JP2000165407A - ネットワーク管理システム - Google Patents
ネットワーク管理システムInfo
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- JP2000165407A JP2000165407A JP10340453A JP34045398A JP2000165407A JP 2000165407 A JP2000165407 A JP 2000165407A JP 10340453 A JP10340453 A JP 10340453A JP 34045398 A JP34045398 A JP 34045398A JP 2000165407 A JP2000165407 A JP 2000165407A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- network
- address
- network device
- network management
- managed
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワーク機器の交換に際して設定作業が
簡素になるネットワーク管理システムを提供する。 【解決手段】 被管理ネットワーク機器303が該被管
理ネットワーク機器303に設定するべきIPアドレ
ス、サブネットマスク及びデフォルトゲートウェイの情
報をネットワーク管理装置301に問い合わせることに
より、前記IPアドレス、サブネットマスク及びデフォ
ルトゲートウェイの設定が行われ、さらに、前記ネット
ワーク管理装置301で管理されている前記IPアドレ
スを要素に持つネットワーク構成情報が前記IPアドレ
スの設定された前記被管理ネットワーク機器303に転
送される。
簡素になるネットワーク管理システムを提供する。 【解決手段】 被管理ネットワーク機器303が該被管
理ネットワーク機器303に設定するべきIPアドレ
ス、サブネットマスク及びデフォルトゲートウェイの情
報をネットワーク管理装置301に問い合わせることに
より、前記IPアドレス、サブネットマスク及びデフォ
ルトゲートウェイの設定が行われ、さらに、前記ネット
ワーク管理装置301で管理されている前記IPアドレ
スを要素に持つネットワーク構成情報が前記IPアドレ
スの設定された前記被管理ネットワーク機器303に転
送される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク機器
にネットワーク構成情報を設定するネットワーク管理シ
ステムに係り、特に、ネットワーク機器の交換に際して
設定作業が簡素になるネットワーク管理システムに関す
るものである。
にネットワーク構成情報を設定するネットワーク管理シ
ステムに係り、特に、ネットワーク機器の交換に際して
設定作業が簡素になるネットワーク管理システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク上のネットワーク機器のI
Pアドレス等を設定するためにBOOTP(Bootstrap p
rotocol)と呼ばれるプロトコルが使用される場合があ
る。BOOTPとは、TCP/IP(Transmission Cont
rol Protocol/Internet Protocol) ネットワーク上のク
ライアントマシン(BOOTPクライアント機能を持つ
ネットワーク機器;以下、単にクライアントと呼ぶ)に
おいて、IPアドレス、ホスト名、ドメイン名などのパ
ラメータをMACアドレスをキーとしてBOOTPサー
バ(BOOTPサーバ機能を持つネットワーク機器)か
ら自動的に取り出してくるプロトコルであり、クライア
ントがBOOTPをサポートし(BOOTPクライアン
ト機能を備え)、ネットワーク管理装置がBOOTPサ
ーバ機能を備えていれば、各クライアント毎にTCP/
IPの各種設定を行う必要がない。ネットワーク管理装
置は、各クライアントのMACアドレスとそのMACア
ドレスに対応するパラメータを管理すればよい。
Pアドレス等を設定するためにBOOTP(Bootstrap p
rotocol)と呼ばれるプロトコルが使用される場合があ
る。BOOTPとは、TCP/IP(Transmission Cont
rol Protocol/Internet Protocol) ネットワーク上のク
ライアントマシン(BOOTPクライアント機能を持つ
ネットワーク機器;以下、単にクライアントと呼ぶ)に
おいて、IPアドレス、ホスト名、ドメイン名などのパ
ラメータをMACアドレスをキーとしてBOOTPサー
バ(BOOTPサーバ機能を持つネットワーク機器)か
ら自動的に取り出してくるプロトコルであり、クライア
ントがBOOTPをサポートし(BOOTPクライアン
ト機能を備え)、ネットワーク管理装置がBOOTPサ
ーバ機能を備えていれば、各クライアント毎にTCP/
IPの各種設定を行う必要がない。ネットワーク管理装
置は、各クライアントのMACアドレスとそのMACア
ドレスに対応するパラメータを管理すればよい。
【0003】TCP/IPネットワーク間でファイルを
転送させるために、TFTP(Trivial File Transfer P
rotocol)と呼ばれるプロトコルが使用される場合があ
る。TFTPは、同じくTCP/IPネットワーク間で
ファイルを転送させるために使用されるFTP(File Tr
ansfer Protocol)に比べて簡易的であり、ディレクトリ
やパスワード認証機能などの余分なものがいっさい省か
れ、最小のオーバーヘッドでファイルのアップロードや
ダウンロードを行うことができる。TFTPは、UDP
(User Datagram Protocol)に依存し、ディスクレスのワ
ークステーションを初期化するために使用されることも
ある。
転送させるために、TFTP(Trivial File Transfer P
rotocol)と呼ばれるプロトコルが使用される場合があ
る。TFTPは、同じくTCP/IPネットワーク間で
ファイルを転送させるために使用されるFTP(File Tr
ansfer Protocol)に比べて簡易的であり、ディレクトリ
やパスワード認証機能などの余分なものがいっさい省か
れ、最小のオーバーヘッドでファイルのアップロードや
ダウンロードを行うことができる。TFTPは、UDP
(User Datagram Protocol)に依存し、ディスクレスのワ
ークステーションを初期化するために使用されることも
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ネットワーク上に設置
されているネットワーク機器を新しいネットワーク機器
に取り替える際、この新しいネットワーク機器に、取り
外されるネットワーク機器と同じネットワーク構成情報
を設定したい場合がある。このような場合、まず、取り
外されるネットワーク機器のネットワーク構成情報を調
べなければならない。その次に、新しいネットワーク機
器にネットワーク構成情報を設定する。ネットワーク構
成情報を設定する一般的な方法として、リモートのネッ
トワーク管理装置からTelnet(プロトコルの一種)を利
用してコマンド入力をする方法、すなわち、通信回線
(ネットワーク)を介してアクセスする方法や、SNM
P(Simple Network Management Protocol)を利用する方
法がある。しかし、これらの方法は、いずれも被管理ネ
ットワーク機器にIPアドレス、サブネットマスク及び
デフォルトゲートウェイが設定されていなければ、リモ
ートのネットワーク管理装置から被管理ネットワーク機
器への通信ができないので設定が行えない。従って、被
管理ネットワーク機器にローカルからIPアドレス、サ
ブネットマスク及びデフォルトゲートウェイを設定しな
ければならない。すなわち、通信回線(ネットワーク)
を介さずに直接、被管理ネットワーク機器にアクセスす
る必要がある。そして、新しく設置されるネットワーク
機器に、取り外されるネットワーク機器と同じネットワ
ーク構成情報の設定を一つ一つ行わなければならない。
されているネットワーク機器を新しいネットワーク機器
に取り替える際、この新しいネットワーク機器に、取り
外されるネットワーク機器と同じネットワーク構成情報
を設定したい場合がある。このような場合、まず、取り
外されるネットワーク機器のネットワーク構成情報を調
べなければならない。その次に、新しいネットワーク機
器にネットワーク構成情報を設定する。ネットワーク構
成情報を設定する一般的な方法として、リモートのネッ
トワーク管理装置からTelnet(プロトコルの一種)を利
用してコマンド入力をする方法、すなわち、通信回線
(ネットワーク)を介してアクセスする方法や、SNM
P(Simple Network Management Protocol)を利用する方
法がある。しかし、これらの方法は、いずれも被管理ネ
ットワーク機器にIPアドレス、サブネットマスク及び
デフォルトゲートウェイが設定されていなければ、リモ
ートのネットワーク管理装置から被管理ネットワーク機
器への通信ができないので設定が行えない。従って、被
管理ネットワーク機器にローカルからIPアドレス、サ
ブネットマスク及びデフォルトゲートウェイを設定しな
ければならない。すなわち、通信回線(ネットワーク)
を介さずに直接、被管理ネットワーク機器にアクセスす
る必要がある。そして、新しく設置されるネットワーク
機器に、取り外されるネットワーク機器と同じネットワ
ーク構成情報の設定を一つ一つ行わなければならない。
【0005】BOOTPクライアント機能を備えたネッ
トワーク機器に関しては、BOOTPサーバの設定を変
更するだけで、起動時にIPアドレス、サブネットマス
ク及びデフォルトゲートウェイの設定が自動的に行われ
るが、ネットワーク構成情報全ての設定はできない。
トワーク機器に関しては、BOOTPサーバの設定を変
更するだけで、起動時にIPアドレス、サブネットマス
ク及びデフォルトゲートウェイの設定が自動的に行われ
るが、ネットワーク構成情報全ての設定はできない。
【0006】ネットワーク構成情報をTFTPサーバに
よってアップロード・ダウンロードできる機能を備えた
ネットワーク機器に関しては、全てのネットワーク構成
情報をその機能によってダウンロードし、この全てのネ
ットワーク構成情報をまとめて設定することができる
が、その前に、TFTPサーバと通信を行うためにロー
カルからIPアドレス、サブネットマスク及びデフォル
トゲートウェイの設定をしなければならない。
よってアップロード・ダウンロードできる機能を備えた
ネットワーク機器に関しては、全てのネットワーク構成
情報をその機能によってダウンロードし、この全てのネ
ットワーク構成情報をまとめて設定することができる
が、その前に、TFTPサーバと通信を行うためにロー
カルからIPアドレス、サブネットマスク及びデフォル
トゲートウェイの設定をしなければならない。
【0007】また、BOOTPクライアント機能とネッ
トワーク構成情報をTFTPサーバによってアップロー
ド・ダウンロードできる機能とを両方備えたネットワー
ク機器に関しては、設定作業としてBOOTPサーバの
設定変更とネットワーク構成情報のダウンロードとを行
うのみでよいが、交換を行うネットワーク機器の数が多
ければ、必然的に設定作業量が多くなる。
トワーク構成情報をTFTPサーバによってアップロー
ド・ダウンロードできる機能とを両方備えたネットワー
ク機器に関しては、設定作業としてBOOTPサーバの
設定変更とネットワーク構成情報のダウンロードとを行
うのみでよいが、交換を行うネットワーク機器の数が多
ければ、必然的に設定作業量が多くなる。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、ネットワーク機器の交換に際して設定作業が簡素に
なるネットワーク管理システムを提供することにある。
し、ネットワーク機器の交換に際して設定作業が簡素に
なるネットワーク管理システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ネットワーク管理装置がBOOTPサーバ
機能とTFTPサーバ機能とを備え、被管理ネットワー
ク機器がBOOTPクライアント機能と前記TFTPサ
ーバに対応する機能とを備え、被管理ネットワーク機器
が該被管理ネットワーク機器に設定するべきIPアドレ
ス、サブネットマスク及びデフォルトゲートウェイの情
報を前記ネットワーク管理装置に問い合わせることによ
り、前記IPアドレス、サブネットマスク及びデフォル
トゲートウェイの設定が行われ、さらに、前記ネットワ
ーク管理装置で管理されている前記IPアドレスを要素
に持つネットワーク構成情報が前記IPアドレスの設定
された前記被管理ネットワーク機器に転送されるもので
ある。
に本発明は、ネットワーク管理装置がBOOTPサーバ
機能とTFTPサーバ機能とを備え、被管理ネットワー
ク機器がBOOTPクライアント機能と前記TFTPサ
ーバに対応する機能とを備え、被管理ネットワーク機器
が該被管理ネットワーク機器に設定するべきIPアドレ
ス、サブネットマスク及びデフォルトゲートウェイの情
報を前記ネットワーク管理装置に問い合わせることによ
り、前記IPアドレス、サブネットマスク及びデフォル
トゲートウェイの設定が行われ、さらに、前記ネットワ
ーク管理装置で管理されている前記IPアドレスを要素
に持つネットワーク構成情報が前記IPアドレスの設定
された前記被管理ネットワーク機器に転送されるもので
ある。
【0010】前記ネットワーク管理装置に前記被管理ネ
ットワーク機器のMACアドレスと前記転送の可否を示
すフラグとが登録され、前記MACアドレスを持つ前記
被管理ネットワーク機器による問い合わせがあったと
き、前記フラグが転送可を示していれば、前記転送が行
われてもよい。
ットワーク機器のMACアドレスと前記転送の可否を示
すフラグとが登録され、前記MACアドレスを持つ前記
被管理ネットワーク機器による問い合わせがあったと
き、前記フラグが転送可を示していれば、前記転送が行
われてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
図面に基づいて詳述する。
【0012】図1に示されるように、本発明に係るネッ
トワーク管理システムにおけるネットワーク管理装置3
01は、BOOTPサーバ機能とTFTPサーバ機能と
を備える。また、ネットワーク機器302は、BOOT
Pクライアント機能とTFTPサーバによってネットワ
ーク構成情報をアップロード・ダウンロードできる機能
とを備える。
トワーク管理システムにおけるネットワーク管理装置3
01は、BOOTPサーバ機能とTFTPサーバ機能と
を備える。また、ネットワーク機器302は、BOOT
Pクライアント機能とTFTPサーバによってネットワ
ーク構成情報をアップロード・ダウンロードできる機能
とを備える。
【0013】図2に示されるように、ネットワーク管理
装置が搭載するアドレス管理テーブル101は、MAC
アドレス部102、IPアドレス部103、サブネット
マスク部104、デフォルトゲートウェイ105、ダウ
ンロードフラグ部106から構成されている。
装置が搭載するアドレス管理テーブル101は、MAC
アドレス部102、IPアドレス部103、サブネット
マスク部104、デフォルトゲートウェイ105、ダウ
ンロードフラグ部106から構成されている。
【0014】MACアドレス部102には、被管理ネッ
トワーク機器のMACアドレスが格納され、IPアドレ
ス部103には、被管理ネットワーク機器のIPアドレ
スが格納され、サブネットマスク部104には被管理ネ
ットワーク機器のサブネットマスクが格納され、デフォ
ルトゲートウェイ105には被管理ネットワーク機器の
デフォルトゲートウェイが格納され、ダウンロードフラ
グ部106には転送可を意味する“true”及び転送
否を意味する“false”のいずれかの値をとるフラ
グが格納されている。
トワーク機器のMACアドレスが格納され、IPアドレ
ス部103には、被管理ネットワーク機器のIPアドレ
スが格納され、サブネットマスク部104には被管理ネ
ットワーク機器のサブネットマスクが格納され、デフォ
ルトゲートウェイ105には被管理ネットワーク機器の
デフォルトゲートウェイが格納され、ダウンロードフラ
グ部106には転送可を意味する“true”及び転送
否を意味する“false”のいずれかの値をとるフラ
グが格納されている。
【0015】予めネットワーク管理者は、アドレス管理
テーブルに被管理ネットワーク機器のMACアドレス、
IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウ
ェイの組み合わせを登録し、フラグには“false”
を登録しておく。
テーブルに被管理ネットワーク機器のMACアドレス、
IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウ
ェイの組み合わせを登録し、フラグには“false”
を登録しておく。
【0016】ネットワーク管理装置におけるBOOTP
サーバは、MACアドレス部102、IPアドレス部1
03、サブネットマスク部104、デフォルトゲートウ
ェイ105に格納されている情報をデータとして利用す
ることができる。
サーバは、MACアドレス部102、IPアドレス部1
03、サブネットマスク部104、デフォルトゲートウ
ェイ105に格納されている情報をデータとして利用す
ることができる。
【0017】ネットワーク管理装置301は、TFTP
サーバ機能を備えている。図3に、TFTPサーバが用
いるファイルリスト(構成情報ファイルリスト)201
を示す。予めネットワーク管理者は、各被管理ネットワ
ーク機器のネットワーク構成情報をTFTPによりネッ
トワーク管理装置301に転送し、ネットワーク管理装
置301は、各被管理ネットワーク機器のIPアドレス
をファイル名とするファイル202,203にネットワ
ーク構成情報を格納してファイルリスト201に保存し
ておく。
サーバ機能を備えている。図3に、TFTPサーバが用
いるファイルリスト(構成情報ファイルリスト)201
を示す。予めネットワーク管理者は、各被管理ネットワ
ーク機器のネットワーク構成情報をTFTPによりネッ
トワーク管理装置301に転送し、ネットワーク管理装
置301は、各被管理ネットワーク機器のIPアドレス
をファイル名とするファイル202,203にネットワ
ーク構成情報を格納してファイルリスト201に保存し
ておく。
【0018】次に、本発明に係るネットワーク管理シス
テムの動作を説明する。
テムの動作を説明する。
【0019】ネットワーク上に設置されているネットワ
ーク機器を新しいネットワーク機器に取り替える場合、
ネットワーク管理者は、ネットワーク管理装置のアドレ
ス管理テーブルのうち、取り外されるネットワーク機器
のMACアドレスが登録されているMACアドレス部1
02を新しく設置されるネットワーク機器のMACアド
レスに書き替える。その際、書き替えられたMACアド
レス部に対応したダウンロードフラグ部106のフラグ
をネットワーク管理機器が“true”に書き替える。
ーク機器を新しいネットワーク機器に取り替える場合、
ネットワーク管理者は、ネットワーク管理装置のアドレ
ス管理テーブルのうち、取り外されるネットワーク機器
のMACアドレスが登録されているMACアドレス部1
02を新しく設置されるネットワーク機器のMACアド
レスに書き替える。その際、書き替えられたMACアド
レス部に対応したダウンロードフラグ部106のフラグ
をネットワーク管理機器が“true”に書き替える。
【0020】次いで、新しいネットワーク機器をネット
ワーク上に設置する。このネットワーク機器は、BOO
TPクライアント機能を使用し、自身のMACアドレス
をキーとしてIPアドレス、サブネットマスク及びデフ
ォルトゲートウェイの情報をネットワーク管理装置に問
い合わせる。ネットワーク管理装置が応答することによ
り、IPアドレス、サブネットマスク及びデフォルトゲ
ートウェイの設定が行われる。
ワーク上に設置する。このネットワーク機器は、BOO
TPクライアント機能を使用し、自身のMACアドレス
をキーとしてIPアドレス、サブネットマスク及びデフ
ォルトゲートウェイの情報をネットワーク管理装置に問
い合わせる。ネットワーク管理装置が応答することによ
り、IPアドレス、サブネットマスク及びデフォルトゲ
ートウェイの設定が行われる。
【0021】ネットワーク管理装置は、BOOTPサー
バ機能の動作が終了すると、アドレス管理テーブルにお
いて前記キーとなったMACアドレスが登録されている
MACアドレス部102に対応するダウンロードフラグ
部106を参照し、フラグが“true”ならば、対応
するIPアドレス部103を読み込み、TFTPサーバ
機能により、そのIPアドレスがファイル名であるファ
イルに格納されているネットワーク構成情報を、そのI
Pアドレスが設定されているネットワーク機器にダウン
ロードする。ただし、ダウンロードフラグ部106のフ
ラグが“false”であれば、アドレス管理テーブル
のMACアドレスが書き変わっていないと判断し、ネッ
トワーク構成情報の転送は行わない。
バ機能の動作が終了すると、アドレス管理テーブルにお
いて前記キーとなったMACアドレスが登録されている
MACアドレス部102に対応するダウンロードフラグ
部106を参照し、フラグが“true”ならば、対応
するIPアドレス部103を読み込み、TFTPサーバ
機能により、そのIPアドレスがファイル名であるファ
イルに格納されているネットワーク構成情報を、そのI
Pアドレスが設定されているネットワーク機器にダウン
ロードする。ただし、ダウンロードフラグ部106のフ
ラグが“false”であれば、アドレス管理テーブル
のMACアドレスが書き変わっていないと判断し、ネッ
トワーク構成情報の転送は行わない。
【0022】最後に、ネットワーク構成情報の転送が終
了すると、ネットワーク管理装置は、ダウンロードフラ
グ部106のフラグを“true”から“false”
に変える。
了すると、ネットワーク管理装置は、ダウンロードフラ
グ部106のフラグを“true”から“false”
に変える。
【0023】爾後、リモートから新しいネットワーク機
器への通信が可能になる。
器への通信が可能になる。
【0024】このようにして、ネットワーク上に設置さ
れているネットワーク機器を新しいネットワーク機器に
取り替える場合、自動的にIPアドレス、サブネットマ
スク及びデフォルトゲートウェイがネットワーク管理装
置から新しいネットワーク機器にロードされ、かつ自動
的にネットワーク構成情報がネットワーク管理装置から
新しいネットワーク機器にダウンロードされるので、ネ
ットワーク管理者は、取り外されるネットワーク機器の
IPアドレス、サブネットマスク及びデフォルトゲート
ウェイを調べたり、新しいネットワーク機器に設定する
必要がない。
れているネットワーク機器を新しいネットワーク機器に
取り替える場合、自動的にIPアドレス、サブネットマ
スク及びデフォルトゲートウェイがネットワーク管理装
置から新しいネットワーク機器にロードされ、かつ自動
的にネットワーク構成情報がネットワーク管理装置から
新しいネットワーク機器にダウンロードされるので、ネ
ットワーク管理者は、取り外されるネットワーク機器の
IPアドレス、サブネットマスク及びデフォルトゲート
ウェイを調べたり、新しいネットワーク機器に設定する
必要がない。
【0025】また、本発明は、被管理ネットワーク機器
以外の機器には全く悪影響を与えない。
以外の機器には全く悪影響を与えない。
【0026】以下では、図1を用いて、より具体的な動
作を説明する。
作を説明する。
【0027】図示されるように、ネットワーク上には、
ネットワーク管理装置301と、被管理ネットワーク機
器となる1台のネットワーク機器302とが設置されて
いる。このネットワーク機器302のMACアドレスは
AA:AA:AA:AA:AA:AAとし、IPアドレ
スは5.5.5.5とし、サブネットマスクは255.
255.255.0とし、デフォルトゲートウェイは
5.5.5.1とする。これらの値は、ネットワーク管
理装置301のアドレス管理テーブル304のデータ3
05に登録されている。また、ネットワーク管理装置3
01のファイルリスト306には、ネットワーク機器3
02の構成情報ファイル307がファイル名5.5.
5.5で保存されている。
ネットワーク管理装置301と、被管理ネットワーク機
器となる1台のネットワーク機器302とが設置されて
いる。このネットワーク機器302のMACアドレスは
AA:AA:AA:AA:AA:AAとし、IPアドレ
スは5.5.5.5とし、サブネットマスクは255.
255.255.0とし、デフォルトゲートウェイは
5.5.5.1とする。これらの値は、ネットワーク管
理装置301のアドレス管理テーブル304のデータ3
05に登録されている。また、ネットワーク管理装置3
01のファイルリスト306には、ネットワーク機器3
02の構成情報ファイル307がファイル名5.5.
5.5で保存されている。
【0028】ネットワーク機器302を別のネットワー
ク機器303に交換する場合を例にとり、このネットワ
ーク機器303のMACアドレスはBB.BB.BB.
BB.BB.BBとする。ネットワーク管理者は、ま
ず、ネットワーク管理装置301のアドレス管理テーブ
ル304のデータ305のMACアドレス部の値をA
A:AA:AA:AA:AA:AAからBB.BB.B
B.BB.BB.BBに書き替える。そのとき、ネット
ワーク管理装置301はデータ305のダウンロードフ
ラグ部のフラグを“true”に書き替える。
ク機器303に交換する場合を例にとり、このネットワ
ーク機器303のMACアドレスはBB.BB.BB.
BB.BB.BBとする。ネットワーク管理者は、ま
ず、ネットワーク管理装置301のアドレス管理テーブ
ル304のデータ305のMACアドレス部の値をA
A:AA:AA:AA:AA:AAからBB.BB.B
B.BB.BB.BBに書き替える。そのとき、ネット
ワーク管理装置301はデータ305のダウンロードフ
ラグ部のフラグを“true”に書き替える。
【0029】次に、ネットワークからネットワーク機器
302を取り外し、ネットワーク機器303を設置し起
動する。ネットワーク機器303は、BOOTPクライ
アント機能を使用し、自身のMACアドレスBB.B
B.BB.BB.BB.BBをキーとしてIPアドレ
ス、サブネットマスク及びデフォルトゲートウェイの情
報をネットワーク管理装置301に問い合わせる。ネッ
トワーク管理装置301がBOOTPサーバ機能で応答
することにより、IPアドレス5.5.5.5.、サブ
ネットマスク255.255.255.0及びデフォル
トゲートウェイ5.5.5.1の設定が行われる。
302を取り外し、ネットワーク機器303を設置し起
動する。ネットワーク機器303は、BOOTPクライ
アント機能を使用し、自身のMACアドレスBB.B
B.BB.BB.BB.BBをキーとしてIPアドレ
ス、サブネットマスク及びデフォルトゲートウェイの情
報をネットワーク管理装置301に問い合わせる。ネッ
トワーク管理装置301がBOOTPサーバ機能で応答
することにより、IPアドレス5.5.5.5.、サブ
ネットマスク255.255.255.0及びデフォル
トゲートウェイ5.5.5.1の設定が行われる。
【0030】ネットワーク管理装置301は、BOOT
Pサーバ機能の動作が終了したら、データ305のダウ
ンロードフラグ部を確認する。フラグの値が“tru
e”なので、データ305のIPアドレス部の値5.
5.5.5.を読み込み、そのIPアドレスをファイル
名とする構成情報ファイル307をTFTPサーバ機能
によりIPアドレス5.5.5.5.を持つネットワー
ク機器303にダウンロードする。
Pサーバ機能の動作が終了したら、データ305のダウ
ンロードフラグ部を確認する。フラグの値が“tru
e”なので、データ305のIPアドレス部の値5.
5.5.5.を読み込み、そのIPアドレスをファイル
名とする構成情報ファイル307をTFTPサーバ機能
によりIPアドレス5.5.5.5.を持つネットワー
ク機器303にダウンロードする。
【0031】最後に、ネットワーク管理装置301がデ
ータ305のダウンロードフラグ部のフラグを“fal
se”とし、以上で動作が完了する。
ータ305のダウンロードフラグ部のフラグを“fal
se”とし、以上で動作が完了する。
【0032】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
る。
【0033】(1)ネットワーク機器を別のネットワー
ク機器と取り替える場合に、取り外されるネットワーク
機器のIPアドレス、サブネットマスク及びデフォルト
ゲートウェイやネットワーク構成情報を調べて新しく設
置されるネットワーク機器に設定しなくても、自動的に
設定が行われる。
ク機器と取り替える場合に、取り外されるネットワーク
機器のIPアドレス、サブネットマスク及びデフォルト
ゲートウェイやネットワーク構成情報を調べて新しく設
置されるネットワーク機器に設定しなくても、自動的に
設定が行われる。
【図1】本発明の一実施形態を示すネットワーク管理シ
ステムの構成図である。
ステムの構成図である。
【図2】ネットワーク管理装置が搭載するアドレス管理
テーブルの構成図である。
テーブルの構成図である。
【図3】TFTPサーバが用いるファイルリストの構成
図である。
図である。
101、304 アドレス管理テーブル 102 MACアドレス部 103 IPアドレス部 104 サブネットマスク部 105 デフォルトゲートウェイ 106 ダウンロードフラグ部 201、306 ファイルリスト 301 ネットワーク管理装置 302、303 ネットワーク機器(被管理ネットワー
ク機器)
ク機器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 亮司 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 松尾 英普 茨城県日立市砂沢町880番地 日立電線株 式会社高砂工場内 (72)発明者 田村 武志 大阪府堺市学園町1−1 大阪府立大学内 (72)発明者 宮本 貴朗 大阪府堺市学園町1−1 大阪府立大学内 Fターム(参考) 5B089 GA01 GA31 GB09 HB04 HB10 JB22 KA04 KB04 KB06 KB10 KC15 5K033 AA09 BA08 DA01 DB20 EA07 EC01 EC02 EC03
Claims (2)
- 【請求項1】 ネットワーク管理装置がBOOTPサー
バ機能とTFTPサーバ機能とを備え、被管理ネットワ
ーク機器がBOOTPクライアント機能と前記TFTP
サーバに対応する機能とを備え、被管理ネットワーク機
器が該被管理ネットワーク機器に設定するべきIPアド
レス、サブネットマスク及びデフォルトゲートウェイの
情報を前記ネットワーク管理装置に問い合わせることに
より、前記IPアドレス、サブネットマスク及びデフォ
ルトゲートウェイの設定が行われ、さらに、前記ネット
ワーク管理装置で管理されている前記IPアドレスを要
素に持つネットワーク構成情報が前記IPアドレスの設
定された前記被管理ネットワーク機器に転送されること
を特徴とするネットワーク管理システム。 - 【請求項2】 前記ネットワーク管理装置に前記被管理
ネットワーク機器のMACアドレスと前記転送の可否を
示すフラグとが登録され、前記MACアドレスを持つ前
記被管理ネットワーク機器による問い合わせがあったと
き、前記フラグが転送可を示していれば、前記転送が行
われることを特徴とする請求項1記載のネットワーク管
理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10340453A JP2000165407A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | ネットワーク管理システム |
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JP10340453A JP2000165407A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | ネットワーク管理システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-11-30 JP JP10340453A patent/JP2000165407A/ja active Pending
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