JP2000176596A - 黄銅製羽根車及びその製造方法 - Google Patents

黄銅製羽根車及びその製造方法

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JP2000176596A
JP2000176596A JP34556298A JP34556298A JP2000176596A JP 2000176596 A JP2000176596 A JP 2000176596A JP 34556298 A JP34556298 A JP 34556298A JP 34556298 A JP34556298 A JP 34556298A JP 2000176596 A JP2000176596 A JP 2000176596A
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洋司 東
Takahiro Sato
貴紘 佐藤
Katsuaki Nakamura
克昭 中村
Atsushi Yamauchi
淳 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の青銅鋳物等で外形を作り、全切削を行い
製品形状とする方法は、切削加工であるがために加工時
間が長くかかり、それ故に大量生産には向いておらず、
更には切削屑の発生により材料の効率的な使用がなされ
ていなかった。 【解決手段】ハブ部と羽根との少なくとも一方を鍛造工
程により成形した黄銅製羽根車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水車等に利用される
黄銅製羽根車及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図1に示すような羽根車11を製
造する方法としては、青銅鋳物等で外形を作り、全切削
を行い製品形状とすることが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
青銅鋳物等で外形を作り、全切削を行い製品形状とする
方法は、切削加工であるがために加工時間が長くかか
り、それ故に大量生産には向いておらず、更には切削屑
の発生により材料の効率的な使用がなされていなかっ
た。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、加工時間が短く大量生産
に向いており、かつ材料を効率的に使用して製作でき
る、黄銅製羽根車及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1では、ハブ部と羽根との少なくとも一方を
鍛造工程により成形した黄銅製羽根車を提供することに
より、切削工程を減らすことができ、加工時間の短縮、
材料の効率的な利用を図ることができる。
【0006】請求項2では、ハブ部と羽根を共に鍛造工
程により成形した請求項1記載の黄銅製羽根車を提供す
ることにより、前記請求項1記載の効果に加えて、更に
切削工程を減らすことができ、加工時間の短縮、材料の
効率的な利用を図ることができる。
【0007】請求項3では、鍛造工程の後に除去工程を
有する請求項1、2記載の黄銅製羽根車を提供すること
により、前記請求項1,2記載の効果に加えて、それぞ
れの工程の最適条件での加工ができる。
【0008】請求項4では、羽根を鍛造工程により成形
し、前記羽根の一部をばりとして除去工程により除去す
る請求項3記載の黄銅製羽根車を提供することにより、
前記請求項3記載の効果に加えて、羽根の一部をばりと
して除去することにより羽根部の充填欠陥及び巻き込み
欠陥を避けることができ、羽根部の寸法精度も向上す
る。
【0009】請求項5では、羽根の凹部を直線的形状と
することにより、金型の製作が容易で、成形時の羽根部
の充填欠陥及び巻き込み欠陥を避けることができる。
【0010】請求項6、7では、羽根の凹部を非直線形
状若しくは曲線形状とすることにより、ポンプ等の効率
を向上することができる。従来の切削のみによる場合に
は、円弧補完等の複雑工程が必要とされるため生産性は
低かったが、本願は鍛造若しくはそれに切削等の工程を
付加することによって製作しているので任意の形状が成
形可能であり、1回の鍛造工程でほぼ全体の成形が完了
する。
【0011】請求項8では、羽根の凸部の上面と側面と
で構成される角部を略直角、好ましくは角Rを1以下と
した場合には、前記角部の角Rが大きい場合に比較して
羽根凸部とケースとのクリアランスへの流体の流出を抑
止できるため、ポンプの効率向上を図ることができる。
従来、この形状を実現しようとすれば切削での仕上げ工
程が必要となっていたが、本願の場合には鍛造工程にて
本形状を実現することができ、工程の短縮化が図れる。
また、凹部の付け根付近の内側角部を略直角、好ましく
は角Rを1以下とした場合には、凹部の体積が増加しポ
ンプの特性向上が望める。
【0012】請求項13では、羽根部以外を圧縮により
鍛造する圧縮鍛造ステップと凹凸で形成される羽根の少
なくとも凸部を充填により成形する充填鍛造ステップと
を有する黄銅製羽根車の鍛造成形方法を提供することに
より、材料充填の欠陥を低減することができ、成形性の
向上を図ることができる。
【0013】請求項14では、羽根を充填する際には凹
凸ともに充填により成形する請求項13記載の黄銅製羽
根車の鍛造成形方法を提供することにより、前記請求項
13記載の効果に加えて、更に材料充填の欠陥を低減す
ることができ、成形性の向上を図ることができる。
【0014】請求項15では、羽根を充填する際には凹
部を非充填により、凸部を充填により成形する請求項1
3記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法を提供することに
より、前記請求項13記載の効果に加えて、更に材料充
填の欠陥を低減することができ、成形性の向上を図るこ
とができる。
【0015】請求項16では、鍛造により材料を型に充
填させる際に、充填させる型内に予め材料を送出する請
求項13記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法を提供する
ことにより、前記請求項13記載の効果に加えて、充填
鍛造工程の材料の流れが良くなり、材料充填の欠陥を低
減できる。
【0016】請求項17では、前記型内に予め送出され
た材料の容積は、充填させる型の容積と略同一である請
求項16記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法を提供する
ことにより、前記請求項16記載の効果に加えて、更に
充填鍛造工程の材料の流れが良くなり、材料充填の欠陥
を低減できる。
【0017】請求項18では、前記型内に予め送出され
た材料の容積は、充填させる型の容積の一部である請求
項16記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法を提供するこ
とにより、前記請求項16記載の効果に加えて、更に充
填鍛造工程の材料の流れが良くなり、材料充填の欠陥を
低減できる。
【0018】請求項19では、予め材料が送出されるの
は羽根部方向である請求項16〜18記載の黄銅製羽根
車の鍛造成形方法を提供することにより、前記請求項1
6〜18記載の効果に加えて、羽根部の成形性がより高
められる。
【0019】請求項20では、前記圧縮鍛造ステップの
際に、予め材料を羽根部方向へ送出させる請求項16及
び19記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法を提供するこ
とにより、前記請求項16及び19記載の効果に加え
て、充填鍛造ステップの開始時には材料が予め充填方向
である羽根部方向へ送出されていることから、更に成形
性の向上が図れる。
【0020】請求項21では、前記圧縮鍛造ステップで
はハブ部を圧縮により鍛造する請求項13〜20記載の
黄銅製羽根車の鍛造成形方法を提供することにより、前
記請求項13〜20記載の効果に加えて、中心部である
ハブ部を圧縮することにより、材料を中心から外周方向
へ押し広げることになるので、材料の広がり方が均一に
なり成形性の向上が図れる。
【0021】請求項22では、前記ハブ部は一部を圧縮
により、残りを充填により鍛造する請求項21記載の黄
銅製羽根車の鍛造成形方法を提供することにより、前記
請求項21記載の効果に加えて、更に材料の流れが良好
となり、成形性の向上が図れる。
【0022】請求項23では、前記ハブ部の残りを充填
した後に羽根部凹凸を充填により鍛造する請求項22記
載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法を提供することによ
り、前記請求項22記載の効果に加えて、更に材料の流
れが良好となり、成形性の向上が図れる。
【0023】請求項24では、前記ハブ部の残りを充填
する際に同時に羽根部凹凸を充填により鍛造する請求項
22記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法を提供すること
により、前記請求項22記載の効果に加えて、更に材料
の流れが良好となり、成形性の向上がはかれる。
【0024】請求項25では、前記ハブ部の残りを充填
する際に材料をハブ部側から羽根部方向へ送出させる請
求項22記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法を提供する
ことにより、前記請求項22記載の効果に加えて、更に
材料の流れが良好となり、成形性の向上が図れる。
【0025】請求項26では、前記ハブ部の一部を圧縮
し、その後残りを充填する際に材料をハブ部側から羽根
部方向へ送出させる請求項22記載の黄銅製羽根車の鍛
造成形方法を提供することにより、前記請求項22記載
の効果に加えて、更に材料の流れが良好となり、成形性
の向上が図れる。
【0026】請求項27では、請求項22記載の黄銅製
羽根車の鍛造成形方法において、羽根車のハブ部外形及
び穴を形成する型を押し込むことによりハブ部の一部を
圧縮により成形する圧縮鍛造ステップと更に前記型を押
し込むことによりハブ部の残りを充填により成形すると
共に、羽根部を充填により成形する充填鍛造ステップと
を有する黄銅製羽根車の鍛造成形方法を提供することに
より、各鍛造ステップにあった型構成が設定でき、それ
に伴い中心部であるハブ部を圧縮することにより、材料
を中心から外周方向へ押し広げることになるので、材料
の広がり方が均一になり成形性の向上が図れる。
【0027】請求項28では、前記ハブ部外形及び穴を
形成する型は、ハブ部外形を形成する型とハブ部穴を形
成する型に分割されている請求項27記載の黄銅製羽根
車の鍛造成形方法を提供することにより、前記請求項2
7記載の効果に加えて、更に各部に最適な型構成を取る
ことができる。
【0028】請求項29では、前記ハブ部外形を形成す
る型を先に材料に当てて押さえながらハブ部穴を形成す
る型を押し込んでハブ部の穴を圧縮により成形し、更に
ハブ部外形を形成する型を押し込んで残りを充填により
成形する請求項28記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法
を提供することにより、前記請求項28記載の効果に加
えて、不必要な部分への材料の流入が押さえられ、成形
性の向上を図ることができる。
【0029】請求項30では、ハブ部と凹凸で形成され
る羽根とからなる黄銅製羽根車の成形方法において、当
該羽根車の外形形状を形成するための一対の第1の型及
び第2の型と、羽根車のハブ部外形及び穴を形成する第
3の型とからなる成形機を使用し、前記第3の型を押し
込んでハブ部の一部を圧縮により成形し、その際あらか
じめ材料を第1の型と第2の型の間の空間へ送出し、更
に第3の型を押し込んでハブ部の残りを充填させ、その
際更に前記材料を前記空間へ送出し、第1の型と第2の
型にて形成される空隙部分を狭めることにより羽根部凹
凸を形成させる請求項29記載の黄銅製羽根車の鍛造成
形方法を提供することにより、前記請求項29記載の効
果に加えて、各鍛造ステップにあった型構成が設定で
き、それに伴い中心部であるハブ部を圧縮することによ
り、材料を中心から外周方向へ押し広げることになるの
で、材料の広がり方が均一になり成形性の向上が図れ
る。
【0030】請求項31では、前記第3の型は、ハブ部
外形を形成する第4の型とハブ部穴を形成する第5の型
に分割されている請求項30記載の黄銅製羽根車の鍛造
成形方法を提供することにより、前記請求項30記載の
効果に加えて、更に最適な型構成を取ることができる。
【0031】請求項32では、前記第4の型を先に材料
に当てて押さえながら第5の型を押し込んでハブ部の穴
を圧縮より成形し、更に第4の型を押し込んで残りを充
填により成形する請求項31記載の黄銅製羽根車の鍛造
成形方法を提供することにより、前記請求項31記載の
効果に加えて、不必要な部分への材料の流入が押さえら
れ、成形性の向上を図ることができる。
【0032】請求項33では、前記空隙部分は、その中
に送出される材料の容積が増大するに従って空隙部分が
広がるようになっている請求項30〜32記載の黄銅製
羽根車の鍛造成形方法を提供することにより、前記請求
項30〜32記載の効果に加えて、更に材料の流れが良
くなり、成形性の向上が図れる。
【0033】請求項34では、金属物の成形方法におい
て、当該金属物のの外形形状を形成するための一対の第
1の型及び第2の型と、当該金属物の一部を形成する第
3の型とからなる成形機を使用し、前記第3の型を押し
込んで金属物の一部を圧縮により成形し、その際予め材
料を第1の型と第2の型の間の空間へ送出し、第1の型
と第2の型にて形成される空隙部分を狭めることにより
当該金属物の残りの部分を形成させる金属物の鍛造成形
方法を提供することにより、各鍛造ステップにあった型
構成が設定でき、それに伴い一部分を圧縮することによ
り、材料を残りの部分へ押し広げることになるので、材
料の広がり方が均一になり成形性の向上が図れる。ま
た、好ましくは、材料を第1の型と第2の型の間の空間
へ送出した後に、更に第3の型を押し込んで金属物の更
に一部を充填させ、その際更に前記材料を前記空間へ送
出するステップを追加するとよい。
【0034】請求項35及び36では、型、パンチ、材
料を略同一温度下好ましくは550℃±20℃以下で成
形することにより、充填欠陥及び巻き込み欠陥の無い成
形品を得ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態は図1
に示すハブ部と羽根との少なくとも一方を鍛造工程によ
り成形した黄銅製羽根車1である。図2は黄銅製羽根車
1の断面図である。このような黄銅製羽根車1を製作す
る1形態として、図3又はその断面図たる図4に示すよ
うに、外ばり部3b、端面ばり部4a、素材置き段差部
4b、パンチ段差部4cを有する中間鍛造品3を鍛造工
程により製作し、しかる後に、外ばり部3b、端面ばり
部4a、素材置き段差部4b、パンチ段差部4cを切削
加工等により除去することで、最終物たる黄銅製羽根車
1を得る事ができる。
【0036】図19に示すように、羽根凹部192の形
状を、直線的にした場合、金型加工は最も単純となり、
製作時間、製作コストを抑えることができる。図20に
示すように羽根凸部201を薄くし羽根凹部202の体
積を増加させることで、ポンプの特性向上が望める。体
積を増加させる方法としては、羽根凹部中央側233
を、図23のように鋭角的な形状とし、鍛造成形する方
法が考えられる。切削加工の場合、図22のように羽根
凹部中央側223をなだらかな曲線形状とし、カッター
加工により切削加工時間の短縮を図っていたが、鍛造成
形による場合にはこのようななだらかな形状にする必要
が無く、よりポンプ効率の良い図23のような形状を鍛
造工程で成形することが可能となる。また、図21のよ
うに羽根凹部212を非直線的な形状又は曲線的な形状
とした場合には、ポンプの特性により最適な形状とする
ことができるので、ポンプの特性向上が望める。切削加
工のみにより図212のような形状に仕上げようとする
と、非常に時間がかかり、生産性は著しく低下するが、
鍛造(切削加工仕上げ工程含む場合あり)の場合には最
終形状若しくはそれに近い形まで作ることができるの
で、高生産性を確保できる。なお、本実施例の図は一例
であり、前述のようにそれぞれの設計特性に合わせて任
意の形状とすることができる。
【0037】図25に羽根部の断面形状を示す。この図
のように、4コーナー部を略直角、好ましくはR1以下
とすることで、羽根凸部251とケースとのクリアラン
スからの流体の流出を相当程度抑止することができるの
で、ポンプの効率が向上する。
【0038】本発明の第2の実施の形態は黄銅製羽根車
1を製造する方法に関するものである。図5は鍛造開始
前の全体の機器構成図である。まず、機器構成について
説明する。羽根車用の型は、図示しない固定された本体
フレームと、この本体フレームに設けた下型52、この
下型に対向させて、図示しない上スライドに設けた上型
51とを有する。上スライドは図示しない油圧シリンダ
に連結され、上下に移動自在となっている。下型52内
には鍛造成形完了した中間鍛造品2を取り出すためのノ
ックアウト部53が上下移動自在に挿入されている。下
型52上面には羽根部を成形する形状、軸部を成形する
凹部、素材のセンタリングを行うための素材位置決め用
凹部が形成されている。一方、上型51内には、上アウ
ターパンチ54、上インナーパンチ55が配置されてい
る。上アウターパンチ54は上下移動自在で駆動源とは
接続されていないが、下移動量は上型51にて規制され
ている。上インナーパンチ55は図示しない油圧シリン
ダと接続されており、上下に移動自在であるが、下移動
量は上アウターパンチ54により規制されている。ま
た、上型51と下型52は位置決めピン等で位置決めさ
れているものとする。
【0039】次に鍛造工程の流れに沿って説明する。ま
ず、図5の型開き状態で、適当な温度に加熱された素材
56を素材位置決め用凹部に置く。
【0040】次に図6において、上型51を固定してい
る上スライドが下降し、上型51と下型52とを位置決
めピン部で嵌め合わせた後、上型51と下型52とが当
接し、型締めが完了する。このとき、上アウターパンチ
54及び上インナーパンチ55は荷重をかけていない状
態なので、上型51からみて上アウターパンチ54及び
上インナーパンチ55は相対的に後退する。
【0041】この状態から図7のように、上インナーパ
ンチ55を図示しない油圧シリンダーで押し込み、軸穴
部2aを成形する。
【0042】更に、図8において、上インナーパンチ5
5は上アウターパンチ54と一体になった後、パンチの
ストロークエンドまで押し込まれ、外周に張り出してい
く材料で羽根部の成形と、後方押出しされる材料に穿孔
を行い軸穴部1aを完全に成形するのとを同時に行う。
【0043】成形完了後は図9のように、まず上インナ
ーパンチ55を成形品から引きぬいた後、図10のよう
に、上型51を上昇させる。中間鍛造品2を下型52上
に残した状態から、図11のようにノックアウト部53
を上方に押出すことかで中間鍛造品3を型内から取り出
す。その後、外ばり部3b、端面ばり部4a、素材置き
段差部4b、パンチ段差部4cを切削加工などにより除
去し、最終物たる黄銅製羽根車1を得る事ができる。
【0044】次に本発明の第3の実施の形態は黄銅製羽
根車1を製造する方法に関するものである。図12は鍛
造開始前の全体の機器構成図である。まず、機器構成に
ついて説明する。羽根車用の型は、図示しない固定され
た本体フレームと、この本体フレームに設けた下型12
2、この下型に対向させて、図示しない上スライドに設
けた上型121とを有する。上スライドは図示しない油
圧シリンダに連結され、上下に移動自在となっている。
下型122内には鍛造成形完了した中間鍛造品2を取り
出すためのノックアウト部123が上下移動自在に挿入
されている。下型122上面には羽根部を成形する形
状、軸部を成形する凹部、素材のセンタリングを行うた
めの素材位置決め用凹部が形成されている。一方、上型
121内には、上アウターパンチ124、上インナーパ
ンチ125が配置されている。上アウターパンチ124
は上下移動自在で駆動源とは接続されていないが、下移
動量及び上移動量は上型121にて規制されている。上
インナーパンチ125は図示しない油圧シリンダと接続
されており、上下に移動自在であるが、下移動量は上ア
ウターパンチ124により規制されている。また、上型
121と下型122は位置決めピン等で位置決めされて
いるものとする。
【0045】次に鍛造工程の流れに沿って説明する。ま
ず、図12の型開き状態で、適当な温度に加熱された素
材126を素材位置決め用凹部に置く。
【0046】次に図13において、上型121を固定し
ている上スライドが下降し、上アウターパンチ124は
上型121により上方への移動量を制限されているの
で、上型121と一体になって下降する。上インナーパ
ンチ125はどのような位置にあっても良いが、この実
施例では、上型121下降時、穿孔が同時に進行する程
度の位置に位置決めされている図を示している。図13
の状態では、上型121は下型122と完全に型締めさ
れた状態ではない。この状態で、素材126に据え込
み、後方押出し、穿孔の成形を同時に行い、さらに、上
インナーパンチ125を上型121と相対的に下降させ
ると、図14のように、羽根車中央部の成形がほぼ完了
し、残った素材は、上型121と下型122との空隙を
広げるように円周上に広がっていく。その後、上型12
1が更に下降することにより、図15のように、上型1
21、上インナーパンチ125、上アウターパンチ12
4が一体となって、パンチのストロークエンドまで押し
込まれ、羽根部の成形が完全に行われる。
【0047】成形完了後は図16のように、まず上イン
ナーパンチ125を成形品から引きぬいた後、図17の
ように、上型121を上昇させる。中間鍛造品2を下型
122上に残した状態から、図18のようにノックアウ
ト部123を上方に押出すことかで中間鍛造品3を型内
から取り出す。その後、外ばり部3b、端面ばり部4
a、素材置き段差部4b、パンチ段差部4cを切削加工
などにより除去し、最終物たる黄銅製羽根車1を得る事
ができる。
【0048】なお、本実施例において好適な材料の一つ
としては、高速延性、耐食性に優れた銅合金がある。具
体例の一つとしては、見掛け上のZn含有量が37〜4
6%の黄銅であって、常温においてα+β+γの結晶組
織を有し、かつ常温において、(a1)α相の面積比率
が40〜94%であり、(a2)β相及びγ相の面積比
率が共に3〜30%であり、(a3)α相及びβ相の平
均結晶粒径が15μm以下、好ましくは10μm以下であ
り、(a4)γ相の平均結晶粒径が8μm以下、好まし
くは5μm以下であり、(a5)γ相中に8wt%以上の
Snを含有し、かつ(a6)β相を前記γ相が包囲して
いるという条件を満たしている黄銅があげられる。
【0049】更に、もう一つの例としては、見掛け上の
Zn含有量が37〜46%の黄銅であって、常温におい
てα+βの結晶組織を有し、かつ常温において、(b
1)β相の面積比率が15%以上、好ましくは20%以
上であり、(b2)α相及びβ相の平均結晶粒径が15
μm以下、好ましくは10μm以下であり、かつ(b3)
β相が1.5wt%以上のSnを含有するという条件を満
たしている黄銅があげられる。
【0050】図26に金型加熱方法の一例を示す。ヒー
タ267を上型265及び下型266に巻き付け、パン
チ269には棒状ヒータ2610を挿入することで、上
型265、下型266及びパンチ269を550℃以下
に保温することを可能としている。型表面からの放熱を
断熱材268を用いることで抑止し、型内部の温度の均
一化とヒータ電源容量の極小化を図ることができる。上
型265、下型266及びパンチ269には温度コント
ロール用として、図示しない温度計測手段が取付けられ
ており、これらはヒータ267及び棒状ヒータ2610
とともに、図示しないコントローラに接続されている。
プレス内への金型セットの容易化及び外段取り化のた
め、これらの接続線には中継コネクタが設けられてい
る。
【0051】上型265、下型266及びパンチ269
の素材としては、熱間鍛造で通常用いられているSKD
61を使用する。この材料は、550℃以上で焼き戻し
されるため、550℃以下であれば、長時間加熱して
も、劣化、軟化等の問題が発生しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】黄銅製羽根車
【図2】黄銅製羽根車A−A断面図
【図3】中間鍛造品
【図4】中間鍛造品B−B断面図
【図5】鍛造開始前の機器構成断面図
【図6】鍛造中の機器構成断面図(1)
【図7】鍛造中の機器構成断面図(2)
【図8】鍛造中の機器構成断面図(3)
【図9】鍛造中の機器構成断面図(4)
【図10】鍛造中の機器構成断面図(5)
【図11】鍛造中の機器構成断面図(6)
【図12】鍛造開始前の機器構成断面図
【図13】鍛造中の機器構成断面図(1)
【図14】鍛造中の機器構成断面図(2)
【図15】鍛造中の機器構成断面図(3)
【図16】鍛造中の機器構成断面図(4)
【図17】鍛造中の機器構成断面図(5)
【図18】鍛造中の機器構成断面図(6)
【図19】黄銅製羽根車
【図20】黄銅製羽根車
【図21】黄銅製羽根車
【図22】黄銅製羽根車のA-A断面
【図23】黄銅製羽根車のA-A断面
【図24】黄銅製羽根車のB-B断面
【図25】黄銅製羽根車のB-B断面
【図26】機器構成図
【符号の説明】
1 … 黄銅製羽根車 3 … 中間鍛造物 51 … 上型 52 … 下型 53 … ノックアウト部 54 … 上アウターパンチ 55 … 上インナーパンチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 淳 〒802−8601 福岡県北九州市小倉北区中 島2丁目1番1号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 4E087 AA08 AA10 BA07 CA14 CA24 DA04 DB02 DB04 EB03 EC12 EC19 EC37 EC46 EE02 HA45

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハブ部と羽根との少なくとも一方を鍛造工
    程により成形した黄銅製羽根車
  2. 【請求項2】ハブ部と羽根を共に鍛造工程により成形し
    た請求項1記載の黄銅製羽根車
  3. 【請求項3】鍛造工程の後に除去工程を有する請求項1
    又は2記載の黄銅製羽根車
  4. 【請求項4】羽根を鍛造工程により成形し、前記羽根の
    一部をばりとして除去工程により除去する請求項3記載
    の黄銅製羽根車
  5. 【請求項5】凹凸で形成される羽根の凹部が直線的に形
    成されている請求項1乃至4の何れか記載の黄銅製羽根
  6. 【請求項6】凹凸で形成される羽根の凹部が、非直線的
    に形成されている請求項1乃至4の何れか記載の黄銅製
    羽根車
  7. 【請求項7】前記凹部は曲線的形状である請求項6記載
    の黄銅製羽根車
  8. 【請求項8】羽根車を形成する凹凸部角部の少なくとも
    1ヶ所が略直角に形成されている請求項1乃至7の何れ
    か記載の黄銅製羽根車
  9. 【請求項9】平均結晶粒径が15μm以下の結晶組織か
    らなる黄銅で成形された請求項1乃至8の何れか記載の
    黄銅製羽根車
  10. 【請求項10】450℃においてγ相の比率が1%以上
    の結晶組織を有する黄銅で成形された請求項1乃至8の
    何れか記載の黄銅製羽根車
  11. 【請求項11】450℃においてα相の比率が44〜6
    5%、β相の比率が10〜55%、γ相の比率が1〜2
    5%の結晶組織を有する黄銅で成形された請求項10記
    載の黄銅製羽根車
  12. 【請求項12】見掛け上のZn当量が37〜46%であっ
    て、Sn含有量が0.5〜7wtの黄銅で成形された請求
    項1乃至8の何れか記載の黄銅製羽根車
  13. 【請求項13】羽根部以外を圧縮により鍛造する圧縮鍛
    造ステップと凹凸で形成される羽根の少なくとも凸部を
    充填により成形する充填鍛造ステップとを有する黄銅製
    羽根車の鍛造成形方法
  14. 【請求項14】羽根を充填する際には凹凸ともに充填に
    より成形する請求項5記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方
  15. 【請求項15】羽根を充填する際には凹部を非充填によ
    り、凸部を充填により成形する請求項13記載の黄銅製
    羽根車の鍛造成形方法
  16. 【請求項16】鍛造により材料を型に充填させる際に、
    充填させる型内に予め材料を送出する請求項13記載の
    黄銅製羽根車の鍛造成形方法
  17. 【請求項17】前記型内に予め送出された材料の容積
    は、充填させる型の容積と略同一である請求項16記載
    の黄銅製羽根車の鍛造成形方法
  18. 【請求項18】前記型内に予め送出された材料の容積
    は、充填させる型の容積の一部である請求項16記載の
    黄銅製羽根車の鍛造成形方法
  19. 【請求項19】予め材料が送出されるのは羽根部方向で
    ある請求項16乃至18の何れか記載の黄銅製羽根車の
    鍛造成形方法
  20. 【請求項20】前記圧縮鍛造ステップの際に、予め材料
    を羽根部方向へ送出させる請求項19記載の黄銅製羽根
    車の鍛造成形方法
  21. 【請求項21】前記圧縮鍛造ステップではハブ部を圧縮
    により鍛造する請求項13乃至20の何れか記載の黄銅
    製羽根車の鍛造成形方法
  22. 【請求項22】前記ハブ部は一部を圧縮により、残りを
    充填により鍛造する請求項21記載の黄銅製羽根車の鍛
    造成形方法
  23. 【請求項23】前記ハブ部の残りを充填した後に羽根部
    凹凸を充填により鍛造する請求項22記載の黄銅製羽根
    車の鍛造成形方法
  24. 【請求項24】前記ハブ部の残りを充填する際に同時に
    羽根部凹凸を充填により鍛造する請求項22記載の黄銅
    製羽根車の鍛造成形方法
  25. 【請求項25】前記ハブ部の残りを充填する際に材料を
    ハブ部側から羽根部方向へ送出させる請求項22記載の
    黄銅製羽根車の鍛造成形方法
  26. 【請求項26】前記ハブ部の一部を圧縮し、その後残り
    を充填する際に材料をハブ部側から羽根部方向へ送出さ
    せる請求項22記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法
  27. 【請求項27】請求項22記載の黄銅製羽根車の鍛造成
    形方法において、羽根車のハブ部外形及び穴を形成する
    型を押し込むことによりハブ部の一部を圧縮により成形
    する圧縮鍛造ステップと、更に前記型を押し込むことに
    よりハブ部の残りを充填により成形すると共に、羽根部
    を充填により成形する充填鍛造ステップとを有する黄銅
    製羽根車の鍛造成形方法
  28. 【請求項28】前記ハブ部外形及び穴を形成する型は、
    ハブ部外形を形成する型とハブ部穴を形成する型に分割
    されている請求項27記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方
  29. 【請求項29】前記ハブ部外形を形成する型を先に材料
    に当てて押さえながらハブ部穴を形成する型を押し込ん
    でハブ部の穴を圧縮により成形し、更にハブ部外形を形
    成する型を押し込んで残りを充填により成形する請求項
    28記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法
  30. 【請求項30】ハブ部と凹凸で形成される羽根とからな
    る黄銅製羽根車の成形方法において、当該羽根車の外形
    形状を形成するための一対の第1の型及び第2の型と、
    羽根車のハブ部外形及び穴を形成する第3の型とからな
    る成形機を使用し、前記第3の型を押し込んでハブ部の
    一部を圧縮により成形し、その際予め材料を第1の型と
    第2の型の間の空間へ送出し、更に第3の型を押し込ん
    でハブ部の残りを充填させ、その際更に前記材料を前記
    空間へ送出し、第1の型と第2の型にて形成される空隙
    部分を狭めることにより羽根部凹凸を形成させる請求項
    29記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法
  31. 【請求項31】前記第3の型は、ハブ部外形を形成する
    第4の型とハブ部穴を形成する第5の型に分割されてい
    る請求項30記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法
  32. 【請求項32】前記第4の型を先に材料に当てて押さえ
    ながら第5の型を押し込んでハブ部の穴を圧縮より成形
    し、更に第4の型を押し込んで残りを充填により成形す
    る請求項31記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法
  33. 【請求項33】前記空隙部分は、その中に送出される材
    料の容積が増大するに従って空隙部分が広がるようにな
    っている請求項30乃至32の何れか記載の黄銅製羽根
    車の鍛造成形方法
  34. 【請求項34】金属物の成形方法において、当該金属物
    のの外形形状を形成するための一対の第1の型及び第2
    の型と、当該金属物の一部を形成する第3の型とからな
    る成形機を使用し、前記第3の型を押し込んで金属物の
    一部を圧縮により成形し、その際予め材料を第1の型と
    第2の型の間の空間へ送出し、第1の型と第2の型にて
    形成される空隙部分を狭めることにより当該金属物の残
    りの部分を形成させる金属物の鍛造成形方法
  35. 【請求項35】前記型、及び材料を成形開始時から成形
    終了までの温度変化がそれぞれ選定温度+20℃〜設定
    温度−20℃の間にて成形する請求項13乃至34の何
    れか記載の金属物若しくは黄銅製羽根車の鍛造成形方法
  36. 【請求項36】前記設定温度は550℃以下である請求
    項35記載の鍛造成形方法
  37. 【請求項37】前記材料は、平均結晶粒径が15μm以
    下の結晶組織からなる黄銅である請求項13乃至36の
    何れか記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方法
  38. 【請求項38】前記材料は、450℃においてα相の比
    率が44〜65%、β相の比率が10〜55%、γ相の
    比率が1〜25%の結晶組織を有する黄銅である請求項
    13乃至36の何れか記載の黄銅製羽根車の鍛造成形方
  39. 【請求項39】前記材料は、見掛け上のZn当量が37〜
    46%であって、Sn含有量が0.5〜7wtの黄銅であ
    る請求項13乃至36の何れか記載の黄銅製羽根車の鍛
    造成形方法
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WO2010078869A1 (de) * 2009-01-10 2010-07-15 Neumayer Tekfor Holding Gmbh Mehrstufiges umformverfahren und so hergestelltes formteil
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