JP2000170124A - 防音壁および防音壁頂部消音装置 - Google Patents
防音壁および防音壁頂部消音装置Info
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Abstract
路や鉄道沿線の民家への日照の問題や車内からの眺望の
問題等を抱えているが、本発明は前記問題と本来の騒音
問題の両方を軽減できる防音壁および防音壁頂部消音装
置を提供する。 【解決手段】 透光性のある膜振動吸音体と、軟質繊維
系多孔質吸音材もしくは連続気泡型弾性フォーム吸音材
おおび遮音板を適宜組み合わせることにより、透光型の
防音壁および防音壁頂部消音装置を提供することによ
り、前記課題を解決する。
Description
音壁および防音壁頂部消音装置の技術分野に属する。詳
しくは、吸音特性のみならず、必要に応じて吸音体を通
しての見通し性や透光性を有する膜振動吸音体を用いた
防音壁および防音壁頂部消音装置に関する。
は多数のスリットを形成した金属板とし、背面板は金属
板とした金属製の筐体の中に、グラスウール等の軟質繊
維系多孔質吸音材を、紫外線や雨水などによる劣化を防
止するために、耐候性フィルム(PVF)で保護したも
のを挿入したものが一般的である。また、道路両側の民
家への日照対策や景観対策、眺望対策として透明なポリ
カーボネイト板等を用いた透光型の防音壁等があげられ
る。
増大に伴う交通騒音の増大は、特に都市部においてます
ます深刻化しているが、前記防音壁の新設、または嵩上
げは、沿道利用上や道路構造上の制約、前記日照や景観
等の問題があり、従ってより低い高さで効果が高い、し
かも見通し性や透光性のある防音壁の開発が望まれてい
る。
の頂部に消音装置を設置することにより、騒音源からの
音波の消音と騒音源からの音波が防音壁の上端で回折し
て音源の反対側に到達するまでの回折距離を長くするこ
とにより、減音によって防音効果を高める方法や、騒音
源から出る音波を屈折干渉させて減音領域を作るという
干渉原理に基づく消音方法等が実用化されている。
に、亜鉛鉄板等の内面板と多孔のアルミ板との間に、グ
ラスウール等の吸音材を挟持した凸円形状の防音壁頂部
消音装置が開示されている。
アルミニウム繊維を圧着成形したアルミニウム吸音材よ
りなる円筒形の防音壁頂部消音装置が開示されている。
は、音源側へ傾斜する第一の分岐壁を設けるとともに、
音源側とは反対の側へ傾斜する第2の分岐壁を設けた防
音壁頂部消音装置が開示されている。
あるが、従来型のグラスウール等の軟質繊維系多孔質吸
音材を耐候性フィルム(PVF)で保護して鋼板製の筐
体に封入したものは、道路や鉄道内部(音源側)の騒音
低減効果は優れていても、道路両側の民家への日照の問
題や景観上の問題を惹起するばかりか、道路外への視界
を遮蔽してしまうため、同乗者が外の景色を見ることが
できないという眺望上の問題を惹起している。
家への日照の問題、視界や景観性は優れていても、単な
る遮音効果のみであるので道路や鉄道内部(音源側)の
騒音低減効果は期待できない。従って音源側の音圧レベ
ルは高いままであり、結果的に民家への騒音低減効果は
十分とはいえない。
けられている、横断面が凸円形状、または円形状の筒状
消音装置、あるいは、横断面が分岐形状の消音装置も非
透光性であるので道路両側の民家への日照問題を一層悪
化させている。
解決することにあり、透光性のある遮音板と膜振動吸音
体ならびに軟質繊維系多孔質吸音材もしくは連続気泡型
弾性フォーム吸音材を適宜組み合わせ、見通し性を損な
う事なく、透光型の防音壁を提供することにある。ま
た、防音壁頂部消音装置の構成素材として透光性のある
膜振動吸音体と遮音板を用いることにより、透光性のあ
る防音壁頂部消音装置を提供することにある。
ム製のエキスパンドメタルと、弗化エチレン系薄膜およ
び/またはポリビニリデン系薄膜とを積層してなる吸音
材(特公平6−49348号公報参照)や、多数の開口
を有し、かつ互いに開口率の異なる板状体で樹脂薄膜を
挟持してなる吸音材(特許番号第2518589号公報
参照)および、上記吸音材が曲面を有することを特徴と
する膜振動吸音体(特開平10−222170)を提案
している。
振動を利用するものであり、これらは各種の用途におい
て用いることにより、良好な吸音効果のみならず、吸音
材ならびに吸音体を通しての見通し性も確保できるよう
になった。
の透光型防音壁の内部(音源側)に配設することを、ま
た、既存の防音壁頂部消音装置の構成素材として透光性
のあるこの吸音材ならびに吸音体を用いることを鋭意検
討して本発明に至ったものである。
多数の開口を有する板状体と、少なくとも一枚の樹脂薄
膜とを積層してなる板状の膜振動吸音材を加工して膜振
動吸音体を形成し、これを防音壁の音源側に取り付けて
膜振動作用により騒音を低減することを特徴とする、防
音壁である。
多数の開口を有する板状体と、少なくとも一枚の樹脂薄
膜とを積層してなる板状の膜振動吸音材を加工して膜振
動吸音体を形成し、これを防音壁の音源側に取り付けて
膜振動作用により騒音を低減することを特徴とする防音
壁であって、その防音壁を構成する防音パネルの側壁の
内側に軟質繊維系多孔質吸音材もしくは連続気泡型弾性
フォーム吸音材を内張りしたことを特徴とする、防音壁
である。
の形状が板状、波形、あるいは円筒状である、第一の態
様に記載の、膜振動作用により騒音を低減することを特
徴とする防音壁である。
の形状が板状、波形あるいは円筒状である、第二の態様
に記載の、膜振動作用と前記防音壁を構成する防音パネ
ルの側壁の内側に内張りした軟質繊維系多孔質吸音材も
しくは連続気泡型弾性フォーム吸音材の細孔内で空気粒
子が振動する際の摩擦抵抗に基づく吸音作用の相乗効果
により騒音を低減することを特徴とする防音壁である。
吸音材を内張りすることにより、防音壁の吸音特性の一
層の向上が得られる。
の吸音膜が透明であり、かつ、前記防音壁の遮音板が透
明である、第一の態様並びに第三の態様に記載の、膜振
動作用により騒音を低減することを特徴とする、透光型
防音壁である。
の吸音膜が透明であり、かつ、前記防音壁の遮音板が透
明である、第二の態様並びに第四の態様に記載の膜振動
作用と、前記防音壁を構成する防音パネルの側壁の内側
に内張りした軟質繊維系多孔質吸音材もしくは連続気泡
型弾性フォーム吸音材の細孔内で空気粒子が振動する際
の摩擦抵抗に基づく吸音作用の相乗効果により騒音を低
減することを特徴とする、透光型防音壁である。
多数の開口を有する板状体と、少なくとも一枚の樹脂薄
膜とを積層してなる板状の膜振動吸音材を円筒状に加工
し、この円筒状膜振動吸音体の内部に遮音板を挿入し
て、前記円筒状膜振動吸音体の膜振動作用と前記遮音板
の相乗効果により騒音を低減することを特徴とする、防
音壁頂部消音装置である。
の円筒状膜振動吸音体の吸音膜、および遮音板が透明で
あることを特徴とする、前記円筒状膜振動吸音体の膜振
動作用と前記遮音板の相乗効果により騒音を低減するこ
とを特徴とする、透光型防音壁頂部消音装置である。
第六の態様に記載の、膜振動吸音材の吸音膜が透明であ
り、かつ、防音壁の遮音板が透明である透光型防音壁の
頂部に、第八の態様に記載の円筒状膜振動吸音体の吸音
膜、および、遮音板が透明である透光型防音壁頂部消音
装置を配設してなることを特徴とする、透光型防音壁で
ある。
する透光型防音壁の透光型防音壁頂部消音装置の横で、
音源側とは反対の側に、透明な樹脂板からなる傾斜する
分岐壁を設けたことを特徴とする、透光型防音壁であ
る。
び防音壁頂部消音装置について、添付の図面を参照して
詳細に説明する。なお、以下の説明において、膜振動吸
音材とは、多数の開口を有する板状体と樹脂薄膜との板
状積層体であり、膜振動吸音体とは前記膜振動吸音材を
用いて製作した吸音パネル等、並びに、この膜振動吸音
材に曲面を付与したもの、および、これらを利用する吸
音構造体を示す。
は、樹脂製の非常に緻密な内部セル(細孔)構造を有
し、これらのセル(細孔)が互いに繋がりあって材料の
表裏面を空気が通過できる構造(オープンセル)をした
発砲体であり、音波(振動する空気粒子)は、この細孔
内を通過する際摩擦抵抗を受けて熱エネルギーに変換さ
れ吸音される。
び形成材料について、図−1を用いて説明する。
吸音体は、本発明者等が前記特開平10−222170
で提案しているように、多数の開口を有する板状体と樹
脂薄膜とを、少なくとも一枚ずつ積層した積層体である
が、吸音特性および機械的強度を考慮すると、好ましく
は、図1(a)、および、このb−b線断面図である図
1(b)に示されるように、樹脂薄膜14を、多数の開
口を有する板状体12(以下、板状体12とする)で挟
持した層構成を、少なくとも1つは有するのが好まし
い。
に、一方の板状体12の表面を樹脂薄膜で覆う。このよ
うな構成とすることにより、より良好な吸音特性を得る
ことができる。
1(b)に示す構成の両面を樹脂薄膜14で覆ってもよ
い。このような構成とすることにより、一層の吸音特性
の向上と、特に、金属製の板状体12を用いた本発明に
用いる吸音体の場合においては、板状体12を雨等から
保護して、耐候性を大幅に向上することができる。
成は以上の例に限定はされず、例えばさらに板状体12
や樹脂薄膜14を積層してもよく、あるいは、2枚の樹
脂薄膜14を板状体12で挟持する等、樹脂薄膜14を
複数枚積層してもよい。
吸音体を構成する板状体12の材料には特に限定はな
く、各種の材料が利用可能であるが、好ましくは、アル
ミニウム、鋼、の各種の金属材料、ステンレス等の合金
材料、後述する樹脂薄膜14で例示される材料等の各種
の樹脂材料が例示される。
は、前記各種の材料で形成される、金属板を孔開け加工
してなるパンチングメタル、金属製の網、エキスパンド
メタル(ラス網)、樹脂製の網や孔開き板等が例示され
る。また、板状体12は、同じ材料のものを用いてもよ
く、あるいは、パンチングメタルと樹脂製の網で樹脂薄
膜14を挟持した構成のように、異なる板状体を複数種
用いてもよい。
板状体を用いる場合には、開口の大きさ(単位面積当た
りの開口率)が同じでも互いに異なるものを用いてもよ
い。開口率の異なる板状体を用いることにより、より良
好な吸音特性を得ることができる。
ルや金網等の板材面に捻じれや凹凸を有すものを用いる
場合には、プレス加工やローラー加工等を施して、表面
の凹凸を平坦にして使用するのが好ましい。
吸音体においては、板状体と樹脂薄膜との接触状態が吸
音効果に大きな影響を与える。そのため、このような平
坦加工を施したものを使用することにより両者の接触面
積が向上して、より良好な吸音特性を得ることができ
る。
れる機械的強度、膜振動吸音体の使用サイズ等に応じて
適宜決定すればよいが、吸音特性、取り扱性、加工性、
重量等を考慮すれば、通常0.2mm〜2mm程度、好
ましくは0.4mm〜1mmである。
14としては、塩化ビニル系薄膜、ポリエチレン系薄
膜、ポリプロピレン系薄膜、弗化エリレン系薄膜、ポリ
弗化ビニリデン系薄膜、アクリル系薄膜等、公知の各種
の樹脂薄膜がいずれも適用可能であるが、吸音特性、耐
候性、耐久性等の点で、弗化エチレン系薄膜、ポリ弗化
ビニリデン系薄膜が特に好適に適用される。
レン系の樹脂としては、公知の各種のものが例示される
が、4弗化エチレン(PTFE)、4弗化エチレン・ポリエ
チレン共重合体(ETFE)、3弗化エチレン(PCTFE)等
が好適に例示される。
で、かつ耐薬品性、耐候性、耐熱性に優れたものであ
る。ポリビニリデン系薄膜として用いられるポリビニリ
デン系の樹脂としては、公知の各種のものが例示される
が、2弗化ビニリデン(PVDF)、弗化ビニリデン・サイ
アナイド等が好適に例示される。これらのビニリデン系
樹脂は耐薬品性および耐候性に優れたものである。
定はないが、好適な膜振動を得、良好な吸音特性を実現
するためには4μm〜25μm、好ましくは5μm〜1
5μmとするのがよい。
らびに膜振動吸音体の吸音機構に関しては前記特開平1
0−222170の中で本発明者等が記述している。す
なわち、図2(a)に示されるように、樹脂薄膜14に
音波Gが入射すると、樹脂薄膜面に当たる音波(振動す
る空気)の作用によって樹脂薄膜14が振動する。すな
わち、音のエネルギーが樹脂薄膜14の振動に変換され
吸音作用が発現する(以下、吸音作用aとする)。
樹脂薄膜14表面に沿って流れるが、この音波の流れの
粘性作用(流れに対する抵抗力)によって音のエネルギ
ーが減衰されて吸音作用を発現する(以下、吸音作用b
とする)。
14が振動すると、樹脂薄膜に接触する板状体12によ
って振動が吸収され、結果的に音のエネルギーを吸収す
ると共に、前記吸音作用aの発現を増大する(以下、吸
音作用cとする)。
のように、音のエネルギーにより膜が振動し、この振動
が背後空気層を圧縮することにより吸音作用を発現する
(以下、吸音作用dとする)。本発明に用いる膜振動吸
音材ならびに膜振動吸音体は、上記吸音作用a〜c、さ
らには吸音作用dの相乗効果によって、極めて優れた吸
音特性を発揮する。
に、複数の樹脂薄膜14を有する場合は、上記吸音作用
a〜cは、各樹脂薄膜14で発現する。従って、前述の
ように、樹脂薄膜14を板状体12で挟持した図1
(b)の構成より、1つの板状体12の表面を樹脂薄膜
14で覆う図1(c)の構成の方がより良好な吸音特性
が得られ、さらに、両面を樹脂薄膜14で覆う図1
(d)の構成は、より良好な吸音特性が得られる。
吸音材は、前記従来の技術ならびに発明が解決しようと
する課題で述べたように防音壁内に封入して用いた場
合、騒音低減効果はあるが、透視性や透光性は皆無であ
る。
振動吸音体パネルの吸音率は十分満足のできるレベルに
は到達していない。そこで、本発明者等が鋭意実験的検
討を重ねた結果、軟質繊維系多孔質吸音材もしくは連続
気泡型弾性フォーム吸音材を、透視性や透光性を損なわ
ない範囲でパネル内部に部分的に内張りすることによ
り、前記板状膜振動吸音体パネルの吸音率が大幅に改善
されることが判明した。
〜30mmの前記軟質繊維系多孔質吸音材もしくは連続
気泡型弾性フォーム吸音材106を内張りすることによ
り、透視性や透光性を犠牲にすることなく、吸音率を大
幅に改善することができる。
切れなかった音波はパネル内に透過するが、透過した音
波は透明な樹脂製遮音板104に当って反射し、側壁1
05の内側および中仕切板102に内張りされた連続気
泡型弾性フォーム吸音材106の細孔内を通過するとき
の摩擦抵抗に基づく吸音作用により吸音される。
5、45、55、103)を音源側(自動車や列車の走
行側)に用いることにより、防音壁外部への騒音レベル
を効果的に低減させると共に、透明な遮音板(32、4
2、52、104)および透明な樹脂薄膜14を用いる
ことにより透光型の防音壁と成り得る。
60も円筒状膜振動吸音体(64)の吸音作用と円筒内
に配設した複数の遮音板63によって、音源からの音波
の消音と音源からの音波が頂部消音装置の上端で複数回
回折することによる音波の回折減衰により、音源の反対
側(民家側)に到達する騒音レベルを低減することがで
きる。透明な樹脂薄膜14と透明な遮音板63を用いる
ことにより透光性も確保される。
置60の直下で、音源とは反対側の民家側へ、透明な樹
脂板からなる分岐壁90を設けることにより、音波の回
折により一層の騒音低減が可能となる。
全て5mm×10mmの網目のアルミニウム製エキスパ
ンドメタル、および4mm×8mmのアルミニウム製エ
キスパンドメタルにローラー加工を施して凹凸をならす
ことにより、表面を平坦化した。
メタルで、厚さ12μmの透明なPTEF(ポリテトラフル
オロエチレン)製の薄膜を挟持し、さらに、5mm×1
0mm網目のアルミニウム製エキスパンドメタルの表面
を覆うように同様のPTFE薄膜を積層し、図1(c)に示
される層構成の板状積層体(吸音材)34を製作した。
この板状積層体(吸音材)34を用いて下記3種類の吸
音パネルを製作し、残響室法吸音率を測定した。
関わる実施例) 図3(a)に示すように、1000mm(長さ)×10
00mm(幅)×95mm(深さ)で、上面のみが開放
する筐体31を製作した。なお、この筐体の底面は厚さ
が5mmの透明な樹脂製遮音板32で、側壁33は厚さ
1mmの鋼板を用いて箱状に加工してなる、幅25mm
(すなわち、これが側壁の厚さ)の板材を組み合わせた
ものである。
ように、図1(c)に示す板状積層体(吸音材)34を
切断・加工して固定し、図3(a)に示す板状膜振動吸
音パネル35を製作した。
JIS A1409−1967に準じて残響室法吸音率
を測定した結果を他のパネルの結果と併せて図10のa
に示す。この図から明らかなように、400Hzにおい
て0.7以上の、また、1000Hzにおいて0.8以
上の高い吸音率が得られている。
35を組み込んだ状態の透光型防音壁30の正面図を示
す。板状膜振動吸音パネル35は、H型鋼製基礎37か
らH型鋼製の支柱36を立て、このH型鋼製の支柱36
間に落とし込む方式で設置した。
関わる実施例) 図4(a)に示すように、2000m(長さ)×500
mm(幅)×95mm(深さ)で、上面のみが開放する
筐体41を製作した。なお、この筐体41の底面は厚さ
が5mmの透明な樹脂製遮音板42で、側壁43は厚さ
1mmの鋼板を用いて箱状に加工してなる、幅25mm
(すなわち、これが側壁の厚さ)の板材を組み合わせた
ものである。
ように、図1(c)に示す板状積層体(吸音材)を切断
し、波形に加工した波形膜振動吸音体44を固定し、図
4(a)に示す波形膜振動吸音パネル45を製作した。
から次の山部までの距離)は325mmとした。また、
山の部分の空気層(筐体底面からの距離)は95mm、
谷の部分の空気層は50mmとした。従って、波の振幅
は45mmとした。
JIS A1409−1967に準じて残響室法吸音率
を測定した結果を他のパネルの結果と併せて図10のb
に示す。この図から明らかなように、400Hzにおい
て0.7以上の、また、1000Hzにおいて0.8以
上の高い吸音率が得られている。
を組み込んだ状態の透光型遮音壁40の正面図を示す。
波形膜振動吸音パネルは、H型鋼製基礎47からH型鋼
製の支柱46を立て、このH型鋼製の支柱46間に落と
し込む方式で設置した。
に関わる実施例) 図5(b)に示すように、2000mm(長さ)×10
00mm(幅)×95mm(深さ)で、上面のみが開放
する筐体51を製作した。なお、この筐体51の底面は
厚さが5mmの透明な樹脂製遮音板52で、側壁53は
厚さ1mmの鋼板を用いて箱状に加工してなる、幅25
mm(すなわち、これが側壁の厚さ)の板材を組み合わ
せたものである。
示す板状積層体(吸音材)を切断し、図5(a)に示す
ような、外径が95mm、長さが930mmの円筒状膜
振動吸音体54を製作した。この円筒状膜振動吸音体5
4を図5(b)に示すように、上記筐体51内に取り付
けた。この円筒状膜振動吸音体54の取り付け間隔(円
筒と円筒の間隔)は62mmとした。円筒の取り付け間
隔は、透過性の観点からは間隔が大きい方が好ましい
が、間隔が大きくなり過ぎると吸音率が低下するので、
円筒の外径以内が好ましい。
方向は垂直方向に限定するものではなく、水平方向でも
任意の角度で設置してもかまわない。
て、JIS A1409−1967に準じて残響室法吸
音率を測定した結果を他のパネルの結果と併せて図10
のcに示す。この図から明らかなように、円筒状膜振動
吸音体54の取り付け間隔を62mmとした場合におい
ても、400Hzにおいて0.7以上の、また、100
0Hzにおいて0.8以上の高い吸音率が得られてい
る。
る。特に、高速で走向する車内からの眺望はこの間隔を
通して大幅に改善される。
ル55を組み込んだ状態の透光型防音壁50の正面図を
示す。円筒状膜振動吸音パネルは、H型鋼製基礎57か
らH型鋼製の支柱56を立て、このH型鋼製の支柱56
間に落とし込む方式で設置した。
実施例) 図6に透光型防音壁頂部消音装置60の斜視図を示す。
実施例1で用いた積層体(吸音材)と同様の膜振動吸音
材を加工して、外径500mm×長さ1000mmの円
筒状膜振動吸音体64を形成した。
に内周部分には、板厚1.5mm×幅20mmのアルミ
ニウム製の板をリング状に加工し、この2個のリング6
5の間に上記円筒状膜振動吸音体64を挟持して補強し
た。円筒状膜振動吸音体64を挟持した2個のリング6
5は互いにビスにより固定した。
3は、厚さが5mmの透明な樹脂製の平板を切断・接着
して、高さが498mm×長さ1000mmの垂直板6
1と、幅498mm×長さ1000mmの水平板62を
形成して十字状 とした。
を前記円筒状膜振動吸音体64の中に挿入し、前記リン
グ65の内側に取り付けてある遮音板固定金具66にビ
ス留めして透光型防音壁頂部消音装置60を製作した。
形膜振動吸音パネル防音壁81に配設した状態の正面図
を図8(a)に、b−b線断面図を図8(b)に示す。
なお、透光型防音壁頂部消音装置60に挿入する防音壁
頂部消音装置用透明遮音板63の形状は十字状に限定さ
れるものではなく、I字状、V字状、あるいは米字状等
であってもかまわない。
実施例) 音源側に膜振動吸音体を設置した防音壁および、この防
音壁の頂部に設置した透光型防音壁頂部消音装置の効果
を確認するためにフィールド試験を実施した。
す。高さが3.3mの防音壁一対111を、30mの長
さで15mの間隔を置いて設置した。その中央部の0.
5m高さの位置にスピーカー112を設置した。また、
防音壁から5m、10mの位置で高さが1.2mの2地
点(P−1/P−2)を測定点113とし、ここにマイ
クロフォン114を設置した。
の1/1オクターブバンドノイズを発生させ、これらを
試験音源として用いた。試験音源の強さはスピーカー前
1mの地点で100dBになるように調整した。まず、
比較例Pとして、高さが3.3mで厚さが5mmの樹脂
製遮音壁の遮音効果を確認した。
膜振動吸音パネル45を6段重ねにした、高さが3.3
mの波形膜振動吸音パネル防音壁70を用いて減音効果
を確認した。
にした波形膜振動吸音パネル防音壁70の正面図を示
す。また(b)にそのa−a線断面図を示す。
−2)113における、比較例Pの音圧レベル(dB)から
実施例Wの音圧レベル(dB)を減じることによって求め、
これらを表1にまとめた。
果を確認するために、実施例Wの波形膜振動吸音パネル
防音壁最上段のパネルを引き抜いた状態、すなわち、パ
ネルを5段重ねの状態とし、この防音壁の最上段部に透
光型防音壁頂部消音装置60を配設し、これを実施例R
とした。
重にした状態の防音壁81の頂部に、透光型頂部消音装
置60を配設した状態の正面図を示す。また(b)にそ
のb−b線断面図を示す。
前記波形膜振動吸音パネル防音壁70で求めた音圧レベ
ル(dB)(比較例Wとする)から波形膜振動吸音パネルを
5段重ねにした防音壁81の頂部に透光型頂部消音装置
60を配設した実施例Rの音圧レベル(dB)を減じて求め
て、その結果を表2にまとめた。
おいては、波形膜振動吸音パネル防音壁70の騒音低減
効果が1〜2dB、また表2から、透光型頂部消音装置
60の効果が2〜9dB、従って複合効果で3〜11d
Bの騒音低減効果が得られている。
8)を用い、さらに、図9に示すように最上段部の波形
吸音パネルの中間部より、音源側とは反対の側に、透明
な樹脂板からなる傾斜する透光型分岐壁91を設けた。
91はH型鋼製の支柱に溶接した取り付け架台92にビ
スにて取り付けた。透光型分岐壁91が防音壁と成す角
度は45度とした。また、透光型分岐壁91の頂点は透
光型防音壁頂部消音装置60の頂点と同一高さとした。
で実施した要領と同様とした。比較例は実施例6の実施
例Rと同様、すなわち、図8に示す透光型防音壁80を
用いた事例でありこれを比較例Rとした。
透光型防音壁90の実施例を実施例Dとし、測定点(P
−1/P−2)113における、比較例Rと実施例Dの
音圧レベル差(dB)を求めた結果を表3に示す。
効果は明らかである。
2、4に関わる実施例) 図12(a)に示すように、1910mm(長さ)×93
0mm(幅)×95mm(深さ)で、上面のみが開放す
る筐体101を製作した。さらに、筐体101の長さ方
向中央部に鋼鈑製の中仕切板102を設けた。図12
(b)にd−d線横断面図を示す。
吸音体103のサイズが当実施例の場合のように大きく
なると、風圧によりパネルの中央部で撓みが生じる可能
性があり、これを防止するためである。
mの透明な樹脂製遮音板104で、側壁105は厚さ1
mmの鋼板を用いて箱状に加工してなる、幅25mm
(すなわち、これが側壁の厚さ)の板材を組み合わせた
ものである。
さが25mm、高さが95mmの連続気泡型弾性フォー
ム吸音材106を厚さ21μmの弗化エチレン系薄膜1
07でラッピングしたものを内張りした。
るように、図1(c)に示す板状積層体(吸音材)34
を切断・加工して固定し、図12(b)に示すように板
状膜振動吸音体103を取り付けて、側壁内張り板状膜
振動吸音パネル108を製作した。
8について、JIS A1409−1967に準じて残
響室法吸音率を測定した結果を、内張りのないパネルの
残響室法吸音率を測定した結果と併せて図13に示す。
この図から明らかなように、連続気泡型弾性フォーム吸
音材106を内張りした図13のe曲線の場合は、図1
3のd曲線に示す内張りのない比較例に比べて、全周波
数帯域において吸音率が向上していることが明らかであ
る。
る防音壁を用いることにより、見通し性のある透光型の
防音壁を提供することができる。また、防音壁頂部消音
装置の構成素材として透光性のある膜振動吸音体と遮音
板を用いることにより、透光性のある防音壁頂部消音装
置を提供することができる。
に分岐壁を配設することにより、一層の騒音低減効果が
得られる。
び分岐壁を、高架高速道路や鉄道に用いることによっ
て、道路や鉄道両側民家への日照の問題を軽減しながら
騒音低減が可能となる。
きるので、車内からの眺望も可能となる。
振動吸音体の層構成を説明するための概念図である。
音体の吸音作用を説明するための概念図である。
る。(b)は板状膜振動吸音パネルを組み込んだ状態の
透光型遮音壁の正面図である。
る。(b)は波形膜振動吸音パネルを組み込んだ状態の
透光型遮音壁の正面図である。
(b)は円筒状膜振動吸音パネルの正面斜視図である。
(c)は円筒状膜振動吸音パネルを組み込んだ状態の透
光型遮音壁の正面図である。
である。(b)はa−a線断面図である。
透光型防音壁頂部消音装置を配設した状態の正面図であ
る。(b)はb−b線断面図である。
透光型防音壁頂部消音装置を配設し、さらに分岐壁を配
設した状態の正面図である。(b)はc−c線断面図で
ある。
果を示す図である。
ある。
状膜振動吸音パネルの斜視図である。(b)はd−d線
断面図である。
性フォーム吸音材内張り板状膜振動吸音パネル(e)の
残響室法吸音率の測定結果を示す図である。
ネル 36、46、56,86,96 H型鋼製支柱 37、47、57、77、87、97 H型鋼製基礎 60 透光型防音壁頂部消音装置 61 垂直板 62 水平板 63 防音壁頂部消音装置用透明遮音板 65リング 66 遮音板固定金具 67 円筒状膜振動吸音体取り付け板 80 透光型防音壁 90 透光型分岐壁付透光型防音壁 91 透光型分岐壁 92 取り付け架台 102中仕切板 103板状膜振動吸音体 106連続気泡型弾性フォーム吸音材 107弗化エチレン系薄膜 108側壁内張り膜振動吸音パネル 111 防音壁 112 スピーカー 113 測定点 114 マイクロフォン
Claims (10)
- 【請求項1】少なくとも一枚の多数の開口を有する板状
体と、少なくとも一枚の樹脂薄膜とを積層してなる板状
の膜振動吸音材を加工して膜振動吸音体を形成し、これ
を防音壁の音源側に取り付けて膜振動作用により騒音を
低減することを特徴とする、防音壁。 - 【請求項2】少なくとも一枚の多数の開口を有する板状
体と、少なくとも一枚の樹脂薄膜とを積層してなる板状
の膜振動吸音材を加工して膜振動吸音体を形成し、これ
を防音壁の音源側に取り付けて膜振動作用により騒音を
低減することを特徴とする防音壁であって、その防音壁
を構成する防音パネルの側壁の内側に軟質繊維系多孔質
吸音材もしくは連続気泡型弾性フォーム吸音材を内張り
したことを特徴とする、防音壁。 - 【請求項3】前記膜振動吸音体の形状が板状、波形ある
いは円筒状である、請求項1に記載の膜振動作用により
騒音を低減することを特徴とする、防音壁。 - 【請求項4】前記膜振動吸音体の形状が板状、波形ある
いは円筒状である、請求項2に記載の膜振動作用と、前
記防音壁を構成する防音パネルの側壁の内側に内張りし
た軟質繊維系多孔質吸音材もしくは連続気泡型弾性フォ
ーム吸音材の細孔内で空気粒子が振動する際の摩擦抵抗
に基づく吸音作用の相乗効果により騒音を低減すること
を特徴とする、防音壁。 - 【請求項5】前記膜振動吸音材の吸音膜が透明であり、
かつ、前記防音壁の遮音板が透明である、請求項1並び
に請求項3に記載の膜振動作用により騒音を低減するこ
とを特徴とする、透光型防音壁。 - 【請求項6】前記膜振動吸音材の吸音膜が透明であり、
かつ、前記防音壁の遮音板が透明である請求項2並びに
請求項4に記載の膜振動作用と、前記防音壁を構成する
防音パネルの側壁の内側に内張りした軟質繊維系多孔質
吸音材もしくは連続気泡型弾性フォーム吸音材の細孔内
で空気粒子が振動する際の摩擦抵抗に基づく吸音作用の
相乗効果により騒音を低減することを特徴とする、透光
型防音壁。 - 【請求項7】少なくとも一枚の多数の開口を有する板状
体と、少なくとも一枚の樹脂薄膜とを積層してなる板状
の膜振動吸音材を円筒状に加工し、この円筒状膜振動吸
音体の内部に遮音板を挿入して、前記円筒状膜振動吸音
体の膜振動作用と前記遮音板の相乗効果により騒音を低
減することを特徴とする、防音壁頂部消音装置。 - 【請求項8】請求項7に記載の円筒状膜振動吸音体の吸
音膜、および、遮音板が透明であることを特徴とする、
前記円筒状膜振動吸音体の膜振動作用と前記遮音板の相
乗効果により騒音を低減することを特徴とする、透光型
防音壁頂部消音装置。 - 【請求項9】請求項5並びに請求項6に記載の、膜振動
吸音材の吸音膜が透明であり、かつ、防音壁の遮音板が
透明である透光型防音壁の頂部に、請求項8に記載の円
筒状膜振動吸音体の吸音膜、および、遮音板が透明であ
る透光型防音壁頂部消音装置を配設してなることを特徴
とする、透光型防音壁。 - 【請求項10】請求項9に記載する透光型防音壁の透光
型防音壁頂部消音装置の横で、音源側とは反対の側に透
明な樹脂板からなる傾斜する分岐壁を設けたことを特徴
とする、透光型防音壁。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004042735A (ja) * | 2002-07-10 | 2004-02-12 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 車両用スカート体 |
JP2007303080A (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-22 | Unix Co Ltd | 透光型膜振動吸音板および透光型吸音パネル |
JP2007334285A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-12-27 | Hitachi Ltd | 吸音構造体及びそれを用いた軌条車両 |
CN106536826A (zh) * | 2014-06-18 | 2017-03-22 | Iem股份有限公司 | 包括固定在与阻挡结构连接的膜片上的压电换能器的检测端子 |
-
1999
- 1999-02-18 JP JP04040699A patent/JP3392070B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4516932B2 (ja) * | 2006-05-09 | 2010-08-04 | 株式会社ユニックス | 透光型膜振動吸音板および透光型吸音パネル |
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CN106536826A (zh) * | 2014-06-18 | 2017-03-22 | Iem股份有限公司 | 包括固定在与阻挡结构连接的膜片上的压电换能器的检测端子 |
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