JP2000166185A - 電動パワーステアリング装置用モータ - Google Patents

電動パワーステアリング装置用モータ

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JP2000166185A
JP2000166185A JP10340103A JP34010398A JP2000166185A JP 2000166185 A JP2000166185 A JP 2000166185A JP 10340103 A JP10340103 A JP 10340103A JP 34010398 A JP34010398 A JP 34010398A JP 2000166185 A JP2000166185 A JP 2000166185A
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俊則 田中
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清秀 岡本
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    • H02K23/00DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
    • H02K23/26DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by the armature windings
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    • H02K23/30DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by the armature windings having lap or loop windings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシの摺動摩擦抵抗によるロストルク及び
ブラシ音を低減し、またトルクリップルも低減してドラ
イバーの操舵感が向上した電動パワーステアリング装置
用モータを得る。 【解決手段】 ヨークの内壁面に固定された4極以上の
多極で構成された永久磁石と、ヨーク内に回転自在に設
けられたシャフトと、このシャフトに固定されコアの外
周面に軸線方向に延びて形成されたスロット83に導線
85が重巻方式で巻回されて構成された巻線86を有す
るアマチュアと、シャフトの端部に固定され複数個の整
流子片87から構成された整流子と、この整流子の表面
に当接した+側及び−側それぞれ1個のブラシ89a、
89bと、同電位であるべき整流子片87同士を接続し
た均圧線90とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のハンドル
の操舵力をアシストする電動パワーステアリング装置用
モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の電動パワーステアリング
装置の側断面図であり、この電動パワーステアリング装
置は、回転トルクを発生する電動パワーステアリング装
置用モータ(以下、電動モータと略称する。)1と、こ
の電動モータ1に連結され電動モータ1からの回転トル
クを連結または遮断する電磁クラッチ2とを備えてい
る。電動モータ1は、円筒状のヨーク3と、このヨーク
3内に対向して固定された4極の界磁部である界磁永久
磁石4と、ヨーク3内で第1の軸受け5と第2の軸受け
6とにより回転自在に支持されたシャフト7と、このシ
ャフト7に固定されたアマチュア8と、シャフト7の一
端部に固定された整流子9と、この整流子9の表面にス
プリング10の弾性力により当接したブラシ11と、こ
のブラシ11を保持したブラシホルダ12と、このブラ
シホルダ12がブラシホルダ用締付ねじ13により固定
されているとともに、締付ねじ19によりヨーク3に連
結された非磁性であるアルミニウム製のハウジング14
と、リード線15が貫通したグロメット16とを備えて
いる。アマチュ8は、軸線方向に延びた22個のスロッ
トを有するコア17と、スロットに導線が重巻方式で巻
回されて構成された巻線18とを備えている。
【0003】上記電磁クラッチ2は、クラッチ用締付ね
じ21によりハウジング14に固定されたクラッチステ
ータ20と、クラッチステータ20の内部に設けられた
クラッチコイル22と、シャフト7の端部に第2の軸受
け6を介して回転自在に設けられたボス23と、シャフ
ト7に固定されたドライブロータ24と、スプリング部
材26を介してボス23に固定されたドーナツ状の円板
25とを備えている。
【0004】上記構成の電動パワーステアリング装置で
は、整流子9に当接するブラシ11を介して電流を巻線
18に供給することにより、アマチュア8は電磁作用に
より、シャフト7とともに回転する。一方、クラッチコ
イル22に通電することにより、磁性材料であるクラッ
チステータ20、ドライブロータ24及び円板25間で
は磁気回路イが構成される。この磁気回路の作用によ
り、スプリング部材26はクラッチステータ20側に撓
み、円板25はドライブロータ24に吸引、固着され
て、ドライブロータ24はボス23と一体となる。従っ
て、ドライブロータ24はシャフト7に固着されている
ので、シャフト7の回転力は、ドライブロータ24、ボ
ス23、及びボス23にスプライン結合されたウォーム
シャフト(図示せず)に伝達され、ハンドルの操舵力の
アシストに供される。
【0005】また、この操舵補助トルク伝達時に、車輪
側から電動パワーステアリング装置に衝撃力が作用した
ときには、円板25とドライブロータ24との間に滑り
が発生し、ボス23はシャフト7に対し相対的に回転す
ることになり、衝撃力は吸収される。
【0006】上記電動モータ1では、ヨーク3の磁気回
路のアンバランス、アマチュア8の偏心、ブラシ11に
流れる電流の不均一等により、アマチュア8の巻線18
の回路間に誘起する起電力に差が生じ、巻線18内には
ブラシ11を通じて流れる循環電流が生じ、その結果ブ
ラシ整流作用の悪化、ブラシ11から発生する整流火花
の増加に伴う、ブラシ11及び整流子9の高温化、寿命
低下、トルクリップルの増加等の問題点がある。
【0007】図15は上記循環電流の発生を防止するた
めに同電位であるべき整流子9の整流子片30同士を均
圧線31を用いて電気的に接続した電動モータ42の巻
線図であり、また図16は図15の巻線図の電気回路図
である。第1の整流子片30aは第12の整流子片30
lと、第2の整流子片30bは第13の整流子片30m
と、第3の整流子片30cは第14の整流子片30n
と、第4の整流子片30dは第15の整流子片30o
と、第5の整流子片30eは第16の整流子片30p
と、第6の整流子片30fは第17の整流子片30q
と、第7の整流子片30gは第18の整流子片30r
と、第8の整流子片30hは第19の整流子片30s
と、第9の整流子片30iは第20の整流子片30t
と、第10の整流子片30jは第21の整流子片30u
と、第11の整流子片30kは第22の整流子片30x
とそれぞれ均圧線31を介して接続されている。
【0008】また、この図では、第1のブラシ11aは
第1の整流子片30a及び第2の整流子片30bと接続
されたときを示しており、第2のブラシ11bは第6の
整流子片30f、第7の整流子片30g及び第8の整流
子片30hと接続されたときを示している。また、第3
のブラシ11cは第12の整流子片30l及び第13の
整流子片30mと接続されたときを示しており、第4の
ブラシ11dは第17の整流子片30q、第18の整流
子片30r及び第19の整流子片30sと接続されたと
きを示している。
【0009】なお、図17は、重巻き、6極、スロット
数24、6個のブラシ35a〜35fで構成された電動
モータ40の電気回路図であり、同電位であるべき整流
子の整流子片33a〜33z同士は均圧線34を用いて
電気的に接続されている。
【0010】図18は、重巻き、4極、スロット数2
2、4個のブラシ本体36a〜36dで構成された電動
モータ41の電気回路図であり、同電位であるべき整流
子の整流子片38a〜38x同士は均圧線37を用いて
電気的に接続されている。ブラシ本体36a〜36dは
それぞれ3ブラシ部39で構成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の電動モータ
42では、ブラシ11の数が4個であり、ブラシ11の
摺動摩擦抵抗によるロストルク及びブラシ音が大きいと
いう問題点があった。また、ブラシ11の数が多いと、
それだけブラシ11と整流子片30との当接が不安定と
なる確率が高くなり、そのことに起因してトルクリップ
ルが大きくなり、ドライバーの操舵感が悪いという問題
点もあった。
【0012】さらに、上記電動モータ42は、+ブラシ
側である、第1のブラシ11aと第3のブラシ11cと
は本来同電位であり、第1のブラシ11a及び第3のブ
ラシ11cには同値の電流が流れるべきである。しかし
ながら、第1のブラシ11a及び第3のブラシ11cで
の接触電圧降下、固有抵抗、並びに第1のブラシ11a
及び第3のブラシ11cに至るまでの導線抵抗等のばら
つきで、第1のブラシ11a及び第3のブラシ11cに
は異なる電流値の電流が流れてしまうので、電流分担大
のブラシ11a、11c側を想定してブラシサイズを設
定しなければならず、電動モータ42を小形化できない
という問題点もあった。上記問題点は重巻き、6極、ス
ロット数22、6個のブラシ35a〜35fで構成され
た電動モータ40にも、同様に有していた。
【0013】なお、図18に示した電動モータ41で
は、ブラシ本体36a〜36dがそれぞれ3ブラシ部3
9で構成されており、上記ばらつきの影響を小さくでき
るものの、この構造は、実際には大型電動モータにしか
採用されてなく、小形化が要求される電動パワーステア
リング装置用モータでは採用できない。
【0014】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題とするものであって、ブラシの摺動摩擦抵
抗によるロストルク及びブラシ音を低減し、またトルク
リップルも低減してドライバーの操舵感が向上し、さら
に構造が簡単で小形化を可能にした電動パワーステアリ
ング装置用モータを得ることを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る電動パワーステアリング装置用モータは、ヨークと、
このヨークの内壁面に固定された4極以上の多極で構成
された界磁部と、前記ヨーク内に回転自在に設けられた
シャフトと、このシャフトに固定されコアの外周面に軸
線方向に延びて形成されたスロットに導線が重巻方式で
巻回されて構成された巻線を有するアマチュアと、前記
シャフトの端部に固定され複数個の整流子片から構成さ
れた整流子と、この整流子の表面に当接した+側及び−
側それぞれ1個のブラシと、同電位であるべき前記整流
子片同士を接続した均圧部材とを備えたものである。
【0016】この発明の請求項2に係る電動パワーステ
アリング装置用モータでは、均圧部材は整流子の側面に
隣接して設けられている。
【0017】この発明の請求項3に係る電動パワーステ
アリング装置用モータでは、均圧部材は巻線の導線と同
一部材である
【0018】。この発明の請求項4に係る電動パワース
テアリング装置用モータでは、均圧部材は絶縁板を介し
てシャフトの軸線方向に複数積層されている。
【0019】この発明の請求項5に係る電動パワーステ
アリング装置用モータでは、均圧部材は周方向に複数配
列された整流子片から構成された円筒状の整流子本体の
内側にシャフトの軸線方向に複数積層して設けられてい
るとともに、前記整流子本体の内側空間部に設けられた
絶縁樹脂部で固定されている。
【0020】この発明の請求項6に係る電動パワーステ
アリング装置用モータでは、Wbはブラシの幅、Nsは
整流子片の数、Dは整流子の直径で、カバーリングK=
Wb・Ns/π・Dと定義したときに、K≦2である。
【0021】この発明の請求項7に係る電動パワーステ
アリング装置用モータでは、導線はエナメル被膜の丸線
である。
【0022】この発明の請求項8に係る電動パワーステ
アリング装置用モータでは、界磁部はヨークの内壁面に
間隔をおいて配設された複数個の永久磁石である。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図4は実施
の形態1の電動パワーステアリング装置用モータ(以
下、電動モータと略称する。)を示すもので、図1はそ
の巻線図、図2はその電気回路図、図3はその要部側面
図、図4は図3のIVーIV線に沿う断面図である。こ
の電動モータ79は、円筒状のヨークと、このヨーク内
に周方向に間隔をおいて4個固定されたフェライトで構
成された界磁部である永久磁石と、ヨーク内に軸受によ
り回転自在に設けられたシャフト80と、このシャフト
80に固定されたアマチュア81と、アマチュア81の
片側に設けられた整流装置82とを備えている。なお、
ヨーク及び永久磁石は図示されていない。
【0024】アマチュア81は、軸線方向に延びた22
個のスロット83有するコア84と、銅線にエナメル被
覆された丸線である導線85がスロット83に巻回され
て構成された巻線86とを備えている。巻線86は、導
線85を10回ターンし、次に1スロットずらして導線
85を10回ターンすることを繰り返す、所謂重巻方式
で構成されている。
【0025】整流装置82は、シャフト80の端部に固
定され周方向に複数配列された22個の整流子片87を
有する整流子88と、この整流子88の表面にスプリン
グの弾性力により当接しているとともに対向して2個配
設された第1のブラシ89a及び第2のブラシ89b
と、同電位であるべき整流子片87の各フック91a〜
101b同士を電気的に接続しブラシ89を通じて流れ
る循環電流の発生を防止する均圧線90を備えている。
【0026】均圧部材である均圧線90は、一端部が整
流子片87のフック91aに係止され、他端部がフック
91aに対向したフック91bに係止されている。以下
同様に、他の10本の各均圧線90も、それぞれ一端部
がフック92a〜101aに係止され、他端部がフック
92b〜101bに係止されている。これらの各均圧線
90はそれぞれアマチュア81と対向した整流装置82
の側面に密接している。
【0027】図1及び図2では第1のブラシ89aは第
1の整流子片87a及び第2の整流子片87bと当接さ
れ、また第2のブラシ89bは第6の整流子片87f、
第7の整流子片87g及び第8の整流子片87hと当接
されたときを示している。従来の電動モータ1では、図
16に示すように+ブラシ側において第1のブラシ11
a及び第2のブラシ11bが配設され、−ブラシ側にお
いて第3のブラシ11c及び第4のブラシ11dが配設
されていたが、この実施の形態では、+ブラシ側では第
1のブラシ89aが配設され、−ブラシ側では第2のブ
ラシ89bが配設され、ブラシの個数が4個から2個に
削減されている。
【0028】また、ブラシ89a、89bのカバーリン
グKをWb・Ns/π・Dと定義したときに、K≦2に
設定されている。なお、Wbはブラシ89a、89bの
幅、Nsは整流子片87の数、Dは整流子88の直径で
ある。
【0029】上記構成の電動モータ79では、均圧線9
0と導線85とが同一径、同一材料(銅線の表面にエナ
メル皮膜が施されている。)の線材を用いて、整流子8
8の側面に均圧線90を密接し、引き続きコア84に巻
線86を設ける。
【0030】この場合の製造手順は、先ず同電位である
べき整流子片87同士のフックに線材を係止した後、切
断する。この作業を繰り返して11本の各均圧線90の
一端部をフック91a〜101aに他端部をフック91
b〜101bにそれぞれ接続する。その後、線材をコア
84にフックを91a〜101bを介して重巻き方式で
巻回して、コア84に巻線86を設ける。この線材の係
止、切断及び巻回の一連の作業は巻線機で行われるの
で、効率よく行われる。そして、各均圧線90が同電位
であるべき整流子片87同士で物理的に接続され、かつ
コア84の各スロット83に導線85が重巻方式で巻回
された後、各フック91a〜101bは、ヒュージング
等により、均圧線90及び導線85とそれぞれ同時に電
気的に接続される。
【0031】上記構成の電動モータ79では、ブラシ8
9a、89bの数が全部で2個であり、ブラシ89a、
89bの摺動摩擦抵抗によるロストルク及びブラシ音を
低減することができる。また、ブラシ89a、89bの
数が少なくなり、それだけブラシ89a,89bと整流
子片87との当接が不安定となる確率が低くなり、下表
に示すようにトルクリップルが低減され、ドライバーの
操舵感が向上する。
【0032】
【表1】 トルクリップル(%) 4ブラシ 3.9 2ブラシ 1.9
【0033】さらに、従来の電動モータ1では、第1の
ブラシ11a及び第3のブラシ11cを介して電流が流
れるが、この実施の形態では第1のブラシ89aを介し
て電流が流れ、ブラシ89aを通じて流れる電流量が従
来のものと比較して2倍となる。その結果、例えば第1
の整流子片87aから第12の整流子片87lに電流が
流れ、第2の整流子片87bから第13の整流子片87
mに電流が流れるときの均圧線90での電圧降下、発熱
量が大きくなるおそれがある。しかしながら、この実施
の形態では、整流子88の側面に均圧線90を密接して
おり、整流子片87同士を接続する均圧線90の長さは
短くなっており、均圧線90での電圧降下、発熱量は低
く抑えられており、また作動音を低減することができ
る。
【0034】さらにまた、カバーリングK≦2になるよ
うにブラシ89の幅Wbが設定されており、電磁誘導に
供されないコイル部102の数は低減され、電動モータ
79の発生トルク値が大きくなるとともに、アマチュア
81に作用する磁気吸引力のアンバランスを低く抑える
ことができ、電動モータの小型化、作動音の低減を図る
ことができる。
【0035】実施の形態2.図5は電動モータ50の内
部構造の側断面図、図6は図5の要部拡大図、図7
(a)は均圧装置の展開正面図、図7(b)は図7
(a)の均圧装置の側面図、図8(a)、図8(b)は
ベースの正面図、及び側面図、図9は均圧部材であるタ
ーミナルの正面図、図10は絶縁板の正面図である。
【0036】この実施の形態の電動モータ50は、シャ
フト51に固定されたアマチュア52と、シャフト51
に固定されアマチュア52に供給される電流を整流する
整流子53と、この整流子53の軸線方向で整流子53
に隣接して設けられた均圧装置54と、整流子53の表
面にスプリングの弾性力により当接した2個のブラシ7
2を備えている。なお、アマチュア52の外周部には図
示されていないが、4個の永久磁石が配設されている。
アマチュア52は、外周面に軸線方向に延びて形成され
た24個のスロット55を有するコア56と、スロット
55に導線57が重巻方式で巻回されて構成された巻線
58とを備えている。整流子53は、周方向に複数配列
され端部にフック59が形成された整流子片60と、こ
の整流子片60を固定するとともにフェノール樹脂で構
成された絶縁樹脂部61とを有している。
【0037】均圧装置54は、ベース62上に、均圧部
材である銅板等で構成されたターミナル63及び絶縁板
64が交互に12個積層されて構成されている。ベース
62は、円環状のベース本体65に、12本のピン66
が円周方向に沿って等分間隔で立設されて構成されてい
る。均圧部材であるターミナル63は、円環状のターミ
ナル本体67に24箇所、円周方向に沿って等分間隔で
孔68が形成されている。また、ターミナル本体67に
は互いに対向し、かつ外側方向に延びた均圧線部69
a、69bが設けられている。絶縁板64は、円環状の
絶縁板本体70に24箇所、円周方向に沿って等分間隔
で孔71が形成されている。
【0038】上記構成の均圧装置54は、ベース62上
にターミナル63及び絶縁板64を交互に各々12個ず
つ積み重ねて組み立てられる。このとき、ターミナル6
3を各々15度毎回転させ、ターミナル63の孔68に
ベース62のピン66を貫通させて、ベース62にター
ミナル63を固定する。また、絶縁板64の孔71にベ
ース62のピン66を貫通させて、ベース62に絶縁板
64を固定する。その後、ピン66の先端部をかしめる
ことで、一体化された均圧装置54が出来上がる。
【0039】上記実施の形態の電動モータ50では、2
個のブラシ72が整流子片60に当接しており、ブラシ
72の摺動摩擦抵抗によるロストルク及びブラシ音を低
減することができる。また、ブラシ72の数が少なくな
り、それだけブラシ72と整流子片60との当接が不安
定となる確率が低くなり、トルクリップルが低減され、
ドライバーの操舵感が向上する。また、整流子53の側
面に複数のターミナル63が絶縁板64を介して密接し
ており、整流子片60同士を接続するターミナル63の
長さは短くなっており、ターミナル63での電圧降下、
発熱量は低く抑えられている。
【0040】実施の形態3.図11はこの発明の実施の
形態3の電動モータ120の断面図、図12は図11の
要部拡大図である。この電動モータ120は、ヨーク1
21と、このヨーク121の内壁面に固定された界磁部
である永久磁石122と、ヨーク121内に回転自在に
設けられたシャフト123と、シャフト123に固定さ
れたアマチュア124と、アマチュア24の片側にシャ
フト123に固定されて設けられた整流装置125とを
備えている。アマチュア124は、軸線方向に延びた複
数のスロットを有するコア126と、スロットに導線1
27が重巻方式で巻回されて構成された巻線128とを
備えている。
【0041】整流装置125は、整流子129と、この
整流子129の表面に当接した2個のブラシ130とを
備えている。整流子129は、周方向に複数配列され巻
線128と電気的に接続された整流子片131から構成
された整流子本体132と、整流子本体132の内側に
配設された複数の均圧部材であるイコライザ片133か
ら構成されたイコライザ134と、整流子本体132の
空間部に充填された絶縁樹脂部135とを備えている。
イコライザ片133は鉄製であり、銅で構成された同電
位であるべき整流子片131同士を電気的に接続してい
る。
【0042】上記構成の電動モータ120では、2個の
ブラシ130が整流子片131に当接しており、ブラシ
130の摺動摩擦抵抗によるロストルク及びブラシ音を
低減することができる。また、ブラシ130の数が少な
くなり、それだけブラシ130と整流子片131との当
接が不安定となる確率が低くなり、トルクリップルが低
減され、ドライバーの操舵感が向上する。また、イコラ
イザ134は整流子本体132の内側に配置され、コン
パクトになるとともに、整流子片131同士を接続する
イコライザ片133の長さは短くなっており、イコライ
ザ片133での電圧降下、発熱量は低く抑えられてい
る。
【0043】実施の形態4.なお、上記の各実施の形態
では、4極、2ブラシ、重巻方式の電動モータについて
説明したが、図13に示すように、6極、2ブラシ14
0a、140b、重巻方式の電動モータでもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1に係る電動パワーステアリング装置用モータは、ヨー
クと、このヨークの内壁面に固定された4極以上の多極
で構成された界磁部と、前記ヨーク内に回転自在に設け
られたシャフトと、このシャフトに固定されコアの外周
面に軸線方向に延びて形成されたスロットに導線が重巻
方式で巻回されて構成された巻線を有するアマチュア
と、前記シャフトの端部に固定され複数個の整流子片か
ら構成された整流子と、この整流子の表面に当接した+
側及び−側それぞれ1個のブラシと、同電位であるべき
前記整流子片同士を接続した均圧部材とを備え、ブラシ
の数が全部で2個に削減されたので、ブラシの摺動摩擦
抵抗によるロストルク及びブラシ音を低減することがで
きる。また、ブラシの数が少なくなり、それだけブラシ
と整流子片との当接が不安定となる確率が低くなり、ト
ルクリップルが低減され、ドライバーの操舵感が向上す
る。
【0045】この発明の請求項2に係る電動パワーステ
アリング装置用モータでは、均圧部材は整流子の側面に
隣接して設けられているので、整流子片同士を接続する
均圧部材の長さを短くすることができ、均圧部材での電
圧降下、発熱量を低く抑えることができる。
【0046】この発明の請求項3に係る電動パワーステ
アリング装置用モータでは、均圧部材は巻線の導線と同
一部材であるので、部品点数を削減することができると
ともに、均圧部材の接続及び導線の巻回を連続的に行う
ことができ、生産性が向上する。
【0047】この発明の請求項4に係る電動パワーステ
アリング装置用モータでは、均圧部材は絶縁板を介して
シャフトの軸線方向に複数積層されているので、均圧部
材同士の短絡を確実に防止できる。
【0048】この発明の請求項5に係る電動パワーステ
アリング装置用モータでは、均圧部材は周方向に複数配
列された整流子片から構成された円筒状の整流子本体の
内側にシャフトの軸線方向に複数積層して設けられてい
るとともに、前記整流子本体の内側空間部に設けられた
絶縁樹脂部で固定されているので、全体がコンパクトに
なるとともに、均圧部材同士は絶縁樹脂部により確実に
絶縁され、短絡は防止される。
【0049】この発明の請求項6に係る電動パワーステ
アリング装置用モータでは、Wbはブラシの幅、Nsは
整流子片の数、Dは整流子の直径で、カバーリングK=
Wb・Ns/π・Dと定義したときに、K≦2であるの
で、電磁誘導に供されない巻線部分は低減され、発生ト
ルク値が大きくなるとともに、アマチュアに作用する磁
気吸引力のアンバランスを低く抑えることができ、作動
音を低減することができる。
【0050】この発明の請求項7に係る電動パワーステ
アリング装置用モータでは、導線はエナメル被膜の丸線
であるので、コアに導線を巻回する工程を機械化するこ
とが簡単になり、アマチュアの量産化が可能となり、製
造コストが低減される。
【0051】この発明の請求項8に係る電動パワーステ
アリング装置用モータでは、界磁部はヨークの内壁面に
間隔をおいて配設された複数個の永久磁石でありので、
小型化、組付け作業性の向上及びコスト低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の電動パワーステア
リング装置用モータの巻線図である。
【図2】 図1の電動パワーステアリング装置用モータ
の電気回路図である。
【図3】 図1の電動パワーステアリング装置用モータ
の部分側面図である。
【図4】 図3の電動パワーステアリング装置用モータ
のIVーIV線に沿う断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の電動パワーステア
リング装置用モータの側断面図である。
【図6】 図5の要部拡大図である。
【図7】 図7(a)は均圧装置の展開正面図、図7
(b)は図7(a)の均圧装置の側面図である。
【図8】 図8(a)はベースの正面図、図8(b)は
その側面図である。
【図9】 均圧部材であるターミナルの正面図である。
【図10】 絶縁板の正面図である。
【図11】 この発明の実施の形態3の電動パワーステ
アリング装置用モータの側断面図である。
【図12】 図11の要部拡大図である。
【図13】 この発明の実施の形態4の電動パワーステ
アリング装置用モータの側断面図である。
【図14】 従来の電動パワーステアリング装置用モー
タの側断面図である。
【図15】 図14の電動パワーステアリング装置用モ
ータの巻線図である。
【図16】 図14の電動パワーステアリング装置用モ
ータの電気回路図である。
【図17】 従来の他の例の電動パワーステアリング装
置用モータの電気回路図である。
【図18】 図17の電動パワーステアリング装置用モ
ータの巻線図である。
【符号の説明】
50,79,120 電動パワーステアリング装置用モ
ータ電動モータ、51,80,123 シャフト、5
2,81,124 アマチュア、53 整流子、56,
84,126 コア、85,127 導線、57,8
6,128 巻線、60,87,131 整流子片、6
3 ターミナル(均圧部材) 58,72,130,1
40a,140b ブラシ、89a 第1のブラシ、8
9b 第2のブラシ、90 均圧線(均圧部材)、12
1 ヨーク、133 イコライザ片(均圧部材)、13
2 整流子本体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 京平 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 大穀 晃裕 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3D033 CA03 5H613 AA01 AA03 BB04 BB08 BB09 BB15 BB26 BB37 GA05 GA06 GB01 GB02 GB09 GB13 GB17 KK03 KK07 KK10 KK17 PP05 PP07 PP08 QQ05 QQ07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヨークと、 このヨークの内壁面に固定された4極以上の多極で構成
    された界磁部と、 前記ヨーク内に回転自在に設けられたシャフトと、 このシャフトに固定されコアの外周面に軸線方向に延び
    て形成されたスロットに導線が重巻方式で巻回されて構
    成された巻線を有するアマチュアと、 前記シャフトの端部に固定され複数個の整流子片から構
    成された整流子と、 この整流子の表面に当接した+側及び−側それぞれ1個
    のブラシと、 同電位であるべき前記整流子片同士を接続した均圧部材
    とを備えた電動パワーステアリング装置用モータ。
  2. 【請求項2】 均圧部材は整流子の側面に隣接して設け
    られている請求項1に記載の電動パワーステアリング装
    置用モータ。
  3. 【請求項3】 均圧部材は巻線の導線と同一部材である
    請求項1または請求項2に記載の電動パワーステアリン
    グ装置用モータ。
  4. 【請求項4】 均圧部材は絶縁板を介してシャフトの軸
    線方向に複数積層されている請求項2に記載の電動パワ
    ーステアリング装置用モータ。
  5. 【請求項5】 均圧部材は周方向に複数配列された整流
    子片から構成された円筒状の整流子本体の内側にシャフ
    トの軸線方向に複数積層して設けられているとともに、
    前記整流子本体の内側空間部に設けられた絶縁樹脂部で
    固定されている請求項1に記載の電動パワーステアリン
    グ装置用モータ。
  6. 【請求項6】 Wbはブラシの幅、Nsは整流子片の
    数、Dは整流子の直径で、カバーリングK=Wb・Ns
    /π・Dと定義したときに、K≦2である請求項1ない
    し請求項5の何れかに記載の電動パワーステアリング装
    置用モータ。
  7. 【請求項7】 導線はエナメル被膜の丸線である請求項
    1ないし請求項6の何れかに記載の電動パワーステアリ
    ング装置用モータ。
  8. 【請求項8】 界磁部はヨークの内壁面に間隔をおいて
    配設された複数個の永久磁石である請求項1ないし請求
    項7の何れかに記載の電動パワーステアリング装置用モ
    ータ。
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