JP2000173033A - 磁気テープ及び磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ及び磁気テープ装置

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JP2000173033A
JP2000173033A JP10348946A JP34894698A JP2000173033A JP 2000173033 A JP2000173033 A JP 2000173033A JP 10348946 A JP10348946 A JP 10348946A JP 34894698 A JP34894698 A JP 34894698A JP 2000173033 A JP2000173033 A JP 2000173033A
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magnetic tape
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Makoto Nagasawa
信 長沢
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 磁気テープのサーボ領域にサーボマークと、
テープの長さ方向の管理位置を示すサーボデータと、テ
ープの幅方向の位置ずれを補正するバーストパターンと
を設けサーボ制御の精度を向上する。 【解決手段】 サーボ情報の開始位置を示すサーボマー
クと、これに続いて、テープの長さ方向の位置情報を示
すサーボデータと、磁気テープのトラック方向の位置情
報を示すバーストパターンとを設け、少なくとも磁気テ
ープのデータ情報及びサーボ情報を読取るヘッド部と、
当該ヘッド部の位置決めを行うアクチュエータと、制御
手段とを設ける。制御手段は、ヘッド部においてサーボ
マークの検出時サーボデータ及びバーストパターンを読
込み、サーボデータから現在のテープの長さ方向の管理
位置を認識し、バーストパターンの出力値を取込んで現
在のテープの幅方向のヘッド部の位置ずれ量を検出し、
該位置ずれ量を補償するようアクチュエータを駆動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気テープ及びこれに用
いる磁気テープ装置に関し、特に、サーボ領域のサーボ
情報を用いてデータヘッドの位置決めを行う磁気テープ
及び磁気テープ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープ装置においては、記録
容量の向上・高アクセス性・高信頼性が求められてき
た。このうち記録容量の向上については、磁気ディスク
にサーボ領域を設けてトラック密度を向上させる方法が
知られている。このような技術を用いた磁気テープ装置
の一例が、特開平7−78320号公報に開示されてい
る。
【0003】この公報に記載されている磁気テープ装置
では、磁気テープの隣接するサーボトラックの一方を単
一周波数、他方を異なる周波数を交互に配置してなるサ
ーボパターンで構成し、テープヘッドにより両トラック
で検出したサーボ信号を組合わせた振幅のピーク・ツー
・ピーク値の最小値と最大値を検出してヘッドの位置を
認定し、トランスデューサを制御してヘッドを正規の位
置に移動させる。また、この磁気テープ上の位置検出を
周期的に行うことにより、テープ張力調整やテープのス
リップ等によりテープ速度が変動したらエラーの発生を
制御ユニットに通知するようにしている。
【0004】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、この磁気ディ
スク装置では、2つの検出素子をずらして配置して1の
サーボトラックを読取るようにしているため、サーボヘ
ッドがサーボトラックの1/2程度以上の位置変動を生
じると一方の素子がサーボトラックから外れてしまい、
サーボ信号の出力値の最小値と最大値の差が無くなりサ
ーボヘッドの位置ずれ量が検出できなくなる。また、サ
ーボ信号の周期的判定により磁気テープ上の大まかな位
置情報の検出は可能であるが、精密な絶対位置情報を検
出できないものである。
【0005】また、従来の磁気ディスク装置は、磁気テ
ープのサーボ領域に書かれているサーボ情報はトラック
方向の位置ずれ量を示す信号のみであり、高速アクセス
性・高信頼性を達成しきれないものであった。
【0006】そこで、本発明は、磁気テープのサーボ領
域にサーボマーク、サーボデータ、及びバーストパター
ンを設けて、データヘッドの位置決め精度を向上させる
ことにより記録容量の向上・高速アクセス性・高信頼性
を実現する磁気テープ及び磁気テープ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成すべく、
本発明に係る磁気テープは、長さ方向に延在する少なく
とも1本以上のサーボ領域を有する磁気テープにおい
て、前記サーボ領域内に、サーボ情報の開始位置を示す
サーボマークと、このサーボマークに続いて、前記磁気
テープの長さ方向における位置情報を示すサーボデータ
と、前記磁気テープのトラック方向における位置情報を
示すバーストパターンと、を設けたことを特徴とする。
【0008】このように磁気テープのサーボ領域を構成
することにより、磁気テープの長さ方向における位置情
報及び幅方向における位置情報とを読出して所望位置と
の誤差を検出することができるため、所望位置への高速
アクセス性及び高い信頼性を実現することができる。
【0009】また、本発明の磁気テープは、長さ方向に
延在する少なくとも1本以上のサーボ領域を有する磁気
テープにおいて、前記サーボ領域内に、前記磁気テープ
の幅方向における位置ずれを補正するのに用いられるバ
ーストパターンと、前記磁気テープの長さ方向において
前記バーストパターンの前後に設けられそれぞれ前記磁
気テープの正逆いずれかの方向における位置情報を示す
サーボデータと、当該サーボデータの前後端部側に設け
られそれぞれ前記磁気テープの正逆方向におけるサーボ
情報の開始位置を示すサーボマークと、を設けて構成し
ても良い。
【0010】このように、テープ幅方向における位置ず
れ量を検出するためのバーストパターンの両側に、磁気
テープの正逆いずれかの方向における位置情報を示すサ
ーボデータを設けることにより、磁気テープにおいて両
方向からのアクセスを高速に実現することができる。
【0011】上記の磁気テープにおいては、前記サーボ
マーク及びサーボデータ及びバーストパターンの一連
が、前記サーボ領域に一定間隔毎に設けられていること
が望ましい。サーボ情報を一定間隔毎に設けて使用中に
その検出間隔を監視することにより、テープスリップ等
の異常を検出することが可能になる。
【0012】また、前記バーストパターンは、複数のサ
ーボ信号をブロック状に記録して構成すると共に、各サ
ーボ信号が前記磁気テープのトラック方向において同一
時点では重ならないように配置するのが望ましい。この
ようにバーストパターンを構成してテープヘッドにより
信号を検出するようにすれば、その検出時期と検出信号
の強度によりテープの幅方向におけるテープヘッド位置
を認識することができる。
【0013】一方、本発明に係る磁気テープ装置は、サ
ーボ領域内に、サーボ情報の開始位置を示すサーボマー
クと、前記磁気テープの長さ方向における位置情報を示
すサーボデータと、前記磁気テープの幅方向における位
置ずれを補正するのに用いるバーストパターンとが記録
された磁気テープを使用する磁気テープ装置であって、
少なくとも前記磁気テープのデータ情報及びサーボ情報
を読取るヘッド部と、当該ヘッド部の位置決めを行うア
クチュエータと、制御手段とを具え、前記制御手段が、
前記ヘッド部において前記サーボマークが検出されたら
前記サーボデータ及びバーストパターンを読込み、前記
サーボデータから現在のテープの長さ方向における管理
位置を認識すると共に、前記バーストパターンの出力値
を取込んで現在のテープの幅方向におけるヘッド部の位
置ずれ量を検出して、当該位置ずれ量を補償するよう前
記アクチュエータを駆動することを特徴とする。
【0014】また、この磁気テープ装置では、前記磁気
テープの使用中に前記ヘッド部のサーボ情報を読取る部
位において前記サーボマークが検出されない場合に、前
記制御手段が前記ヘッド部のデータ情報を読取る部位を
用いて前記サーボマークを検出して前記ヘッド部の位置
ずれ量を検出することが望ましい。このように磁気テー
プ装置を構成すれば、テープヘッドがずれてサーボトラ
ック読取りヘッドがサーボトラック上を外れた場合であ
ってもヘッド位置を修正することができる。
【0015】また、前記磁気テープがそのサーボ領域に
前記テープの正逆両方向についてそれぞれサーボマーク
及びサーボデータを有する場合には、前記磁気テープ装
置が前記磁気テープを正逆両方向に駆動できるようにす
るのが望ましい。
【0016】また、前記磁気テープ装置において、前記
磁気テープのサーボ領域に前記サーボマーク及びサーボ
データ及びバーストパターンの一連が一定間隔毎に設け
られている場合には、前記制御手段が、前記磁気テープ
の使用中に前記サーボマークの検出間隔を監視し、この
検出間隔が不定期になった場合にリトライ処理を行うよ
う前記磁気テープ装置を制御するようにするのが望まし
い。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付の図
面を用いて以下に説明する。図1は本発明に係る磁気テ
ープ装置の構成を示す図である。図1に示すように、磁
気テープ装置1はその内部動作を制御ユニット2により
制御されており、I/O4を介してホスト装置3とのデ
ータ及び制御信号の送受信を行うよう構成されている。
磁気テープ7の走行速度・走行方向も制御ユニット1に
より制御される。
【0018】トランスデューサ6は書込みヘッドと、読
出しヘッドと、サーボ情報を読出すサーボヘッドと、位
置制御範囲を検出するセンサを具えている(いずれも図
示せず)。このうち書込みヘッドと読出しヘッドはリー
ド/ライト回路11に、サーボヘッドはサーボ読出し回
路12に、位置制御範囲検出センサはトランスデューサ
リミット検出器9にそれぞれ接続され、各々の情報を入
出力する。このトランスデューサ6の磁気テープの幅方
向における位置決めは、位置決めアクチュエータ8によ
り行われる。リード/ライト回路11は制御ユニット2
に接続され、相互に磁気テープ7の情報データ及び制御
信号の送受信を行っている。
【0019】トランスデューサ6で読出されサーボ読出
し回路12に供給されたサーボ情報は検出回路13に送
られ、ここで磁気テープ7のサーボマークの検出、サー
ボデータの検出、バーストパターンより得られた位置ず
れ量の検出が行われる。ここで得られた各情報は制御ユ
ニット2と位置エラー検出コントローラ10とに供給さ
れる。また、トランスデューサリミット検出器9で得ら
れた位置制御範囲の検出結果は、制御ユニット2、位置
決めアクチュエータ8、位置エラー検出コントローラ1
0に供給される。
【0020】位置エラー検出コントローラ10は、制御
ユニット2からのヘッド基本位置情報と、検出回路13
から供給されるサーボマーク・サーボデータ・バースト
パターンから得られるサーボヘッドの各位置情報と、ト
ランスデューサリミット検出器9からのリミット検出信
号とからヘッド位置を判断して、トランスデューサ6の
位置エラーを補正すべくアクチュエータ9に制御信号を
送出する。このようにして、磁気ディスク装置1のトラ
ンスデューサ6の位置誤差が補正される。
【0021】図2は、本発明に係る磁気テープ7の構成
を模式的に示す図である。ここでは例として、128ト
ラックのデータトラックを32トラック毎にグループ化
し、各グループの境界にサーボ領域を設けた磁気テープ
について説明する。図2に示すように、磁気テープ7は
32のデータトラックからなるグループ1〜4と、各グ
ループの両側に設けられた5本のサーボ領域A〜Eと、
テープの幅方向における両端部に設けられたエッジ保護
帯とを有している。ここに示す任意のサーボ領域の拡大
図を図3に示す。
【0022】図3(a)に示すように、サーボ領域には
テープの長さ方向に延在する3本のサーボトラック10
0〜102と、テープの幅方向両端部に設けられたサー
ボ保護帯103とを具えている。サーボ保護帯103は
データトラック領域乃至エッジ保護帯との境界に配置さ
れ、データヘッドに位置ずれが生じてもサーボトラック
100〜102に影響を与えないようにしている。
【0023】各サーボトラック100〜102には、テ
ープ幅方向の位置ずれを検出するためのバーストパター
ンA〜Cを挟んでフォワード/リバースそれぞれのサー
ボデータ31、32及びサーボマーク33、34が対称
的に配置されている。フォワードサーボマーク33には
磁気テープ7を正方向(BOT(テープ開始端:Beginn
ing Of Tape)からEOT(テープ終了端:End Of Tap
e)へ向かう方向)に駆動した場合のサーボ情報の開始
位置を示す情報が記載され、フォワードサーボデータ3
1には磁気テープ7を正方向に駆動した場合のテープ上
の管理位置が記載されている。一方、リバースサーボマ
ーク34/データ32には磁気テープ7を逆方向に(E
OTからBOTへ)駆動した場合のサーボ情報開始位置
/テープ上の管理位置が記載されている。また、サーボ
領域においてこれらのサーボ情報が記載された以外の領
域F2は、位相が同じ単一周波数でべた書きされてい
る。
【0024】各サーボトラック100〜102における
バーストパターンには、それぞれ位置をずらしてサーボ
信号がブロック状に設けられている。即ち、サーボトラ
ック100ではバーストパターン領域Aに、トラック1
01ではバーストパターン領域Bに、トラック102で
はバーストパターン領域Cに、それぞれブロック状のサ
ーボ信号F1が配置されている。バーストパターンA〜
CにおいてF1で示される周波数で書かれている部分以
外はACイレーズ若しくはDCイレーズ状態とする。図
3(a)に示すように、各サーボトラックにおいてサー
ボ信号F1がテープのトラック方向において同一時点で
は重ならないようにしている。
【0025】図4は、図2に示すトラック構成の磁気テ
ープ7に適用するトランスデューサ6のヘッドモジュー
ルの構成を示す図である。図4(右側)に示すように、
ヘッドモジュールにはデータ読出しヘッド(RD)を挟
んでそれぞれフォワード書込みヘッド(WF)及びリバ
ース書込みヘッド(WR)が、それぞれ左側に示すデー
タトラックの配置に合わせて16列配置されており、そ
の両端部でありサーボ領域に対応する位置にはサーボヘ
ッドが設けられている。
【0026】図5は、図2に示す磁気テープに図4に示
すヘッドモジュールを適用した場合の、ヘッド位置と各
トラックの関係を模式的に示す図である。図5の右側に
示すように、1のトラックグループ内には32本のデー
タトラックが#1、#17、#2、#18、#3、#1
9・・・#16、#32のようにトラック#1〜16と
#17〜32とが交互に配置されている。ヘッドモジュ
ールは上述したように16のデータヘッドを有してお
り、図5において左側に示すように、磁気テープ装置1
はモジュールを僅かにずらすことにより16列のデータ
ヘッドで32のデータトラックにアクセスできるよう構
成されている。即ち、例えばデータトラック#1とトラ
ック#17とには同じヘッドを用いる。
【0027】この磁気ディスク装置1のサーボ制御動作
を以下に説明する。ホスト装置3から命令を受けると、
制御ユニット2は磁気テープ7の走行制御を行うととも
に、位置エラー検出コントローラ10にどのトラックグ
ループを使用するかを指示する。これを受けて位置エラ
ー検出コントローラ10はアクチュエータ8に制御信号
を送出し、大まかな位置にトランスデューサ6を移動さ
せる。この位置決めが完了した時点で、位置エラー検出
コントローラ10は制御ユニット2を介して、検出回路
13にサーボマークの検出を指示する。
【0028】この指示を受けた検出回路13はサーボマ
ークの検出を行い、サーボマークが検出されたらサーボ
データと、バーストパターンから得た位置ずれ量を、位
置エラー検出コントローラ10に継続的に出力する。こ
の情報を受けてコントローラ10は目的のデータヘッド
位置にトランスデューサを追従させるようサーボ制御を
行う。この制御により検出される位置ずれ量が規定値以
下となったら、データアクセス許可信号を制御ユニット
2に出力する。
【0029】ここで、検出回路13にてサーボ読出し回
路12の出力からサーボマークを検出できなかった場合
は、前記リード/ライト回路11の出力からサーボマー
クの検出を試みる。ここでサーボマークが検出された
ら、検出したデータヘッドとサーボヘッドとの距離を位
置ずれ量として、位置エラー検出コントローラ10に送
出する。
【0030】制御ユニット2は、検出回路13のサーボ
データ情報から、データアクセス位置の検出を行うとと
もに、サーボマークが検出される間隔を監視する。ここ
でサーボマークの検出間隔が所定間隔から外れた場合に
は、データアクセス中にテープスリップ若しくは位置ず
れ等が生じたものと見なして、リトライ処理を行うよう
にする。又、サーボマークが連続的に検出できなくなっ
た場合についてもリトライ処理を行う。
【0031】トランスデューサ6のサーボ制御におい
て、図3を再び参照して磁気テープ7の幅方向における
位置決め動作を説明する。図3(b)は、図3(a)に
おけるサーボヘッドが位置α1にあるときの出力を示す
図である。ここで位置α1はサーボトラック100側に
寄っているため、バーストパターン領域での出力レベル
には段差があり、バーストパターンAでは強く、パター
ンBでは弱く検出されている。この場合にサーボヘッド
をサーボトラック100と101との間に位置決めした
いときには、パターンAとパターンBでの出力値が同一
レベルになるようにアクチュエータ8の制御を行う。図
3(c)は、図3(a)において位置α2にあるサーボ
ヘッドの出力値を示す図である。ここでサーボヘッドは
サーボトラック101と102との間に正確に位置決め
されているため、パターンBとパターンCにおける出力
値が同一レベルとなっている。
【0032】また、図3(a)に示すように、サーボマ
ーク及びサーボデータを、バーストパターンを挟んで対
称的に設けているため、フォワード制御時とリバース制
御時に同じ検出回路13を用いて検出することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明の
磁気テープ及び磁気テープ装置では、磁気テープのサー
ボ領域にサーボマークと、テープの長さ方向における管
理位置を示すサーボデータと、テープの幅方向における
位置ずれを補正するためのバーストパターンとを設ける
とともに、磁気テープ装置がこれらのサーボ情報を取込
むようにしているため、サーボ領域を設けて大容量化し
た磁気テープにおけるデータヘッドの位置決め精度を高
めることができ、データの信頼性を向上させることがで
きる。また、位置決め精度の向上によって目的データエ
リアへの高速移動も可能となる。
【0034】また、テープ使用中にサーボマークの検出
間隔を監視し、テープスリップやテープの長さ方向の位
置ずれ等も検出した場合にリトライ処理を行うようにし
ているため、データの信頼性を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の磁気テープ装置の構成を示す
図である。
【図2】図2は、本発明の磁気テープの構成を模式的に
示す図である。
【図3】図3は、図2に示す磁気テープの構成を示す拡
大図である。
【図4】図4は、磁気テープ装置のヘッドモジュールの
構成を示す図である。
【図5】図5は、図2に示す磁気テープと図4に示すヘ
ッドモジュールとの関係を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ装置 2 制御ユニット 3 ホスト装置 4 I/O 6 トランスデューサ 7 磁気テープ 8 位置決めアクチュエータ 9 トランスデューサリミット検出器 10 位置エラー検出コントローラ 11 リード/ライト回路 12 サーボ読出し回路 13 検出回路 31 フォワードサーボデータ 32 リバースサーボデータ 33 フォワードサーボマーク 34 リバースサーボマーク 100〜102 サーボトラック

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向に延在する少なくとも1本以上
    のサーボ領域を有する磁気テープにおいて、前記サーボ
    領域内に、サーボ情報の開始位置を示すサーボマーク
    と、このサーボマークに続いて、前記磁気テープの長さ
    方向における位置情報を示すサーボデータと、前記磁気
    テープのトラック方向における位置情報を示すバースト
    パターンと、を設けたことを特徴とする磁気テープ。
  2. 【請求項2】 長さ方向に延在する少なくとも1本以上
    のサーボ領域を有する磁気テープにおいて、前記サーボ
    領域内に、前記磁気テープの幅方向における位置ずれを
    補正するのに用いられるバーストパターンと、前記磁気
    テープの長さ方向において前記バーストパターンの前後
    に設けられそれぞれ前記磁気テープの正逆いずれかの方
    向における位置情報を示すサーボデータと、当該サーボ
    データの前後端部側に設けられそれぞれ前記磁気テープ
    の正逆方向におけるサーボ情報の開始位置を示すサーボ
    マークと、を設けたことを特徴とする磁気テープ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の磁気テープにお
    いて、前記サーボマーク及びサーボデータ及びバースト
    パターンの一連が、前記サーボ領域に一定間隔毎に設け
    られていることを特徴とする磁気テープ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気
    テープにおいて、前記サーボ領域における前記サーボマ
    ーク及びサーボデータ及びバーストパターンが設けられ
    た領域以外の領域を、単一周波数を記録してなる無効領
    域としたことを特徴とする磁気テープ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の磁気
    テープにおいて、前記バーストパターンが、複数のサー
    ボ信号をブロック状に記録して構成すると共に、各サー
    ボ信号が前記磁気テープのトラック方向において同一時
    点では重ならないように配置したことを特徴とする磁気
    テープ。
  6. 【請求項6】 サーボ領域内に、サーボ情報の開始位置
    を示すサーボマークと、前記磁気テープの長さ方向にお
    ける位置情報を示すサーボデータと、前記磁気テープの
    幅方向における位置ずれを補正するのに用いるバースト
    パターンとが記録された磁気テープを使用する磁気テー
    プ装置であって、少なくとも前記磁気テープのデータ情
    報及びサーボ情報を読取るヘッド部と、当該ヘッド部の
    位置決めを行うアクチュエータと、制御手段とを具え、
    前記制御手段が、前記ヘッド部において前記サーボマー
    クが検出されたら前記サーボデータ及びバーストパター
    ンを読込み、前記サーボデータから現在のテープの長さ
    方向における管理位置を認識すると共に、前記バースト
    パターンの出力値を取込んで現在のテープの幅方向にお
    けるヘッド部の位置ずれ量を検出して、当該位置ずれ量
    を補償するよう前記アクチュエータを駆動することを特
    徴とする磁気テープ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の磁気テープ装置におい
    て、前記磁気テープの使用中に前記ヘッド部の前記サー
    ボ情報を読取る部位において前記サーボマークが検出さ
    れない場合に、前記制御手段が前記ヘッド部のデータ情
    報を読取る部位を用いて前記サーボマークを検出して前
    記ヘッド部の位置ずれ量を検出することを特徴とする磁
    気テープ装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載の磁気テープ装置
    において、前記磁気テープがそのサーボ領域に前記テー
    プの正逆両方向についてそれぞれサーボマーク及びサー
    ボデータを有すると共に、前記磁気テープ装置が前記磁
    気テープを正逆両方向に駆動できることを特徴とする磁
    気テープ装置。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれかに記載の磁気
    テープ装置において、前記磁気テープのサーボ領域に前
    記サーボマーク及びサーボデータ及びバーストパターン
    の一連が一定間隔毎に設けられていると共に、前記制御
    手段が、前記磁気テープの使用中に前記サーボマークの
    検出間隔を監視し、この検出間隔が不定期になった場合
    にリトライ処理を行うよう前記磁気テープ装置を制御す
    ることを特徴とする磁気テープ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008034088A (ja) * 2006-07-30 2008-02-14 Internatl Business Mach Corp <Ibm> テープ・ドライブ装置用の同期型サーボ・チャンネル、その操作方法、およびプログラムおよびコンピュータ・インフラストラクチャの配備方法
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