と
同一構成については同一符号を付し、その詳細な説明を
省略する。
【0054】図2において、40は空調側冷凍サイクル
60を構成する第1補助熱交換器、40’は冷凍側冷凍
サイクル61を構成する第2補助熱交換器であり、例え
ば、一体に形成されたフィンアンドチューブ熱交換器で
ある。42は第1補助熱交換器40,第2補助熱交換器
40’内の冷媒と空気の熱交換を促進する補助熱交用送
風機である。第1補助熱交換器40,第2補助熱交換器
40’,補助熱交用送風機42で補助熱交システム41
を構成している。
【0055】以上のように構成された店舗用冷凍空調装
置について、動作説明を行うこととする。尚、実施例1
と同一の動作については、詳細な説明を省略する。
【0056】先ず、冷房運転時の動作について説明す
る。冷凍側冷凍サイクル61では、冷凍側圧縮機20よ
り吐出された高温高圧ガスは第2補助熱交換器40’に
送られ補助熱交用送風機42で送風された室外空気と熱
交換し冷媒の一部は放熱液化する。次に、冷凍側室外熱
交換器21に送られた冷媒は冷凍側送風機22で送風さ
れた室外空気と熱交換し、完全に放熱液化する。
【0057】空調側冷凍サイクル60では、空調側圧縮
機1より吐出された高温高圧ガスは第1補助熱交換器4
0に送られ補助熱交用送風機42で送風された室外空気
と熱交換し冷媒の一部は放熱液化する。次に、空調側室
外熱交換器5に送られた冷媒は空調側送風機6で送風さ
れた室外空気と熱交換し、完全に放熱液化する。
【0058】この時、第1補助熱交換器40,第2補助
熱交換器40’には同じ温度帯の高温高圧冷媒が流れて
いるため、冷媒間の熱交換は起こらず、補助熱交用送風
機42で送風された室外空気と熱交換し、高温高圧冷媒
は放熱液化する。さらに、それぞれ空調側室外熱交換器
5及び冷凍側室外熱交換器21で室外空気と熱交換して
凝縮される。
【0059】次に、暖房運転時の動作について説明す
る。冷凍側冷凍サイクル61では、冷凍側圧縮機20よ
り吐出された高温高圧ガスは第2補助熱交換器40’に
送られ、冷媒の一部は放熱液化する。次に、冷凍側室外
熱交換器21に送られた冷媒は冷凍側送風機22で送風
された室外空気と熱交換し、完全に放熱液化する。
【0060】空調側冷凍サイクル60では、空調側室外
熱交換器5に送られた低温低圧の二相冷媒は空調側送風
機6で送風された室外空気と熱交換し吸熱蒸発する。さ
らに、第1補助熱交換器で吸熱蒸発してアキュムレータ
3に送られる。
【0061】この時、第1補助熱交換器40を通る低温
低圧冷媒と第2補助熱交換器40’を通る高温高圧二相
冷媒はフィン及び補助熱交用送風機42で送風された室
外空気を媒体として熱交換を行うと共に、第1補助熱交
換器40を通る低温低圧冷媒は室外空気と熱交換し吸熱
蒸発し、第2補助熱交換器40’を通る高温高圧二相冷
媒は室外空気と熱交換して放熱液化する。
【0062】この様に、冷房運転時にはショーケース2
7内の保冷を行うと共に、室内の冷房を行うものであ
り、凝縮器となる冷凍側室外熱交換器21,空調側室外
熱交換器5に加え、第1補助熱交換器40,第2補助熱
交換器40’においても室外空気へ排熱することがで
き、凝縮圧力を低下できる。また、暖房運転時には冷凍
側冷凍サイクル61の凝縮器となる第2補助熱交換器4
0’から放出される排熱を、空調側冷凍サイクル60の
蒸発器となる第1補助熱交換器40に吸熱することがで
きるので、冷凍側室外熱交換器21及び第2補助熱交換
器40’の凝縮圧力を低下でき、また空調側室外熱交換
器5及び第1補助熱交換器40の蒸発圧力を高くするこ
とができる。
【0063】(実施例3)図3は本発明の実施例3によ
る冷暖房装置の冷凍サイクル図である。尚、実施例2と
同一構成については同一符号を付し、その詳細な説明を
省略する。
【0064】24’は冷凍側冷凍サイクルに取り付けら
れた冷凍側膨張弁、50は第1蓄熱用熱交換器、51は
第2蓄熱用熱交換器、52は攪拌機であり、53は蓄熱
槽である。
【0065】以上のように構成された店舗用冷凍空調装
置について、動作説明を行うこととする。尚、実施例2
と同一の動作については、詳細な説明を省略する。
【0066】先ず、冷房期間に行う蓄冷運転の動作につ
いて説明する。蓄冷運転は冷凍負荷、空調負荷の少ない
室外温度の低くなった夜間に行われる。
【0067】冷凍側冷凍サイクル61では、冷凍側圧縮
機20より吐出された高温高圧ガス冷媒は冷凍側室外熱
交換器21で室外空気と熱交換される。凝縮液化した冷
媒は冷凍側膨張弁24’で減圧され低温二相冷媒とな
る。そして、第2蓄熱用熱交換器51に送られ、蓄熱槽
53内の蓄冷材である水と熱交換し、水は放熱して次第
に氷へと変化して蓄冷を行う。さらに、ショーケース膨
張弁24で圧力調整された低温低圧の二相冷媒はショー
ケース蒸発器25に送られショーケース送風機10の送
風によりショーケース27内の空気の熱を吸熱して蒸発
する。蒸発した冷媒ガスは冷凍側圧縮機20にもどる。
【0068】空調側冷凍サイクル60では、空調側圧縮
機1より吐出された高温高圧ガス冷媒は空調側室外熱交
換器5で室外空気と熱交換し放熱液化する。そして、室
外膨張弁4で減圧され低温の二相冷媒となる。次に、第
1蓄熱用熱交換器50に送られ、蓄熱槽53内の蓄冷材
である水と熱交換し、水は放熱して次第に氷へと変化し
て蓄冷を行う。さらに、室内膨張弁8で圧力調整された
低温低圧の二相冷媒は室内熱交換器9に送られる。室内
熱交換器9では室内送風機10の送風により室内空気の
熱を吸熱冷房して蒸発する。蒸発した冷媒ガスは四方弁
2を通ってアキュムレータ3で気液分離され空調側圧縮
機1にもどる。
【0069】次に、冷凍負荷,空調負荷の大きい室外空
気温度の高い昼間の冷房運転の動作について説明する。
【0070】冷凍側冷凍サイクル61では、冷凍側室外
熱交換器21で室外空気と熱交換される。放熱液化した
冷媒は冷凍側膨張弁24’を通り、第2蓄熱用熱交換器
51に送られ、蓄熱槽53内の蓄冷材である氷と熱交換
し過冷却度を調整して、ショーケース膨張弁24で減圧
される。
【0071】空調側冷凍サイクル60では、室外膨張弁
4を通って、第1蓄熱用熱交換器50に送られ、蓄熱槽
53内の蓄冷材である氷と熱交換し過冷却度を調整し
て、室内膨張弁8で減圧される。
【0072】最後に、暖房運転の動作について説明す
る。冷凍側冷凍サイクル61では、冷凍側圧縮機20よ
り吐出された高温高圧ガスは冷凍側室外熱交換器21に
送られ、冷媒の一部は放熱液化する。そして、冷凍側膨
張弁24’を通って第2蓄熱用熱交換器51に送られ攪
拌機52で攪拌された蓄熱槽53内の蓄熱材である水と
熱交換し完全に放熱液化する。
【0073】空調側冷凍サイクル60では、室内熱交換
器9で放熱液化した冷媒は、室内膨張弁で減圧され低温
低圧の二相冷媒となって、第1蓄熱用熱交換器50に送
られる。そして、攪拌機52で攪拌された蓄熱槽53内
の蓄熱材である水と熱交換し吸熱蒸発する。
【0074】この様に、冷房運転時には、夜間電力を利
用して蓄冷された蓄冷材の冷熱を利用して昼間の冷凍,
空調を行うことができる。
【0075】また、暖房運転時には、冷凍側冷凍サイク
ル61の凝縮器となる第2蓄熱用熱交換器51から放出
される排熱を、蓄冷材を攪拌機52で攪拌することによ
り空調側冷凍サイクル60の蒸発器となる第1蓄熱用熱
交換器50に吸熱することができるので、冷凍側室外熱
交換器21及び第2蓄熱用熱交換器51の凝縮圧力を低
下でき、また空調側室外熱交換器5及び第1蓄熱用熱交
換器50の蒸発圧力を高くできる。
【0076】(実施例4)図4は本発明の実施例4によ
る冷暖房装置の冷凍サイクル図である。尚、実施例3と
同一構成については同一符号を付し、その詳細な説明を
省略する。
【0077】54は第1蓄熱用補助熱交換器、54’は
第2蓄熱用補助熱交換器であり、例えば、フィンアンド
チューブで一体に構成されている。
【0078】以上のように構成された店舗用冷凍空調装
置について、動作説明を行うこととする。尚、実施例3
と同一の動作については、詳細な説明を省略する。
【0079】暖房運転の動作について説明する。冷凍側
冷凍サイクル61では、冷凍側圧縮機20より吐出され
た高温高圧ガスは冷凍側室外熱交換器21に送られ、冷
媒の一部は放熱液化する。そして、冷凍側膨張弁24’
を通って第2蓄熱用補助熱交換器54’に送られ攪拌機
52で攪拌された蓄熱槽53内の蓄熱材である水と熱交
換し完全に放熱液化する。
【0080】空調側冷凍サイクル60では、室内熱交換
器9で放熱液化した冷媒は、室内膨張弁で減圧され低温
低圧の二相冷媒となって、第1蓄熱用補助熱交換器54
に送られる。そして、攪拌機52で攪拌された蓄熱槽5
3内の蓄熱材である水と熱交換し吸熱蒸発する。
【0081】この時、第2蓄熱用補助熱交換器54’の
排熱は、蓄熱材の水を媒体として第1蓄熱用補助熱交換
器54に吸熱されるだけではなく、フィンを通しても熱
移動が起こる。
【0082】この様に冷房運転時には、夜間電力を利用
して蓄冷された蓄冷材の吸熱を利用して昼間の冷凍,空
調を行うことができる。
【0083】また、暖房運転時には、冷凍側冷凍サイク
ル61の凝縮器となる第2蓄熱用補助熱交換器54’か
ら放出される排熱を、空調側冷凍サイクル60の蒸発器
となる第1蓄熱用補助熱交換器54に、蓄冷材を攪拌機
で攪拌することに加え、フィンを通して吸熱できるの
で、さらに効果的に冷凍側室外熱交換器21及び第2蓄
熱用補助熱交換器54’の凝縮圧力を低下でき、また空
調側室外熱交換器5及び第1蓄熱用補助熱交換器54の
蒸発圧力を高くすることができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、空
調側圧縮機,四方弁,第1熱回収熱交換器,空調側室外
熱交換器,室外膨張弁,室内膨張弁,室内熱交換器,ア
キュムレータを環状に連接してなる空調側冷凍サイクル
と、冷凍側圧縮機,前記第1熱回収熱交換器と一体に形
成し熱交換する第2熱回収熱交換器,冷凍側室外熱交換
器,ショーケース膨張弁,ショーケース蒸発器を環状に
連接してなる冷凍側冷凍サイクルとを備えた。
【0085】このことにより、冷房運転時には冷凍側室
外熱交換器,空調側室外熱交換器はそれぞれ冷凍側冷凍
サイクル及び空調側空調サイクルを単独に運転した場合
と同等の排熱を行えるので、冷房能力を低下や、冷房過
負荷などの条件時にも空調側圧縮機を停止することのな
い店舗用冷凍空調装置を、また、暖房運転時には冷凍側
冷凍サイクルの凝縮器となる第2熱回収熱交換器から放
出される排熱を、空調側冷凍サイクルの蒸発器となる第
1熱回収熱交換器に吸熱することができるので、冷凍側
室外熱交換器及び第2熱回収熱交換器の凝縮圧力を低下
でき、空調側室外熱交換器及び第1熱回収熱交換器の蒸
発圧力を高くでき、運転効率を向上できるので、省エネ
ルギーを図れる店舗用冷凍空調装置を提供することがで
きる。
【0086】また、空調側圧縮機,四方弁,第1補助熱
交換器,空調側室外熱交換器,室外膨張弁,室内膨張
弁,室内熱交換器,アキュムレータを環状に連接してな
る空調側冷凍サイクルと、冷凍側圧縮機,前記第1補助
熱交換器と一体に形成し熱交換する第2補助熱交換器,
冷凍側室外熱交換器,ショーケース膨張弁,ショーケー
ス蒸発器を環状に連接してなる冷凍側冷凍サイクルとを
備え、室外空気,前記第1補助熱交換器及び前記第2補
助熱交換器間の熱交換を促進するため補助熱交用送風機
を備えた。
【0087】このことにより、冷房運転時には凝縮器と
なる冷凍側室外熱交換器,空調側室外熱交換器に加え、
第1補助熱交換器,第2補助熱交換器においても室外空
気へ排熱することができ凝縮圧力を低下できるので運転
効率を向上でき、また、暖房運転時には冷凍側冷凍サイ
クルの凝縮器となる第2補助熱交換器から放出される排
熱を、空調側冷凍サイクルの蒸発器となる第1補助熱交
換器に吸熱できすることができ、運転効率を向上できる
ので、省エネルギーを図れる店舗用冷凍空調装置を提供
することができる。
【0088】さらに、空調側圧縮機,四方弁,空調側室
外熱交換器,室外膨張弁,第1蓄熱用熱交換器,室内膨
張弁,室内熱交換器,アキュムレータを環状に連接して
なる空調側冷凍サイクルと、冷凍側圧縮機,冷凍側室外
熱交換器,冷凍側膨張弁,第2蓄熱用熱交換器,ショー
ケース膨張弁,ショーケース蒸発器を環状に連接してな
る冷凍側冷凍サイクルと、前記第1蓄熱用熱交換器と前
記第2蓄熱用熱交換器と蓄冷材を攪拌する攪拌機を内蔵
した蓄熱槽とを備えた。
【0089】このことにより、冷房運転時には、夜間電
力を利用して蓄冷された蓄冷材の吸熱を利用して昼間の
冷凍,空調を行うことができるので、電力の平準化を行
い環境保全に寄与でき、暖房運転時には、冷凍側冷凍サ
イクルの凝縮器となる第2蓄熱用熱交換器から放出され
る排熱を蓄冷材を攪拌機で攪拌することにより空調側冷
凍サイクルの蒸発器となる第1蓄熱用熱交換器に吸熱す
ることができるので、冷凍側室外熱交換器及び第2蓄熱
用熱交換器の凝縮圧力を低下でき、また空調側室外熱交
換器及び第1蓄熱用熱交換器の蒸発圧力を高くすること
ができ、運転効率を向上できるので、省エネルギーを図
ることのできる店舗用冷凍空調装置を提供することがで
きる。
【0090】さらにまた、空調側圧縮機,四方弁,空調
側室外熱交換器,室外膨張弁,第1蓄熱用補助熱交換
器,室内膨張弁,室内熱交換器,アキュムレータを環状
に連接してなる空調側冷凍サイクルと、冷凍側圧縮機,
冷凍側室外熱交換器,冷凍側膨張弁,前記第1蓄熱用補
助熱交換器と一体に形成し熱交換する第2蓄熱用補助熱
交換器,ショーケース膨張弁,ショーケース蒸発器を環
状に連接してなる冷凍側冷凍サイクルと、前記第1蓄熱
用補助熱交換器と前記第2蓄熱用補助熱交換器と蓄冷材
を攪拌する攪拌機を内蔵した蓄熱槽とを備えた。
【0091】このことにより、冷房運転時には、夜間電
力を利用して蓄冷された蓄冷材の吸熱を利用して昼間の
冷凍,空調を行うことができ、電力の平準化を行い環境
保全に寄与でき、暖房運転時には冷凍側冷凍サイクルの
凝縮器となる第2蓄熱用補助熱交換器から放出される排
熱を、空調側冷凍サイクルの蒸発器となる第1蓄熱用補
助熱交換器に、蓄冷材を攪拌機で攪拌することに加え、
フィンを通して吸熱できるので、さらに効果的に冷凍側
室外熱交換器及び第2蓄熱用補助熱交換器の凝縮圧力を
低下でき、また空調側室外熱交換器及び第1蓄熱用補助
熱交換器の蒸発圧力を高くすることができ、運転効率を
向上できるので、省エネルギーを図ることのできる店舗
用冷凍空調装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷暖房装置の実施例1の冷凍サイ
クル図
【図2】本発明による冷暖房装置の実施例2の冷凍サイ
クル図
【図3】本発明による冷暖房装置の実施例3の冷凍サイ
クル図
【図4】本発明による冷暖房装置の実施例4の冷凍サイ
クル図
【図5】従来の冷暖房装置の冷凍サイクル図
【符号の説明】
1 空調側圧縮機 2 四方弁 3 アキュムレータ 4 室外膨張弁 5 空調側室外熱交換器 8 室内膨張弁 9 室内熱交換器 20 冷凍側圧縮機 21 冷凍側室外熱交換器 24 ショーケース膨張弁 24’ 冷凍側膨張弁 25 ショーケース蒸発器 30 第1熱回収熱交換器 30’ 第2熱回収熱交換器 40 第1補助熱交換器 40’ 第2補助熱交換器 50 第1蓄熱用熱交換器 51 第2蓄熱用熱交換器 52 攪拌機 53 蓄熱槽 54 第1蓄熱用補助熱交換器 54’ 第2蓄熱用補助熱交換器 60 空調側冷凍サイクル 61 冷凍側冷凍サイクル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉本 哲英 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA01 BA01 BA09 BA10 CA02 DA02 FA02 JA04 JA17 KA14 PA05 3L092 TA16 TA20 UA02 UA26 UA34 VA07 WA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調側圧縮機,四方弁,第1熱回収熱交
    換器,空調側室外熱交換器,室外膨張弁,室内膨張弁,
    室内熱交換器,アキュムレータを環状に連接してなる空
    調側冷凍サイクルと、冷凍側圧縮機,前記第1熱回収熱
    交換器と一体に形成し熱交換する第2熱回収熱交換器,
    冷凍側室外熱交換器,ショーケース膨張弁,ショーケー
    ス蒸発器を環状に連接してなる冷凍側冷凍サイクルとを
    備えた店舗用冷凍空調装置。
  2. 【請求項2】 空調側圧縮機,四方弁,第1補助熱交換
    器,空調側室外熱交換器,室外膨張弁,室内膨張弁,室
    内熱交換器,アキュムレータを環状に連接してなる空調
    側冷凍サイクルと、冷凍側圧縮機,前記第1補助熱交換
    器と一体に形成し熱交換する第2補助熱交換器,冷凍側
    室外熱交換器,ショーケース膨張弁,ショーケース蒸発
    器を環状に連接してなる冷凍側冷凍サイクルとを備え、
    室外空気,前記第1補助熱交換器及び前記第2補助熱交
    換器間の熱交換を促進するため補助熱交用送風機を備え
    た店舗用冷凍空調装置。
  3. 【請求項3】 空調側圧縮機,四方弁,空調側室外熱交
    換器,室外膨張弁,第1蓄熱用熱交換器,室内膨張弁,
    室内熱交換器,アキュムレータを環状に連接してなる空
    調側冷凍サイクルと、冷凍側圧縮機,冷凍側室外熱交換
    器,冷凍側膨張弁,第2蓄熱用熱交換器,ショーケース
    膨張弁,ショーケース蒸発器を環状に連接してなる冷凍
    側冷凍サイクルと、前記第1蓄熱用熱交換器と前記第2
    蓄熱用熱交換器と蓄冷材を攪拌する攪拌機を内蔵した蓄
    熱槽とを備えた店舗用冷凍空調装置。
  4. 【請求項4】 空調側圧縮機,四方弁,空調側室外熱交
    換器,室外膨張弁,第1蓄熱用補助熱交換器,室内膨張
    弁,室内熱交換器,アキュムレータを環状に連接してな
    る空調側冷凍サイクルと、冷凍側圧縮機,冷凍側室外熱
    交換器,冷凍側膨張弁,前記第1蓄熱用補助熱交換器と
    一体に形成し熱交換する第2蓄熱用補助熱交換器,ショ
    ーケース膨張弁,ショーケース蒸発器を環状に連接して
    なる冷凍側冷凍サイクルと、前記第1蓄熱用補助熱交換
    器と前記第2蓄熱用補助熱交換器と蓄冷材を攪拌する攪
    拌機を内蔵した蓄熱槽とを備えた店舗用冷凍空調装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013152031A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Nakano Refrigerators Co Ltd 冷凍装置
US10724776B2 (en) 2016-04-21 2020-07-28 Mitsubishi Electric Corporation Exhaust heat recovery type of air-conditioning apparatus

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