JP2000178482A - ユーザー用調色データベースとその運用方法 - Google Patents

ユーザー用調色データベースとその運用方法

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JP2000178482A
JP2000178482A JP10361797A JP36179798A JP2000178482A JP 2000178482 A JP2000178482 A JP 2000178482A JP 10361797 A JP10361797 A JP 10361797A JP 36179798 A JP36179798 A JP 36179798A JP 2000178482 A JP2000178482 A JP 2000178482A
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toning
pigment
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JP10361797A
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English (en)
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Hiromichi Takada
博道 高田
Kazuhiko Ide
和彦 井出
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Kikusui Kagaku Kogyo KK
Original Assignee
Kikusui Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着色塗料液のユーザーにおいてベース塗料の
調色を容易かつ正確に行えるようにする。 【構成】 高精度の調色装置やその操作に熟練した作業
員を有しない場合にも調色を実行できる所定内容のユー
ザー用調色データベースをユーザーに提示する。又、環
境要因によるデータベースの誤差を所定の式により補正
してユーザーに提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色塗料ユーザー
が自ら無着色ベース塗料を顔料液によって所望の色彩に
調色する際に、簡単に正確な調色を可能にするユーザー
用調色データベースと、かかるユーザー用調色データベ
ースのうち、一般的に調色操作上最も有利な計量単位で
提示されたデータベースにおける、環境要因による誤差
の補正方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】着色塗料ユーザーは極めて多種多様な色
彩の着色塗料を選択して用いるため、その全てをユーザ
ーサイドに常備することは不可能である。このため従
来、一般的には、ユーザーが着色塗料使用の都度、色見
本等に基づき所望の色彩の着色塗料を指定して着色塗料
メーカーに発注し、受注したメーカーは白ベースとも呼
ばれるベース塗料と顔料原液とを特定の処方下に混合し
て着色塗料を製造し、ユーザーへ納品していた。
【0003】ところが、このような着色塗料の調達シス
テムでは、ユーザー及びメーカーにおける発/受注の事
務処理やデリバリー等に所定の時間を要するため、発注
からデリバリーの完了まで最低でも24時間程度を要す
るのが実情である。従ってこの間、ユーザーは無駄な待
機を余儀無くされていた。
【0004】かかる点から、近年、ユーザーが自らの店
舗内にベース塗料,各種色彩の顔料原液及び調色機器
(計量機や混合攪拌機等)を常備して、ユーザーサイド
で自由かつ迅速に着色塗料の製造(ベース塗料の調色)
を行いたい、との要求が出て来るに至っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状に
おいてユーザーサイドでこのような調色を行うには、次
のa)〜c)にわたる3点の問題があった。
【0006】a)ユーザーサイドには調色の熟練作業員
がいないため、仮にメーカーから色見本を提供された
り、調色のコツを指導されたりしても、正しい色具合の
判断に基づく正確な調色を自力で行うことが困難であっ
た。
【0007】b)ベース塗料を希望通りに調色するため
には、精密な混合処方の実施(特に、少量の顔料原液を
例えば「7.15mL」等の小数点以下の微小な計量単
位で正確かつ安定した計量、混合を行うこと)が求めら
れ、そのためには高価な高精度の調色装置と、その計量
プロセス等を正確に操作する熟練した調色作業員が必要
であるが、ユーザーにこれらの機器や作業員を期待する
ことは出来ない。
【0008】一部の塗料メーカーでは、顔料濃度を意図
的に10倍程度に低くした顔料原液を提供して、ユーザ
ーによるその正確な計量、混合操作の困難を緩和しよう
とする試みも見られるが、この場合、多様な溶媒組成の
ベース塗料と必ずしも適合しない溶媒組成の顔料原液
を、ベース塗料に対して大量に混合することとなり、塗
料性能を犠牲にする恐れがあった。
【0009】c)もし上記a),b)の問題が解消した
としても、例えば所定重量のベース塗料に対して所定容
量の顔料液を混合する場合には、環境要因による顔料液
の体積膨張や体積縮小に伴い使用すべき顔料液量が異な
るため、既知の混合割合では調色の誤差を生じ、特に同
一目的物に対して使用する同一着色塗料を複数回生産す
る場合等において、その修正がユーザーの技術ではとて
もできない。
【0010】そこで本発明は、上記の諸問題を解消して
ユーザーによる簡単で正確な調色を可能とし、かつ、調
色による塗料性能の低下も回避することを、解決すべき
課題とする。
【0011】
【着眼点】本願発明者は、従来メーカーサイドで主とし
て熟練作業員の経験等に基づいて行っていた調色作業の
要領を完全にデータベース化することにより、数値化し
た調色データベースとしてユーザーに提供することで上
記a)の問題を解消でき、又、顔料液として高顔料濃度
の粗調色用顔料液と、低顔料濃度の微調色用顔料液を併
用することを前提として、調色データベースにおける顔
料液の混合量データを上記2種の顔料液の混合量データ
として提供することで上記b)の問題を解消でき、更
に、顔料液の環境要因による比重変化を考慮した補正式
を完成して、これによる補正データを随時ユーザーに提
供することで上記c)の問題を解消できることに想到し
て、本願発明を完成した。
【0012】
【課題を解決するための手段】(第1発明の構成)上記
課題を解決するための本願第1発明(請求項1に記載の
発明)の構成は、着色塗料ユーザーによるベース塗料調
色時の利用に供するデータベースであって、調色の目的
色毎に、少なくとも以下の各データが提示されている、
ユーザー用調色データベースである。 (1)重量単位又は容量単位で示された、ベース塗料の
基準量。 (2)上記基準量のベース塗料に対して、重量単位又は
容量単位で示された、1種又は2種以上の色彩の調色用
顔料液の混合量。
【0013】(第2発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第2発明(請求項2に記載の発明)の構成は、
前記第1発明における1種又は2種以上の色彩の調色用
顔料液の混合量データが、以下の2種のデータからな
る、ユーザー用調色データベースである。 (2a)基準量のベース塗料に対して、重量単位又は容
量単位で大きな計量単位を以て示された、高顔料濃度の
粗調色用顔料液の混合量。 (2b)基準量のベース塗料に対して、重量単位又は容
量単位で、希釈倍率によってスケールアップされた計量
単位を以て示された、低顔料濃度の微調色用顔料液の混
合量。
【0014】(第3発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第3発明(請求項3に記載の発明)の構成は、
前記第1発明又は前記第2発明に係るユーザー用調色デ
ータベースが、オンラインでユーザーに対して提示され
るものである、ユーザー用調色データベースである。
【0015】(第4発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第4発明(請求項4に記載の発明)の構成は、
前記第1発明又は前記第2発明に係るユーザー用調色デ
ータベースが、色見本と一体化された状態でユーザーに
対して提示されるものである、ユーザー用調色データベ
ースである。
【0016】(第5発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第5発明(請求項5に記載の発明)の構成は、
第1発明ないし第4発明に係るユーザー用調色データベ
ースにおけるベース塗料の基準量が重量単位で示され、
かつ、顔料液の混合量、又は粗調色用顔料液及び微調色
用顔料液の混合量が容量単位で示されている場合におい
て、前記各種顔料液の環境要因による比重変化を考慮し
た補正式により、前記顔料液の混合量データ、又は前記
粗調色用顔料液及び微調色用顔料液の混合量データを随
時補正してユーザーに提示する、ユーザー用調色データ
ベースの運用方法である。
【0017】
【発明の作用・効果】(第1発明の作用・効果)第1発
明においては、調色作業の要領をデータベース化して、
ベース塗料の基準量と、かかる基準量のベース塗料に対
する調色用顔料液の混合量とを重量単位又は容量単位で
示したユーザー用調色データベースが提供されるので、
ベース塗料と調色用顔料液とをデータベースの指示通り
の量だけ混合すれば良く、調色の熟練作業員がいないユ
ーザーサイドにおいて困難な色具合の判断等を不要化で
きる。
【0018】(第2発明の作用・効果)第2発明におい
ては、調色データベースが1種又は2種以上の色彩の高
顔料濃度の粗調色用顔料液の混合量データと、低顔料濃
度の微調色用顔料液の混合量データとからなり、予め入
手したこれらの粗調色用顔料液と微調色用顔料液とを基
準量のベース塗料に対してデータベースの指示通りに混
合する。
【0019】具体的に言うと、まず、顔料原液等の高顔
料濃度の粗調色用顔料液を例えば「5.0mL」,
「7.0mL」等の大きな計量単位で少量用いることに
より、ベース塗料の粗調色(概ねの色調を整える調色)
がなされる。即ち、例えば「7.15mL」等の小数点
以下の微小な計量単位にわたる計量,混合は要求され
ず、計量単位が大きいので、高精度の調色機器や熟練作
業員を欠く場合においても、粗調色用顔料液の正確な計
量,混合を行い得る。
【0020】一方で、低顔料濃度の微調色用顔料液を希
釈倍率によってスケールアップされた計量単位で用いて
微調色(正確な色調を整える調色)がなされる。その
際、高精度の調色機器や熟練作業員を欠くと、やはり一
定の計量誤差を避け難いのであるが、この場合には、以
下の,の理由から、結果的に極めて正確な調色が確
保される。
【0021】正確な粗調色が規定された範囲内で、低
顔料濃度液により行う微調色であるため、その計量誤差
による調色のズレが、従来技術のような顔料原液自体の
計量誤差による調色のズレよりも、はるかに少ない。
【0022】しかも、低顔料濃度液自体が、その希釈
倍率分だけ計量単位がスケールアップされるので、前記
従来技術に比較して、高精度の調色機器や熟練作業員を
欠く場合にも正確な計量を期待できる。
【0023】そして、粗調色用顔料液(少量)による粗
調色の範囲内で微調色を行うため、微調色用顔料液も少
量の使用で済み、全体として顔料液(粗調色用顔料液+
微調色用顔料液)の混合量は少量となる。従って、顔料
液の混合による塗料の性能劣化や設計性能範囲外への逸
脱は、実質的に無視できる程度まで低減される。
【0024】以上の効果を更に具体例に即して説明する
と、高精度の調色機器や熟練作業員を欠く場合におい
て、例えばベース塗料に対して正確に「7.15mL」
の顔料原液相当分の顔料液を計量,混合して調色したい
時、顔料原液をそのまま計量しようとすると誤差が大き
くなり、かなり不正確な調色となる。
【0025】一方、前記のように顔料濃度を元々1/1
0に低減して市販されている顔料原液を用いると、その
使用量は「71.5mL」となり、計量単位が1ケタだ
けスケールアップされるから、その限りでは計量精度が
向上する。しかし、大量の顔料原液混入によるベース塗
料の性能劣化を避けることができない。
【0026】しかし第2発明によれば、例えば粗調色用
顔料液と微調色用顔料液との顔料濃度比が40:1とし
た場合、粗調色用顔料液を「7.0mL」、及び微調色
用顔料液を「0.15×40=6.0mL」計量すれば
足りる。即ち、両顔料液をいずれも1mL単位で計量す
れば良いから計量精度が著しく向上する。しかも両顔料
液の合計混合量は13mLにとどまるので、ベース塗料
の性能劣化が事実上起こらない。
【0027】(第3発明の作用・効果)第3発明におい
ては、ユーザー用調色データベースがオンラインでユー
ザーに対して提示されるため、ユーザーは常にリアルタ
イムで調色データベースを利用でき、かつ調色データベ
ースをユーザーサイドで保管する手間やスペースを要し
ない。
【0028】(第4発明の作用・効果)第4発明におい
ては、ユーザー用調色データベースが色見本と一体化さ
れた状態でユーザーに対して提示されるので、色見本に
基づく調色データベースの利用を極めて容易かつ迅速に
行うことができる。
【0029】(第5発明の作用・効果)第5発明におい
ては、量的に大きいベース塗料の基準量が重量単位で示
され、かつ、量的に小さい第1発明の顔料液の混合量又
は第2発明の粗調色用顔料液及び微調色用顔料液の混合
量が容量単位で示されると言う、調色装置を用いた自動
調色を行う上で一般的に最も有利な実施形態において、
環境要因による顔料液の体積膨張や体積縮小に伴う調色
誤差を、メーカーよりユーザーに随時提示される調色デ
ータベースの補正値に従うだけで、簡単かつ正確に調色
できる。
【0030】なお、このような調色データの補正に関し
て、補正値の割り出し自体はユーザーにおいて計算可能
であるとしても、この補正値を算出する根拠となる膨大
な基礎データは、メーカーでなければ集積/管理が困難
であり、又、ユーザーが補正値の計算や補正を伴う調色
に神経を患わせることなく正確/簡単に調色を行うため
には、調色データの補正値をメーカーよりユーザーに随
時提示する方式が最も合理的である。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本願第1発明〜第5発明の
実施の形態について説明する。以下において単に「本発
明」と言うときは第1発明〜第5発明を一括して指して
いる。
【0032】〔ユーザー用調色データベース〕本発明に
係るユーザー用調色データベースは、着色塗料ユーザー
が自らベース塗料の調色を行う際に利用するものであっ
て、調色の目的色毎に、少なくともベース塗料の基準量
データと、この基準量のベース塗料に対する1種(単一
色彩に着色する場合)又は2種以上(2以上の色彩の合
成色に着色する場合)の色彩の調色用顔料液の混合量デ
ータとを含むものである。
【0033】データベースには、上記以外の任意のデー
タが付加されていても構わない。調色の目的色は、調色
の単位データ群毎に、例えば色見本との対応番号等で示
されていても良いし、他の任意の手段によってユーザー
に分かるように示されていても良い。ベース塗料の基準
量データ及び調色用顔料液の混合量データは、ユーザー
が備える調色装置における計量方式に対応して任意に重
量単位又は容量単位で示される。調色装置としては一般
的に、量的に大きいベース塗料の基準量を重量単位で扱
い、かつ、量的に小さい顔料液の混合量を迅速に計量可
能な容量単位で扱うと言う実施形態が、自動調色を行う
上で最も有利である。
【0034】又、1種又は2種以上の色彩の調色用顔料
液の混合量データが、高顔料濃度の粗調色用顔料液につ
いては大きな計量単位を以て示され、低顔料濃度の微調
色用顔料液については希釈倍率によってスケールアップ
された計量単位を以て示されていることが好ましい。
【0035】更に、粗調色用顔料液及び微調色用顔料液
の計量を、例えば後述の実施例に示すように、大小2種
の計量単位において正確な計量が可能な計量装置を用い
て行うことが一層好ましい。これにより、更に簡易かつ
正確な計量が容易にできることとなる。
【0036】〔データベースにおける顔料液混合量デー
タ〕ベース塗料の調色は、任意の色彩の調色用顔料液に
ついて、一通りの顔料濃度の顔料液を用いる場合と、高
顔料濃度の粗調色用顔料液及び低顔料濃度の微調色用顔
料液を用いる場合とがある。
【0037】これに対応して、データベースにおける顔
料液混合量データも、任意の1種又は2種以上の色彩の
調色用顔料液について、単に一通りの顔料濃度の調色用
顔料液の混合量データとして提示する場合と、高顔料濃
度の粗調色用顔料液及び低顔料濃度の微調色用顔料液の
二通りの混合量データを提示する場合とがある。前記第
2発明の「作用・効果」の項で述べた理由から、後者の
データ形式ものが特に好ましい。
【0038】上記後者のデータ形式において、その調色
用顔料液の混合量データは、基準量のベース塗料に対し
て重量単位又は容量単位で大きな計量単位を以て示され
た高顔料濃度の粗調色用顔料液の混合量データと、基準
量のベース塗料に対して重量単位又は容量単位で希釈倍
率によってスケールアップされた計量単位を以て示され
た低顔料濃度の微調色用顔料液の混合量データとからな
ることが、とりわけ好ましい。
【0039】ベース塗料を2以上の色彩の合成色に着色
する場合には、2種以上の色彩の調色用顔料液につい
て、それぞれ上記一通り又は二通りの顔料液の混合量デ
ータが提示される。
【0040】なお、ベース塗料の調色において上記のよ
うに高顔料濃度の粗調色用顔料液及び低顔料濃度の微調
色用顔料液を用いる場合、特に後者を希釈調整するため
に、本願発明者が開発した顔料希釈用組成液を好ましく
用いることができる。
【0041】この組成液は、少なくとも、増粘剤として
のHEC,ポリカルボン酸塩,ザンサンガム(キサンタ
ンガム)のいずれか1種以上(特にHEC)と、乾燥防
止剤(溶剤)としてのアルキレングリコール(特にエチ
レングリコール)を組成分として含むものである。これ
により、多様な溶媒組成を持つベース塗料に対して、平
均的に優れた増粘,顔料の沈降防止や固結防止,
乾燥防止,調色への影響の低減,保存中の顔料の凝
集防止,塗料塗装時の塗装器具や塗装方法の違いによ
る発色の違いの低減,等の優れた効果により、塗料性能
の劣化を顕著に回避できる。
【0042】又、粗調色用顔料液は比較的高顔料濃度、
微調色用顔料液は比較的低顔料濃度の顔料液であって、
両者の相対的な顔料濃度比が、5:1〜50:1の範囲
にあることが、ベース塗料の正確な調色と塗料性能の維
持とを両立させる点から、好ましい。
【0043】〔データベースの提示方法〕本発明に係る
ユーザー用調色データベースのユーザーに対する提示方
法は限定されない。
【0044】しかし、最も有効な提示方法の一つが、第
3発明のように、有償又は無償下にオンラインでユーザ
ーに提示する方法である。ここに「オンライン」とは、
いわゆるインターネット,電子メール,コンピュータの
ローカルエリアネットワーク(LAN)等を介した提
示、電話と録音テープを利用した24時間情報提供サー
ビス等を含む。
【0045】他の最も有効な提示方法の一つが、第4発
明のように、色見本と一体化された状態でのユーザーに
対する提示である。ここに「一体化」とは、例えば色見
本を伴うデータベースブックの提供、色彩の正確さを確
保できる限りにおけるオンラインもしくはファクシミリ
通信による色彩毎の色見本とデータベースとの一体的提
供等を言う。
【0046】〔データベースの補正〕本発明に係るユー
ザー用調色データベースは、ベース塗料の基準量が重量
単位で示され、かつ、上記各種の顔料液の混合量が容量
単位で示されている場合においては、環境要因、即ち季
節的な温度変動等による顔料液の体積膨張又は体積縮小
を考慮し、随時第5発明の補正を行い、かつ、補正結果
を直ちにユーザーに対して提示することが好ましい。
【0047】第5発明の補正式の内容は、環境要因によ
る比重変化を考慮した合理的なものである限りにおいて
限定されないが、一例として、後述の実施例に示すよう
な補正式を用いることができる。
【0048】補正式に基づきデータの補正を行うための
基礎作業としては、次の2,3種類を行うことが、より
望ましい。a)調色を行う現地における環境要因条件を
入力する、b)前記a)の入力条件と、メーカが保有す
る基礎データとから、補正演算を行う、c)以上の作業
を、オンラインでかつリアルタイムに行う。
【0049】上記のようなデータ補正とこれに基づく調
色との実行方法は、種々にバリエーションがあって一概
に限定されないが、その一つの有力な実施形態として、
ユーザーが調色を行う場所,時間における温度,湿度,
天候等の環境要因条件をオンラインのユーザー端末コン
ピュータに入力し、これに対してオンラインのホストコ
ンピュータ(メーカー側)が自動的に、蓄積した基礎デ
ータを検索して同一環境要因条件下の比重変化データを
自動的に割り出し、所要の演算を行い、補正データをオ
ンラインでリアルタイムにユーザー端末コンピュータに
返す、と言う方法がある。
【0050】又、他の一つの有力な実施形態として、ユ
ーザー側で調色を行う場所,時間における各顔料液の容
積重量(比重)を実測し(より好ましくは複数回の実測
値の平均値を算出し)てユーザー端末コンピュータに入
力し、これに対してオンラインのホストコンピュータが
自動的に、補正式に基づく所要の演算を行い、補正デー
タをオンラインでリアルタイムにユーザー端末コンピュ
ータに返す、と言う方法がある。
【0051】〔データベースと補正データの関係〕前記
のように、ユーザー用調色データベースはベース塗料の
基準量データと調色用顔料液の混合量データとからな
り、より好ましくは、重量単位で示されたベース塗料の
基準量データと、これに対して容量単位で示された粗調
色用顔料液及び微調色用顔料液の混合量データとからな
る。そして、この好ましい実施形態において、顔料液の
環境要因による比重変化を考慮した補正式により、顔料
液の混合量データを補正した状態の補正データが提供さ
れる。従って、データベースと補正データとのあり方に
は、次のような実施形態が考えられる。
【0052】a)標準的な環境条件におけるベース塗料
の基準量データと調色用顔料液の混合量データとの標準
データベースが常備され、ユーザーはこれをそのまま利
用することもできるし、より正確なデータを求める場合
には調色用顔料液の混合量について前記により補正され
たデータを利用することもできる。
【0053】b)ユーザーに対して上記標準データベー
スを提示することはなく、データベースが常に補正デー
タとしてのみ提供される。
【0054】c)これらa)、b)の場合において、粗
調色用顔料液及び微調色用顔料液の混合量の補正データ
は、 (c1)標準データベースにおける粗調色用顔料液及び微
調色用顔料液の混合量データを補正処理して算出する方
式(この方式の場合、補正された粗調色用顔料液及び微
調色用顔料液の混合量データが例えば「4.15mL」
等の微小な計量単位で算出される恐れがあり、必ずしも
好ましくない。)と、 (c2)標準データベースに規定された顔料原液の混合量
データを補正処理して、まず顔料原液混合量の補正デー
タを得、そこから粗調色用顔料液及び微調色用顔料液の
補正された混合量データを算出する方式(この方式の場
合、標準データベース中に、粗調色用顔料液及び微調色
用顔料液の混合量データを含む必要はない)とがある。
【0055】
【実施例】(実施例1:データベースにおけるデータ提
示例)ユーザーに対するデータ提示の一例を示す。本例
は、前記(a)の標準データベースであって、所定ベー
ス塗料16kgに対して、(社)日本塗料工業会発行の
塗料用標準色見本帳におけるN−80の色彩とする調色
を行うために必要な、所定の組成の黒色,黄色及び赤錆
色の粗調色用顔料液及び微調色用顔料液の必要混合量の
データを示している。ユーザーはこのデータの指示通り
に、あるいは必要によりこのデータに後述の補正を施し
た補正データの指示通りに、調色装置を操作すれば良
い。
【0056】 色彩 所要顔料原液重量 顔料液種別 大/小ポンプ計測量 黒色 12.56g 粗調色 大:10.0mL 小: 0.5mL 微調色 大: 0.0mL 小: 3.0mL 黄色 13.44g 粗調色 大: 5.0mL 小: 3.8mL 微調色 大: 0.0mL 小: 3.4mL 赤錆色 4.72g 粗調色 大: 0.0mL 小: 2.6mL 微調色 大: 0.0mL 小: 4.4mL (実施例2:顔料液の環境要因による比重変化データ
データベースのデータ補正を行うために出願人が蓄積し
ている基礎データとしての比重変化データ(「ディスペ
ンサー容量データ表」と称している。)のごく一部の例
を図1及び図2に示す。この比重変化データは、前記
(c2)方式における顔料原液混合量の補正係数(図中、
「補正値」と表記する)を算出したものである。
【0057】図1には、同図の左欄にある「ブラック」
〜「キイロ」と表記された所定の顔料液群についての、
平成10年5月26日のある時刻(温度:18°C、湿
度:80%、天気:晴れ)における各顔料液の所定容積
の重量の複数回の実測値と、それらの平均値と、この平
均値に基づくデータ補正係数が示されている。図2に
は、平成10年8月25日のある時刻(温度:24°
C、湿度:90%、天気:曇り)における同上の顔料液
群についての同上事項が示されている。
【0058】なお、図1,図2は、後述するピストンポ
ンプ式計量装置の使用に適合させた形式のデータ表記と
なっており、これらの図中、「原液」とは粗調色用顔料
液として用いる顔料原液を、「希釈液」とは微調色用顔
料液をそれぞれ示している。又、「大」,「小」の文字
は「大ポンプ」,「小ポンプ」の別を示し、「目盛」と
はピストンポンプにおけるゲージの目盛りを意味してい
る。
【0059】図1と図2との比較より、ベース塗料の正
確な調色を行うためには、データベースのデータ補正が
必要かつ有益であることが分かる。
【0060】(実施例3:データの補正)データベース
におけるデータ補正の一例を次に示す。まず各顔料液に
ついて次の(1)式により、単位容積重量Pav.を求
める。式中、Vは顔料液のmL数、nは該顔料液の重量
測定回数、Wは顔料液の重量測定値である。又、「Σ
W」は「複数のW値の合計値」を意味する。Pav.=
ΣW/nV・・・(1)式 こうして算出されたPav.は前記図1,図2の「補正
値」に相当するものであって、比重の変化値を表し、デ
ータの補正係数を意味する。
【0061】従って、データベース上、前記(c1)方式
の場合でも、前記(c2)方式の場合でも、その顔料液
〔(c1)方式においては粗調色用顔料液及び微調色用顔
料液、(c2)方式においては顔料原液〕の本来の必要量
が重量基準で表示されている場合には、これにPav.
値を積算すれば、重量基準での必要な補正量が得られ
る。又、顔料液の本来の必要量が容量基準で表示されて
いる場合には、これに、Pav.値の逆数である1/P
av.=nV/ΣWを積算すれば、容量基準での必要な
補正値が得られることになる。
【0062】(実施例4:ユーザーによる調色実施例) (実施例4−1:使用した計量装置)実施例4において
は、ベース塗料に混合すべき粗調色用顔料液(顔料原
液)と微調色用顔料液とを計量するために、図3に示す
ような計量装置を用いた。
【0063】即ち、タンク1には定期的に内容液を攪拌
する攪拌羽根2が設けられ、かつ顔料液が収容されてい
る。タンク1は逆止弁3を介してピストンポンプ4に連
通されている。このピストンポンプ4は、所定の単位目
盛りを備えるゲージ5(単位目盛り毎に、ポンプハンド
ルを位置決めできるガイド溝が刻まれている。)が付設
されたポンプハンドル6を備えている。
【0064】そして、指定された目盛りにゲージ5をセ
ットしたもとで、ポンプハンドル6を引上げると、ピス
トンポンプ4内に指定量の顔料液が充填される。次いで
ポンプハンドル6を押下げると、逆止弁3が働くことに
より、上記指定量の顔料液がベース塗料との混合のため
にノズル7から吐出される。
【0065】この計量装置においては、実際には、一つ
のタンク1に対して、大ポンプ(ゲージ目盛り5mL、
10〜150mL計量可能)と小ポンプ(ゲージ目盛り
0.2mL、0.2〜8mL計量可能)とがセットにな
って付設されている。更に、タンク1は、使用する各色
彩毎に、粗調色用顔料液が収容されたものと、微調色用
顔料液が収容されたものとの1対からなっている。
【0066】(実施例4−2:計量装置の作用)上記の
計量装置を含む調色機器を用いて調色方法を実施する
際、粗調色用顔料液及び微調色用顔料液のいずれの必要
量の計量についても、まず大容量ポンプ固有の計量単位
の整数倍の計量を1〜数回のポンプ作動によって行い、
若し端数が出ても、その端数量の計量を小容量ポンプ固
有の小さな計量単位による1〜数回のポンプ作動によっ
て完了することができるので、非常に簡易かつ正確に計
量できることとなる。
【0067】そして、粗調色用顔料液の使用量は大きな
計量単位で規定されており、微調色用顔料液の使用量も
希釈倍率によってスケールアップされた計量単位で規定
されているので、両者の顔料液のいずれについても、上
記のような端数が出ないように、顔料液の使用量及び/
又は大容量ポンプの充填量を設定することが容易であ
り、仮に端数量が出ても、今度は小容量ポンプにより更
なる端数の出ない補足計量を簡単に行うことができる。
【0068】具体的に例示すれば、例えば粗調色用顔料
液と微調色用顔料液との顔料濃度比が40:1とした場
合、粗調色用顔料液を「7.0mL」、及び微調色用顔
料液を「0.15×40=6.0mL」計量すれば足り
るのであるが、ここで、粗調色用顔料液と微調色用顔料
液のいずれについても、例えば大容量ポンプの充填量を
5mL、小容量ポンプの充填量を0.5mLとして置く
と、次のような操作要領となる。即ち、粗調色用顔料液
については大容量ポンプを1回及び小容量ポンプを4回
作動させれば、上記「7.0mL」が自動的かつ正確に
計量される。又、微調色用顔料液については大容量ポン
プを1回及び及び小容量ポンプを2回作動させれば、上
記「6.0mL」が自動的かつ正確に計量される。
【0069】又、例えば粗調色用顔料液について大容量
ポンプの充填量を5mL、小容量ポンプの充填量を2m
Lとし、微調色用顔料液について大容量ポンプの充填量
を5mL、小容量ポンプの充填量を1mLとして置く
と、粗調色用顔料液と微調色用顔料液のいずれについて
も、大容量ポンプと小容量ポンプを1回作動させれば、
粗調色用顔料液の「7.0mL」、微調色用顔料液の
「6.0mL」が自動的かつ正確に計量される。
【0070】(実施例4−3:調色例)上記実施例1の
データベースのデータに前記の補正を加え、その補正デ
ータに基づき、上記の計量装置を備えた所定の調色設備
により、ベース塗料の調色を行った。補正データは次の
通りである。
【0071】 色彩 所要顔料原液重量 顔料液種別 大/小ポンプ計測量 黒色 12.56g 粗調色 大:10.0mL 小: 0.6mL 微調色 大: 5.0mL 小: 0.0mL 黄色 13.44g 粗調色 大: 5.0mL 小: 3.8mL 微調色 大: 0.0mL 小: 2.4mL 赤錆色 4.72g 粗調色 大: 0.0mL 小: 2.6mL 微調色 大: 0.0mL 小: 2.8mL その結果、上記の塗料用標準色見本帳におけるN−80
の色彩と正確に一致する調色を行うことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスペンサー容量データ表の例を示す図であ
る。
【図2】ディスペンサー容量データ表の例を示す図であ
る。
【図3】実施例で使用した計量装置を一部切欠き状態で
示す図である。
【符号の説明】
4 ピストンポンプ 5 ゲージ
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月17日(2000.2.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G020 AA08 DA05 DA16 DA45 DA62 4J037 CB04 CB09 CC02 EE08 EE28 EE43 FF03 FF05 FF06 FF07 4J038 KA08 LA06 NA01 NA23 NA27 PB14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色塗料ユーザーによるベース塗料調色
    時の利用に供するデータベースであって、 調色の目的色毎に、少なくとも以下の各データが提示さ
    れていることを特徴とするユーザー用調色データベー
    ス。 (1)重量単位又は容量単位で示された、ベース塗料の
    基準量。 (2)上記基準量のベース塗料に対して、重量単位又は
    容量単位で示された、1種又は2種以上の色彩の調色用
    顔料液の混合量。
  2. 【請求項2】 前記1種又は2種以上の色彩の調色用顔
    料液の混合量データが、以下の2種のデータからなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のユーザー用調色データ
    ベース。 (2a)基準量のベース塗料に対して、重量単位又は容
    量単位で大きな計量単位を以て示された、高顔料濃度の
    粗調色用顔料液の混合量。 (2b)基準量のベース塗料に対して、重量単位又は容
    量単位で、希釈倍率によってスケールアップされた計量
    単位を以て示された、低顔料濃度の微調色用顔料液の混
    合量。
  3. 【請求項3】 前記ユーザー用調色データベースが、オ
    ンラインでユーザーに対して提示されるものであること
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の
    ユーザー用調色データベース。
  4. 【請求項4】 前記ユーザー用調色データベースが、色
    見本と一体化された状態でユーザーに対して提示される
    ものであることを特徴とする請求項1又は請求項2のい
    ずれかに記載のユーザー用調色データベース。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載し
    たユーザー用調色データベースにおけるベース塗料の基
    準量が重量単位で示され、かつ、顔料液の混合量、又は
    粗調色用顔料液及び微調色用顔料液の混合量が容量単位
    で示されている場合において、 前記各種顔料液の環境要因による比重変化を考慮した補
    正式により、前記顔料液の混合量データ、又は前記粗調
    色用顔料液及び微調色用顔料液の混合量データを随時補
    正してユーザーに提示することを特徴とするユーザー用
    調色データベースの運用方法。
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JP2002056246A (ja) * 2000-08-09 2002-02-20 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 塗料の再調色システム
JP2002338851A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Kikusui Chemical Industries Co Ltd 調色工場
JP2002351887A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Kansai Paint Co Ltd 塗料配合検索システム

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