JP2000159641A - 毛髪処理用の調整水及びその生成装置 - Google Patents

毛髪処理用の調整水及びその生成装置

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JP2000159641A
JP2000159641A JP10333816A JP33381698A JP2000159641A JP 2000159641 A JP2000159641 A JP 2000159641A JP 10333816 A JP10333816 A JP 10333816A JP 33381698 A JP33381698 A JP 33381698A JP 2000159641 A JP2000159641 A JP 2000159641A
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exchange resin
hair
hair treatment
cation exchange
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JP10333816A
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Mari Sasaki
真理 佐々木
Tomihisa Sasaki
富久 佐々木
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SASAKI SHOJI KK
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SASAKI SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーマ、染色等の毛髪処理において、毛髪の
変質を防止し、毛髪を自然な状態に保持しながら、毛髪
処理を効果的に行うことができる毛髪処理用の調整水、
及びその水を簡単な構成で容易に生成させることができ
る毛髪処理用の調整水の生成装置を提供する。 【解決手段】 生成装置18は、水道配管12及び温水
配管13が接続されている温度調節装置11と、弱酸性
型の陽イオン交換樹脂を充填した陽イオン交換樹脂槽2
4及び弱塩基性型の陰イオン交換樹脂を充填した陰イオ
ン交換樹脂槽26と、を第1から第4給水配管15、1
6、22、23によって接続している。さらに、三方コ
ック28は、それらのイオン交換樹脂槽24、26に対
して第1及び第2取出し配管27、29によって接続さ
れるとともに、給水シャワー41に対して給水ホース4
2によって接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、理容又は美容の
分野で毛髪の洗浄等の処理に使用される毛髪処理用の調
整水及びその生成装置に関するものである。より詳しく
は、水道水や井戸水等の水に含有される硬度成分及び塩
基成分の少なくとも1種を除去するとともに、所定範囲
のpH値に調整することによって、パーマ施術や染色施
術等に適したものとすることができる毛髪処理用の調整
水及びその生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の毛髪処理用の調整水
の生成装置としては、特開平10−156353号公報
に開示されている水処理装置が知られている。この水処
理装置は、陽イオン交換樹脂によってイオン交換処理し
た水道水と、処理しない水道水とを混合することによっ
て、美容等に適した弱酸性の軟水が得られるように構成
されている。すなわち、まず水道水を流量調整バルブに
より陽イオン交換樹脂に通水する水と通水しない水とに
分割した後通水し、それぞれの水を混合する。次に、p
Hセンサによって混合された水のpH値を測定し、所望
のpH値の軟水が得られるように流量調整バルブの流量
を調整するものである。また、この水処理装置は、前記
イオン交換処理しない水道水の代わりに、陰イオン交換
処理した水道水を使用することができるように構成する
こともできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
水処理装置では、pHセンサ及び流量調整バルブを備え
ることによって、装置が複雑化し、製造コストが上昇し
てしまっていた。さらに、流量調整バルブを水道配管に
接続し、イオン交換樹脂を通水させる前の流量を調整す
るように構成されていることから、混合された水のpH
を調整するまでに時間がかかるうえ、調整を容易に行う
ことができなかった。
【0004】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、パーマ、染色等の毛髪処理において、毛
髪の変質を防止し、毛髪を自然な状態に保持しながら、
毛髪処理を効果的に行うことができる毛髪処理用の調整
水、及びその水を簡単な構成で容易に生成させることが
できる毛髪処理用の調整水の生成装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の毛髪処理用の調整水の発明は、
交換基を水素イオン型にした弱酸性型の陽イオン交換樹
脂に水を接触させ、水中の硬度成分を弱酸性型の陽イオ
ン交換樹脂の水素イオンと交換した酸性水よりなるもの
である。
【0006】請求項2に記載の毛髪処理用の調整水の発
明は、交換基を水酸イオン型にした弱塩基性型の陰イオ
ン交換樹脂に水を接触させ、水中の塩基成分を弱塩基性
型の陰イオン交換樹脂の水酸イオンと交換したアルカリ
性水よりなるものである。
【0007】請求項3に記載の毛髪処理用の調整水の生
成装置の発明は、交換基を水素イオン型にした弱酸性型
の陽イオン交換樹脂を充填した陽イオン交換樹脂槽と、
交換基を水酸イオン型にした弱塩基性型の陰イオン交換
樹脂を充填した陰イオン交換樹脂槽とを備え、給水配管
を陽イオン交換樹脂槽及び陰イオン交換樹脂槽の少なく
とも一方に接続し、温水又は冷水を給水可能に構成する
とともに、取出し配管を陽イオン交換樹脂槽及び陰イオ
ン交換樹脂槽の少なくとも一方に接続し、水中の硬度成
分を弱酸性型の陽イオン交換樹脂の水素イオンと交換し
た酸性水及び水中の塩基成分を弱塩基性型の陰イオン交
換樹脂の水酸イオンと交換したアルカリ性水の少なくと
も一方を取出し可能に構成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
形態について詳細に説明する。図1に示すように、温度
調節装置11は、水道配管12と温水タンクからの温水
配管13とに接続され、調節つまみ14によって水と湯
との混合割合を調節し、所定温度の温水又は冷水が供給
されるようになっている。第1給水配管15は、温度調
節装置11の出口側に接続され、各部に温水又は冷水を
供給するようになっている。
【0009】第2給水配管16は、第1給水配管15の
途中の分岐栓17に接続されて分岐し、毛髪処理用の調
整水の生成装置18に冷水又は温水(以下、原水と記載
する)を供給するとともに、洗髪用シンクタンク19に
配設されている図示しない洗髪用シャワーに原水を供給
している。流量調節バルブ20は、第2給水配管16の
途中に設けられ、分岐管21を介して第3給水配管22
と第4給水配管23に、温度調節装置11から供給され
る原水を分岐するようにしている。
【0010】第3給水配管22は、洗髪用シンクタンク
19下方の空間に設置されている陽イオン交換樹脂槽2
4に、専用ヘッド25を介して接続されている。また、
第4給水配管23は、陽イオン交換樹脂槽24に隣接す
る陰イオン交換樹脂槽26に、専用ヘッド25を介して
接続されている。
【0011】第1取出し配管27は、一端が陽イオン交
換樹脂槽24に専用ヘッド25を介して接続されるとと
もに、他端が三方コック28に接続されている。また、
第2取出し配管29は、一端が陰イオン交換樹脂槽26
に専用ヘッド25を介して接続されるとともに、他端が
三方コック28に接続されている。
【0012】図2に示すように、第3給水配管22及び
第1取出し配管27に接続された専用ヘッド25下部の
雄ネジ部30は、陽イオン交換樹脂槽24上部の雌ネジ
部31に螺合されている。専用ヘッド25上部の入水口
32には、前記第3給水配管22端部の雄ねじ33が螺
合されるように、雌ネジ34が設けられている。また、
専用ヘッド25上部の出水口35には、前記第1取出し
配管27端部の雄ねじ33が螺合されるように、雌ネジ
34が設けられている。円筒状に形成された集水管36
は、陽イオン交換樹脂槽24の中央において、専用ヘッ
ド25から垂下され、その下端にはフィルターよりなる
集水口37が装着されるとともに、上端は第1取出し配
管27に接続された出水口35に接続されている。
【0013】弱酸性型の陽イオン交換樹脂38は、陽イ
オン交換樹脂槽24内に充填されている。そして、入水
口32から流入した原水39は、図2の矢印で示すよう
に、陽イオン交換樹脂槽24内で陽イオン交換樹脂38
の間隙を通りながらイオン交換処理されて集水口37へ
と移動する。さらに、原水39は集水口37から集水管
36内を上昇して出水口35へと移動し、第1取出し配
管27から流出される。なお、陽イオン交換樹脂槽2
4、原水39や処理水と接触する配管等は、腐食による
弊害を防止するために、合成樹脂により形成されてい
る。
【0014】また、弱塩基性型の陰イオン交換樹脂40
は、陰イオン交換樹脂槽26内に充填されている。そし
て、入水口32から流入した原水39は、図2の矢印で
示すように、陰イオン交換樹脂槽26内で陰イオン交換
樹脂40の間隙を通りながらイオン交換処理されて集水
口37へと移動する。さらに、原水39は集水口37か
ら集水管36内を上昇して出水口35へと移動し、第2
取出し配管29から流出される。なお、陰イオン交換樹
脂槽26、原水39や処理水と接触する配管等は、腐食
による弊害を防止するために、合成樹脂により形成され
ている。
【0015】三方コック28は、第1及び第2取出し配
管27、29に接続されている。さらに、給水シャワー
41は、耐圧ホースからなる給水ホース42を介して三
方コック28に接続されている。この三方コック28
は、第1取出し配管27及び第2取出し配管29の少な
くとも一方の配管から供給される処理水を通過させ、所
望の毛髪処理用の調整水を生成させて給水ホース42に
供給する。そして、生成された毛髪処理用の調整水は、
給水ホース42を通って給水シャワー41に供給され、
洗髪等に使用される。給水スイッチ43は、給水シャワ
ー41の把持部に設けられ、給水シャワー41に供給さ
れる処理水の通水又は止水を切り替えるようになってい
る。
【0016】以上のように構成される毛髪処理用の調整
水の生成装置18は、図1に示される洗髪用シンクタン
ク19下の狭い空間、シンクタンク23間の隙間の壁
際、或いは洗髪用いす44の下に収められ、パーマ施術
や染色施術作業の障害にならないように設置される。
【0017】従って、この生成装置18を構成するもの
のうちで最も嵩張るものである両イオン交換樹脂槽2
4、26の大きさは、一般的な美容院の備品の大きさか
ら考えて、幅50cm以下、奥行き25cm以下、高さ
45cm以下であるのが好ましく、この場合には全容量
は34リットル以下となる。
【0018】また、イオン交換樹脂38、40が充填さ
れたイオン交換樹脂槽24、26の重量は、運搬及び交
換が容易な重量であることから20kg以下であると好
ましく、女性でも容易に運搬できるように10kg前後
であるとさらに好ましい。このとき、イオン交換樹脂3
8、40が充填されていないイオン交換樹脂槽24、2
6の重量が約3kgであることから、充填されるイオン
交換樹脂38、40の重量は7〜17kgであるのが好
ましい。さらに、イオン交換樹脂38、40の使用済樹
脂槽と再生済樹脂槽との交換作業において水が含まれる
場合が多いことから、イオン交換樹脂38、40及び水
の総量は7〜17リットルであるのが好ましい。但し、
陽イオン交換樹脂38は、水素イオン型からカルシウム
型やマグネシウム型に交換反応が進行すると膨潤率が5
〜60%程度となり、陰イオン交換樹脂40は水酸イオ
ン型から塩素イオン型に交換反応が進行すると膨潤率が
3〜60%程度となることから、これらの膨潤率を考慮
に入れてイオン交換樹脂38、40を充填する必要があ
る。
【0019】次に、上記のように構成される毛髪処理用
の調整水の生成装置18により製造される毛髪処理用の
調整水について説明する。第1の毛髪処理用の調整水
は、交換基を水素イオン型にした弱酸性型の陽イオン交
換樹脂38に原水39を接触させ、水中の硬度成分を陽
イオン交換樹脂38の水素イオンと交換した弱酸性水よ
りなるものである。この調整水はpH値が3.0〜6.
0であるのが好ましい。このpH値が3.0未満の場
合、調整水が強酸性であることから取り扱い性が悪いう
え毛髪を傷めるおそれがある。逆に6.0を超える場
合、毛髪処理用として特に適したものとはならない。こ
の調整水は三方コック28により陽イオン交換樹脂槽2
4を通過した処理水のみを給水シャワー41に供給する
ことによって得られる。
【0020】前記の交換基としては、原水39に含有さ
れる硬度成分であるカルシウムイオンやマグネシウムイ
オン等の陽イオンと可逆的にイオン結合することができ
る弱酸性型の陽イオン交換基が使用される。この弱酸性
型の陽イオン交換基としては、例えばカルボキシル基
(見かけのpK値は4〜6)等が一般的に挙げられ、他
にフェノール性水酸基等、そしてキレート樹脂として使
われている、アミノカルボン酸基、アミノリン酸基、イ
ミノジ酢酸基、チオール基、ジチゾン基等が挙げられ
る。
【0021】この弱酸性型の陽イオン交換樹脂38は、
pK値が比較的高いことから、酸性度の高い調整水とは
なり難く、毛髪を傷めることが少ない。さらに、美容施
術又は理容施術に適したpH値であることから、そのま
まの状態でも使用することができ、製造に要する手間を
低減させることができる。加えて、この陽イオン交換樹
脂38は、他の陽イオン交換樹脂と比べて陽イオンの交
換容量が高い。また、この弱酸性型の陽イオン交換樹脂
38は、中性塩分解能をほとんど有さないために、中性
塩分解能を有する強酸性型の陽イオン交換樹脂の場合の
ように、塩酸や硫酸等の強酸が生成され難く、毛髪等に
対するダメージを少なくすることができる。
【0022】これらの交換基は、スチレン系、アクリル
系、メタアクリル系、エポキシ系等のモノマーとジビニ
ルベンゼンモノマーとを共重合して作製される樹脂又は
フェノールを縮合して作製される樹脂に共有結合され
て、弱酸性型の陽イオン交換樹脂38として入手され
る。これらの樹脂38の表面は、ミクロポアー又はマク
ロポアーのいずれのものでも使用することができる。
【0023】これらの陽イオン交換樹脂38は、あらか
じめ塩酸や硫酸等の強酸に接触させることによって、交
換基にイオン結合している陽イオンを強酸由来の水素イ
オンと置換し、水素イオン型の弱酸性型の陽イオン交換
樹脂38の状態で使用される。この弱酸性型の陽イオン
交換樹脂38と原水39とを接触させる際の流速は、樹
脂カラム法を用いる場合には、1時間当たり樹脂量の5
0倍以下の量で原水39を接触させることが理想的であ
るが、この目的の設置スペースにおける樹脂槽容量制限
における樹脂量に対し、200倍以上の量で原水39を
接触させても、目的のpH、硬度の調整水を得ることも
可能であった。そして、洗髪等に使用される場合には、
好ましくは毎分1〜30リットル、さらに好ましくは毎
分5〜25リットルの調整水が供給される。この流速が
毎分1リットル未満の場合、洗髪に使用される調整水の
水勢が弱く、洗髪に時間がかかりすぎてしまう。逆に毎
分30リットルを越える場合、水勢が強過ぎて調整水が
飛散してしまうことから、洗髪等に適さないうえ経済的
でない。
【0024】この弱酸性型の陽イオン交換樹脂38に接
触される原水39は、大量かつ安価に入手でき、清潔で
あることから、水道水又は井戸水を使用するのが好まし
い。この原水39は、美容施術又は理容施術に使用され
る薬剤等の効果を抑制する成分であるカルシウムイオン
やマグネシウムイオン等の硬度成分及び硫酸イオンや塩
化物イオン等の塩基成分が主として含有されている。
【0025】原水39の水温は、イオン交換処理後の調
整水の水温が洗髪等に適した水温である室温から45
℃、好ましくは38〜42℃となるように、室温から7
5℃の範囲であるのが好ましい。この水温が室温を下回
る場合、調整水の加温設備を増設する必要があるうえ、
加温のための電気代が必要となることから経済的でな
い。逆に75℃を越える場合、イオン交換処理後の調整
水の水温が洗髪に適した温度を超えてしまうことから、
原水39を加熱する際のエネルギーが無駄となり経済的
でない。
【0026】上記第1の毛髪処理用の調整水は、例えば
パーマ施術におけるパーマ処理、染色施術におけるアル
カリ性染色処理、或いはセット後の仕上がりを良好にす
るための脱イオン処理に好適に使用される。すなわち、
パーマ処理においては、毛髪を弱酸性にすることによっ
て、パーマ施術における1剤処理の効果を高めることが
できる。アルカリ性染色処理においては、処理後に毛髪
に残留するアルカリ系薬剤を中和する働きをする。ま
た、脱イオン処理においては、主に水に含まれるミネラ
ルと皮脂との間のイオン結合を抑制し、不溶性の塩が毛
髪に残留し難くなるために、セット後の仕上がりがサラ
ッとして良好になる。
【0027】第2の毛髪処理用の調整水は、交換基を水
酸イオン型にした弱塩基性型の陰イオン交換樹脂40に
原水39を接触させ、水中の塩基成分を陰イオン交換樹
脂40の水酸イオンと交換した弱アルカリ性水よりなる
ものである。また、この調整水はpH値が8.0〜1
0.5であるのが好ましい。このpH値が10.5を越
える場合、調整水が強アルカリとなることから取り扱い
性が悪いうえ毛髪を傷めるおそれがある。逆に8.0未
満の場合、毛髪処理用として特に適したものとはならな
い。この調整水は三方コック28により陰イオン交換樹
脂槽26を通過した処理水のみを給水シャワー41に供
給することによって得られる。
【0028】前記の交換基は、原水39に含有される塩
基成分である硫酸イオンや塩化物イオン等の陰イオンと
可逆的にイオン結合することができる弱塩基性型の陰イ
オン交換基が使用される。このような交換基としては、
例えば第1級〜第3級アミン基(いずれも見かけのpK
値は7〜9)、第1級〜第3級アミン基を任意に組み合
わせたもの(見かけのpK値は7〜9)等が一般的に挙
げられ、他にフェノール母体に低級アミンを配位したも
のや、キレート樹脂として使われている、ポリアミン
基、オキシム基等が挙げられる。
【0029】この弱塩基性型の陰イオン交換樹脂40
は、pK値が低いことから、アルカリ性度の高い調整水
とはなり難く、毛髪を傷めることが少ない。さらに、美
容施術又は理容施術に適したpH値であることから、そ
のままの状態でも使用することができ、製造に要する手
間を低減させることができる。さらに、この交換基を有
する弱塩基性型の陰イオン交換樹脂40は、他の陰イオ
ン交換樹脂と比べて陰イオンの交換容量が高い。
【0030】また、この弱塩基性型の陰イオン交換樹脂
40は、中性塩分解能をほとんど有さないために、中性
塩分解能を有する強塩基性型の陰イオン交換樹脂の場合
のように、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸
化マグネシウム等の強塩基が生成され難く、毛髪等に対
するダメージを少なくすることができる。但し、弱塩基
性型の陰イオン交換樹脂40は、中性塩分解能を有する
四級アミンを若干量有しているが、一般的に四級アミン
の水酸イオン型の耐熱性は40℃迄であることから、そ
の温度以上の原水39を陰イオン交換樹脂槽26に通水
することによって、強塩基の生成を効果的に抑制するこ
とができる。さらに、この強塩基の生成を確実に抑制す
るために、水酸イオンを有する再生剤に四級アミンの含
有量よりやや多い量の塩化ナトリウムを添加して再生処
理するとよい。このとき、弱塩基(1〜3級アミン)は
塩化ナトリウムと交換反応せずに再生剤の水酸イオンと
のみ反応し、四級アミンは塩化ナトリウムとのみ反応し
て塩化物イオン型となる。
【0031】これらの交換基は、前記第1の毛髪処理用
の調整水の場合と同様に、前記の樹脂に共有結合され、
弱塩基性型の陰イオン交換樹脂40として使用される。
これらの陰イオン交換樹脂40は、あらかじめ水酸化ナ
トリウム等の強塩基に接触させることによって、交換基
にイオン結合している陰イオンを強塩基由来の水酸イオ
ンと置換し、水酸イオン型の弱塩基性型の陰イオン交換
樹脂40の状態で使用される。この陰イオン交換樹脂4
0と原水39とを接触させる際の好適な流速は、前記第
1の毛髪処理用の調整水の場合と同様である。
【0032】上記第2の毛髪処理用の調整水は、例えば
パーマ施術におけるアルカリ性パーマ液処理、又は染色
施術における染色剤処理に好適に使用される。すなわ
ち、アルカリ性パーマ液処理においては、毛髪付着水の
pHを弱アルカリ性にすることによって、アルカリ性の
パーマ液が中和され難く、パーマ施術におけるアルカリ
性パーマ液処理の効果を高めることができる。染色剤処
理においても同様である。さらに、この調整水は、水道
水に含有される塩素イオンが充分に除去されていること
から、仕上がりを良好にすることができる。
【0033】第3の毛髪処理用の調整水は、前記第1の
毛髪処理用の調整水と第2の毛髪処理用の調整水とを三
方コック28により、所望の混合割合で混合したもので
ある。この調整水は、前記第1の毛髪処理用の調整水で
ある弱酸性水と第2の毛髪処理用の調整水である弱アル
カリ性水との混合割合を変化させることによって、pH
3.0〜10.5の範囲内の任意のpH値に調整するこ
とができるとともに、その混合割合に応じて硬度成分と
塩基成分との含有量を任意に調整することができる。
【0034】次に、上記の毛髪処理用の調整水及びその
生成装置18の効果を説明する。 ・ 実施形態の毛髪処理用の調整水の生成装置18は、
弱酸性型の陽イオン交換樹脂38及び弱塩基性型の陰イ
オン交換樹脂40の少なくとも一方のイオン交換樹脂で
処理された処理水を供給するように構成されている。こ
のため、パーマ、染色等の毛髪処理において、毛髪の変
質を防止し、毛髪を自然な状態に保持しながら、パー
マ、染色等の毛髪処理を効果的に行うことができる毛髪
処理用の調整水を容易に生成することができる。さら
に、装置18の構成が簡易であることから、製造コスト
を低減させることができる。
【0035】・ 実施形態の毛髪処理用の調整水の生成
装置18によれば、洗髪用シンクタンク19下の空間に
設置することによって、美容室での作業を妨げることが
ほとんどない。さらに、構成が簡単であるうえに広い設
置場所を必要としないことから、美容室に設置されてい
る既存の洗髪用設備に容易に取り付けることができる。
また、イオン交換樹脂槽24、26の重量を10kg前
後とすることにより、女性でも容易に運搬、交換作業を
行うことができる。
【0036】・ 実施形態の毛髪処理用の調整水の生成
装置18によれば、温度調節装置11を備えることか
ら、所望の水温の調整水を供給することができる。 ・ 実施形態の毛髪処理用の調整水の生成装置18によ
れば、三方コック28を備えることによって、弱酸性型
の陽イオン交換樹脂38又は弱塩基性型の陰イオン交換
樹脂40で処理された調整水を容易かつ迅速に供給する
ことができる。さらに、弱酸性型の陽イオン交換樹脂3
8及び弱塩基性型の陰イオン交換樹脂40で処理された
処理水を任意の割合で混合することができ、目的とする
調整水を容易に供給することができる。
【0037】・ 実施形態の第1の毛髪処理用の調整水
は、交換基を水素イオン型にした弱酸性型の陽イオン交
換樹脂38に原水39を接触させ、原水39中の硬度成
分を弱酸性型の陽イオン交換樹脂38の水素イオンと交
換した酸性水よりなるものである。このため、原水39
に含有される硬度成分が除去されるとともに、弱酸性で
あることから、パーマ、染色等の毛髪処理において、毛
髪の変質を防止し、毛髪を自然な状態に保持しながら、
パーマ、染色等の毛髪処理を効果的に行うことができ
る。
【0038】・ 実施形態の第1の毛髪処理用の調整水
によれば、pH値を3.0〜6.0とすることによっ
て、取り扱い性を良好にするとともに、毛髪を傷め難く
することができる。
【0039】・ 実施形態の第1の毛髪処理用の調整水
によれば、弱酸性型の陽イオン交換樹脂38で処理する
ことによって、pK値が高いことから酸性度の高い調整
水とはなり難く、毛髪を傷めることが少ない。さらに、
美容施術等に適したpH値であることから、そのまま使
用することができ、製造に要する手間を低減させること
ができる。加えて、この弱酸性型の陽イオン交換樹脂3
8は、陽イオン交換容量が高いことから、調整水の供給
量を減らすことなく、毛髪処理用の調整水の生成装置1
8を小型化することができる。
【0040】・ 実施形態の第2の毛髪処理用の調整水
は、交換基を水酸イオン型にした弱塩基性型の陰イオン
交換樹脂40に原水39を接触させ、原水39中の塩基
成分を弱塩基性型の陰イオン交換樹脂40の水酸イオン
と交換した弱アルカリ性水よりなるものである。このた
め、原水39に含有される塩基成分が除去されるととも
に弱アルカリ性であることから、パーマ、染色等の毛髪
処理において、毛髪の変質を防止し、毛髪を自然な状態
に保持しながら、パーマ、染色等の毛髪処理を効果的に
行うことができる。
【0041】・ 実施形態の第2の毛髪処理用の調整水
によれば、pH値を8.0〜10.5とすることによっ
て、取り扱い性を良好にするとともに、毛髪を傷め難く
することができる。
【0042】・ 実施形態の第2の毛髪処理用の調整水
によれば、弱塩基性型の陰イオン交換樹脂40で処理す
ることによって、pK値が低いことからアルカリ性度の
高い調整水とはなり難く、毛髪を傷めることが少ない。
さらに、美容施術等に適したpH値であることから、そ
のまま使用することができ、製造に要する手間を低減さ
せることができる。加えて、この弱塩基性型の陰イオン
交換樹脂40は、陰イオン交換容量が高いことから、調
整水の供給量を減らすことなく、毛髪処理用の調整水の
生成装置18を小型化することができる。
【0043】なお、前記実施形態を次のように変更して
構成することもできる。 ・ 実施形態の毛髪処理用の調整水の生成装置18にお
いて、第2給水配管16と給水ホース42とを接続する
配管を増設するとともに、その配管にバルブを配設し、
流量を調節することができるように構成すること。
【0044】このように構成した場合、処理水と原水3
9とを任意の割合で混合した調整水を供給することがで
きることから、さらに多様な目的に応じた調整水を供給
することができる。
【0045】・ 実施形態の毛髪処理用の調整水の生成
装置18において、陽イオン交換樹脂槽24と陰イオン
交換樹脂槽26とを接続する配管によって、両イオン交
換樹脂槽24、26を直列に接続すること。
【0046】このように構成した場合、硬度成分及び塩
基成分が充分に除去されるとともに、pH値が中性付近
の調整水を供給することができる。 ・ 実施形態の毛髪処理用の調整水の生成装置18にお
いて、陽イオン交換樹脂槽24及び陰イオン交換樹脂槽
26の代わりに、弱酸性型の陽イオン交換樹脂38と弱
塩基性型の陰イオン交換樹脂40とを混合して充填した
イオン交換樹脂槽を設けること。
【0047】このように構成した場合、硬度成分及び塩
基成分の含有量並びにpH値を任意の値に設定した調整
水を容易かつ定常的に供給することができる。 ・ 実施形態の毛髪処理用の調整水の生成装置18にお
いて、複数の陽イオン交換樹脂槽24を直列に接続する
とともに、複数の陰イオン交換樹脂槽26を直列に接続
し、両者を三方コック28に並列に接続すること。
【0048】このように構成した場合、イオン交換樹脂
槽24、26の高さを大幅に上げることなく、多量の調
整水を供給することができる。 ・ 実施形態の毛髪処理用の調整水の生成装置18にお
いて、三方コック28の代わりに電磁弁を備えるととも
に、給水スイッチ43によりその電磁弁を制御するよう
に構成すること。
【0049】このように構成した場合、電磁弁により所
望の調整水を容易かつ確実に供給することができる。 ・ 実施形態の毛髪処理用の調整水の生成装置18にお
いて、給水シャワー41内部にpHメータを配設し、給
水シャワー41内を通過する処理水のpH値を測定して
pHメータに表示すること。
【0050】このように構成した場合、調整水のpH値
を容易かつ即時的に把握することができる。 ・ 実施形態の毛髪処理用の調整水の生成装置18にお
いて、給水ホース42を伸縮可能な耐圧ホースにより構
成すること。
【0051】・ 実施形態の毛髪処理用の調整水の生成
装置18において、例えば第1給水配管15周辺の壁の
内側に扉付きの収容空間を設け、その内部に毛髪処理用
の調整水の生成装置18を収容すること。
【0052】このように構成した場合、生成装置18を
すっきりと収納することによって室内の使い勝手がよく
なるうえ、つまずいたりすることにより誤って生成装置
18を破損したりするのを防止することができる。さら
に、第1給水配管15周辺に収納することによって、供
給される温水の熱損失を抑制することができ、経済的で
ある。
【0053】・ 実施形態の毛髪処理用の調整水のうち
の酸性水を、洗顔水又は浴用水に使用すること。このよ
うに構成した場合、水道水を使用する感覚で安価に利用
することができるうえ、アストリンゼン効果により膚を
引き締めることができ、美容効果を発揮させることがで
きる。また、弱酸性型の陽イオン交換樹脂38は、その
耐熱性が非常に優れていることから、所望の温度の酸性
水を大量に得ることができて便利である。
【0054】・ 実施形態の毛髪処理用の調整水のうち
の酸性水を、洗浄又は殺菌用の水として使用すること。
このように構成した場合、例えば院内感染や食中毒の防
止等の効果を発揮させることができる。
【0055】・ 実施形態の毛髪処理用の調整水のうち
の酸性水を、オフセット印刷における転写板の循環水に
使用すること。このように構成した場合、循環水中のカ
ルシウムイオンの含有量を減少させることができること
から、より鮮明なオフセット印刷を行うことができる。
【0056】・ 実施形態の毛髪処理用の調整水のうち
のアルカリ性水を、洗濯用の水として使用すること。こ
のように構成した場合、アルカリ性水によって天然繊維
等の繊維が膨潤し、汚れの原因である脂等が洗剤と接触
し易くなり、洗濯の効果を向上させることが可能であ
る。
【0057】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 ・ 前記弱酸性型の陽イオン交換樹脂のpK値は4〜6
である請求項1に記載の毛髪処理用の調整水。
【0058】このように構成した場合、調整水の取り扱
い性を向上することができるうえ、毛髪を傷め難くする
ことができる。 ・ 前記弱塩基性型の陰オン交換樹脂のpK値は9〜1
0である請求項2に記載の毛髪処理用の調整水。
【0059】このように構成した場合、調整水の取り扱
い性を向上することができるうえ、毛髪を傷め難くする
ことができる。 ・ 交換基を水素イオン型にした弱酸性型の陽イオン交
換樹脂に水を接触させ、水中の硬度成分を陽イオン交換
樹脂の水素イオンと交換した酸性水よりなる毛髪処理用
の調整水と、交換基を水酸イオン型にした弱塩基性型の
陰イオン交換樹脂に水を接触させ、水中の塩基成分を陰
イオン交換樹脂の水酸イオンと交換したアルカリ性水よ
りなる毛髪処理用の調整水と、を混合してなる毛髪処理
用の調整水。
【0060】このように構成した場合、パーマ、染色等
の毛髪処理において、毛髪の変質を防止し、毛髪を自然
な状態に保持しながら、パーマ、染色等の毛髪処理を効
果的に行うことができる。
【0061】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1又は請求項
2に記載の毛髪処理用の調整水によれば、パーマ、染色
等の毛髪処理において、毛髪の変質を防止し、毛髪を自
然な状態に保持しながら、毛髪処理を効果的に行うこと
ができる。
【0062】請求項3に記載の毛髪処理用の調整水の生
成装置によれば、パーマ、染色等の毛髪処理において、
毛髪の変質を防止し、毛髪を自然な状態に保持しなが
ら、毛髪処理を効果的に行うことができる毛髪処理用の
調整水を簡単な構成で容易に生成させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の毛髪処理用の調整水の生成装置を
示す正面図。
【図2】 実施形態の陽イオン又は陰イオン交換樹脂槽
を示す断面図。
【符号の説明】
15…給水配管としての第1給水配管、16…給水配管
としての第2給水配管、18…毛髪処理用の調整水の生
成装置、21…給水配管としての第3給水配管、22…
給水配管としての第4給水配管、24…弱酸性型の陽イ
オン交換樹脂槽、26…弱塩基性型の陰イオン交換樹脂
槽、27…取出し配管としての第1取出し配管、29…
取出し配管としての第2取出し配管、38…弱酸性型の
陽イオン交換樹脂、39…水としての原水、40…弱塩
基性型の陰イオン交換樹脂。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB051 EE12 EE26 EE28 FF01 4D025 AA02 AA10 AB06 AB14 AB19 BA09 BA15 BB01 BB09 BB11 CA03 CA08 CA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換基を水素イオン型にした弱酸性型の
    陽イオン交換樹脂に水を接触させ、水中の硬度成分を弱
    酸性型の陽イオン交換樹脂の水素イオンと交換した酸性
    水よりなる毛髪処理用の調整水。
  2. 【請求項2】 交換基を水酸イオン型にした弱塩基性型
    の陰イオン交換樹脂に水を接触させ、水中の塩基成分を
    弱塩基性型の陰イオン交換樹脂の水酸イオンと交換した
    アルカリ性水よりなる毛髪処理用の調整水。
  3. 【請求項3】 交換基を水素イオン型にした弱酸性型の
    陽イオン交換樹脂を充填した陽イオン交換樹脂槽と、交
    換基を水酸イオン型にした弱塩基性型の陰イオン交換樹
    脂を充填した陰イオン交換樹脂槽とを備え、給水配管を
    陽イオン交換樹脂槽及び陰イオン交換樹脂槽の少なくと
    も一方に接続し、温水又は冷水を給水可能に構成すると
    ともに、取出し配管を陽イオン交換樹脂槽及び陰イオン
    交換樹脂槽の少なくとも一方に接続し、水中の硬度成分
    を弱酸性型の陽イオン交換樹脂の水素イオンと交換した
    酸性水及び水中の塩基成分を弱塩基性型の陰イオン交換
    樹脂の水酸イオンと交換したアルカリ性水の少なくとも
    一方を取出し可能に構成した毛髪処理用の調整水の生成
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005112747A (ja) * 2003-10-06 2005-04-28 Kanebo Ltd ジェル状組成物及びその製造方法
JP2005187434A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Kanebo Ltd ジェル状組成物及びその製造方法
JP2006061828A (ja) * 2004-08-26 2006-03-09 Isao Midorikawa 酸性水及びアルカリ性水の製造方法

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