JP2000177263A - 感熱孔版用印刷原紙の製造方法および製造装置 - Google Patents

感熱孔版用印刷原紙の製造方法および製造装置

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JP2000177263A
JP2000177263A JP10354404A JP35440498A JP2000177263A JP 2000177263 A JP2000177263 A JP 2000177263A JP 10354404 A JP10354404 A JP 10354404A JP 35440498 A JP35440498 A JP 35440498A JP 2000177263 A JP2000177263 A JP 2000177263A
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film
plastic film
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light
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Koji Ishikawa
浩司 石川
Masatsugu Uehara
正嗣 上原
Hajime Hirata
肇 平田
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチックフィルムの片側に合成繊維から
なる多孔性支持体が接着剤を介することなく接着され、
共延伸されることにより製造される感熱孔版用印刷原紙
において、均一な厚みのプラスチックフィルムを有する
感熱孔版用印刷原紙の製造方法及び製造装置を提供す
る。 【解決手段】 口金から合成樹脂を吐出して、プラスチ
ックフィルムをキャスティングするキャスティング工
程、前記プラスチックフィルムの片面に合成繊維からな
る多孔性支持体を接着剤を介さずに接着する接合工程、
前記プラスチックフィルムと前記多孔性支持体とを共延
伸する共延伸工程をこの順を経て複合膜を得る感熱孔版
印刷原紙の製造方法であって、前記共延伸工程の後に前
記複合膜のプラスチックフィルムのみの厚みを測定する
プラスチックフィルム厚さ測定工程を設け、その幅方向
の厚み情報を前記キャスティング工程にフィードバック
してプラスチックフィルムの厚みを制御することを特徴
とする、感熱孔版用印刷原紙の製造方法、および製造装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷性に優れた感
熱孔版用印刷原紙の製造方法ならびにその製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】感熱孔版印刷はハロゲンランプ、キセノ
ンランプ、フラッシュランプなどによる閃光照射や赤外
線照射、レーザー光線等のパルス的照射、或いはサーマ
ルヘッド等によって穿孔製版された印刷原紙を用いる印
刷方法であり、感熱孔版印刷の感熱孔版用印刷原紙(以
下、感熱孔版原紙と略称することもある。)には、例え
ば特公平8−197708号公報に記載されているよう
にプラスチックフィルムの片面に薄葉紙、例えば和紙や
ポリエステル繊維布等の支持体を接着剤で貼り合わせた
ものが一般的に用いられている。
【0003】これに対して、感熱孔版原紙の新たな技術
として、特開平9−267576号公報に記載されてい
るように、プラスチックフィルムの片側に合成繊維から
なる多孔性支持体を接着剤を介さずに接着し、共延伸す
ることで感熱孔版原紙を一挙に得る方法が開発されてい
る。本方式によれば、プラスチックフィルムと多孔性支
持体とを共延伸するため、プラスチックフィルムの薄膜
化が容易になり、さらに支持体も薄くできることから従
来の感熱孔版原紙に対して、高精細化、高感度化、低コ
スト化を図ることができる。
【0004】ところでプラスチックフィルムの片側に合
成繊維からなる多孔性支持体が接着剤を介することなく
接着され、共延伸により製造される前記感熱孔版原紙に
おいては、プラスチックフィルム層に厚み斑が存在する
場合、穿孔時における感熱孔版原紙の感度斑の原因とな
り、穿孔不良等による印刷斑や印刷欠点を引き起こす。
このため、前記感熱孔版原紙のプラスチックフィルムに
は均一な厚み分布が必要とされる。
【0005】これに対して一般的にプラスチックフィル
ムの製膜工程では、製品部に例えば特公平5−6788
1号公報に記載されているようにスキャナに載ったβ線
厚み計がフィルムの幅方向に往復移動しながら厚みを測
定する装置が設置され、フィルムの幅方向の厚みパター
ンをオンラインで測定し、そのデータを厚み調整機構を
有する口金にフィードバックすることによって厚み斑を
解消して厚みの均一化を行っている。前記厚み計にはβ
線厚み計の他に赤外線厚み計等が用いられることもあ
る。
【0006】ところがプラスチックフィルムの片側に合
成繊維からなる多孔性支持体が接着剤を介することなく
接着され、共延伸により製造される前記感熱孔版原紙
は、製膜工程の製品部において、既にプラスチックフィ
ルムと多孔性支持体の少なくとも2層以上の複合膜とし
て成形されているため、前記β線厚み計や赤外線厚み計
等ではプラスチックフィルムと多孔性支持体の両方の総
厚みを測定してしまう。したがって、その総厚みが均一
となるようにプラスチックフィルムの厚みが制御される
ため、均一なプラスチックフィルム層を持った感熱孔版
原紙を得ることが難しい。
【0007】このため、前記感熱孔版原紙においてプラ
スチックフィルム層の厚み斑の均一化を図る手段として
は、プラスチックフィルムを前記β線厚み計等を用いて
単独で製膜し、製品部の厚み斑を均一化した後、多孔性
支持体を接着・共延伸することで厚み斑の向上を図る方
法があるが、プラスチックフィルムと多孔性支持体とを
接着することによって延伸工程における延伸条件(延伸
倍率等)がフィルム単独製膜の場合と比べて変化するた
め、製品部で均一な厚み分布を得ることができない。
【0008】また、プラスチックフィルムと多孔性支持
体とを接着する工程の直前で前記β線厚み計等を用いて
プラスチックフィルムの厚み分布を測定し、接着・共延
伸工程へ均一な厚み分布を持ったプラスチックフィルム
を供給することによって、製品部でのプラスチックフィ
ルムの厚み分布を向上させる方法もあるが、プラスチッ
クフィルムと多孔性支持体とを共延伸することによっ
て、均一性が崩れることから、製品部で均一なプラスチ
ックフィルムを得ることができない。
【0009】このようにプラスチックフィルムと多孔性
支持体とを共延伸して得られる感熱孔版原紙の製造に関
して、プラスチックフィルム層の厚みを均一にする有効
な手段が存在しないため、厚みむら起因による品質と収
率の低下を引き起こしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、この
ような実情に鑑み、プラスチックフィルムと多孔性支持
体との複合膜からなる感熱孔版用印刷原紙の製造におい
て、とくにプラスチックフィルム層の厚みを均一化し、
優れた品質の感熱孔版用印刷原紙を高い収率をもって製
造できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る感熱孔版用印刷原紙の製造方法は、口
金から合成樹脂を吐出して、プラスチックフィルムをキ
ャスティングするキャスティング工程、前記プラスチッ
クフィルムの片面に合成繊維からなる多孔性支持体を接
着剤を介さずに接着する接合工程、前記プラスチックフ
ィルムと前記多孔性支持体とを共延伸する共延伸工程を
この順を経て複合膜を得る感熱孔版印刷原紙の製造方法
であって、前記共延伸工程の後に前記複合膜のプラスチ
ックフィルムのみの厚みを測定するプラスチックフィル
ム厚さ測定工程を設け、その幅方向の厚み情報を前記キ
ャスティング工程にフィードバックしてプラスチックフ
ィルムの厚みを制御することを特徴とする方法からな
る。
【0012】上記プラスチックフィルム厚さ測定工程に
おける厚さ測定には、光干渉式膜厚計を用いることがで
きる。また、本発明における前記感熱孔版原紙の好まし
い態様は、つまり、上記共延伸工程を経た複合膜は、プ
ラスチックフィルム層の厚みが20μm以下で、かつ、
合成繊維からなる多孔性支持体の目付量が30g/cm
2以下であることが好ましい。
【0013】本発明に係る感熱孔版用印刷原紙の製造装
置は、合成樹脂をプラスチックフィルムとして吐き出し
その厚みを制御可能な口金と、該プラスチックフィルム
に合成繊維からなる多孔性支持体を接着する接合装置
と、前記プラスチックフィルムと前記多孔性支持体とか
らなる複合膜を共延伸する共延伸装置からなる感熱孔版
印刷原紙の製膜装置において、共延伸後にプラスチック
フィルムのみの厚みを測定する厚さ測定装置と、前記厚
さ測定装置を前記複合膜の幅方向に移動させる幅方向移
動手段を備え、前記厚さ測定装置と前記幅方向移動手段
とによって、前記複合膜のプラスチックフィルムのみの
幅方向の厚み分布を測定し、測定した情報を前記口金に
フィードバックする制御装置を有することを特徴とする
ものからなる。
【0014】この装置においては、前記厚さ測定装置が
光干渉式膜厚計を有することが好ましい。
【0015】前記光干渉式膜厚計は、白色平行光を発生
させる白色平行光源と、前記白色平行光をプラスチック
フィルムの厚さ測定位置に収束させる入射光収束手段
と、前記入射光収束手段により収束させられた前記白色
平行光の厚さ測定位置における反射光を平行光化する反
射光平行光化手段と、前記反射光の分光強度を測定する
分光強度測定手段と、前記反射光の分光強度に基づいて
前記プラスチックフィルムの厚さを算出する手段とを備
え、かつ、前記入射光収束手段が前記反射光平行光化手
段を兼ねる垂直入射型光干渉式膜厚計であることが好ま
しい。
【0016】前記垂直入射型光干渉式膜厚計は、前記入
射光収束手段の有効口径と該入射光収束手段からプラス
チックフィルムの厚さ測定位置までの距離によって、式
(1)から算出される立体角の範囲が0.1π以下であ
ることが好ましい。 V[sr]=2π(1−cosφ)・・・・・・・・・・(1) ここで、φ=tan-1((D/2)/L) [但し、式(1)中のDは入射光収束手段の有効口径
(mm)、Lは入射光収束手段から厚さ測定位置までの
距離(mm)を表す。]
【0017】また、本発明における前記厚さ測定装置
は、前記複合膜のバタツキ等による厚さ測定位置の変動
を抑制する感熱孔版原紙支持手段を備えていることが好
ましい。また、前記感熱孔版原紙支持手段は、複合膜の
搬送速度とほぼ等速に回転可能なロールであることが好
ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について、望まし
い実施の形態とともに詳細に説明する。本発明において
は、プラスチックフィルムの片側に合成繊維からなる多
孔性支持体が接着剤を介することなく接着され、共延伸
により製造される感熱孔版用印刷原紙(複合膜)のプラ
スチックフィルムのみの厚みは、とくに反射型光干渉式
膜厚計を用いて測定することができる。反射型光干渉式
膜厚計により、プラスチックフィルム面側から白色平行
光(測定光)を照射し、プラスチックフィルム表面から
の反射光とプラスチックフィルムと多孔性支持体の接着
面からの反射光との干渉光を計測することにより、製膜
中に走行中の複合膜におけるプラスチックフィルムのみ
の厚みが測定できる。
【0019】前記反射型光干渉式膜厚計の測定光には、
近紫外域から近赤外域の範囲において連続した発光スペ
クトルを有するものであれば特に限定されるものではな
く、例えば光源にはハロゲンランプを使用することがで
きる。
【0020】反射型光干渉式膜厚計には、例えば図1に
示すように、フィルム面2に対して斜め方向から光源1
からの測定光3を照射し、フィルム面2からの反射光4
(干渉光)を光路変換器5にて受光する光学系を用いる
ことができる。本方式は反射光受光部に光路変換器5を
有し、光路変換器5がフィルムに近接した位置に設置さ
れているため、フィルムのバタツキなどによって反射光
の反射角が変化したとしても確実に受光することができ
る。
【0021】光路変換器5は、例えば図2に示すように
フィルム6への入射角が30°の測定光7に対して、正
反射角30°±45°の範囲の干渉光8〜10を受光で
きる能力を有するため、製膜中に走行中の複合膜におけ
るプラスチックフィルムのみの膜厚を非接触で安定して
測定することができる。
【0022】このような膜厚計として、さらに好ましく
は図3に示されるような光路変換器を有さない垂直入射
型光干渉式膜厚計を用いるのが良い。該垂直入射型光干
渉式膜厚計は、光源11からの白色光をレンズ系Aによ
り平行光化し、レンズ12により収束した測定光13を
フィルム面14にほぼ垂直に入射させる入射光収束手段
を有し、フィルム面14からの反射光15(干渉光)を
反射光平行光化手段を兼ねるレンズ12により受光し、
ビームスプリッタ16で干渉光を測定光と分離検出した
後、レンズとピンホールによって平行光化する平行光化
手段Hを有する。
【0023】ここで、前記入射光収束手段によりプラス
チックフィルム面に入射される測定光の垂直度は、プラ
スチックフィルム面に対して90°±5°の範囲であれ
ばよい。
【0024】このような垂直入射型光干渉式膜厚計を用
いた場合、光路変換器を有する反射型光干渉式膜厚計が
干渉光をプラスチックフィルム面に近接した位置で受光
するのに対して、反射面14(プラスチックフィルム
面)から干渉光を受光するレンズ12までの距離を長く
とることができるため、干渉光よりも大きな拡がり角を
持って多孔性支持体から散乱反射される散乱光はレンズ
12までの伝搬過程において、その大部分がレンズ12
の口径外に拡がる。よって、レンズで受光される散乱光
が少なくなるため、干渉光に重畳するノイズ成分(散乱
光)が低減され、干渉波形を処理する際の信号レベルの
変動がほとんどなくなることから、製膜中に走行してい
る複合膜のプラスチックフィルムの膜厚測定精度を向上
させることが可能となる。
【0025】ここで前記垂直入射型光干渉式膜厚計の光
学系としては、前記入射光収束手段の有効口径Dと該入
射光収束手段からプラスチックフィルムの厚さ測定位置
までの距離Lによって、式(1)から算出される立体角
の範囲が0<V[sr]≦0.1πであることが好まし
い。 V[sr]=2π(1−cosφ)・・・・・・・・・・(1) ここで、φ=tan-1((D/2)/L) [但し、式(1)中のDは入射光収束手段の有効口径
(mm)、Lは入射光収束手段から厚さ測定位置までの
距離(mm)を表す。]
【0026】前記立体角の範囲を0<V[sr]≦0.
1πとして、入射光収束手段の有効径Dと入射光収束手
段から厚さ測定値までの距離Lを適切に選択することに
より、複合膜における多孔性支持体からの散乱光の影響
を低減したり、複合膜の角度変化に対する測定の安定性
を向上させたりすることが可能となる。
【0027】Lを小さくしすぎると複合膜の直前でプラ
スチックフィルムからの干渉光を受光することになるた
め、前記干渉光と共に受光される多孔性支持体からの散
乱光の影響が大きくなり、Lを大きくしすぎると複合膜
に角度変化が生じた場合、干渉光が反射光平行光化手段
を兼ねる前記入射光入射光収束手段の有効径内に受光さ
れなくなる可能性が高くなって測定が不安定となるた
め、一般的にLは50〜200[mm]程度が好まし
い。
【0028】上記、垂直入射型光干渉式膜厚計におい
て、さらに好ましくは垂直入射型膜厚計の測定位置に走
行中の複合膜のバタつきを抑える支持体を併設すること
が望ましい。支持体を併設し、走行時の複合膜のバタつ
きを除去することにより、確実にプラスチックフィルム
からの干渉光が受光できるため、さらに安定した膜厚測
定が可能となる。前記支持体は複合膜のバタつきによる
位置変化や角度変化を抑制できるものであれば特に限定
されるものではなく、好ましくは複合膜と等速で回転可
能なロールであることが望ましい。
【0029】このロールに対する垂直入射型光干渉式膜
厚計での測定位置は、図4に示すように、ロール17と
複合膜18が接している範囲内19であればどこでも良
いが、前記ロール17と前記複合膜18が接していなく
ても、その前後において製膜中に走行中の複合膜18の
位置及び角度変化が少ない場所20であれば、特に限定
されるものではない。
【0030】垂直入射型光干渉式膜厚計の投受光部光学
系によって得られた干渉光は、図5に示されるような分
光光学系で分光される。フィルム14からの干渉光22
はレンズ23、24とピンホール25によって平行光化
された後、回折格子26によって分光され、波長毎の強
度変化として撮像装置27により干渉波形として検出さ
れる。干渉波形を検出する撮像装置にはCCDリニアイ
メージセンサが好ましく用いられるが、同等の性能を有
するものであれば特に限定されない。
【0031】回折格子26にて分光され、撮像装置27
で受光される干渉光の分光範囲は、垂直入射型光干渉式
膜厚計の測定膜厚の範囲によって、光源の発光波長範囲
内で選択できる。
【0032】撮像装置27によって得られた干渉波形は
データ処理部28によって光学系やフィルムの分光特性
の影響が除去され、図6に示されるような波長λと強度
Iとの特性を有する正規化干渉波形として観測される。
【0033】垂直入射型光干渉式膜厚計にて検出された
正規化干渉波形から厚みを計算する方法は、分光域に存
在する干渉波形の明部(山)と暗部(谷)の波長を全て
検出し、隣り合う干渉縞の山−山間または谷−谷間の波
長から式2によって厚みを算出するものである。 d=〔1/√(n2 −sin2 θ)〕×(λm×λm+1)/(λm−λm+1)・・ ・・(2) 但し、dはプラスチックフィルムの厚み(μm)、
λm、λm+1は隣り合う干渉波形の山の波長または谷の波
長(nm)であり(λm>λm+1)、nはプラスチックフ
ィルムの屈折率、θはプラスチックフィルムに対する測
定光の入射角を示す。
【0034】前述のような特徴を有する垂直入射型光干
渉式膜厚計は、感熱孔版用印刷原紙の製膜工程におい
て、図7に示すように複合膜30の幅方向に往復移動す
るスキャナ31に搭載して走査させ、連続的にプラスチ
ックフィルムのみの幅方向の厚みパターンを測定し、そ
の測定情報を、厚み調整機能を有する口金32に迅速に
フィードバックし、プラスチックフィルムの厚み調整を
行うことによって、厚み斑の少ないプラスチックフィル
ムを持った感熱孔版用印刷原紙が製造できる。スキャナ
31による膜厚計29の移動は、スキャナ制御装置31
aによって制御され、膜厚計29からの測定情報は、厚
さ計データ処理装置29aを介して口金32による厚み
調整に供される。
【0035】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。図8は本発明の一実施態様に係る感熱孔版用印刷原
紙の製造装置の構成を示している。口金33から吐出さ
れた合成樹脂は、キャスティングドラム上34にキャス
ティングされるとともに、ドラム34上で冷却されるこ
とによってプラスチックフィルムに成形される。前記工
程おいて製膜されたプラスチックフィルムFは、接合装
置を備えた接合工程35によって前記プラスチックフィ
ルムFのどちらか一方の面に多孔性支持体であるシート
36が接着剤を介することなく接着され、複合膜Mが形
成される。複合膜Mは、延伸工程37によって流れ方向
または幅方向もしくはその両方向に共延伸され、巻取装
置38によって巻き取られるが、その直前に設置された
厚さ測定装置39によって共延伸後の複合膜Mのプラス
チックフィルムのみの膜厚を測定する。
【0036】前記厚さ測定装置39は巻取工程前の製品
部に設置されたスキャナ40に搭載し、幅方向に往復移
動することによって製膜中に走行中の複合膜Mにおける
プラスチックフィルムのみの厚みパターンを測定する。
【0037】厚さ測定装置39(膜厚み)には光路変換
器を有さず、フィルム面に測定光がほぼ垂直に入射する
垂直入射型光干渉式膜厚計を用いた。また、この垂直入
射型光干渉式膜厚計に対して、製膜中に走行中の複合膜
のバタツキによる厚み測定位置の変動を抑制するため、
ロール41を併設した。ロール41の材質は、例えば一
般的に用いられるゴム被覆、セラミック、金属ロールな
どでよいが、本実施例では梨地の金属ロールを用いた。
膜厚計39からの測定情報は、データ処理部42を介し
て口金制御装置43に送られる。
【0038】本実施例では垂直入射型光干渉式膜厚計
は、図9に示すようにロール41に対して45°の角度
で、ロールから垂直入射型光干渉式膜厚計39の筺体を
7mm離して設置した。
【0039】図10に反射型光干渉式膜厚計の構成を示
す。光源44を出射した白色光はレンズ系45によって
平行光となり、偏光板46によって直線偏光となる。偏
光方向はフィルムの特性によるが、実施例では複合膜の
長手方向とした。また、光源には100Wのハロゲンラ
ンプを用いた。
【0040】偏光板46を通過した平行光は、絞り47
を経た後測定光としてビームスプリッタ48を透過し、
焦点距離f=120mm、有効径40mmφの集光レン
ズ49によって、約120mm離れた位置にある複合膜
50のフィルム側に2mmφの口径でほぼ垂直に照射さ
れる。複合膜50に照射された測定光はフィルム表面及
びフィルム裏面で反射されるとともに多孔性支持体で散
乱反射される。
【0041】ここで入射光収束手段であるレンズ49の
有効口径が40mmφ、レンズ40からフィルムの厚み
測定位置までの距離が120mmであるため、前記入射
光収束手段によって決まる立体角は、約0.03πとな
る。
【0042】前記フィルム表面と裏面からの2つ反射光
は干渉を生じ、再度、集光レンズ49で受光された後、
ビームスプリッタ48で分光部に導かれ、ピンホールを
含んだレンズ系51を通過することによって平行光化さ
れる。平行光化された前記干渉を生じた反射光は回折格
子52によって分光される。
【0043】本実施例では厚み0.6〜2.5μmのプ
ラスチックフィルムを測定したため、刻線数600本/
mmの回折格子を用い、0.6μmにおいて干渉波形の
山または谷が2個以上含まれるように450nm〜85
0nmの範囲を分光した。
【0044】前記分光された干渉光は1024bitの
CCDリニアイメージセンサ53で受光し、データ処理
部54で光学系やフィルムの分光特性の影響を除去する
ことによって、図6に示したような干渉波形を得る。得
られた干渉波形はデータ処理部54にて、干渉波形にお
ける隣接するピーク波長もしくはボトム波長或いは隣接
するピーク波長とボトム波長の波長間隔から膜厚を演算
する。
【0045】図11は感熱孔版用印刷原紙を構成する複
合膜を測定して得られた干渉波形であるが、例えば長波
長側のピークP1の波長が624.6nmでピークP2
の波長が737.1nmであるので、プラスチックフィ
ルムの膜厚は式(2)より約1.24μm(屈折率n=
1.655と仮定)と計算される。
【0046】製膜工程において、前記垂直入射型光干渉
式膜厚計はスキャナに搭載され、複合膜の幅方向にスキ
ャンすることによって、複合膜におけるプラスチックフ
ィルムのみの厚みプロファイルを前記データ処理部で演
算し、厚み調整機構を有する口金にフィードバックする
ことで厚みむらの制御を行なう。
【0047】図12は製膜中に走行中の複合膜における
長手方向のプラスチックフィルムのみの厚みパターンと
プラスチックフィルム単独製膜時の厚みパターンを測定
した結果である。図より、多孔性支持体を接着した場
合、延伸倍率が低下し、プラスチックフィルムの膜厚が
厚くなっていることが読みとれる。さらに多孔性支持体
の影響を受けることなく、プラスチックフィルムの膜厚
が測定できることが判る。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、プラスチックフィルム
の片側に合成繊維からなる多孔性支持体が接着剤を介す
ることなく接着され、共延伸されることにより製造され
る感熱孔版用印刷原紙において、プラスチックフィルム
のみの厚みを正確に測定することができる。これにより
感熱孔版用印刷原紙における幅方向のプラスチックフィ
ルムの厚みパターンが測定できるため、迅速な膜厚調整
が可能となり、均一な厚みのプラスチックフィルムを有
した感熱孔版用印刷原紙の製造できることから、品質と
収率の向上が図れる。
【0049】また、プラスチックフィルムの厚みが管理
できることから、一定した品質を持った製品が供給可能
であり、さらに不良品の発生率を低減できることから製
造コストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光路変換器を有する反射型光干渉式膜厚計の概
略構成図である。
【図2】光路変換器の受光角度を示す概略説明図であ
る。
【図3】光路変換器を有さない反射型光干渉式膜厚計の
概略構成図である。
【図4】フィルムの測定位置変化を抑えるロールと反射
型光干渉式膜厚計との設置位置の関係を示す図である。
【図5】フィルムからの干渉光を分光する光学系の概略
構成図である。
【図6】正規化したフィルムの干渉波形を示す図であ
る。
【図7】本発明のフィルム膜厚測定装置の一実施態様を
示す概略構成図である。
【図8】本発明を適用したフィルム製膜工程の一実施態
様を示す概略構成図である。
【図9】本発明に係るフィルム膜厚測定装置の一実施態
様を示す図である。
【図10】本発明に係るフィルム膜厚測定装置の光学構
成を示す概略構成図である。
【図11】本発明に係るフィルム膜厚測定装置を用いて
感熱孔版用印刷原紙のプラスチックフィルムを測定した
場合の正規化干渉波形例を示す図である。
【図12】本発明に係るフィルム膜厚測定装置を用いて
測定した感熱孔版用印刷原紙のフィルム(約1.5μ
m)のみの厚み斑測定例を示す図である。
【符号の説明】
1 光源 2 フィルム 3 測定光 4 反射光(干渉光) 5 光路変換器 6 フィルム 7 測定光 8 正反射光 9 反射光 10 反射光 11 光源 12 レンズ 13 測定光 14 フィルム 15 反射光 16 ビームスプリッタ 17 ロール 18 フィルム 19 フィルムとロールの接触範囲 20 フィルムの位置変化が少ない範囲 21 膜厚計 22 反射光(干渉光) 23 レンズ 24 レンズ 25 ピンホール 26 回折格子 27 撮像素子 28 データ処理部 29 膜厚計 30 複合膜 31 スキャナ 32 口金 33 口金 34 キャスティングドラム 35 接着工程 36 多孔性支持体ロール 37 延伸工程 38 巻取工程 39 膜厚計 40 スキャナ 41 ロール 42 データ処理部 43 口金制御装置 44 光源 45 レンズ系 46 偏光板 47 絞り 48 ビームスプリッタ 49 レンズ 50 複合膜 51 レンズ系 52 回折格子 53 CCDイメージセンサ 54 データ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 肇 滋賀県大津市園山1丁目1番1号 東レ株 式会社滋賀事業場内 Fターム(参考) 2F065 AA30 BB13 CC02 DD04 FF01 FF04 FF51 GG02 HH03 HH09 HH12 HH13 JJ02 JJ25 LL04 LL12 LL30 LL42 MM14 MM24 MM28 QQ31 UU07 2H114 AB23 AB25 BA06 EA02 EA05 FA01 FA06 4F100 AK01A AK01B BA02 DG01B DJ00B EH012 EJ383 EK113 EK153 JA13B JA20A YY00A YY00B 4F210 AA00 AC03 AD16 AE01 AG01 AG03 AG20 AH53 AP11 AQ01 QC02 QC03 QC05 QD25 QG01 QG18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口金から合成樹脂を吐出して、プラスチ
    ックフィルムをキャスティングするキャスティング工
    程、前記プラスチックフィルムの片面に合成繊維からな
    る多孔性支持体を接着剤を介さずに接着する接合工程、
    前記プラスチックフィルムと前記多孔性支持体とを共延
    伸する共延伸工程をこの順を経て複合膜を得る感熱孔版
    印刷原紙の製造方法であって、前記共延伸工程の後に前
    記複合膜のプラスチックフィルムのみの厚みを測定する
    プラスチックフィルム厚さ測定工程を設け、その幅方向
    の厚み情報を前記キャスティング工程にフィードバック
    してプラスチックフィルムの厚みを制御することを特徴
    とする、感熱孔版用印刷原紙の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記プラスチックフィルム厚さ測定工程
    における厚さ測定に光干渉式膜厚計を用いることを特徴
    とする、請求項1に記載の感熱孔版用印刷原紙の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記共延伸工程を経た複合膜は、プラス
    チックフィルム層の厚みが20μm以下で、かつ、合成
    繊維からなる多孔性支持体の目付量が30g/cm2
    下であることを特徴とする、請求項1または2に記載の
    感熱孔版用印刷原紙の製造方法。
  4. 【請求項4】 合成樹脂をプラスチックフィルムとして
    吐き出しその厚みを制御可能な口金と、該プラスチック
    フィルムに合成繊維からなる多孔性支持体を接着する接
    合装置と、前記プラスチックフィルムと前記多孔性支持
    体とからなる複合膜を共延伸する共延伸装置からなる感
    熱孔版印刷原紙の製膜装置において、共延伸後にプラス
    チックフィルムのみの厚みを測定する厚さ測定装置と、
    前記厚さ測定装置を前記複合膜の幅方向に移動させる幅
    方向移動手段を備え、前記厚さ測定装置と前記幅方向移
    動手段とによって、前記複合膜のプラスチックフィルム
    のみの幅方向の厚み分布を測定し、測定した情報を前記
    口金にフィードバックする制御装置を有することを特徴
    とする感熱孔版用印刷原紙の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記厚さ測定装置が光干渉式膜厚計を有
    する、請求項4の感熱孔版用印刷原紙の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記光干渉式膜厚計は、白色平行光を発
    生させる白色平行光源と、前記白色平行光をプラスチッ
    クフィルムの厚さ測定位置に収束させる入射光収束手段
    と、前記入射光収束手段により収束させられた前記白色
    平行光の厚さ測定位置における反射光を平行光化する反
    射光平行光化手段と、前記反射光の分光強度を測定する
    分光強度測定手段と、前記反射光の分光強度に基づいて
    前記プラスチックフィルムの厚さを算出する手段とを備
    え、かつ、前記入射光収束手段が前記反射光平行光化手
    段を兼ねる垂直入射型光干渉式膜厚計であることを特徴
    とする、請求項5に記載の感熱孔版用印刷原紙の製造装
    置。
  7. 【請求項7】 前記垂直入射型光干渉式膜厚計は、前記
    入射光収束手段の有効口径と該入射光収束手段からプラ
    スチックフィルムの厚さ測定位置までの距離によって、
    式(1)から算出される立体角の範囲が0.1π以下で
    あることを特徴とする、請求項6に記載の感熱孔版用印
    刷原紙の製造装置。 V[sr]=2π(1−cosφ)・・・・・・・・・・(1) ここで、φ=tan-1((D/2)/L) [但し、式(1)中のDは入射光収束手段の有効口径
    (mm)、Lは入射光収束手段から厚さ測定位置までの
    距離(mm)を表す。]
  8. 【請求項8】 前記厚さ測定装置は、前記複合膜の厚さ
    測定位置の変動を抑制する複合膜支持手段を備えている
    ことを特徴とする、請求項4〜7のいずれかに記載の感
    熱孔版用印刷原紙の製造装置。
  9. 【請求項9】 前記複合膜支持手段は、複合膜の搬送速
    度とほぼ等速で回転可能なロールである、請求項8に記
    載の感熱孔版用印刷原紙の製造装置。
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