JP2000175188A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JP2000175188A
JP2000175188A JP34164698A JP34164698A JP2000175188A JP 2000175188 A JP2000175188 A JP 2000175188A JP 34164698 A JP34164698 A JP 34164698A JP 34164698 A JP34164698 A JP 34164698A JP 2000175188 A JP2000175188 A JP 2000175188A
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JP
Japan
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signal
security level
recording
digital
input signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP34164698A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Nagano
博文 長野
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツの内容に応じて柔軟に対応できる
情報記録装置を提供する。 【解決手段】 ソース判定器14では、入力されたソー
スが判定される。セキュリティレベル判定器16では、
入力信号の種類に応じてセキュリティレベルが決定され
る。第1エンコーダ18では、セキュリティレベル判定
器16による判定結果に対応する記録転送レートで、入
力信号の符号化が行われる。また、セキュリティレベル
によっては、符号化は行われない。第2エンコーダ20
では、記録媒体26のフォーマットに合わせて必要な信
号が付加される。記録ヘッド駆動回路22では、エンコ
ード後の信号が光信号や磁気信号に変更され、記録ヘッ
ド24によって記録媒体26に記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像,音声,プロ
グラムなどの各種の情報をDVDやDVCなどの記録媒
体に記録する情報記録装置に関し、特に著作権保護に好
適な情報記録技術の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、DVDやDVCに代表される大容
量のデジタル情報信号記録再生システムが商品化されて
いる。これらのデジタルシステムは、従来のアナログシ
ステムと比較して、高品質な音や高画質の映像を長時間
記録再生することが可能である。また、映像や音楽など
の情報がデジタル信号として表される。このため、アナ
ログ信号で表した場合と比較して、信号をコピー(複
製)したときに情報の劣化がないという伝送上の特長が
ある。このような理由から、著作権保護上大きな問題と
なっており、デジタル信号をそのままデジタル信号の形
でコピーするデジタル・コピーを禁止したり、あるいは
一定の制限が加えられている。
【0003】特に、近年はCSなどのデジタル放送やD
VD−MOVIEなどのように、デジタル記録されたコ
ンテンツが増大する傾向になり、この傾向は今後更に顕
著になるものと予想される。また、将来的には、地上波
デジタル放送やデジタルHDTVなどのような更に品質
の高いデジタルコンテンツが登場すると予想されてい
る。このような観点からしても、デジタル・コピーが有
する著作権上の問題点の解決が望まれている。
【0004】このような点から提案されたものとして、
MDの信号記録方式で採用されているSCMS(シリア
ル・コピー・マネージメント・システム)がある。この
SCMSでは、デジタル信号の一部にコピーの可否に関
するプロテクト・コード(保護コード)が含まれてい
る。そして、MD装置が信号をコピーするときは、この
プロテクト・コードを参照することによって、2回以上
のデジタル・コピーを防止しようとするシステムであ
る。具体的には、MDのTOC(トータル・オブ・コン
テンツ)領域のデータにプロテクト・コードが書き込ま
れている。このプロテクト・コードが「プロテクトな
し」であれば、そのMDの信号がコピーできる。コピー
が行われると、コピー先のMDのTOC領域に、今度は
「プロテクトあり」のプロテクト・コードが書き込まれ
る。プロテクト・コードが「プロテクトあり」であれ
ば、以後はコピーすることができない。このようにし
て、2回以上のデジタル・コピーを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来技術には、次のような不都合がある。 (1)上述のSCMSのような方式では、コピー不可
能、1回のみコピー可能、コピー無制限可能の3通りし
か設定できず、多様化するデジタルコンテンツやユーザ
のニーズに対して柔軟に対応する点について、必ずしも
満足し得るものとは言えない。 (2)MDに記録されている情報を、直接記録信号のま
ま読み出して、これを他の媒体に記録するような場合
は、プロテクト・コードの内容の如何にかかわらず、プ
ロテクト・コードごとコピーされることになる。このた
め、何度でもコピーが可能となり、著作権上不正なコピ
ーを防止することができない。
【0006】本発明は、以上の点に着目したもので、多
様化するデジタルコンテンツのセキュリティレベルに柔
軟に対応することができ、著作権保護に有効な情報記録
技術を提供することを、その目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、入力信号に転送レート可変の符号化を
行って記録媒体に記録する情報記録装置において、前記
入力信号のソースに応じて、そのセキュリティレベルを
判定するセキュリティレベル決定手段;これによって決
定されたセキュリティレベルに対応する転送レートで、
前記入力信号を符号化するエンコード手段;を備えたこ
とを特徴とする。主要な形態の一つによれば、前記セキ
ュリティレベル決定手段は、前記入力信号のソースを判
定するソース判定手段;これによる判定結果に応じて、
セキュリティレベルを判定するセキュリティレベル判定
手段;を含むことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明
の一実施形態の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、デジタル入力信号10及びアナログ入力信号12
は、ソース判定器14に入力されている。ソース判定器
14の出力側は、セキュリティレベル判定器16に接続
されている。セキュリティレベル判定器16の出力側
は、第1エンコーダ18を介して、第2エンコーダ20
に接続されている。この第2エンコーダ20の出力側
は、記録ヘッド駆動回路22を介して、記録ヘッド24
に接続されている。この記録ヘッド24によって記録媒
体26に信号が記録される。
【0009】次に、全体の動作を説明すると、記録対象
の信号は、ソース判定器14に入力される。ソース判定
器14では、入力信号のソースが判定される。すなわ
ち、まず、入力信号がアナログ信号かデジタル信号かが
判定される。更に、入力信号がデジタル信号である場合
には、その信号がどのような種類のデジタル信号である
かが判定される。デジタル信号の種類としては、例え
ば、デジタルビデオカメラからのDV信号、CSデジタ
ル放送の信号、DVDビデオからのMPEG2信号など
がある。将来的には、BSや地上波のデジタル放送の信
号なども考えられる。これらのうちのいずれの種類か
が、ソースを示すコードや信号から判定される。
【0010】セキュリティレベル判定器16では、ソー
ス判定器14により判定された入力信号の種類によっ
て、著作権上のセキュリティレベルが決定される。この
セキュリティレベルによって、入力信号を記録媒体に記
録するときの信号転送レートが決定される。記録時の転
送レートによって記録される信号の品質は大きく左右さ
れる。入力時と同じ記録転送レートであれば、信号品質
は落ちることなく、元の信号とコピーされた信号の品質
は同等である。しかし、入力時より記録転送レートを低
くすると、信号品質は劣化し、転送レートを低くすれば
するほど元の信号との品質差は大きくなる。
【0011】次に、第1エンコーダ18では、セキュリ
ティレベル判定器16で決定された転送レートで信号の
符号化が行なわれる。第2エンコーダ20では、第1エ
ンコーダ18によって符号化された信号に、記録される
媒体のフォーマットに合わせてアドレスや誤り訂正符号
などが付加される。記録ヘッド駆動回路22では、エン
コード後の信号が光信号や磁気信号に変換され、記録ヘ
ッド24に供給される。記録ヘッド24では、入力信号
に基づいて記録媒体26にデータの記録が行われる。
【0012】次に、ソース判定器14による入力信号判
定,セキュリティレベル判定器16による判定、及び第
1エンコーダ18による符号化の転送レートの関係につ
いて、図2を参照しながら具体的に説明する。この図2
の例では、まず入力信号がアナログ信号とデジタル信号
の二つに判別される。そして、アナログ信号の場合は、
セキュリティレベルは「0」と判定される。この場合
は、入力信号である動画像信号又は音声信号は、予めデ
フォルトとして設定された値の転送レートで符号化され
る。
【0013】一方、デジタル信号の場合は、例えば情報
の内容や出品時期の新旧などによって、セキュリティレ
ベルが更に複数に分けられる。図示の例では、デジタル
信号は4段のレベルに分けられている。まず、セキュリ
ティレベル1であるデジタル信号Aの場合は、動画像信
号又は音声信号が元の信号と同じ転送レートで符号化さ
れる。この場合、記録媒体26に記録された信号の品質
と元の信号の品質とは同じである。例えば、家庭用デジ
タルビデオカメラなどで撮影した著作権フリーの映像な
どが、このセキュリティレベル1に該当する。
【0014】次に、セキュリティレベル2であるデジタ
ル信号Bの場合は、動画像信号又は音声信号が元の信号
の転送レートの3分の2の転送レートで符号化され、記
録される。この場合は、記録媒体26に記録された信号
の品質は、元の信号の品質よりやや劣化することにな
る。このレベル2は、コンテンツ提供側が、ある程度の
コピーは認めるが元の品質のままではコピーされたくな
いというような場合に適用される。
【0015】次に、セキュリティレベル3であるデジタ
ル信号Cの場合は、動画像信号又は音声信号が元の信号
の転送レートの2分の1の転送レートで符号化され、記
録される。この場合は、記録媒体26に記録された信号
の品質は、元の信号の品質と比較すると更に劣化し、セ
キュリティレベル2のデジタル信号Bよりも低い。この
場合も、コンテンツ提供側が、ある程度のコピーは認め
るが元の品質のままでコピーはされたくないというよう
な場合に適用される。
【0016】次に、セキュリティレベル4であるデジタ
ル信号Dの場合は、記録自体が不可とされているため、
符号化が行われない。これは、コンテンツ提供側がコピ
ーを認めないというような場合に適用される。これによ
り、不正コピーが防止される。
【0017】次に、図3を参照しながら他の実施形態に
ついて説明する。この形態では、例えばソース判定器3
0でアナログ信号であると判定されたときには、セキュ
リティレベル判定器32による判定を行うことなく、入
力信号がエンコーダ18に供給される。図2に示したよ
うに、アナログ信号の場合は、セキュリティレベルは
「0」であり、転送レートはデフォルト値である。従っ
て、セキュリティレベルを判定する必要がない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が得られる。 信号を符号化する際に、対象となるコンテンツのセキ
ュリティレベルを判定することとしたので、コピーを可
能としつつ著作権上の問題も解決することができる。ま
た、セキュリティレベルによっては符号化を行わないこ
とで、不正なコピーを防止することができる。 セキュリティレベルに合わせて、コピーの転送レート
を変更することとしたので、コンテンツ提供側及びユー
ザのニーズに柔軟に対応できる記録システムの構築が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】ソース,セキュリティレベル,及び記録転送レ
ートの関係を示す図である。
【図3】本発明の他の実施形態の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
14,30…ソース判定器 16,32…セキュリティレベル判定器 18…第1エンコーダ 20…第2エンコーダ 22…記録ヘッド駆動回路 24…記録ヘッド 26…記録媒体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に転送レート可変の符号化を行
    って記録媒体に記録する情報記録装置において、 前記入力信号のソースに応じて、そのセキュリティレベ
    ルを判定するセキュリティレベル決定手段;これによっ
    て決定されたセキュリティレベルに対応する転送レート
    で、前記入力信号を符号化するエンコード手段;を備え
    たことを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 前記セキュリティレベル決定手段は、 前記入力信号のソースを判定するソース判定手段;これ
    による判定結果に応じて、セキュリティレベルを判定す
    るセキュリティレベル判定手段;を含むことを特徴とす
    る請求項1記載の情報記録装置。
JP34164698A 1998-12-01 1998-12-01 情報記録装置 Pending JP2000175188A (ja)

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Effective date: 20040210