JP2000162255A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2000162255A
JP2000162255A JP10336101A JP33610198A JP2000162255A JP 2000162255 A JP2000162255 A JP 2000162255A JP 10336101 A JP10336101 A JP 10336101A JP 33610198 A JP33610198 A JP 33610198A JP 2000162255 A JP2000162255 A JP 2000162255A
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time
power consumption
power
power saving
integrated value
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Shinichi Ishibashi
伸一 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザの節電意識を高めるようにした電子機器
を提供する。 【解決手段】制御部20では、開始日付からの機器のオ
ン時間、節電モードで使用された時間、オフ時間を測定
し、その積算値をEEPROM20bに保持し、時間経
過に応じてその値を更新する。ユーザのキー操作部19
からの消費電力の表示要求が発生したとき、制御部20
では、ROM20a、EEPROM20bより消費電力
の演算に必要なデータを読み出し、開始日付からの消費
電力を算出し、その結果の表示データをOSD回路21
に供給し、CRT17に開始日付からの消費電力を表示
する。CRT17に開始日付からの消費電力を表示で
き、ユーザの節電意識を向上させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、例えばテレビジョン
装置に適用して好適な電子機器に関する。詳しくは、機
器自身のオン時間(動作時間)およびオフ時間(非動作
時間)等を測定し、それらの測定時間に基づいて実際の
消費電力を算出し、その消費電力に係る情報を表示する
ことによって、ユーザの節電意識を高めるようにした電
子機器に係るものである。
【0002】
【従来の技術】消費電力に係る情報は、例えば電子機器
の筐体に貼付される表示ラベルに記載されている。例え
ば、テレビジョン装置の場合には、「電気用品取締法に
基づく表示」として、定格消費電力(例えば56W)が
表示され、また「家庭用品品質表示法に基づく表示」と
して年間消費電力(例えば121kW・h/年)の表示
がなされている。また機器のカタログには、機器の待機
時における消費電力の値が記載されることが多くなって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、その
経済的効果および環境問題とも相まって節電に関するユ
ーザの意識は高くなってきている。ユーザが新しく機器
を購入する場合に、その機器の消費電力は重要視され
る。しかし、従来の機器においては、上述したように、
提供される情報は、使用状況に応じた実際の消費電力を
表示するものではなかった。
【0004】そこで、この発明では、ユーザの節電意識
を効果的に高めることができる電子機器を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子機器
は、開始時点を設定する開始時点設定手段と、上記開始
時点からのオン時間の積算値を求めるオン時間積算手段
と、上記開始時点からのオフ時間の積算値を求めるオフ
時間積算手段と、上記オン時間の積算値と上記オフ時間
の積算値とを使用して上記開始時点からの消費電力を算
出する消費電力算出手段と、上記算出された消費電力を
表示する消費電力表示手段とを備えるものである。
【0006】また、節電機能を備えた機器である場合に
は、消費電力を低減する節電モードの設定手段と、その
節電モードに設定されている時間の積算値を求める節電
オン時間積算手段をさらに備え、その積算値をも使用し
て上記消費電力算出手段で消費電力を算出し、その結果
を表示する。
【0007】この発明においては、ユーザが開始時点を
設定することにより、例えばユーザの要求時にその開始
時点からの消費電力が算出され、表示される。したがっ
て、ユーザの節電意識を高めることが可能となる。
【0008】また、この発明に係わる電子機器は、単位
時間あたりのオン時間を求めるオン時間算出手段と、単
位時間あたりのオフ時間を求めるオフ時間算出手段と、
上記単位時間あたりのオン時間およびオフ時間を使用し
て所定期間の予想消費電力を算出する消費電力算出手段
と、上記算出された所定期間の予想消費電力を表示する
消費電力表示手段とを備えるものである。
【0009】また、節電機能を備えた機器である場合に
は、消費電力を低減する節電モードの設定手段と、上記
単位時間あたりの上記節電モードに設定されてる時間を
求める節電オン時間算出手段とをさらに備え、上記消費
電力算出手段では、上記単位時間あたりのオン時間およ
びオフ時間に加えて、上記単位時間あたりの節電モード
に設定されてる時間を使用して上記所定期間の予想消費
電力を算出し、その結果を上記消費電力表示手段で表示
する。
【0010】また、上記所定期間の目標消費電力を設定
する目標消費電力設定手段と、上記算出された所定期間
の予想消費電力が上記目標消費電力を越えるときには警
告を発生する警告発生手段とをさらに備えるものであ
る。
【0011】したがって、この発明においては、例えば
ユーザの要求時に、その時点の使用状況を基にして、あ
る所定期間に予想される消費電力を算出し、その結果を
表示する。また、上記所定期間のユーザの目標とする消
費電力の設定を行えば、その予想消費電力がその目標消
費電力を越えるときには警告を発生する。したがって、
ユーザの節電意識を高めることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら、こ
の発明の実施の形態について説明する。
【0013】図1は、この発明の実施の形態としてのテ
レビジョン装置10の構成を示している。このテレビジ
ョン装置10は、マイクロコンピュータを有して構成さ
れ、全体の動作を制御するための制御部20と、放送信
号を受信するためのアンテナ11と、このアンテナ11
で受信される複数の放送信号より所定チャネルの放送信
号を選択し、その放送信号に対応した中間周波信号を出
力するチューナ12とを有している。チューナ12にお
ける選局動作は、ユーザのキー操作部19の操作に基づ
き、制御部20によって制御される。
【0014】また、テレビジョン装置10は、チューナ
12より出力される中間周波信号を増幅する映像信号中
間周波増幅回路13と、この増幅回路13で増幅された
中間周波信号に対して検波処理をして上述した所定チャ
ネルの映像信号SVを得る映像検波回路14と、この映
像信号SVに対して増幅処理をする映像増幅回路15と
を有している。上述せずも、このテレビジョン装置10
は、ユーザのキー操作部19の操作によって、節電モー
ドに設定できる。節電モードに設定される場合、制御部
20によって映像増幅回路15における増幅率が小さく
され、表示画像の輝度が低くされる。なお、節電モード
に設定される場合、コントラストを小さくするようにし
てもよい。
【0015】また、テレビジョン装置10は、文字表示
信号を出力するオンスクリーンディスプレイ回路(以
下、「OSD回路」という)21を有している。上述せ
ずも、このテレビジョン装置10は、ユーザのキー操作
部19の操作による要求に応じて、予め設定された開
始日付からの消費電力、年間予想消費電力を画面上に
表示することが可能である。OSD回路21では、その
ような表示要求があるとき、制御部20より供給される
表示データに基づいて、文字表示信号が発生される。
【0016】また、テレビジョン装置10は、映像増幅
回路15からの映像信号と、OSD回路21からの文字
表示信号とを合成する合成器16と、この合成器16よ
り出力される映像信号による画像を表示する受像管(C
RT)17とを有している。
【0017】図1に示すテレビジョン装置10の動作を
説明する。アンテナ11で受信される放送信号はチュー
ナ12に供給され、所定チャネルの放送信号が選択さ
れ、このチューナ12よりその所定チャネルの放送信号
に対応した中間周波信号が出力される。そして、この中
間周波信号は中間周波増幅回路13で増幅された後に映
像検波回路14に供給されて検波され、この映像検波回
路14より出力される映像信号は映像増幅回路15で増
幅された後に合成器16を介して受像管17に供給され
る。これにより、受像管17には、上述した所定チャネ
ルの放送信号に係る画像が表示される。
【0018】この場合、ユーザがキー操作部19の操作
によって節約モードに設定した場合、上述したように制
御部20の制御によって映像増幅回路15における増幅
率が小さくされ、消費電力の節約が図られる。この場
合、受像管17に表示される画像の輝度は低くなる。
【0019】また、ユーザのキー操作部19の操作によ
って、予め設定された開始日付からの消費電力の表示要
求がされた場合、制御部20よりその表示に対応した表
示データがOSD回路21に供給される。これにより、
OSD回路21より文字表示信号が出力され、この文字
表示信号が合成器16で映像信号に合成され、受像管1
7の画面上に予め設定された開始日付からの消費電力が
画像に重ねて表示される。
【0020】図2は、この場合の表示例を示している。
例えば、消費した電力の他に、テレビを見た時間、節約
した電力および開始日付も表示される。開始日付は、ユ
ーザのキー操作部19の操作によって、予め設定され
る。この開始日付のデータは、例えば制御部20内の設
けられたEEPROM(electrically erasable and pr
ogrammable read only memory)20bに記憶され、開
始日付が設定される毎に更新される。テレビを見た時間
は、テレビジョン装置10がオンとなっている時間が開
始日付より積算されたオン時間Tonに対応している。
【0021】また、節約した電力ES[kWh]は、
(1)式によって算出される。すなわち、節約した電力
S[kWh]は、テレビジョン装置10がオン状態に
あり、かつ節電モードとなっている時間が開始日付より
積算された節電オン時間Tsonと、節電モードにおける
低減消費電力PA[kW]とを使用して算出される。 ES[kWh]=Tson×PA[kWh] ・・・(1)
【0022】また、消費した電力E[kWh]は、
(2)式によって算出される。すなわち、消費した電力
E[kWh]は、テレビジョン装置10がオン状態にあ
る時間が開始日付より積算されたオン時間Tonと、その
オン状態における消費電力PO[kW]と、テレビジョ
ン装置10がオフ状態にある時間が開始日付より積算さ
れたオフ時間Toffと、そのオフ状態における消費電力
S[kW]と、さらに上述した節電オン時間Tsonおよ
び低減消費電力PA[kW]とを使用して算出される。
ここで、オフ状態における消費電力PS[kW]は、制
御部20内のマイコンや時計機能等の動作のために必要
となる電力である。 E[kWh]=Ton×PO−Tson×PA+Toff×PS[kWh] ・・・(2)
【0023】ここで、上述の(1)式および(2)式等
で使用されるオン時間Ton、節電オン時間Tsonおよび
オフ時間Toffは、上述したEEPROM20bに記憶
されている。制御部20は、これらの時間を、開始日付
の最初で0にセットする。そして、制御部20は、図示
せずも、所定時間毎、例えば10分毎のオン時間、節電
時間、オフ時間を測定するための第1、第2および第3
のカウンタ(タイマ)を備えており、所定時間毎にEE
PROM20bに記憶されているオン時間Ton、節電オ
ン時間Tsonおよびオフ時間Toffを読み出し、それぞれ
に第1、第2および第3のカウンタの値を加算し、加算
後の値をオン時間Ton、節電オン時間Tsonおよびオフ
時間ToffとしてEEPROM20bに記憶しておく。
【0024】また、上述の(1)式および(2)式等で
使用されるオン状態における消費電力PO[kW]、節
電モードにおける低減消費電力PA[kW]およびオフ
状態における消費電力PS[kW]は、制御部20内に
設けられたROM20aあるいは上述したEEPROM
20bに記憶されている。
【0025】図3のフローチャートは、ユーザのキー操
作部19の操作によって、予め設定された開始日付から
の消費電力の表示要求がされた場合における制御部20
の制御動作を示している。
【0026】開始日付からの消費電力の表示要求がある
と、ステップST42で、上述した節約した電力E
S[kWh]および消費した電力E[kWh]の算出に
必要なデータをROM20aやEEPROM20bより
読み出す。ここで、読み出すデータは、オン時間Ton、
節電オン時間Tson、オフ時間Toff、オン状態における
消費電力PO[kW]、節電モードにおける低減消費電
力PA[kW]、オフ状態における消費電力PS[kW]
および開始日付である。
【0027】次に、ステップST43で、(1)式によ
り節約した電力ES[kWh]を算出し、(2)式によ
り消費した電力E[kWh]を算出する。そして、ステ
ップST44で、節約した電力ES[kWh]や消費し
た電力E[kWh]等を表示させるための表示データを
OSD回路21に供給して、受像管17の画面上に図2
に示すような表示をさせる。
【0028】次に、ステップST45で、表示期間が所
定時間となったか否かを判定し、所定時間となったとき
は、ステップST46で、OSD回路21を制御して表
示を終了し、動作を終わる。
【0029】また、図1に示すテレビジョン装置10に
おいて、ユーザのキー操作部19の操作によって、年間
予想消費電力の表示要求がされた場合、制御部20より
その表示に対応した表示データがOSD回路21に供給
される。これにより、OSD回路21より文字表示信号
が出力され、この文字表示信号が合成器16で映像信号
に合成され、受像管17の画面上に年間予想消費電力が
画像に重ねて表示される。
【0030】図4は、この場合の表示例を示している。
例えば、予想される年間電力の他に、目標の年間電力、
1日あたりのテレビを見た時間(テレビジョン装置10
がオン状態となっている時間)ton、1日あたりの節電
モードとした時間tsonも表示される。目標の年間電力
は、ユーザのキー操作部19の操作によって、予め設定
される。この目標の年間電力のデータは、例えば制御部
20内の設けられたEEPROM20bに記憶され、目
標の年間電力が設定される毎に更新される。
【0031】1日あたりのテレビを見た時間tonは、開
始日付から現在までのオン時間が積算された上述のオン
時間Tonを、開始日付から現在までの日数で除算するこ
とで算出される。同様に、1日あたりの節電モードとし
た時間tsonは、開始日付から現在までの節電モード時
間が積算された上述の節電オン時間Tsonを、開始日付
から現在までの日数で除算することで算出される。1日
あたりのオフ状態となっている時間toffについても同
様な考えで求められる。
【0032】また、予想される年間電力EY[kWh]
は、(3)式によって算出される。すなわち、予想され
る年間電力EY[kWh]は、オン状態における消費電
力PO[kW]と、節電モードにおける低減消費電力PA
[kW]と、オフ状態における消費電力PS[kW]
と、1日あたりのテレビを見た時間tonと、1日あたり
の節電モードとした時間tsonと、1日あたりのテレビ
ジョン装置10がオフ状態となっている時間toffとを
使用して算出される。 EY[kWh]=(ton×PO−tson×PA+toff×PS)×365[kWh] ・・・(3)
【0033】図5のフローチャートは、ユーザのキー操
作部19の操作によって、予想年間消費電力の表示要求
がされた場合における制御部20の制御動作を示してい
る。
【0034】予想年間消費電力の表示要求があると、ス
テップST62で、上述した予想年間消費電力EY[k
Wh]の計算等に必要なデータをROM20aやEEP
ROM20bより読み出す。ここで、読み出すデータ
は、オン時間Ton、節電オン時間Tson、オフ時間Tof
f、オン状態における消費電力PO[kW]、節電モード
における低減消費電力PA[kW]、オフ状態における
消費電力PS[kW]、ユーザが予め設定した目標年間
電力および開始日付である。
【0035】次に、ステップST63で、1日あたりの
テレビを見た時間tonと、1日あたりの節電モードとし
た時間tsonと、1日あたりのテレビジョン装置10が
オフ状態となっている時間toffを算出する。上述した
ように、1日あたりの時間の算出は、例えば、1日あた
りのテレビを見た時間tonの算出であれば、開始日付か
ら現在までのオン時間が積算されたオン時間Tonを、開
始日付から現在までの日数で除算することで求められ
る。同じく、1日あたりの節電モードとした時間tson
および1日あたりのオフ状態となっている時間toffに
ついても、同様な考えで求められる。
【0036】次に、ステップST64で、(3)式によ
り予想年間消費電力EY[kWh]を算出する。そし
て、ステップST70で、予想年間消費電力EY[kW
h]、目標年間消費電力[kWh]等を表示させるため
の表示データをOSD回路21に供給して、受像管17
の画面上に、図4に示すような表示をさせる。
【0037】次のステップST71で、算出した予想年
間電力EY[kWh]の値がユーザの設定した目標の年
間電力の値に対して越えているか否かが判定される。予
想年間電力EY[kWh]の値が目標年間電力の値を越
えている場合には、次のステップST72で、ユーザに
対して警告の表示を行うように、表示データをOSD回
路21に供給して、受像管17の画面上に、図4に示す
年間電力の表示に加えて、例えば、「警告:この状態で
は、目標をオーバーします。」というような警告表示を
行う。また、警告の方法は、上記した表示の方法に限ら
ず、音声または警報音を発生しても構わない。
【0038】次に、ステップST73で、表示期間が所
定時間となったか否かを判定し、所定時間となったとき
は、ステップST75で、OSD回路21を制御して表
示を終了し、動作を終わる。
【0039】上述の実施の形態によれば、ユーザが開始
日付からの消費電力情報を知りたいときには、いつでも
その値を知ることができる。また、その時点での使用状
況を基に予想される予想年間消費電力を知ることができ
る。したがって、ユーザの節電意識を向上させることが
できる。
【0040】なお、上述の実施の形態においては、消費
電力の算出の開始時点として開始日付を設定するもので
あったが、日付の他に時刻なども設定するようにしても
よい。
【0041】また、年間の予想電力計算においては、1
日あたりのオン時間、オフ時間などを求め、それを使用
して予想年間電力を算出する場合で説明したが、所定の
単位時間のオン時間、オフ時間を求め、それを使用して
予想年間電力を算出するようにしてもよい。この場合、
日付設定および時刻設定がなくても可能である。同じよ
うに、求める予想消費の期間は、年間に限るものでな
く、ユーザの所望する所定期間、例えば、1ヶ月であっ
ても、3ヶ月でも、3ヶ年であっても構わない。
【0042】また、上述の説明では、節電機能を備えた
機器の場合で説明したが、節電機能が付いていない機器
の場合においても、節電機能に係る項の計算の必要が無
くなるだけであり、同じように適用されることは勿論で
ある。
【0043】また、上述の説明では、消費電力の情報の
表示方法は、合成器16を使用して映像信号に文字表示
信号を重ね合わせて表示する方法で説明したが、重ね合
わせて表示するものに限るものでなく、文字表示の専用
画面に切り換えて表示しても構わない。
【0044】また、警告の発生は、文字による表示の方
法で説明したが、ユーザに知らせる手段であればなんで
も良く、例えば、音声を発生する、または、文字表示と
共に警報音を発生させても構わない。
【0045】また、上述の説明においては、この発明
を、テレビジョン装置に適用したものであるが、この発
明は、表示機能を備えたその他の電子機器に、同じよう
に適用し得るものである。
【0046】
【発明の効果】この発明によれば、予め設定された開始
時点からの実際の消費電力を演算し、表示を行うことが
できる。また、この発明によれば、機器の使用状況に応
じてある所定期間(例えば1年間)に予想される消費電
力を算出し、表示を行うことができる。したがってユー
ザは、いつでも簡単に電子機器の実際の消費電力の情報
を得ることができ、節電意識の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのテレビジョン装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】予め設定された開始日からの消費電力の表示例
を示す図である。
【図3】開始日付からの消費電力表示の要求時における
制御部の制御動作を示すフローチャートである。
【図4】予想年間消費電力の表示例を示す図である。
【図5】予想年間消費電力表示の要求時における制御部
の制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 テレビジョン装置 12 チューナ 13 映像中間周波増幅回路 14 映像検波回路 15 映像増幅回路 16 合成器 17 CRT 19 キー操作部 20 制御部 20a ROM 20b EEPROM 21 OSD回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開始時点を設定する開始時点設定手段
    と、 上記開始時点からのオン時間の積算値を求めるオン時間
    積算手段と、 上記開始時点からのオフ時間の積算値を求めるオフ時間
    積算手段と、 上記オン時間の積算値と上記オフ時間の積算値とを使用
    して上記開始時点からの消費電力を算出する消費電力算
    出手段と、 上記算出された消費電力を表示する消費電力表示手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 消費電力を低減する節電モードの設定手
    段と、 上記開始時点からのオン時間のうち、上記節電モードに
    設定されてる時間の積算値を求める節電オン時間積算手
    段とをさらに備え、 上記消費電力算出手段では、上記オン時間の積算値と上
    記オフ時間の積算値とに加えて、上記節電オン時間の積
    算値を使用して、上記消費電力を算出することを特徴と
    する請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 単位時間あたりのオン時間を求めるオン
    時間算出手段と、 単位時間あたりのオフ時間を求めるオフ時間算出手段
    と、 上記単位時間あたりのオン時間およびオフ時間を使用し
    て所定期間の予想消費電力を算出する消費電力算出手段
    と、 上記算出された所定期間の予想消費電力を表示する消費
    電力表示手段とを備えることを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 消費電力を低減する節電モードの設定手
    段と、 上記単位時間あたりの上記節電モードに設定されてる時
    間を求める節電オン時間算出手段とをさらに備え、 上記消費電力算出手段では、上記単位時間あたりのオン
    時間およびオフ時間に加えて、上記単位時間あたりの節
    電モードに設定されてる時間を使用して上記所定期間の
    予想消費電力を算出することを特徴とする請求項3に記
    載の電子機器。
  5. 【請求項5】 上記所定期間の目標消費電力を設定する
    目標消費電力設定手段と、 上記算出された所定期間の予想消費電力が上記目標消費
    電力を越えるときには警告を発生する警告発生手段とを
    さらに備えることを特徴とする請求項3に記載の電子機
    器。
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