JP2000172184A - 表示装置 - Google Patents
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- JP2000172184A JP2000172184A JP10342654A JP34265498A JP2000172184A JP 2000172184 A JP2000172184 A JP 2000172184A JP 10342654 A JP10342654 A JP 10342654A JP 34265498 A JP34265498 A JP 34265498A JP 2000172184 A JP2000172184 A JP 2000172184A
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- unit
- display device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯性、秘匿性に優れ、かつ使用時にユーザ
ーに負担のない表示装置を実現する。 【解決手段】 表示装置1を、台座部3と、周囲に対す
る秘匿性が保たれる状態で画像表示を実行できるように
形成された表示部4と、アーム部5とにより構成する。
アーム部は、その一端が台座部に取り付けられ、他端が
表示部に取り付けられるとともに、表示部を台座部の上
方に位置させる状態と、表示部を台座部側に折り畳む状
態とを実現できるように形成されているようにする。
ーに負担のない表示装置を実現する。 【解決手段】 表示装置1を、台座部3と、周囲に対す
る秘匿性が保たれる状態で画像表示を実行できるように
形成された表示部4と、アーム部5とにより構成する。
アーム部は、その一端が台座部に取り付けられ、他端が
表示部に取り付けられるとともに、表示部を台座部の上
方に位置させる状態と、表示部を台座部側に折り畳む状
態とを実現できるように形成されているようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置に関し、特
にパーソナルコンピュータ用のモニタ装置などとして適
用できる表示装置に係るものである。
にパーソナルコンピュータ用のモニタ装置などとして適
用できる表示装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、モバイルコンピュータといわれる
ような、携帯に適したサイズのパーソナルコンピュータ
が広く開発されているが、これらは一般に、液晶(LC
D)モニタ及びキーボードを折り畳み可能な構造として
いる。また、通信インフラストラクチャーの発達に伴
い、モバイルコンピュータとしてはさらなる小型化、軽
量化が求められている。
ような、携帯に適したサイズのパーソナルコンピュータ
が広く開発されているが、これらは一般に、液晶(LC
D)モニタ及びキーボードを折り畳み可能な構造として
いる。また、通信インフラストラクチャーの発達に伴
い、モバイルコンピュータとしてはさらなる小型化、軽
量化が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この小型軽量化の要望
に沿った1つの技術として、例えば図31に示すような
ヘッドマウント型のディスプレイ301を採用するもの
がある。例えばコンピュータ本体300上にキーボード
302が配され、一方モニタ装置としては、例えば小型
の液晶パネルを内蔵したヘッドマウントディスプレイ3
01が接続されるようにする。このようなシステムで
は、キーボード302は実用上適切なサイズとする一方
で、表示の視認性も犠牲にすることなく、装置全体の小
型化が可能となる。さらに、この場合ヘッドマウントデ
ィスプレイ301を装着しているユーザーのみが表示内
容を確認できるものとなるため、周囲の人には作業内容
を知られないようにすることができる。即ちモバイル使
用時には、周囲に不特定多数の人がいることが想定され
るが、その様な場合でも周囲に対する作業内容の秘匿性
を維持できることになる。
に沿った1つの技術として、例えば図31に示すような
ヘッドマウント型のディスプレイ301を採用するもの
がある。例えばコンピュータ本体300上にキーボード
302が配され、一方モニタ装置としては、例えば小型
の液晶パネルを内蔵したヘッドマウントディスプレイ3
01が接続されるようにする。このようなシステムで
は、キーボード302は実用上適切なサイズとする一方
で、表示の視認性も犠牲にすることなく、装置全体の小
型化が可能となる。さらに、この場合ヘッドマウントデ
ィスプレイ301を装着しているユーザーのみが表示内
容を確認できるものとなるため、周囲の人には作業内容
を知られないようにすることができる。即ちモバイル使
用時には、周囲に不特定多数の人がいることが想定され
るが、その様な場合でも周囲に対する作業内容の秘匿性
を維持できることになる。
【0004】しかしながら、このようなヘッドマウント
ディスプレイ301を使用することは、全てのユーザー
にとって好適なものであるとはいえない。通常、ヘッド
マウントディスプレイ301は、例えば眼鏡に比べれば
重いものとなる。また眼鏡に比べればサイズも大きくな
る。このようなものを作業中、装着し続けることは煩わ
しいと感じるユーザーも多い。
ディスプレイ301を使用することは、全てのユーザー
にとって好適なものであるとはいえない。通常、ヘッド
マウントディスプレイ301は、例えば眼鏡に比べれば
重いものとなる。また眼鏡に比べればサイズも大きくな
る。このようなものを作業中、装着し続けることは煩わ
しいと感じるユーザーも多い。
【0005】また表示装置の構造として、特開平8−1
36858号公報や、特開平8−191463号公報に
開示されているように、ハウジング内部に小型の液晶パ
ネルを収納し、ユーザーがハウジング内部をのぞき込む
ことで表示画像をみるタイプのものも提案されている。
しかしながらこれらのものは、あくまでも机上等に固定
配置して使用することを前提としており、携帯性は考慮
されていない。即ちいわゆるモバイル使用に適したもの
とはされていない。
36858号公報や、特開平8−191463号公報に
開示されているように、ハウジング内部に小型の液晶パ
ネルを収納し、ユーザーがハウジング内部をのぞき込む
ことで表示画像をみるタイプのものも提案されている。
しかしながらこれらのものは、あくまでも机上等に固定
配置して使用することを前提としており、携帯性は考慮
されていない。即ちいわゆるモバイル使用に適したもの
とはされていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明はこのよう
な問題点を解消し、ユーザーに快適な作業環境を提供す
るとともに、携帯に便利であり、さらに周囲に対する秘
匿性を維持できる表示装置を提供することを目的とす
る。
な問題点を解消し、ユーザーに快適な作業環境を提供す
るとともに、携帯に便利であり、さらに周囲に対する秘
匿性を維持できる表示装置を提供することを目的とす
る。
【0007】このため表示装置を、台座部と、周囲に対
する秘匿性が保たれる状態で画像表示を実行できるよう
に形成された表示部と、アーム部とにより構成する。ア
ーム部は、その一端が台座部に取り付けられ、他端が表
示部に取り付けられるとともに、表示部を台座部の上方
に位置させる状態と、表示部を台座部側に折り畳む状態
とを実現できるように形成されているようにする。
する秘匿性が保たれる状態で画像表示を実行できるよう
に形成された表示部と、アーム部とにより構成する。ア
ーム部は、その一端が台座部に取り付けられ、他端が表
示部に取り付けられるとともに、表示部を台座部の上方
に位置させる状態と、表示部を台座部側に折り畳む状態
とを実現できるように形成されているようにする。
【0008】秘匿性の維持に関しては、例えば表示部の
筐体内部に表示デバイスが配されるとともに、その筐体
の一部に表示デバイス上の表示画像を視認できる窓部が
形成されることで、周囲から表示内容が見えないように
したり、或いは表示面に偏向フィルタが取り付けられた
表示デバイスと、その偏向フィルタに対応して表示面の
表示内容を視認できるようにする偏向フィルタが取り付
けられた偏向眼鏡とにより構成されることで、偏向眼鏡
を装着した人以外は表示内容を見えないようにする。
筐体内部に表示デバイスが配されるとともに、その筐体
の一部に表示デバイス上の表示画像を視認できる窓部が
形成されることで、周囲から表示内容が見えないように
したり、或いは表示面に偏向フィルタが取り付けられた
表示デバイスと、その偏向フィルタに対応して表示面の
表示内容を視認できるようにする偏向フィルタが取り付
けられた偏向眼鏡とにより構成されることで、偏向眼鏡
を装着した人以外は表示内容を見えないようにする。
【0009】アーム部については、表示部を台座部の上
方に位置させる状態において、表示部の位置が、さらに
調整可能となるように構成されていることでユーザー各
人の好む使用位置に適応できるようにする。また、アー
ム部は、折り畳み可能に連結された複数のアームや、或
いは伸縮可能なアーム、或いはフレキシブルアームなど
を有して形成されるようにする。
方に位置させる状態において、表示部の位置が、さらに
調整可能となるように構成されていることでユーザー各
人の好む使用位置に適応できるようにする。また、アー
ム部は、折り畳み可能に連結された複数のアームや、或
いは伸縮可能なアーム、或いはフレキシブルアームなど
を有して形成されるようにする。
【0010】台座部には、外部装置(例えばパーソナル
コンピュータ本体)との接続手段を設け、外部装置から
供給される映像信号により、表示部での表示動作が行わ
れるようにする。また外部装置からの電源供給を受ける
こと、逆に外部装置への電源供給を行う構成をとること
なども考えられる。さらに外部装置に対する入力手段を
備えて入力情報を外部装置に供給することも考えられ
る。外部装置との情報通信を、接続手段に代えて、例え
ば赤外線等を用いた無線通信手段により実行するように
してもよい。
コンピュータ本体)との接続手段を設け、外部装置から
供給される映像信号により、表示部での表示動作が行わ
れるようにする。また外部装置からの電源供給を受ける
こと、逆に外部装置への電源供給を行う構成をとること
なども考えられる。さらに外部装置に対する入力手段を
備えて入力情報を外部装置に供給することも考えられ
る。外部装置との情報通信を、接続手段に代えて、例え
ば赤外線等を用いた無線通信手段により実行するように
してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の表示装置を、携帯
に適したパーソナルコンピュータシステムにおけるモニ
タユニットとして適用した各種の例を、実施の形態とし
て説明していく。なお、モニタユニットの例として様々
な構成例が考えられるため、システム構成例、表示部
(モニタ部)の構成例、アーム機構の構成例を、それぞ
れ次の順序で述べることとする。 1.システム構成 1−1 第1のシステム構成例 1−2 第2のシステム構成例 1−3 第3のシステム構成例 1−4 第4のシステム構成例 1−5 第5のシステム構成例 1−6 第6のシステム構成例 1−7 他のシステム構成例 2.モニタ部の構成 2−1 第1のモニタ構成例 2−2 第2のモニタ構成例 2−3 第3のモニタ構成例 2−4 第4のモニタ構成例 2−5 他のモニタ構成例 3.アーム機構 3−1 第1のアーム機構例 3−2 第2のアーム機構例 3−3 第3のアーム機構例 3−4 第4のアーム機構例 3−5 他のアーム機構例
に適したパーソナルコンピュータシステムにおけるモニ
タユニットとして適用した各種の例を、実施の形態とし
て説明していく。なお、モニタユニットの例として様々
な構成例が考えられるため、システム構成例、表示部
(モニタ部)の構成例、アーム機構の構成例を、それぞ
れ次の順序で述べることとする。 1.システム構成 1−1 第1のシステム構成例 1−2 第2のシステム構成例 1−3 第3のシステム構成例 1−4 第4のシステム構成例 1−5 第5のシステム構成例 1−6 第6のシステム構成例 1−7 他のシステム構成例 2.モニタ部の構成 2−1 第1のモニタ構成例 2−2 第2のモニタ構成例 2−3 第3のモニタ構成例 2−4 第4のモニタ構成例 2−5 他のモニタ構成例 3.アーム機構 3−1 第1のアーム機構例 3−2 第2のアーム機構例 3−3 第3のアーム機構例 3−4 第4のアーム機構例 3−5 他のアーム機構例
【0012】1.システム構成 1−1 第1のシステム構成例 図1、図2で第1のシステム構成例を説明する。図1に
示すように本発明の表示装置の実施の形態の例となるモ
ニタユニット1は、携帯に適したサイズのコンピュータ
本体2に接続されて使用される。モニタユニット1は台
座部3、モニタ部4、アーム部5から構成される。台座
部3は、モニタ部4を支持する台座として安定性を得る
ための必要最小限の或る程度の重量(携帯が苦とならな
い程度の重量)を有する筐体状の部位とされる。また図
示していないが台座部の底面には滑り止め用の足や固定
用マグネット、もしくは固定用のクリップなどが取り付
けられてもよい。
示すように本発明の表示装置の実施の形態の例となるモ
ニタユニット1は、携帯に適したサイズのコンピュータ
本体2に接続されて使用される。モニタユニット1は台
座部3、モニタ部4、アーム部5から構成される。台座
部3は、モニタ部4を支持する台座として安定性を得る
ための必要最小限の或る程度の重量(携帯が苦とならな
い程度の重量)を有する筐体状の部位とされる。また図
示していないが台座部の底面には滑り止め用の足や固定
用マグネット、もしくは固定用のクリップなどが取り付
けられてもよい。
【0013】台座部3の側面にはアーム部5の一端が回
動可能に取り付けられている。またアーム部5の他端に
はモニタ部4が上下及び左右方向に回動可能に取り付け
られている。図1の状態はモニタ部4が使用に適するよ
うに、台座部3の上方に位置されている状態であるが、
アーム部5を折り畳むことによって、図20のようにモ
ニタ部4を台座部3と略一体となるようにコンパクトに
まとめ、持ち運びに便利な状態とすることができる。な
お、アーム部5の機構や、アーム部5に対する台座部3
の支持機構、アーム部5によるモニタ部4の支持機構に
ついては、第1のアーム機構例として詳しく後述する。
動可能に取り付けられている。またアーム部5の他端に
はモニタ部4が上下及び左右方向に回動可能に取り付け
られている。図1の状態はモニタ部4が使用に適するよ
うに、台座部3の上方に位置されている状態であるが、
アーム部5を折り畳むことによって、図20のようにモ
ニタ部4を台座部3と略一体となるようにコンパクトに
まとめ、持ち運びに便利な状態とすることができる。な
お、アーム部5の機構や、アーム部5に対する台座部3
の支持機構、アーム部5によるモニタ部4の支持機構に
ついては、第1のアーム機構例として詳しく後述する。
【0014】モニタ部4は、内部に液晶表示パネル(L
CD)が配され、ユーザーは窓部202からのぞき込む
ことによってその表示内容を見ることができる。なお、
このモニタ部4の構成も、第1のモニタ構成例として後
述する。
CD)が配され、ユーザーは窓部202からのぞき込む
ことによってその表示内容を見ることができる。なお、
このモニタ部4の構成も、第1のモニタ構成例として後
述する。
【0015】コンピュータ本体2は、その上面に入力装
置としてのキーボード6やポインティングデバイス7が
配備されている。そして、コンピュータ本体2とモニタ
ユニット1は、ビデオ信号の伝送用のケーブルC1、及
び電源供給用のケーブルC2により接続される。
置としてのキーボード6やポインティングデバイス7が
配備されている。そして、コンピュータ本体2とモニタ
ユニット1は、ビデオ信号の伝送用のケーブルC1、及
び電源供給用のケーブルC2により接続される。
【0016】図2に、モニタユニット1及びコンピュー
タ本体2の内部構成を示す。コンピュータ本体2は、い
わゆる通常のモバイルコンピュータ本体としての構成を
有するものとなり、CPU、ROM、RAMなどを搭載
したマザーボード20を中心として各種インターフェー
スやデバイスが装備される。即ちユーザーの用いる入力
手段としてのキーボード6、ポインティングデバイス
7、記録媒体としてのHDD(ハードディスクドライ
ブ)27などが設けられる。またFDD(フロッピーデ
ィスクドライブ)やCD−ROMドライブなど、外部ド
ライブ90と接続するための外部メモリ用コネクタ26
が設けられる。
タ本体2の内部構成を示す。コンピュータ本体2は、い
わゆる通常のモバイルコンピュータ本体としての構成を
有するものとなり、CPU、ROM、RAMなどを搭載
したマザーボード20を中心として各種インターフェー
スやデバイスが装備される。即ちユーザーの用いる入力
手段としてのキーボード6、ポインティングデバイス
7、記録媒体としてのHDD(ハードディスクドライ
ブ)27などが設けられる。またFDD(フロッピーデ
ィスクドライブ)やCD−ROMドライブなど、外部ド
ライブ90と接続するための外部メモリ用コネクタ26
が設けられる。
【0017】さらに、各種外部装置との接続のために、
パラレルポート24、シリアルポート25、USB(Un
iversal Serial Bus)29などの接続機構が用意され、
これらにより外部装置、例えばマウス、キーボード、ポ
インティングデバイス、プリンタ、他のコンピュータ、
モニタ装置、通信機器、などが接続可能となる。なお、
これらのポートやコネクタなどは、マザーボード20に
搭載される場合もある。
パラレルポート24、シリアルポート25、USB(Un
iversal Serial Bus)29などの接続機構が用意され、
これらにより外部装置、例えばマウス、キーボード、ポ
インティングデバイス、プリンタ、他のコンピュータ、
モニタ装置、通信機器、などが接続可能となる。なお、
これらのポートやコネクタなどは、マザーボード20に
搭載される場合もある。
【0018】また図示していないが、コンピュータ本体
2内にFDDやCD−ROMドライブ、PCMCIAカ
ードドライブなどが搭載されてもよい。
2内にFDDやCD−ROMドライブ、PCMCIAカ
ードドライブなどが搭載されてもよい。
【0019】また本例の場合は、コンピュータ本体2と
モニタユニット1の間で、VESA(Video Electronic
s Standards Association)コネクタ22,13の間にケ
ーブルC1が接続される。そしてマザーボード20はビ
デオインターフェース21を介してVESAコネクタ2
2、ケーブルC1によりモニタユニット1側にモニタ表
示すべきビデオ信号(R、G、B、水平/垂直同期信
号)を送信する。
モニタユニット1の間で、VESA(Video Electronic
s Standards Association)コネクタ22,13の間にケ
ーブルC1が接続される。そしてマザーボード20はビ
デオインターフェース21を介してVESAコネクタ2
2、ケーブルC1によりモニタユニット1側にモニタ表
示すべきビデオ信号(R、G、B、水平/垂直同期信
号)を送信する。
【0020】モニタユニット1側では、コンピュータ本
体1から供給されたビデオ信号の表示動作を実行するた
めに、ビデオ信号処理部14、LCDドライブ11、L
CD12、コントロール回路10、バックライト15が
設けられている。なお、図面上はLCDドライブ11、
LCD12をそれぞれ1つのブロックとして示している
が、本例ではユーザーの両目に対応してモニタ部4内に
LCD12が2個配備される。従って実際の回路構成と
してはLCDドライブ11、LCD12は、それぞれ2
単位設けられることになる。これは、後述する第2〜第
6のシステム例においても同様である。但し、モニタ部
4内にLCD12を1つだけ配置する構成も考えられる
が、それについてはモニタ構成例の説明の際に述べる。
体1から供給されたビデオ信号の表示動作を実行するた
めに、ビデオ信号処理部14、LCDドライブ11、L
CD12、コントロール回路10、バックライト15が
設けられている。なお、図面上はLCDドライブ11、
LCD12をそれぞれ1つのブロックとして示している
が、本例ではユーザーの両目に対応してモニタ部4内に
LCD12が2個配備される。従って実際の回路構成と
してはLCDドライブ11、LCD12は、それぞれ2
単位設けられることになる。これは、後述する第2〜第
6のシステム例においても同様である。但し、モニタ部
4内にLCD12を1つだけ配置する構成も考えられる
が、それについてはモニタ構成例の説明の際に述べる。
【0021】VESAコネクタ13から入力されたビデ
オ信号は、ビデオ信号処理部14でLCD12での表示
のための信号処理、例えばフレームメモリ処理、水平/
垂直処理、γ補正、フィールド反転処理などが行われ、
処理された信号がLCDドライブ11に供給される。L
CDドライブ11は供給された信号に基づいてLCD1
2の表示動作を実行させる。またビデオ信号処理回路1
4は水平同期信号、垂直同期信号をコントロール回路1
0に供給し、コントロール回路10は水平同期信号、垂
直同期信号に基づいて各種タイミング信号を発生させ
て、ビデオ信号処理部14、LCDドライブ11、バッ
クライト15の動作を制御する。例えばビデオ信号処理
部14に対するフレームメモリのライト/リードタイミ
ング制御、フィールド反転タイミング制御、LCDドラ
イブ11に対するデータシフトタイミング制御、走査タ
イミング制御、バックライト15に対する発光タイミン
グ制御(例えば面順次発光制御)などを行う。これによ
り、いわゆるコンピュータモニタ画像が、モニタ部4内
のLCD12に表示される。
オ信号は、ビデオ信号処理部14でLCD12での表示
のための信号処理、例えばフレームメモリ処理、水平/
垂直処理、γ補正、フィールド反転処理などが行われ、
処理された信号がLCDドライブ11に供給される。L
CDドライブ11は供給された信号に基づいてLCD1
2の表示動作を実行させる。またビデオ信号処理回路1
4は水平同期信号、垂直同期信号をコントロール回路1
0に供給し、コントロール回路10は水平同期信号、垂
直同期信号に基づいて各種タイミング信号を発生させ
て、ビデオ信号処理部14、LCDドライブ11、バッ
クライト15の動作を制御する。例えばビデオ信号処理
部14に対するフレームメモリのライト/リードタイミ
ング制御、フィールド反転タイミング制御、LCDドラ
イブ11に対するデータシフトタイミング制御、走査タ
イミング制御、バックライト15に対する発光タイミン
グ制御(例えば面順次発光制御)などを行う。これによ
り、いわゆるコンピュータモニタ画像が、モニタ部4内
のLCD12に表示される。
【0022】なお、モニタユニット1内で、少なくとも
一点鎖線で囲ったLCDドライブ11、LCD12、バ
ックライト15は、モニタ部4内に配置される。ビデオ
信号処理部14、コントロール回路10に関しては、そ
の配置位置はモニタ部4内でも台座部3内でもよい。台
座部3からモニタ部4への信号伝送のためのケーブル
(図25のケーブル73)は、アーム部5が中空の構造
とされて、アーム部5内を通されることになる。
一点鎖線で囲ったLCDドライブ11、LCD12、バ
ックライト15は、モニタ部4内に配置される。ビデオ
信号処理部14、コントロール回路10に関しては、そ
の配置位置はモニタ部4内でも台座部3内でもよい。台
座部3からモニタ部4への信号伝送のためのケーブル
(図25のケーブル73)は、アーム部5が中空の構造
とされて、アーム部5内を通されることになる。
【0023】このシステムの電源は、コンピュータ本体
2内の電源部28により供給される。電源部28は、例
えば電池及びDC/DCコンバータから構成され、コン
ピュータ本体2内の所定の動作電源電圧を供給する。ま
たその動作電源電圧は電源用コネクタ23、16、ケー
ブルC2を介してモニタユニット1にも供給され、モニ
タユニット1における表示動作のための電源とされる。
なお、もちろん電源部28として商用交流電源に対応で
きるようにACアダプターを接続できるようにしたり、
AC/DCコンバータを内蔵することなども考えられ
る。
2内の電源部28により供給される。電源部28は、例
えば電池及びDC/DCコンバータから構成され、コン
ピュータ本体2内の所定の動作電源電圧を供給する。ま
たその動作電源電圧は電源用コネクタ23、16、ケー
ブルC2を介してモニタユニット1にも供給され、モニ
タユニット1における表示動作のための電源とされる。
なお、もちろん電源部28として商用交流電源に対応で
きるようにACアダプターを接続できるようにしたり、
AC/DCコンバータを内蔵することなども考えられ
る。
【0024】例えばこのようなシステムにより、モニタ
ユニット1をモバイルコンピュータに対応するモニタ装
置として使用できることになる。
ユニット1をモバイルコンピュータに対応するモニタ装
置として使用できることになる。
【0025】1−2 第2のシステム構成例 第2のシステム構成例を図3、図4で説明する。なお、
以降の各例の説明において、既に説明した部位と同一の
部位については同一符号を付し、重複説明を避ける。こ
の第2のシステム構成例では、モニタユニット1側から
コンピュータ本体2に電源供給を行うこと、及びモニタ
ユニット1とコンピュータ本体2が1本の専用ケーブル
C3で接続されることが、上記第1のシステム構成例と
異なるものとなる。
以降の各例の説明において、既に説明した部位と同一の
部位については同一符号を付し、重複説明を避ける。こ
の第2のシステム構成例では、モニタユニット1側から
コンピュータ本体2に電源供給を行うこと、及びモニタ
ユニット1とコンピュータ本体2が1本の専用ケーブル
C3で接続されることが、上記第1のシステム構成例と
異なるものとなる。
【0026】この場合、モニタユニット1には例えば商
用交流電源に対応する電源コンセント8、AC/DCコ
ンバータ18、バッテリーチャージャ19が設けられ
る。なおもちろんモニタユニット1内の電源回路系が電
池及びDC/DCコンバータから構成されるものであっ
てもよい。この電源回路系は台座部3内に配される。
用交流電源に対応する電源コンセント8、AC/DCコ
ンバータ18、バッテリーチャージャ19が設けられ
る。なおもちろんモニタユニット1内の電源回路系が電
池及びDC/DCコンバータから構成されるものであっ
てもよい。この電源回路系は台座部3内に配される。
【0027】また、専用ケーブルC3は、モニタユニッ
ト1の専用コネクタ17とコンピュータ本体2の専用コ
ネクタ30の間を接続するものとなる。そして1本のケ
ーブルC3内の伝送ラインとしては、ビデオインターフ
ェース21からビデオ信号処理部14にビデオ信号を供
給するラインと、AC/DCコンバータ18からの動作
電源電圧をコンピュータ本体2に供給するラインの2つ
を有するものとなる。
ト1の専用コネクタ17とコンピュータ本体2の専用コ
ネクタ30の間を接続するものとなる。そして1本のケ
ーブルC3内の伝送ラインとしては、ビデオインターフ
ェース21からビデオ信号処理部14にビデオ信号を供
給するラインと、AC/DCコンバータ18からの動作
電源電圧をコンピュータ本体2に供給するラインの2つ
を有するものとなる。
【0028】即ちこの例の場合は、ケーブルC3により
ビデオ信号がコンピュータ本体2からモニタユニット1
に供給され、モニタ部4で表示される一方、コンピュー
タ本体2の動作電源電圧は、モニタユニット1側からケ
ーブルC3を介して供給されるものとなる。
ビデオ信号がコンピュータ本体2からモニタユニット1
に供給され、モニタ部4で表示される一方、コンピュー
タ本体2の動作電源電圧は、モニタユニット1側からケ
ーブルC3を介して供給されるものとなる。
【0029】このようなシステム構成の場合は、電源回
路系をモニタユニット1に配することで、台座部3の重
量をかせぐとともに、コンピュータ本体2の回路構成の
削減を実現し、コンピュータ本体2の小型軽量化を図る
ことができる。またモニタユニット1とコンピュータ本
体2の接続は、ケーブルC3の1本のみでよいため、使
用時のセッティングが簡単になるとともに持ち運ぶケー
ブル数を1つのみでよいものとすることができる。
路系をモニタユニット1に配することで、台座部3の重
量をかせぐとともに、コンピュータ本体2の回路構成の
削減を実現し、コンピュータ本体2の小型軽量化を図る
ことができる。またモニタユニット1とコンピュータ本
体2の接続は、ケーブルC3の1本のみでよいため、使
用時のセッティングが簡単になるとともに持ち運ぶケー
ブル数を1つのみでよいものとすることができる。
【0030】1−3 第3のシステム構成例 第3のシステム構成例を図5、図6で説明する。この例
は、モニタユニット1にペン入力タブレット9を設けた
点に特徴を有する。この場合、モニタユニット1とコン
ピュータ本体2が1本の専用ケーブルC4で接続され
る。
は、モニタユニット1にペン入力タブレット9を設けた
点に特徴を有する。この場合、モニタユニット1とコン
ピュータ本体2が1本の専用ケーブルC4で接続され
る。
【0031】この専用ケーブルC4は、モニタユニット
1の専用コネクタ32とコンピュータ本体2の専用コネ
クタ31の間を接続するものとなる。そして1本のケー
ブルC4内の伝送ラインとしては、ビデオインターフェ
ース21からビデオ信号処理部14にビデオ信号を供給
するラインと、AC/DCコンバータ18からの動作電
源電圧をコンピュータ本体2に供給するラインと、ペン
入力タブレット9からの入力情報をRS232Cインタ
ーフェース33に供給するラインの3つを有するものと
なる。
1の専用コネクタ32とコンピュータ本体2の専用コネ
クタ31の間を接続するものとなる。そして1本のケー
ブルC4内の伝送ラインとしては、ビデオインターフェ
ース21からビデオ信号処理部14にビデオ信号を供給
するラインと、AC/DCコンバータ18からの動作電
源電圧をコンピュータ本体2に供給するラインと、ペン
入力タブレット9からの入力情報をRS232Cインタ
ーフェース33に供給するラインの3つを有するものと
なる。
【0032】即ちこの例の場合は、ケーブルC4により
ビデオ信号がコンピュータ本体2からモニタユニット1
に供給され、モニタ部4で表示される一方、コンピュー
タ本体2の動作電源電圧は、モニタユニット1側からケ
ーブルC4を介して供給される。さらに、ユーザーがペ
ン入力タブレット9を用いて入力した内容は例えばRS
232Cインターフェース33を介してマザーボード2
0に取り込まれる。従ってユーザーは、モニタユニット
1のペン入力タブレット9を、コンピュータ本体2側の
キーボード6やポインティングデバイス7に加えた補助
的な入力手段として用いることができる。
ビデオ信号がコンピュータ本体2からモニタユニット1
に供給され、モニタ部4で表示される一方、コンピュー
タ本体2の動作電源電圧は、モニタユニット1側からケ
ーブルC4を介して供給される。さらに、ユーザーがペ
ン入力タブレット9を用いて入力した内容は例えばRS
232Cインターフェース33を介してマザーボード2
0に取り込まれる。従ってユーザーは、モニタユニット
1のペン入力タブレット9を、コンピュータ本体2側の
キーボード6やポインティングデバイス7に加えた補助
的な入力手段として用いることができる。
【0033】このようなシステム構成の場合は、電源回
路系をモニタユニット1に配することで、台座部3の重
量をかせぐとともに、コンピュータ本体2の回路構成の
削減を実現し、コンピュータ本体2の小型軽量化を図る
ことができる。そしてさらに、携帯型の装置でありなが
ら、ペン入力タブレットなどの有用な入力手段を備える
ことができ、使用性を向上させることができる。
路系をモニタユニット1に配することで、台座部3の重
量をかせぐとともに、コンピュータ本体2の回路構成の
削減を実現し、コンピュータ本体2の小型軽量化を図る
ことができる。そしてさらに、携帯型の装置でありなが
ら、ペン入力タブレットなどの有用な入力手段を備える
ことができ、使用性を向上させることができる。
【0034】1−4 第4のシステム構成例 第4のシステム構成例を図7、図8に示す。これは、キ
ーボード6、ポインティングデバイス7などの入力手段
をモニタユニット1側に配したものである。そしてモニ
タユニット1とコンピュータ本体2は専用ケーブルC5
で接続される。
ーボード6、ポインティングデバイス7などの入力手段
をモニタユニット1側に配したものである。そしてモニ
タユニット1とコンピュータ本体2は専用ケーブルC5
で接続される。
【0035】この専用ケーブルC5は、モニタユニット
1の専用コネクタ35とコンピュータ本体2の専用コネ
クタ34の間を接続するものとなる。そして1本のケー
ブルC5内の伝送ラインとしては、ビデオインターフェ
ース21からビデオ信号処理部14にビデオ信号を供給
するラインと、コンピュータ本体2内の電源部28から
の動作電源電圧をモニタユニット1に供給するライン
と、キーボード6の入力情報をコンピュータ本体1に伝
送するラインと、ポインティングデバイスの入力情報を
コンピュータ本体1に伝送するラインの4つを有するも
のとなる。
1の専用コネクタ35とコンピュータ本体2の専用コネ
クタ34の間を接続するものとなる。そして1本のケー
ブルC5内の伝送ラインとしては、ビデオインターフェ
ース21からビデオ信号処理部14にビデオ信号を供給
するラインと、コンピュータ本体2内の電源部28から
の動作電源電圧をモニタユニット1に供給するライン
と、キーボード6の入力情報をコンピュータ本体1に伝
送するラインと、ポインティングデバイスの入力情報を
コンピュータ本体1に伝送するラインの4つを有するも
のとなる。
【0036】即ちこの例の場合は、ケーブルC5により
ビデオ信号がコンピュータ本体2からモニタユニット1
に供給され、モニタ部4で表示される。またモニタユニ
ット1の動作電源電圧は、コンピュータ本体2側からケ
ーブルC5を介して供給される。さらに、ユーザーがモ
ニタユニット1側に配されたキーボード6を操作した際
の入力情報は、ケーブルC5によりキーボードインター
フェース36に供給され、マザーボード20に取り込ま
れる。同様にユーザーがモニタユニット1側に配された
ポインティングデバイス7を操作した際の入力情報は、
ケーブルC5によりポインティングデバイスインターフ
ェース37に供給され、マザーボード20に取り込まれ
る。
ビデオ信号がコンピュータ本体2からモニタユニット1
に供給され、モニタ部4で表示される。またモニタユニ
ット1の動作電源電圧は、コンピュータ本体2側からケ
ーブルC5を介して供給される。さらに、ユーザーがモ
ニタユニット1側に配されたキーボード6を操作した際
の入力情報は、ケーブルC5によりキーボードインター
フェース36に供給され、マザーボード20に取り込ま
れる。同様にユーザーがモニタユニット1側に配された
ポインティングデバイス7を操作した際の入力情報は、
ケーブルC5によりポインティングデバイスインターフ
ェース37に供給され、マザーボード20に取り込まれ
る。
【0037】従ってユーザーは、モニタユニット1側の
キーボード6やポインティングデバイス7を用いて作業
を行うことができる。そしてその場合は、キーボード6
の上方の位置にモニタ部4が位置することになるため、
ユーザーにとって入力手段の位置と表示手段の位置を最
も使いやすい位置状態に最適化できることになる。さら
にこのようなシステム構成の場合は、台座部3の重量/
形状をモニタ部4の支持のための安定性向上に有利なも
のとしやすいことや、コンピュータ本体2の構成の削減
を実現し、コンピュータ本体2の小型軽量化を図ること
ができる。
キーボード6やポインティングデバイス7を用いて作業
を行うことができる。そしてその場合は、キーボード6
の上方の位置にモニタ部4が位置することになるため、
ユーザーにとって入力手段の位置と表示手段の位置を最
も使いやすい位置状態に最適化できることになる。さら
にこのようなシステム構成の場合は、台座部3の重量/
形状をモニタ部4の支持のための安定性向上に有利なも
のとしやすいことや、コンピュータ本体2の構成の削減
を実現し、コンピュータ本体2の小型軽量化を図ること
ができる。
【0038】1−5 第5のシステム構成例 第5のシステム構成例を図9、図10に示す。これは上
記第4のシステム構成例に加えて、さらにCD−ROM
ドライブ40、FDD41、カードドライブ42(例え
ばPCMCIAカードアダプタ)などの記録媒体ドライ
ブ手段をモニタユニット1側に配したものである。モニ
タユニット1とコンピュータ本体2は専用ケーブルC6
で接続される。
記第4のシステム構成例に加えて、さらにCD−ROM
ドライブ40、FDD41、カードドライブ42(例え
ばPCMCIAカードアダプタ)などの記録媒体ドライ
ブ手段をモニタユニット1側に配したものである。モニ
タユニット1とコンピュータ本体2は専用ケーブルC6
で接続される。
【0039】この専用ケーブルC6は、モニタユニット
1の専用コネクタ39とコンピュータ本体2の専用コネ
クタ38の間を接続するものとなる。そして1本のケー
ブルC6内の伝送ラインとしては、ビデオインターフェ
ース21からビデオ信号処理部14にビデオ信号を供給
するラインと、コンピュータ本体2内の電源部28から
の動作電源電圧をモニタユニット1に供給するライン
と、キーボード6の入力情報をコンピュータ本体1に伝
送するラインと、ポインティングデバイスの入力情報を
コンピュータ本体1に伝送するラインと、マザーボード
20とCD−ROM40間のコマンド/データを伝送す
るラインと、マザーボード20とFDD41間のコマン
ド/データを伝送するラインと、マザーボード20とカ
ードドライブ42間のコマンド/データを伝送するライ
ンの7つを有するものとなる。
1の専用コネクタ39とコンピュータ本体2の専用コネ
クタ38の間を接続するものとなる。そして1本のケー
ブルC6内の伝送ラインとしては、ビデオインターフェ
ース21からビデオ信号処理部14にビデオ信号を供給
するラインと、コンピュータ本体2内の電源部28から
の動作電源電圧をモニタユニット1に供給するライン
と、キーボード6の入力情報をコンピュータ本体1に伝
送するラインと、ポインティングデバイスの入力情報を
コンピュータ本体1に伝送するラインと、マザーボード
20とCD−ROM40間のコマンド/データを伝送す
るラインと、マザーボード20とFDD41間のコマン
ド/データを伝送するラインと、マザーボード20とカ
ードドライブ42間のコマンド/データを伝送するライ
ンの7つを有するものとなる。
【0040】この例の場合は、ケーブルC6によりビデ
オ信号がコンピュータ本体2からモニタユニット1に供
給され、モニタ部4で表示される。またモニタユニット
1の動作電源電圧は、コンピュータ本体2側からケーブ
ルC6を介して供給される。さらに、ユーザーがモニタ
ユニット1側に配されたキーボード6を操作した際の入
力情報は、ケーブルC6によりキーボードインターフェ
ース36に供給され、マザーボード20に取り込まれ
る。同様にユーザーがモニタユニット1側に配されたポ
インティングデバイス7を操作した際の入力情報は、ケ
ーブルC6によりポインティングデバイスインターフェ
ース37に供給され、マザーボード20に取り込まれ
る。
オ信号がコンピュータ本体2からモニタユニット1に供
給され、モニタ部4で表示される。またモニタユニット
1の動作電源電圧は、コンピュータ本体2側からケーブ
ルC6を介して供給される。さらに、ユーザーがモニタ
ユニット1側に配されたキーボード6を操作した際の入
力情報は、ケーブルC6によりキーボードインターフェ
ース36に供給され、マザーボード20に取り込まれ
る。同様にユーザーがモニタユニット1側に配されたポ
インティングデバイス7を操作した際の入力情報は、ケ
ーブルC6によりポインティングデバイスインターフェ
ース37に供給され、マザーボード20に取り込まれ
る。
【0041】マザーボード20からのCD−ROMドラ
イブ40に対するアクセス(コマンド送信、データ読
取)は、CD−ROMインターフェース43からケーブ
ルC6を介して行われる。またマザーボード20からの
FDD41に対するアクセス(コマンド送信、データ書
込・読取)は、FDDインターフェース44からケーブ
ルC6を介して行われる。さらにマザーボード20から
のカードドライブ42に対するアクセス(コマンド送
信、データ書込・読取)は、カードドライブインターフ
ェース45からケーブルC6を介して行われる。
イブ40に対するアクセス(コマンド送信、データ読
取)は、CD−ROMインターフェース43からケーブ
ルC6を介して行われる。またマザーボード20からの
FDD41に対するアクセス(コマンド送信、データ書
込・読取)は、FDDインターフェース44からケーブ
ルC6を介して行われる。さらにマザーボード20から
のカードドライブ42に対するアクセス(コマンド送
信、データ書込・読取)は、カードドライブインターフ
ェース45からケーブルC6を介して行われる。
【0042】この場合、上記第4のシステム構成例と同
様に、ユーザーは、モニタユニット1側のキーボード6
やポインティングデバイス7を用いて作業を行うことが
でき、そしてその場合は、これらの入力手段とモニタ部
4の位置関係を最適化することができる。そしてさらに
この例の場合は、CD−ROM、フロッピーディスク、
メモリカードなどの記録媒体を使用する場合にも、モニ
タユニット1側でそれらの記録媒体を装着すればよいた
め、使用勝手がよいものとなる。さらに、台座部3の重
量/形状を安定性向上のために有利なものとしやすいこ
とや、コンピュータ本体2の構成の削減を実現し、コン
ピュータ本体2の小型軽量化を図ることができる。
様に、ユーザーは、モニタユニット1側のキーボード6
やポインティングデバイス7を用いて作業を行うことが
でき、そしてその場合は、これらの入力手段とモニタ部
4の位置関係を最適化することができる。そしてさらに
この例の場合は、CD−ROM、フロッピーディスク、
メモリカードなどの記録媒体を使用する場合にも、モニ
タユニット1側でそれらの記録媒体を装着すればよいた
め、使用勝手がよいものとなる。さらに、台座部3の重
量/形状を安定性向上のために有利なものとしやすいこ
とや、コンピュータ本体2の構成の削減を実現し、コン
ピュータ本体2の小型軽量化を図ることができる。
【0043】1−6 第6のシステム構成例 図11、図12で第6のシステム構成例を説明する。こ
の例は、モニタユニット1とコンピュータ本体2の間の
ケーブル接続を不要とするものであり、例えば赤外線を
用いて信号の伝送を行うようにしたものである。
の例は、モニタユニット1とコンピュータ本体2の間の
ケーブル接続を不要とするものであり、例えば赤外線を
用いて信号の伝送を行うようにしたものである。
【0044】例えばキーボード6、ポインティングデバ
イス7等の入力手段はモニタユニット1側に設けるよう
にする。そして信号の伝送のために図11に示すように
モニタユニット1に赤外線送受信部150が、またコン
ピュータ本体2に赤外線送受信部151が設けられる。
イス7等の入力手段はモニタユニット1側に設けるよう
にする。そして信号の伝送のために図11に示すように
モニタユニット1に赤外線送受信部150が、またコン
ピュータ本体2に赤外線送受信部151が設けられる。
【0045】そして図12に示されるように、モニタユ
ニット1におけるキーボード6、ポインティングデバイ
ス7による入力情報は、変調部53で所定の変調方式で
変調され、赤外線送受信部150内の発光素子150a
から赤外線信号として出力される。その赤外線信号はコ
ンピュータ本体2の赤外線送受信部151内の受光素子
151bで受光されて電気信号に変換され、復調部48
で入力情報に復調される。そしてキーボードインターフ
ェース36、ポインティングデバイスインターフェース
37を介してマザーボード20に取り込まれることにな
る。
ニット1におけるキーボード6、ポインティングデバイ
ス7による入力情報は、変調部53で所定の変調方式で
変調され、赤外線送受信部150内の発光素子150a
から赤外線信号として出力される。その赤外線信号はコ
ンピュータ本体2の赤外線送受信部151内の受光素子
151bで受光されて電気信号に変換され、復調部48
で入力情報に復調される。そしてキーボードインターフ
ェース36、ポインティングデバイスインターフェース
37を介してマザーボード20に取り込まれることにな
る。
【0046】また、マザーボード20からのビデオ信号
(例えばR、G、B、水平/垂直同期信号)は、ビデオ
インターフェース21からNTSC変換部46に供給さ
れ、NTSCコンポジットビデオ信号とされる。そして
そのNTSCコンポジットビデオ信号が変調部47で変
調され、赤外線送受信部151内の発光素子151aか
ら赤外線信号として出力される。その赤外線信号はモニ
タユニット1の赤外線送受信部150内の受光素子15
0bで受光されて電気信号に変換され、復調部48でN
TSCコンポジットビデオ信号に復調される。そしてN
TSC処理部14で同期分離、Y・C分離、色差マトリ
クス処理などを経て、R、G、B各信号がLCDドライ
ブ11に供給され、またコントロール回路では水平、垂
直同期信号に基づいて各種タイミング信号を発生させる
ことで、LCD12でモニタ画像が表示される。
(例えばR、G、B、水平/垂直同期信号)は、ビデオ
インターフェース21からNTSC変換部46に供給さ
れ、NTSCコンポジットビデオ信号とされる。そして
そのNTSCコンポジットビデオ信号が変調部47で変
調され、赤外線送受信部151内の発光素子151aか
ら赤外線信号として出力される。その赤外線信号はモニ
タユニット1の赤外線送受信部150内の受光素子15
0bで受光されて電気信号に変換され、復調部48でN
TSCコンポジットビデオ信号に復調される。そしてN
TSC処理部14で同期分離、Y・C分離、色差マトリ
クス処理などを経て、R、G、B各信号がLCDドライ
ブ11に供給され、またコントロール回路では水平、垂
直同期信号に基づいて各種タイミング信号を発生させる
ことで、LCD12でモニタ画像が表示される。
【0047】なお、動作電源については、コンピュータ
本体2では例えば電池やDC/DCコンバータから成る
電源部28から電源電圧が供給され、一方、モニタユニ
ット1では、例えば同じく、電池やDC/DCコンバー
タから成る電源部49から電源電圧が供給される。
本体2では例えば電池やDC/DCコンバータから成る
電源部28から電源電圧が供給され、一方、モニタユニ
ット1では、例えば同じく、電池やDC/DCコンバー
タから成る電源部49から電源電圧が供給される。
【0048】このシステム例の場合は、接続ケーブルが
不要に成ることから、システム使用時のセッティングは
全く手間のないものとなり、さらにケーブルを携帯する
必要はないため、より携帯性のよいものとなる。
不要に成ることから、システム使用時のセッティングは
全く手間のないものとなり、さらにケーブルを携帯する
必要はないため、より携帯性のよいものとなる。
【0049】ところでこの例ではビデオ信号をNTSC
変換して送信するものとしたが、もちろんPAL方式に
変換して送信し、表示処理を行うようにすることも考え
られる。
変換して送信するものとしたが、もちろんPAL方式に
変換して送信し、表示処理を行うようにすることも考え
られる。
【0050】1−7 他のシステム構成例 以上6つのシステム構成例を述べてきたが、もちろんこ
れら以外にも多様なシステム構成例が考えられる。
れら以外にも多様なシステム構成例が考えられる。
【0051】例えばモニタユニット1とコンピュータ本
体2の間のケーブル接続形態としては、専用コネクタ、
専用ケーブルの他に、IEEE1394や、USBを用
いるようにしてもよい。IEEE1394ケーブルを用
いることで、例えばビデオ信号、キーボード等からの入
力信号、及び電源ラインなどの伝送を、外見上1本のケ
ーブルでまかなうことができる。また、標準VGAケー
ブルとUSBケーブルにより、電源ラインを含めてコン
ピュータ本体2とモニタユニット1の接続が可能とな
る。
体2の間のケーブル接続形態としては、専用コネクタ、
専用ケーブルの他に、IEEE1394や、USBを用
いるようにしてもよい。IEEE1394ケーブルを用
いることで、例えばビデオ信号、キーボード等からの入
力信号、及び電源ラインなどの伝送を、外見上1本のケ
ーブルでまかなうことができる。また、標準VGAケー
ブルとUSBケーブルにより、電源ラインを含めてコン
ピュータ本体2とモニタユニット1の接続が可能とな
る。
【0052】また第6のシステム構成例のように無線接
続する方式の場合は、赤外線に限らず、例えば電波を利
用する通信など、他の通信方式を採用してもよい。もち
ろん入力手段がコンピュータ本体2側に搭載され、コン
ピュータ本体2とモニタユニット1間では、ビデオ信号
の伝送のみでよい場合などは、コンピュータ本体2側に
は送信機能のみ、モニタユニット1側には受信機能のみ
備えられればよいことはいうまでもない。
続する方式の場合は、赤外線に限らず、例えば電波を利
用する通信など、他の通信方式を採用してもよい。もち
ろん入力手段がコンピュータ本体2側に搭載され、コン
ピュータ本体2とモニタユニット1間では、ビデオ信号
の伝送のみでよい場合などは、コンピュータ本体2側に
は送信機能のみ、モニタユニット1側には受信機能のみ
備えられればよいことはいうまでもない。
【0053】2.モニタ部の構成 2−1 第1のモニタ構成例 続いてモニタ部4の各種構成例を順次説明していく。ま
ず第1のモニタ構成例は、上記各種システム構成例にお
いて図示してきたように、モニタ部4の筐体内部に2つ
のLCD12が配され、ユーザーが窓部202から覗く
ようにして表示内容を見るタイプのものとする。このよ
うなモニタ部4の構造を図13、図14、及び図19で
説明する。
ず第1のモニタ構成例は、上記各種システム構成例にお
いて図示してきたように、モニタ部4の筐体内部に2つ
のLCD12が配され、ユーザーが窓部202から覗く
ようにして表示内容を見るタイプのものとする。このよ
うなモニタ部4の構造を図13、図14、及び図19で
説明する。
【0054】モニタ部4の筐体は、図13に示すよう
に、前面カバー201と背面カバー204が接合されて
なるものであり、その内部に、表示デバイス部210が
収納される。このモニタ部4の外観は図19に示すよう
に略ゴーグル形状に形成されることになり、前面カバー
201においてユーザーの両目に対応する位置に窓部2
02が形成される。なお、窓部202,202の間とな
る中央部203はユーザーの鼻に対応して窪んだ形状と
なっており、ユーザーが窓部202,202をのぞき込
む際に好適な形状とされる。
に、前面カバー201と背面カバー204が接合されて
なるものであり、その内部に、表示デバイス部210が
収納される。このモニタ部4の外観は図19に示すよう
に略ゴーグル形状に形成されることになり、前面カバー
201においてユーザーの両目に対応する位置に窓部2
02が形成される。なお、窓部202,202の間とな
る中央部203はユーザーの鼻に対応して窪んだ形状と
なっており、ユーザーが窓部202,202をのぞき込
む際に好適な形状とされる。
【0055】図13のように、筐体内部に配される表示
デバイス部210には、その上面に、バックライト15
を有する光源ユニット212と、バックライト15から
の光を受けて映像光線を生成するLCD12等が配され
るものとなる。LCD12はユーザーの両目に対応して
2つ設けられる。そして各LCD12,12に表示され
る映像を、ユーザーは窓部202,202からのぞき込
むことで視認できるようにされる。
デバイス部210には、その上面に、バックライト15
を有する光源ユニット212と、バックライト15から
の光を受けて映像光線を生成するLCD12等が配され
るものとなる。LCD12はユーザーの両目に対応して
2つ設けられる。そして各LCD12,12に表示され
る映像を、ユーザーは窓部202,202からのぞき込
むことで視認できるようにされる。
【0056】表示デバイス部210内の光学系構造を図
14に示す。光源ユニット212は、蛍光灯からなるバ
ックライト15と、このバックライト15からの光線を
集光して下方向に反射させる半球形状をしたリフレクタ
214とから構成されている。そして光源ユニット21
2の下部には液晶パネルユニット209が配され、この
液晶パネルユニット209にLCD12が取り付けられ
ている。液晶パネルユニット209は、光源ユニット2
12の下部側において、バックライト15からの光線を
LCD12で受けて映像光線を下方向に供給する構成と
なっており、映像光線を発生させる側を液晶カバー21
6で塞いだ構造となっている。
14に示す。光源ユニット212は、蛍光灯からなるバ
ックライト15と、このバックライト15からの光線を
集光して下方向に反射させる半球形状をしたリフレクタ
214とから構成されている。そして光源ユニット21
2の下部には液晶パネルユニット209が配され、この
液晶パネルユニット209にLCD12が取り付けられ
ている。液晶パネルユニット209は、光源ユニット2
12の下部側において、バックライト15からの光線を
LCD12で受けて映像光線を下方向に供給する構成と
なっており、映像光線を発生させる側を液晶カバー21
6で塞いだ構造となっている。
【0057】さらに液晶パネルユニット209の下方に
は、レンズブロック217として、LCD12に対して
略45度傾けて配置されたハーフミラー218と、この
ハーフミラー218を介してLCD12と直交する位置
であって外側位置に設けた凹面鏡からなる凹面ミラー2
19が配される。そしてこの凹面ミラー219と対面す
る反対側が、ユーザーが眼球L、Rで覗く位置となる窓
部202となる。このレンズブロック217は、LCD
12からの映像光線を屈折させて拡大映像した虚像を生
成する作用をなす。ハーフミラー218は、LCD12
からの映像光線を受ける面側をハーフコーテイング加工
を施した平板形状に形成されている。
は、レンズブロック217として、LCD12に対して
略45度傾けて配置されたハーフミラー218と、この
ハーフミラー218を介してLCD12と直交する位置
であって外側位置に設けた凹面鏡からなる凹面ミラー2
19が配される。そしてこの凹面ミラー219と対面す
る反対側が、ユーザーが眼球L、Rで覗く位置となる窓
部202となる。このレンズブロック217は、LCD
12からの映像光線を屈折させて拡大映像した虚像を生
成する作用をなす。ハーフミラー218は、LCD12
からの映像光線を受ける面側をハーフコーテイング加工
を施した平板形状に形成されている。
【0058】このような構造からなるモニタ部4では、
バックライト15からの光線をLCD12の背後から照
射し、LCD12で作成された映像光線がハーフミラー
218で光路が凹面ミラー219方向に変更する。そし
て凹面ハーフミラー219方向に進んだ映像光線は、反
射面で反射され、眼球L、R方向に進む。従ってユーザ
ーは、拡大された虚像を両眼球L、Rで見ることができ
る。
バックライト15からの光線をLCD12の背後から照
射し、LCD12で作成された映像光線がハーフミラー
218で光路が凹面ミラー219方向に変更する。そし
て凹面ハーフミラー219方向に進んだ映像光線は、反
射面で反射され、眼球L、R方向に進む。従ってユーザ
ーは、拡大された虚像を両眼球L、Rで見ることができ
る。
【0059】例えばこのような構造でLCD12を用い
たモニタ部4を構成することで、次のような利点が得ら
れる。まず小型LCDを配するとともに簡単な光学系構
成でよいため、モニタ部4の小型軽量化が容易であり、
モニタユニット1を携帯に適したものとすることができ
る。また、小型のLCDを使用するにも関わらず、ユー
ザーはレンズブロック217により拡大された虚像を観
察することになるため、大型モニタと同等のサイズの画
像を認識できることになり、作業性もよいものとなる。
さらに窓部202を覗いているユーザー本人以外は、表
示内容を見ることができないことから、周囲に対して作
業内容の秘匿性を実現でき、特にモバイル使用の際に好
適なものとなる。
たモニタ部4を構成することで、次のような利点が得ら
れる。まず小型LCDを配するとともに簡単な光学系構
成でよいため、モニタ部4の小型軽量化が容易であり、
モニタユニット1を携帯に適したものとすることができ
る。また、小型のLCDを使用するにも関わらず、ユー
ザーはレンズブロック217により拡大された虚像を観
察することになるため、大型モニタと同等のサイズの画
像を認識できることになり、作業性もよいものとなる。
さらに窓部202を覗いているユーザー本人以外は、表
示内容を見ることができないことから、周囲に対して作
業内容の秘匿性を実現でき、特にモバイル使用の際に好
適なものとなる。
【0060】2−2 第2のモニタ構成例 第2のモニタ構成例を図15、図16で説明する。これ
は、例えば上記第1のモニタ構成例に、ユーザーの使用
状態を検出するセンサを付加したものである。上記第1
のモニタ構成例のようにゴーグルタイプの筐体内部を、
窓部202からのぞき込むようにして表示を見る構造の
場合、ユーザーの頭部(顔面)が窓部202から離れて
いる際には、そのユーザーは表示をみられないものとな
る。換言すれば、顔面が窓部202から離れている期間
とは、ユーザーが表示内容を見ていない期間となる。
は、例えば上記第1のモニタ構成例に、ユーザーの使用
状態を検出するセンサを付加したものである。上記第1
のモニタ構成例のようにゴーグルタイプの筐体内部を、
窓部202からのぞき込むようにして表示を見る構造の
場合、ユーザーの頭部(顔面)が窓部202から離れて
いる際には、そのユーザーは表示をみられないものとな
る。換言すれば、顔面が窓部202から離れている期間
とは、ユーザーが表示内容を見ていない期間となる。
【0061】そこで例えば図15に示すように前面カバ
ー201にフォトカプラ230(発光素子232と受光
素子231)を配する。発光素子232は例えばLE
D,受光素子231は例えばフォトトランジスタで形成
できる。この場合、ユーザーの頭部Pがモニタ部4に近
づくと、発光素子231からの光線がユーザーの頭部で
反射して受光素子231で受光されることになる。つま
り受光素子231の検出信号から、ユーザーが表示を見
る状態にあるか否かを検出することができる。このよう
にユーザーが表示を見る状態にあるか否かを検出して、
表示動作のための電源オン/オフ制御を行うことで、省
電力化を図ることができる。
ー201にフォトカプラ230(発光素子232と受光
素子231)を配する。発光素子232は例えばLE
D,受光素子231は例えばフォトトランジスタで形成
できる。この場合、ユーザーの頭部Pがモニタ部4に近
づくと、発光素子231からの光線がユーザーの頭部で
反射して受光素子231で受光されることになる。つま
り受光素子231の検出信号から、ユーザーが表示を見
る状態にあるか否かを検出することができる。このよう
にユーザーが表示を見る状態にあるか否かを検出して、
表示動作のための電源オン/オフ制御を行うことで、省
電力化を図ることができる。
【0062】回路構成は例えば図16のようにする。即
ちフォトカプラ230(受光素子231)の検出信号を
コントロール回路10が確認する。また、例えばLCD
ドライブ11、LCD12、バックライト15に対する
電源供給ラインにスイッチ233を設ける。このスイッ
チ233はコントロール回路10がオン/オフ制御可能
とする。そして、コントロール回路10は、フォトカプ
ラ230からの検出信号に応じて、ユーザーが表示を見
る状態にあるときはスイッチ233をオンとし、LCD
ドライブ11、LCD12、バックライト15に対する
電源供給を行って表示動作を実行させ、一方ユーザーの
頭部がモニタ部4から離れた際には、スイッチ233を
オフとし、LCDドライブ11、LCD12、バックラ
イト15に対する電源供給をオフとして表示動作を停止
させる。このような制御を行うことによって、ユーザー
が見ていない期間に無駄な表示動作を行って電源消費を
行ってしまうことを解消し、低消費電力化を実現できる
ものとなる。このような構成は、特に本例のように携帯
型のシステム(電池を電源として使用するシステム)に
非常に好適なものとなる。
ちフォトカプラ230(受光素子231)の検出信号を
コントロール回路10が確認する。また、例えばLCD
ドライブ11、LCD12、バックライト15に対する
電源供給ラインにスイッチ233を設ける。このスイッ
チ233はコントロール回路10がオン/オフ制御可能
とする。そして、コントロール回路10は、フォトカプ
ラ230からの検出信号に応じて、ユーザーが表示を見
る状態にあるときはスイッチ233をオンとし、LCD
ドライブ11、LCD12、バックライト15に対する
電源供給を行って表示動作を実行させ、一方ユーザーの
頭部がモニタ部4から離れた際には、スイッチ233を
オフとし、LCDドライブ11、LCD12、バックラ
イト15に対する電源供給をオフとして表示動作を停止
させる。このような制御を行うことによって、ユーザー
が見ていない期間に無駄な表示動作を行って電源消費を
行ってしまうことを解消し、低消費電力化を実現できる
ものとなる。このような構成は、特に本例のように携帯
型のシステム(電池を電源として使用するシステム)に
非常に好適なものとなる。
【0063】2−3 第3のモニタ構成例 第3のモニタ構成例は、図17に示すように、モニタ部
4を、筐体に密閉されていないLCD(小型LCDでも
よいし、小型LCDでなくてもよい)により形成するも
のである。つまり、LCDの画面自体はユーザー本人の
みならず周囲からも見得るような状態とする。ここで本
発明の目的の1つである秘匿性を実現するため、LCD
画面上に、偏向フィルタ250を貼付したものとする。
4を、筐体に密閉されていないLCD(小型LCDでも
よいし、小型LCDでなくてもよい)により形成するも
のである。つまり、LCDの画面自体はユーザー本人の
みならず周囲からも見得るような状態とする。ここで本
発明の目的の1つである秘匿性を実現するため、LCD
画面上に、偏向フィルタ250を貼付したものとする。
【0064】また、このモニタ部4とは別体に、図示す
るように偏向フィルタ92を貼付した偏向眼鏡91を用
意する。偏向フィルタ250と偏向フィルタ92は、互
いに90゜ずれた偏向角度を持つものとする。
るように偏向フィルタ92を貼付した偏向眼鏡91を用
意する。偏向フィルタ250と偏向フィルタ92は、互
いに90゜ずれた偏向角度を持つものとする。
【0065】この場合、偏向眼鏡91をかけたユーザー
のみがモニタ部4での表示内容を確認することができる
が、周囲の偏向眼鏡91をかけていない人からは、モニ
タ部4の表示内容は見えないものとなる。つまりこの例
では、上記例のようなゴーグルタイプとしなくても秘匿
性を確保できるものとなる。またこの場合、比較的大き
いLCDパネル(例えば10インチ以上のLCDパネ
ル)などを使用することができ、ユーザーにとって表示
内容の確認が容易となること、及びのぞき込むような姿
勢をとらなくてもよいなどの利点が得られる。
のみがモニタ部4での表示内容を確認することができる
が、周囲の偏向眼鏡91をかけていない人からは、モニ
タ部4の表示内容は見えないものとなる。つまりこの例
では、上記例のようなゴーグルタイプとしなくても秘匿
性を確保できるものとなる。またこの場合、比較的大き
いLCDパネル(例えば10インチ以上のLCDパネ
ル)などを使用することができ、ユーザーにとって表示
内容の確認が容易となること、及びのぞき込むような姿
勢をとらなくてもよいなどの利点が得られる。
【0066】なお、偏向眼鏡91は、通常のサングラス
タイプの眼鏡に偏向フィルタを貼付するのみでよいもの
であるため、前述したヘッドマウントディスプレイのよ
うに大型で比較的重量のあるものとはならず、装着時に
ユーザーに負担をかけるものとはならない。また携帯性
も阻害されない。
タイプの眼鏡に偏向フィルタを貼付するのみでよいもの
であるため、前述したヘッドマウントディスプレイのよ
うに大型で比較的重量のあるものとはならず、装着時に
ユーザーに負担をかけるものとはならない。また携帯性
も阻害されない。
【0067】また、偏向フィルタ250と偏向フィルタ
92の間で、互いに90゜ずれた偏向角度が保たれるの
であれば、LCDパネルや眼鏡フレームに対してどの様
な角度状態で貼付されるものであってもよいことは自明
である。
92の間で、互いに90゜ずれた偏向角度が保たれるの
であれば、LCDパネルや眼鏡フレームに対してどの様
な角度状態で貼付されるものであってもよいことは自明
である。
【0068】2−4 第4のモニタ構成例 第4のモニタ構成例を図18に示す。この場合、モニタ
部4はユーザーが片目でのぞき込むような形態とされ
る。即ち上記第1のモニタ構成例の図14の同様の光源
ユニット212、液晶パネルユニット209、及びレン
ズブロック217が、片目に対応して1単位のみ設けら
れ、またそのような表示デバイス部に対応してモニタ部
4の筐体が形成されるものである。このような例ではモ
ニタ部4の小型軽量化、ひいてはモニタユニット1の小
型軽量化を図ることができ、携帯性を向上させることが
できる。
部4はユーザーが片目でのぞき込むような形態とされ
る。即ち上記第1のモニタ構成例の図14の同様の光源
ユニット212、液晶パネルユニット209、及びレン
ズブロック217が、片目に対応して1単位のみ設けら
れ、またそのような表示デバイス部に対応してモニタ部
4の筐体が形成されるものである。このような例ではモ
ニタ部4の小型軽量化、ひいてはモニタユニット1の小
型軽量化を図ることができ、携帯性を向上させることが
できる。
【0069】2−5 他のモニタ構成例 以上説明してきた以外にも各種のモニタ構成例が考えら
れる。例えば表示デバイスとしてLCDを挙げたが、小
型のCRT(陰極線管)を採用したり、或いは網膜投写
型の表示デバイスを採用することもできる。また、LC
DやCRTなどを表示デバイスとして採用する際に、両
目に対応して2単位の表示デバイスを設ける他、両目で
1つの表示デバイスの画像を確認するような構成も考え
られる。
れる。例えば表示デバイスとしてLCDを挙げたが、小
型のCRT(陰極線管)を採用したり、或いは網膜投写
型の表示デバイスを採用することもできる。また、LC
DやCRTなどを表示デバイスとして採用する際に、両
目に対応して2単位の表示デバイスを設ける他、両目で
1つの表示デバイスの画像を確認するような構成も考え
られる。
【0070】3.アーム機構 3−1 第1のアーム機構例 続いてモニタユニット1のアーム機構について各種の例
を説明していく。まず図19〜図27により第1のアー
ム機構例を説明する。
を説明していく。まず図19〜図27により第1のアー
ム機構例を説明する。
【0071】図19に示すようにモニタユニット1は、
例えば台座部3の側面にアーム部5の一端が装着され、
アーム部5の他端がモニタ部4を支持する構造となって
いる。この第1のアーム機構例としては、アーム部5
は、2つのアーム53,54と、アーム53,54を互
いに回動可能に連結する連結部51と、台座部3から回
動可能支持される被支持部52と、モニタ部4をφA方
向及びφB方向に回動可能に支持する支持部50とから
構成されている。
例えば台座部3の側面にアーム部5の一端が装着され、
アーム部5の他端がモニタ部4を支持する構造となって
いる。この第1のアーム機構例としては、アーム部5
は、2つのアーム53,54と、アーム53,54を互
いに回動可能に連結する連結部51と、台座部3から回
動可能支持される被支持部52と、モニタ部4をφA方
向及びφB方向に回動可能に支持する支持部50とから
構成されている。
【0072】このようなアーム部5によれば、支持部5
0、連結部51、被支持部52をそれぞれ所要方向に回
動させることで、図20に示すようにモニタ部4が台座
部3と略一体となるように折り畳むことができ、これに
よって携帯性に優れたモニタユニット1を実現すること
ができる。もちろんこのような折り畳みや、逆に折り畳
んだ状態から図19のような使用状態にセットすること
も容易である。さらに、図19のような使用状態におい
て、支持部50、連結部51、被支持部52の全部又は
一部を回動させることで、ユーザーが自分の使用に適し
た状態となるように、モニタ部4の位置を調整すること
ができる。
0、連結部51、被支持部52をそれぞれ所要方向に回
動させることで、図20に示すようにモニタ部4が台座
部3と略一体となるように折り畳むことができ、これに
よって携帯性に優れたモニタユニット1を実現すること
ができる。もちろんこのような折り畳みや、逆に折り畳
んだ状態から図19のような使用状態にセットすること
も容易である。さらに、図19のような使用状態におい
て、支持部50、連結部51、被支持部52の全部又は
一部を回動させることで、ユーザーが自分の使用に適し
た状態となるように、モニタ部4の位置を調整すること
ができる。
【0073】このような折り畳み動作やモニタ部4の位
置の調整動作を実現するための支持部50、連結部5
1、被支持部52の機構を、それぞれ述べていく。
置の調整動作を実現するための支持部50、連結部5
1、被支持部52の機構を、それぞれ述べていく。
【0074】まずモニタ部4を回動可能に支持する支持
部50の構造を図21、図22、図23で説明する。図
21は支持部50の内部に配される支持機構103の分
解斜視図、図22、図23はモニタ部4を図19のφA
方向での各回動位置とした状態の説明図である。
部50の構造を図21、図22、図23で説明する。図
21は支持部50の内部に配される支持機構103の分
解斜視図、図22、図23はモニタ部4を図19のφA
方向での各回動位置とした状態の説明図である。
【0075】ブラケット110が支持機構103の筐体
となる。このブラケット110において折り曲げ形成さ
れたフランジ110aが、支持部50内部に図示しない
ねじにより固定される。ブラケット110内の内壁には
ガイド部材111が、図示しないねじにより固定されて
いる。このガイド部材111には略L字形状の一対のガ
イド板112,112が水平に並行するように折り曲げ
られて形成され、両ガイド板112,112の両端部に
は、上下方向へ傾斜状に折り曲げたテーパー面113
a,113a及び113b,113bと、それぞれその
先端部に並行するガイド壁114a,114a及び11
4b,114bとが設けられている。また、一方のガイ
ド壁114a,114aの先端側にはガイド部材111
から一体に折り曲げたストッパ片115aが設けられ、
他方のガイド壁114b,114bの先端側にはブラケ
ット110から一体に折り曲げられたストッパ片115
bが設けられている。
となる。このブラケット110において折り曲げ形成さ
れたフランジ110aが、支持部50内部に図示しない
ねじにより固定される。ブラケット110内の内壁には
ガイド部材111が、図示しないねじにより固定されて
いる。このガイド部材111には略L字形状の一対のガ
イド板112,112が水平に並行するように折り曲げ
られて形成され、両ガイド板112,112の両端部に
は、上下方向へ傾斜状に折り曲げたテーパー面113
a,113a及び113b,113bと、それぞれその
先端部に並行するガイド壁114a,114a及び11
4b,114bとが設けられている。また、一方のガイ
ド壁114a,114aの先端側にはガイド部材111
から一体に折り曲げたストッパ片115aが設けられ、
他方のガイド壁114b,114bの先端側にはブラケ
ット110から一体に折り曲げられたストッパ片115
bが設けられている。
【0076】また、ガイド板112,112にはブラケ
ット110から突出したピン部材116,116の先端
部が略接触するように配位され、ガイド板112,11
2が上下方向へ広がり変形するのを防止している。
ット110から突出したピン部材116,116の先端
部が略接触するように配位され、ガイド板112,11
2が上下方向へ広がり変形するのを防止している。
【0077】軸支持部材120は、支持機構103にお
いてφA方向の回動を実現する部材となる。この軸支持
部材120の上下部分に形成された筒部121,121
には軸部122,122が圧入により固定されている。
また、軸支持部材120の中心部には軸部122,12
2と直交し水平な軸孔123が貫通している。
いてφA方向の回動を実現する部材となる。この軸支持
部材120の上下部分に形成された筒部121,121
には軸部122,122が圧入により固定されている。
また、軸支持部材120の中心部には軸部122,12
2と直交し水平な軸孔123が貫通している。
【0078】軸支持部材120の一側面には、コ字形状
のフレーム124が装着される。即ち、フレーム125
の上下端部に折り曲げ形成したフランジ片125,12
5に形成された軸孔125a,125aに、軸支持部材
120の軸部122,122が挿通されることで固定さ
れる。
のフレーム124が装着される。即ち、フレーム125
の上下端部に折り曲げ形成したフランジ片125,12
5に形成された軸孔125a,125aに、軸支持部材
120の軸部122,122が挿通されることで固定さ
れる。
【0079】フレーム124の外面側には、板ばね部材
126が、その端部の係合片126a,126aを係合
孔124a,124aに係合させることで支持されてい
る。このため板ばね部材126は、固定されるが、ばね
変形方向である上下方向にはスライド可能である。ま
た、この板ばね部材126には弧面状の2つの凸部12
6b,126bが外力へ突出している。そして、板ばね
部材126の外面側にはクリック部材127が重ねられ
る。このクリック部材127の周囲には複数のクリック
溝127aが形成されている。
126が、その端部の係合片126a,126aを係合
孔124a,124aに係合させることで支持されてい
る。このため板ばね部材126は、固定されるが、ばね
変形方向である上下方向にはスライド可能である。ま
た、この板ばね部材126には弧面状の2つの凸部12
6b,126bが外力へ突出している。そして、板ばね
部材126の外面側にはクリック部材127が重ねられ
る。このクリック部材127の周囲には複数のクリック
溝127aが形成されている。
【0080】上述した軸支持部材120の軸孔123に
は一本の支持軸128が軸通される。この支持軸128
は、支持機構103においてφB方向の回動を実現する
部材となる。支持軸128は鍔部129を境にして一端
側に丸い軸128aとその先端部に偏平軸128bに形
成される。一方、他端側の軸128cは、図22に示す
ようにモニタ部4が取り付けられる。
は一本の支持軸128が軸通される。この支持軸128
は、支持機構103においてφB方向の回動を実現する
部材となる。支持軸128は鍔部129を境にして一端
側に丸い軸128aとその先端部に偏平軸128bに形
成される。一方、他端側の軸128cは、図22に示す
ようにモニタ部4が取り付けられる。
【0081】支持軸128は丸い軸128aが軸支持部
材120の軸孔123を貫通し、さらにフレーム124
の軸孔124b及び板ばね部材126の軸孔126cを
貫通する。そして、偏平軸128bがクリック部材12
7の偏平軸孔127bを貫通し、偏平軸128bの先端
部に対向する2面に平坦面を有する偏平状の摺動部材1
30がピンの圧入により固定される。
材120の軸孔123を貫通し、さらにフレーム124
の軸孔124b及び板ばね部材126の軸孔126cを
貫通する。そして、偏平軸128bがクリック部材12
7の偏平軸孔127bを貫通し、偏平軸128bの先端
部に対向する2面に平坦面を有する偏平状の摺動部材1
30がピンの圧入により固定される。
【0082】このように構成された軸支持部材120は
その上下部分の軸部122,122がブラケット110
に設けた軸受孔110b,110bに回転可能に軸受け
される。そしてこの際、支持軸128の先端部に固定し
た摺動部材130がガイド板112,112間に緩く挟
圧され摩擦力により摺動可能となる。
その上下部分の軸部122,122がブラケット110
に設けた軸受孔110b,110bに回転可能に軸受け
される。そしてこの際、支持軸128の先端部に固定し
た摺動部材130がガイド板112,112間に緩く挟
圧され摩擦力により摺動可能となる。
【0083】支持機構103の動作は次のようになる。
支持軸128は軸支持部材120の軸部122,122
がブラケット110の軸受孔110a,110aを回転
中心として回動することで、支持軸128の先端部に設
けた摺動部材130が一対のガイド板112,112間
を移動する機構、即ちφA方向の回動支持機構を構成し
ている。
支持軸128は軸支持部材120の軸部122,122
がブラケット110の軸受孔110a,110aを回転
中心として回動することで、支持軸128の先端部に設
けた摺動部材130が一対のガイド板112,112間
を移動する機構、即ちφA方向の回動支持機構を構成し
ている。
【0084】また、支持軸128が軸支持部材120の
軸孔123を支持部として回転する機構、即ちφB方向
の回動支持機構を構成している。この場合、支持軸12
8はクリック部材127と共に回転するため、クリック
部材127の複数のクリック溝127aが板ばね部材1
26の凸部126bに係脱作用することで、モニタ部4
を所定の回動角度で停止するクリック感を得ることがで
きる。
軸孔123を支持部として回転する機構、即ちφB方向
の回動支持機構を構成している。この場合、支持軸12
8はクリック部材127と共に回転するため、クリック
部材127の複数のクリック溝127aが板ばね部材1
26の凸部126bに係脱作用することで、モニタ部4
を所定の回動角度で停止するクリック感を得ることがで
きる。
【0085】図22はモニタ部4がその背面側に折り畳
まれている状態(例えば図20のような場合の状態)で
ある。この状態では支持軸128の先端側の摺動部材1
30が、ガイド板112,112の端部のテーパー面1
13a,113aでばね性を付与して挟圧されているの
で、摺動部材130を外側へ押し出す作用、つまりトグ
ル機能が得られる。このため、軸部122を支点として
モニタ部4が背面側に折り畳まれている状態で安定す
る。
まれている状態(例えば図20のような場合の状態)で
ある。この状態では支持軸128の先端側の摺動部材1
30が、ガイド板112,112の端部のテーパー面1
13a,113aでばね性を付与して挟圧されているの
で、摺動部材130を外側へ押し出す作用、つまりトグ
ル機能が得られる。このため、軸部122を支点として
モニタ部4が背面側に折り畳まれている状態で安定す
る。
【0086】この際、摺動部材130は支持軸128の
先端部がストッパ片115aに接触して外方への抜け出
しが防止されているため、摺動部材130のトグル機能
と共に支持軸128がガタ付くことなく安定した状態と
なる。
先端部がストッパ片115aに接触して外方への抜け出
しが防止されているため、摺動部材130のトグル機能
と共に支持軸128がガタ付くことなく安定した状態と
なる。
【0087】通常、モニタ部4の使用時には、モニタ部
4をφA方向であってその前面方向に回動させることに
なる。例えばユーザーが図20の状態からアーム部5を
持ち上げたあと、モニタ部4を前面側に引き出すように
φA方向に回動させ、図19の状態とする。この回動の
際には、モニタ部4の回動と共に支持軸128の摺動部
材130はガイド板112,112の間を所定の摩擦力
をもって摺動し、端部のテーパー面113b,113b
に移動する。移動された状態が図23に示される。従っ
て、摺動部材130がテーパー面113b,113bの
トグル機能により安定状態に引き込まれると共に、スト
ッパ片115bにより抜け出しが防止され安定した回動
位置となる。つまり、モニタ部4は図19の回動位置で
φA方向にぐらつかずに安定することになる。
4をφA方向であってその前面方向に回動させることに
なる。例えばユーザーが図20の状態からアーム部5を
持ち上げたあと、モニタ部4を前面側に引き出すように
φA方向に回動させ、図19の状態とする。この回動の
際には、モニタ部4の回動と共に支持軸128の摺動部
材130はガイド板112,112の間を所定の摩擦力
をもって摺動し、端部のテーパー面113b,113b
に移動する。移動された状態が図23に示される。従っ
て、摺動部材130がテーパー面113b,113bの
トグル機能により安定状態に引き込まれると共に、スト
ッパ片115bにより抜け出しが防止され安定した回動
位置となる。つまり、モニタ部4は図19の回動位置で
φA方向にぐらつかずに安定することになる。
【0088】また、このφA方向に回動する動作におい
て、回動動作の途中では支持軸128の先端部の摺動部
材130がガイド板112,112で緩く挟圧されて所
定のトルクで摺動する。そして摺動部材130が偏平で
あるため、モニタ部4はφB方向には回転不能である
が、回動の途中においては自由に止められ、その位置で
も或る程度安定した状態となる。尚、モニタ部4を上記
回動途中の位置で無理にφB方向に回転させようとして
も、ガイド板112,112の外側はピン部材116,
116により受けられているため、ガイド板112,1
12が外側に押し開かれることはない。
て、回動動作の途中では支持軸128の先端部の摺動部
材130がガイド板112,112で緩く挟圧されて所
定のトルクで摺動する。そして摺動部材130が偏平で
あるため、モニタ部4はφB方向には回転不能である
が、回動の途中においては自由に止められ、その位置で
も或る程度安定した状態となる。尚、モニタ部4を上記
回動途中の位置で無理にφB方向に回転させようとして
も、ガイド板112,112の外側はピン部材116,
116により受けられているため、ガイド板112,1
12が外側に押し開かれることはない。
【0089】また、図22又は図23の回動位置状態に
あるときは、摺動部材130がガイド板112,112
において間隔が広くなっているガイド壁114a,11
4a(114b,114b)内に位置しており、従って
支持軸128のφB方向の回転が摺動部材130によっ
て制限されることはない。このため支持軸128が軸支
持部材120の軸孔123を支持部として回転すること
で、モニタ部4はφB方向に自由に回動させることがで
きる。つまりユーザーののぞき込む角度に応じて調整可
能となる。またこのとき、クリック部材127によるク
リック感が得られるとともに、各回動位置で安定した状
態となる。
あるときは、摺動部材130がガイド板112,112
において間隔が広くなっているガイド壁114a,11
4a(114b,114b)内に位置しており、従って
支持軸128のφB方向の回転が摺動部材130によっ
て制限されることはない。このため支持軸128が軸支
持部材120の軸孔123を支持部として回転すること
で、モニタ部4はφB方向に自由に回動させることがで
きる。つまりユーザーののぞき込む角度に応じて調整可
能となる。またこのとき、クリック部材127によるク
リック感が得られるとともに、各回動位置で安定した状
態となる。
【0090】支持部50に以上のような支持機構103
が設けられることで、モニタ部4はアーム部5に対して
φA方向、φB方向に回動自在となる。またφA方向の
回動時には或る程度のトルク感が、φB方向の回動時に
はクリック感が、それぞれ得られることで、回動操作感
のよいものとなるとともに、各回動位置で安定した状態
が得られる。特にφA方向の回動については、図22、
図23の状態、つまり収納状態と使用状態において最も
安定されることで、モニタ部4が、使用時や持ち運びの
際にぐらつくことがなく、好適となる。
が設けられることで、モニタ部4はアーム部5に対して
φA方向、φB方向に回動自在となる。またφA方向の
回動時には或る程度のトルク感が、φB方向の回動時に
はクリック感が、それぞれ得られることで、回動操作感
のよいものとなるとともに、各回動位置で安定した状態
が得られる。特にφA方向の回動については、図22、
図23の状態、つまり収納状態と使用状態において最も
安定されることで、モニタ部4が、使用時や持ち運びの
際にぐらつくことがなく、好適となる。
【0091】続いて連結部51の構造を図24、図25
で説明する。連結部51の分解斜視図を図24、図25
に示す。連結部51は、概略円筒状の回転部62と、同
じく概略円筒状の回転部64と、回転部62に取り付け
られるカバー部60を有して成る。図24(a)は各部
を左上方からみた分解斜視図で、図35は各部を右下方
から見た分解斜視図である。また図24(b)は回転部
61、62が接合された状態を示す斜視図である。、
で説明する。連結部51の分解斜視図を図24、図25
に示す。連結部51は、概略円筒状の回転部62と、同
じく概略円筒状の回転部64と、回転部62に取り付け
られるカバー部60を有して成る。図24(a)は各部
を左上方からみた分解斜視図で、図35は各部を右下方
から見た分解斜視図である。また図24(b)は回転部
61、62が接合された状態を示す斜視図である。、
【0092】一方の回転部62には、アーム54が取り
付けられている。また他方の回転部61にはアーム53
が取り付けられる。回転部62は、その円筒内部が壁6
2aによって仕切られており、これによって2つの内部
空間69a、69bが形成される。回転部61にはその
円筒内部に、1つの内部空間68が形成されている。
付けられている。また他方の回転部61にはアーム53
が取り付けられる。回転部62は、その円筒内部が壁6
2aによって仕切られており、これによって2つの内部
空間69a、69bが形成される。回転部61にはその
円筒内部に、1つの内部空間68が形成されている。
【0093】回転部61の内部空間68には、その中央
に円柱状の軸固定部64が形成され、軸固定部164に
軸65が固定されている。軸65の先端はネジ溝が切ら
れている。一方、回転部62の内部空間69aには、上
記軸固定部64と当接することになる軸支持部72が形
成される。この軸支持部72の中央には軸65が挿通可
能な軸孔が形成されているが、その軸孔は壁部62aに
も連続して形成され、内部空間62a側に達している。
に円柱状の軸固定部64が形成され、軸固定部164に
軸65が固定されている。軸65の先端はネジ溝が切ら
れている。一方、回転部62の内部空間69aには、上
記軸固定部64と当接することになる軸支持部72が形
成される。この軸支持部72の中央には軸65が挿通可
能な軸孔が形成されているが、その軸孔は壁部62aに
も連続して形成され、内部空間62a側に達している。
【0094】従って回転部61、62が合わされると、
軸65の先端(ねじ溝部分)が回転部62の内部空間6
2a側に突出することになる。内部空間62a側には板
バネ63が配されるが、この板バネ63の中央にも軸6
5が挿通可能な孔が開けられており、このため軸65の
先端は回転部62の内部空間62a側でさらに板バネ6
3からも突出する。そして図24(b)のように、その
軸65の突出部分(ねじ溝部分)にナット66が締めら
れることで回転部61、62が接合される。
軸65の先端(ねじ溝部分)が回転部62の内部空間6
2a側に突出することになる。内部空間62a側には板
バネ63が配されるが、この板バネ63の中央にも軸6
5が挿通可能な孔が開けられており、このため軸65の
先端は回転部62の内部空間62a側でさらに板バネ6
3からも突出する。そして図24(b)のように、その
軸65の突出部分(ねじ溝部分)にナット66が締めら
れることで回転部61、62が接合される。
【0095】このように接合されることで、回転部6
1、62は、板バネ63の付勢力によって互いに或る程
度の力で押しつけられた状態で接合されたまま、軸65
を中心として互いに回動することができる。そしてその
回動時には、板バネ63の付勢力が継続して印加される
ため、或る程度の手応えをもって回動されるとともに、
どのような回動位置であっても、安定した状態となる。
例えばアーム53とアーム54が最も開かれた状態、或
る程度屈折された状態、完全に折り畳まれた状態の、ど
の状態であってもその各アームの位置状態が固持され
る。
1、62は、板バネ63の付勢力によって互いに或る程
度の力で押しつけられた状態で接合されたまま、軸65
を中心として互いに回動することができる。そしてその
回動時には、板バネ63の付勢力が継続して印加される
ため、或る程度の手応えをもって回動されるとともに、
どのような回動位置であっても、安定した状態となる。
例えばアーム53とアーム54が最も開かれた状態、或
る程度屈折された状態、完全に折り畳まれた状態の、ど
の状態であってもその各アームの位置状態が固持され
る。
【0096】なお、回転体61には回転体62と接する
端面に突起70が形成され、また回転体62には回転体
61と接する端面に、上記突起70が嵌入可能な凹部7
1、71が形成されている。この突起70と凹部71、
71の位置関係は、例えば図19の状態のとき、及び図
20の状態のときに、それぞれ突起70が凹部71に嵌
入するような位置関係とされている。従ってユーザーが
連結部51を中心としてアーム53,54を屈伸させる
際には、使用時の状態と折り畳み時の状態の2ヶ所でク
リック感が得られるとともに、その各状態で回転体6
1,62の回動が或る程度規制され、使用時、及び持ち
運び時には最も安定する状態となる。
端面に突起70が形成され、また回転体62には回転体
61と接する端面に、上記突起70が嵌入可能な凹部7
1、71が形成されている。この突起70と凹部71、
71の位置関係は、例えば図19の状態のとき、及び図
20の状態のときに、それぞれ突起70が凹部71に嵌
入するような位置関係とされている。従ってユーザーが
連結部51を中心としてアーム53,54を屈伸させる
際には、使用時の状態と折り畳み時の状態の2ヶ所でク
リック感が得られるとともに、その各状態で回転体6
1,62の回動が或る程度規制され、使用時、及び持ち
運び時には最も安定する状態となる。
【0097】回転体62の内部空間69a側には、カバ
ー体60の凸部67がはめ込まれてカバー体60が固定
装着される。
ー体60の凸部67がはめ込まれてカバー体60が固定
装着される。
【0098】ところで、台座部3とモニタ部4の間の電
気的な接続を行う接続ケーブル73は、中空のアーム5
3,54の内部を通ることになるが、連結部51内にお
いては、図25に一点鎖線で示すように配される。即
ち、回転体61、62が接合された際には、内部空間6
8,69aは、軸受部72及び軸固定部64の周囲にリ
ング状の空間として形成されることになるが、ケーブル
73は、そのリング状の空間内で一回りするような状態
で通されることになる。このようにすることで、連結部
51が回動される際に、ケーブル73が連結部51内で
絡まったり、無理な力で引っ張られるなどのことが生じ
て断線等の事故が起こることが防止される。
気的な接続を行う接続ケーブル73は、中空のアーム5
3,54の内部を通ることになるが、連結部51内にお
いては、図25に一点鎖線で示すように配される。即
ち、回転体61、62が接合された際には、内部空間6
8,69aは、軸受部72及び軸固定部64の周囲にリ
ング状の空間として形成されることになるが、ケーブル
73は、そのリング状の空間内で一回りするような状態
で通されることになる。このようにすることで、連結部
51が回動される際に、ケーブル73が連結部51内で
絡まったり、無理な力で引っ張られるなどのことが生じ
て断線等の事故が起こることが防止される。
【0099】続いて台座部3によって支持される被支持
部52の構造を説明する。被支持部52は台座部3に対
して回動可能とされるが、その回動範囲は、図26
(a)の0゜の状態(折り畳み時の状態)から図26
(b)の90゜の状態(最も伸ばされた状態)までの範
囲に規制されている。また、この各状態において回動が
ロックされ、最も安定する状態とされる。
部52の構造を説明する。被支持部52は台座部3に対
して回動可能とされるが、その回動範囲は、図26
(a)の0゜の状態(折り畳み時の状態)から図26
(b)の90゜の状態(最も伸ばされた状態)までの範
囲に規制されている。また、この各状態において回動が
ロックされ、最も安定する状態とされる。
【0100】図27に被支持部52の分解斜視図を示
す。被支持部52は、アーム54を固定した回転体52
aが台座部3の側面に配置され、図27においてケース
体81,82が取り付けられる部位は、台座部3の内部
に配置されることになる。
す。被支持部52は、アーム54を固定した回転体52
aが台座部3の側面に配置され、図27においてケース
体81,82が取り付けられる部位は、台座部3の内部
に配置されることになる。
【0101】被支持部52には、その回転体52aから
軸方向に連続して、環状溝75、軸体74、回転規制体
78、ロック部材76、ロック部材77が配される。こ
れら環状溝75、軸体74、回転規制体78、ロック部
材76、ロック部材77は、それぞれ内部に円筒空間を
有する形状とされ、内部にケーブル73が通されること
になる。そしてこれら環状溝75〜ロック部材77まで
が、ケース体81,82内に収納される。ケース体8
1,83は、環状溝75〜ロック部材77までを収納し
た状態で、ネジ孔83,84に螺合されるネジ85によ
り固定され、台座部3内において図示しない機構で固定
される。
軸方向に連続して、環状溝75、軸体74、回転規制体
78、ロック部材76、ロック部材77が配される。こ
れら環状溝75、軸体74、回転規制体78、ロック部
材76、ロック部材77は、それぞれ内部に円筒空間を
有する形状とされ、内部にケーブル73が通されること
になる。そしてこれら環状溝75〜ロック部材77まで
が、ケース体81,82内に収納される。ケース体8
1,83は、環状溝75〜ロック部材77までを収納し
た状態で、ネジ孔83,84に螺合されるネジ85によ
り固定され、台座部3内において図示しない機構で固定
される。
【0102】環状溝75には、ケース体81、82に形
成されている鍔部82がはめ込まれる状態となり、これ
によって軸体74〜ロック部材77までが回転体52a
の方向に抜け落ちることが防止される。また、ロック部
材77は、大小2つの円筒部77d、77cが一体成形
された形状とされており、その小さい方の円筒部77c
にはコイルスプリング79がはめられる。また円筒部7
7cの一部には軸方向に突出する爪部77bが形成され
ている。そしてケース体81に形成されている凹部87
に対して、爪部77bが嵌入する。従って、ロック部材
77はケース体81,82内で回動が規制された状態と
なる。また、コイルスプリング79はケース体81,8
2の内方端面81a,82aと、円筒部77dに挟まれ
た状態となり、これによりロック部材77をロック部材
76に圧接するように付勢力を発することになる。
成されている鍔部82がはめ込まれる状態となり、これ
によって軸体74〜ロック部材77までが回転体52a
の方向に抜け落ちることが防止される。また、ロック部
材77は、大小2つの円筒部77d、77cが一体成形
された形状とされており、その小さい方の円筒部77c
にはコイルスプリング79がはめられる。また円筒部7
7cの一部には軸方向に突出する爪部77bが形成され
ている。そしてケース体81に形成されている凹部87
に対して、爪部77bが嵌入する。従って、ロック部材
77はケース体81,82内で回動が規制された状態と
なる。また、コイルスプリング79はケース体81,8
2の内方端面81a,82aと、円筒部77dに挟まれ
た状態となり、これによりロック部材77をロック部材
76に圧接するように付勢力を発することになる。
【0103】環状溝75、軸体74、回転規制体78、
ロック部材76はそれぞれ回転体52aから固定されて
おり、互いに回動することはない(回転体52aととも
に回動する)。そして、回転規制体78には規制凸部7
8aが形成され、またこの規制凸部78aが観入する溝
88が、ケース体81の円筒内周面に形成されている。
この溝88は、略90゜の範囲にわたって形成されてお
り、被支持部52が回動される際には、規制凸部78a
が溝88内を摺動していくことになる。そしてその溝8
8が約90゜の範囲で形成されることから、被支持部5
2の回動は図26に示した90゜の範囲に制限されるこ
とになる。
ロック部材76はそれぞれ回転体52aから固定されて
おり、互いに回動することはない(回転体52aととも
に回動する)。そして、回転規制体78には規制凸部7
8aが形成され、またこの規制凸部78aが観入する溝
88が、ケース体81の円筒内周面に形成されている。
この溝88は、略90゜の範囲にわたって形成されてお
り、被支持部52が回動される際には、規制凸部78a
が溝88内を摺動していくことになる。そしてその溝8
8が約90゜の範囲で形成されることから、被支持部5
2の回動は図26に示した90゜の範囲に制限されるこ
とになる。
【0104】ロック部材76は、ロック部材77に当接
する端面に略90゜の範囲で凸部76aが形成されてい
る。またロック部材77には、ロック部材76に当接す
る端面に凸部77aが形成されている。上記コイルスプ
リング79により、ロック部材76とロック部材77は
圧接されているが、凸部77aは凸部76aに乗った状
態で接していることになる。そして上記規制凸部が溝8
8を摺動している状態にあるとき、つまり規制範囲内で
被支持部52が回動しているときは、凸部77aは凸部
76a上を摺動することになる。そして、回動が図26
(a)(b)の0゜又は90゜の位置状態となった時点
で、凸部77aは略90゜にわたって形成されている凸
部76aの左端から左側(もしくは右端から右側)に落
ち込むことになる。
する端面に略90゜の範囲で凸部76aが形成されてい
る。またロック部材77には、ロック部材76に当接す
る端面に凸部77aが形成されている。上記コイルスプ
リング79により、ロック部材76とロック部材77は
圧接されているが、凸部77aは凸部76aに乗った状
態で接していることになる。そして上記規制凸部が溝8
8を摺動している状態にあるとき、つまり規制範囲内で
被支持部52が回動しているときは、凸部77aは凸部
76a上を摺動することになる。そして、回動が図26
(a)(b)の0゜又は90゜の位置状態となった時点
で、凸部77aは略90゜にわたって形成されている凸
部76aの左端から左側(もしくは右端から右側)に落
ち込むことになる。
【0105】このように凸部77aが凸部76a左側も
しくは右側に落ち込んだ状態では、ロック部材76とロ
ック部材77の回動は或る程度の力で規制されることに
なり、つまりロックされた状態となる。これにより、図
26(a)又は(b)の回動状態とした際に、クリック
考えられるとともに、その回動が、コイルスプリングに
よる或る程度の力でロックされ、最も安定した状態とな
る。
しくは右側に落ち込んだ状態では、ロック部材76とロ
ック部材77の回動は或る程度の力で規制されることに
なり、つまりロックされた状態となる。これにより、図
26(a)又は(b)の回動状態とした際に、クリック
考えられるとともに、その回動が、コイルスプリングに
よる或る程度の力でロックされ、最も安定した状態とな
る。
【0106】以上のように構成されることで、アーム5
4の回動は90゜範囲に制限され、また0゜及び90゜
の位置でロックされるため、使用時や持ち運び時に安定
するものとなる。また0゜〜90゜の範囲内での回動中
にも、コイルスプリング79による付勢力が継続してか
けられているため、どのような回動位置でも或る程度安
定した状態が得られ、ユーザーは自分の好みによりアー
ム54の角度を設定できる。
4の回動は90゜範囲に制限され、また0゜及び90゜
の位置でロックされるため、使用時や持ち運び時に安定
するものとなる。また0゜〜90゜の範囲内での回動中
にも、コイルスプリング79による付勢力が継続してか
けられているため、どのような回動位置でも或る程度安
定した状態が得られ、ユーザーは自分の好みによりアー
ム54の角度を設定できる。
【0107】以上、第1のアーム機構例として、各部の
構成を詳しく述べてきたが、回動機構や、回動規制機
構、ロック機構などの詳細な構成は、他にも各種考えら
れることはいうまでもない。
構成を詳しく述べてきたが、回動機構や、回動規制機
構、ロック機構などの詳細な構成は、他にも各種考えら
れることはいうまでもない。
【0108】3−2 第2のアーム機構例 図28に第2のアーム機構例を示す。この例の場合は、
図示するようにアーム部5Aは、アーム55、支持部5
0、被支持部52から構成される。支持部50及び被支
持部52は、上記第1のアーム機構例における支持部5
0及び被支持部52と概略同様の回動機構を備えればよ
い。またアーム55は中空とされ、内部に、台座部3A
とモニタ部4を電気的に接続するケーブルが通される。
図示するようにアーム部5Aは、アーム55、支持部5
0、被支持部52から構成される。支持部50及び被支
持部52は、上記第1のアーム機構例における支持部5
0及び被支持部52と概略同様の回動機構を備えればよ
い。またアーム55は中空とされ、内部に、台座部3A
とモニタ部4を電気的に接続するケーブルが通される。
【0109】この場合、図中実線で示すようモニタ部4
を立ち上げた使用状態と、一点鎖線で示すように折り畳
んだ状態に回動可能となる。即ち上記第1のアーム機構
例では2つのアームを用いたが、この場合は1つのアー
ムにより、より簡易な構成としてアーム部5Aを実現す
るものである。
を立ち上げた使用状態と、一点鎖線で示すように折り畳
んだ状態に回動可能となる。即ち上記第1のアーム機構
例では2つのアームを用いたが、この場合は1つのアー
ムにより、より簡易な構成としてアーム部5Aを実現す
るものである。
【0110】3−3 第3のアーム機構例 図29に第3のアーム機構例を示す。この例の場合は、
図示するようにアーム部5Bは、フレキシブルアーム5
6、支持部50から構成される。支持部50は、上記第
1のアーム機構例における支持部50と概略同様の回動
機構を備えればよい。またフレキシブルアーム56は中
空とされ、内部に、台座部3Aとモニタ部4を電気的に
接続するケーブルが通される。そしてフレキシブルアー
ム56は台座部3B上に、その下端側が固定される。
図示するようにアーム部5Bは、フレキシブルアーム5
6、支持部50から構成される。支持部50は、上記第
1のアーム機構例における支持部50と概略同様の回動
機構を備えればよい。またフレキシブルアーム56は中
空とされ、内部に、台座部3Aとモニタ部4を電気的に
接続するケーブルが通される。そしてフレキシブルアー
ム56は台座部3B上に、その下端側が固定される。
【0111】この場合、ユーザーが自由に湾曲させるこ
とができるフレキシブルアーム56を用いることで、モ
ニタ部4の台座部3Bに対する位置状態を自由に設定で
きることになり、使用時及び携帯時のそれぞれにおい
て、ユーザーは好適な位置関係を設定できる。また、台
座部3Bに対するフレキシブルアーム56の回動機構は
不要なため、アーム部5Bをより簡単な構造とすること
ができる。
とができるフレキシブルアーム56を用いることで、モ
ニタ部4の台座部3Bに対する位置状態を自由に設定で
きることになり、使用時及び携帯時のそれぞれにおい
て、ユーザーは好適な位置関係を設定できる。また、台
座部3Bに対するフレキシブルアーム56の回動機構は
不要なため、アーム部5Bをより簡単な構造とすること
ができる。
【0112】3−4 第4のアーム機構例 図30は第4のアーム機構例を示している。このアーム
部5Cは、基本的には上記第1のアーム機構例と同様
に、2つのアーム54,57、連結部51、支持部5
0、被支持部52から構成される。支持部50、連結部
51、及び被支持部52は、上記第1のアーム機構例に
おける支持部50、連結部51、及び被支持部52と概
略同様の回動機構となる。またアーム54,57は中空
とされ、内部に、台座部3Aとモニタ部4を電気的に接
続するケーブルが通される。もちろん連結部51内には
図25で説明したようにケーブルが通される。
部5Cは、基本的には上記第1のアーム機構例と同様
に、2つのアーム54,57、連結部51、支持部5
0、被支持部52から構成される。支持部50、連結部
51、及び被支持部52は、上記第1のアーム機構例に
おける支持部50、連結部51、及び被支持部52と概
略同様の回動機構となる。またアーム54,57は中空
とされ、内部に、台座部3Aとモニタ部4を電気的に接
続するケーブルが通される。もちろん連結部51内には
図25で説明したようにケーブルが通される。
【0113】そしてこの例では、一方のアーム57を、
いわゆるロッドアンテナ型とし、内側アーム57aを引
き出したり収納したりすることで、アーム57の長さを
伸縮自在とするものである。これにより、各部で上記第
1のアーム機構例で述べたような回動動作が可能とな
り、使用時や形態時にそれぞれ適した状態とすることが
できるとともに、例えば使用時には、アーム57を伸縮
させることでユーザーの目の高さにあわせてモニタ部4
の位置を高低させることも可能となる。
いわゆるロッドアンテナ型とし、内側アーム57aを引
き出したり収納したりすることで、アーム57の長さを
伸縮自在とするものである。これにより、各部で上記第
1のアーム機構例で述べたような回動動作が可能とな
り、使用時や形態時にそれぞれ適した状態とすることが
できるとともに、例えば使用時には、アーム57を伸縮
させることでユーザーの目の高さにあわせてモニタ部4
の位置を高低させることも可能となる。
【0114】3−5 他のアーム機構例 以上、アーム機構として各種の例を挙げたが、これ以外
にもアーム機構の例は考えられる。例えば図30に示し
たロッドアンテナタイプのアームを、図28のようなア
ーム1本のみを用いる際のアームに採用してもよい。ま
た、複数のアームを連結する際に、その片方をフレキシ
ブルアームとする構成や、両方をロッドアンテナタイプ
とするような構成も考えられる。
にもアーム機構の例は考えられる。例えば図30に示し
たロッドアンテナタイプのアームを、図28のようなア
ーム1本のみを用いる際のアームに採用してもよい。ま
た、複数のアームを連結する際に、その片方をフレキシ
ブルアームとする構成や、両方をロッドアンテナタイプ
とするような構成も考えられる。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように本発明の表示装置
は、周囲に対する秘匿性が保たれる状態で画像表示を実
行できるように形成された表示部と、一端が台座部に取
り付けられ他端が表示部に取り付けられるとともに、表
示部を台座部の上方に位置させる状態と、表示部を台座
部側に折り畳む状態とを実現できるように形成されてい
るアーム部とから成る。即ち、表示部が台座部に対して
上方に位置することで、ユーザーにとって好適な使用状
態を実現できるとともに、表示部が台座部と略一体とな
るようにコンパクトに折り畳むことができることで、携
帯に適した機器とすることができる。そしてさらに、表
示部に表示される内容については周囲に対する秘匿性が
保たれることで、モバイル使用などにも好適である。さ
らにヘッドマウントディスプレイのように表示部を頭部
に装着することはないため、使用時にユーザーに負担を
かけないという効果も得られる。
は、周囲に対する秘匿性が保たれる状態で画像表示を実
行できるように形成された表示部と、一端が台座部に取
り付けられ他端が表示部に取り付けられるとともに、表
示部を台座部の上方に位置させる状態と、表示部を台座
部側に折り畳む状態とを実現できるように形成されてい
るアーム部とから成る。即ち、表示部が台座部に対して
上方に位置することで、ユーザーにとって好適な使用状
態を実現できるとともに、表示部が台座部と略一体とな
るようにコンパクトに折り畳むことができることで、携
帯に適した機器とすることができる。そしてさらに、表
示部に表示される内容については周囲に対する秘匿性が
保たれることで、モバイル使用などにも好適である。さ
らにヘッドマウントディスプレイのように表示部を頭部
に装着することはないため、使用時にユーザーに負担を
かけないという効果も得られる。
【0116】またアーム部は、表示部を台座部の上方に
位置させる状態において、表示部の位置が、さらに調整
可能となるように構成されていることで、個々のユーザ
ーや、使用状況や環境に応じて、表示部を適切な位置状
態とすることができ、快適な使用を実現できる。また、
アーム部は、折り畳み可能に連結された複数のアームを
有して形成されたり、伸縮可能なアームを有して形成さ
れたり、或いはフレキシブルアームを有して形成されて
いることで表示部を台座部の上方に位置させる状態と、
表示部を台座部側に折り畳む状態とを、簡易な構成、簡
易な操作、良好な位置状態で、実現できる。
位置させる状態において、表示部の位置が、さらに調整
可能となるように構成されていることで、個々のユーザ
ーや、使用状況や環境に応じて、表示部を適切な位置状
態とすることができ、快適な使用を実現できる。また、
アーム部は、折り畳み可能に連結された複数のアームを
有して形成されたり、伸縮可能なアームを有して形成さ
れたり、或いはフレキシブルアームを有して形成されて
いることで表示部を台座部の上方に位置させる状態と、
表示部を台座部側に折り畳む状態とを、簡易な構成、簡
易な操作、良好な位置状態で、実現できる。
【0117】表示部は、その筐体内部に表示デバイスが
配されるとともに、その筐体の一部に表示デバイス上の
表示画像を視認できる窓部が形成されることで、窓部を
のぞいているユーザーのみが表示内容を確認できること
になり、周囲に対する秘匿性を実現できる。或いは、表
示部が、表示面に偏向フィルタが取り付けられた表示デ
バイスと、その偏向フィルタに対応して表示面の表示内
容を視認できるようにする偏向フィルタが取り付けられ
た偏向眼鏡とにより構成されることで、偏向眼鏡をかけ
ているユーザーのみが表示内容を確認できることにな
り、周囲に対する秘匿性を実現できる。
配されるとともに、その筐体の一部に表示デバイス上の
表示画像を視認できる窓部が形成されることで、窓部を
のぞいているユーザーのみが表示内容を確認できること
になり、周囲に対する秘匿性を実現できる。或いは、表
示部が、表示面に偏向フィルタが取り付けられた表示デ
バイスと、その偏向フィルタに対応して表示面の表示内
容を視認できるようにする偏向フィルタが取り付けられ
た偏向眼鏡とにより構成されることで、偏向眼鏡をかけ
ているユーザーのみが表示内容を確認できることにな
り、周囲に対する秘匿性を実現できる。
【0118】また表示部には、使用者が表示内容を見る
状態にあるか否かを検出する検出手段と、検出手段の検
出結果に応じて表示動作のための電源制御を行う電源制
御手段とを備えることで、ユーザーが表示を見ていない
とき(例えば上記窓部をのぞいていないとき)には表示
をオフとすることができ、省電力をはかることができ
る。特にバッテリー使用時には好適である。
状態にあるか否かを検出する検出手段と、検出手段の検
出結果に応じて表示動作のための電源制御を行う電源制
御手段とを備えることで、ユーザーが表示を見ていない
とき(例えば上記窓部をのぞいていないとき)には表示
をオフとすることができ、省電力をはかることができ
る。特にバッテリー使用時には好適である。
【0119】台座部には外部装置との接続手段が設けら
れ、接続手段に接続された外部装置から供給される映像
信号により、表示部での表示動作が行われるようにされ
ることで、例えばパーソナルコンピュータ本体等に適応
する表示装置とすることができる。また接続された外部
装置から供給される電源を用いて、表示部での表示動作
が行われるようにすれば、当該表示装置は電源手段を持
たなくてもよいものとなり、構成の簡略化、小型化を促
進できる。また台座部にキーボードやポインティングデ
バイスなどの外部装置に対する入力手段を設けたり、台
座部から外部装置に対する電源供給を行うことができる
ようにすることで、外部装置側(例えばパーソナルコン
ピュータ本体)の構成を簡略化できるという利点も得ら
れる。さらに、台座部と外部装置との間で、無線通信手
段により映像信号や入力信号の送受信が行われるように
することで、ケーブル接続が不要となり、使用時のセッ
ティング等の簡略化や持ち運びの利便性をさらに向上さ
せることができる。
れ、接続手段に接続された外部装置から供給される映像
信号により、表示部での表示動作が行われるようにされ
ることで、例えばパーソナルコンピュータ本体等に適応
する表示装置とすることができる。また接続された外部
装置から供給される電源を用いて、表示部での表示動作
が行われるようにすれば、当該表示装置は電源手段を持
たなくてもよいものとなり、構成の簡略化、小型化を促
進できる。また台座部にキーボードやポインティングデ
バイスなどの外部装置に対する入力手段を設けたり、台
座部から外部装置に対する電源供給を行うことができる
ようにすることで、外部装置側(例えばパーソナルコン
ピュータ本体)の構成を簡略化できるという利点も得ら
れる。さらに、台座部と外部装置との間で、無線通信手
段により映像信号や入力信号の送受信が行われるように
することで、ケーブル接続が不要となり、使用時のセッ
ティング等の簡略化や持ち運びの利便性をさらに向上さ
せることができる。
【図1】本発明の実施の形態の第1のシステム例の説明
図である。
図である。
【図2】実施の形態の第1のシステム例のブロック図で
ある。
ある。
【図3】実施の形態の第2のシステム例の説明図であ
る。
る。
【図4】実施の形態の第2のシステム例のブロック図で
ある。
ある。
【図5】実施の形態の第3のシステム例の説明図であ
る。
る。
【図6】実施の形態の第3のシステム例のブロック図で
ある。
ある。
【図7】実施の形態の第4のシステム例の説明図であ
る。
る。
【図8】実施の形態の第4のシステム例のブロック図で
ある。
ある。
【図9】実施の形態の第5のシステム例の説明図であ
る。
る。
【図10】実施の形態の第5のシステム例のブロック図
である。
である。
【図11】実施の形態の第6のシステム例の説明図であ
る。
る。
【図12】実施の形態の第6のシステム例のブロック図
である。
である。
【図13】実施の形態の第1のモニタ構成例のモニタ部
の構造の分解斜視図である。
の構造の分解斜視図である。
【図14】実施の形態の第1のモニタ構成例のモニタ部
の構造の断面図である。
の構造の断面図である。
【図15】実施の形態の第2のモニタ構成例の説明図で
ある。
ある。
【図16】実施の形態の第2のモニタ構成例の表示回路
のブロック図である。
のブロック図である。
【図17】実施の形態の第3のモニタ構成例の説明図で
ある。
ある。
【図18】実施の形態の第4のモニタ構成例の説明図で
ある。
ある。
【図19】実施の形態のモニタユニットの第1のアーム
機構例のアーム部をのばした状態の斜視図である。
機構例のアーム部をのばした状態の斜視図である。
【図20】実施の形態のモニタユニットの第1のアーム
機構例のアーム部を折り畳んだ状態の斜視図である。
機構例のアーム部を折り畳んだ状態の斜視図である。
【図21】実施の形態のアーム部のモニタ部に対する支
持機構の分解斜視図である。
持機構の分解斜視図である。
【図22】実施の形態のアーム部のモニタ部に対する支
持機構の動作の説明図である。
持機構の動作の説明図である。
【図23】実施の形態のアーム部のモニタ部に対する支
持機構の動作の説明図である。
持機構の動作の説明図である。
【図24】実施の形態のアーム部の連結機構の分解斜視
図である。
図である。
【図25】実施の形態のアーム部の連結機構の分解斜視
図である。
図である。
【図26】実施の形態のアーム部の回動範囲の説明図で
ある。
ある。
【図27】実施の形態のアーム部の台座部側の支持機構
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図28】実施の形態の第2のアーム機構例の説明図で
ある。
ある。
【図29】実施の形態の第3のアーム機構例の説明図で
ある。
ある。
【図30】実施の形態の第4のアーム機構例の説明図で
ある。
ある。
【図31】ヘッドマウントディスプレイを採用したシス
テムの説明図である。
テムの説明図である。
1 モニタユニット、2 コンピュータ本体、3 台座
部、4 モニタ部、5,5A,5B,5C アーム部、
6 キーボード、7 ポインティングデバイス、10
コントロール回路、11 LCDドライブ、12 LC
D、13 VESAコネクタ、14 ビデオ信号処理
部、15 バックライト、16 電源用コネクタ、1
7,30,31,32,34,35,38,39 専用
コネクタ、18 AC/DCコンバータ、19 バッテ
リーチャージャ、20 マザーボード、21 ビデオイ
ンターフェース、24 パラレルポート、25 シリア
ルポート、26 外部メモリ用コネクタ、27 HD
D、28 電源部、29 USBコネクタ、33 RS
232Cインターフェース、36 キーボードインター
フェース、37 ポインティングデバイスインターフェ
ース、40 CD−ROMドライブ、41 FDD、4
2 カードドライブ、50 支持部、51 連結部、5
2 被支持部、53,54,55,57 アーム、56
フレキスブルアーム、150,151 赤外線送受信
部
部、4 モニタ部、5,5A,5B,5C アーム部、
6 キーボード、7 ポインティングデバイス、10
コントロール回路、11 LCDドライブ、12 LC
D、13 VESAコネクタ、14 ビデオ信号処理
部、15 バックライト、16 電源用コネクタ、1
7,30,31,32,34,35,38,39 専用
コネクタ、18 AC/DCコンバータ、19 バッテ
リーチャージャ、20 マザーボード、21 ビデオイ
ンターフェース、24 パラレルポート、25 シリア
ルポート、26 外部メモリ用コネクタ、27 HD
D、28 電源部、29 USBコネクタ、33 RS
232Cインターフェース、36 キーボードインター
フェース、37 ポインティングデバイスインターフェ
ース、40 CD−ROMドライブ、41 FDD、4
2 カードドライブ、50 支持部、51 連結部、5
2 被支持部、53,54,55,57 アーム、56
フレキスブルアーム、150,151 赤外線送受信
部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯間 伸 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 寺山 総二郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2H088 EA22 FA17 HA06 MA20 5G435 AA00 AA18 BB12 DD11 EE14 EE18 LL07 LL08
Claims (17)
- 【請求項1】 台座部と、 周囲に対する秘匿性が保たれる状態で画像表示を実行で
きるように形成された表示部と、 一端が前記台座部に取り付けられ、他端が前記表示部に
取り付けられるとともに、前記表示部を前記台座部の上
方に位置させる状態と、前記表示部を前記台座部側に折
り畳む状態とを実現できるように形成されているアーム
部と、 を備えたことを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記アーム部は、前記表示部を前記台座
部の上方に位置させる状態において、前記表示部の位置
が、さらに調整可能となるように構成されていることを
特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記アーム部は、折り畳み可能に連結さ
れた複数のアームを有して形成されていることを特徴と
する請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項4】 前記アーム部は、伸縮可能なアームを有
して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
表示装置。 - 【請求項5】 前記アーム部は、フレキシブルアームを
有して形成されていることを特徴とする請求項1に記載
の表示装置。 - 【請求項6】 前記表示部は、その筐体内部に表示デバ
イスが配されるとともに、その筐体の一部に前記表示デ
バイス上の表示画像を視認できる窓部が形成されること
で、周囲に対する秘匿性が保たれる状態で画像表示を実
行できるようにされていることを特徴とする請求項1に
記載の表示装置。 - 【請求項7】 前記表示部は、表示面に偏向フィルタが
取り付けられた表示デバイスと、前記偏向フィルタに対
応して前記表示面の表示内容を視認できるようにする偏
向フィルタが取り付けられた偏向眼鏡とにより構成され
ることで、周囲に対する秘匿性が保たれる状態で画像表
示を実行できるようにされていることを特徴とする請求
項1に記載の表示装置。 - 【請求項8】 前記表示部は、表示デバイスとして、1
又は複数の液晶ディスプレイを有することを特徴とする
請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項9】 前記表示部は、表示デバイスとして、1
又は複数の陰極線管を有することを特徴とする請求項1
に記載の表示装置。 - 【請求項10】 前記表示部は、表示デバイスとして、
1又は複数の網膜投射型デバイスを有することを特徴と
する請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項11】 前記表示部には、 使用者が表示内容を見る状態にあるか否かを検出する検
出手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて、表示動作のための電
源制御を行う電源制御手段とを備えたことを特徴とする
請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項12】 前記台座部には外部装置との接続手段
が設けられ、 該接続手段に接続された外部装置から供給される映像信
号により、前記表示部での表示動作が行われるように構
成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装
置。 - 【請求項13】 前記台座部には外部装置との接続手段
が設けられ、 該接続手段に接続された外部装置から供給される電源を
用いて、前記表示部での表示動作が行われるように構成
されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装
置。 - 【請求項14】 前記台座部には、外部装置との接続手
段と、前記外部装置に対する入力手段とが設けられ、 前記入力手段による入力情報を前記接続手段に接続され
た外部装置に対して供給するとともに、前記外部装置か
ら供給される映像信号により、前記表示部での表示動作
が行われるように構成されていることを特徴とする請求
項1に記載の表示装置。 - 【請求項15】 前記台座部には、外部装置との接続手
段と、電源手段とが設けられ、 前記電源手段による電源を用いて前記表示部での表示動
作を行なうとともに、前記接続手段に接続された外部装
置に対して前記電源手段からの電源を供給できるように
構成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示
装置。 - 【請求項16】 前記台座部には、外部装置との無線通
信手段が設けられ、 該無線通信手段を介して外部装置から供給される映像信
号により、前記表示部での表示動作が行われるように構
成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装
置。 - 【請求項17】 前記台座部には、外部装置との無線通
信手段と、前記外部装置に対する入力手段とが設けら
れ、 前記入力手段による入力情報を前記無線通信手段を介し
て外部装置に供給するとともに、前記外部装置から前記
無線通信手段を介して供給される映像信号により、前記
表示部での表示動作が行われるように構成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10342654A JP2000172184A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10342654A JP2000172184A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000172184A true JP2000172184A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18355454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10342654A Withdrawn JP2000172184A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000172184A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006071849A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Japan Science & Technology Agency | スコープ型多用途電子めがね |
JP2009175655A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | Samsung Electronics Co Ltd | 表示装置 |
JP2018538768A (ja) * | 2016-03-07 | 2018-12-27 | 合一智能科技(深▲セン▼)有限公司 | テレビメインボード装置及びテレビシステム |
JP2019504581A (ja) * | 2016-03-07 | 2019-02-14 | 合一智能科技(深▲セン▼)有限公司 | テレビメインボード装置、接続装置、テレビ及びテレビシステム |
-
1998
- 1998-12-02 JP JP10342654A patent/JP2000172184A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006071849A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Japan Science & Technology Agency | スコープ型多用途電子めがね |
JP2009175655A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | Samsung Electronics Co Ltd | 表示装置 |
US8537096B2 (en) | 2008-01-24 | 2013-09-17 | Samsung Display Co., Ltd. | Connector and a display apparatus having the same |
US8866730B2 (en) | 2008-01-24 | 2014-10-21 | Samsung Display Co., Ltd. | Connector and a display apparatus having the same |
JP2018538768A (ja) * | 2016-03-07 | 2018-12-27 | 合一智能科技(深▲セン▼)有限公司 | テレビメインボード装置及びテレビシステム |
JP2019504581A (ja) * | 2016-03-07 | 2019-02-14 | 合一智能科技(深▲セン▼)有限公司 | テレビメインボード装置、接続装置、テレビ及びテレビシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060207 |