JP2000174686A - 高高度無線局のビーム配置方法及び高高度無線局 - Google Patents

高高度無線局のビーム配置方法及び高高度無線局

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JP2000174686A
JP2000174686A JP10346727A JP34672798A JP2000174686A JP 2000174686 A JP2000174686 A JP 2000174686A JP 10346727 A JP10346727 A JP 10346727A JP 34672798 A JP34672798 A JP 34672798A JP 2000174686 A JP2000174686 A JP 2000174686A
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altitude radio
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Hidenori Toshinaga
秀紀 俊長
Toru Otsu
徹 大津
Hiroshi Kazama
宏志 風間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静止軌道通信衛星による衛星通信システム
と、高高度無線局による通信システムとが混在する場合
の、高高度無線局の指向ビームの方向設定に関し、静止
軌道通信衛星システムと高高度無線局通信システムとが
同一の周波数帯を使用することを可能にして、周波数の
有効利用を図ることを目的とする。 【解決手段】 高高度の空間に浮遊し、指向ビームによ
り電波の送信または受信を行う高高度無線局と、前記指
向ビームにより照射される地域内で前記高高度無線局か
らの電波を受信または該高高度無線局への電波の送信を
行う地上無程局で構成される高高度無線局通信システム
において、高高度無線局の指向ビームの境界を示す直線
が、該高高度無線局の位置と同一経度の静止衛星軌道位
置と地球の中心で決定される面内で、前記静止軌道位置
から前記高高度無線局の位置を通過する直線に対して、
少なくとも一定角度南北方向に離れるように、ビームの
指向方向を設定するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止軌道通信衛星
による衛星通信システムと、高高度無線局による通信シ
ステムとが混在する場合の、高高度無線局の指向ビーム
の方向設定に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の技術を説明するための図
(その1)であって、静止軌道通信衛星による衛星通信
システムと、高高度無線局による通信システムが混在す
る例を示している。同図において、数字符号1は地球、
1−1は地表面、2は赤道面、3は静止軌道通信衛星
G、4は静止軌道通信衛星Gの照射ビーム、5は静止軌
道通信衛星Gの照射エリアAG、6,6−1〜6−3は
高高度無線局、7は高高度無線局Piの照射ビームBP
i,8は高高度無線局Piの照射エリアAPiを表して
いる。
【0003】同図に示すように、静止軌道衛星通信シス
テムは、静止軌道通信衛星Gと、その指向性ビームBG
により照射される領域AG内にある衛星通信地球局との
間で電波の送受信を行うことにより通信を行うシステム
である。高高度無線局通信システムは、高高度無線局P
と、その指向性ビームBPにより照射される領域APi
内にある地球局との間で電波の送受信を行うことにより
通信を行うシステムである。
【0004】このような高高度無線局通信システムで
は、地上無線通信局から見た高高度無線局の仰角を大き
くするため、およびアンテナ作成の容易化のためなどの
理由から、一般に、高高度無線局の照射エリアを、各高
高度無線局の真下を中心とした領域に設定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】先に説明した図6のよ
うに静止軌道通信システムと高高度無線局通信システム
が混在している系では、両者が同一の周波数帯を利用し
た場合、周波数の干渉が生じる可能性がある。図7は従
来の技術を説明する図(その2)であって、静止軌道通
信衛星による衛星通信システムと、高高度無線局による
通信システムが混在する例を示している。
【0006】同図において、数字符号1〜8は図6と同
様であり、9,9−1は静止軌道通信衛星システムの衛
星通信地球局を表している。図7に示す静止軌道通信衛
星システムの衛星通信地球局Sのように、静止軌道通信
衛星Gと衛星通信地球局Siを結ぶ直線上に高高度無線
局Piが存在し、かつ高高度無線局Piの照射領域内に
衛星通信地球局Siがある場合には最も大きな相互干渉
が発生する。
【0007】従って、このような条件に近い環境では、
静止軌道通信衛星による衛星通信システムと、高高度無
線局による通信システムが同一の周波数帯を使用するの
は困難であった。そのため、周波数の有効利用を図るこ
とが難しいという課題を生じていた。本発明は、この課
題を解決し、静止軌道通信衛星システムと高高度無線局
通信システムとで同一の周波数帯を共用可能にする手段
を提供し、周波数の有効利用を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段によって解
決される。すなわち、請求項1の発明は、高高度の空間
に浮遊し、指向ビームにより電波の送信または受信を行
う高高度無線局と、前記指向ビームにより照射される地
域内で前記高高度無線局からの電波を受信または該高高
度無線局への電波の送信を行う地上無程局で構成される
高高度無線局通信システムにおいて、
【0009】高高度無線局の指向ビームの境界を示す直
線が、該高高度無線局の位置と同一経度の静止衛星軌道
位置と地球の中心で決定される面内で、前記静止軌道位
置から前記高高度無線局の位置を通過する直線に対し
て、少なくとも一定角度南北方向に離れるように、ビー
ムの指向方向を設定する高高度無線局のビーム配置方法
である。
【0010】請求項2の発明は、前記請求項1記載の高
高度無線局のビーム配置方法において、基地球の半径を
R、高高度無線局の高度をh、静止軌道の高度をH、高
高度無線局の緯度をαi、高高度無線局をPi、高高度
無線局Piと同一の経度面内の静止軌道位置をG、地球
の中心をCとし、PiとGの間の距離Li 、直線PiG
と直線CGとの成す角βi 、直線PiCと直線PiGと
の成す角γi を“数4”より求め、
【0011】
【数4】
【0012】移動した照射領域の高緯度側の境界が地表
に接する点をFH、高高度無線局PiとFHを結ぶ直線
と、地球の中心Cと高高度無線局Piとを結ぶ直線とが
成す角度をXi、照射ビームの指向方向を高高度無線局
の真下とした場合のビームの照射幅の1/2の角度をx
´、同一経度面内の静止軌道位置Gと高高度無線局Pi
とを結ぶ直線と照射ビームの境界を示す直線PiFHと
の成す角度をφとするとき、
【0013】φの値の最小値が、低緯度地方において
は、高高度無線局の指向ビームを衛星直下から低緯度側
に“数5”を満たすように、また、高緯度地方において
は、高高度無線局の指向ビームを衛星直下から低緯度側
に“数6”を満たすように設定したものである。
【0014】
【数5】
【0015】
【数6】
【0016】請求項3の発明は、前記請求項1記載の高
高度無線局のビーム配置方法において、高高度の空間に
浮遊し、指向ビームにより電波の送信または受信を行う
高高度無線局と、前記指向ビームにより照射される地域
内で前記高高度無線局からの電波を受信または該高高度
無線局への電波の送信を行う地上無線局で構成される高
高度無線局通信システムと、静止軌道通信衛星を用いた
衛星通信システムが、同一の周波数帯を利用して各々通
信を行う場合に、
【0017】前記高高度無線局が前記静止軌道通信衛星
と通信を行う衛星通信地球局に対して、又は前記地上無
線局が前記静止軌道通信衛星に対して、又は前記衛星通
信地球局が前記高高度無線局に対して、共に大きな干渉
源とならないように、前記高高度無線局のビームの指向
方向を制御するように構成したものである。
【0018】請求項4の発明は、高高度の空間に浮遊す
る高高度無線局であって、自高高度無線局のビームの指
向方向を、自高高度無線局と同一経度の静止軌道通信衛
星軌道上の位置と地球の中心とで決定される面内で、自
高高度無線局と前記静止衛星軌道上の位置とを結ぶ直線
に対して少なくとも一定角度南北方向に離すよう制御す
る手段を備えた高高度無線局である。
【0019】本発明のビーム配置方法は、高高度無線局
通信システムの高高度無線局と該高高度無線局と同一の
経度面内の静止軌道位置の点とを結ぶ直線から、当該高
高度無線局通信システムの高高度無線局の指向ビームを
少なくとも一定角度離すようビームの指向方向を制御す
ることを主要な特徴とする。
【0020】図1は本発明のビーム配置方法の原理を説
明する図であって、数字符号1は地球、1−1は地表
面、2は赤道面、3は静止軌道通信衛星G、4は静止軌
道通信衛星Gの照射ビーム、5は静止軌道通信衛星Gの
照射エリアAG、6,6−1〜6−3は高高度無線局、
7は高高度無線局Piの照射ビームBPi,8は高高度
無線局Piの照射エリアAPi、9は高高度無線局と静
止軌道通信衛星とを結ぶ線分の延長線上にある静止軌道
衛星通信システム地球局、10,10−1は高高度無線
局と静止軌道通信衛星とを結ぶ線分を表している。
【0021】また、同図において、各高高度無線局6〜
6−3から地表面1−1に向けての破線はそれぞれの高
高度無線局の照射ビームを表しており、斜線を施した部
分は、本発明によってビームの指向方向を補正したこと
を示している。
【0022】本願発明は、このように高高度無線局通信
システムの高高度無線局の指向ビームを、高高度無線局
通信システムの高高度無線局と該高高度無線局と同一の
経度面内の静止軌道位置の点とを結ぶ直線から一定角度
以上離すように制御するようにしているので、
【0023】静止軌道通信衛星Gと静止軌道通信衛星シ
ステムSiを結ぶ直線上に高高度無線局Pが存在する場
合にも衛星通信地球局Siは高高度無線局Piの照射領
域の影響範囲外に位置することになり、両システムで同
一の周波数帯を利用しても相互干渉が低減され、周波数
帯の共用が可能となり周波数の有効利用を図ることがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】図2は高高度無線局通信システム
の高高度無線局と同一経度面内の静止軌道位置の関係を
示す図である。同図において、符号Rは地球の半径、h
は高高度無線局の高度、Hは静止軌道の高度、αiは高
高度無線局の緯度、Piは高高度無線局、GはPiと同
一の経度面内の静止軌道位置、Cは地球の中心を示して
いる。
【0025】ここで、高高度無線局Pi、地球の中心
C、Piと同一の経度面内の静止軌道位置Gで作る三角
形PiCGに着目すると、直線PiG間の距離Li 、角
度βi、角度γi が、第二余弦定理、正弦定理により
“数7”で示す式にて求まる。
【0026】
【数7】 図3は低緯度地方において高高度無線局の指向ビームを
衛星直下から低緯度側に移動した照射領域を示す図であ
り、図4は高緯度地方において高高度無線局の指向ビー
ムを衛星直下から低緯度側に移動した照射領域を示す図
である。これらの図において、FHは移動した照射領域
の高緯度側の境界、FPは移動した照射領域の低緯度側
の境界、φは同一経度面内の静止軌道位置GとPiとの
なす直線、照射ビームの境界を示す直線PiFHとのな
す角度の必要最小値である。
【0027】ここでPi,C,FHで作る三角形PiC
FHに着目すると,直線PiCと直線PiFHのなす角
度xiは、高緯度地方においては,高高度無線局の真下
をビーム照射領域としても、角度EGPiFHをφ以上
にすることが可能なことを考慮し、図3の場合は“数
8”で示す式、図4の場合は“数9”で示す式のように
求めることができる。
【0028】
【数8】
【0029】
【数9】
【0030】ただしx´は、照射ビームを高高度無線局
の真下とした場合のビーム照射幅の1/2の角度であ
る。さらに,直線PiFHと直線CFHNOなす角度
(ε1i+90)、直線PiCとと直線CFHのなす角度
i は“数10”で示す式により求まる。
【0031】
【数10】
【0032】従って、移動した照射領域の、高緯度側の
境界FHの緯度θ1iは、図3の場合は“数11”で示す
式、図4の場合は“数12”で示す式のように求めるこ
とができる。
【0033】なお、赤道近辺においては、北半球側に位
置する高高度無線局と南半球側に位置する高高度無線局
の照射ビームが、照射ビームを低緯度側に移動するため
重ならないよう、各高高度無線局の位置する半球の反対
側の半球にはビームを照射しないようにする。
【0034】
【数11】
【0035】
【数12】
【0036】また、移動した照射領域の低緯度側の境界
FPの緯度θ2iは、複数の高高度無線局によりサービス
エリアを隙間なく設定しようとした場合、隣接の高高度
無線局の高緯度側の境界と接する必要があることから、
次に示す“数13”により求まる。
【0037】
【数13】
【0038】ただしi=0は、北半球、南半球各々の半
球にいる高高度無線局のうち赤道面に最も近い高高度無
線局を示すものとする。以上のようにして求めた指向ビ
ームの照射領域は、同一経度面内の静止軌道位置と、当
該高高度無線局とのなす直線から、一定角度φ以上常に
離れていることになる。
【0039】図5に高高度無線局のアンテナ指向方向特
性の例を示す。同図において、(a)は、アンテナ指向
方向特性を示しており、(b)はこの図における離隔φ
の定義を示している。また、数字符号3は高高度無線
局、8は高高度無線局の照射エリア、11は地表上の点
を表している。同図(b)に示すように、照射ビームか
らある角度離れた地域にある地上無線局と高高度無線局
間との電波の送受信の電力は、照射ビームの領域内のそ
れに比べ大幅に低下する。
【0040】従って、本発明にて示した方法により高高
度無線局のビーム照射領域を設定すると、静止軌道衛星
通信システムの衛星通信地球局システムと高高度無線局
通信システムで共通の周波数帯を利用しても相互干渉が
極めて小さくでき、周波数の共用が可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、静止軌道通信衛星による衛星通信システムと、高高
度無線局による通信システムとが同一の周波数帯を使用
することが可能となるので、周波数の有効利用を図るこ
とができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のビーム配置方法の原理を説明する図
である。
【図2】高高度無線局通信システムの高高度無線局と同
一経度面内の静止軌道位置の関係を示す図である。
【図3】低緯度地方において高高度無線局の指向ビーム
を衛星直下から低緯度側に移動した照射領域を示す図で
ある。
【図4】高緯度地方において高高度無線局の指向ビーム
を衛星直下から低緯度側に移動した照射領域を示す図で
ある。
【図5】高高度無線局のアンテナ指向方向特性の例を示
す図である。
【図6】従来の技術を説明するための図(その1)であ
る。
【図7】従来の技術を説明するための図(その2)であ
る。
【符号の説明】
1 地球 1−1 地表面 2 赤道面 3 静止軌道通信衛星(G) 4 静止軌道通信衛星Gの照射ビーム 5 静止軌道通信衛星Gの照射エリア(AG) 6,6−1〜6−3 高高度無線局 7 高高度無線局Piの照射ビーム(BPi) 8 高高度無線局Piの照射エリア(APi) 9,9−1 静止軌道通信衛星システムの衛星通
信地球局(S) 10,10−1 高高度無線局と静止軌道通信衛星と
を結ぶ線分 11 地表上の点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風間 宏志 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5J021 AA05 GA02 GA08 HA05 5K072 AA04 AA13 BB22 CC31 DD02 DD07 DD13 DD15 GG02 GG11 GG14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高高度の空間に浮遊し、指向ビームによ
    り電波の送信または受信を行う高高度無線局と、前記指
    向ビームにより照射される地域内で前記高高度無線局か
    らの電波を受信または該高高度無線局への電波の送信を
    行う地上無程局で構成される高高度無線局通信システム
    において、 高高度無線局の指向ビームの境界を示す直線が、 該高高度無線局の位置と同一経度の静止衛星軌道位置と
    地球の中心で決定される面内で、 前記静止軌道位置から前記高高度無線局の位置を通過す
    る直線に対して、少なくとも一定角度南北方向に離れる
    ように、ビームの指向方向を設定することを特徴とする
    高高度無線局のビーム配置方法。
  2. 【請求項2】 地球の半径をR、高高度無線局の高度を
    h、静止軌道の高度をH、高高度無線局の緯度をαi、
    高高度無線局をPi、高高度無線局Piと同一の経度面
    内の静止軌道位置をG、地球の中心をCとし、 PiとGの間の距離Li 、直線PiGと直線CGとの成
    す角βi 、直線PiCと直線PiGとの成す角γi を、
    “数1”より求め、 【数1】 移動した照射領域の高緯度側の境界が地表に接する点を
    FH、高高度無線局PiとFHを結ぶ直線と、地球の中
    心Cと高高度無線局Piとを結ぶ直線とが成す角度をX
    i、照射ビームの指向方向を高高度無線局の真下とした
    場合のビームの照射幅の1/2の角度をx´、同一経度
    面内の静止軌道位置Gと高高度無線局Piとを結ぶ直線
    と照射ビームの境界を示す直線PiFHとの成す角度を
    φとするとき、 φの値の最小値が、低緯度地方においては、高高度無線
    局の指向ビームを衛星直下から低緯度側に“数2”を満
    たすように、また、高緯度地方においては、高高度無線
    局の指向ビームを衛星直下から低緯度側に“数3”を満
    たすようにした請求項1記載の高高度無線局のビーム配
    置方法。 【数2】 【数3】
  3. 【請求項3】 高高度の空間に浮遊し、指向ビームによ
    り電波の送信または受信を行う高高度無線局と、前記指
    向ビームにより照射される地域内で前記高高度無線局か
    らの電波を受信または該高高度無線局への電波の送信を
    行う地上無線局で構成される高高度無線局通信システム
    と、静止軌道通信衛星を用いた衛星通信システムが、同
    一の周波数帯を利用して各々通信を行う場合に、 前記高高度無線局が前記静止軌道通信衛星と通信を行う
    衛星通信地球局に対して、又は前記地上無線局が前記静
    止軌道通信衛星に対して、又は前記衛星通信地球局が前
    記高高度無線局に対して、共に大きな干渉源とならない
    ように、前記高高度無線局のビームの指向方向を制御す
    ることを特徴とする請求項1に記載の高高度無線局のビ
    ーム配置方法。
  4. 【請求項4】 高高度の空間に浮遊する高高度無線局で
    あって、自高高度無線局のビームの指向方向を、自高高
    度無線局と同一経度の静止軌道通信衛星軌道上の位置と
    地球の中心とで決定される面内で、自高高度無線局と前
    記静止衛星軌道上の位置とを結ぶ直線に対して少なくと
    も一定角度南北方向に離すよう制御する手段を備えたこ
    とを特徴とする高高度無線局。
JP10346727A 1998-12-07 1998-12-07 高高度無線局のビーム配置方法及び高高度無線局 Pending JP2000174686A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014518489A (ja) * 2011-06-29 2014-07-28 ゴーゴー・エルエルシー 航空機ベースの空対地通信システムおよび既存の静止衛星サービスの間でシェアしているスペクトル

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